Action Comics: Path of Doom

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Action Comics: Path of Doom - (2017/11/16 (木) 21:14:29) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2017/11/16 (木) 21:14:12
更新日:2024/04/14 Sun 23:18:40
所要時間:約 5 分で読めます




『Action Comics: Path of Doom』は2016年にDCコミックスから出版されたアメコミ作品。
2016年6月から『Action Comics Vol.1』#957~#962で連載された。
脚本はダン・ジャーゲンス、作画はパトリック・ジーカー(#957~#958)、タイラー・カーカム(#959~#960)、スティーブン・セゴビア(#961~#962)。
日本では未邦訳。

DC Rebirthのスーパーマン最初のエピソードの1つ。2人のスーパーマンとドゥームズデイの戦いを描く。
スーパーマンとドゥームズデイの死闘を描いた『Death of Superman』のクリエイターの1人、ダン・ジャーゲンス自らが
新たな2人のスーパーマンとドゥームズデイの戦いを真正面から描いている。
ドゥームズデイとの戦いはシンプルだが謎のクラーク・ケントやミスター・オズの暗躍など後に続いていく伏線も張られている。



【物語】

メトロポリスで立てこもり事件が発生する中、胸にSのマークを付けたアーマーに身を包んだレックス・ルーサーが現れ事件を解決する。
新たなスーパーマンになることを市民に宣言するルーサーだが、彼を信用できないプレフラッシュポイントのスーパーマンが現れ戦いになってしまう。
そんな彼らの前に殺戮生物ドゥームズデイが現れメトロポリスは戦場に変わる。かつて自分を殺した怪物にスーパーマンは挑む。


【登場人物】

  • スーパーマン(クラーク・ケント/カル・エル)
現在の世界とは違うプレフラッシュポイントのスーパーマン。世界を影から守っていたがスーパーマンを名乗るルーサーをテレビで目撃し、
彼を信用できず命を落としたスーパーマンの名誉を守るために世界に姿を見せる。ルーサーに戦いを挑むも突如現れたドゥームズデイと戦闘になる。
当初は単独で挑むも人助けをするルーサーの姿を見て考えを変えある程度信用するようになる。
勝利に焦りメトロポリスに大きな被害を出しながらも、援護に現れたワンダーウーマンの協力もあってメトロポリスから追い出すことに成功する。
しかしドゥームズデイが息子ジョンを狙っていると気づきロイスたちの元に向かい、2人をワンダーウーマンに任せある計画を実行しようとする。

  • レックス・ルーサー
大企業レックス・コープの社長でスーパーマンのライバル。マザーボックスを組み込み胸にSのマークを付けたアーマーと
命を落としたスーパーマンのマントを身に着け、スーパーマンを名乗りメトロポリスの守護者になることを宣言する。
突如現れたプレフラッシュポイントのスーパーマンを偽物と断じ戦うも割って入って来たドゥームズデイと戦闘になる。
スーパーマンを信用せず単独で挑むも大きなダメージを負い、彼の説得もあって戦いを彼に任せ人命救助に奔走する。

  • ワンダーウーマン(ダイアナ)
超人的力を持つアマゾン族の王女。ドゥームズデイに苦戦するスーパーマンとルーサーの元に現れ援護する。
スーパーマンやロイス、クラークといった正体不明の人物たちにも友好的に接する。
ドゥームズデイがメトロポリスから離れるとスーパーマンと共にロイスたちの元に向かい、家族の会話をしている間ドゥームズデイを引き付ける。
しかし圧倒されジャスティス・リーグのメンバーを呼ぶよう提案するが、ロイスとジョンをスーパーマンに任されウォッチタワーに向かう。


≪ヴィラン≫

  • ドゥームズデイ
クリプトンの科学者が生み出した究極の殺戮生物でプレフラッシュポイントのスーパーマンを殺したことがある。
岩のようなものが付いた強靭な肉体を持ち、ありとあらゆる生物を憎み特にクリプトンの存在を憎んでいる。
ルーサーの解決した強盗団に盗み出されており逃亡中に暴走しメトロポリスで暴れまわる。
スーパーマン、ルーサー、ワンダーウーマンを相手に圧倒的パワーを見せるが突如スーパーマンの息子ジョンの元に向かう。
先回りしていたスーパーマンとワンダーウーマンと戦闘になり、ワンダーウーマンを追い詰めるもスーパーマンと一騎打ちとなる。


≪その他≫

  • ロイス・レーン、ジョナサン・ケント
プレフラッシュポイントのロイスでスーパーマンの妻。ジョナサン(通称ジョン)は2人の息子でクリプトン人の力に目覚めつつある。
父と共に引っ越しの準備中にルーサーの姿をテレビで目撃しスーパーマンを送り出す。
その後ドゥームズデイとの戦いをテレビで見守っていたが、ロイスはスーパーマンの死の瞬間を目撃していたため不安に駆られる。
ドゥームズデイがメトロポリスを離れるとジョンを狙っていると気づき家を離れ、途中でスーパーマンとワンダーウーマンと合流する。
そしてスーパーマンと別れの言葉を交わしワンダーウーマンに連れられウォッチタワーに移動する。

  • クラーク・ケント
メトロポリスの新聞社デイリー・プラネットの記者。スーパーマンの正体として世界中に知られているが本人にその意識はなく、
ただの記者として行動し肉体的にも普通の人間と同じで怪我をする。スーパーマンとルーサーの戦いを取材するジミーの元に現れ彼を困惑させる。
ドゥームズデイの戦いに巻き込まれスーパーマンとルーサーとも出会い彼らも困惑させる。

  • ジミー・オルセン
メトロポリスの新聞社デイリー・プラネットのカメラマン。立てこもり事件に居合わせスーパーマンとなったルーサーを目撃する。
その後、スーパーマンとルーサーの戦いを取材していたがスーパーマンとして命を落としたクラーク・ケントが現れ困惑する。
ドゥームズデイが現れるとクラークにスーパーマンとして戦うよう呼び掛ける。

  • マギー・ソーヤー
ゴッサムとメトロポリス双方の街で活躍してきた女性刑事。再びメトロポリスに戻り立てこもり事件を担当する。

  • ペリー・ホワイト
メトロポリスの新聞社デイリー・プラネットの編集長。ジミーの応援に向かうよう呼び掛け、クラークの声を聞き空耳だと思う。

  • ミスター・オズ
緑のローブを身にまとい杖を携えた謎の人物。スーパーマンやその家族をどこかから見守っていたが、手下にある命令を下す。



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