姫のためなら死ねる

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姫のためなら死ねる - (2020/12/29 (火) 15:41:34) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/06/08(水) 11:39:44
更新日:2022/04/12 Tue 00:55:11
所要時間:約 5 分で読めます




小さきものは、みなうつくし。
訳:定子様ハァハァ。




まんがライフWINで更新中の4コマ漫画。作者はくずしろ。既刊7巻。
姫と書いて「きみ」と読む。
枕草子の作者、清少納言とその主君である藤原定子を中心とした宮中の人々の愉快な日常を描いたギャグ作品。


●あらすじ
宮廷文化花盛りの平安時代。
清少納言は、そんなのお構いなしに藤原定子を溺愛していました。
(単行本一巻帯より抜粋)


●登場人物

  • 清少納言
枕草子の作者。この作品では27歳くらい。
ヒキニート生活を満喫していたが、友人からの勧めで中宮定子の家庭教師の面接を受けに行き、定子に一目惚れ。
無事採用されてからは自分の理性と戦いつつ定子の愛らしさに悶え、そのことごとくを日記(枕草子とは別冊)に書き綴る日々を送っている。
古今集を完全に暗記しているなど教養は極めて高いが、作中その聡明さが活かされる場面はほとんどない。
定子が可愛すぎて頻繁に吐血する。
容姿と外面はいいので無駄にフラグを建てている。
普段はひ弱だが酔うと超人と化す。


  • 藤原定子
藤原道隆の娘。この作品では13歳くらい。
自分のためだけの女房(女官)が欲しいと思い、母親の「字は嘘をつかない」という言葉から、希望者の中で一番字が綺麗だった清少納言を家庭教師として雇い入れる。
容姿、心の美しさは宮中一とまで言われるほどの純真可憐なお姫様。それ故の天然気味な発言や仕草で清少納言をある意味苦しめる。
清少納言を慕うが、彼女の変態的な愛情には気づいていない。


  • 弁官
清少納言の幼なじみで定子の母親付の女房。30歳くらい。
ニートだった清少納言を心配して宮中での仕事を紹介した。
その後は清少納言の人間関係や変態加減、定子の貞操などを心配する毎日を送る作中随一の苦労人で常識人。
女官なのに刀や弓を扱え、それらで激しいツッコミを入れることも。


  • 藤原彰子
定子の従妹で藤原道長の娘。この作品では12歳くらい。
自分の家庭教師である紫式部が大好き。定子を姐様と呼んで慕うが清少納言のことは気に入らないらしい。
軽いヤンデレで、紫式部が自分以外の人間のことを考えることも許さない。


  • 紫式部
藤原彰子の家庭教師。この作品では24歳くらい。
垂れ目、巨乳、ウェーブヘアなエロい姉ちゃん。
S(少し)F(不埒な)小説、源氏物語の作者。
大人の魅力と機転でフリーダムな彰子を上手く抑えている。
清少納言をライバル視しているが、当の清少納言は定子以外に興味がないので適当に扱われ、その態度に更にライバル心を燃やすスパイラル。
胸のサイズは不埒のF。
倫子に仕えていた頃は絶賛中二病だった。


  • 紅式部
定子付の女房で清少納言の同僚。
清少納言に好意を持っているが素直になれずに暴言を吐き後で自己嫌悪に陥る。つまりツンデレ。
弁官の計らいで清少納言と相部屋になってから本人的にいろいろ大変な毎日。


  • 藤原道隆
定子の父親。
清少納言がアレなのでよく定子達の様子を窺い(壁越しに声を聞き)に現れる心配性なパパ。
定子が心を許せる相手が出来たのは純粋に嬉しいらしく、一応は清少納言を信用している。でも定子が自分より清少納言に懐くのが悲しい。
若干空気。


  • 藤原道長
藤原彰子の父親。道隆の弟。
兄とは違い、彰子と紫式部の関係には寛容、というか楽しんでいる節がある。
プレイボーイ。史実の道長よりは光源氏に近い。
空気その弐。


  • 藤原貴子
定子の母親、つまり藤原道隆の妻。そして弁官の主である。
清少納言が採用される決め手「字の綺麗な者を採用するとよい」を定子に教えた張本人。
外見は母娘らしく多少の差異はあるが定子とよく似ている。
非常に茶目っ気の多い人物で弁官や定子をよくからかう。
娘の定子がなついている清少納言に興味をもつ。

彼女の登場で道隆の影がさらに薄k(ry


  • 藤原倫子
名前の読みは「のりこ」。
道長の妻で彰子の母。彰子をそのまま成長させたような容姿をしている。
内面的にも彰子と似てなかなかのフリーダム。嫉妬に駆られて武器を出すあたりとか。
貴子が大好きで少納言や弁官をライバル視している。
紫式部の以前の雇い主。


  • 主上
定子の夫。後の一条天皇。
ツインテールのような髪型でかなりの美少年なので女の子にしか見えない。というか作中で性別が明言されてないからもしかするかもしれない。一人称は僕。
定子を愛してはいるようだが素直になれずすれ違ってばかり。その隙に少納言が定子と親しくなっていたので少納言を敵視している。
歴史上、定子の没後に彰子を后とするはずだが彰子からは「権力で姐様を奪った」として嫌われている。
ややアホの子。


  • 椿
主上付きの女官。
常に冷静沈着で定子絡みで少納言に嫌がらせを企む主上を止めることもある。主上をからかって遊んでいる節もある。貴子とは別ベクトルに掴みどころのない人物。
NINJA。







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