グレイ・フルバスター

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グレイ・フルバスター - (2019/02/18 (月) 19:14:48) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2011/11/05(土) 20:27:39
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます

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#center(){&font(#0000ff){…勝手にしやがれ!}}




「[[FAIRY TAIL]]」の登場人物。

CV:[[中村悠一]]
年齢:18歳(初登場時)→19歳(第2部)→20歳(第3部)→21歳(最終回)
所属ギルド:「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」
好きな物:面白いこと
嫌いな物:ナツ

*◆概要
右胸にギルドの紋章がある青年魔導士。作者公認の美男子。タレ目。

ギルドの中では比較的古株で、[[ナツ>ナツ・ドラグニル]]や[[エルザ>エルザ・スカーレット]]よりも先に加入した。
あの世代でグレイより先に加入しているのは判明している限りだとカナだけである。
生きていれば大陸最強クラスの魔導士である「聖十大魔道」に選ばれていただろうと言われている実力者ウルに魔法を教わっていて、
その影響で&bold(){&font(#0000ff){氷の造形魔法}}を使用している。
加入したてのルーシィ曰く「似合わない」らしい。

ぶっきらぼうな性格だが、勘が鋭く他人の感情の変化にも敏感。そのためエルザのトラウマには誰よりも早く察知していた。
だが恋愛沙汰には鈍感らしく、[[ジュビア>ジュビア・ロクサー]]が自分に恋していることにはしばらく気付かなかった。
ちなみに、[[ルーシィ>ルーシィ・ハートフィリア(FAIRY_TAIL)]]は結構好みのタイプらしい。
なお、原作の登場当初はキャラが固まっておらず喫煙したりしていた(アニメではカット)。

上記のようにナツとは犬猿の仲だが、心底大嫌いというわけではなく、度々共闘している。
もちろん喧嘩することも多いが、エルザの前では絶対にしない。
作者曰く「&bold(){一応}男前のキャラ」らしいが、「地味で目立たない」とのことから動かしにくいらしく、
最近は空気化が懸念されている(…とか言ってたら第3部でどえらいことになっちゃったよオイ)。
ついにエドラスでは[[ウェンディ>ウェンディ・マーベル]]にその点を指摘されてしまった。


どうにも&bold(){服を無意識に脱いでしまう癖}があり、ギルドの仲間たちからよく指摘されている。
これはウルとの修行時に身に着いた癖で、&bold(){「自然を扱いたければ自然と一体になるべき」}と下着姿で修業をさせられていたからである。
だから氷の魔導士=脱ぎ魔というわけではない。ないったらない。(ウェンディ外伝『ブルー・ミストラル』でネタにされている)

漫画『アイストレイル 氷の軌跡』では主人公を務め、ウルとの別れの後、妖精の尻尾に加入するまでの描かれなかった物語が掘り下げられている。




*◆魔法について
使用するのは&bold(){&font(#0000ff){氷の造形魔法}}。

造形魔法には動物などの生き物を造る「動」と武器などの物体を造る「静」の二種類があり、グレイは後者。
生成した氷を盾、槍、城壁、戦斧などの武器や物体に変形させて戦闘を行う。

例として、

花のように広がる盾を造る「&bold(){&font(#0000ff){ &ruby(シールド){盾}}}」
手から無数の氷の槍を飛ばす「&bold(){&font(#0000ff){&ruby(ランス){槍騎兵}}}」
辺り一面の床を凍らせる「&bold(){&font(#0000ff){&ruby(フロア){床}}}」
巨大なハンマーを作って落下させる「&bold(){&font(#0000ff){&ruby(ハンマー){大槌兵}}}」
氷の檻である「&bold(){&font(#0000ff){&ruby(プリズン){牢獄}}}」
氷の斧「&bold(){&font(#0000ff){&ruby(バトルアックス){戦斧}}}」
氷の壁を造る「&bold(){&font(#0000ff){&ruby(ランパード){城壁}}}」
氷の爪付き鎖を造る「&bold(){&font(#0000ff){&ruby(ひそう){飛爪}}}」
氷の大鎌「&bold(){&font(#0000ff){&ruby(デスサイズ){大鎌}}}」
氷の大槍「&bold(){&font(#0000ff){&ruby(グングニル){戦神槍}}}」

などがある。


他にも

「&bold(){&font(#0000ff){&ruby(アイスゲイザー){氷欠泉}}}」
「&bold(){&font(#0000ff){氷刃・七連舞}}」
「&bold(){&font(#0000ff){&ruby(アイスキャノン){氷雪砲}}}」
「&bold(){&font(#0000ff){&ruby(アイスブリンガー){氷魔剣}}}」
「&bold(){&font(#0000ff){&ruby(コールドエクスカリバー){氷聖剣}}}」

といった氷系の大技も使える。


*◆生い立ち
彼が師匠であるウルに出会ったきっかけは、幼い頃に厄災の悪魔「&bold(){デリオラ}」によって故郷を滅ぼされたという出来事。その時に家族を失ってしまう。
そこから兄弟子のリオンとともにウルの元で修業を続けていった。
ある日、デリオラの目撃情報を聞いたグレイは憎悪に突き動かされるままデリオラの元へ赴き勝負を挑むが、全く歯がたたず一蹴されてしまう。
何とかウルの介入によって死は免れたが、彼女はその過程で左足を失う。

そしてウルは、術者の肉体を氷に変えて対象者と共に永久に封じ込める魔法「&bold(){&font(#0000ff){&ruby(アイスドシェル){絶対氷結}}}」を使ってデリオラの封印に成功するも、
これが原因でウルを心底慕っていたリオンとの間に確執が生まれてしまう。

リオンと喧嘩別れした後に、彼女が言い残したとおり「西」に向かう。
公式番外編漫画『ICE TRAIL-氷の軌跡-』では妖精の尻尾に至るまでの道のりが描かれ、
妖精の尻尾に着く前に[[ギルダーツ>ギルダーツ・クライヴ]]に命を救われたことが判明した。
この頃から義理堅く正義感の強い性格だが、やっぱりかなり意地っ張りだったようだ。
まだ本編に比べると精神的にも肉体的にも未熟であるが、それでも闇ギルド相手に一人で立ち回ったり
ギルダーツの助太刀があったとはいえ怪獣を倒したりとなかなか健闘している。%%主人公補正と言った奴は全裸で雪山10周%%
また、最終回では原作で少し触れられた[[マカロフ>マカロフ・ドレアー]]に絶対氷結のことを質問するシーンが掘り下げられている。


時は流れ、ガルナ島でリオンとの確執が表面化し、デリオラ復活を目論むリオンとその仲間たち(旧「蛇姫の鱗」)と交戦するも何とか撃破。
リオンとの確執も和ぎ、&ruby(オラシオンセイス){六魔将軍}との戦いでは共闘した。


以下、ネタバレ

























デリオラが生んだ因縁はガルナ島の一件だけではなかった。
&ruby(タルタロス){[[冥府の門>冥府の門〈タルタロス〉]]}編では、死んだはずのグレイの父、シルバー・フルバスターが冥府の門に所属していた。

実はデリオラはグレイの故郷を襲った後、「悪魔の姿では不便」という理由でシルバーの体をパクっていた。
そのあとにウルに氷漬けにされ、ガルナ島で解凍するも生命力を奪われ、倒された。

しかし、マルド・ギールと契約していたのか、ヘルズ・コアで再生。
つまりデリオラとの因縁は終わっていなかった。
上記の件の反省を生かし、氷の滅悪魔法を体得していたため、グレイの氷は食われて効果がない。シルバーの氷を利用する戦法も「食えないだけで耐性自体はある」ために有効打とならず、&ruby(アイスドシェル){絶対氷結}の行使を考えるところまで追いつめられてしまう。
しかし、ナツの言葉を思い出し、絶対氷結を使うと思い込んでいたシルバーの隙をついて&ruby(ヴァンブレイス){魔王の前腕甲}で倒した。

そんなシルバーは終始、人間の姿で戦っていた…


以下、さらなるネタバレ











デリオラは結局ガルナ島の一件で死んでおり、シルバーはデリオラを&bold(){名乗っていただけ}で、紛れもなくグレイの父親その人。
シルバーは九鬼門の一人・キースの呪法「&ruby(ネクロマンサー){死人使い}」で死人として復活していた。滅悪魔法はデリオラらゼレフ書の悪魔に復讐するために、&bold(){復活後に習得したもの。}
真相をシルバーから聞き、とどめを刺すよう言われるがグレイはこれを拒否、短いながらも親子としての時間を過ごした。

キースが倒され、シルバーが消滅する直前に氷の滅悪魔法を譲り受け氷の&ruby(デビルスレイヤー){滅悪魔導士}となり、父の思いを継いでENDを破壊することを誓う。
その後、テンペスターを瞬殺してガジルの窮地を救い、冥王マルド・ギールと戦うナツとスティング達に合流。
ナツと共にエーテリアスフォームとなったマルド・ギール・タルタロスを撃破するも、ENDの書は突如現れた[[ゼレフ>黒魔導士ゼレフ]]に持ちさられてしまう。


「妖精の尻尾」解散後はとある村で&bold(){ジュビアと二人暮らし}をしていた。
エルザが持ってきた情報により彼女と協力し、ナツたちが訪ねた頃にはゼレフを信仰する黒魔術教団を壊滅させるべくスパイとして潜入していた。(ジュビアは巻き込まないように村に置いてきている)
その後、「妖精の尻尾」再結成と「ある出来事を防ぐ」目的で教団を襲撃してきたナツ&ルーシィと再会。
教団メンバーの前もあり闇堕ちしたように振る舞い、その後教団に捕まったナツとルーシィを助け出しエルザと共に全てを話す。
そして再結成した最強チーム+ジュビア+ウェンディ&シャルルと共に黒魔術教団メンバー全員を倒し壊滅させ、仲間達と共に「妖精の尻尾」を再建する。
余談だがこの時「エルザと密通していた」と言う情報が独り歩きし
&bold(){「ジュビアと結婚してガキこさえたくせに裏ではルーシィを愛人に囲いエルザとも浮気していた」}という根も葉もない噂が広まっていたとか…。
%%安藤裕行の漫画じゃないんだから%%


しかし[[アルバレス>アルバレス帝国]]編において。
敵の手に落ちた「妖精の尻尾」の奪還の最中でスプリガン12の一人・インベルの魔法と策略によりジュビアと殺し合いを強いられることになり、互いに抵抗したことで二人そろって&bold(){自刃}することとなる。
グレイ自身はジュビアが密かに習得していた&ruby(ウォーターメイク){水造形}・&ruby(ブラッド){血}により一命を取り止めるものの、ジュビアを失ってしまう。&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){と思っていたら、後で駆け付けたウェンディによりジュビアも辛うじて一命を取り止める。よかったね。}}
ジュビアを失った悲しみと怒りを糧にインベルを撃破するが、その後彼の口から暴露された情報により、ついにENDの正体を知ることとなる。
それだけならまだ付き合いの長さと人格面から「そんなことはない」と否定できたかもしれないが、
その直後によりによってENDとして覚醒したナツと遭遇。ナツ=ENDであることの確信に至ってしまい、戦闘を開始してしまった。
マカロフの妖精の法律発動後も止まることなく戦闘を続けていたが、エルザの身を挺した制止とマカロフの遺言、
ルーシィ・ジュビア両名の生存が判明したことで戦闘を停止、安堵し意識を失った。

治療の最中、ゼレフを殺せばナツ(END)も死ぬことを知ってしまい、ユニバースワンの解除で大陸が戻る最中、
単身で「妖精の尻尾」にて待ち受けるゼレフと対峙。
その際、ゼレフ自身から12の誰も知らない戦争の真の目的とフェアリーハートの力の詳細を聞かされ、
ナツの怒りを引き出すための要因として殺すことを宣告される。
それに応戦するが、友であるナツを救うためにゼレフを殺さずに倒すことを決意。
黒魔術教団潜入時期に会得した&bold(){消失属性}を付加させ、従来の数百倍の威力となった絶対氷結(アイスドシェル)にて、
自身の存在の消失と引き換えにゼレフを封印する。
・・・が、その直前に駆けこんで来たナツによって寸での所で阻止される。
両親や師を失った悲しみと憎しみの矛先をEND(ナツ)に向け、挙句感情に流され殺そうとしてしまったことで自分はギルドにいる資格が無いと吐露するが、
逆にナツからも「(殺そうとしたのは)お互い様だろ!」と返され、涙ながらに自分を友達と言うナツに説得される。

そしてナツがゼレフとの戦いに向かった際には、END魔導書の書き換えを行うルーシィに協力し、
魔力の過剰使用により高熱にさいなまれるルーシィの発熱を氷魔法で軽減。
ルーシィにより魔導書は書き換えられ、ENDは悪魔ではなく「ナツの肉体の器」に成り果て、遂にナツはゼレフを完全討滅させるに至った。




停戦から1年後、ルーシィの小説家デビュー式典にはグレイを含めた妖精の尻尾メンバーがこぞって参加。
悪酔いして誰かさんから移された脱ぎ癖を発揮するジュビアを止めに入るグレイであったが、
先の大戦の忌まわしき腹切り傷が彼女の体に残されているのを見て、ある言葉を漏らした。


ここではあえて、その内容は書かない。真相はぜひ、皆様の目で確かめていただきたい。


ただ、それを聞かされたジュビアがいつもの如く真っ赤になったことと、
地獄耳でうっかり聞いてしまったウェンディがそれ以上に真っ赤になっていたことも、追記しておく。





「追記・修正頼むぞ」
「その前に服を着て下さいグレイ様!!」

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- グレイ・スタッグバスター  -- 名無しさん  (2013-07-29 20:36:19)
- J「何故服を脱ぐ?」  -- 名無しさん  (2013-08-20 11:42:34)
- 明日から一番星のグレイとして宇宙に旅立ちます  -- 名無しさん  (2013-09-21 15:18:53)
- 中の人繋がりのせいかジュビアとのやり取りが朋也と渚にしか見えない・・・  -- 名無しさん  (2014-06-19 05:08:01)
- ↑ RAVEのハルとエリーはKanonに見えちゃったの?  -- 名無しさん  (2014-08-05 00:08:04)
- ↑その通りだよ!  -- 名無しさん  (2014-08-05 00:19:01)
- 最新話で強化されました。  -- 名無しさん  (2014-08-05 01:16:26)
- ダンスしてるグレイカッコ良かったけどな、何故恥ずかしがる?  -- 名無しさん  (2015-01-03 13:13:30)
- 未来ローグが言ってたフロッシュ殺しってオマエかよ!!  -- 名無しさん  (2015-03-27 19:34:09)
- 誰か滅悪魔法も書き加えろよ  -- 名無しさん  (2015-03-29 17:05:46)
- ともやが潮を殺すみたいだな  -- 名無しさん  (2016-02-25 17:36:11)
- シルバーとのやりとりは感動したわ  -- 名無しさん  (2016-05-03 10:57:51)
- ↑4でも、仲良くなってた  -- 名無しさん  (2016-05-15 21:17:15)
- フロッシュ殺した歴史はどういう経緯だったんだろうな。冥界の門編ラストでE・N・D破壊→ナツ死亡、自責の念で本当に闇落ちパターン?  -- 名無しさん  (2016-05-15 21:26:20)
- ↑ジュビアがショックで寝込みそう  -- 名無しさん  (2016-05-16 08:39:36)
- そういや、グレイが忍たまに出た模様。兄弟弟子のリオンも。  -- 名無しさん  (2016-05-16 11:00:50)
- ↑3フロッシュの件はもう大丈夫だろうけどEND破壊する使命は変わらんしナツと戦うのかな  -- 名無しさん  (2016-05-30 07:40:38)
- この人なんでOVAだと水着も脱いでフルチンになるの?しかもなんでその状態で人目を気にせず動けるの?  -- 名無しさん  (2016-07-05 23:00:15)
- ↑グレイだから  -- 名無しさん  (2016-08-31 22:00:06)
- 最初は、エルザが恋愛相手になると思っていた。現在は、ジュビアが最有力候補だけど、原作者はグレイの結末をすでに決めているらしいので、どうなることやら。個人的には、ジュビアエンドを迎えてほしいけど。あえて劇中では恋愛成就は描かない方向もありかなと思う。  -- 名無しさん  (2016-10-23 16:55:30)
- ↑4インベルのセリフ的に滅悪魔法は修得すれば真っ当じゃあいられなくなるらしいからフロッシュ殺した時にはポーリュシカの治療受けれずにそのままやばくなったんだろうな。ナツとの決闘もジュビア死亡(生きてるけど)でそういう部分が暴走しているように見える  -- 名無しさん  (2016-10-23 18:43:39)
- ナツのライバルは同じドラゴンスレイヤーのガジルやラクサスもいるけど、一番のライバルはグレイだな。  -- 名無しさん  (2016-11-12 16:39:39)
- グレイが六つ子の次男で、長男がスティング。  -- 名無しさん  (2016-12-03 20:02:11)
- 私はグレイが好きで、好きになった理由はエルザに向かって「勝手にしやがれ‼」って言ったこと。「これは俺が選んだ道だ‼最後までやらせてもらう‼斬りたきゃ斬れよ‼」ってのもいいな~。友達にグレイが好きって言ったら、からかわれちゃったよ。  -- 名無しさん  (2016-12-20 16:13:55)
- そういや、ナツがゼレフを倒すってギルドを出た時にエルザとケンカをしてまったよな、グレイ。ルーシィに止められたけど。あの時、エルザが泣いてしまったらどうなるんだろう。グレイ、ジュビアが死んでしまったって思い込んで(ジュビアはウェンディちゃんとシャルルのおかげで生存したが)、ナツと闘ってしまい、エルザが涙を流しながら止めたよな。   -- 名無しさん  (2017-04-29 10:14:54)
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