やけど(ポケモン)

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やけど(ポケモン) - (2023/01/17 (火) 08:27:16) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2011/12/10(土) 22:23:59
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&font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます

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『[[ポケットモンスター]]』シリーズの状態異常。

特定の技の追加効果等によりやけど状態となる。この時[[ポケモン>ポケモン(ポケットモンスター)]]は全身が赤みがかるようになる。

やけど状態の時は[[初代>ポケットモンスター 赤・緑]]では1ターンにつき最大HPの1/16、[[第2世代>世代(ポケモン)]]以降は1/8、第7世代以降は再び1/16減少するようになる他、追加効果で物理技のダメージが半減してしまう。
なので他の状態異常以上に相手の攻撃力を下げることに特化させるものである。


基本的に物理アタッカーがやけど状態になると置物も同然となってしまう為、特に気を付けておきたい。
特殊アタッカーには大して影響はないが、どく同様ターン毎にHPを奪われるので、通常の技等と一緒に喰らい続けると回復等が追い付かずに倒される危険も。第2〜6世代ではHPの減少が他に比べて早い段階で減るためなおさら。

また、[[ほのおタイプ>ほのおタイプ(ポケモン)]]のポケモンはやけど状態になることは基本的にない。
 
相手をやけど状態にさせる技は「おにび」のみだが、追加効果にやけど状態が設定されている技は割と多かったり、特性でもやけどにさせるものがある。



''▼やけど状態に関連のある主な技''
・&bold(){&font(#ff0000){おにび}}
代表的……というより現在単独でやけどにさせることの出来る唯一の技。命中率も75%と高めな為物理を受けれるポケモン等が仕込んでいる。ほのおタイプや[[ゴーストタイプ>ゴーストタイプ(ポケモン)]]の多くが覚える。
第六世代から命中率が85%に上方修正されて使いやすくなった。

・&bold(){&font(#ff0000){だいもんじ}}、&bold(){&font(#ff0000){かえんほうしゃ}}、&bold(){&font(#ff0000){ほのおのパンチ}} などのほのおタイプの技
主に攻撃技として使うものではあるものの、10%の確率でやけど状態にする。上手くいけばめっけもの。

・&bold(){&font(#ff0000){ふんえん}}
威力は「かえんほうしゃ」より低いが30%の確率で相手をやけど状態にする。
やけど状態を狙うならこっちのほうが使いやすい。
[[ダブルバトル>ダブルバトル(ポケモン)]]では味方も巻き込む。

・&bold(){&font(#ff0000){せいなるほのお}}
[[ホウオウ]]の[[専用技>専用わざ(ポケモン)]]だったが、現在は[[エンテイ]]も使用可能。
やけど率は驚異の50%の&font(#ff0000){物理技}。
&font(#ff0000){威力100命中95}と双方高く専用技に恥じない高性能。
[[ドーブル>ドーブル(ポケモン)]]が仕込んで[[ブースター>ブースター(ポケモン)]]に「ものまね」させるロマン戦法がある。
 
・&bold(){&font(#ff0000){れんごく}}
当たった相手を&font(#ff0000){100%}の確率でやけど状態にする技。
威力も100と高めで優秀ではあるものの、位置付けとしては「でんじほう」のほのおタイプ版であり、命中率はわずかに50%と[[一撃必殺技>一撃必殺技(ポケモン)]]に毛が生えた程度。
ただ耐久が高く何度も撃てるのであれば価値はあるし、「[[じゅうりょく>じゅうりょく(ポケモン)]]」と絡めて使うのも手。

・&bold(){&font(#1e90ff){ねっとう}}
[[BW>ポケットモンスター ブラック・ホワイト]]から登場した、[[みずタイプ>みずタイプ(ポケモン)]]でありながらやけど状態にすることができる技。
他のほのお技の追加効果発生率を超える30%でやけどにしてしまえる為、受けを主軸にしたみずタイプのポケモンがメインウエポンに。
この技のせいで今まで以上にスイクン、ミロカロスといった、耐久みずタイプが強くなった。
[[SV>ポケットモンスター スカーレット・バイオレット]]では耐久ポケ対策からか、習得者が居なくなってしまった。(ワザ自体は存在してる。)

・&bold(){&font(#1e90ff){スチームバースト}}
[[ボルケニオン]]の専用技。
「ハイドロポンプ」と同じ威力に加え、「ねっとう」と同じく30%の確率で相手をやけど状態にする。
「ハイドロポンプ」の上位互換だが、「ねっとう」と違い稀に外れることも。

・&bold(){トライアタック}
デメリットがない上、[[ノーマルタイプ>ノーマルタイプ(ポケモン)]]の特殊技の中では高めな威力であるものの覚えるポケモンは僅か。
20%の確率でやけど・[[まひ>まひ(ポケモン)]]・[[こおり>こおり(ポケモン)]]のいずれか一つの状態異常にする。
狙った状態異常にすることはしにくいものの、単なるメインウェポンとして使うこともあるので追加効果に泣くことも。

・&bold(){&font(#cc9966){ねっさのだいち}}
[[剣盾>ポケットモンスター ソード・シールド]]で登場した[[じめんタイプ>じめんタイプ(ポケモン)]]の特殊技。
「ねっとう」より威力は10低いが、弱点を突ける相手の多さを考えれば十分に強力。
「だいちのちから」に比べ、[[サブウェポン>サブウェポン(ポケモン)]]としての採用が多い。もちろんほのおタイプの習得者も多い。
[[SV>ポケットモンスター スカーレット・バイオレット]]では耐久ポケ対策からか、習得者が居なくなってしまった。(ワザ自体は存在してる。)


''▼どうぐを活用したやけど''
・&bold(){[[&font(#663333){なげつける}>なげつける(ポケモン)]]/[[&font(#ff00cc){トリック}(&font(#663333){すりかえ})>トリック/すりかえ(ポケモン)]]/&font(#ff00cc){サイコシフト}}
「かえんだま」を持ったポケモンが使うことで相手をやけど状態にすることができる。
「なげつける」は命中率が100%と高いので、回避率が上がっていなければほぼ確実に成功できる。
「トリック」や「すりかえ」の場合は相手の出方を見つつ、相手の道具も奪えるので一石二鳥。
「サイコシフト」の場合、こちらがかえんだまを持ち続けるかぎり何度でも相手をやけどに出来る為、相手が物理アタッカーのみだった場合はほぼ完殺が可能になる。
 

''▼やけどに関連のある特性''
・&bold(){ほのおのからだ}
相手の攻撃が接触技である場合に30%の確率でやけど状態にする。

第4世代までは主に[[赤ヨッシー>マグカルゴ]]が[[タマゴ>タマゴ(ポケモン)]]を孵化する為限定な特性で、戦闘では[[空気>不遇特性(ポケモン)]]であったものの、
BWからタイプ上接触技を耐えやすい[[シャンデラ]]や物理技を受けやすい[[ウルガモス]]がこの特性である為に発動機会が増えるように。

・&bold(){みずのベール/すいほう}
どちらもやけど状態にならない特性。

「すいほう」は[[オニシズクモ]]系統の[[専用特性>専用特性(ポケモン)]]であり、これに加えてほのお技で受けるダメージが半減&自身の使うみず技の威力が2倍になる効果がある。

・&bold(){ねつぼうそう}
やけど状態になることで特攻が上昇する特性。
[[フワライド]]系統の専用特性ではあるものの、積み技が有名な分アタッカーとして使われることも。
 

''▼やけど対策''
・[[ラムのみ>きのみ一覧(ポケモン)]]等やけどを回復するアイテムを持たせる。
やけど以外にも状態異常を防げる為重宝する。

・「マジックガード」で実質無効化
[[ピクシー>ピクシー(ポケモン)]]や[[ランクルス]]は実質[[ねむり>ねむり(ポケモン)]]等その他の厄介な状態異常にされなくなるメリットも生まれる。
両者特攻の方が攻撃より高いので、特殊型にすれば攻撃低下も無視できる。
「かえんだま」を投げつける戦法とも相性が良い。

・「[[ミストフィールド>○○フィールド(ポケモンのわざ)]]」で無効化
5ターンの間やけどを筆頭にあらゆる状態異常にならなくなるので一度発動できれば手持ち全員に恩恵がある。
特性により場に出れば即発動する[[カプ・レヒレ]]が有力。
しかし[[ひこうタイプ>ひこうタイプ(ポケモン)]]や特性「[[ふゆう>ふゆう(ポケモン)]]」のポケモンには恩恵がない、相手も状態異常にならない、フィールドを貼り変えられたらそれまで等の欠点もある。

・特性が「こんじょう」や「ねつぼうそう」のポケモンで対抗
状態異常になると逆に攻撃(特攻)が上がる為大きく突破力が上がる。
ただしやけどダメージは減らない為、ターンを稼がれた時や長期戦を仕掛けられた場合は厄介。

・攻撃技「からげんき」で対抗
[[威力>威力(ポケモン)]]70と控えめで接触判定もあり弱点も突けない[[ノーマル>ノーマルタイプ(ポケモン)]]タイプの物理技だが[[どく>どく/もうどく(ポケモン)]]・まひ・やけど状態だと威力が倍増し、第6世代以降はやけどによる物理攻撃力低下も無視する。
主な用途はやけど対策であり、タイプ一致ならずとも技枠が空いた時に入れると役立つが、ほのおタイプに次いで「おにび」使用者の多い[[ゴーストタイプ>ゴーストタイプ(ポケモン)]]に効かないので注意。
特性「きもったま」の[[ガルーラ]]や[[ミルタンク]]等に使わせるか[[さかさバトル>さかさバトル(ポケモン)]]で使うとその点がカバーされるため使い勝手が飛躍的に向上する。
なお、[[リングマ]]や[[オオスバメ]]は「かえんだま」や「どくどくだま」で「こんじょう」を能動的に発動させる型でメインウェポンとして使える。


''▼因みに''
特性「たいねつ」のポケモンはほのお技で受けるダメージが半減されるが、その他にもやけどの固定ダメージも半減される効果もある。
と言っても今のところ所有者は[[ドータクン]]系統と[[タンドン>セキタンザン]]のみ。

やけどは第一世代からある状態異常だが、これと対になる特殊攻撃のダメージが落ちる状態異常は長らく存在しなかった。
しかし[[LEGENDSアルセウス>Pokémon LEGENDS アルセウス]]においては、完全行動封じとなる状態異常が見直されており、「[[こおり>こおり(ポケモン)]]」が「しもやけ」としてターン毎に継続ダメージ+特殊攻撃のダメージ低下の効果になっている。


追記・編集はねっとうの前で[[押すなよ、絶対押すなよ!>ダチョウ倶楽部]]をしながらお願いします。

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- そろそろ特殊版やけどでないかねぇ  -- 名無しさん  (2013-11-26 20:03:11)
- ↑あるとしたら熱毒とかかな?分からんけど  -- 名無し  (2014-12-24 22:48:34)
- たいねつってそんな効果あったんだ・・・  -- 名無しさん  (2014-12-24 23:01:37)
- いまさらすぎるがおにびはXYで命中率が85に。  -- 名無しさん  (2015-08-13 15:14:55)
- 毒と鋼を毒状態にする特性出たから、こんd  -- 名無しさん  (2016-08-22 19:05:35)
- 途中送信失礼、今度は炎をやけどにする特性を待つとしよう。  -- 名無しさん  (2016-08-22 19:07:15)
- サンムーンでやけどのダメージが減ってしまったのは痛いorz  -- 名無しさん  (2017-01-03 19:13:57)
- ↑2  -- 名無しさん  (2017-01-03 20:30:26)
- ↑途中送信 メラメラの実に対するマグマグの実みたいだなw  -- 名無しさん  (2017-01-03 20:31:43)
- やけどになると物理攻撃力が下がるのは何故?グロい表現をすると、攻撃に使う筋肉が変質を起こして機能不全になるから?打撃の際相手に触れる部分の皮膚が、焼け爛れて剥け破れやすくなるから?  -- 名無しさん  (2018-06-23 13:07:46)
- そろそろ鬼火以外でやけどにする技でないかな 焼けつく粉とか電熱とか  -- 名無し  (2018-10-07 17:55:24)
- ↑3 ただ現実のマグマは1000~1200℃くらいなのに、一部のほのおポケモンはもっと高温の炎を作り出せるんだよね……  -- 名無しさん  (2018-10-07 19:19:06)
- これとこおりは長いこと単独で発生させる変化技がなかったんだよね  -- 名無しさん  (2020-01-13 02:59:31)
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