GIGA WRECKER

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GIGA WRECKER - (2024/04/07 (日) 22:30:44) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2017/03/07 (火) 03:01:28
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 ? 分で読めます

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#center(){&bold(){&big(){空前絶後のガレキアクション!}}}


GIGA WRECKER(ギガレッカー)とは、ゲームフリーク開発・発売の横スクロール2D物理パズルアクションゲームである。
2016年8月19日にアーリーアクセス版がリリース、翌年の2017年2月7日に正式版がリリース。
価格は1,980円。言語は日本語、英語、ドイツ語、ロシア語、中国語、ブラジルポルトガル語に対応。

その後2019年10月、Nintendo switchにて拡張版とも言うべき「GIGA WRECKER.alt(オルト)」が発売。
メインストーリーの拡充の他、新たなパズルが追加されている。

**概要

本作ではガレキを操る能力を駆使して、謎のロボット軍団に支配された世界を探索する事になる。
主人公自身や敵、仕掛けなどステージ上に存在するオブジェクトは全て&bold(){物理演算}によって処理されており、オブジェクトの大きさや形状、重さが攻略の鍵となってくる。その為何度やってもなかなか思い通りに仕掛けが解けなかったり、逆に適当にやっても道が切り開けたりするのが特徴と言える。
体力が少なめかつ当たり判定がやや厳しい事もあって難易度は全体的に高めに設定されているが、ミスしても直前に通過した扉やチェックポイントからやり直せる為、ボス戦以外ではさほど問題とはならないだろう。

**ストーリー

近未来。何処からともなく現れた正体不明の殺人ロボット軍団「アジート」の侵攻により、世界は瞬く間に荒廃した。
各国の軍隊も懸命に抵抗したが、強靭なボディと圧倒的な兵力、そして人類のそれを超える未知のテクノロジーの前にはまるで歯が立たず、街が、国が次々と地図から消えていった。
生き残った人々に与えられた運命は2つ。アジートに捕らえられて工場や鉱山で奴隷として使い捨てられるか。あるいは廃墟で恐怖と餓えに苛まれながらドブネズミのように息を潜めるか。
どちらにせよ生き地獄以外の何物でもなかった。

それから3年。アジートの強制収容所に一人の少女が囚われていた。彼女の名前は&color(green){「烈景寺レイカ」}。
家族と仲間を喪いながらも廃墟都市でアジートをやり過ごして来た彼女だったが、アジートに捕らえられてしまったからにはもはや先に捕まった若者達同様、兵器工場で死ぬまで酷使される運命が彼女を待っていた。

#center(){&color(green){「19年……短い人生だったわ……」}}

絶望に沈むレイカの前に、独房の壁を爆破して一人の少女が姿を現す。
彼女は名乗った覚えも無いレイカの名前を呼び、その無事を喜んだ。
しかしアジートに侵入を察知された事でレイカを連れ出す事が出来ないと判断すると、一思いにと銃を抜く。

#center(){&color(silver){「貴女は優しい人です。しかし、その優しさが人類を滅ぼすのです!」}}

謎の言葉と共に少女はレイカに銃を突きつけるが、直後に駆けつけてきたアジートの警備隊に彼女は連れ去られてしまう。
混乱の最中、レイカは瀕死の重傷を負ってしまう。ガレキと炎の中で生死の境を彷徨う彼女の前に一人の男が現れる。
男の名は「上月コウタロウ」。アジートに「頭脳奴隷」として収容所に囚われていた科学者だった。
彼は瀕死のレイカを見下ろしながら自分なら彼女を助けられると言う。

#center(){「どうする? なあ……やるかい?」}

朦朧とする意識の中でレイカは彼の提案に乗った。
命を永らえる代償は、コウヅキの研究の実験台となる事。失った左腕と損傷した内蔵をアジートのパーツから作られた義手と人工臓器で補い、レイカは半人半機の&ruby(サイボーグ){「改造人間」}として生まれ変わった。
レイカは、家族と仲間、さらには生身の身体までもを奪ったアジートへの復讐。そして謎の少女の行方。
コウヅキは改造人間の実戦データ収集。そして自らの妻子を奪ったアジートへの復讐。
ここに二人の利害は一致し、世界を支配するアジートとの過酷な戦いが始まった。


**登場人物

●烈景寺レイカ

#center(){&color(green){「何もかも……ガレキの山にしてやるわ!」}}

今作の主人公。19歳。
深緑色の髪を複雑に編みこんでおり、胸元やわき腹が露出するほどボロボロのセーラー服を纏っている(年齢と時系列から考えて高校を無事卒業出来たとは考えづらく、また着替える機会も無い為一張羅と思われる)。
作中冒頭で左腕を失い心臓に折れた肋骨が突き刺さるという致命傷を負い、偶然出会ったドクター・コウヅキの改造手術により&bold(){&ruby(サイボーグ){「改造人間」}}となって一命を取り留める。
改造後の姿は何本もの金属製の触手が左手の役目をし、両脚と左側頭部から金属の鋭い突起が突き出るというもの。さらには顔面を含む全身の皮膚にナノマシンを制御する為の回路が走っており、感情が高ぶると青白く光る。
「理不尽」という言葉を何よりも嫌い、&bold(){黴の生えたクッキーや錆びた缶詰さえ日々の彩りになる}という荒んだ生活を3年間送ってきた為か、いささか怒りっぽくさばさばした言動の持ち主だが、根は情が深く義理堅い性格である。またかつては獣医を夢見ていたらしい。
機械化により身体能力が増しただけでなく、脳波と生体電気を増幅して放つ電磁波でナノマシンを操る能力を獲得。これによって液状ナノマシンの付着した瓦礫や鉄屑を引き寄せて自在に塊を作り出す。
この塊は直接敵にぶつける以外にも、&bold(){「アルケー(ARms Creating and Handling Effect)」}という拡張能力で塊を分子レベルで分解・再構築して武器を創り出す事すら可能。
ゲーム中登場するのは以下の4種類。

・&color(red){ロック}
ガレキを立方体に固める。
高所へ登る為の足場とする以外にも、スイッチやシーソーに乗せる錘として利用出来る。

・&color(blue){ブレード}
ガレキで形成した剣を振るう。
敵への攻撃手段とするだけでなく、柱を斬って橋にしたり足場を吊るすワイヤーを切断する事も可能。

・&color(green){ジャベリン}
ガレキで形成した槍を投げる。
壁に突き刺して足場とするが出来、また柱やシーソーに重さを加えて傾けるのにも使用する。

・&color(orange){ドリル}
ガレキで形成したドリルミサイルを発射する。
ドリルは壁や岩を掘り進み、トンネルを作ったり遠距離からギミックを作動させたりなど汎用性が高い。


●上月コウタロウ

#center(){「嬢ちゃん、自分の能力を信じろ! ……いや違うな、君の身体を改造した、俺の技術と理論を信じろ!」}

ナノマシン研究の第一人者であり、レイカを改造した張本人。46歳。
ボサボサの髪とヒゲ、継ぎはぎだらけの作業着の上から血とオイルに塗れた白衣を羽織っている。
優れた科学者である事からアジートに拉致され、「頭脳奴隷」として協力を強要されていた。瀕死のレイカを発見して改造した後は「実戦データを集める」という名目で彼女を通信とハッキングでサポートする立場に回る。
飄々として道徳心に欠けてはいるものの基本的には善人であり、紆余曲折有りながらもレイカとは徐々に奇妙な信頼関係を構築していく。
かつてアジートの襲来で妻と娘を失った過去を持ち、特に娘は生きていればレイカと同年代だったらしく、それゆえレイカを娘と幾らか重ねて見ている節があるようだ。
レイカとは対照的に食事には楽しみを見出さないタイプのようで、普段は&bold(){廃墟で捕まえたネズミやゴキブリ}で済ませているという。


●東アマネ

#center(){&color(silver){「父さん……レイカさん……私はあなた達を尊敬しています」}}

謎の少女。17歳。
長い銀髪が特徴で、手入れされたブラスター銃に軍服という荒廃しきったこの世界に似つかわしくない整った装備を持つ。&s(){あとレイカに比べて出るところ出てる。}
何故かレイカの事を一方的に知っているようで、冒頭で収容所に囚われいてた彼女を救出するも、生きて連れ出す事が不可能と判断するや否や&bold(){「人類のために死んでください!」}と即座に射殺しようとするなどその行動は謎めいている。
しかしその本懐は達成される事無く、駆けつけてきたアジートによって&bold(){「被験体」}としてレイカの目の前で連れ去られしまい、以降その消息は不明となる。
最終的に殺そうとしたとはいえ、危険を顧みず自分を助けに来てくれた彼女にレイカは深い感謝と恩義の念を抱いており、彼女の救出が今回の戦いのもう一つの大きな目的である。

「Alt」にて、ごく一部のステージだが彼女もプレイアブル化。
レイカのようにガレキを操る事が出来ない代わりに、遠距離攻撃手段のブラスターライフルと、オブジェクトを移動させるロケットアンカーが使用可能。
しかしいずれもアジ―ト相手に有効な攻撃手段とはなり得ず、戦闘を回避して進むパズルが多い。
結果として改造人間化したレイカの強さに説得力が増したとか。

●アジート

#center(){「監獄えりあニ未登録ノ生体反応アリ。警備隊ハ急行セヨ! 急行セヨ!」} 

何処からともなく出現し、世界各地で殺戮を繰り返すロボット軍団。
出現当時は暴走した某国の無人兵器、宇宙人が送り込んだ戦闘ロボット、異次元に棲息する金属生命体など様々なメディアがその正体について議論を交わしたが、程なくして世界は壊滅した為出現から3年が経過した現在でも未だ正体は明らかになっていない。
作業用と思われる最も数の多い四足歩行型の「ラーガ・クラス」、分厚い装甲を有する巨人型の「ガダダーラ・クラス」、トゲの並ぶ球体の形状をした「マンガラ・クラス」など用途に応じて様々なタイプが存在し、さらにそれらを統率する幹部格の「アストラ・クラス」が現在の世界を「領地」として分割統治している。
兵器然とした姿に反して高度な知能と思考能力を持ち、自分達を「万物の霊長」と称する一方で、人類を&bold(){「滅び行く下等な旧世代生物」}と蔑んでおり、その生命に対して価値を見出していない。
なお侵入者であるレイカに対して総じて反応が鈍いのは、彼女の体内にまだ機能しているアジートのパーツが埋め込まれている事で敵味方を識別するセンサーが上手く働かない為。よって実際に視認するまでレイカを「人間=敵」と判断出来ないのだ。


●アストラ・ヴィナター

#center(){&color(orange){「ここは戦に殉じた者達の骸を炎で溶かし、新たな命を吹き込む聖域……そんな場所で殺生を犯すだなんて、いけないわ、とてもいけない」}}

アジートの実戦部隊を指揮する将軍にして、兵器製造基地&bold(){「鉄血工廠 サンサーラ」}の管理者。人間換算27~28歳。
銀色のショートヘアーの上から黒いベールを被ったシスターのような姿が特徴で、オレンジ色の巨大な腕が目を引く。
誰に対しても「~ですわ」「~ますの」といった丁寧な口調で話すが、中身は骨太の武人気質。
秩序や仁義礼智を何よりも重んじており、たとえ相手が普段蔑んでいる人間であろうとその実力や勇気には敬意を示す気概の持ち主。
バーナーのように炎を噴き出している、刃渡りが身の丈の3倍近くはあろうかという巨大な剣を得物とし、パワーとスピードにものを言わせた白兵戦を得意とする。


●アストラ・カドルー

#center(){&color(purple){「是非お前を捕らえて、研究し尽くした上で解剖して標本にして飾りたい!」}}

巨大研究施設&bold(){「求道伽藍 ダルシャナ」}を根城とする、アジートの科学者兼参謀。人間換算23~24歳。
くるぶしまで届くほどの紫色の長髪の上に黒い帽子を被り、下半身を籠で囲んだ魔女のような姿。
他のアジートすら実験材料と見なすほどの異常な探究心を持つ、コウヅキ以上のマッドサイエンティスト(似た者同士ゆえか当のコウヅキには『欲望に素直な奴は嫌いじゃない』と奇妙な好感を持たれている)。
耳障りな笑い声に加えて何かと他人を煽るような物言いをするが、本気で相手が怒ると萎縮してしまう辺り根は小心者らしい。
電撃を放つパペット型アジートを使役し、通信を遮断・偽造するなど情報戦にも長けている。


●アストラ・ラーフ

#center(){&color(pink){「カイゾーニンゲンはわるいやつ! だからボクがみんなのためにカイゾーニンゲンをやっつけるんだ!」}}

資源採掘と精製、輸送を任務とする、鉱山地帯&bold(){「金剛龍穴 パーターラ」}の総督。人間換算10歳。
ピンク色のツインテールが目を引く小柄な少女のような姿をしているが、両脚はドリル、両掌はショベルになっている。
難しい言葉がいまいち分からず、また舌足らずな喋り方をするなどかなり幼い印象を受ける。
ヴィナターとカドルー(とレイカ)を「お姉ちゃん」と呼んで慕っており、何かといがみ合う二人も彼女に関わる事には甘い。その様子はアジートが人間と遜色の無い&bold(){「心」}を持っているという証左に他ならず、それまで「機械風情」と彼らを憎悪し侮蔑していたレイカにはショッキングな事であった。
戦闘では常に相棒のケートゥに騎乗しているが、彼女自身もツインテールの先端から岩を一瞬で砕くレーザーを放つなど決して侮れない攻撃力を持つ。


●アストラ・ケートゥ

#center(){&color(pink){「遠カラン者ハ音ニ聞ケ! 近クバ寄ッテ目ニモ見ヨ!」}}

ラーフとコンビを組む大型アジート。人間換算30歳。
頭部の先端にドリル付きの大顎を持つ、巨大なミミズか蛇を思わせる姿。ラーフの趣味かボディは黄色とピンクに塗装され、首元には鈴が飾られている。
彼も幹部級のアストラ・クラスとだが、ヴィナターとカドルーには畏まった態度を取るなど礼儀正しい。
ラーフを深く思いやり、その意思を尊重する一方で、「自分には破壊と採掘しか能が無い」と自嘲しており、&bold(){自分の意思で生き方を選べる人間を羨んでいる}節がある。
鉱脈や岩盤をブチ抜くパワーは脅威の一言であり、体内に取り込んだ土砂を圧縮して口から砲弾のように吐き出す他、カドルー開発のプラズマ・メーサー・キャノンという強力な兵器を口内に搭載している。


●マハーストラ・ターラー

#center(){&color(red){「ヤッテ来タナ……我ガ『器』タル者ヨ……!」}}

アジートの総本山&bold(){「飛天要塞 ヴィムクティ」}を居城とするアジート軍団の総帥。
人型であるヴィナター達とは違い、赤紫の機械で出来た生首とでも言うべき姿をしている。
非常に短気で気性が荒いながらもカリスマ性は確かなようで、配下のアジート達からは絶大な支持を受けている。ヴィナターからは「先生」、カドルーからは「ボス」、ラーフからは「お母様」とそれぞれ呼ばれていて、カドルー以外の二人も彼女には忠実。
その能力は全くの未知数だが、どういうわけか生身の人間の肉体を自らの&bold(){「器」}として求めているようで……?


#region(ネタバレ注意)
アマネから託されたデータファイルで明らかになるアジ―トの正体。
それは&bold(){脳を含む肉体を全て機械化した人間}であり、40年後の未来からタイムスリップして現代にやって来た軍勢だったのだ。

西暦2050年頃。全世界的に流行した伝染病「MM-88」に対する唯一の治療法としてアマネの父「東アキラ」博士が発表し、20年後の烈景寺レイカが医師としてその研究に協力した事が全ての始まりとなった。
大勢の患者に対してアジ―ト処置が施され、彼らの命は救われた…が、アジ―ト化には&bold(){「ボディの駆動部から逆流する電磁波によって自我が失われる」}という恐るべき副作用があり、これによって凶暴化したアジ―ト達は生身の肉体を持ったままの人間を劣等生物と見下し、支配者として取って代わろうと目論むようになる。
それに対抗してレジスタンス組織が発足、アマネはその兵士の一人としてアジ―トとの戦争に挑む。
そしてアジ―ト達は自分達をより「戦闘向き」に作り替える目的で過去のレイカを捕獲・洗脳するべく、要塞ヴィムクティを拠点としたタイムスリップ計画を実行。それを阻止するべくアマネも便乗して現代へとやって来たのである。

アマネに科せられた任務の中には、アジ―ト誕生を阻止するためのレイカの抹殺も含まれていた。
しかしアマネとしては、結果はどうあれ、死に瀕する患者を救おうと尽力したレイカを殺したくなどなかった。ゆえに独自に保護しようと動いたのがOPの出来事である。

ちなみにAltにて語られる、アストラ・クラス達の人間時代のプロフィールは以下の通り
-ヴィナター:国連防衛軍の女性士官「神宮寺ジュン」。人間時代から責任深く実直な性格で、また病室で見ていた古臭いメロドラマ(シオリ談)に号泣するなど感じ入りやすい性格だった模様。
-カドルー:パシフィック製薬会社の研究者「白神シオリ」。感染・隔離された際は死への恐怖より研究が続けられない事を悔いており、またアジ―ト処置の詳細を聞かされると恐怖より興奮を覚えていたなど、マッドサイエンティスト気質はこの頃からだった。
-ラーフ&ケートゥ:10歳の少女「三枝サエコ」とその飼い猫「ペトロ」。入院した時点で両親はMM-88によって亡くなっており、それを薄々察していた彼女はペトロと共に生きる為アジ―トとなる事を選んだ。
-ターラー:自分自身をアジ―ト処置の被験台とした烈景寺レイカ本人。ジュン達の手記から本当に善良な女医だった事がうかがえる。

#endregion

**余談

アーリーアクセス版と正規版ではシナリオの進行がだいぶ異なり、そもそもアーリーアクセス版にはアマネの存在自体が無い。
これは開発者曰く&bold(){「ゲームの触りを知ってもらう体験版のようなものなのに、あまり話を複雑にし過ぎるのはどうかと思った」}ためらしい。

レイカの名前の由来は「烈景寺=wreckage(瓦礫)」「レイカ=wrecker(破壊者)」を組み合わせたもの。どちらもレイカの行動及び本作の基本コンセプトに相応しいものとなっている。
なおアジート関連の語句はヒンドゥー教の用語やサンスクリット語が由来。

2017年6月23日のアップデートにより、新要素「アストラ・ラッシュ」が追加された。
一度でもストーリーをクリアすると、マップ上のとある場所でプレイ出来るボスラッシュモードであり、&color(orange){アストラ・ヴィナター}、&color(purple){アストラ・カドルー}、&color(pink){アストラ・ラーフ&ケートゥ}、&color(silver){アストラ・サラマー}、&color(red){マハーストラ・ターラー}との5連戦になる。
無事クリアすると実績「一騎当千」がアンロックされ、またクリア時にタイムが記録される。公式Twitterによると開発スタッフの最速記録は00:12:17。
ちなみにこのアストラ・ラッシュ、設定上では「アジートが宿敵・レイカ対策の為に用意した戦闘シミュレーター」とある。
その割にレイカを操作してアストラ・クラスと戦う内容なのは「敵を知り己を知れば百戦危うからず」という心意気らしいが、&bold(){開発者が最もレイカ個人に執着しているカドルー(公式twitterより)}であり、しかも&bold(){本物のレイカを戦闘能力だけでなく仕草や声まで完璧に再現している}時点で何か別の意図を感じるのは筆者だけであろうか。

制作途中までは「&bold(){ギガレキ}」というタイトル名になる予定だったらしく、ゲームフリークによって商標登録が申請されていた。
ちなみに申請が判明した時期はちょうどゲームフリークの代表作「[[ポケットモンスター]]」シリーズの新作が控えており、後に判明する新ポケモンの名前(([[ソルガレオ]]や[[ルナアーラ]]など))の申請も出ていたため、「ギガレキも新ポケモンの名前」という予想やガセネタがSNSや匿名掲示板で出回っていた。
ただ、ポケモンの名前はどれも弁護士事務所などの名義による代理申請である中、ギガレキだけゲームフリーク名義での申請だったという違いから、「ポケモンとは無関係な別の何か」を予想する声もあった。


追記修正はナノマシンを操れる方にお願いします。

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- ひとまずゲームの基本と登場人物について記載しました。発売からまだ1ヶ月なので物語の核心には触れないようにしています  -- 名無しさん  (2017-03-07 03:02:09)
- 幹部アジート達の掛け合い好き  -- 名無しさん  (2017-06-16 00:21:59)
- Switch版の情報がまだ来ない・・・  -- 名無しさん  (2019-07-17 14:42:27)
- 隠しエンディングでレイカとターラーが互いにブチ切れるの好き。完全に同一人物じゃん  -- 名無しさん  (2023-04-21 20:42:11)
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