アクアン(デュエル・マスターズ)

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アクアン(デュエル・マスターズ) - (2022/04/15 (金) 01:16:39) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2015/01/07 Wed 20:24:39
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます

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#center(){


&sizex(7){&bold(){&color(Blue){にひひひ。中立が一番儲かるのさ。}}}
}






《アクアン》は、[[デュエル・マスターズ>デュエル・マスターズ(TCG)]]のクリーチャー。

*概要
DM-04「第4弾 &ruby(チェンジ・オブ・ブラックシャドウ){闇騎士団の逆襲}」で登場した[[サイバーロード>サイバーロード(デュエル・マスターズ)]]。[[レアリティ>レアリティ(TCG)]]は&b(){レア}。
古参プレイヤーなら一度は耳にしたことがあるであろうクリーチャーである。

#center(){&font(b,i,blue){敵の敵は、友。でも、味方の味方は、お客様。}}

背景ストーリーでは[[光>光文明(デュエル・マスターズ)]]と[[闇>闇文明(デュエル・マスターズ)]]に武器を売りつけている商人として登場している。
両者が[[戦争]]するのに乗じて嬉々として戦い合う両者に武器を売る姿はまさに戦争商人らしい一方で、
友好色でありながらドライな関係を築いていることが読み取れる。

■DMC-13 「コロコロ・ニュージェネレーション・パック」
■DMC-17 「&ruby(ダーク・ウォリアー){戦場の暗黒皇女}デッキ」
■DMC-37 「バイオレンス・エンジェル」
■DMC-38 「キャッスル・オブ・デーモン」
■DMC-50 「パーフェクト・エンジェル」

でも再録された。他に月刊[[コロコロコミック]]2003年1月号付録にもなっている。


*スペック
|アクアン 水文明 (4)|
|クリーチャー:サイバーロード 2000|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から5枚を表向きにしてもよい。その中から光と闇のカードをすべて自分の手札に加え、残りを自分の墓地に置く。|
パワーはとてもじゃないが高くはない。
だがこのクリーチャーは場に出た時、山札の上から5枚を表向きにして、そのなかの光と闇を総取りする。
運が良ければ5枚鷲掴みも夢ではないが、2~3枚引けた程度でも「クリーチャーが残る[[ドローソース>ドローソース(TCG)]]」としてはハイスペック。
2枚でも3コスト呪文の《エナジー・ライト》と同等であることを踏まえれば相当と言えるのではないだろうか。
外れのカードもデッキに戻さず墓地に送る点もポイントで、墓地利用に長けた闇を含めているのもあってこのカードを語る上で外せない強みである。

今でこそチートレベルのドローカードとして知られるアクアンだが、登場からしばらくの間の評価はそこまで高いものではなかった。
アクアンの出た時期はまだ《サイバー・ブレイン》や《ストリーミング・シェイパー》、《[[アストラル・リーフ]]》という強力なドローカードが軒並み4積みできる時代であり、わざわざ光と闇を混ぜるまでもなく[[水>水文明(デュエル・マスターズ)]]をタッチするだけで十分だったこと、
最大5枚ドローが見込めるとはいえ単色のカードしかなかったこと、
協力な墓地利用カードが少なかったこと、
そしてサイバーロード[[進化>進化(デュエル・マスターズ)]]は当時まだいなかったこと(後に《[[エンペラー・アクア]]》は登場するがとても使えたもんじゃない)等が重なり、
「決まれば強いけどそうそう決まらない」レベルの所謂ロマンカードとして認識されていた。

だが、[[聖拳編>聖拳編(デュエル・マスターズ)]]で[[多色カード>多色(デュエル・マスターズ)]]が登場すると状況が大きく変わる。
複数の文明を併せ持つカードは持つ文明のどちらも参照できるため、光・闇・水を絡めても安定したドローが可能になったのである。
さらに《サイバー・ブレイン》始めとする水文明の過剰なドローソースのほとんどが殿堂入りしたのも相まって、穴ができた「たくさん引けるドローソース」を埋める枠として注目を集める。
結果、【アクアンブラック】【アクアンホワイト】といったデッキタイプが前弾迄のカードと共に大躍進を遂げ、
多色カードの存在から色を増やした【アクアンホワイトブラック】が生まれる。
今にも続くデュエル・マスターズのドロマーカラーの系譜の始まりである。「アクアンカラー」という単語まで生まれるに至った。
当時は《[[凶星王ダーク・ヒドラ]]》も現役だったので回収も容易であったのもポイント。
引いたハズレは墓地に送るため、光・闇以外のクリーチャーも実質あたりとしてカウントできる、つまりアクアンからアクアンを呼ぶ狂気の宴が可能であった。
光と闇の爆発的[[リソース>アドバンテージ(TCG)]]要員として、あの《[[無双竜機ボルバルザーク]]》とも渡り合える数少ない存在だった。

#center(){&font(b,i,blue){光に売れるものは闇にも売れる、誰だって自分に向けられる刃は気になるもんさ。 ――アクアン}}

だが流石に強すぎたために[[殿堂入り>殿堂入り(デュエル・マスターズ)]]。この時ボルバルザークは規制を逃れたことがプレイヤーの間では問題視されたがそれはボルバルのページでおねがいします。

だがその後も【ハイドロ・ハリケーン】のパーツなどとして生き残り続けた。
ドロマーカラーの[[コントロールデッキ>コントロール(TCG)]]ではあいも変わらず強さを見せつけており、なんだかんだで殿堂入りこそボルバルザークより早かったが、
[[プレミアム殿堂>プレミアム殿堂(デュエル・マスターズ)]]になるまではボルバルザークより長く生き残り、多くの戦いを見てきたカードと言える。

#center(){&font(b,i,blue){今日も世界は事件だらけ。結構結構。――アクアン}}

一応《アクアン》の調整版とも言える《エリアス》も登場していたが、

|エリアス 水文明 (5)|
|クリーチャー:サイバーロード 2000|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から3枚を表向きにしてもよい。その中から光のカードと闇のカードをすべて自分の手札に加え、それ以外を自分の墓地に置く。|

&bold(){とてもじゃないが使えたもんじゃない。}
調整し過ぎである。

だが、一枚だけになったことで《サイバー・ブレイン》ともども、「かえって引けるかどうかの運ゲーになってしまっている」という指摘も多く、
墓地利用が増えた結果、闇・光を絡めずとも実質5枚の墓地肥やしカードになりつつある将来性の怪しさもあり、
結果として長きカード人生に終止符を打つ。

#center(){&font(b,i,blue){儲かりすぎるのも考えものだな。――アクアン}}




この後は温泉旅館に行ったり、あるいは[[冥界>冥府/地獄]]に[[行ったり>死]]するかと思われたが…

#center{&font(b,i,blue){はじめてのおつかいはなんとかギリギリ成功かな? -アクアン}}

|コアクアンのおつかい UC 水文明 (3)|
|呪文|
|自分の山札の上から3枚を、すべてのプレイヤーに見せる。その中から光と闇のカードをすべて自分の手札に加え、残りを墓地に置く。|

&bold(){生きてた。}
しかもいつのまにか結婚して子供まで設けてやがった。&bold(){リア獣蒸発しろ}。

この子供は[[エイリアン>エイリアン(デュエル・マスターズ)]]メイクをしてクリーチャー化した。

#center(){&font(b,i,blue){アクアンの子は、コアクアン。コアクアンがエイリアンメイクをすると小悪魔コアクマン。}}

|セブ・コアクマン 水文明 (4)|
|クリーチャー:サイバーロード/エイリアン 2000|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から3枚をすべてのプレイヤーに見せてもよい。その中から光と闇のカードをすべて自分の手札に加え、残りを墓地に置く。|

どう見ても《エリアス》の[[完全上位互換>上位互換/下位互換(TCG)]]です、ありがとうございました。
確かにアクアンよりは弱体化しているが、十分に強力だった。

#center(){&font(b,i,blue){「PREVO」進化か、破壊か。}}

カードパワーの上昇を思わせるカードである。
さらに1万年後の世界の[[エピソード3>エピソード3(デュエル・マスターズ)]]でも…

#center(){&font(b,i,blue){オラクルが平和を実現したら、戦争が無くなって儲かんなくなっちゃうからね。&br()ここはがんばっちゃうよ。 ---アクアン}}

|クアトロ・ブレイン 水文明 (6)|
|呪文|
|カードを4枚引く。|

元気に商売している上に、相変わらず戦争商人を続けていた。
この頃になると息子が[[墓地ソース>墓地ソース(デュエル・マスターズ)]]の肥やし役としても注目されるまでになっていた。
《アクアン》自身が現役だったらと思うと…ぞっとしませんか?

[[ドラゴン・サーガ>ドラゴン・サーガ(デュエル・マスターズ)]]の世界ではサイバーロード故に登場していないし、[[世界線も異なっている>パラレルワールド]]が、こちらには似たような商人は果たしているのだろうか?

#center(){&font(b,i,blue){にひひひ、光と闇を争わせてるだけじゃ、まだまだ儲け足らないよ!火と自然も巻き込めば倍儲かるね。 ― アクアン・メルカトール}}

|アクアン・メルカトール SR 水文明 (4)|
|クリーチャー:サイバーロード 2000|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から4枚を表向きにしてもよい。その中から、光、闇、火、自然のカードをそれぞれ1枚ずつ選んで手札に加える。その後、残りを墓地に置く。|
15周年記念パック「ゴールデン・ベスト」で登場した新たなアクアン。見る枚数こそ4枚に減ってしまったが、構築に気を付ければ調整版の《ゼブ・コアクマン》を上回る4枚を手札に加えることも十分可能。息子には後れは取らないといったところか。
主に【5色ドギラゴン剣】で採用されたが、《[[天災 デドダム]]》などのマナ基盤としても強力な手札補充を兼ねる生物が多数登場したことで現在は一線を退いている。

|電磁 アクアン-2 R 水/火/自然文明 (5)|
|クリーチャー:サイバーロード/ディスタス 3000|
|G・ストライク(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)|
|このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から4枚を表向きにする。その中から水、火、自然のカードを1枚ずつ手札に加える。残りを好きな順序で山札の下に置く。|
|ササゲール2(ディスペクターを召喚する時、コストを2少なくしてもよい。そうしたら、このクリーチャーを破壊する。そのディスペクターのコストは0以下にはならない)|
争いの影で活躍する商人からその身を犠牲として奉仕する傀儡へと堕とされたアクアン。G・ストライクと手札補充によって、ディスペクターに繋げられなくても腐らずアド損しにくいデザインとなっている。
しかし、この3色の5マナ域は《ドンドン火噴くナウ》や《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》が存在する激戦区。どちらもS・トリガーを持つカードであるため、ディスタスである点で差別化する必要があるだろう。


かつて[[ライバル]]だったリーフがその後解放されても目立った活躍はなく、逆にアクアンは一向に釈放される気配がないというのも、何とも時代の移り変わりを感じさせられる。


*[[デュエル・マスターズ プレイス]]
第2弾「伝説の再誕 -RETURN OF LEGENDS-」にて実装。
こちらでは流石に本家より弱体化されている。
一方でレアリティは&font(red,b){スーパーレア}へと一気に格上げされた。

|アクアン 水文明 (4)|
|クリーチャー:サイバーロード 2000|
|バトルゾーンに出た時、自分の山札の上から&font(red,b){3枚}を表向きに&b(){する}。その中から光のカードと闇のカードをすべて手札に加え、それ以外を墓地に置く。|

本家の《セブ・コアクマン》からエイリアン種族を抜いて効果が強制になり、能力的には息子の完全下位互換となっている。
それでも本家でコアクマンが示す通り、弱体化してなおドローソースとして一戦級であることに変わりはない。
《ペコタン》と《ミラージュ・マーメイド》のコンボが実戦で使われていたことを考えれば尚更である。
最大のライバルである《[[アストラル・リーフ]]》も同時に実装されたが、あちらも本人のパワーや相性の良いカードの問題等により弱体化しており、進化の有無やデッキの軸となる文明も大きく異なることから上手く棲み分けはできている。
&font(gray){まぁあっちはあっちで弱体化しても結局壊れている事が判明して環境トップに君臨したけどね!}
相性最高の多色カードこそ未実装だが、「文明は1枚マナに埋めれば良い」というデュエプレ独自の仕様により色事故が起こりにくくなった点が追い風に。
実装直後は、[[速攻型>速攻(デュエル・マスターズ)]]とコントロール型の2種類の【アクアンブラック】が早速環境に進出した。
今後もカードプールが広がるごとに強化されていくことは、本家を見ても間違いない。




&font(b,i,blue){今日もwikiは追記・修正だらけ。結構結構。 ――アクアン}

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#openclose(show=▷ コメント欄){
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- コロコロの付録にもなったな。恥ずかしながら当時は今一強さにピンと来なかった  -- 名無しさん  (2015-01-07 21:48:41)
- レインボー無い時代だと子供心に「五枚の中に水のカードが合ったら勿体無い」と思ってたけど、デュエルジャック見て凄いかもと思ってた。アクアン召喚→スパイラルゲートで回収→次のターンでまた召喚のコンボはすげーっておもったわ  -- 電王牙  (2015-01-07 22:36:18)
- ↑↑当時はそんな強く無かった感じがする、と言うかその他の水のドロソが悉く強過ぎて光と闇を混ぜる意味があんまりなかった  -- 名無しさん  (2015-01-07 22:39:12)
- まだそれほど混色構成強くなかったからなあ 水にはリーフとランサーいたし水単のドロソにシェイパーもあったし  -- 名無しさん  (2015-01-07 22:48:02)
- 当時あのボルバルと唯一渡り合えたデッキタイプと言うのがこのカードの凄さを物語っている。多色環境へ移行したのもこいつにとって追い風だった  -- 名無しさん  (2015-01-07 23:22:40)
- 牛次郎が使ってたような気がする  -- 名無しさん  (2015-01-08 01:21:46)
- アクアンのフレーバーテキストどれも味があって好きだわ  -- 名無しさん  (2015-01-08 12:34:55)
- いったいどれだけのコネクション築いたんだろう?  -- 名無しさん  (2015-01-08 20:08:12)
- 現実でアクアンの真似やったら「お前はどっちの味方なんだ!」って光と闇の両方から攻められると思います。  -- 名無しさん  (2015-01-08 21:47:43)
- ↑そもそも5文明の間での戦争だから水にしても完全な味方じゃないんだな 「闇と火」とか「光と自然」とかも利害が一致したからに過ぎないわけでいつでも移り変わる可能性がある  -- 名無しさん  (2015-01-08 22:02:27)
- ↑2学校でやって批難を被った自分が居ます。  -- 名無しさん  (2015-01-08 23:09:24)
- 良く言えば中立。悪く言えば卑怯なコウモリ。  -- 名無しさん  (2015-01-10 22:53:44)
- 中立は両方から叩かれない様に立ち回るのが難しい。それをやってる辺り実力が伺える  -- 名無しさん  (2015-02-21 03:18:47)
- 相手アクアン召喚(ドヤ顔)→返しのロスト・ソウルで赤字にするの楽しかった。  -- 名無しさん  (2015-05-30 11:56:01)
- 実はアクアガードやサーファー達とサーフィンをしていたりする  -- 名無しさん  (2015-09-21 21:33:20)
- こいつのAAどんだけあるんだよwwwwwww  -- 名無しさん  (2016-01-21 01:07:20)
- たしかコロコロの付録の時って闇と光のカードセットだったよな。その3枚軸にして初デッキ組んだ覚えあるわ  -- 名無しさん  (2016-01-21 01:22:38)
- こいつが戻ってくるとしたら多色の到来と予想がつく  -- 名無しさん  (2016-01-31 16:50:33)
- アクアン以外の水を全部光か闇の多色にして確実に引くとかやってた  -- 名無しさん  (2020-06-12 17:07:35)
- ぶっちゃけ今でも十分通じる。ヘブンズフォースで投げて2ターン目に最大5ドローしたりアンダケインで釣って自然のフシギバース持ちを墓地に落としたり、やることがシンプルにして凶悪だからこそ、悪用の方法は幾らでもある  -- 名無しさん  (2020-07-05 06:58:37)
- 今となっては墓地肥やしとしても優秀だからなこいつ…  -- 名無しさん  (2020-08-26 23:00:33)
- カードプール増えれば増えるほど手が付けられなくなるタイプのパワカだからエラッタでもない限り釈放は厳しそう  -- 名無しさん  (2020-08-26 23:31:18)
- 地味に擬人化もしている。ルピコとは面識があり裏で事情があるとかなんとか  -- 名無しさん  (2020-10-24 08:15:14)
- デュエマ界のマッコイじいさんって認識でおk?  -- 名無しさん  (2021-04-25 17:35:26)
- マナコストに反して引ける枚数多すぎ、墓地肥やしとしても化け物。しかも生き物残る。いくら環境が加速しようが許されない性能なのがよく分かる。  -- 名無しさん  (2021-04-29 01:52:13)
- そもそも今でも通用するからプレミアム殿堂なわけだしな  -- 名無しさん  (2021-06-10 09:47:08)
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