ペペロンチーノ

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ペペロンチーノ - (2017/11/08 (水) 21:00:46) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/11/13(日) 22:56:29
更新日:2024/01/17 Wed 01:55:45
所要時間:約 4 分で読めます




ペペロンチーノとは、パスタ料理の一つ。
ただし、この名前で呼ばれるのは日本だけである。

正式名称は、アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ。
アーリオ=ニンニク、オーリオ=油、ペペロンチーノ=唐辛子。

イタリアの家庭でも一般的に食べられる料理であり、
よほど材料が無い時でも、パスタ、オリーブオイル唐辛子ニンニクは、イタリアのキッチンにはほぼ全て揃っているので作る事が出来る。
それ故に、「絶望のパスタ」と、皮肉を込めて呼ばれる事もある。
また、余りにも簡単に出来るので、イタリアのレストランではメニューに存在しません。そんなもん、自分家で作るっつーのって感じ。
実際に頼むと作ってはくれるが、「お金無いんだな……」と哀れみの目を向けられる。
和食で言えば「猫まんま」とか「卵かけご飯」みたいなポジション。

しかし、材料がごまかしがきかないので、それゆえに調理人の力量と素材選びの眼力が試されるパスタである。
コツとしては、ニンニクは、フライパンが冷たい内に投入して、じっくり火を通そう。
ニンニク料理全てに言えるが、強火だと焦げてしまう(わざと焦がすレシピというのもあるが)

日本では丸ごとの唐辛子を常備していない家庭も多いが、一味唐辛子や七味唐辛子でも代用出来る。

また、食後は確実に口が臭くなるので、大事な商談の前などに食べるのは避けよう。

「ニンニク料理、アルコールその後に、噛むブレスケア!」

↑コンビニで買えるよ。救世主。

以下基本的な作り方

1、パスタをたっぷりのお湯で茹でる。
なるべくデカい鍋にたっぷり水を入れて、塩を一握り「ちょっと多いんじゃねぇ?」って位入れる。必ず沸騰してからパスタを入れるんだぞ。
茹で時間は、パッケージの裏に書いてる茹で時間から一分、引けばok (七分って書いてたら、六分って事だ)。

2、パスタを茹でてる間に、フライパンに、これまた多めのオリーブオイルを引く。無かったらサラダ油でも構わん。この時点で火は点けない。
オイルにスライスしたニンニク、鷹の爪を入れてから点火。好みでベーコンやきのこを入れても良い。
火加減は弱火で、香りが立つまでじっくり煮る。

3、パスタが茹で上がったら、フライパンに投下。こっからは速攻勝負。
すかさず火を強火にして、パスタの茹で汁を、お玉の半分くらいの量を入れよう。
茹で汁の塩分で味を付けるイメージで。
パスタの茹で汁には、溶けた小麦の成分が入っており、
茹で汁をフライパンに入れると、ニンニクの香りと旨さが移った油とパスタが、程良く混ざり合うのだ(乳化、エマルジョンと言う)。
コレをしないと、文字通り[水と油]でパスタと油が馴染まないので口当たりが不味くなる。

完成したら熱い内に食べよう。

間違っても、裸で器械体操をしながら体に盛りつけてはいかん。


「ペロンペロンとペペロンチーノ!」


■余談
あるカップルの初デート時、女の子はとても緊張していた。
そして、イタリアンレストランへ…。

店員「ご注文は何になさいますか?」

男「あ、僕はカルボナーラを。君は?」

女「ペペぺ…。ペロペロチンチーノ下さい!」





追記・修正は、良いベーコンでペロペロ…。 ゴホン、ペペロンチーノを作ってからお願いします( ^ω^)



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