うちはサスケ(NARUTO)

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うちはサスケ(NARUTO) - (2024/01/27 (土) 10:02:02) のソース

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[[漫画]]『[[NARUTO‐ナルト‐]]』及び続編の『[[BORUTO‐ボルト‐]]』の登場人物。
[[CV>声優(職業)]]:[[杉山紀彰]]

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*◆[[プロフィール]]
所属:[[木ノ葉隠れ>木ノ葉隠れの里(NARUTO)]]→音隠れ→蛇→暁→木ノ葉隠れ
忍者登録番号:012606
&ruby(アカデミー){忍者学校}卒業年齢:12歳
中忍昇格年齢:――歳
[[身長]]:150.8cm/168cm
体重:42.2kg/52.2kg
[[血液型]]:AB型
誕生日:7月23日
星座:獅子座
1部:12歳/2部:16歳/外伝:20歳/次世代編:32歳
好きな食べ物:おむすび(おかか)、トマト
嫌いな食べ物:甘いもの、納豆
好きな言葉:力
趣味:修業、散歩
忍道:復讐一本だったため、うちはオビト曰く「憎しみ」→世界の全てが分かり合う日が来るまで忍び堪える


*◆概要
[[木ノ葉隠れの里>隠れ里(NARUTO)]]に所属する[[忍者]]。
[[はたけカカシ]]が率いる第七班の班員で、チームメイトは[[うずまきナルト]]と[[春野サクラ]]。
主人公である[[うずまきナルト]]の[[ライバル]]で、本作のもう1人の主人公。

[[木ノ葉隠れの里>隠れ里(NARUTO)]]の名門である「うちは一族」の最後の生き残り。
名前は母・ミコトがつけたもので、由来は[[三代目火影>猿飛ヒルゼン]]の父「猿飛サスケ」から。強い忍になるようにと母に名付けられた。
&ruby(アカデミー){忍者学校}時代も卒業時もトップで成績もオール満点だった。
 
容姿は[[イケメン]]の一言。
女がいればまず挨拶がわりに「カッコイイ」「良い男」と言われるくらい。赤ん坊の頃は[[クシナ>うずまきクシナ(NARUTO)]]に「女の子?」と勘違いされた。
また実兄の[[うちはイタチ>うちはイタチ(NARUTO)]]と良く似ており、初めてイタチを見たナルトは一瞬サスケと見間違えている。

利き腕は左((ただしペンは右手で持つ))。


*◆性格
ナルトとは対照的にクールな男だが、内に秘める情動は激しく強い。本人は自身を「純粋でも子供でもない」と述べるが、うちは一族特有の「抱え込み病」にはしっかりかかってしまっている。
また、とんでもない強情っぱりでもあり、一度道を決めたら頑として譲らない。

一族への思い入れは彼らが滅ぼされたこともあって一際強いが、中でも実兄・イタチに対するそれは兼ねてからの憧憬と一族抹殺(任務)の件で愛憎入り混じった強烈なものになっている。
真相をオビトから知らされたことでそれが暴走を始める引き金になるなど、良くも悪くもその本質はイタチが評したように「純粋な子供」「何色にも染まる真っ白な紙」である((特に鉄の国でカカシを相手に暴走した時の言い分は、完全に大事なものをなくして癇癪を起こした子供))。
復讐云々に関わらなければそれほど危ない性格ではなく、大蛇丸との修行でも相手を一人も殺めておらず、大蛇丸を乗っ取ってメンバーを集める際も、水月に「殺すな」と言い聞かせていた。
逆に一度復讐心に駆られると[[自分の味方>香燐(NARUTO)]]だろうと容赦なく手にかける冷酷な人物へと変貌する。五影会談ではそれまで不殺を貫いていたにも関わらず侍たちを斬り殺したため水月に「僕には殺すなって言った癖に!」と文句を言われ、香燐からは「呪印状態2のときより冷たいチャクラ」と恐怖されていた。

自惚れも強く、うちはこそが忍界の頂点だと認識しており、大蛇丸に対して「どんな天才もうちはの前じゃ凡人に成り下がる」と見下している。

こんな性格ではあるものの、少年期時代の話、特にアニオリでは他の同年代の忍達と一緒にギャグ顔も披露している場面もあるので、そう言う面でも年相応。

正道に引きずり戻されて旅に出た「THE LAST」以降はクールさが表に出るようになり、精神的に成長したこともあって感情面の激しさは鳴りを潜めている。


*◆戦闘能力
**総合力
1部終了時に発売された公式ファンブック「闘の書」のパラメータによると、スピード、印に長けており、
2部のサスケVSイタチ終了時に発売された「者の書」では更に忍・幻術・印のスピード、俊敏をパラメータにすると満点、ほぼMAXとなる。
チャクラ量と体術、力、知力がやや他と比べると低めだが、全体的に高水準である。

大蛇丸からは「イタチ以上の能力を秘めた目をしてる」「天才と呼ばれていた自分が惨めに思えてくる」「いずれマダラを超える忍になる」
[[トビ>トビ(NARUTO)]]からは「写輪眼の力を十二分に発揮していた…アレはイタチ以上の目になる」
扉間からは(須佐能乎を見て)「うちはサスケか…かつてのマダラと同じ可能性を見せるうちはの者よの」
マダラからは「カンがいい、冷静な分析と判断能力、そしてオレと同じ直巴…オビトより早く生まれていればこいつを…」
などと、敵味方を問わず高く評価されている。

性質変化は元々一族のお家芸である火遁と、カカシとの修行で会得した雷遁を得意としていたが、輪廻眼の開眼で五つ全てを会得した他、インドラのチャクラに由来する陰遁も使用。
そしてそれ以上に、下忍時代に開眼し実戦の中で洗練されてきた一族の血継限界・写輪眼がその圧倒的な強さを支えている。
最終的には、歴代最強の火影となったナルトと双璧を成す忍になった。


**スピード
下忍時代からスピードがズバ抜けており、終盤で輪廻眼を開眼してからは手がつけられないレベルの高速戦闘を実現している。

中忍試験直前には写輪眼を出していながら、重りを付けたリーの体術のスピードに翻弄されてしまうが((それでも再不斬の側近・白を体術で相手した際には「白がスピード負けするとは」と再不斬から言われるレベル))、本選までの修行により重りを外したリーのスピードと体術を再現して見せた。

二部では大蛇丸のアジトに侵入した[[ナルト>うずまきナルト]]、[[サクラ>春野サクラ]]、[[サイ>サイ(NARUTO)]]、[[ヤマト>ヤマト(NARUTO)]]や自分に戦いを挑んだデイダラが驚くほどのスピードを見せる。
ただしこの時期はまだ五影会談で戦った雷影の雷遁チャクラモードによる瞬身には視点発火の天照すら避けられるほどに翻弄され、頂点には程遠かった。

だが、最終決戦でナルトと共に戦うにつれ、彼の成長に呼応するようにサスケも加速度的に成長を続けた。
その後、九喇嘛仙人ナルトが自身の力に慣れることで少しずつ感知能力で捕捉出来るようになっていった六道オビトの高速飛行さえ、同じように動体視力で徐々に先読みし始めてその動きに対応出来るようになった。
そして、動体視力のみならずサスケ自身の身体操作もかなり上達している。
ナルトと共に六道仙人から力を授かった後には、神樹を吸収することで六道体術を扱うナルトの速度に対応出来るようになったマダラですら、一目置く程にまでなっている。

忍界大戦終結後には、六道仙術のチャクラモードを展開した状態のナルトの超高速移動と同等以上の速さで連携をとり、完全に人間の域を超えている。


**近接戦闘
一部から二部までの間に[[大蛇丸>大蛇丸(NARUTO)]]の下で剣術を会得。
二部中盤では、首斬り包丁を使ったビーの攻撃に写輪眼すら出さずに対処して蹴りを入れて見せたものの、ビーが七刀流に切り替えると一転、写輪眼を出しても防ぎきれず刀で刺されてしまった。

だが、[[オビト>うちはオビト]]戦直後の[[六道仙人>六道仙人(NARUTO)]]によって力を得る前には仙人モードのナルトですら全く対応出来ずに突き飛ばされるスピードのマダラが、
柱間から仙術チャクラを奪った後にもかかわらず体術で渡り合い、「いい動きをする」と賛辞を送られる程に成長している。

その後火影となったナルトと共闘した際には、隻腕かつ輪廻眼で複数人を異空間に飛ばしたことで大量のチャクラを消耗した状態ながら、同じくかなり疲弊していたとはいえチャクラモードのナルトと同等の体術を見せ、大岩を軽々砕くなどして敵を翻弄している。


*◆使用術
性質変化から血継限界、口寄せ、体術と多岐にわたる。
特徴的なのは自分ひとりで何もかもやろうとする姿勢のためか、撹乱含め分身系の術を一切使用しないこと(習得自体はしている)。

・火遁・豪火球の術
うちは一族が得意とする忍術。
父・フガクによれば「うちははこれが使えて一人前」とのこと。
サスケが初めて会得した術でもある。
口から特大の火の塊を放つ術で、絵的にはインパクトが凄まじい。
サスケはフガクの指導で術を発動したが、小規模な火遁しか出ず、その後必死に努力したことで術を完成させた。
フガクによればイタチは一発で会得できたようだったが、それを差し引いてもサスケがこの年齢で会得するとは予想していなかったようで、
それまでイタチと比較する形での評価ばかりだった父親が初めて「流石オレの子だ」とサスケ自身を褒めた。
この術は中忍相当の忍術でカカシ曰く「下忍で扱うにはチャクラが足らないはず」と驚愕していたが、それを忍者学校時代に会得したサスケは十分凄いと言える。
少年時代は千鳥と並んで頻繁に使用しており、カカシ、白、我愛羅、ナルトとの戦いで使用した。
第二部でもイタチ戦、ダンゾウ戦、カブト戦、ナルト戦で使用した。

・火遁・鳳仙火の術
豪火球と異なり、小さい火球を飛ばす術で、恐らく牽制用に使うものと思われる。
アニメでは飛び道具感覚で使用している。
呪印発動時は火球に手裏剣を仕込む「鳳仙火爪紅」も使用した。

・火遁・龍火の術
ワイヤーで敵を拘束し、そこへ火遁を流し込み焼死させる術。
大蛇丸に使用したが全然通用しなかった。
原作ではこれ一回きりだが、アニメではナルトとの戦いで2回ほど使用した。

・火遁・豪龍火の術
第二部から使用。
口から龍を象った火遁を放つ。
呪印状態2で使用し、発動後サスケは息切れをしていたことから、チャクラの消耗が激しい術の模様。
イタチに対して放ったが、この術の狙いは「雷遁秘術・麒麟」を放つための準備だった。

・[[千鳥>千鳥/雷切(NARUTO)]]
カカシ直伝の雷遁を纏った突き。1部におけるサスケの切り札。
1部時点ではチャクラ量の問題で(呪印などを用いないのであれば)一日二発が限界だったが、2部では修行の成果か回数制限を気にしている風もなく、伸ばしたり武器に纏わせたりと多彩な用途で多用しており、切り札というより得意技になっている。
派生技は千鳥流し(全身から出す、武器に流す、地面に流すなど)、千鳥千本、千鳥鋭槍など。
なお独立した「忍術」なので千鳥にも印が存在する(実際中忍試験の対我愛羅戦で使った際は印を結んでいる)が、第2部で派生技として便利に使い倒すようになったサスケは印を結んでいる様子は全く無い。
これはサスケが雷遁の性質変化そのものに熟練してきた事からだと思われるが、そうなるとサスケが「千鳥(の派生技)」として使っている術は全て千鳥と言うよりは「雷遁+形態変化そのもの」である。

・千鳥光剣
形態変化させた千鳥を剣として扱う。
手ぶらの状態からいきなり出す事ができ、相当な長さまで伸縮可能で、しかも切れ味が並みの刀が比較にならないほど鋭いという便利な術。
ただし射程距離は5メートルが限度であり、対空や追撃には向かない。
大蛇丸を扉の外から奇襲するのに使ったのを始めとして、尾獣化したビーを天照で攻撃した際、尾の一本の下敷きになりかけた香燐を助ける時や、
その香燐がダンゾウに人質に取られた際に香燐ごと突きさすのにも使用。
なおサスケはこれ以外にも実体の金属の刀を所持している他、万華鏡写輪眼に開眼してからは天照の炎を加具土命で形態変化させる事でも剣を作り出せるが、三者三様で使い分けている。

・建御雷神(タケミカズチ)
千鳥に加具土命を乗せた最強の一撃。ナルトとの一騎打ちで最後に放ち、仙術螺旋丸と相殺、互いの利き腕を吹き飛ばした。
ナルスト4では輪廻写輪眼サスケの奥義に設定されており、加具土命を発動しつつ地爆天星で相手を空中に持ち上げ、完成体須佐能乎で突撃して粉砕する。

・千鳥・星砕(チドリ・ホシクダキ)
ナルスト4で使用、THE LASTで放った一撃を再現したもの。
地爆天星で敵を封印しつつ頭上に持ち上げ、落下してきたところを右手の千鳥で木っ端微塵に粉砕する。

・雷遁秘術・麒麟
イタチを殺すための切り札として編み出した大技。
[[天から降る落雷>雷(自然現象)]]を雷遁のチャクラで誘導、相手に叩きつける。
術として行う事は雷遁で落雷を誘導するだけなのでチャクラの消費が少なく、それでいて雷遁で起こす放電攻撃とは比較にならない規模の、回避も防御も不可能なレベルの雷撃が相手を襲う強力な術。
大前提として自然現象の落雷が必要であるため、雷雲たちこめる悪天候の時にしか使用できない。
火遁を多用して空気を熱し、上昇気流を起こして雨雲を作るという手はあるが、そこまでするとチャクラをかえって多く消耗してしまう。
ただ、イタチとの戦いでは意識せずとも火遁の撃ち合いになる事は分かっており、意図しなくても麒麟を撃てる状況になる可能性は高かった。そういう意味でも対イタチ用の切り札と言える。
万華鏡開眼後はここまで入念な下準備をするほどの相手がいなかった事に加え、他にも多数の強力な術を会得したため、使用される事は無くなった。
疾風伝ではオリストの「自来也忍法帳」のほか、ナルトとの最終戦で須佐能乎の中から不意打ちで使用した。
 
・獅子連弾
リーの「表蓮華」を写輪眼によるコピーで再現した体術。
「表蓮華」の要領で高く蹴り上げた相手を「影舞葉」で追尾し、共に落下しながら拳や蹴りで追撃した後に、〆のかかと落としで地面に叩き付ける。
「表蓮華」の再現であるためか、流石に八門遁甲は使っていないようだが体に負担がかかり、あまり多用はできないという。
よく見るとBORUTOでのモモシキとの戦闘で久々に使用している。

・隼落とし
アニメの大蛇丸戦で登場したオリジナル体術。
ふっ飛ばした敵を頭から地面に叩き落す。後に終末の谷でナルトに対しても使用した。
技名はゲームから。

・影手裏剣の術
投げた手裏剣の影に隠す形でもう一枚手裏剣を投げつける。

・操風車
少年時代には、三ノ太刀を使用。クナイや手裏剣にワイヤーをくくり付けて互いに結び、片方をヨーヨーの原理で引き戻すことで死角から敵を攻撃する。アニメ版BORUTOの時代には、口寄せした無数の巨大手裏剣を敵目掛けて雨のように降らせる術を披露している。

・操手裏剣の術
ワイヤーを結び、チャクラを流すことで手裏剣の軌道をコントロールする術。
デイダラの両腕を起爆粘土の鳥に串刺しにして動けなくするために初使用した。
千鳥を流すことで手裏剣の切れ味を増すことも出来る他、仕込み手裏剣であればワイヤーを引くことで仕込みを作動させることも可能。

・[[影分身の術>影分身の術(NARUTO)]]
盟友・ナルトの十八番。成人後、ボルトに修行をつけている際に披露した。7人に分身している辺り熟練度は高い模様。

・大蛇丸流の変わり身
イタチの天照に対処するため使用した。バレにくい代わりに多量のチャクラを要する。
[[ゼツ>ゼツ(NARUTO)]]曰くサスケがこの術を使えたのは大蛇丸を取り込んでいたからとのことなので現在は使用出来ないものと思われる。

・天の呪印
身体能力や術を強化することができる。
カブトによると[[仙術>仙術(NARUTO)]]の一種で、大蛇丸が重吾の体液から作り出した。
重吾の一族は自然エネルギーを取り込むことのできる特異体質を持っており、一族ではこの呪印のオリジナルとなった力を仙人化と呼んでいる。
呪印状態でチャクラを練ると、反応して自動で周囲の自然エネルギーを取り込み、仙術チャクラを練り始めるため、身体能力と術の効果が向上し仙術チャクラが使用可能になる。
また仙人モードと違い動きながらでも仙術チャクラを練れるため、戦闘にも使用しやすい。

デメリットとしては、天の呪印には大蛇丸の意識のバックアップ機能も含まれているため、呪印を使用していると大蛇丸の意識が体を徐々に侵食していき、最終的に自我を奪われてしまう他((左近曰く「自分をずっと失くす」))、使用中は狂暴性が上がり好戦的になり、使い続ければ重吾と同じように殺人衝動が発生してしまう。
事実、死の森で初めて呪印を解放したときは情け容赦のない攻撃で音忍を圧倒した。
また負担も大きく扱いも難しいため、呪印に適合できず拒絶反応を起こし、与えられた直後に死亡してしまう場合も多い。
サスケも最終的には無事適合したものの、呪印を付けられた直後は一晩中苦しみに悶えていた。

呪印状態には半身〜全身を呪印が覆った呪印状態1と、全身を隙間なく完全に覆い尽くし異形へと変化した呪印状態2が存在し、サスケは呪印状態2では、背中から羽が生え飛行可能になる((デイダラ戦で片翼を失ってしまったが、蛇を生やすことで代用した))。
状態2は次郎坊曰く「これまでの10倍以上の力を出せる」ほどパワーアップし、サスケ自身も「負ける気がしねぇ」と驚嘆していた。
一方、呪印の浸食スピードが跳ね上がるというリスクもある。
イタチとの決戦において表出した大蛇丸が封印されたことで消滅した。

・解邪法印
以前に呪印を抑えるためカカシから「封邪法印」を受けた時の記憶を頼りに発動させた術。
みたらしアンコの呪印および大蛇丸の細胞を取り込んだ薬師カブトの肉片を利用し、大蛇丸を復活させた。


**◇[[幻術]]
1部では使用されない。2部では写輪眼を利用した「幻術・写輪眼」がたまに補助的な用途で使われる。
八尾&ビーとの戦いでは一瞬の隙をついて目を合わせ、ビーを幻術にかけて動きを封じている&footnote(この時はすぐに解術されているが、これについては幻術と人柱力という関係上サスケの幻術のレベルとは無関係。また「体が動かない…」とビーが心中で独白している事実から数瞬程度は動きを封じられることに変わりないため幻術をかけるのが全く無意味というわけでもない。)。
後にダンゾウとの戦いでも使用される。目立って幻術であると分かるほどの派手な効果ではないが、ダンゾウがイザナギの残り時間を判断する写輪眼の瞼が開いているかどうかを見誤るように目くらましを仕込んでいた。
イタチやシスイなど戦術の主軸にしているキャラほど高度な幻術ではないが、雷影の側近を務めると共に幻術タイプであるシーが押し負けて驚愕するシーンがあるため、幻術の源となる写輪眼の瞳力自体は相当なものを持っている。
輪廻眼の力に慣れて以降は、[[尾獣>尾獣/人柱力(NARUTO)]]9体を瞬時に支配下に置く程の強大な幻術を体得した。


**◇[[口寄せの術>口寄せの術(NARUTO)]]
第1部では使用されない。
千鳥などの修行に勤しんでいたのに加え、当初は大蛇丸との接点も無かったため、契約する動物がいなかった。
第2部では大蛇丸の関係から蛇のマンダと契約。
ただし元々のマンダの性格故に、大蛇丸同様にマンダはサスケにも全く従っておらず、
デイダラ戦で呼んだ時は写輪眼の幻術にかけて無理やり操っての口寄せだった上、
「口の中に入って爆風の直撃を防ぐ」ために呼び出しただけ。つまりは連携とかそういう問題ではなくただの盾である。
次に契約した龍地洞のアオダは、サスケがアオダの命を救ったという関係から始まっているため、マンダと違ってサスケに忠実で、
背中に乗っての高速移動や巨大口寄せ動物同士での連携を行う時など、様々な場面で頼っている。

他にもイタチ戦で大蛇丸が封印され呪印を失ってからは飛行能力が無くなったため、
それをカバーするために鷹のガルダとも契約している。なおこのガルタは例の鷹(通称キー様)とは一切無関係である。

・口寄せ・雷光剣化
体や衣服の一部に印の状態で武器を収納し、触れることで口寄せする。
サスケの場合はリストバンドに手裏剣を収納している。

・潜影多蛇手
大蛇丸が使っていたものと同じ。
デイダラ戦では、戦闘中に失った片翼の代わりとして翼のように背中に口寄せさせて飛行している。

・蛇睨呪縛
腕を目標に指定することで印を省略して口寄せする術。大蛇を口寄せして使役する。


**◇[[写輪眼・万華鏡写輪眼>写輪眼]]
うちはに伝わる[[血継限界]]。
高い洞察力を発揮し、視認した術をコピーできる他、目を合わせるだけで幻術を掛けられる便利能力。
12歳で写輪眼を開眼、16歳でイタチの死をきっかけに万華鏡を開眼。
なお写輪眼に関しては、7歳の一族抹殺時、里抜けするイタチにクナイを浴びせた一瞬だけ開眼している。
この時は勾玉模様は一つだったが、その後アカデミーを経て下忍になった時点では勾玉模様は2つに増えており、最終的には終末の谷でのナルトと決闘の最中に勾玉模様3つに進化した。
尚、勾玉模様が3つになって以降も五影会談時にはエーの動きすら目で追うことが出来なかったものの、大戦では飛び回る六道オビトの動きを目で追えるまでになった。
酷使により失明しかけたが、イタチの眼球を移植することで「永遠の万華鏡写輪眼」へと昇華した。

・[[天照>天照/加具土命(NARUTO)]]
左の万華鏡に宿った、任意の目視した物体を消滅させるまで燃え続ける黒炎を発生させる視点発火の炎遁術。
イタチの右眼に宿ったものと同じ術だが、瞼の開き具合で火力を調整でき目を閉じれば任意で鎮火可能だった彼とは違い、これだけでは鎮火はできない。
"消せない炎"という性質上当たれば必殺の威力を持つが、発動時は大量のチャクラを眼に集めた上で発火対象にピントを合わせる必要があり、戦いのレベルがインフレした終盤では発動を見切られることも多く、サスケ自身も専ら陽動や牽制の役割で使用している。
後述する[[輪廻写輪眼>輪廻眼]]に変質して以降も引き続き使用可能で、「NARUTO」本編中では実際に使用しているが、続編の「BORUTO」では何故か右眼から天照を発動している。

・[[炎遁・加具土命>天照/加具土命(NARUTO)]]
右の万華鏡に宿った術。
炎遁の黒炎を制御する術で、鎮火や形態変化させたりする時に使われる。
雷影戦では須佐能乎に纏わせてカウンターに活かした他、白ゼツとの戦いでは広範囲に小さな黒炎を撒き散らしたり、ナルトの術と融合させることで性質を変化させるなど様々な使い方をした。
"炎遁の黒炎を制御する術"ということで勘違いされがちだが、この術自体も発火能力がある。
射程や規模こそ天照に大きく劣るものの消耗が少なく応用も利くためか、黒炎が必要な場合は基本的にこの加具土命を使用している。
千鳥光剣のように黒炎を剣として形態変化させる事もできる。
ただ剣として使うだけなら実体のある刀か、写輪眼に負担をかけず切れ味でも勝る((雷遁そのものが切れ味に優れる効果を持つ))千鳥光剣を使う事が多い。

・[[須佐能乎>須佐能乎(NARUTO)]]
色は紫で、イタチのものと比べると全体的に禍々しい。
固有の武器として盾と一体化した弓を持ち、第三段階に至ると炎遁の剣を使用することも可能になる。
攻撃スピードはかなり速く、仙人モードでもなければ回避はまず不可能。
オビト戦の途中足が生え、更にはナルトの九尾チャクラに装備させる際に完成体へと進化した。

・完成体 須佐能乎
第四次忍界大戦において発動に成功。
尾獣モードのナルトに「威装・須佐能乎」として装着させた。
輪廻写輪眼の開眼後は鼻が若干烏天狗っぽく変わっているほか、火遁や雷遁をこの規模で放てるようになった。
この形態だと複数人を同乗させての高速飛行が可能なので、成人後はもっぱら移動手段として便利に活用している。
ちなみに外伝の描写を見る限り、結構な高度まで上がれる模様(少なくとも雲の上までは飛べる)。

・炎遁・須佐能乎加具土命
須佐能乎の矢に形態変化させた黒炎をまとわせて放つことで威力を強化する。
ナルストシリーズでは「レボリューション」から永遠の万華鏡写輪眼バージョンの奥義として採用されているが、原作での一撃オンリーは地味だったためか、
最初の一撃で体勢を崩す→空から無数の黒炎を纏った矢を降り注がせて相手の周囲に突き立てる→黒炎の竜巻を起こして爆破する、という流れに。
声優つながりで無限の剣製呼ばわりされていることも。


**◇[[輪廻写輪眼>輪廻眼]]
第四次忍界大戦にて心臓を損傷し死に瀕した際、カブトによって[[柱間細胞]]の移植による治療を受けたことで「インドラの転生者がアシュラのチャクラを得、かつ死に瀕する」という条件をクリアしたことで左目の万華鏡写輪眼が変質した。
この時精神世界でハゴロモから六道の陰の力を受け取ったことにより、写輪眼の瞳力を併せ持つ輪廻写輪眼として開眼しているが、なぜ左目だけなのかは不明。

[[十尾>十尾(NARUTO)]]が持つ真の輪廻眼に似て波紋一本毎に勾玉が3つずつ均等に配置された紋様だが、十尾と違い眼は紫。
各性質変化や外道を含む六道の術も使える。
サスケは専ら天道・餓鬼道を使用するが、九体の[[尾獣>尾獣/人柱力(NARUTO)]]を瞬く間に捕縛する地爆天星等、その威力はかつての輪廻眼保有者達の中でも突出している。
先述の通り、まず幻術等の瞳術の基礎能力も強化され、人間には本来知覚出来ない輪廻眼保有者各人の固有能力も視認出来る。

酷使して瞳力を消耗すると、その間は通常の輪廻眼に戻る。
なお、表面を輪廻眼の波紋模様から戻すことは出来ない模様(成人後のサスケが前髪を伸ばしているのはこれが理由)。
波紋模様が子供にはそう見えたのか、「暁秘伝」では「ナルトの兄ちゃん」と呼ばれたことも。

圧倒的な瞳力によってサスケの強さを大きく下支えしていた眼だったのだが、後に…。

・六道の術
輪廻眼の基本能力。
天道の「地爆天星」「万象天引」、餓鬼道の「封術吸引」を使用している。
多少眼が馴染んできた段階の第四次忍界大戦終了時ですら、尾獣を封印する規模の地爆天星を同時に9回発動する驚異的な力を発揮した。
一応他の能力も使用可能なはずだが、自前の術の方が使い勝手が良いのか使用頻度は低い(地獄道・人間道は写輪眼の幻術で、修羅道は須佐能乎で代用可能であり、口寄せ特化の畜生道は基本隠密行動のサスケには不向き)。

開眼したばかりの頃は輪廻眼の扱いにまだ不慣れだったため、餓鬼道での封術吸引と他の術の併用(即ちチャクラの吸収と放出を同時にこなす)のはそれぞれチャクラをコントロールする向きが真逆であるため不可能だったらしい。
その後出来るようになったのかどうかは不明。

・天手力(アメノテジカラ)
固有瞳術。
自分が視認した任意の空間を入れ替える能力。
作中では「任意の空間」とのみ言及しているが、作中描写に合わせたのか、「陣の書」では一定範囲の「人や物が存在する空間」と対象を特定して解説している。
当初は「自分自身と別の地点」に留まっていたが、慣れた後は他人同士を入れ替える、千鳥とクナイを着弾寸前に交換してカウンターを潰すなど、奇襲や回避に多用するようになった。
他の時空間忍術より有効範囲に制約がある(「陣の書」のデータを信じるならば最大で10mほど)が、マーキングは要らない上に六道仙人に迫る者達(ナルト、ミナトと扉間の飛雷神に対応していたマダラ)ですら発動を察知することが出来ないほどのスピードであり、ほぼ確実に不意を突かれる形になる。

・インドラの矢
須佐能乎の弓矢の最終進化形態。
九体の尾獣全てから吸収したチャクラを完全体須佐能乎に写して矢に収束させ、更にそれに雷遁を乗せて雷の矢を放つ。
ナルトとの必殺忍術との衝突の際には天変地異染みた光景と凄まじい余波による大規模破壊を齎した。

・六道・神羅天叫(りくどう・しんらてんきょう)
ナルスト4で使用。六道ナルトとの合体奥義。尾獣全ての力を二人がかりで引き出し、六道・超大玉螺旋手裏剣とインドラの矢を同時に叩き込む。

・加具土命螺旋丸
同じくナルスト4でのナルトとの連携奥義で、こちらは戦後バージョン。
炎遁・螺旋手裏剣で吹っ飛ばした敵を、天手力で背後に回り込んで蹴り飛ばし、ナルトは右手に螺旋丸を纏わせ、サスケは須佐能乎で形成した左手で建御雷神を生成して挟み撃ちにする。

・地爆天星・天墜
ゲーム版での成人バージョンの奥義。サスケ版「天蓋流星」。
須佐能乎の矢を乱射して敵を脚止めし、完成体を起動してから地爆天星の岩塊を大量生成、全てに炎遁を付与して叩き落とす。


*◆劇中での活躍
**第一部
イタチを殺す野心に燃えていた第七班結成時は、ナルト、サクラを足手纏いと見ていた。
しかし、任務をこなしていくうちに徐々に2人を仲間として認め、心を開いていく。波の国では体を張ってナルトを庇った。
[[中忍選抜試験>中忍選抜試験(NARUTO)]]では仲間を気遣い戦うが、大蛇丸に天の呪印を受けたことにより戦闘に支障を来すようになる。その場は何とか切り抜けたが、木ノ葉崩しにおける自身はほぼ何も出来なかったのに対し、ナルトと[[我愛羅]]の戦いを目撃し、ナルトの異常な成長スピードを目の当たりにする。その直後、木ノ葉にイタチと鬼鮫が現れた事が大きな転換点になり((当初はイタチがナルトを狙っていることを聞いた際はナルトの心配をしていた))、戦いを挑むも圧倒的実力差で完敗し無力を痛感し、仲間との未来に希望を失ってしまう。
木ノ葉隠れの里にいては復讐という目的を果たせない事を悟ったサスケは、甘言と知りつつも大蛇丸からの尖兵である[[音の四人衆]]の勧誘に乗ってしまい、サクラの必死の説得も届かず、抜け忍の道を選び、木ノ葉隠れからの脱退を決意する。それを知り必死で追いかけてきたナルトに終末の谷で追いつかれ、サシでの決闘に発展し、ナルトを強敵かつ親友と認め、繋がりを断つべく激突する。
互いに一進一退の攻防を繰り広げ、最後は呪印状態2になり、千鳥と螺旋丸の壮絶な撃ち合いを制し、何とか勝利する((このとき、アニメではナルトを貫こうとした際に手刀からパンチに切り替えており、サスケが殺意を解いた描写が明確になっている))。

イタチからは万華鏡に開眼して自分を殺しに来るよう挑発され、その開眼条件として「もっとも親しい友を殺すこと」を伝えられたが、「アンタの言いなりにはならない」とナルトをあえて殺さず、何処かへと去った。


**第二部
***再会
3年近くの間音隠れで実戦と修行を積み、さらに呪印を使いこなしてイタチを殺すための力を高め続けた。
その中で奪還に訪れたナルト、サクラ、サイ、ヤマトら新第七班と遭遇することに。
アジトの入り口で大蛇丸、カブト、サイを出迎えて、修行に付き合う約束をすっぽかした大蛇丸への不満を口にしつつ、神経を逆撫でするような物言いを見せるサイを幻術で威圧したのが第二部における初登場。

その後は修行を終えて眠っていた所、ナルトに感化されてサスケを連れ戻すことを決意したサイの奇襲を受けて交戦状態に入る。ナルトの中の[[九尾>九喇嘛(NARUTO)]]とも対話して、自分のチャクラがうちはマダラと同質であること、更にもしナルトを殺すと後悔する羽目になるということを聞く。
紆余曲折を経て、新第七班の面々を草薙の剣と千鳥流しで圧倒し、大蛇丸やカブトと共にアジトから立ち去った。

ちなみにこれ以後の姿である「白基調の服、背中に綱」というファッションは音隠れの忍装束なのだが、この後本編終了までずっとこのスタイルで通している。気に入ったのだろうか……。


***蛇結成
月日は巡り、千人斬りを達成したのを見て舌舐めずりする大蛇丸を尻目に教わることはもう何も無いとして離反。転生の儀式を行おうとする大蛇丸に取り込まれたが、精神を乗っ取る幻術を写輪眼の瞳力で跳ね返して逆に取り込む。
そして各アジトを回って[[水月>鬼灯水月]]、[[香燐>香燐(NARUTO)]]、[[重吾>重吾(NARUTO)]]を集め『蛇』のフォーマンセルを結成。イタチ抹殺のために動き出した。

一方の暁もこれらの動向を察知して、警戒の姿勢を取るようメンバーに呼びかける。


***[[デイダラ>デイダラ(NARUTO)]]戦
イタチの情報収集中に奇襲を受け戦闘に突入。デイダラの持つ飛行能力と幻術対策、トビが仕掛けた地雷の前に苦戦を強いられるも爆弾のチャクラを写輪眼で見抜き、土遁と雷遁の相性の良さもあり善戦。
しかし、全身に入り込むナノ型爆弾「C4」の無効化の為千鳥を体に流したことでボロボロになり、互いに余力のない状況に。
そんな中でも自分の爆発芸術に対し冷静さを保ち、まだ隠している術(おそらく麒麟)があると言い放つサスケに対してキレたデイダラが敢行した自爆を、マンダの口寄せで時空間に避難し勝利する。


***[[イタチ>うちはイタチ(NARUTO)]]の真実
イタチに呼ばれ、旧うちはのアジトの一つへ出向いたところで、万華鏡写輪眼に関する歴史とうちはマダラのエピソード、そして一族抹殺のあの日にイタチが口にした「もう一人の万華鏡開眼者」がマダラであることを聞かされ、この戦いが万華鏡写輪眼を巡る眼の奪い合いだと喝破される。
それによって過去に見切りをつけたサスケは、緒戦の幻術の掛け合いでイタチの月読を遂に破る。続く全力の戦闘では影手裏剣で足を負傷させ、雷遁・麒麟の発動の際、火遁で積乱雲を作る行程で火傷を負わせた。

が、切り札の麒麟はイタチの切り札・須佐能乎で弾かれ、絶対的な危機に陥ったが、イタチの体が持たず結果的には勝利した。この時、表に出てきた大蛇丸はイタチが封印したため、呪印が消えている。
イタチ戦後、うちはマダラを名乗る仮面を被った男に拘束され、うちはとイタチの真実を、少し嘘を含んだ形で吹き込まれ愕然とする(詳細はイタチの項目にて)。

そしてその時、イタチが最期に目を奪うのではなく、「これで最後だ」と笑んで死んでいった理由を悟り、里と弟のために命を投げ出した兄の深い想いに涙を流し、その兄を死なせてしまったことを深く悔いたことで万華鏡写輪眼を開眼。
兄を苦しめ利用した木ノ葉を敵と定めたサスケは小隊名を「鷹」と改め、本格的に復讐への道に堕ちていく。
仮面の男には「永遠の」万華鏡を得るためにイタチの眼の移植をするか尋ねられるが、イタチの思うように自分はなれない、その遺志は継げないといい、拒否する。

実は、イタチから二度に渡り「うちは一族抹殺の際に協力者がいた」ことを教えられており、戦闘前にはそれがマダラだと言われ、「アンタの次はそいつを殺す」と明言していたのだが、兄を倒したことで気が抜けてしまったのかそのことをすっかり忘れており、肝心の仮面の男と対面した際には予想外の事実を告げられたことで動転。
結果、「ほかにもう一つ復讐すべき対象がある」という認識だけが残り、イタチの真実を聞いたことでそれがもう一人の仇である仮面の男から、イタチを利用した里へとすり替わってしまった。

 
***[[暁>暁(NARUTO)]]加入
仮面の男との利害一致で“暁”へと加入し、条件として提示された八尾狩りへ出向く。
が、完璧な人柱力たる雲隠れの忍・キラービーの実力は鷹の4人を以ってしても及ばない圧倒的なもので、変則的な剣術と忍術での戦いに圧倒され、重症を負う((胸の辺りが皮膚どころか筋肉まで削ぎ飛ばされ肋骨が露出する程の重症。))。
重吾が「再胞排出」によって自らの体組織をサスケに分け与える事でなんとか回復したものの、体組織が物理的に減ってしまった重吾は子供化し戦力外に。さらにキラービーが奥の手の尾獣化を発動して、絶体絶命の危機に陥る。メンバーが次々と戦闘不能になる中、天照を発動して何とか辛勝。

天照の苦しみに暴れる八尾の足に襲われる香燐を助ける為炎遁が覚醒、燃え移った天照の炎を消し、ビーを回収して撤退した。が、実はこれはタコ足分身による変わり身で、ビーはこれ幸いと里を抜け出して遊びに行ってしまっていた(様子を見ていた雲隠れの忍からも隠れていたため、後々エーが赤っ恥をかくきっかけになった)。


***五影会談襲撃、第七班集結
木ノ葉に向かう途中、[[ペイン>ペイン六道(NARUTO)]]の攻撃により木ノ葉が壊滅状態であることを仮面の男に知らされる。さらに、捕獲した八尾が変わり身だったことを聞かされる。しかし、仮面の男は鷹を切り捨てるのではなく、新たな情報をサスケに与えた。
そこで昏睡状態の綱手に代わり、[[志村ダンゾウ]]が火影(候補)になり五影会談で席につくことを聞かされ、目的の一つであったダンゾウ殺害を決行、会談が開かれる中立国の鉄の国を襲撃。以前は必要以上の殺生を行わなかったが、憎しみが暴走を始めたのか、ここでは見境なく大勢の侍を殺害。((水月が「あいつオレには殺すなと言ったくせに」と憤っており、その後サスケに斬られた侍達が一命を取り留めたという話も出ていないので死亡した可能性が高い。))

ゼツによりサスケの侵入を聞いた五影達と戦闘になり、追い詰められ殺されそうになるが、仮面の男の空間転移の瞳術により助けられ、逃走したダンゾウと戦いの場が設けられる。
柱間の細胞を取り入れ、10個の写輪眼とダメージを夢に書き換え無効にする幻術『イザナギ』を使うダンゾウを相手に、第二段階となった須佐能乎を駆使し「眼で語る戦い」を行うが、イザナギの能力と、連戦の瞳力の消耗によりかなり苦戦する。
香燐の優れたサポートとサスケのピンポイント幻術が決め手になりボロボロになりながらも勝利する((ダンゾウは先の五影会談で別天神を使用したせいで戦闘中は右眼が使えなかった上、右眼が復活した後もトビが後ろで観戦しているのを考慮して、サスケを倒した後に続けて彼と戦う事になった時のために右眼を使い渋っていた事もある))が、ダンゾウは香燐を人質にしてしまう。
助けを求める彼女に動くなと笑みを浮かべ、

「&bold(){人質に取られるようじゃ足手纏いだ}」

と千鳥鋭槍で容赦なくダンゾウの急所を香燐ごと貫いた。直後、香燐にトドメを刺そうとしたところでサクラと再会。
自分も連れていって欲しいと言うサクラに、木ノ葉を裏切る証に虫の息の香燐を殺せと命令。固まるサクラを背後から千鳥で殺そうとするが、駆け付けたカカシにより妨害され失敗する。
その後、カカシと交戦。憎悪の爆発で須佐能乎を第三段階へ移行させるが、短期間に乱用しすぎたのがアダとなり、万華鏡の視力低下が限界に来てピントが定まらなくなった上に須佐能乎の維持も出来なくなってしまう。
その隙にサクラがサスケの背後に回り、毒クナイで仕留めようとするが、サクラは長年の想い人を殺すことに涙し直前で刺せず止まってしまう。((いずれにせよカカシ曰くサスケは大蛇丸に毒の抗体を仕込まれているそうなので無意味だったらしいが。))
サスケは彼女の握るクナイを奪い、逆にサクラを殺そうとするがナルトの登場で再び未遂に終わる。

千鳥と螺旋丸の撃ち合いになり、両者の中に宿るインドラとアシュラの存在を感知したナルトの「このまま戦えば二人とも死ぬ」、「お前の憎しみと一緒に死んでやる」の言葉に動揺を見せる。
立ち去る前にナルトとの再戦を約束し、全てを潰し復讐を果たす為としてイタチの眼の移植を決意した。


***兄弟共闘
[[イタチ>うちはイタチ(NARUTO)]]の眼を移植し、完全に馴染むまでは療養していた。
その後、[[永遠の万華鏡写輪眼>写輪眼]]となり、見張り役だった[[白ゼツ>ゼツ(NARUTO)]]で[[須佐能乎>須佐能乎(NARUTO)]]の試し切りを行い、療養期間を終え刀を取り立ち上がった。
外に出たところで量産型の白ゼツ軍団と遭遇するもこれを一蹴、幻術で戦況を聞き出し、ナルトを殺すべく戦場へ向かう。

が、その道中でカブトによって穢土転生されたイタチと遭遇。
驚きと共に彼を問い詰めるも、穢土転生解術を最優先とするイタチは口寄せによる撹乱でサスケを振り切り先行。それでも程なくして追いつき、そのまま成り行きで[[カブト>薬師カブト]]を止めるために共闘した。

カブトを止めた後は幻術により、記憶を見せられる形で一族抹殺の真実をイタチから告げられるが、恨み事の1つも言わず、サスケが今後どうなろうと兄として愛し続けると言って昇天するイタチの姿に、自分やイタチを生んだうちはとは、イタチが守ろうとした里とは、そしてそもそも忍者とは何なのかと立て続けの疑問を抱き、今の自分ではそれに答えを出せないことに気づく。
その後、水月がもたらした屍鬼封尽・解を用いて歴代火影にうちは一族、里、忍についての疑問を問いただすべく、アンコの呪印から大蛇丸を復活させた。

そして、穢土転生で甦った柱間からうちはと千手の因縁、里の成り立ちを、扉間からうちは一族と里の関係を、ヒルゼンとミナトから力及ばなかったことへの悔恨を聞かされ、ようやく真実を知ったサスケは、これまでの全てを思い返す。
脳裏によぎる過去の思い出、そしてイタチの残した意志を受け止め、一族を滅ぼすことになった木ノ葉隠れの里こそが、うちはの存在した証でもあり、イタチという男の足跡そのものなのだと認識。火影達やイタチの意志を無にする「無限月読」を止めるべく、歴代火影や再結集した鷹のメンバー、そして大蛇丸とともに戦場へ向かう。


***第四次忍界大戦参戦
戦場で久しぶりに出会った同期たちからは当然の如く罵倒されるが、それを尻目にまさかの「火影になる」宣言で同期一同と読者の度肝を抜いた。
当然、本人もそれが困難であると自覚しているようで「許してもらえるとは思っていない」と発言している。
一方で、木ノ葉の裏やうちは一族の歴史を知ったことと、里を出奔した経緯などからか「謝るつもりはない」とも言っている。

唐突な発言と状況がややこしいこともあるが、あまり理由を追求されていない事から反発を覚えているファンもいる。
ちなみに火影になる目的は現在の状況を生み出した忍の社会システムを変え、過去を断ち切ること。
また、そのために尾獣殲滅を目論むことを仄めかす言動をこの時点で取っていた。

ナルト、サクラと再度七班を結成し十尾と戦うが、カカシに敗れ瀕死のオビトは十尾の人柱力になってしまう。
オビトが十尾の人柱力となり、ナルト達とお互いを援護しつつ攻めるが、陰陽遁による忍術の無効化に苦しめられ、
ナルトと[[扉間>千手扉間]]の連携によって仙術は有効であると発覚するも、仙術が使えず、飛雷神のような仲間をサポートする術も持たないサスケにはオビトに攻撃する術が無かった。

また、九喇嘛モードと仙人モードを融合した新形態を披露し[[ミナト>波風ミナト]]との合体技を繰り出すナルトの力量に、いつぞやの対決の時と同じく歯噛みするも、「仙術なら効く」ことが判明し、そしてカブト戦で重吾の能力が仙術の一種だと知ったことから突破口を見出す。
ミナトとの合体技を防御され、神樹が発現したことで絶望に襲われ戦意を喪失したナルトに襲いかかる神樹の根を須佐能乎の刀で一刀両断し、
「ナルト…もう終わりか?オレは行く」と叱咤。攻撃能力を得るため、重吾を須佐能乎に取り込むことで須佐能乎に呪印仙術の効果を付与。
立ち直り尾獣化したナルトの九喇嘛チャクラについに到達した完成体須佐能乎を威装させ、オビトと一騎打ちに持ち込み、打ち勝つ。
そしてナルトや連合の忍達と共にオビトから尾獣を引き抜き勝利した。

ちなみにこの戦いでナルトへの嫉妬心を見せて以降、何故か唐突に二段階も須佐能乎が進化しているが、
急成長したナルトへの悔しさを糧に進化したのだろうか?

その後、黒ゼツに操られたオビトの輪廻天生によって生身の肉体を取り戻し柱間から仙術チャクラをも奪ったマダラに襲い掛かるもあっさりといなされ、火遁・灰塵隠れの術によって逃げられてしまう。
幾許か後、全身に輪廻眼外道の術による黒棒を刺されチャクラを練れなくなった柱間から、残りのチャクラとマダラが柱間から奪った仙術チャクラを利用してマダラを縛る術を授かり、扉間と共に再びマダラに挑むも輪廻眼本来の力を引き出せるようになったマダラに圧倒されて胸を刀で刺され死に瀕する。

しかし、[[イザナミ>イザナミ(NARUTO)]]によって改心したカブトが駆けつけ、扉間の助言を基に柱間細胞と医療忍術で蘇生させることに成功、その最中精神世界で六道仙人と語らう。

そして六道仙人の口からナルトと柱間は六道仙人の次男アシュラの生まれ変わりであること、サスケとマダラは長男インドラの生まれ変わりであることが告げられる。
大蛇丸のアジトにて九喇嘛が「そのワシ以上に禍々しいチャクラ…かつてのうちはマダラと同じだな」と言っていたのはこれが理由だったのだろう。

六道仙人との語らいの後、陰の力を授かり、インドラの転生者がアシュラのチャクラを得るという条件を図らずも満たしたことで輪廻写輪眼を左眼に開眼。
扉間の動きを封じていたマダラの外道の棒を抜き取り、飛雷神でナルトが持っていたミナトのマーキングクナイへと送ってもらった後、ついに六道仙人へと近づきつつあるマダラ、そしてその背後に控える大筒木カグヤに対し、尾獣の力と六道仙術を得たナルトと共に忍界大戦終結のための戦いを挑む。

神樹を吸収したことで、六道仙人の体術を会得したナルトのスピードに対応出来るようになったマダラも一目置くスピード、一瞬で位置を入れ替える輪廻眼の瞳術「天手力」や、熔遁螺旋手裏剣以上だろう威力を持つ仙術チャクラを帯びた黒い千鳥刀を使えるようになり、基礎戦闘力から何からナルト同様桁違いに跳ね上がった。

そうして、黒幕であるカグヤの封印に成功。
激闘を繰り広げたオビトとマダラが逝き、自分達を救ってくれた歴代五影も昇天し、第四次忍界大戦はようやく終わりを告げた
……と思いきや、サスケにとっての本番はここからだった。


***「兄弟ゲンカ」の終わる時
邪魔物が全ていなくなったと見ると、いずれ再び悪事に利用されかねないリスクを孕んでいる尾獣と忍社会の軸たる五影の処刑という自分の描く革命を始めるために動き出した。

当初は輪廻眼の力を上手く使えずカグヤ戦ではナルト主導となっていたが、カグヤ戦を経て力の扱いに慣れ、輪廻眼の真髄を引き出し始めたサスケは、尾獣全員を容易く幻術にかけて地爆天星で簡易的に封印するというハゴロモすらも驚嘆するほどの驚異的な瞳力を披露。

ナルトにとっての「火影」とは、里の皆に認められ、彼らの先頭に立って険しい道を歩いていく者だが、サスケにとっての「火影」の定義は違う。
ナルトが「火影」の定義をイタチから伝えられたのとは逆に、サスケは世の影で憎しみを一身に背負い、それを以って里を守り続けたイタチの生き様そのものが「本当の火影」だと考えていた。

輪廻眼を得たことにより生き永らえる手段をいくらでも編み出せるようになったサスケは、忍界を結束させるための「仮想敵」としての統治者となることを目論み、己の身一つに全ての憎しみを背負い、それによって忍界を結束させ続けることを考えていた。
サスケにとっての「火影」とは、五里全ての闇を己の&bold(){炎}で焼き尽くしその灰を喰らって生き続ける、文字通りの「&bold(){影}」の存在であった。

自身の革命に対して唯一最大の障害であり、また唯一と認める友であるナルトを殺して最後の決着をつけるため、サスケにとっても思い入れの深い終末の谷で本当の最終決戦の火蓋を切った。

これまでの道で身に付けた術の技のオンパレード、持てる力全てを出し尽くしての激突の末、尾獣のチャクラと自然エネルギーのぶつかり合いで谷が崩壊。チャクラもほぼ底を突いてなお、素手での殴り合いに発展、最終的にはお互いまともにパンチも繰り出せないほどの極限状態に陥る。

それでもナルトから輪廻眼・餓鬼道の能力で尾獣チャクラを奪い、トドメの千鳥を叩き込もうとするが、まさにその瞬間に右目の瞳力が尽きてしまい、カウンターの一撃で崖まで吹き飛ばされる。そして、最後の最後となる加具土命と千鳥の合わせ技「建御雷神」と尾獣螺旋丸の激突に発展した戦いは、お互いに利き腕を肘から失い、チャクラもスタミナも切れて行動不能という痛みわけに終わる。
だがどこまでも自分を切ろうとせず、その理由を「友達だから」の一言に集約するナルトの一切ブレない姿勢と忍道に感服し、ついに心が折れ、負けを認めた。
己の命に幕を引いて全てを終わらせようとしたが、ナルトに「生きてオレに協力しろ」と怒鳴られ、涙しながらその手を止めた。


#center(){&font(#ffb74c){そういやお前も意外にバカだったもんな……!}}


#center(){&font(#ff0000){……るっせーよ…ウスラトンカチ}}


そして、駆けつけたサクラの治療を受けた後、ナルトとともに無限月読を解術。オビト戦・マダラ戦での活躍とこの解術の功績に加え、立役者であるナルトの嘆願と、綱手の後任として火影に就任したカカシの判断で里抜け以後の行動が免責される。

失った利き腕には綱手が柱間細胞から義手を製作していたが、「今の自分に忍界がどう見えるのか」を確かめるために断り、片腕のまま里を後にする。そして、見送りに来たナルトから、4年前に終末の谷で手放した額当てを渡され、旅に出た。

**THE LAST
「自分の眼で改めて世界を見てみたい」という願いから始めた旅を継続中。
その道中でボロボロの日向ヒアシを発見、ナルト不在の木ノ葉に危機が迫っていると知って帰還する。
そして、リー率いる体術部隊が破壊し切れなかった巨大隕石を千鳥で木端微塵に消し飛ばした。

なお、ナルトとの最終決戦で失った左腕には結局義手を装着しておらず、隻腕のままである。
余談だが、回想の少年時代を除くと総登場時間は1分に満たず、台詞も一言だけ。

**外伝
***暁秘伝
プロローグとエピローグに登場。
かつて名を売るために兄・コダカを引きずってイタチと鬼鮫に挑み、結果コダカを死なせてしまった蜂使いの養蜂家・キイロと、その弟オオミツ・コミツと出会う。紙手裏剣の練習中に誤って崖に転落しかけたコミツを救助した際、左目の輪廻眼を見たコミツから「ナルトの兄ちゃん」と呼ばれて困惑する一幕もあった(このことがきっかけで、輪廻眼を晒していると無用の騒動を生むと見たのか前髪を伸ばすようになった)。
キイロからコダカのこと、イタチとの戦いについて聞かされた後、土産に蜂部の蜂蜜をもらって再び旅路に戻った。


***サスケ真伝・来光篇
旅の道中で立ち寄った竹の村にて、忍崩れの旅芸人、チノ&ノワキと出会う。村を襲った盗賊「暗雷団」を撃退すると共に、カカシから知らされた各地での集団失踪事件の知らせを聞き、それが幻術によるものではないかと見当をつける。そして、もしそうであれば写輪眼と輪廻眼を持つ自分が対応すべきだと考え、大蛇丸、そして彼に案内された先のコロシアムで武器商人の御屋城エンから情報を得る。

エンは以前から血継限界の忍をコレクションすることを趣味としており、レア度を上げるためと称して一人を残して一族を滅ぼしたこともあるという。その彼の護衛の一人に、「風心」という男がおり、その彼がエンのもとを去ってから立ち上げたのが暗雷団の前身である義賊・雷光団であること、風心が失踪して程なくある島の住民が全滅し、その島には今誰も立ち寄らないことを聞かされたサスケは、その島に失踪事件の手がかりがあると見て調査に向かう。

が、そこで出くわしたのは風心こと颱遁の血継限界の使い手・ノワキと、謎の瞳術を操る失踪事件の黒幕・チノだった。
万華鏡をも上回る幻術に翻弄されて取り逃がした後、被害者の一人だった雲隠れの忍を里に送り届ける。
そこで四代目雷影にチノの瞳術について語ったところ、それが血之池一族という血族の持つ「血龍眼」の血継限界だと知らされる。さらに、柱間やマダラの世代よりもさらに昔、血之池一族を湯の国・地獄谷に追いやったのがうちは一族だとも教えられ、木ノ葉で迫害されていたうちはが外から見れば迫害者の一部だったこと、イタチにはそういう闇まで含めて一族の全てが見えていたのだと悟った。

そして訪れた地獄谷で、待ち受けていたチノから彼女の身の上を聞かされる。物心つく前にエンに攫われたこと((なおエンの正体はチノの父親で、血之池一族を滅ぼしたのはレア度どうこうではなく、内輪もめで妻が殺されたことで一族に見切りをつけたためであった。))、ゆえに一族どころか親兄弟の記憶すらないこと、つながりが全くない絶望を吐露されたサスケは、その姿にかつてのナルトを重ね、今更ながらに当時の彼が背負っていた痛みの一端を知る。

そして始まった激突は、のっけから完成体須佐能乎を持ち出すレベルの忍術合戦となるが、幻術の掛け合いの中で己の忍道を「この世の全てが分かり合う日が来るまで耐え忍ぶ」ことだと決意。チノに放った最後の一撃は飛び込んできたノワキに防御され、水入りのまま決着。
戦闘後、チノから前の大戦の折に地下を謎の集団=量産型白ゼツが走り抜けていったこと、その中に「別の何かと戦わなければ」と刷り込まれていた個体がいたことを聞かされ、かねてからの疑問とあわせ「カグヤが軍隊を組織して戦いの準備をしていた理由」として、カグヤをも上回る敵が現れるのではないかと危惧。

里からの手紙を受け取った後、久々の帰郷の途についた。
なお、時期的にこの帰還後にサクラを伴って旅立ち、その道中でサラダを授かったと思われる。


***七代目火影と緋色の花つ月
集団失踪事件から10数年が経過した後は、チノから得た手がかりを元に、カグヤが何か痕跡を残しているだろう血継網羅の時空間を調査する長期任務に当たっていた(この事についてはサクラの他は現五影しか知らない)。
その道中で[[写輪眼を持つ謎の少年>うちはシン]]に襲われるが軽く撃退、嫌な予感を感じたためナルトと合流し、関連が疑われる大蛇丸の下へ赴くことを計画する。

サクラと結婚して一人娘のサラダをもうけていたが、任務のため物心ついてから会ったことがなく、
成り行きでナルトが連れてきたサラダを敵と誤認して剣を向けてしまったため、元から親子関係の真偽に疑いを抱いていたサラダとの間にすれ違いが生じてしまう。
その後、紆余曲折を経て攫われてしまったサクラを助けるための戦いの中でサラダと和解。
しばしの団欒の時間を過ごした後、再び任務に出発した。

**[[BORUTO‐ボルト‐]]
***劇場版(中忍試験編)
カグヤの時空間を調査中、遭遇した[[モモシキとキンシキ>大筒木モモシキ/大筒木キンシキ]]と交戦。
危惧していた事態が起こりつつあることを察知し、報告のため木ノ葉へ帰還する。

サスケのことを「ナルトと唯一渡り合えるライバル」だと聞いていたナルトの息子ボルトと出会い、弟子入りを懇願され、螺旋丸の会得を条件に受諾。
中忍試験に向けて手裏剣術等を伝授する。

ボルトが科学忍具を使用していることに早くから気づいていたが、敢えて指摘せずに反則発覚まで放置していた。
その後、モモシキとキンシキによる中忍試験会場襲撃でナルトが行方不明になり、ヒナタも重傷を負ったことで意気消沈していたボルトに対し、
「お前ならナルトを超える男になれる」「お前はナルト以上にウスラトンカチ(負けず嫌い)だからだ」と発破を掛けて立ち直らせ、
四影とボルトと共にナルト救出のため時空間転移を行う。

ナルトの救出後、体術や威装・須佐能乎(アニメ版では、無数の操風車や天手力を活用)といった往年のコンビネーションでモモシキを圧倒。
撃破したかに見えたが、乱入してきたカタスケの行動でモモシキが復活、ナルトが行動不能に追い込まれてしまう。
しかしこの状況も想定しており、切り札となるボルトの螺旋丸を当てるため、囮役となり、右腕の輪廻眼を潰すことに成功。
ナルトの力も得て超大玉級を超えるほどの大きさになった螺旋丸をボルトが叩き込む様子を見守った。

全てを終えた後はサクラ、サラダと共に幸せに過ごしている模様。
アニメ版では引き続き[[大筒木一族]]の調査を行っており、あちこちを行き来しつつ情報集めを続けているが、以前よりは余裕ができたのか里にいることも増えた。
また、調査活動の中で裏社会とも相応に関わって…というかやり合っていたらしく、その道の連中には非常に恐れられている。

一方で少年時代に家族を失ったこと、その後多感な時期に復讐一辺倒だったのが災いして家族としての過ごし方が未だに身についておらず、ナルトが企画した休日「親子の日」ではサラダとのコミュニケーションに四苦八苦した挙句「うざい」と切り捨てられてガチで凹むシーンもあった。((カカシの入れ知恵で「イチャイチャタクティクス」を参考にさせられたのも災いした模様。))


***タイムスリップ編
[[アニメオリジナルエピソード]]。
ボルトと一緒に過去の木ノ葉(サスケ奪還任務の直後、ナルトの退院後)に飛ばされた際、持ち歩いていた家族からの手紙をうっかり落としてしまい、それを拾った当時のサクラに読まれて疑われるというミスをやらかしている((文面は水に滲んで潰れていたが、よりによってサスケの名前だけ残っていた。))
この時、未来から来たことと、自来也と親しげにしていることを何とか誤魔化そうと捻り出した言い訳が「イチャイチャシリーズに感銘を受けて自来也のファンになった」という苦しいものだったが、幸か不幸かサクラはそれで関わりを拒絶して退散。
当のサスケの方は精神的大ダメージで&bold(){思いっきり燃え尽きて真っ白になっていた。}

ちなみに元の時代に戻る際、接触した面子の記憶を全て写輪眼の幻術で消去しているが、合流前にボルトがすれ違った雷門エレキだけは見落とした。((この時のボルトは雷車についてボヤキながら歩いており、エレキはそれをヒントに後に雷車を開発している。))


***"殻"始動編
[[殻>殻(BORUTO)]]の飛行船に残してあった「座標」を元に異空間へ移動すると、[[大筒木一族]]の壁画と十尾が隔離された異様な場所にたどり着く。
そこにやって来た[[ジゲン>ジゲン(BORUTO)]]を追って戦闘となり、ナルトと共闘するが惨敗。
やむを得ずナルトを残して一人で木ノ葉へと帰還した。

体力を回復させた後、里に来襲した[[大筒木イッシキ]]をボルトと共に迎え撃ち、異空間で再び激闘を繰り広げる。

イッシキを撃破した直後、疲弊していたところを狙われてボルトを乗っ取ったモモシキの奇襲に遭い、&bold(){左目の輪廻写輪眼が潰されてしまう。}((この結果、六道の力が使用不能になりかなり弱体化した。特に天手力が使えなくなったことによるフットワークの鈍化。))
しかし片目を失いながらも&bold(){「師匠だからこそ危うくなった弟子を殺す」}覚悟でもってボルシキに食らいつき、[[カワキ>カワキ(BORUTO)]]との共闘からボルシキの弱点を見つけ出す活躍を見せた。


***師として、父として
殻の残党・[[コード>コード(BORUTO)]]の行方を追って里から出払っていたようで、久方ぶりに里へ帰還した際にはコードの情報をシカマルに提供している。
また、自分がいない間にボルトがモモシキに乗っ取られて死にかけた一件を振り返り、側にいてやれなかった事をボルト本人に侘びた。
この際、貸していた額当てがボルトの勇気を後押ししてくれたという話を聞いて、正式に譲り渡している。

カワキが反逆と思わしき行為を取った際には真っ先に駆け付け、逃げられると里の捜査網に加わったのだが、その過程で神術「[[全能>全能(BORUTO)]]」が発動。
人々の記憶と認識が改変されて「カワキ」と「うずまきボルト」の立場が入れ替わり、サスケも&bold(){うずまきカワキ}と親交のあった人物として&bold(){ボルト}の抹殺に向かっていった。

全能が効かなかったサラダに止められてもその身を案じて街に戻るよう促し、ボルトとの決着を付けようとする。
だが、&bold(){&font(#ff0000){万華鏡写輪眼}}を開眼しながら「最初で最後のわがまま」としてボルトの救出を懇願され、気が付けば追い詰められていたボルトを助けると共に里を抜けていった。

全能による影響でボルトを「里の反逆者」と認識しながらも、カワキに渡したはずの額当てを始めとした違和感が幾つもある事、そんな違和感が凄まじい速度で薄れていく謎の現象から、サスケは自分の記憶に疑いを持ち始めていた。
そして、本当に正しいのか分からない自身の記憶よりも&bold(){娘のサラダを信じる}事を選び、命を懸けてでもボルトを守り抜く決意を固めたのである。
あくまでも娘のためであってボルト本人の事は信じられなかったのだが、かつてのナルトも同じ境遇だったことを語りつつ本当に「うずまきナルト」の息子なのか証明するよう激励の言葉を送り、共に木ノ葉を去って行った。


***三年後
&bold(){意識を失った状態で小型の神樹に囚われた}衝撃的な姿で再登場し、2年前を回想する形で里抜け後の顛末が明らかとなった。

木ノ葉からの逃亡生活を送りながらボルトに稽古を付けていたのだが、天才であるボルトはわずか1年でサスケの流儀を全てマスターし、既に教える事がなくなっていた。
相変わらずボルトが何者かは分からなかったものの、ナルトと同じ目をしている事から信じるようになっていた。
同時にサラダが何を言いたかったのかも理解し、二人でなければ立ち向かえない何らかの危機が訪れている事を感じ取っており、そのためにボルトを鍛えてきたのだという。

そんな生活を送っていたある日、報復のために二人を探索していたコードと運悪く出くわしてしまったようで、そのまま戦闘に突入。
サスケの剣でコードの左目に傷を負わせる事に成功したものの、相手は絶対的な格上であるが故に万に一つの勝ち目もなく、自分が囮となってボルトだけを逃がす選択をした。
最後に、娘の事をボルトに託して…

そしてコードが従えていた爪アカの1体に食われ、神樹と一体化した半死半生の状態に陥ってしまったのである。


*◆おもな人間関係
・[[うずまきナルト]]
第七班の僚友。三すくみの「蝦蟇」。同じ孤独の痛みを知る者であるが、作中当初は仲が悪かった。
彼の痛みを知り、またそれが理解できたことで「&bold(){最も親しい友}」とまで思うようになるが、急成長を続けるその姿に焦りも覚え始め、ついには袂を分かつ。
かつてイタチに言われた言葉に端を発する「無二の友『だからこそ』殺さなければならない」という想いも、意味合いを変えて再び立ち上ることとなる。
しかし、対立関係になっても「友達」の一言で手を伸ばし続ける彼に最後の最後で折れ、正道に引き戻された。
幼少期から良くも悪くも有名人であった(サスケもだが)ため当時から見知ってはおり、自分と似た者が他人と繋がろうと必死な姿に複雑な感情((自分も家族のことを思い出して安心感を覚え、しかしそれは「弱さ」だと感じて振り払うため修業に明け暮れた。))を抱かされており、ある意味ずっと彼の影響を受けてきたと言える。

・[[春野サクラ]]
第七班の僚友。三すくみの「蛞蝓」。当初から想いを寄せられていたが、復讐しか頭になかったために相手にしておらず、
ナルトのことを恋路の邪魔とみなし家族がいないことを侮辱交じりに揶揄した彼女に「うざい」と言い放った。
しかし、自分が里を抜けても敵対関係になっても一途に想い続けたサクラの気持ちに感じ入るものがあったのか、大戦後に結婚し、一子を儲けている。

・[[はたけカカシ]]
第七班での上官。得意技の「千鳥」は彼から伝授された。
うちは一族ではないものの写輪眼を持っており、最も身近にいた「写輪眼使いとしての先輩」でもあるが、
万華鏡に開眼して程ない復讐に染まり切っていた頃は、「うちはでない者がそんなものを持つな」等とボロクソに貶していた事もある。また口下手なため、口上手な部分は尊敬している。
「BORUTO」においてはアニオリのエピソードで思いっきり遊ばれたことも。

・[[うちはイタチ>うちはイタチ(NARUTO)]]
兄。良くも悪くも、サスケの人生に大きな影響を与えた人物。
当初は家族や一族を皆殺しにした仇として追いかけていたが、元々は兄弟として心底慕っていた。そのため、真相を知った後は彼を苦しめた里への復讐を企て行動を始めることに。
ちなみにサスケは基本的に名前で呼び捨てにしているが、感情が高ぶると「兄さん」呼びになる。
成人し家庭を設けた現在でもその影響力は強く、何かと彼と過ごした時期を回想している。
幼少期には猫バアの店に使いに行った際、退屈から暴れるサスケに「忍猫の肉球スタンプ集めゲーム」をやらせていたが、&bold(){ノルマの中に二尾・又旅があった}。どこまで行かせる気だ兄さん。

・うちはフガク
サスケとイタチの父親。
イタチのことを「自慢の息子」として誇りに思っており、サスケに常々「兄さんのようになりなさい」と言って聞かせていた。
しかし当のサスケからすると何かして褒められても常にイタチと比較されるのはあまり認めて貰えていないように感じており、
火遁・豪火球の術を会得して見せた時に初めて「流石俺の子だ」と言われた時にはサスケは目を輝かせていた。
こうした態度を見るとサスケをあまり可愛がっていないように見えるが、ミコト曰く「私と話すときはアナタ(=サスケ)の事ばかり話してる」らしく、実はかなり子煩悩だったらしい。

・うちはミコト
サスケとイタチの母親。
明るく優しい母親だったらしく、愛情表現の不器用なフガクに対して不安を覚えたサスケに、自分の前ではサスケのことばかり話していることを語り励ました。
最期は夫のフガクと共にイタチに殺害された。

・[[うちはオビト]]
もう一人の仇であり、一族の急進派だったヤシロを唆してクーデターの気運に火をつけた、いわばうちは滅亡の引き金を引いた男。
九尾襲撃事件を引き起こしたのも彼であり、ナルトとサスケの両者にとって人生を大きく歪ませた元凶の人物と言える。
彼が仮面を被り「マダラ」を名乗っていた頃は行動を共にしていた。

・[[大蛇丸>大蛇丸(NARUTO)]]
音隠れに走ってからは彼の元で実力をつけていたが、師とは思っていない。大蛇丸としてもサスケのことを己の器として利用することしか考えていなかったのでお互い様と言った所ではあるが。
大戦中に彼を復活させたのを機に手を組むようになり、戦争終結後も情報の伝手として使っている。

・[[鬼灯水月]]
大蛇丸の殺害後、サスケが大蛇丸の配下から選抜した『蛇』小隊のメンバーの一人。
当初は忍刀七人衆の刀を集めるという目的のためにサスケについていけば都合がいい、
という打算で仲間に加わっただけだったが、なんだかんだで腐れ縁に。
『BORUTO』の時代では大蛇丸の元へ戻っている。

・[[香燐>香燐(NARUTO)]]
大蛇丸の殺害後、サスケが大蛇丸の配下から選抜した『蛇』小隊のメンバーの一人。
優れた感知タイプであると同時に、うずまき一族の遠縁からか相手にチャクラを分け与えて回復させる能力を持つ。
サスケにベタ惚れであるが、そのことについて言及されるととりあえず何でも否定する典型的なツンデレ。
ダンゾウ戦で捨て駒にされて以降は物別れになっており、「見たらぶん殴ってやる」と息巻いていたが、
いざ再会したらサスケの「すまなかった」の一言で全てすっ飛んで元鞘(?)におさまった。
全てが終わった後もサスケ繋がりでサクラと交友関係を持っていたり、その縁でサラダ出産の際に取り上げていたり、
旅しているサスケ本人との接点はあまりなくてもサスケの周囲とは関係が続いている模様。

・[[重吾>重吾(NARUTO)]]
大蛇丸の殺害後、サスケが大蛇丸の配下から選抜した『蛇』小隊のメンバーの一人。
耐えがたい殺人衝動を唯一抑えてくれた君麻呂以外を拒絶していたが、
サスケがその代わりになってくれた事でサスケに付き従う。
『BORUTO』の時代では大蛇丸の元へ戻っている。

・[[大筒木インドラ>大筒木アシュラ/大筒木インドラ]]
祖先にして遠い前世。彼のチャクラを受け継いでいる。

・キナ
「NARUTO迅雷伝」のキーパーソン。薬師の兄レイシを家族に持つ。
サスケは彼をその心に抱く闇も含めて自分と重ねていた。

・チノ
「サスケ真伝」のキーパーソン。うちは一族によって地獄谷に追いやられた血之池一族の末裔であり、かつてのナルトと同じく繋がりを持たない存在。
彼女との関わりが、サスケに新たな忍道を自覚させるきっかけとなった。
見た目も物腰も幼い少女そのものだが、実はサスケよりもかなり年上の女性。

・[[うちはサラダ]]
娘。サスケにとってはサクラとのつながりの証たる存在。任務に次ぐ任務で彼女が物心ついてからあまり顔を合わせていなかったため、当初は蟠りがあったものの、外伝の一件を経てなんとか和解。
しかし親として彼女にどう接すべきかはまだ手探り状態であり、コミュケーションに失敗しては凹んでいる。
写輪眼はしっかりと受け継がれている。ついでに髪の色もサスケの方から遺伝したらしく黒髪。
一方でチャクラコントロールが苦手にも関わらずサクラ並みの怪力を発揮している((サクラの怪力はチャクラコントロールを応用した医療忍術の亜種。))が、こちらはどうやら生来の素質の模様。

・[[うずまきボルト]]
ナルトの息子。
七代目火影と双璧を成す忍者であるという事に加え、父ナルトへの反発もあって彼から弟子入りを志願される。
当初は断っていたが、熱意に負けて「螺旋丸を体得したら」という条件をクリアされたため、中忍試験を前に彼を弟子として迎えた。
その才能を高く評価していたが、天才故に努力を忌避する傾向と父親に認めて貰いたいが故に焦る彼の気質と、
兄を超えたいと焦り過ぎて呪印に傾倒した末の里抜け等の数々の過ちを犯した自分とを重ねて見ており、いずれ迎えるであろう挫折から立ち直ることも期待しながらボルトの動向を見守っていた。
サスケの期待通り忍として立ち直ったボルトのことは、いずれはナルトを超えると見込んでいる。


*◆サスケ語録
・「オレは忍術を遊び感覚で考えるガキが一番キライなんだよ……オレに話しかけんじゃねーよ、ガキ!!」(第2話のボツシーンより、ナルトに対して)

・「…孤独…親に叱られて悲しいなんてレベルじゃねーぞ」

・「お前 うざいよ」

・「名はうちはサスケ 嫌いなものならたくさんあるが好きなものは別にない。それから…夢なんて言葉で終わらす気はないが野望はある!一族の復興と ある男を必ず…殺すことだ」

・「あの時…泣いてた…オレの……」

・「よォ…ケガはねーかよ ビビリ君」

・「知るか…よ…体が勝手に…動いち…まったんだよ…バカ…!」

・「そんなにオレに借りを作りたくねーならな…オレより強くなりゃいーだろが」

・(オレは兄貴を殺す為に生き残らなきゃならない……そう思った…! だが間が抜けてたのはオレの方だったようだな…ナルト… サクラ…! …こんなところで命を賭けられないような奴が…どうして兄貴に勝てるんだ)

・「サクラ…誰だ…お前をそんなにしたヤツは……どいつだ…!」

・「オレはようやく理解した オレは復讐者…たとえ悪魔に身を委ねようとも力を手に入れなきゃならない道にいる…」

・(こんなの…一問たりともわかんねぇ………)

・「オレは お前とも闘いたい…」

・(猫又の肉球スタンプを集める任務の際に)「嫌ならお前らは来なくていい。これはうちはの……オレの任務だ」(アニメオリジナル回より)

・「オレは一度すべてを失った……これ以上……大切な仲間が目の前で死ぬのを見たくない……!」

・「お前は俺の額に傷一つつけることすら出来やしない!」

・(ナルト…お前は 一体どこまで…)

・「やっぱり…お前うざいよ」

・「サクラ…ありがとう…」

・(オレの夢は未来になんか無い オレの夢は過去……そこにしか無い)

・「無意味じゃない…オレにとってお前は最も……親しい友になった だからこそお前には殺す価値がある」

・「親も兄弟もいねえてめーに…俺の何が分かるってんだよ…初めから一人っきりだったてめーに! オレの何がわかるってんだ! アァ!?繋がりがあるからこそ苦しいんだ!! それを失うことがどんなもんかお前なんかに…!!」

・「認めてやるよ…お前は強い。何故なら……お前もオレと同じ、孤独の痛みを知る者だ。そして…その痛みが人を強くする」

・「ナルト…オレは……」

・(オレは……アンタの言いなりにはならない……。オレはオレのやり方で力をつける。オレはオレのやり方でアンタを超える! 必ずな……!)



・「だから今度は…オレの気まぐれでお前は命を落とすんだぜ」

・「…そういやお前には火影になるっていう夢があるんじゃなかったか…?オレを追い回す暇があったら修行でもしてりゃ良かったのに…」

・「知るかよ…そんな奴」

・「もうアンタから教わることは何もない。アンタの前でも……非情になれそうだ」

・「地を這う蛇が空を飛びたいと願ったところで、所詮無理なこと。それでもどうにかしたいと巣の中の雛を狙ってたアンタの方が、逆に狙われてたのさ。これから空高く飛び立つ……鷹の目にな」

・「大蛇丸……お前の如何なる術も、この目の前では……わかってるだろう、もう……」

・「お前ら…オレに殺されたいのか?」

・「この眼はチャクラを色で見分ける…そう…言わなかったか?」

・「そんなものは眼中にねーよ それよりイタチの居場所を教えろ」

・(ナルトか…うっとうしい奴だ)

・「アンタはオレのことを何も分かっちゃいない…どれほどの憎しみを心の中に抱えているか…そのお陰でどれほど強くなっているかアンタはオレの事を何も分かっちゃいないんだ」

・「アンタがいくらその眼の力を使おうが……このオレの憎しみで、幻は現実になる! アンタの現実は、死だ」

・「術の名は”麒麟“…雷鳴と共に散れ…」

・「死にたくなければ、この七年、必死に修行してレイシを超えることだ。例え死んだとしても、堂々と胸を張ってレイシの所へ逝け。オレの兄さんもそこにいるし、オレも後から逝く」(小説『NARUTO迅雷伝 狼の哭く日より)

・「キナ。オレもお前もガキなのかも知れない……だがこの世界では、大人になることは死ぬことと同じだ。信じた道を行け」(同上)

・(兄さん……オレはアンタを超えてみせる。例えその道が間違っていたとしても。例え血塗られた道を、たった一人で歩くことになろうとも。誰の許しも請わず、地獄の業火に笑って焼かれてやる。それが……オレの忍道だ)(同上)

・「我らは"蛇"を脱した。これより我ら小隊は…名を"鷹"と改め行動する。"鷹"の目的はただ一つ。我々は──木の葉を潰す」



・「これが眼で語る戦いだ。うちはを…なめるな」

・「兄さん…まずは一人目だ…」

・「じゃあな…」

・「今までにない感覚だ。汚されたうちはが浄化されていく感覚。腐れ切った忍世界からうちはを決別させる感覚。ある意味お前達がずっと望んできたことだ。うちはを否定し続けたお前達の望みどおり、お前達の記憶からうちはを消してやる。お前たちを、木ノ葉の全てを殺すことでな! つながりを断ち切ることこそが浄化! それこそが本当のうちは再興だ!」



・「この眼は闇が…よく見える…」

・「オレもお前のところに行くとしよう… お前を切りに!!」

・「お前らは木ノ葉の忍ではない…約束の内には入らん…」

・(この兄さんの眼に焼き付ける光景はことごとく……惨たらしく…悲しく…重いものになる…だがそれが正しいんだ。見ていてくれ、兄さん…)

・「こんな奴のために何で兄さんがそこまでする必要がある!? こいつと兄さんは違う! 兄さんは完璧だった!」

・「アンタがオレにどうして欲しいのかはわかってるつもりだ。アンタはオレの兄だからこそ、今のオレを否定するだろう。でもオレも、アンタの弟だからこそ、アンタが何を言おうとも止まらない。ここで兄さんが里を守ろうとも…オレは必ず里を潰す」

・「無限月読……国も里も人も忍も関係ない。ただ全てを幻術に嵌め、思い通りに操るものだ。オレの兄が…マダラの弟が…そしてアンタ達火影が守ろうとしてきた全てのものを……無にするものだ」

・「オレは戦場へ行く。この里を…イタチを…無にはさせん!」

・「すまなかった……香燐」
※ 歴代火影との対話を終えた後、香燐と再会しての一言。捨て駒にして串刺しにして殺そうとした相手にこの一言で済ませるサスケもサスケだが、それで済まされる香燐も香燐


・(今までの負のシステムはオレが全て始末をつける! そして新たな……!)

・「お前じゃない……過去を切るのは、オレだ」

・(これほどのチャクラも宝の持ち腐れとはな……)
※ 六道オビトへの追撃のために尾獣モード全開で張り切って突っ込もうとした矢先、扉間に「仙術以外効かぬというのを忘れておらんだろうな!」と突っ込まれて狼狽していたのを見て。



・「イタチ亡き今、オレはやっと一人になったように思えた……だがナルト……あいつだけは、斬って置かなければならない。オレの火影は繋がりを切り、一人になって完成する」&br()「オレにとってあいつは……もっとも親しい友のままでいるからだ」

・「先代達は言った。里とは、多くの一族と子供の殺し合いを止めるための枠組みであったと。平和への枠組みだったと……。イタチは一人でその平和を支えようとしていたんだ。そしてオレはようやく理解した。苦汁を舐め、闇に居て、国と里の犯罪者……裏切り者として、全ての憎しみを一身に受けながら、火ノ国と木ノ葉隠れを影から守る忍。彼こそが、本当の火影だったんだと」

・「大声でわめくな。オレ達はもう、昔ここで戦った時とは違う。お前の想いは―――わかっている。お前も……そうだろう。ナルト」

・「またその術か……ナルト、その術がお前の弱さの象徴なのさ。それは孤独を紛らわせるための術だ」

・(オレは───今ここでのお前との勝負が最後なのさ…インドラの矢…今のオレが放てる最強の技だ。もう…散れ…散ってくれ!!!)

・(逆だ…本当はオレが羨ましかったんだ。オレにはない強さがあったから……。お前はいつもオレの前を歩いてやがった。まるでかつての兄さんのように……そして今日も……)

・「いがみ合ってたちっぽけなオレ達が、今は互いの心を痛み合うことが出来る。そして旅を通し、世界を見てこう思った……これは、もっと大きなものにも言えることなのかも知れない。だが、お前のようにはなかなか出来るものじゃない。そう簡単にはいかない……オレ達がそうだったように。大きなものならなお更な。―――それは祈りにも似た想いだ。それでもそれが出来るまで耐え「忍」んでいく。その様を任された「者」達…それが、オレ達……『忍者』なのかもな」



・「この世に蔓延る復讐の連鎖はオレが断ち切る! かつて兄さんがそうしたように、この世界を影から支え……この目が見つめる先に光を!」

・「お前はお前のやるべきことをやれ、ナルト。オレもオレのやるべきことをやる。それが、お前の望む『協力』ってことだろ?」

・サスケ「イヤ……お前にブツブツ言われる筋合いはない。さっきの戦いはなんだ? 次は子供を不安にさせるなよ」&br()ナルト「いや! お前に言われたくねー! 子供を不安にさせることについては!!」
(※サラダがサクラではなく香燐との子ではないかという疑惑が一時出ていた後の話)

・「そんな顔するな…。また今度な」

・「お前の言うとおりなら、この術はお前の領分ってことになるが?」
(サラダの事を「サスケの子だから手裏剣術が得意に違いない」と決めつけた発言をしたボルトに対し、影分身を見せながら)

・「お前は本当は強い忍だ。オレは昔あいつに負けたが、お前ならあいつに勝る男になれる」&br()「お前はあいつの息子であり、オレの一番弟子だろ。何よりお前は―――ナルトよりウスラトンカチだ。負けず嫌いってことだよ」

・「ボルト。子供は―――間違う。かつてオレは友を裏切り、ナルトは二代目火影の禁書を盗んだ」&br()「それを叱り、許し、導いてくれたのは、大人達と、友だった。間違わない子供はいない。だからこれは、オレ達の責任だ」

・「……今度の勝負はオレの勝ちだな。忍の本質は変わらない……お前のガキだとしてもな」

・「お前は、俺の可愛いピーナッツだ」
(サラダに「おんぶ」をスルーされた可哀想なパパがカカシの助言に従い実行した時の迷台詞)

・サスケ「よこせ、川に投げる。イヤ、川に投げるべきはカカシ、あんただな」&br()カカシ「あっ、違いない」
(アニメ版でイチャイチャタクティクスを参考にしたサラダとのコミュニケーションが失敗した後、その本をまだ持っているかと尋ねて)

・「もはや何を信じればいいのか分からない…だからオレは…決めたんだ 自分の記憶を疑ってでも、娘を…&ruby(・・・・・・・){サラダを信じる}とな……」&br()「オレがお前の力になる、娘がそれを望むなら……命を懸ける価値はある」


*◆余談
・企画段階では名字はカタカナの「ウチワ」だった。

・作中ではナルトと並ぶ主人公格なのだが、里抜け後は238話から306話まで登場せず((シルエットだけならば300話で登場))、次に本格的に動き出したのが343話の蛇結成。イタチ戦~五影会談までは主役級の活躍を見せたが487話から573話まではほぼ出番がなく((目の移植直後の状態やオリジナルの白ゼツを燃やす描写などはあった))、本格的に戦争に参戦するのは631話からと実は物語全体を通すと出番はそれほど多くなかったりする。&br()というか第一部で最後の章であるサスケ奪還編でも棺桶に入れられてから復活するまで半年ほど登場していない。&br()アニメではその辺りがかなり顕著で、年単位で出番がないときもあった。

・公式ファンブック「皆の書」によると写輪眼を含め、元ネタは「[[幽☆遊☆白書]]」の「[[飛影>飛影(幽☆遊☆白書)]]」。

・無限月読の世界で自来也が書いた小説は「もしナルトの両親が生きていたら」というIFであり、それによって「うちは殲滅事件が起きない」「なのでイタチも抜け忍にならない」「暁が雨隠れトリオとは別に立ち上がっている」「雨隠れトリオはチーム・ジライヤを名乗ってスリーマンセルで活動」など違いがあるが、サスケに関しては&bold(){ナルトへの一方的なコンプレックスをこじらせた挙句、結局里抜けした上に敵対}。ホントーに面倒な男である……。



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