SCP-2228

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SCP-2228 - (2017/02/15 (水) 00:44:43) のソース

&font(#6495ED){登録日}: 2017/02/15 Wed 00:44:43
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます

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#center(){&font(b,red){(`・ω・´)「ままごとしましょ」}}

#center(){&font(b,blue){(´・ω・`)「ままごとはもうあきたよ」}}

#center(){&font(b,red){(´・ω・`)「うーん、じゃあなにしようか」}}

#center(){&font(b,blue){(´・ω・`)「うーん」}}

#center(){&font(b,green){(`・ω・´)「お困りかね、子供たち!」}}

#center(){&font(b,red){(´・ω・`)「あたらしいあそびがしたいの!」}}

#center(){&font(b,red){(´・ω・`)「なにかおもしろいあそびはない?」}}

#center(){&font(b,green){(`・ω・´)「それならこのワンダーテインメント博士の…」}}



#center(){&font(b,i,red){&sizex(){(`・ω・´)「財団ごっこセットの出番だ!」}}}



SCP-2228はシェアード・ワールド[[The SCP Foundation]]に登場する[[オブジェクト>オブジェクト(The SCP Foundation)]]。
[[オブジェクトクラス>オブジェクトクラス(The SCP Foundation)]]はSafe。
項目名は『Foundation Playsets(財団ごっこセット)』。…財団ごっこって何財団かな?マナによる慈善財団かな?

…うん、マナなわけがないよね。

*概要
SCP-228は[[ワンダーテインメント博士>ワンダーテインメント博士(The SCP Foundation)]]の名前を冠した、『&font(b){SCP財団収容サイトごっこセット}』とラベル付けされている
ポリエステル製の人形数体を含む30x30x15cmの同一の箱入りセットの集まりである。
ワンダーテインメント博士は一体何を考えてこんなおもちゃ作ったんだ。

中にはこんな説明書が入っている。

>&font(b){オブジェクトクラス:} Fun
>
>&font(b){特別収容プロトコル:} 全ての" ちびっこ研究者" たちは新しいSCP財団™収容サイトごっこセット™を使って、異常で楽しい時間を過ごす必要があります!
>
>&font(b){説明:} SCP財団™収容サイトごっこセット™は、あなたのような"ちびっこ研究者"たちが思い描く、ありとあらゆる確保、収容、保護™しなければならない物を含んでいます。お好きなものをただ収容室に入れるだけで、特許取得済のパパっとイジョー装置™テクノロジーが、あなたが直に体験できるユニークな異常特性を付与します!
>
>&font(b){補遺:} 収容室のパパっとイジョー装置™に生物、武器、あるいは既に異常な性質を有しているアイテムを入れないでください。ワンダーテインメント博士はSCP財団™収容サイトごっこセット™の誤用によって生じたいかなる身体的または精神的被害に関しても責任を負いかねます。部品の組み立てが必要です。電池は含まれておりません。
>
>&sizex(2){SCP財団、SCP財団のロゴ、『確保、収容、保護』はSCP財団の登録商標です。 All rights reserved.}

…ご丁寧にSCP財団の報告書のフォーマットをパロりおって…。
あとワンタメ博士と違って別に財団は権利や商標を主張してないんですがそれは((そもそも名前が知れたら駄目だし))。
ワンダーテインメント博士が報告書のフォーマットを知っているということは案外ワンダーテインメント博士の身近に財団内部の協力者でもいるんだろうか。

構成物としては、「白衣を着た研究者のモデル二体」「財団保安職員の制服を着たモデル二体」
「D-1234とナンバリングされたオレンジ色のつなぎを着たモデル一体」「これらのモデルが持てるように設計された小道具類」
「電池式の『収容室』なる箱。物品を入れると遊んでいる間だけ異常物品に作り変えてしまう((ただし電池が供給しているのは発光ダイオードとスピーカーの電力だけであり、電池が入ってる時だけものを異常物品に変える特性が発言する理由は不明))」と
「発売予定の『&font(b){世界オカルト連合タイプグリーン終了ごっこセット}』の広告」である。
…まさかのGOCバージョンもある。

何がまずいかって、このオブジェクト、「普通の品物を異常物品に作り変えてしまう」というSCiP生産装置として機能してしまうということである。
もちろん財団ごっこなので、遊びが終わった後はもとの普通の品物に戻るけれど。また、異常性も軽めのものに限る。

で、財団はこのオブジェクトをどこで知ったかというと、「テレビを傍受してたら広告が流れた」というものであった。&font(){ちょとsYレならんしょこれは・・・?}
財団は直ちに運送会社を突き止め発売前の全300セットを回収。運送会社の従業員に記憶処理を施すと、
今度はコマーシャルの製作会社や俳優たちを突き止め、インタビューを行う。

幸い、どうやら出演者たちは財団を架空のものと考えていたので、そのまま架空のものと思っていただくことにした。
またこのセットを製造していた会社とデザイン会社を突き止め、やはり同じようにした。
その後恐らくはGOCに連絡をとり、共同で監視(向こうとしてもGOCごっこセットとか困るだろうし)することになった。

にしてもどうやってワンダーテインメント博士は財団とGOCの内情を知れたんですかね…?

*実験記録
まず最初の実験では、兵士の人形と馬の人形を用意し、コマーシャルのようにふたつを異常物品にした。
すると兵士人形はDクラス人形を溶かし始めた。なおこの際に熱は確認されなかった。
兵士人形を取り除くとDクラス人形は元に戻る。なお馬はDクラスを載せぐるぐる回りながら浮いていた。

この後同じ実験を繰り返したが、今度は兵士は切りつける能力を、馬はDクラスを載せて走って急に止まるといった能力を得た。
回ごとに発現する異常性は異なるものの、かねがね似たような特性(兵士は攻撃、馬は輸送)を発現することがわかった。

この後実験中に実験担当だったライナー博士は負傷。別の博士が実験担当になり、
「もしワンダーテインメント博士の注意書きに従わない場合どうなるか」を調べることになった。
まあ子供が注意書き読むわけないしこれは必要な手順だが、悪い予感しかしない。
で、ドブネズミを入れたところ、「肥大化して脳卒中で死亡」という事態に。
ここで実験はストップがかかり、銃器とAnomalousアイテムを使う実験は行われなかった。



…ひとつ推測できることは、GOCバージョンはより危険な可能性が高い。
なにしろあっちは異常物品は格闘して破壊するわけだし…。



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#right(){
SCP-2228 - Foundation Playsets 
by LordMetalton
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