黒王号(北斗の拳)

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黒王号(北斗の拳) - (2018/08/14 (火) 01:13:04) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2011/08/28(日) 20:59:23
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&font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます

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#center(){
&font(#ff0000){「ケンシロウ、貴様ごとき黒王号の上で充分だ!!」}

&font(#0000ff){「ラオウ!そんな駄馬の上でこの俺には勝てんっ!!」}
}


黒王号とは、[[北斗の拳]]に登場する[[ラオウ>ラオウ(北斗の拳)]]の愛馬。

[[ジャギ>ジャギ(北斗の拳)]]のG-MAXや[[サウザー>サウザー(北斗の拳)]]の聖帝バイクなどの乗り物が(文明が衰退したはずなのに)闊歩する世紀末の世において、
ラオウはこの[[馬]]以外の乗り物に絶対に跨がる事はなかった。


◆概要
普通の馬に比べてとても大きく、&bold(){蹄が象並にある}。毛色は黒鹿毛かもしくは青毛で描写される。

その巨体に相応しく馬力も強く、身長200cm、体重100kgを軽く越える体格を持ち、そこへさらに鎧兜を身につけたラオウが乗っても軽々と走り回れるほど。
その上非常に賢いというか気難しく、ラオウや[[ケンシロウ>ケンシロウ(北斗の拳)]]などの一部の実力を認めた者以外にその背を許す事はなく、
[[モヒカン]]はラオウが手を下すまでもなく黒王が踏み潰してTHE ENDである。

作中でも人間を14人も踏み殺している(アニメではもっと多い)。
逆に一度認めた漢には馬ながら敬意を評し、己を乗りこなした[[ジュウザ>ジュウザ(北斗の拳)]]の骸を真っ先に葬ろうとしたこともある。
 

まさに名馬と呼ぶに相応しいが、何故か騎乗してむしろ有利のはずなのにラオウにとっては黒王号に乗ったままの戦闘は手加減であり、
ケンシロウも冒頭のように駄馬呼ばわりしている……。

しかし賢いが故に空気が読める馬なので%%そうでなければ頭が悪いことになる%%、気難しい割にこの扱いに不満は見せず、後にケンシロウを主と認めて乗せていた。


◆作中での活躍

[[レイ>レイ(北斗の拳)]]の前に、初めてラオウが現れた際に一緒に登場。ラオウはレイを黒王の背から降りる事なく瞬殺した。

その直後のケンシロウとの戦いでも、ラオウを背に乗せたまま天高く飛び上がり、その桁違いのパワーを見せつけた。
この時、ケンシロウは特に何もしてない黒王を殴ってる
この戦いでラオウは膝をつきそうになるほどまで負傷し、部下たちはその姿を見て逃げ出してしまうが、唯一黒王だけはラオウから離れる事はなかった。

その後もラオウの移動手段と重宝され、最終決戦の前には単身でケンシロウをラオウの待つ北斗練気闘座まで送り届ける。

そしてラオウが天に還った後、ケンシロウとユリアを背に乗せ、共に安住の地を求めて旅立った。


ここで出番は終了…する事はなく、第二部の帝都編においてもケンシロウの愛馬として登場。
なにが原因かは不明だが片目を失明しているらしく、赤い布を巻かれていた。
以前ケンシロウに殴られたのが原因だろうか。
 
劇中で背に乗せたのはラオウ、ジュウザ、ケンシロウ、バット、リン、ユリア。
バットは修羅の国編クライマックスで、割と唐突に黒王に乗って現れた…ように見えるが、
第一部でリン共々乗った事があるので黒王もそれを覚えていて背を貸したと思われる。

第三部の最終盤、ケンシロウの七つの傷が発光し記憶を失う謎の異変の直前にケンシロウの呼びかけに答えなくなり目を閉じて動かなくなるのが最後の出番。
立ったまま死亡したかのような描写だが……。

ケンシロウやラオウなどの人間キャラに隠れがちだが、この馬もまた、北斗の拳という作品を象徴する上では欠かせないキャラクターである。

それを示すかのように、「ぱちんこCR北斗の拳」では、北斗三兄弟である[[トキ>トキ(北斗の拳)]]を差し置いて「剛掌 黒王Ver」が作られている。

ちょいちょい大きさが変わるとか言っちゃいけない。


◆その他の媒体
FCの北斗の拳4(クソゲー)では原作終了後の世界にもかかわらず、何故か平然と登場する。
しかもルーラ扱い。風丸よりは強いと思うんだが。

同じくSSの北斗の拳(歩くクソゲー)でも登場。こちらも原作終了後の世界観。
何故か黒王号存命なのにも関わらず歩くケンシロウ一行。
名前貸ししてないでちゃんと監修しろよ武論尊。


ちなみにラオウとの出会いはラオウ外伝より
黒王谷にて負傷した仔馬を庇いながら虎二頭と戦い続けていたが、ラオウは虎を殺し仔馬を安楽死させた。
しかし、黒王からしたら仲間を殺されたわけだからラオウは敵である。
ラオウを蹴飛ばし残った虎を仕留め、ラオウに近づく…仇を取るために。
しかし、ラオウに王の覚悟、ラオウの覇業に理解を示し、ラオウに背中を貸すことを承諾し、千頭の呼び寄せ連れて行けと…ラオウ自身も共に戦うことを承諾した。


また、ユリアが死んだ(厳密には死んでいない)と報告を受けた時に唯一内心を打ち解けた存在でもある。

そういう誓いもあってかジュウザに黒王を奪われたときは車があったとしても拒否するほど。

後付けといわれたらそれまでだが…
 

北斗無双でもラオウの奥義で呼び出せる
黒王で走ってるだけで、まるでゴミのように敵が死んでいくので楽である
段差は飛び越せ無いけどな!

『[[Jスターズ ビクトリーバーサス]]』でもラオウに付き従い登場したが、別にシナリオには絡まない。
[[両津勘吉]]には競走馬にされそうになり、[[めだかちゃん>黒神めだか]]にはすくみ上っていた。
ちなみにめだかちゃんは「あんな可愛い馬にまで嫌われるとはな」と哀しんでいたあたりやっぱり大物である。胸のサイズではなく。


◆余談
実は小さくなっている時の黒王号ぐらいのサイズの馬ならば現実にも存在する。
流石にラオウや黒王号と違って、空気を読んで自在にでかくなったりはしないだろうけど(モヒカンの2.5倍くらいの体高には余裕でなれる)。



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- Gガンダムの馬も似たようなのがあったな  -- 名無しさん  (2013-11-27 22:34:36)
- ばんえい馬のサイズだな。 ただ北斗の拳の舞台が日本だとしたら、1000の馬を率いてた描写から見ると栗東か美浦のサラブレッドの可能性もあるww  -- 名無しさん  (2013-11-27 22:40:47)
- ダルマホースが黒王号と呼ばれてたwww  -- 名無しさん  (2013-11-28 00:31:17)
- ゼノンコミックス版にて作者完全描き下ろしエピソードにて、黒王が片目を失明した理由が明かされるというが…  -- 名無しさん  (2014-04-17 22:19:13)
- Jスターズでは黒神めだかに怯んだらしい。めだかちゃんマジぱねぇ  -- 名無しさん  (2014-04-17 23:14:55)
- 左目が潰れた理由は、『北斗の拳 -LAST PIECE-』でジュウザの遺児ショウザとともにX郡都軍と戦った際に受けた矢傷が原因  -- 黒王号  (2014-12-24 15:57:27)
- こんなのがたくさんいる試されすぎた大地、北海道  -- 名無しさん  (2016-06-23 13:06:14)
- めだかの動物避けは黒王にも通用するのか……。  -- 名無しさん  (2016-06-23 13:14:09)
- ということは、めだか>黒王号!?  -- 名無しさん  (2016-11-27 09:50:18)
- バットは修羅の国編で唐突に黒王に乗った扱いだけど、ぶっちゃけ第一部の終盤でケンシロウと一緒に乗ってるから黒王それ覚えててケンシロウの元に駆けつけようとするバットに背を貸したんじゃなかろうか。  -- 名無しさん  (2016-11-27 10:09:55)
- もしかしたら、決戦の前にラオウから、『俺はもしかしたら、明日の決戦でケンシロウに負けるかもしれん。そのときは、ケンシロウを新たな主として仕えよ』と言われていたのかな。  -- 名無しさん  (2017-01-15 18:14:19)
- 「花の慶次」の松風の子孫、という説も。  -- 名無しさん  (2017-11-27 00:07:56)
- ↑(一番上)風雲再起は一応普通の馬だぞ?モビルホースに乗って戦えるが。  -- 名無しさん  (2018-01-07 14:41:09)
- 徒士と騎兵なら騎兵の方が有利だろうが、仮にも北斗神拳伝承者のケンシロウ相手に馬上が有利とは思えない。そのスピードで翻弄しようにもすぐ追いつかれそうだし。後、高く跳び上がったシーンだが、あれは跳んだ後ラオウがさらに闘気を地面に放って加速したと思ってたわ(ちなみにケンシロウは自力で跳んだと思ってた)。  -- 名無しさん  (2018-08-14 01:13:04)
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