シュート!

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シュート! - (2020/08/26 (水) 13:32:51) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2011/09/22(木) 09:36:03
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&font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます

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『シュート!』は大島司によるサッカー漫画。1990年~2003年に「[[週刊少年マガジン]]」で連載された。


週マガを代表するサッカー漫画の一つで新章が始まる度に巻数は一巻からの数え直しになるが通算で数えると全66巻とかなりのボリューム。


リアリティのあるサッカー…とは言えない能力を持つ者もいるが試合自体は中々熱い。


シリーズとしては全四部に別れている。

無印〜主人公、田仲俊彦と掛川高校サッカー部の仲間達が様々な苦境を乗り越えて全国制覇するまでの一年間。


蒼きめぐり逢い〜田仲、平松、白石の中学時代を描いた章で彼らの出会いや後の重要キャラクターも登場。


熱き挑戦〜掛高サッカー部3年目の静岡県予選とスペインに渡った田中の挑戦。

新たなる伝説〜新主人公、伊東宏と久里浜学園高校が県予選を突破し、掛川と久里浜による夏のインハイ決勝とそれぞれの未来が描かれる。
 
ちなみに一番人気があった時期は無印の時代で『蒼き伝説シュート!』のタイトルでアニメ化、ゲーム化もされたが一番凄いのは&font(#ff0000){SMAP全員(森君含む)によって実写映画化されたことだろう。}

他のキャスト陣も中々豪華。若手だからこそ可能だったのだろう。






#center(){主要登場人物}


●掛川高校
久保嘉晴が作り上げたチームで創部二年目にして全国制覇した奇跡のチーム。
久保の死後はトータルフットボールを目指しその意志を継いで激戦を駆け抜けた。



○田仲俊彦
CV:[[緑川光]] 演:中居正広
主人公。FW。「ゴール前の聖域を見る男」

心優しい人物で普段の生活では恋に悩んだり、性欲のはけ口を探したりと普通の高校生。
中学時代は「必殺の右」、高校からは作品を象徴する強烈な威力の「幻の左」を武器にゴールを量産する。

スペイン留学後は左以上にチートなファントムドリブルを習得、更に久里浜との決勝戦で必殺の右は左クラスの威力になっていた事が判明するなど手に負えない。
 
久保の死後は様々な葛藤がありながらも10番を背負い続けた。


○平松和宏
CV:[[菊池正美]] 演:香取慎吾
FW。田中の恋敵で親友で相棒。頭脳明晰。
普段はキリッとしていてるが彼もたまに性欲丸出しになる。

テクニック、スピード、洞察力などフィジカルの弱さを覗けば最高峰の選手で幾度もピンチを打開してきた。


○白石健二
CV:[[神奈延年]] 演:森且行
GK。不良で粗暴な面があるが人一倍仲間思いの人物。性欲は隠さない。

中学で開花してからGKとしての能力は高く、様々なシュートを止めている。
掛西中トリオの必殺、「トリプルカウンターアタック」の始動は彼から。


○神谷篤司
CV:[[森川智之]] 演:草彅剛
MF。ケンカでは劇中最強人物。
最初はイヤミな人物だが久保の死後にキャプテンを引き継いだあとは才能開花、いちMFだったのが&color(red){高校サッカー界最高の司令塔}とまで呼ばれるなど作中一番の出世頭である。

そこまで至るにはその技術を支えるタフな精神面と強烈なキャプテンシー、そして同じく苦境を乗り越えた仲間達があったのは言うまでもない。
 
○久保嘉晴
CV:[[古川登志夫]] 演:木村拓哉
MF。掛高サッカー部の創設者にして劇中最高クラスのプレイヤー。
掛高の基本であるトータルフットボールを作り上げるが白血病によって試合中に倒れ、そのまま他界した。

掛高メンバーは勿論他チームにも多大な影響を与えた人物でその存在の大きさは計り知れない。


死ぬ間際に彼が起こした11人抜きの奇跡は伝説と化しているが過去には&color(red){回転軸が2つあるリアルチートシュートを打っていた事も忘れてはならない。}

○遠藤一美
CV:[[日髙のり子]] 演:水野美紀
マネージャー。田仲と平松の争う恋の原因。

○馬堀圭吾
CV:[[関智一]] 演:稲垣吾郎
MF。久保の没後に入部した、ブラジル帰りの帰国子女。


●久里浜学園高校
伊東宏を中心とした「キングダムサッカー」が特徴。個人個人もとがった能力を持っている。


○伊東宏
MF。もう一人の主人公で通称「キング」。

やたらと挑発的な態度を取る事や調子に乗りやすいタイプの為、周囲からは「バカキング」と揶揄される。

スタイルは左足一本しか使わない特殊なスタイルだが能力は高く、
大原祐美子によって更に資質が伸びていくファンタジスタ。

掛川戦で使えないはずの右足で横パスを出したのは内緒。

自身もアクセル、トルネードアクセルといった必殺シュートで積極的な攻撃参加が可能。

○篠塚憲
FW。いじめられっ子だったが祐美子と伊東によって救われる。
フィジカルに難があるが毎日の努力による精度が良く、読まれにくいシュートと天性の瞬発力、足の速さでゴールを量産してきた。


○香坂真人
FW。最初はいじめっ子且つイヤミな性格で一度サッカー部を辞めてしまうがサッカーが好きだった事に気づいて復帰。
スタミナはないがそのパワー溢れるプレイと他選手を鼓舞する掛け声からムードメーカー、スーパーサブとして活躍した。

篠塚とは互いの欠点を補える最高の相棒に。


○牧野新平
DF。最初は大原に対して否定的だったが最終的に素直に認める。
大原が来る前は司令塔を務めるなど尖った能力の多い久里浜の中では総合力に長けている。
 
相手が打つ前にボールをずらすことでそれさせるパーフェクトDFは圧巻で掛川との決勝では前半は田仲の左を完封している。


○大原裕
GK。祐美子が呼び寄せた久里浜の守護神。 

義足でありながら守備範囲は他のGKにも劣らず、久里浜サッカー部の入部条件であるPK五人抜きでは伊東の初披露アクセルシュートも止めた。(運が良かったのもある)

田仲のファントムドリブルの理論を解明、唯一1対1で止めた人物でもある。



●藤田東高校
静岡県最強の高校で超速のパス回しをする伝統的なシステム、「フラッシュパス」がある。
熱き挑戦では平松の父が監督となって更に一段階進化したフラッシュパスで掛川を苦しめた。

掛川とは劇中で三度戦っているが無印冬の県予選はシリーズの中でも屈指の名試合である。


○加納隆司
CV:[[堀秀行]]
MF。劇中最強クラスの老け顔プレイヤー。「帝王」
 
久保とはライバル関係で久保のいる掛川との試合を一番楽しみにしていた人物である。

恵まれた体格など能力は全てにおいて高く、全力シュートを松下のカウンターシュートの起動にした際は松下の足が壊れるとまで言われた。


○松下浩
CV:[[中原茂]]
FW。一年レギュラーで田中とは良きライバル。
藤田東のエースストライカーで個人技も光る。
芹沢のシュートを打ち返した田中のシュートを見て思いついたカウンターシュートの威力は強烈で後に単独で打てるワンツーカウンターを習得している。


●帝光学園高校 
無印全国決勝の相手で劇中最強の高校。
相手チームのプレーで叩き潰すという「デモンズミラー」を使用するが藤田東のの方が印象が強い方が多いのではないだろうか。


○岩上順司
CV:[[中村大樹]]
MF。通称「キング」「ゴリラ」

超高校級のプレイヤーでその破壊力抜群のシュートは「キャノンシュート」とも。
選抜チームでは生真面目な面もあってかちょいちょいネタにされる。
 
○恩田朝之
FW→MF。最強帝光の一年レギュラーで「関東のマラドーナ」。田中に続くレフティ。
回転軸が2つあり急激に変化する「黄金の左」を持つが同じ方向に二段階の変化をするだけで劣化版久保とも。


○草薙京悟
GK。全国No.1GKで数々のシュートを止めるも田中のバイシクルや平松、田仲の完全再現久保シュートは止められなかった。



登場人物が多いのでここで紹介した面々は極一部である。是非とも読んでみてほしい。


追記、修正お願いします。

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- 馬堀の「死んだ人間にいつまで拘ってるんだ」っていう言葉は凄く心に残った。死んだりいなくなった人間に縋り付くということと、忘れないってことは違うんだよな。  -- 名無しさん  (2013-12-07 19:29:24)
- アニメ版で最初に観たのが、久保の11人抜きだった。その直後に久保が亡くなった際には、言葉を失ったよ。  -- 名無しさん  (2015-10-21 00:05:08)
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