Cell(学術誌)

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Cell(学術誌) - (2019/10/21 (月) 17:54:59) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2010/03/11(木) 11:57:03
更新日:2023/02/08 Wed 14:20:55
所要時間:約 2 分で読めます




セルはアメリカのセル出版(エルゼビア社傘下)が発行している、1974年創刊の生物学に関する隔週刊の学術雑誌である。

Cellとは細胞の意。

公開から12か月が過ぎた内容は無料で利用可能となっている。

『三回論文が載ればノーベル賞が見える』と言われる程の権威ある雑誌である。



2007年9月7日付の同誌の表紙を荒木飛呂彦が描いたことでも有名。

これは、瀬藤光利・生理学研究所助教授(三菱化学生命科学研究所グループリーダー兼務)らの成果をイメージしたもので、
神経伝達物質が異常に放出するのを抑えるため、“壊し屋タンパク質(SCRAPPER)“が、破壊すべきタンパク質RIM1(赤い円盤形のもの)を攻撃し、
ユビキチン(小さいハート型のもの)を付加することで分解に導く様子を擬人化して表現したもの、との事である。

『Cell』の表紙は、これまで細胞やDNA、脳のイメージなど、”いかにも学術誌らしい”表紙が使われてきており、
海外の著名な学術誌の表紙を、日本の漫画家が描くのは極めて異例だという。



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