アナザースペース(ウルトラシリーズ)

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アナザースペース(ウルトラシリーズ) - (2024/04/02 (火) 09:07:20) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2012/03/20(火) 13:07:44
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&font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます

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ウルトラシリーズにおいて、[[マルチバース>マルチバース(ウルトラシリーズ)]](多次元宇宙)の中に存在する宇宙の一つ。
主に『ウルトラマンゼロ』シリーズで舞台となる。


各惑星から採掘される「エメラル鉱石」と呼ばれる資源を要に発展した宇宙。
鉱石の持つ膨大なエネルギーが文明を支え、惑星間の航行や、惑星の開拓が身近なものとして行われている。

だが平和だったこの宇宙も、別次元である[[M78>M78星雲・光の国]]の宇宙から[[ウルトラマンベリアル]]が現れたことで戦乱に覆われてしまう。
しかし[[ウルトラマンゼロ]]の来訪を機に、種族を越えて協力し、共に危機に立ち向かうという変化がもたらされていく。

この宇宙の太陽はディファレーター光線を含んでいないため、
M78ワールドのウルトラマンはエネルギーを急激に消耗し回復手段が少ないため、再変身も基本困難。
ベリアルやゼロのように別のエネルギーでの補給があれば問題はないが。
 


***【主な場所・惑星】

&bold(){◆惑星エスメラルダ}
星そのものが純度の高いエメラル鉱石でできた美しい惑星。
エスメラルダ王家がこの星の民を治めており、王家の血統はその体にもエメラル鉱石の力を宿している。


&bold(){◆惑星アヌー}
開拓民がキャラバンで暮らす惑星。
ゼロはこの星の青年ランと一体化し、彼の弟であるナオを守ることを約束する。
割と辺境っぽいこの星でさえ地球目線で見ると大規模な宇宙艦隊を有している。


&bold(){◆隠れ宙域}
炎の海賊が根城にしている場所。
スペースニトロメタンの宇宙塵で形成されている。


&bold(){◆鏡の星}
宇宙に浮かぶ巨大な鏡の中にある惑星。
結晶のような姿をした二次元人が住むが、彼等は外界の出来事に対し干渉することを避けている。
この星に守護神と秘宝が祀られた「バラージ神殿」が存在する。
アイアロン率いるベリアル軍の攻撃で破壊されてしまったが、住人の多くは脱出していたようで艦隊で決戦に参加している。


&bold(){◆マイティベース}
エスメラルダからの技術提供によって完成した、ウルティメイトフォースゼロ(以下UFZ)の&bold(){ひみつ基地}(原文ママ)。
光の国の宇宙警備隊本部を参考にしており、よく似た外観をしている。言い出しっぺが光の国出身者なのである意味当然と言えば当然か。
『ウルトラゼロファイト』第二部にて唐突に初登場、崩壊、再生と忙しいデビューを果たし、現在もUFZの拠点兼『ゼロファイト』のピグモンの自宅として活躍中。


なお、この次元にはおそらく地球は存在せず、その代わり複数の惑星に「地球人そっくりな種族」が存在している。
 


***【関連勢力・キャラクター】

&bold(){◆[[ウルティメイトフォースゼロ]]}
ゼロがこの宇宙で出会った仲間達([[ミラーナイト]]・[[グレンファイヤー]]・[[ジャンボット>ジャンバード/ジャンボット]])と結成した、「この宇宙の宇宙警備隊」。
現在はジャンナインも加わった5名体制でアナザースペースの平和維持活動を行っている…が、
&font(l){客演の都合}他の宇宙の人々やウルトラマンの都合でゼロ不在となることも多い。
また戦闘メンバーではないが、ピグモン(詳しくは後述)も事実上のメンバーではある。


&bold(){◆[[ベリアル銀河帝国軍]]}
ベリアルがこの宇宙で築いた帝国。
アナザースペースを拠点にし、全宇宙の制覇を目論む。
現在は映画やゼロファイトを経て規模を大幅に縮小し「ベリアル陛下とダークネスファイブ」としてなんやかんややっているようだ。


&bold(){◆[[エメラナ・ルルド・エスメラルダ]]}
惑星エスメラルダの王女。
UFZのメンバー達と密接に関わる、ヒロイン的存在。


&bold(){◆ピグモン}
ゼロが怪獣墓場で救い、後にマイティベースで保護することになったピグモン。
モロボシ君(モッ君とも。由来は[[言わずもがな>ウルトラセブン]]だろう)、ピーちゃん、有機生命体8号など様々な名前をつけられそうになるが、
結局どうなったかは後日談の段階でも不明。


&bold(){◆炎の海賊}
戦艦アバンギャルド号を駆る[[宇宙海賊]]。
ベリアル軍に反旗を翻し、エメラル鉱石を奪還する戦いを続けている。


&bold(){◆[[ウルトラマンノア]]}
この宇宙の伝説に残る守護神。
秘宝「ウルティメイトイージス(バラージの盾)」を守る。
 


***【シリーズでの登場】

&bold(){◆[[ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国]]}
設定として初登場。
光の国を襲撃したダークロプスに、M78宇宙にはないエメラル鉱石が使われていた為、
ゼロは発せられていたマイナスエネルギーを逆探知してこの宇宙へ辿り着く。
ベリアルがこの宇宙に危機を陥れていると知り、旅で出会う仲間達とともに戦いを繰り広げる。


&bold(){◆[[ウルトラマンゼロ外伝 キラー ザ ビートスター]]}
前回の戦いから一年後、ゼロが故郷に帰らずこの宇宙に定住していたことが判明。
別次元を渡る人工天球がこの宇宙に現れ、ジャンボットとエメラナを連れ去った事から今作の物語が始まる。


&bold(){◆[[ウルトラマンサーガ]]}
序盤でゼロとベリアル軍残党の戦いが行われる。
その最中、ゼロは助けを求める謎の声を聞き、次元を越えて地球へと向かった。


&bold(){◆ウルトラゼロファイト}
第二部にて、UFZとダークネスファイブの戦いの舞台となる。


※[[ウルトラマンジード]]
テラー・ザ・ベリアル軍と宇宙警備隊の全面戦争「オメガ・アーマゲドン」は、
M78ワールドだけでなくアナザースペースも巻き込まれていたことが超全集で判明。


&bold(){◆[[劇場版 ウルトラマンジード つなぐぜ! 願い!!]]}
アナザースペースにも[[ギャラクトロン]]が多数現れており、ウルティメイトフォースゼロによって倒された。
映画本編で登場したのは3体だったが、グレンが愚痴をはくほどすでに大量に表れていた様子。



***【余談】
このアナザースペースは、ゼロとミラー、グレン、ジャンといった往年の円谷特撮のオマージュヒーローを邂逅させ、
昭和当時のクロスオーバー構想「銀河連邦」((円谷作品のヒーロー達は同じ世界観で協力関係にあるというもの。ちなみに、よく勘違いされるがウルトラマンAのOPの一節は「銀河連峰」である。))を実現させるために設定された宇宙である。

さらに『ベリアル銀河帝国』のパンフによれば、ゼロとウルトラマンノアが対面したことで、
映画『[[ULTRAMAN>ULTRAMAN(映画)]]』やTVシリーズ『[[ウルトラマンネクサス]]』で描写された「ULTRA N PROJECT」の設定と、M78ウルトラの設定が初めて映像作品でリンクしたという。
&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){ギャラクシークライシスのせいで大怪獣バトルにスペースビースト出てなかったっけ?}}}

当初はアナザースペースがNプロ世界なのか明確に設定はしていなかったらしく、アベ監督は「そうだったら素敵なことだと思う」とインタビューで語っていた。
後の書籍では別の世界であると明記されているが、一方でゼロ10周年イベントで語られた監督の続編構想では、惑星エスメラルダの地下には数万年前の過去に繋がる鏡があり、ウルティメイトフォースゼロがそれを使用して飛んだ先はスペースビーストの闊歩する地球=『ウルトラマンネクサス』の世界である……というエピソードがあるとのこと。((また、2017年の「ウルトラムービー大決戦〜私のウルトラマン〜」におけるリバイバル上映時のトークで「エスメラルダは『ネクサス』における地球である」と明言されている。))




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- ここの二次元人達はミラーマンの二次元人と同一なのだろうか?  -- 名無しさん  (2015-01-27 22:19:08)
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