HERO's STRIKE(遊戯王OCG)

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HERO's STRIKE(遊戯王OCG) - (2014/08/02 (土) 22:14:45) のソース

&font(#6495ED){登録日}: 2014/08/01 Fri 16:14:47
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます

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#center(){&color(#ff0000){&big(){現れろ!新たなる『HERO』!!}}}
#center(){&color(#ff0000){&big(){『HERO』にふさわしい戦いの舞台がここにある!}}}


HERO's STRIKEとは2014年6月21日発売された27個目の[[ストラクチャーデッキ>ストラクチャーデッキ(遊戯王OCG)]]のこと。
デッキ名の通り「HERO」、特に漫画遊戯王GXで登場した「[[M・HERO]]」を中心に構築されており新規カードも全てM・HERO関連である。

[[前々回>青眼龍轟臨(遊戯王OCG)]]は[[社長>海馬瀬人]]、前回は[[カイザー>丸藤亮]]と歴代のライバルたちのデッキをモチーフとしたストラクが続いたため、
ついに[[ジャック>ジャック・アトラス]]デッキのガチ化なるか? と噂されていたがまさかの[[十代>遊城十代]]。[[悔しいでしょうねぇ>IV(遊戯王ZEXAL)]]。

HEROや融合関連のカード以外にも増援や戦士の生還といった実用的なものから、
ハネクリボーなどの[[ファンサービス>ファンサービス(遊戯王ZEXAL)]]要素までアニメ・漫画で十代が使用したカードが大量に収録されている。

その数なんと&color(#ff0000){45枚中38枚}。

そこまでやるんだったら後7枚くらい揃えて欲しかったが、
ペラペラじゃない[[強謙>強欲で謙虚な壺(遊戯王OCG)]]や神の警告など再録されたので良しとしよう。

その他にもE-エマージェンシーコールや[[エアーマン>E・HERO エアーマン]]などのHEROの必須パーツはもちろんのこと、
[[奈落の落とし穴>奈落の落とし穴(遊戯王OCG)]]や[[強制脱出装置>強制脱出装置(遊戯王OCG)]]、おろかな埋葬など汎用性の高いカードも多数再録されている。
なぜ[[カスタムパック01>デッキカスタムパック01(遊戯王OCG)]]でその本気を出さなかったKONMAI……。

キャッチコピーの元ネタは「HEROにはHEROに相応しい戦う舞台って物があるんだ!」という十代のセリフからか。
しかしその舞台である摩天楼 -スカイスクレイパー-は&font(#ff0000){未収録}。なんで?


*主な収録カード

**新録
・M・HERO カミカゼ
・M・HERO 光牙
・[[M・HERO ダーク・ロウ]]
新録された[[M・HERO]]たち。詳しくは項目で。ちなみに漫画版GXの作者である影山なおゆき先生の描きおろし。

・「チェンジ」速攻魔法
マスク・チェンジの他に、手札コストが必要な代わりにHEROでなくともM・HEROに変身できる&font(#ff0000){マスク・チェンジ・セカンド}、
場の融合HEROを同レベルのM・HEROと入れ替える&font(#ff0000){フォーム・チェンジ}、そしてチェンジ速攻魔法とHEROをサルベージできる&font(#ff0000){マスク・チャージ}が新録された。
HEROには誰でもなれるといえば聞こえはいいが、マスク・チェンジ・セカンドのせいで様々なデッキにHEROが出張することに。
現在のトップメタである[[シャドール]]にダーク・ロウの効果がぶっ刺さるのも出張に拍車をかけた。&del(){そのシャドールにも絶賛出張中だけどな!}

・E・HERO シャドー・ミスト
特殊召喚された場合に「チェンジ」速攻魔法サーチ、墓地に送られた場合に自身以外のHEROをサーチする効果を持つ。
どちらの効果も「場合」に発動するためタイミングを逃さない。ただし、1ターンにどちらか1つしか使えないので注意。

前半の効果は&color(#ff0000){ヒーローアライブ}や&color(#ff0000){ヒーロー・シグナル}等でデッキから、
&color(#ff0000){リビングデッドの呼び声}等で墓地から特殊召喚して、必要に応じたチェンジをサーチしよう。

後半の効果はクリッター等とは違いどこから墓地に送られても効果を発動できる。
&color(#ff0000){ヒーローマスク}や&color(#ff0000){おろかな埋葬}などでピンポイントで墓地に送るのはもちろん
&color(#ff0000){カードガンナー}で叩き込むのもいいだろう。
エクシーズ素材として取り除かれた時に発動できるのもGOOD。

なお&color(#ff0000){赤文字}で書かれたカードは&color(#ff0000){全てこのストラクに収録されている。}ちょっと頑張りすぎである。

・C・HERO カオス
[[ファングジョ(ry>仮面ライダーW]] [[モノク(ry>モノクマ]]
[[ビヨンド>No.39 希望皇ビヨンド・ザ・ホープ]]のような自身をE・HEROとしても扱うルール効果と闇属性でありながら場では光属性としても扱う永続効果、
そして相手ターンでも使えるターン終了時まで表側表示のカード1枚の効果を無効にする効果を持つこのストラクの看板モンスター。

3000打点に加えE・HERO&光属性として扱う効果から、スカイスクレイパーやオネストなどを使えば戦闘では負け知らずであろう。
またフリーチェーンのカードの種類を問わない無効効果により擬似的な耐性も得ているので場持ちもなかなか。
その他にもロック崩しをしたり相手モンスターの耐性を消したりと汎用性が高い。

看板になるだけあって強力な効果を持っているがやはり&color(#ff0000){M・HERO×2}という重い素材縛りがきつい。
轟雷帝ザボルグを自壊させれば2,3セット程墓地融合するための素材を揃えられるのだがやはり手間がかかる。
漫画版と同様にメインデッキに投入できる下級M・HEROが登場すれば話は別なのだが。

やっとこさ再録されたミラクル・フュージョンを使って、出せたらいいな程度に考えていたほうがいいだろう。

光・闇属性として扱う効果、カードの効果を無効にする効果、そして東映さんから怒られそうなカラーリング(逆だけど)などなど
漫画GXの象徴とも言えるモンスター[[光と闇の竜>光と闇の竜(遊戯王OCG)]]と共通する点が多い。


**再録
・[[E・HERO ネオス]]
ご存知十代のエース。そして過労死。
パッケージイラストにも描かれているが、箱を3つ買ってM・HEROデッキを組むとなると真っ先に抜ける悲しきHERO。
弟分の[[アナネオ>E・HERO アナザー・ネオス]]くんも再録。こっちはわりと使われる。

・[[E・HERO バブルマン]]
強欲な泡男改めエクシーズ素材男。
スパークマン・フェザーマン・クレイマン・バーストレディといった初期の十代を支えたHERO達を差し置いて収録。
公式サイトでも強力カードとして紹介されていた。……出世したな泡男。
ただこのストラクだけだとエクシーズモンスターも水属性M・HEROいないので別途で買い足さないと使い物にならない。
ところでベクター、ストラク発売後すぐに準制限に緩和されたのはお前の仕業か?

・[[オネスト]]
準制限となり更に危険度を増したガチムチ天使。ボルテックやアナネオなど光属性中心の構築にするならば必須。
しかし色んなとこで再録されすぎているのでそんなに喜ばれなかった。
一応9期テキスト版はこれが初。

・[[N・グラン・モール]]
ついに無制限となった鬼畜モグラ。
現環境では召喚権の消費&攻撃を介しての除去はいまいち遅いが、ハムドオベリスクをも除去できる対象を取らないバウンスの力は脅威。
あれ? [[キモイルカ>N・アクア・ドルフィン]]は?
#right(){&font(#008cff){「ワクワクを思い出すんだ!」>????}}

・召喚僧サモンプリースト
魔法カードをコストに星4モンスターをリクルートするすごい奴。
昔【アライブHERO】でも大活躍していた。
エアーマンやシャドー・ミストとの相性は抜群だがこのストラク唯一の十代が使用していないモンスターなため、
若干浮いてる気がしないでもない。

・E・HERO ガイア
E・HEROと地属性を融合素材としたHERO。詳しくは[[こっち>E・HERO(属性融合)]]で。
Vジャンの定期購読特典で登場し、再録されたのがDTのノーレアと屈指の入手難易度を誇っていた。
こいつ1枚でストラクの代金の元が取れたと言っても過言ではない。
ただし超融合は未収録。

・ミラクル・フュージョン
墓地のHEROを融合させるHEROデッキの必須カード。
にもかかわらず、なかなか再録の機会に恵まれなかった。
[[デュエルターミナル>DUEL TERMINAL]]では十代は最初から登場している上にスピードデュエルのデータに存在し使えるのに一度も収録されず、3つも出した[[デュエリストパック>デュエリストパック(遊戯王OCG)]]ですら再録されなかった。
EXPERT EDITIONから実に7年ぶりの収録になった。ついでに普通の融合と平行世界融合も再録。

・H-ヒートハート
・E-エマージェンシーコール
・R-ライトジャスティス
・O-オーバーソウル
&color(#ff0000){大抵の場合Eしか使われないことに定評のある}アルファベットHEROサポートシリーズ。
4枚全て再録されているのにそれらが墓地に揃うことで発動できるヒーローフラッシュ!! は未収録という謎仕様。
&del(){このデッキだとそんなに強くないから別にいいけど}


*オススメ追加カード
・収録されていないM・HERO
ストラク新録のM・HEROだけでも充分強いがさらなる強化を望むなら投入すべし。

特殊召喚した時相手にハーピィの羽根帚をぶちかますアシッド、
相手モンスターを戦闘破壊した時に星4以下のHEROをリクルートするダイアンが強力。

特にダイアンはシャドー・ミストと相性が良く、サーチしたチェンジを使ってさらなる追撃が可能となる。

ただし、戦闘破壊して墓地に送る必要があるのでダーク・ロウとの相性はイマイチ。
オーシャンやバブルマンやアブソルートZeroを中心とした水属性主体のHEROデッキならば、効果破壊耐性をもつヴェイパーを入れてもいいだろう。

&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){剛火「俺もいるぞ!」}}

・[[属性融合HERO>E・HERO(属性融合)]]
マスクチェンジじゃなく純粋な融合の方をしたいならこっち。地はこのストラクに入っている。
水、光、闇は漫画を買えば手に入るので入手が楽。
風は既に絶版のPP収録だがぶっちゃけあまり高くない。
問題はVE収録の炎だがこれは同日発売の十代スリーブに再録されている。
…が公認店限定なのとあまりの人気に瞬殺されたためこれ自体が入手が難しい。

属性融合をするなら超融合が欲しいところだがこれは前回の[[サイバー・ドラゴン>サイバー・ドラゴン(遊戯王OCG)]]のストラクに収録されている。
[[ゴールドシリーズ>GOLD SERIES(遊戯王OCG)]]でばら撒かれた[[プリズマー>E・HERO プリズマー(遊戯王OCG)]]を入れてサイバー・ドラゴンの融合体を出せるようにしてみてもいいかもしれない。

・[[H・C 強襲のハルベルト]]
ご存知出張のハルベルトさん。戦士族サポートをHEROと共有することができ、
[[サイドラ>サイバー・ドラゴン(遊戯王OCG)]]効果を持っているのでランク4エクシーズに繋げやすい。

そこそこの打点に加え、戦闘ダメージを与えた時に自身を含めたヒロイックをサーチする効果もあるため、
全盛期エアーマンのごとく後続がわらわらと湧いてくる。

サーチしたヒロイックは超融合やマスク・チェンジ・セカンドのコストにも活用できる。
マスク・チェンジ・セカンドを使ってダイアンに変身できる地属性というのも評価を上げている。

・[[D-HERO]]
HEROサポートの共有することができ、闇属性なのでダーク・ロウを安定して場に出し序盤から相手の動きを封じることができる。
HEROデッキは通常魔法が多く採用されるのでダイアモンドガイの効果も発動しやすい。
ディアボリックガイを使ってダーク・ロウとランク6を呼び出すのも強力。
シャドー・ミストのおかげで手札にD-HEROを呼び込みやすくなったのでデステニー・ドローも腐りにくくなった。

・ランク4エクシーズモンスター
HEROデッキは星4を展開しやすいのでエクシーズ召喚を狙いやすい。
単純に除去能力の高い[[No.101>No.101 S・H・Ark Knight]]や[[鳥銃士カステル]]、シャドー・ミストを直接墓地に送れる[[ラヴァルバル・チェイン]]などが優秀。
戦士族を素材に指定した[[エクスカリバー>H-C エクスカリバー(遊戯王OCG)]]や[[ブレード・ハート>機甲忍者ブレード・ハート]]も投入すべし。

・[[青き眼の乙女]]&[[青眼の白龍]]
ヒーローマスクやマスク・チェンジ・セカンドで乙女を対象に取って青眼を呼び出すデッキに。
&font(#0000ff){青眼「乙女に呼び出されたと思って来てみればマスクを被った変人がいたでござる」}
光牙は星8なので青眼と一緒に[[神竜騎士フェルグラント]]などの強力なランク8にするのもいいだろう。
星1チューナーなので[[1+4+4>氷結界の龍 トリシューラ]]で相手を凍りつかせることも可能。
蒼眼の銀龍はバニラ蘇生効果を持っているのでネオスやアナネオを採用するのもアリ。


追記・修正は三箱買ってからお願いします。

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#center(){&color(#ff0000){&big(){さあ、ワクワクするデュエルを始めよう!}}}

前回のCMでは丸藤亮役の前田剛氏、前々回は海馬瀬人役の津田健次郎氏という前例があったため予想はできていたのだが、
今回のCMでは遊城十代役のKENN氏がナレーションを担当している。

予想していたとはいえ久々にTVで聞く十代の声にテンションが上ったデュエリストが続出した。


M・HERO中心のデッキなのに思いっきり「融合召喚!現われろ!新たなる『HERO』!!」と言っているのはご愛嬌。
一応、普通の融合召喚モンスターであるガイアやカオスも収録されているので間違いではないが。
できることならKENN氏の声で変身召喚などの漫画GXの用語が聞きたかった……

さらに映像もなかなか凝っており摩天楼 -スカイスクレイパー-のようなビル街の空に、
ヒーロー・シグナルが浮かび上がりシャドーミストが登場。

そしてマスク・チェンジによりダーク・ロウに変身するというOCGでも再現可能な動きが描かれている。

その後に流れた緑と黄色の光がミラクル・フージョンに集まってC・HERO カオスが登城しているシーンは、
カミカゼと光牙が融合してカオスになったとも推測できる。

さらにさらにBGMにはアニメGXより「十代のテーマ」が使用された。
KENN氏のナレーションはともかく、このファンサービスはさすがに予想外でありデュエリストたちはワクワクを思い出すこととなった。

でもカイザーと違って遊戯王ARC-Vとは言ってくれなかったのはちょっと残念。


追記・修正はワクワクするデュエルを始めてからお願いします。

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#openclose(show=▷ コメント欄){
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- 「H」「E」「R」「O」カードはE以外だとHERO以外でお世話になっているHや通常HEROデッキでお世話になっているOは割と活躍するけど、Rは大抵の場合エアーマンで十分なんだよね……  -- 名無しさん  (2014-08-01 16:49:58)
- 買うと得をしまくるスーパーアドストラク  -- 名無しさん  (2014-08-01 17:02:26)
- 奈落剛健強脱神警サモプガンナー、これで1000円は元取れてるって言う  -- 名無しさん  (2014-08-01 20:30:52)
- 属性融合、M・HEROどちらをメインにするにしても必須カードがすぐに揃う良ストラク。ただし単体としての完成度はあまり高くないから改造必須なのでパーツ取りならまだしも初心者には案外オススメできない。  -- 名無しさん  (2014-08-01 21:50:42)
- ガチ指向なのかファン指向なのかがイマイチわかりにくいストラク。ガチならネオスやアルファベットシリーズを外すべきだし、ファンならサモプリとか外してスカイスクレイパーとかが欲しかったなぁ。それにしてもなぜ超融合は収録されなかったんだろ?  -- 名無しさん  (2014-08-01 23:55:06)
- 超融合はひとつ前のストラクで入ってたでしょ! よくばりさん!  -- 名無しさん  (2014-08-01 23:57:04)
- なぜ超融合が前回のストラクだったのだろうか……  -- 名無しさん  (2014-08-02 00:54:46)
- ちょっと早いGX10周年記念だな  -- 名無しさん  (2014-08-02 22:14:45)
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