AAA(音楽グループ)

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AAA(音楽グループ) - (2018/12/16 (日) 00:12:05) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/12/16 (日曜日) 00:10:00
更新日:2021/09/20 Mon 20:52:59
所要時間:約 3 分で読めます




AAA(トリプルエー)とは、日本の男女6人によるヴォーカル&ダンスグループである。所属はavex trax。
2000年代前半にavexのオーディションに合格した8人で2005年に結成。以来、一部女性メンバーの卒業があったものの、基本的には変わらず人気を博し続けている。

AAAとは「アタック・オール・アラウンド」の略であり、その通りメンバー全員が歌やダンスのみならず、演技やファッションなど幅広い分野で活躍する。また、本業の音楽面でもバラードからダンスミュージックまで様々な音楽性の楽曲を歌っている。
また、男女混合のダンスグループであるが、これは日本の音楽シーンの中ではかなり稀有な存在であり、特に全員がリードヴォーカルとダンスを兼任するスタイルはほとんどないため、それも人気の理由であると思われる。

◆メンバー


・現メンバー


西島隆弘(にしじま たかひろ)

デビュー当時から一貫して男性サイドのメインヴォーカルを担当。特長はハイトーンボイス。
札幌で別の音楽グループとして活動していたが、avexオーディションに合格し上京、AAAメンバーに選出される。
「Nissy」としてソロ活動も行っており、AAAの実績があるとはいえ最年少、ソロ活動開始から数えて最速でのドームツアー開催を達成している。

宇野実彩子(うの みさこ)

現メンバー唯一の女性で、デビュー当時から一貫して女性サイドのメインヴォーカルを担当。
ソロ活動は2018年開始…と思われがちだが、実はデビュー直後に自身が出演する正直評判のよろしくないハリウッド映画『呪怨 パンデミック』の主題歌を担当していたりする。また、ファッションコーディネーターとしても活躍中。

浦田直也(うらた なおや)

リーダー。デビュー当初からの男性サイドのメインヴォーカル。特長はファルセット。
オーディションに落ちまくっていたところを2002年にASAYANより浜崎あゆみのバックダンサーオーディションに合格し芸能生活をスタート。2009年にはソロ活動もスタートした。また、グループの振り付け担当でもある。

日高光啓(ひだか みつひろ)

メインラップ担当。特長は通りのいい声。
楽曲のラップ詞のほとんどを作詞し、時には他メンバーにもラップ詞を提供することがある。当初は作詞欄にクレジットがなかったが、『MUSIC!!!』『ZERO』より正式にクレジットされるようになった。彼の高速ラップはAAAの華であり名物として人気を博している。実は元ジャニーズJr.。
ヒップホップMC「SKY-HI」としても活動。当初はavexから本人いわく「黙認」されるいわば裏の活動だったが、2010年より正式にこの名義でも活動を始め、現在は日本のヒップホップシーンをけん引する一人にまで昇り詰めている。

與真司郎(あたえ しんじろう)

当初はコーラス担当、2011年頃からはメインヴォーカル。特長はハスキーボイス。
最年少ながら末吉と共にグループのリードダンサーを担っており、浦田と共に振り付けを行っている。また、お洒落担当でもあり、ファッションプロデュースやフォトグラファーとしても活躍。2016年からはカリフォルニアの大学に留学し、勉学とグループ活動を両立している。
ソロ活動開始は2016年。

末吉秀太(すえよし しゅうた)

当初はコーラス担当、2010年頃からはメインヴォーカル。特長は甘い声。
グループのリードダンサーであり、主にアクロバットを担当。デビュー前には別グループで活動していたり、デビュー後にはダンスのプロデュースをしていたりもする。ちなみに、趣味はゲームと漫画とアニメであり、嗜好は完全に「こっち側」だったりもする。
ソロ活動開始は2017年で、ソロ開始がグループ脱退後である伊藤を除くと最後のソロシンガーデビューとなった。
余談だが、メンバーカラーが途中で変更されている(後藤が脱退したためピンクを引き継いだ)。


◆元メンバー


伊藤千晃(いとう ちあき)(2005~2017)

当初はコーラス担当、2009年頃からはメインヴォーカル。
2005年6月、デビュー直前に加入(このため、AAA初披露の『Friday Party』初代PVには登場していない)。2014年にはボーカロイドの音源提供を行っており、そのライブラリ「Chika」が発売されている。音楽活動のかたわら、ファッションコーディネーターとしても活動。
2017年3月、結婚と妊娠を機にグループを卒業。暫くは活動休止していたが、2018年より復帰し、ソロデビューも果たしている。

後藤友香里(ごとう ゆかり)(2005~2007)

コーラス担当。
2005年4月、デビュー直前に加入(このため伊藤と同様AAA初披露の際には登場していない)。
2007年、機能性不正出血を患いグループを卒業。その後は声優としてのトレーニングを積み、2013年には青二プロダクションより声優としてデビューし、小野坂昌也・小林ゆうと共に「EMERGENCY」を結成したが、2017年に引退。現在はAMG MUSIC SCHOOLのトレーナーとなっている。


◆主な楽曲

  • BLOOD on FIRE
デビュー曲。頭文字D(の、黒歴史である実写映画)主題歌。当初は次の『Friday Party』でデビュー予定だったが変更された。
  • 出逢いのチカラ
  • 出逢いのチカラII
  • 出逢いのチカラIII
それぞれ1stアルバム『ATTACK』、3rdアルバム『AROUND』、4thアルバム『deParture』に収録されたシリーズ曲。西島と宇野で歌う。IIは『仮面ライダー電王』の挿入歌にもなった。
  • Let it beat!!
2006年の楽曲。映画版「アキハバラ@DEEP」の主題歌で、初期の代表曲。
  • 逢いたい理由
  • Dream After Dream~夢から醒めた夢~
2010年、当時詐欺事件で謹慎していた小室哲哉が復帰第一作としてプロデュースした楽曲。ちなみにこれらの編曲は声優ソングをよく提供し、fripSideの編曲を担当することもある齋藤真也である。
2012年の楽曲。KONAMI『プロ野球ドリームナイン』テーマソングで、GReeeeNが提供したことで話題になった。日高が平メロ(作詞もナシ)でラップは宇野と伊藤というかなり珍しい構成。
  • 恋音と雨空
2013年の楽曲。Youtubeでは公開されると同時に人気が沸騰し、第55回日本レコード大賞優秀作品賞を獲得した。
  • 笑顔のループ
2018年の楽曲。『NHKみんなのうた』のために書き下ろされた楽曲である。



ちなみに、avex所属のダンスグループということで一見するとリア充向け、アニヲタには全く縁がないグループに見えるが、実際には下記のようにアニメやゲームに対して楽曲提供を行ったことも少なからず存在する。

◆アニヲタでも聴ける楽曲


仮面ライダー電王』オープニングテーマ。後にキャラソンとして関俊彦、遊佐浩二、てらそままさき、鈴村健一が全員と各々のソロで歌うバージョンも発表された。
  • Crash
セガのNintendo DS用ソフト『ワールド・デストラクション』主題歌。男性メンバー5人のみで歌う。
  • ZERO
上記ゲームのアニメ版で使用された楽曲。作詞担当はALI PROJECTの宝野アリカである。この縁で、アニメに與と伊藤がゲスト役で出演した。
  • Heart and Soul
二次元のタイアップではないが、『逢いたい理由』『Dream After Dream』と同じく、声優ソングをよく提供している齋藤真也が作曲・編曲している。
  • Endless Fighters
テレビ東京系ポケモン番組『ポケモンスマッシュ!』第一期ED。この曲は小室哲哉が提供した。
  • Wake up!
『ONE PIECE』で2014年2月より使用されたOP曲。
  • ウィーアー!
  • Next Stage
『ONE PIECE』テレビスペシャルで使用された楽曲。
  • アシタノヒカリ
アニメ版『ワールドトリガー』第二期主題歌。
  • GAME OVER?
  • Distance
セガゲームス「ぷよぷよ!!クエスト」CMソング。
  • Jewel
セガのニンテンドー3DS用ソフト「ぷよぷよクロニクル」CMソング。宇野と伊藤のみで歌い、この縁で2人の声が追加CVとして限定配信された(現在は終了)。


追記・修正は身近にある「AAA」と名のつくものを見つけてからお願いします。

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