Pokemon GO

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Pokemon GO - (2021/04/11 (日) 11:54:56) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2018/03/15 Thu 14:49:54
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 10 分で読めます

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&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
&tags()
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Pokémon GOとはナイアンティックと株式会社ポケモンによって開発されているスマートフォン向けのゲームである。


&bold(){●目次}
#contents

*概要
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2016年に運用を開始した、[[ポケットモンスター]]シリーズ初、かつ世界初となる本格的なスマートフォン向けアプリである。
(日本では移植作のポケとる、コマスターに次ぐ3番目に配信されたアプリ)
スマートフォンというプラットフォームの特性とポケモン本編の世界観を大きく活用したゲームシステムを大きな特徴とする。
外伝的作品は数多く出ているポケモンシリーズだが、本編同様に収集、育成、対戦の要素を盛り込んだ作品は非常に少ない。
簡単に言えば、スマートフォンを通して見た現実世界がポケモンの世界になっているというゲームである。乃至はポケモン版[[Ingress]]。
町中のいたるところにポケモンが現れるので、プレイヤーはそれを捕まえて育てて行く。

振り返れば、1996年に発売された[[ポケットモンスター 赤・緑]]は、
「この世界のどこかにはポケットモンスターという不思議な生き物が住んでいる」と言った感じのゲームだった。
また、以降の作品の舞台も基本的に現実世界をモデルにしている。
ポケGOはその割とありがちなコンセプトを逆手に取り、ポケモンを現実世界に落とし込んだゲームであるとも言える。

キャラクターデザインはコザキユースケ氏が担当。

*登場人物
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・ウィロー博士
ポケモンシリーズではおなじみの[[ポケモン博士]]。プレイヤーをポケモンの世界へと誘う。
ナイスミドルな博士で、白衣とリュックサックが特徴。
歩き回るポケモンゲームの博士とあってか、彼自身もフィールドワークに適した服装をしている。
また、3人のチームリーダーは彼の助手。
チュートリアルで登場し、その後はヘルプを開くと顔を見せてくれる。
ゲームシステム上、御三家ポケモンを直接託すのではなく、御三家ポケモンを三者択一で捕獲するように案内してくる。
その男前な容姿に見惚れた女子は多く、ゲーム配信開始直後はSNSのポケGO界隈がファンアートで溢れかえった。

・&b(){&font(#e9bc00){スパーク}}
サンダーがシンボルマークである&b(){&font(#e9bc00){チームインスティンクト(黄)}}のリーダー。元気で明るいイケメン。
ポケモンの誕生に興味を持っている。
なぜか人気がなく不遇。チームの人数もいちばん少ない。

このため、ジムにポケモンを置いてもすぐに潰される=ポケコインが稼ぎにくい。

…と、はっきり言って、いばらの道のオンパレード。
更にショップに一度だけチーム変更ができるアイテム「チーム変更メダリオン」が解禁されたため、更なる規模縮小が危惧される。

以前はレイドバトルでダメージを多く与えたチームほどプレミアボールが増える仕組みだったので、人数の少ない黄色は更に不遇だったが、現在は掛かった時間が短いほどボーナスが増える仕組みへと置き換わり、若干マシになった。


・&b(){&color(blue){ブランシェ}}
フリーザーがシンボルマークである&b(){&color(blue){チームミスティック(青)}}のリーダー。ミステリアスかつ中性的で性別不明。
ポケモンの進化に興味を持っている。
公式にも「あなたが思うままでいいと思う」と言われており、意図的にどちらともとれるデザインにしているのだろう。

・&b(){&color(red){キャンデラ}}
ファイヤーがシンボルマークである&b(){&color(red){チームヴァーラー(赤)}}のリーダー。褐色肌の熱血美人。
ポケモンの強化に興味を持っている。
人気が高く、チームの人数はヴァーラーが全ユーザーの過半数を占める事態に。

ポケGO稼働開始当初、チームリーダー3人はシルエットだったが、ほどなく容姿が公開された。

・[[GOロケット団>ロケット団(ポケモン)]]
ポケストップを占拠していることがある謎の集団。ボスのサカキ、リーダーと呼ばれる3人の幹部、したっぱからなる。
期間限定イベントで[[ムサシ>ムサシ(ポケモン)]]と[[コジロウ>コジロウ(ポケモン)]]もしたっぱの一員として登場する。

*ゲームシステム
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ナイアンティックがIngressで培った技術とノウハウをポケモンゲームに移植したもの。
Google MapとGPSの位置情報を使用し、現実世界をまるごとポケモン世界のマップにしている。
ポケモンはいたるところに生息しており、彼らを見つけてはボールを投げて捕まえていくのが最も基本的なゲームシステムである。
ポケモンはマップ上に配置されているため、プレイヤーは実際に自分の足で歩き、近づいてから彼らを捕まえなければならない。
ボールを投げてポケモンを捕まえると経験値を獲得できるが、投げ方次第ではボーナスが付いて獲得経験値が増加する。
捕獲戦闘画面はスマホのカメラを利用したAR(拡張現実)機能を使用可能であり、この要素により現実世界とポケモンの世界を視覚的に重ね合わせている。
スマホを通して自分の目の前の世界を見ると、そこにはポケモンがいて自分はそのポケモンを捕まえようとしている…ということになるのである。
最初は初代に登場するポケモンの一部のみが登場していたが、アップデートを重ねて登場ポケモンは増え、後世代のポケモンも順次追加されている。
更に特殊な生態のポケモンは特殊なエンカウント方法で遭遇する仕組みになっている。

モンスターボールを始めとするアイテム類はポケストップと呼ばれる特定地点で入手可能である。
ポケストップで手に入るボールはモンスターボール、スーパーボール、ハイパーボールが実装されているが、上位のボールはトレーナーレベルを上げないと手に入らない。

ポケストップは史跡・跡地やモニュメント、スポンサー企業の店舗所在地が設定されている。&font(l){ぶっちゃけIngressのポータルの位置情報の流用である。}
必然的にスポンサー企業の多い地域ほどポケストップの数は多くなり、何もない田舎ほどポケストップの数は少なくなる。
地方都市などはそれでも記念碑やモニュメントがポケストップになっているが、それすらもない地域ではポケストップが殆どないということもあり得る。
当然ながら運営側もこの問題は認識しており、全国の神社・寺・教会など過疎地にもありそうな施設をポケストップにするなど、田舎でもなるべく遊べるように改善を試みている。
郵便局なんかもポケストップになっており、簡易郵便局も含まれるため、田舎も幾分か救われている部分がある。
逆に都会の宗教施設ポケストップ化は本来人気の少ない静かな場所にプレイヤーが集まりすぎるという問題があり、施設側がポケストップの削除要請を出さざるを得なくっている。

トレーナーレベルはポケモンを捕獲したりポケストップを回すことで経験値にあたるXPが入手でき、蓄積することでレベルアップしていく。

また、ポケストップからはポケモンのタマゴが手に入ることがある。
実際に歩いて孵化させるという点はゲーム本編と同じだが、当然歩くのはプレイヤーとなり、どの程度歩いたかは移動距離で計算される。
本編と異なりそのままでは孵化できず、孵化装置にセットしてから歩く必要がある。

タマゴは孵化までの必要距離により2km、5km、7km、10kmの3種類に分かれている。
やっとの思いで孵化させた10kmタマゴから[[ヒンバス>ミロカロス]]、[[ヤミラミ]]、[[クチート]]、[[アブソル>アブソル(ポケモン)]]が出てきてもスマホを投げないであげよう。

そして[[リージョンフォーム]]は7kmタマゴからしか入手できない。


*課金要素
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基本無料のゲームなので一応このゲームにも課金要素があり、リアルマネーをゲーム内通貨「ポケコイン」へと換金することができる。
ポケコインがあればショップで消耗品アイテムを買うことが可能で、ゲーム進行を楽にできる。
とは言えスマホゲームアプリとしては比較的緩めの課金要素であり、ショップアイテムはモンスターボール、回復アイテム、ふかそうちなどいずれも無料でも入手可能なアイテムかそのの互換アイテムである。

例えば初期装備の「ムゲンふかそうち」は1個しかなく、タマゴは一度に1個ずつしか温められない。
しかしショップで3回まで使える消耗品アイテム「ふかそうち」を買えば、その装置の数だけ更にタマゴを温められるようになり、最大9個のタマゴを同時に温められるようになる。
タマゴがかえればXPを稼げるので一気にタマゴを割ることができればXPの貯まる早さも早くなる。
…と言った感じである。

しかしそのポケコインもジムに自分のポケモンを設置して数時間防衛すれば少しずつ貯まる(一日最大50)し、
「ふかそうち」などのアイテムも一部を除きレベルアップやリサーチなどの報酬で手に入るという親切設計。
「無課金だから入手機会がない」というアイテムは事実上存在しないし、「無課金だからできない」要素もない。
(例えばタマゴ複数同時割りは課金しないと難しいが、タマゴ割り自体は無課金でもできるということ)
課金はあくまでも、ゲームを進めやすくするための手段であり、課金すればいいポケモンが手に入るということもあまりない。
無課金でもポケモンの捕獲や育成を効率良く行えば、課金者より強い手持ちが揃うこともあり得る。

むしろ、ゲーム性が同じIngress独特の特徴であった、現実世界への対価である「&bold(){リアル課金}」のほうが重要…かも。

*ポケモンのステータス
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ポケモンの強さはレベルや能力値ではなくCP(コンバットポイント)に集約されている。
CPが大きければ大きいほど強く、進化前より進化後のほうがCPは大きくなる傾向があり、進化するとCPが大きく上昇することも珍しくはない。
CPは原作における攻撃と特攻、防御と特防の両方から参照されるが、二つの能力の差が大きい配分の方が種族値設定に無駄が出にくいようになっている。
また&b(){素早さは存在しない}。 しかし原作で素早さが高ければ高いほどGOでは攻撃種族値が若干高く設定されやすいという仕様が存在している((例えば原作ではほぼ同じ攻撃・特攻種族値であるサンダースとデンリュウではGOでは20以上もの差がある))ので、一概に素早さが死にステータスかと言われるとそうでもなかったりする。
さらにCPは&b(){攻撃種族値の比率が大きい仕様}。
つまり、原作で言う重火力系のポケモンが有利な仕様であり、攻撃技しかない本作では耐久型やサポート型のポケモンは涙目状態と言える。また[[ゴウカザル]]のような中火力両刀型や、[[キングドラ]]のような全てがそこそこ程度でまとまっているバランス型は種族値設定に無駄が出やすく、CPも低いのでこちらもキツめ。
さらに特性の概念も導入されていないため、特性前提の低ステータスである[[チャーレム]]が悲惨な能力になっていたり、
逆に特性で高ステータスを制限していた[[ケッキング]]が鬼みたいな強さになっていたりと、ゲームバランスは原作と大きく異なる&footnote(もっとも、ケッキングの通常技はほとんどダメージを与えられない「あくび」固定のため、ある意味原作再現となってはいるが)
ただし、攻撃力の低さで足を引っ張っているポケモンはCPに上限があるルールでの対人戦では一転して強キャラになりがちであり、悲惨な例として挙げたチャーレムもこちらでは十分活躍が見込める。

また、本家ゲーム同様個体値のようなものがあり、ポケモンの詳細画面で所属チームのリーダーに見せることで数値を大体教えてくれる。
スマホアプリであろうと、廃人たちは個体値厳選を強いられてるんだ!

ポケモンを捕まえるごとにその種族の「アメ」と「ほしのすな」が手に入り、これを使うことでポケモンを強化育成できるようになっている。
アメは例えば[[ポッポ]]系であれば手に入るのは「ポッポのアメ」で、進化後のピジョンや[[ピジョット]]にも使用できる。
後発で進化前が追加されたポケモンの場合、アメの名前は初出の形態から取られるようになっており、例えばピカチュウ系であれば「ピカチュウのアメ」となる。
アメとほしのすなを一定数用意することでポケモンを進化させられるようになるが、一部のポケモンは更に追加のアイテムがないと進化できないようになっている。
ポケモンを進化させると500XPも入手でき、(基本となるポケモン1匹捕獲分のXPが100)それが図鑑未登録の初入手ポケモンならさらに+500XP。
慣れてきたトレーナーは進化に必要なアメが少ないポッポやキャタピーにビードル(アップデート後はゴニョニョやケムッソも)などを確保しておき、30分入手XPが倍になるしあわせタマゴを使用してから一気に進化させることでXPを大量に獲得するという手法を使ったり。

進化に必要なアメは大体1進化ポケなら50個、2進化ポケなら25→100個(一部ポケモンは12→50個)だが、中には&bold(){400}ものアメが必要なポケモンも。(現在はコイキング、ホエルコ、チルット)
ポケモン一匹捕まえた時に手に入るアメが3個ということを考えれば、どれだけ果てしない道かおわかりいただけよう。

捕まえたポケモンは全て保管され、逃すことはできないが、不要なポケモンはウィロー博士に送ることが可能で、送ったポケモンに対応したアメが博士から貰える。
なんでアメが貰えるのか、世界観設定がよく分からないが、たぶん研究協力のお礼とか、送ってくれたポケモンをもっと捕まえて育てて欲しいとかそういう意味合いなのだろう。
&bold(){[[「アメと引き換えたポケモンたち、どこ行った?」>エドワード・エルリック]]}
&bold(){[[「君のような勘のいいトレーナーは嫌いだよ」>ショウ・タッカー]]}
……みたいなことではないはずだ。

なお、「沢山のトレーナーから毎日ポケモン沢山送られて大変じゃね?」的なファンアートが最初期に蔓延っていたが、ポケモンシリーズの世界観は「博士が主人公やライバルという、頼れる子供数人に目を付けて研究協力を頼む」というものである。
シナリオ上では初代から一貫して、ライバル以外に同じような経歴のトレーナーが存在しないことになっており、他のプレイヤーとの交流はシナリオの次元を超えたメタな次元の出来事である。
本編の基本的なシステムや世界観設定を踏襲しているポケGOも同様と考えていいだろう。
(他のプレイヤーいたら悪の組織とか何億回もボコボコにされてるじゃん)

パソコンという概念はなく、キャンプメニューから全ての所持ポケモンを確認できるが、バトルを行う際は6匹でパーティを組むようになっている。
また、本編の設定をポケGOに落とし込む関係上、特殊な仕様となっているポケモンも何匹かいる。特に本編で「場所」が進化の条件だったポケモンは、ポケストップに特殊なルアーモジュールを使用し、任意のポケストを進化場所にできるという仕様になっている。場所が条件になるという原作の設定を継承しつつ、ポケストさえあれば都市でも郊外でも進化できるというシステムは非常によく考えられている。

-[[メタモン]]…ポッポやコラッタに擬態して現れ、捕獲して初めて変身が解除されて正体がメタモンであると明らかになる。戦闘時も自分から戦うことはなく、目の前にいるポケモンに変身して戦うようになっている。
-[[イーブイ]]…[[サンダース>サンダース(ポケモン)]]・[[シャワーズ>シャワーズ(ポケモン)]]・[[ブースター>ブースター(ポケモン)]]への進化はランダム、[[エーフィ]]、[[ブラッキー>ブラッキー(ポケモン)]]は相棒にして10km以上連れ歩いてから日中or夜に進化、[[リーフィア]]はハーブルアー、[[グレイシア>グレイシア(ポケモン)]]はアイスルアーをそれぞれポケストップに使用後、効果継続中にそのポケストップの近くにいれば進化が可能。
-[[ドーブル>ドーブル(ポケモン)]]…スナップショットを撮影するとときどき勝手に写り込む形で出現する。
-[[ジバコイル]]、[[ダイノーズ]]…ポケストップにマグネットルアーを使用後、効果継続中にそのポケストップの近くにいれば進化が可能。
-通信交換で進化するポケモン…アメ進化も可能だが、2020年より通信を介した場合はアメなしで進化できるようになる。ただし一度交換したポケモンは二度と交換できない。
-第四世代で石や通信による進化が追加されたポケモン…「シンオウのいし」を使うことで進化する。
-第五世代で石による進化を行うポケモン…「イッシュのいし」で進化する。


CPはそのポケモン専用の「アメ」とほしのすなを一定数与えることで強化できるようになっているが、トレーナーレベルに応じて強化限界がある。
強いポケモンは腕のあるトレーナーにしか扱えないという、本編シリーズで言うところのバッジのようなシステムである。

*GOロケット団
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ポケGOにも悪の組織が登場する。
カントー地方やアニポケでおなじみであるロケット団の一派らしくGOロケット団を名乗っており、ボスのサカキにより束ねられた組織である。
GOロケット団の下っ端はポケモンを使って各地のポケストップから道具を盗んでいる、
下っ端の潜んでいるポケストップは黒ずんでおり、常に揺れているためひと目で他のポケストップと区別することができる。
下っ端を1人倒すとふしぎなパーツ1個が手に入り、パーツを6つ集めることでロケットレーダーを組み立てることができる。
ロケットレーダーを使うと通常では見つけられないGOロケット団のリーダーアルロ、シエラ、クリフらが潜んでいるポケストップを見つけることができるようになる。
また、フィールドリサーチで手に入るスーパーロケットレーダーを使うと同じ要領でボスのサカキの居場所を探せるようになる。

GOロケット団の団員はボスも含めた全員が話し掛けると勝負を仕掛けてくる。
使用するポケモンは異常強化されたシャドウポケモンとなっており、紫色のオーラを纏って赤い目をしている。
本来の能力以上の力を発揮できる反面、無理矢理強化されているため苦しんでいるとされている。
団員は勝負に負けると手持ちのシャドウポケモンのうち1匹をおいてその場を立ち去り、プレイヤーにシャドウポケモンの捕獲チャンスが与えられる。


捕まえたシャドウポケモンはそのまま育てることもできるが、攻撃がブースト(6/5倍=1.2倍)されている代わりに防御がデブースト(5/6倍≒0.83倍)されており、強化や開放のコストも高いため非常に育てにくい。

アメとほしのすなを消費して紫色のオーラを消し去る「リトレーン」を行うとライトポケモンとなり、白く輝いたオーラをまとうようになる。
リトレーンを行うとCPが上昇し、強化や開放に加えて進化のコストも下がるため育てやすくなる。


*ポケモンジム
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トレーナーレベルが5を超えると参加できるようになる。
プレイヤーはインスティンクト、ミスティック、ヴァーラーいずれかのチームに所属し、自分と同じチームのプレイヤーたちと一緒にポケモンを選抜してジムを結成する。
自分と違うチームのジムとはバトルを行うことが可能で、一定回数勝つことで相手チームのポケモンを追い出し、自分のチームのジムにすることができる。
このジムに長時間ポケモンを設置することができれば、今作の課金アイテムであるポケコインを入手できる。
バトルは自分のポケモンをタップしたり長押しすることで技を繰り出し、敵の攻撃はスワイプで回避する。

また、強力な野生ポケモンを協力プレイで倒すレイドバトルもジムで発生する。
レイドバトルではまず巨大なタマゴがジムに出現し、1時間後に自動的にタマゴから強力な野生ポケモン「レイドボス」が出現する。
トレーナーたちはタマゴが割れてから45分以内にジムへ集い、協力してレイドボスのポケモンを倒すことになる。
ボスを無事に倒せば報酬としてXP、ほしのすな、ふしぎなアメ、きんのズリのみを貰い、バトルへの貢献度や撃破に要した時間に応じてプレミアボールが与えられ、捕獲チャンスが到来する。
捕獲チャンスはレアかつ高CPのポケモンを捕まえる絶好の機会であり、トレーナーたちは与えられたプレミアボールを使い切るまでにボスを捕まえる必要がある。
使用ボールは与えられたプレミアボールのみなので、モンスターボールを100個持っていても全く役には立たない。
半面モンスターボールが底を突いた状態でも参加可能なので、レイドボス捕獲成功時のXPのみならずバトル勝利時にも大量のXPを獲得できる絶好の機会である。
手持ちのポケモンさえ育っていればボスが少々強くても協力プレイで突破することができる。
最大20人までが協力プレイを行うことが可能で、20人を超えた場合は新しいグループに割り振られる。
つまり40人いた場合、20人ずつが協力し合うことになる。

しかしながらいつでもホイホイと参加できるほど甘くはない。
レイドバトルは「レイドパス」を持っているトレーナーのみが参加可能である。
レイドパスは一度に一枚しか持てない上、どこかのポケストップから一日に一枚しかもらえない。
前日に貰ったパスを一枚消費して新しく一枚貰うことは可能。
一日に何度でも参加したい場合、有料の「プレミアムレイドパス」を購入する必要がある。
レイドボスとしてミュウツーが出現する日「EXレイドバトル」には「EXレイドパス」が必要であり、EXレイドパスを持たなければレイドバトルに参加することはできない。
EXレイドパスは定期的にレイドバトルをこなしているトレーナーに与えられる日時指定のパスで、指定された日時に指定されたジムへ行くとそのパスで参加可能なレイドバトルが始まるようになっている。

また、強いレイドボスは協力プレイが必要不可欠であり、1人ではどうあがいても限界がある。
このため、強いレイドボスが出現するレイドバトルに参加したいときは、人が集まりそうなジムを選んで参加する必要がある。
住宅地の奥にある公園のジムより町のど真ん中にあるチェーン店のジムのほうがトレーナーは多いのだ。


#openclose(show=レイドボス一覧){

※印つきのポケモンは現レイドでは出現しないポケモン

・レベル1
進化前か中間形態ばかりなので、ソロプレイでも余裕で一匹クリアできるレベル。
主にジムバッジのレベルを手っ取り早く上げたい時向け。
また、現レイドに出現するポケモンの多くに色違いが実装されており、
進化にアメが大量に必要なポケモンが多いため、意外と見逃せない。

[[コイキング]]
[[オムナイト>オムスター]]
[[カブト>カブトプス]]
[[アノプス>アーマルド]]
[[リリーラ>ユレイドル]]
※[[チルット>チルタリス]]
※[[ユキ>オニゴーリ]][[ワラシ>ユキメノコ]]
※[[ヨマワル>ヨノワール]]
※[[ベイリーフ>メガニウム]]
※[[マグマラシ>バクフーン]]
※[[アリゲイツ>オーダイル]]
※[[フシギソウ>フシギバナ]]
※[[リザード>リザードン]]
※[[カメール>カメックス]]
※[[トランセル>バタフリー]]
※[[ホエルコ>ホエルオー]]

・レベル2
進化後ポケモン中心となったことで、ソロプレイだと数匹欲しいレベルに。
ここで注目すべきは色違いが存在するヤミラミとクチートだろう。
特にクチートは野生では出現しない。
//また、パルシェンは高い防御もあり、このレベルでは別格の強さを誇る。

[[ヤミラミ]]
[[クチート]]
[[ウソッキー]]
[[マグカルゴ]]
[[ノズパス>ダイノーズ]]
※[[ナッシー]]
※[[ムウマ>ムウマージ]]
※[[ニューラ>ニューラ/マニューラ]]
※[[ワカシャモ>バシャーモ]]
※[[オコリザル]]
※[[パルシェン]]
※[[ジュゴン>ジュゴン(ポケモン)]]
※[[エレブー>エレキブル]]
※[[ブーバー>ブーバーン]]
※[[ライボルト]]
※[[ドククラゲ]]
※[[レアコイル>ジバコイル]]
※[[サンドパン]]
※[[ガラガラ>ガラガラ(ポケモン)]]
※[[マタドガス]]
※[[ベトベトン]]

・レベル3
ここから難易度が大きく上がり、ソロプレイだとかなり手持ちが育っていないと突破が困難。
レベル3をソロでクリアできるようになったら、かなり熟練してきたと言ってもいいだろう。
もっとも、天候ブーストがなかった時代のサンダースはソロクリア不可能と言われていたのだが……
中でもカイリキーはジム置き向けポケモンの大半に強いため、別格の人気を誇る。

[[カイリキー]]
[[プテラ>プテラ(ポケモン)]]
[[ツボツボ]]
[[ルナトーン]]
※[[ゲンガー]]
※[[カイロス>カイロス(ポケモン)]]
※[[ルージュラ]]
※[[イノムー>マンムー]]
※[[グランブル]]
※[[ヘルガー]]
※[[サワムラー]]
※[[エビワラー]]
※[[キノガッサ]]
※[[サンダース>サンダース(ポケモン)]]
※[[シャワーズ>シャワーズ(ポケモン)]]
※[[ブースター>ブースター(ポケモン)]]
※[[ウインディ>ウインディ(ポケモン)]]
※[[フーディン]]
※[[キュウコン>キュウコン(ポケモン)]]
※[[オムスター]]
※[[ストライク>ストライク(ポケモン)]]
※[[ポリゴン>ポリゴン(ポケモン)]]
※[[マリルリ]]

・レベル4
このレベルになるとソロクリアは不可能となり、複数人数が必要になる。
バンギラスはレベル5レイドの多くに有利なことから初登場時から圧倒的な人気を誇る。
しかし他の通信進化組が軒並みレベル3なのにこのレベルに属するゴローニャなど、「何でこいつが?」的なチョイスも少なくない。
特にアブソルは色違いありかつ野生出現がないだけに、「レベル3に降格させてくれ」との意見も多いとか。

[[ゴローニャ]]
[[サイドン>ドサイドン]]
[[バンギラス]]
[[ボスゴドラ]]
[[アブソル>アブソル(ポケモン)]]
※[[トドゼルガ]]
※[[ニョロボン]]
※[[ラプラス>ラプラス(ポケモン)]]
※[[オーダイル]]
※[[リザードン]]
※[[フシギバナ]]
※[[カメックス]]
※[[カビゴン]]
※[[ウツボット]]
※[[ニドキング]]
※[[ニドクイン]]

・レベル5
いわゆる伝説のポケモンが登場するレイドで、強さはもちろん、長くて1ヶ月周期で変更されるため、数あるレベルでも最重要なレイド。
ここまで来るとどの相手も強敵揃い。中でもルギアとカイオーガ辺りは泣かされた人も多いだろう。
その一方で4倍弱点持ちのレックウザは2人で攻略できたという報告も。
ちなみにミュウツーはEXレイドという特別なレイドにしか出現しないため、入手難易度が高い。

[[パルキア]]
※[[フリーザー>フリーザー(ポケモン)]]
※[[サンダー>サンダー(ポケモン)]]
※[[ファイヤー>ファイヤー(ポケモン)]]
※[[ライコウ]]
※[[エンテイ]]
※[[スイクン]]
※[[ルギア]]
※[[ホウオウ]]
※[[グラードン]]
※[[カイオーガ]]
※[[レックウザ]]
※[[ラティアス]]
※[[ヒードラン]]
※[[ギラティナ]](アナザーフォルム)
※[[クレセリア>クレセリア(ポケモン)]]
※[[ミュウツー]]
}

*反響と問題点
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**社会現象
2016年7月6日にアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドで配信が開始され、たちまちGoogleストアではランキング1位となり、Twitterを抜き、Googleマップを迫る勢いで、米国では開始1週間で利用者6500万人を越え、スマホゲーム利用者が歴代首位に躍り出るなど、予想以上の大流行となった。先に始まったアメリカではポケストップ地点を始め、レア度が高いポケモンの出現が多い場所に人が溢れかえり、大学のキャンバスに人が殺到する映像が話題になった。あまりの人気ぶりにサーバーがダウンしたりした。その後欧州でも配信が開始され、そこでも予想以上の流行となり、この社会現象に日本でも配信前から連日トピックスなどでメディアが取り上げていた。
日本は遅れること2016年7月22日に配信が開始され、たちまち街中や公園に人が出歩く姿が増え、App Storeの無料アプリ総合ランキング1位になり、Twitterのトレンドでもそれに関わるワードが連日並んだ他、綿市公園のような聖地に人が溢れる光景も出された。この社会現象ぶりに芸能人がプレイする画像が公開されたり、政治家も投稿するニュースが話題となった。以上世界中での社会現象に流行語大賞やギネスにも幾つも認定されている。他にも引きこもりなどといったうつ病患者がプレイするために外出するようになったり、精神科にようる治療よりも適面だと麻生副総理も述べたりしている。また最近は中高年の人々が万歩計変わりとして、一日10㌔以上歩くのが日課となったりと、家族同士などと生活のツールの一部にもなっている。

**経済的などの影響
ポケモンGOは人々が街を出歩く光景が増えたことで、経済的な影響にも大きく与えた。配信が開始された直後はモバイルバッテリーの需要が急増したことや、連日任天堂(本作の開発には直接関係ない)の株価がストップ高となるなど、それらの銘柄も上昇する現象にメディアは「ポケモノミクス」と取り上げた。また日本マクドナルドや携帯会社を始め、各店舗や企業と提携を結び、ポケストップやジムが登場したりしている。これによりポケストップなどが設置されている店舗や飲食店の売り上げに貢献している。
また地域活性化としての経済的影響も大きく与えている。鳥取県の鳥取砂丘ではゲーム解放区として2017年にはアジア地域外でゲットできるポケモンが登場したことで、2日間の経済効果が18億円にも達した他、震災からの復興の一環として東北三県や熊本県などレアポケモンの出現などのコラボを行ったことにより、それぞれ大きな経済効果が出ている。

**安全性などの問題点
この予想以上の人気ぶりに安全性による問題点や偽のアプリなどが問題となっている。まずスマホの画面に視線が向いてしまうため、ながらスマホやながら運転が問題に。起動時には必ず周りをよく見て遊んでください」と注意画面が表示される。
アメリカではプレイ中に転倒や前方の障害物に衝突、転落する人がいたと取り上げられ、日本でも配信前にはプレイする際の注意喚起を促していたが、日本でもながらスマホや運転による交通事故が発生しており、死者も出てしまった。また危険地帯に足を踏み入れる者やプレイヤーが他の家などに侵入により不審者として発砲されたり、徘徊や群衆の殺到に警察が出動するケースも。
また病院や平和公園などでのプレイが迷惑となり、自粛の呼びかけやポケモンストップの除外申請が行われた。
位置情報を使用してのプレイのため、プライバシーの課題も多い。強盗事件が発生した例もある。
中国や配信前の日本では類似アプリが出回った他、不正チートをする人も現れ、運営からのBANを受けたという報告が度々あがる。
他にも都会と郊外にも大きな格差がある。大きな大都会や駅、その周辺にはポケストップやジムが多く、人が多いためレイドバトルも集まりやすいのに対し、郊外、田舎になるとポケストップが少ないほか、レイドバトルに参加者が集まりにくく、95ED){登録日}:2018/03/15 Thu 14:49:54
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&font(#6495ED){所要時間}:約 10 分で読めます

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Pokémon GOとはナイアンティックと株式会社ポケモンによって開発されているスマートフォン向けのゲームである。


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*概要
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2016年に運用を開始した、[[ポケットモンスター]]シリーズ初、かつ世界初となる本格的なスマートフォン向けアプリである。
(日本では移植作のポケとる、コマスターに次ぐ3番目に配信されたアプリ)
スマートフォンというプラットフォームの特性とポケモン本編の世界観を大きく活用したゲームシステムを大きな特徴とする。
外伝的作品は数多く出ているポケモンシリーズだが、本編同様に収集、育成、対戦の要素を盛り込んだ作品は非常に少ない。
簡単に言えば、スマートフォンを通して見た現実世界がポケモンの世界になっているというゲームである。乃至はポケモン版[[Ingress]]。
町中のいたるところにポケモンが現れるので、プレイヤーはそれを捕まえて育てて行く。

振り返れば、1996年に発売された[[ポケットモンスター 赤・緑]]は、
「この世界のどこかにはポケットモンスターという不思議な生き物が住んでいる」と言った感じのゲームだった。
また、以降の作品の舞台も基本的に現実世界をモデルにしている。
ポケGOはその割とありがちなコンセプトを逆手に取り、ポケモンを現実世界に落とし込んだゲームであるとも言える。

キャラクターデザインはコザキユースケ氏が担当。

*登場人物
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・ウィロー博士
ポケモンシリーズではおなじみの[[ポケモン博士]]。プレイヤーをポケモンの世界へと誘う。
ナイスミドルな博士で、白衣とリュックサックが特徴。
歩き回るポケモンゲームの博士とあってか、彼自身もフィールドワークに適した服装をしている。
また、3人のチームリーダーは彼の助手。
チュートリアルで登場し、その後はヘルプを開くと顔を見せてくれる。
ゲームシステム上、御三家ポケモンを直接託すのではなく、御三家ポケモンを三者択一で捕獲するように案内してくる。
その男前な容姿に見惚れた女子は多く、ゲーム配信開始直後はSNSのポケGO界隈がファンアートで溢れかえった。

・&b(){&font(#e9bc00){スパーク}}
サンダーがシンボルマークである&b(){&font(#e9bc00){チームインスティンクト(黄)}}のリーダー。元気で明るいイケメン。
ポケモンの誕生に興味を持っている。
なぜか人気がなく不遇。チームの人数もいちばん少ない。

このため、ジムにポケモンを置いてもすぐに潰される=ポケコインが稼ぎにくい。

…と、はっきり言って、いばらの道のオンパレード。
更にショップに一度だけチーム変更ができるアイテム「チーム変更メダリオン」が解禁されたため、更なる規模縮小が危惧される。

以前はレイドバトルでダメージを多く与えたチームほどプレミアボールが増える仕組みだったので、人数の少ない黄色は更に不遇だったが、現在は掛かった時間が短いほどボーナスが増える仕組みへと置き換わり、若干マシになった。


・&b(){&color(blue){ブランシェ}}
フリーザーがシンボルマークである&b(){&color(blue){チームミスティック(青)}}のリーダー。ミステリアスかつ中性的で性別不明。
ポケモンの進化に興味を持っている。
公式にも「あなたが思うままでいいと思う」と言われており、意図的にどちらともとれるデザインにしているのだろう。

・&b(){&color(red){キャンデラ}}
ファイヤーがシンボルマークである&b(){&color(red){チームヴァーラー(赤)}}のリーダー。褐色肌の熱血美人。
ポケモンの強化に興味を持っている。
人気が高く、チームの人数はヴァーラーが全ユーザーの過半数を占める事態に。

ポケGO稼働開始当初、チームリーダー3人はシルエットだったが、ほどなく容姿が公開された。

・[[GOロケット団>ロケット団(ポケモン)]]
ポケストップを占拠していることがある謎の集団。ボスのサカキ、リーダーと呼ばれる3人の幹部、したっぱからなる。
期間限定イベントで[[ムサシ>ムサシ(ポケモン)]]と[[コジロウ>コジロウ(ポケモン)]]もしたっぱの一員として登場する。

*ゲームシステム
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ナイアンティックがIngressで培った技術とノウハウをポケモンゲームに移植したもの。
Google MapとGPSの位置情報を使用し、現実世界をまるごとポケモン世界のマップにしている。
ポケモンはいたるところに生息しており、彼らを見つけてはボールを投げて捕まえていくのが最も基本的なゲームシステムである。
ポケモンはマップ上に配置されているため、プレイヤーは実際に自分の足で歩き、近づいてから彼らを捕まえなければならない。
ボールを投げてポケモンを捕まえると経験値を獲得できるが、投げ方次第ではボーナスが付いて獲得経験値が増加する。
捕獲戦闘画面はスマホのカメラを利用したAR(拡張現実)機能を使用可能であり、この要素により現実世界とポケモンの世界を視覚的に重ね合わせている。
スマホを通して自分の目の前の世界を見ると、そこにはポケモンがいて自分はそのポケモンを捕まえようとしている…ということになるのである。
最初は初代に登場するポケモンの一部のみが登場していたが、アップデートを重ねて登場ポケモンは増え、後世代のポケモンも順次追加されている。
更に特殊な生態のポケモンは特殊なエンカウント方法で遭遇する仕組みになっている。

モンスターボールを始めとするアイテム類はポケストップと呼ばれる特定地点で入手可能である。
ポケストップで手に入るボールはモンスターボール、スーパーボール、ハイパーボールが実装されているが、上位のボールはトレーナーレベルを上げないと手に入らない。

ポケストップは史跡・跡地やモニュメント、スポンサー企業の店舗所在地が設定されている。&font(l){ぶっちゃけIngressのポータルの位置情報の流用である。}
必然的にスポンサー企業の多い地域ほどポケストップの数は多くなり、何もない田舎ほどポケストップの数は少なくなる。
地方都市などはそれでも記念碑やモニュメントがポケストップになっているが、それすらもない地域ではポケストップが殆どないということもあり得る。
当然ながら運営側もこの問題は認識しており、全国の神社・寺・教会など過疎地にもありそうな施設をポケストップにするなど、田舎でもなるべく遊べるように改善を試みている。
郵便局なんかもポケストップになっており、簡易郵便局も含まれるため、田舎も幾分か救われている部分がある。
逆に都会の宗教施設ポケストップ化は本来人気の少ない静かな場所にプレイヤーが集まりすぎるという問題があり、施設側がポケストップの削除要請を出さざるを得なくっている。

トレーナーレベルはポケモンを捕獲したりポケストップを回すことで経験値にあたるXPが入手でき、蓄積することでレベルアップしていく。

また、ポケストップからはポケモンのタマゴが手に入ることがある。
実際に歩いて孵化させるという点はゲーム本編と同じだが、当然歩くのはプレイヤーとなり、どの程度歩いたかは移動距離で計算される。
本編と異なりそのままでは孵化できず、孵化装置にセットしてから歩く必要がある。

タマゴは孵化までの必要距離により2km、5km、7km、10kmの3種類に分かれている。
やっとの思いで孵化させた10kmタマゴから[[ヒンバス>ミロカロス]]、[[ヤミラミ]]、[[クチート]]、[[アブソル>アブソル(ポケモン)]]が出てきてもスマホを投げないであげよう。

そして[[リージョンフォーム]]は7kmタマゴからしか入手できない。


*課金要素
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基本無料のゲームなので一応このゲームにも課金要素があり、リアルマネーをゲーム内通貨「ポケコイン」へと換金することができる。
ポケコインがあればショップで消耗品アイテムを買うことが可能で、ゲーム進行を楽にできる。
とは言えスマホゲームアプリとしては比較的緩めの課金要素であり、ショップアイテムはモンスターボール、回復アイテム、ふかそうちなどいずれも無料でも入手可能なアイテムかそのの互換アイテムである。

例えば初期装備の「ムゲンふかそうち」は1個しかなく、タマゴは一度に1個ずつしか温められない。
しかしショップで3回まで使える消耗品アイテム「ふかそうち」を買えば、その装置の数だけ更にタマゴを温められるようになり、最大9個のタマゴを同時に温められるようになる。
タマゴがかえればXPを稼げるので一気にタマゴを割ることができればXPの貯まる早さも早くなる。
…と言った感じである。

しかしそのポケコインもジムに自分のポケモンを設置して数時間防衛すれば少しずつ貯まる(一日最大50)し、
「ふかそうち」などのアイテムも一部を除きレベルアップやリサーチなどの報酬で手に入るという親切設計。
「無課金だから入手機会がない」というアイテムは事実上存在しないし、「無課金だからできない」要素もない。
(例えばタマゴ複数同時割りは課金しないと難しいが、タマゴ割り自体は無課金でもできるということ)
課金はあくまでも、ゲームを進めやすくするための手段であり、課金すればいいポケモンが手に入るということもあまりない。
無課金でもポケモンの捕獲や育成を効率良く行えば、課金者より強い手持ちが揃うこともあり得る。

むしろ、ゲーム性が同じIngress独特の特徴であった、現実世界への対価である「&bold(){リアル課金}」のほうが重要…かも。

*ポケモンのステータス
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ポケモンの強さはレベルや能力値ではなくCP(コンバットポイント)に集約されている。
CPが大きければ大きいほど強く、進化前より進化後のほうがCPは大きくなる傾向があり、進化するとCPが大きく上昇することも珍しくはない。
CPは原作における攻撃と特攻、防御と特防の両方から参照されるが、二つの能力の差が大きい配分の方が種族値設定に無駄が出にくいようになっている。
また&b(){素早さは存在しない}。 しかし原作で素早さが高ければ高いほどGOでは攻撃種族値が若干高く設定されやすいという仕様が存在している((例えば原作ではほぼ同じ攻撃・特攻種族値であるサンダースとデンリュウではGOでは20以上もの差がある))ので、一概に素早さが死にステータスかと言われるとそうでもなかったりする。
さらにCPは&b(){攻撃種族値の比率が大きい仕様}。
つまり、原作で言う重火力系のポケモンが有利な仕様であり、攻撃技しかない本作では耐久型やサポート型のポケモンは涙目状態と言える。また[[ゴウカザル]]のような中火力両刀型や、[[キングドラ]]のような全てがそこそこ程度でまとまっているバランス型は種族値設定に無駄が出やすく、CPも低いのでこちらもキツめ。
さらに特性の概念も導入されていないため、特性前提の低ステータスである[[チャーレム]]が悲惨な能力になっていたり、
逆に特性で高ステータスを制限していた[[ケッキング]]が鬼みたいな強さになっていたりと、ゲームバランスは原作と大きく異なる&footnote(もっとも、ケッキングの通常技はほとんどダメージを与えられない「あくび」固定のため、ある意味原作再現となってはいるが)
ただし、攻撃力の低さで足を引っ張っているポケモンはCPに上限があるルールでの対人戦では一転して強キャラになりがちであり、悲惨な例として挙げたチャーレムもこちらでは十分活躍が見込める。

また、本家ゲーム同様個体値のようなものがあり、ポケモンの詳細画面で所属チームのリーダーに見せることで数値を大体教えてくれる。
スマホアプリであろうと、廃人たちは個体値厳選を強いられてるんだ!

ポケモンを捕まえるごとにその種族の「アメ」と「ほしのすな」が手に入り、これを使うことでポケモンを強化育成できるようになっている。
アメは例えば[[ポッポ]]系であれば手に入るのは「ポッポのアメ」で、進化後のピジョンや[[ピジョット]]にも使用できる。
後発で進化前が追加されたポケモンの場合、アメの名前は初出の形態から取られるようになっており、例えばピカチュウ系であれば「ピカチュウのアメ」となる。
アメとほしのすなを一定数用意することでポケモンを進化させられるようになるが、一部のポケモンは更に追加のアイテムがないと進化できないようになっている。
ポケモンを進化させると500XPも入手でき、(基本となるポケモン1匹捕獲分のXPが100)それが図鑑未登録の初入手ポケモンならさらに+500XP。
慣れてきたトレーナーは進化に必要なアメが少ないポッポやキャタピーにビードル(アップデート後はゴニョニョやケムッソも)などを確保しておき、30分入手XPが倍になるしあわせタマゴを使用してから一気に進化させることでXPを大量に獲得するという手法を使ったり。

進化に必要なアメは大体1進化ポケなら50個、2進化ポケなら25→100個(一部ポケモンは12→50個)だが、中には&bold(){400}ものアメが必要なポケモンも。(現在はコイキング、ホエルコ、チルット)
ポケモン一匹捕まえた時に手に入るアメが3個ということを考えれば、どれだけ果てしない道かおわかりいただけよう。

捕まえたポケモンは全て保管され、逃すことはできないが、不要なポケモンはウィロー博士に送ることが可能で、送ったポケモンに対応したアメが博士から貰える。
なんでアメが貰えるのか、世界観設定がよく分からないが、たぶん研究協力のお礼とか、送ってくれたポケモンをもっと捕まえて育てて欲しいとかそういう意味合いなのだろう。
&bold(){[[「アメと引き換えたポケモンたち、どこ行った?」>エドワード・エルリック]]}
&bold(){[[「君のような勘のいいトレーナーは嫌いだよ」>ショウ・タッカー]]}
……みたいなことではないはずだ。

なお、「沢山のトレーナーから毎日ポケモン沢山送られて大変じゃね?」的なファンアートが最初期に蔓延っていたが、ポケモンシリーズの世界観は「博士が主人公やライバルという、頼れる子供数人に目を付けて研究協力を頼む」というものである。
シナリオ上では初代から一貫して、ライバル以外に同じような経歴のトレーナーが存在しないことになっており、他のプレイヤーとの交流はシナリオの次元を超えたメタな次元の出来事である。
本編の基本的なシステムや世界観設定を踏襲しているポケGOも同様と考えていいだろう。
(他のプレイヤーいたら悪の組織とか何億回もボコボコにされてるじゃん)

パソコンという概念はなく、キャンプメニューから全ての所持ポケモンを確認できるが、バトルを行う際は6匹でパーティを組むようになっている。
また、本編の設定をポケGOに落とし込む関係上、特殊な仕様となっているポケモンも何匹かいる。特に本編で「場所」が進化の条件だったポケモンは、ポケストップに特殊なルアーモジュールを使用し、任意のポケストを進化場所にできるという仕様になっている。場所が条件になるという原作の設定を継承しつつ、ポケストさえあれば都市でも郊外でも進化できるというシステムは非常によく考えられている。

-[[メタモン]]…ポッポやコラッタに擬態して現れ、捕獲して初めて変身が解除されて正体がメタモンであると明らかになる。戦闘時も自分から戦うことはなく、目の前にいるポケモンに変身して戦うようになっている。
-[[イーブイ]]…[[サンダース>サンダース(ポケモン)]]・[[シャワーズ>シャワーズ(ポケモン)]]・[[ブースター>ブースター(ポケモン)]]への進化はランダム、[[エーフィ]]、[[ブラッキー>ブラッキー(ポケモン)]]は相棒にして10km以上連れ歩いてから日中or夜に進化、[[リーフィア]]はハーブルアー、[[グレイシア>グレイシア(ポケモン)]]はアイスルアーをそれぞれポケストップに使用後、効果継続中にそのポケストップの近くにいれば進化が可能。
-[[ドーブル>ドーブル(ポケモン)]]…スナップショットを撮影するとときどき勝手に写り込む形で出現する。
-[[ジバコイル]]、[[ダイノーズ]]…ポケストップにマグネットルアーを使用後、効果継続中にそのポケストップの近くにいれば進化が可能。
-通信交換で進化するポケモン…アメ進化も可能だが、2020年より通信を介した場合はアメなしで進化できるようになる。ただし一度交換したポケモンは二度と交換できない。
-第四世代で石や通信による進化が追加されたポケモン…「シンオウのいし」を使うことで進化する。
-第五世代で石による進化を行うポケモン…「イッシュのいし」で進化する。


CPはそのポケモン専用の「アメ」とほしのすなを一定数与えることで強化できるようになっているが、トレーナーレベルに応じて強化限界がある。
強いポケモンは腕のあるトレーナーにしか扱えないという、本編シリーズで言うところのバッジのようなシステムである。

*GOロケット団
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ポケGOにも悪の組織が登場する。
カントー地方やアニポケでおなじみであるロケット団の一派らしくGOロケット団を名乗っており、ボスのサカキにより束ねられた組織である。
GOロケット団の下っ端はポケモンを使って各地のポケストップから道具を盗んでいる、
下っ端の潜んでいるポケストップは黒ずんでおり、常に揺れているためひと目で他のポケストップと区別することができる。
下っ端を1人倒すとふしぎなパーツ1個が手に入り、パーツを6つ集めることでロケットレーダーを組み立てることができる。
ロケットレーダーを使うと通常では見つけられないGOロケット団のリーダーアルロ、シエラ、クリフらが潜んでいるポケストップを見つけることができるようになる。
また、フィールドリサーチで手に入るスーパーロケットレーダーを使うと同じ要領でボスのサカキの居場所を探せるようになる。

GOロケット団の団員はボスも含めた全員が話し掛けると勝負を仕掛けてくる。
使用するポケモンは異常強化されたシャドウポケモンとなっており、紫色のオーラを纏って赤い目をしている。
本来の能力以上の力を発揮できる反面、無理矢理強化されているため苦しんでいるとされている。
団員は勝負に負けると手持ちのシャドウポケモンのうち1匹をおいてその場を立ち去り、プレイヤーにシャドウポケモンの捕獲チャンスが与えられる。


捕まえたシャドウポケモンはそのまま育てることもできるが、攻撃がブースト(6/5倍=1.2倍)されている代わりに防御がデブースト(5/6倍≒0.83倍)されており、強化や開放のコストも高いため非常に育てにくい。

アメとほしのすなを消費して紫色のオーラを消し去る「リトレーン」を行うとライトポケモンとなり、白く輝いたオーラをまとうようになる。
リトレーンを行うとCPが上昇し、強化や開放に加えて進化のコストも下がるため育てやすくなる。


*ポケモンジム
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トレーナーレベルが5を超えると参加できるようになる。
プレイヤーはインスティンクト、ミスティック、ヴァーラーいずれかのチームに所属し、自分と同じチームのプレイヤーたちと一緒にポケモンを選抜してジムを結成する。
自分と違うチームのジムとはバトルを行うことが可能で、一定回数勝つことで相手チームのポケモンを追い出し、自分のチームのジムにすることができる。
このジムに長時間ポケモンを設置することができれば、今作の課金アイテムであるポケコインを入手できる。
バトルは自分のポケモンをタップしたり長押しすることで技を繰り出し、敵の攻撃はスワイプで回避する。

また、強力な野生ポケモンを協力プレイで倒すレイドバトルもジムで発生する。
レイドバトルではまず巨大なタマゴがジムに出現し、1時間後に自動的にタマゴから強力な野生ポケモン「レイドボス」が出現する。
トレーナーたちはタマゴが割れてから45分以内にジムへ集い、協力してレイドボスのポケモンを倒すことになる。
ボスを無事に倒せば報酬としてXP、ほしのすな、ふしぎなアメ、きんのズリのみを貰い、バトルへの貢献度や撃破に要した時間に応じてプレミアボールが与えられ、捕獲チャンスが到来する。
捕獲チャンスはレアかつ高CPのポケモンを捕まえる絶好の機会であり、トレーナーたちは与えられたプレミアボールを使い切るまでにボスを捕まえる必要がある。
使用ボールは与えられたプレミアボールのみなので、モンスターボールを100個持っていても全く役には立たない。
半面モンスターボールが底を突いた状態でも参加可能なので、レイドボス捕獲成功時のXPのみならずバトル勝利時にも大量のXPを獲得できる絶好の機会である。
手持ちのポケモンさえ育っていればボスが少々強くても協力プレイで突破することができる。
最大20人までが協力プレイを行うことが可能で、20人を超えた場合は新しいグループに割り振られる。
つまり40人いた場合、20人ずつが協力し合うことになる。

しかしながらいつでもホイホイと参加できるほど甘くはない。
レイドバトルは「レイドパス」を持っているトレーナーのみが参加可能である。
レイドパスは一度に一枚しか持てない上、どこかのポケストップから一日に一枚しかもらえない。
前日に貰ったパスを一枚消費して新しく一枚貰うことは可能。
一日に何度でも参加したい場合、有料の「プレミアムレイドパス」を購入する必要がある。
レイドボスとしてミュウツーが出現する日「EXレイドバトル」には「EXレイドパス」が必要であり、EXレイドパスを持たなければレイドバトルに参加することはできない。
EXレイドパスは定期的にレイドバトルをこなしているトレーナーに与えられる日時指定のパスで、指定された日時に指定されたジムへ行くとそのパスで参加可能なレイドバトルが始まるようになっている。

また、強いレイドボスは協力プレイが必要不可欠であり、1人ではどうあがいても限界がある。
このため、強いレイドボスが出現するレイドバトルに参加したいときは、人が集まりそうなジムを選んで参加する必要がある。
住宅地の奥にある公園のジムより町のど真ん中にあるチェーン店のジムのほうがトレーナーは多いのだ。


#openclose(show=レイドボス一覧){

※印つきのポケモンは現レイドでは出現しないポケモン

・レベル1
進化前か中間形態ばかりなので、ソロプレイでも余裕で一匹クリアできるレベル。
主にジムバッジのレベルを手っ取り早く上げたい時向け。
また、現レイドに出現するポケモンの多くに色違いが実装されており、
進化にアメが大量に必要なポケモンが多いため、意外と見逃せない。

[[コイキング]]
[[オムナイト>オムスター]]
[[カブト>カブトプス]]
[[アノプス>アーマルド]]
[[リリーラ>ユレイドル]]
※[[チルット>チルタリス]]
※[[ユキ>オニゴーリ]][[ワラシ>ユキメノコ]]
※[[ヨマワル>ヨノワール]]
※[[ベイリーフ>メガニウム]]
※[[マグマラシ>バクフーン]]
※[[アリゲイツ>オーダイル]]
※[[フシギソウ>フシギバナ]]
※[[リザード>リザードン]]
※[[カメール>カメックス]]
※[[トランセル>バタフリー]]
※[[ホエルコ>ホエルオー]]

・レベル2
進化後ポケモン中心となったことで、ソロプレイだと数匹欲しいレベルに。
ここで注目すべきは色違いが存在するヤミラミとクチートだろう。
特にクチートは野生では出現しない。
//また、パルシェンは高い防御もあり、このレベルでは別格の強さを誇る。

[[ヤミラミ]]
[[クチート]]
[[ウソッキー]]
[[マグカルゴ]]
[[ノズパス>ダイノーズ]]
※[[ナッシー]]
※[[ムウマ>ムウマージ]]
※[[ニューラ>ニューラ/マニューラ]]
※[[ワカシャモ>バシャーモ]]
※[[オコリザル]]
※[[パルシェン]]
※[[ジュゴン>ジュゴン(ポケモン)]]
※[[エレブー>エレキブル]]
※[[ブーバー>ブーバーン]]
※[[ライボルト]]
※[[ドククラゲ]]
※[[レアコイル>ジバコイル]]
※[[サンドパン]]
※[[ガラガラ>ガラガラ(ポケモン)]]
※[[マタドガス]]
※[[ベトベトン]]

・レベル3
ここから難易度が大きく上がり、ソロプレイだとかなり手持ちが育っていないと突破が困難。
レベル3をソロでクリアできるようになったら、かなり熟練してきたと言ってもいいだろう。
もっとも、天候ブーストがなかった時代のサンダースはソロクリア不可能と言われていたのだが……
中でもカイリキーはジム置き向けポケモンの大半に強いため、別格の人気を誇る。

[[カイリキー]]
[[プテラ>プテラ(ポケモン)]]
[[ツボツボ]]
[[ルナトーン]]
※[[ゲンガー]]
※[[カイロス>カイロス(ポケモン)]]
※[[ルージュラ]]
※[[イノムー>マンムー]]
※[[グランブル]]
※[[ヘルガー]]
※[[サワムラー]]
※[[エビワラー]]
※[[キノガッサ]]
※[[サンダース>サンダース(ポケモン)]]
※[[シャワーズ>シャワーズ(ポケモン)]]
※[[ブースター>ブースター(ポケモン)]]
※[[ウインディ>ウインディ(ポケモン)]]
※[[フーディン]]
※[[キュウコン>キュウコン(ポケモン)]]
※[[オムスター]]
※[[ストライク>ストライク(ポケモン)]]
※[[ポリゴン>ポリゴン(ポケモン)]]
※[[マリルリ]]

・レベル4
このレベルになるとソロクリアは不可能となり、複数人数が必要になる。
バンギラスはレベル5レイドの多くに有利なことから初登場時から圧倒的な人気を誇る。
しかし他の通信進化組が軒並みレベル3なのにこのレベルに属するゴローニャなど、「何でこいつが?」的なチョイスも少なくない。
特にアブソルは色違いありかつ野生出現がないだけに、「レベル3に降格させてくれ」との意見も多いとか。

[[ゴローニャ]]
[[サイドン>ドサイドン]]
[[バンギラス]]
[[ボスゴドラ]]
[[アブソル>アブソル(ポケモン)]]
※[[トドゼルガ]]
※[[ニョロボン]]
※[[ラプラス>ラプラス(ポケモン)]]
※[[オーダイル]]
※[[リザードン]]
※[[フシギバナ]]
※[[カメックス]]
※[[カビゴン]]
※[[ウツボット]]
※[[ニドキング]]
※[[ニドクイン]]

・レベル5
いわゆる伝説のポケモンが登場するレイドで、強さはもちろん、長くて1ヶ月周期で変更されるため、数あるレベルでも最重要なレイド。
ここまで来るとどの相手も強敵揃い。中でもルギアとカイオーガ辺りは泣かされた人も多いだろう。
その一方で4倍弱点持ちのレックウザは2人で攻略できたという報告も。
ちなみにミュウツーはEXレイドという特別なレイドにしか出現しないため、入手難易度が高い。

[[パルキア]]
※[[フリーザー>フリーザー(ポケモン)]]
※[[サンダー>サンダー(ポケモン)]]
※[[ファイヤー>ファイヤー(ポケモン)]]
※[[ライコウ]]
※[[エンテイ]]
※[[スイクン]]
※[[ルギア]]
※[[ホウオウ]]
※[[グラードン]]
※[[カイオーガ]]
※[[レックウザ]]
※[[ラティアス]]
※[[ヒードラン]]
※[[ギラティナ]](アナザーフォルム)
※[[クレセリア>クレセリア(ポケモン)]]
※[[ミュウツー]]
}

*反響と問題点
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**社会現象
2016年7月6日にアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドで配信が開始され、たちまちGoogleストアではランキング1位となり、Twitterを抜き、Googleマップを迫る勢いで、米国では開始1週間で利用者6500万人を越え、スマホゲーム利用者が歴代首位に躍り出るなど、予想以上の大流行となった。先に始まったアメリカではポケストップ地点を始め、レア度が高いポケモンの出現が多い場所に人が溢れかえり、大学のキャンバスに人が殺到する映像が話題になった。あまりの人気ぶりにサーバーがダウンしたりした。その後欧州でも配信が開始され、そこでも予想以上の流行となり、この社会現象に日本でも配信前から連日トピックスなどでメディアが取り上げていた。
日本は遅れること2016年7月22日に配信が開始され、たちまち街中や公園に人が出歩く姿が増え、App Storeの無料アプリ総合ランキング1位になり、Twitterのトレンドでもそれに関わるワードが連日並んだ他、綿市公園のような聖地に人が溢れる光景も出された。この社会現象ぶりに芸能人がプレイする画像が公開されたり、政治家も投稿するニュースが話題となった。以上世界中での社会現象に流行語大賞やギネスにも幾つも認定されている。他にも引きこもりなどといったうつ病患者がプレイするために外出するようになったり、精神科にようる治療よりも適面だと麻生副総理も述べたりしている。また最近は中高年の人々が万歩計変わりとして、一日10㌔以上歩くのが日課となったりと、家族同士などと生活のツールの一部にもなっている。

**経済的などの影響
ポケモンGOは人々が街を出歩く光景が増えたことで、経済的な影響にも大きく与えた。配信が開始された直後はモバイルバッテリーの需要が急増したことや、連日任天堂(本作の開発には直接関係ない)の株価がストップ高となるなど、それらの銘柄も上昇する現象にメディアは「ポケモノミクス」と取り上げた。また日本マクドナルドや携帯会社を始め、各店舗や企業と提携を結び、ポケストップやジムが登場したりしている。これによりポケストップなどが設置されている店舗や飲食店の売り上げに貢献している。
また地域活性化としての経済的影響も大きく与えている。鳥取県の鳥取砂丘ではゲーム解放区として2017年にはアジア地域外でゲットできるポケモンが登場したことで、2日間の経済効果が18億円にも達した他、震災からの復興の一環として東北三県や熊本県などレアポケモンの出現などのコラボを行ったことにより、それぞれ大きな経済効果が出ている。

**安全性などの問題点
この予想以上の人気ぶりに安全性による問題点や偽のアプリなどが問題となっている。まずスマホの画面に視線が向いてしまうため、ながらスマホやながら運転が問題に。起動時には必ず周りをよく見て遊んでください」と注意画面が表示される。
アメリカではプレイ中に転倒や前方の障害物に衝突、転落する人がいたと取り上げられ、日本でも配信前にはプレイする際の注意喚起を促していたが、日本でもながらスマホや運転による交通事故が発生しており、死者も出てしまった。また危険地帯に足を踏み入れる者やプレイヤーが他の家などに侵入により不審者として発砲されたり、徘徊や群衆の殺到に警察が出動するケースも。
また病院や平和公園などでのプレイが迷惑となり、自粛の呼びかけやポケモンストップの除外申請が行われた。
位置情報を使用してのプレイのため、プライバシーの課題も多い。強盗事件が発生した例もある。
中国や配信前の日本では類似アプリが出回った他、不正チートをする人も現れ、運営からのBANを受けたという報告が度々あがる。
他にも都会と郊外にも大きな格差がある。大きな大都会や駅、その周辺にはポケストップやジムが多く、人が多いためレイドバトルも集まりやすいのに対し、郊外、田舎になるとポケストップが少ないほか、レイドバトルに参加者が集まりにくく、星5のボスを相手に自分一人だけというのもざらである。そのためアンインストールをした事例も少なくない。 

*ポケモンリサーチ
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2018年3月31日より実装されたシステム。
「フィールドリサーチ」と「スペシャルリサーチ」の2種類が存在する。

前者はポケストップから「タスク」を入手し、それを達成することで「リワード(報酬)」を受け取ることができる。
また、タスクを達成すると1日1回スタンプを貰え、7つ集めると「大発見」が発生し、伝説ポケモンを入手することができる。
大発見で手に入る伝説ポケモンは定期的に入れ替わるが、出現する伝説ポケモンの種類はいつリサーチを始めたかに依存する。
このため、新しい伝説ポケモンが出たからと言って放置中のリサーチを進めても、前のポケモンを捕まえるまで新しい伝説ポケモンには出会えない。

後者はストーリー仕立てとなっており、例えば初めて出たリサーチはウィロー博士から直接依頼を受け、それをこなすことによって[[幻のポケモン>ミュウ(ポケモン)]]の謎に迫る……というもの。
初見でヌルヌル動くウィロー博士に驚かされた人も多いだろう。

*本編との連動
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株ポケはリリース前の時点で『ポケットモンスター サン・ムーン』との連動予定が公式発表されていた。
実際に3DS版の『サン・ムーン』『ウルトラサン・ウルトラムーン』にも出会った場所のデータに「Pokémon GO」というものがあり、
カロスマーク・アローラマークやGBマークが表示される位置にGOマークが表示されるという仕様も解析によって明らかになっていたが、残念ながら実装されることはなくお蔵入りコンテンツとなってしまった。

なお、ポケモンシリーズでは内部データの異なるゲームからのポケモン転送は既に実例があり、
ゲームボーイ版のバーチャルコンソールから第七世代のポケモンシリーズにポケモンを転送するシステムが実装済みである。
おそらく不可能だから実現しなかったのではなく、何らかの理由により見送られたのであろう。

2018年11月発売のNintendoSwitch版「[[ポケットモンスター Let's Go!ピカチュウ/イーブイ>ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ]]」では連動機能があり、SwitchとスマホをBluetoothで無線接続して「Pokémon GO」側からポケモンを連れてくることが可能。
ただし転送できるのは第一世代のポケモン(とメルタン・メルメタル)に限る。
第一世代のポケモンでもコレクション要素が強い着せ替えポケモン、お気に入りポケモン、相棒ポケモン、ジムに設置中のポケモン、シャドウポケモンは転送対象から除外される。

メインシリーズとの連動は第八世代となる「[[ポケットモンスター ソード・シールド]]」で対応することとなった。
2020年にサービスを開始したクラウドストレージ「Pokémon HOME」を通じて転送できるようになる。
Pokémon HOME自体はは2月に稼働開始したが、Pokémon GOとの連動は準備に時間を要したらしく、大きく遅れて11月に運用スタートとなった。
これにより、ポケモンを博士に送ることなくボックスに空きを作れるようになり、コミュニティ・デイやレイドで手に入れた色違いや伝説の余り物を本編に送り込んで有効活用することができる。
シャドウポケモンは相変わらず送れないが、リトレーンを行えば転送できるようになる。

ただしポケGOユーザーが一斉に伝説や色違いを大量に転送するとサーバーが間違いなく死ぬことは公式も認識しているようで、転送には一定の制約が設けられている。
転送機能自体は全プレイヤーを対象としているが、解禁はトレーナーレベルの高いプレイヤーから順次開放された。
更に転送を行うためには転送エナジーというものが必要となり、CP1000以下の通常ポケモンなら大量に転送できるが、高CP、色違い、伝説は転送コストが高く設定されており、色違いの伝説に至っては1匹送るだけで転送エナジーを使い切る。
転送エナジーを使い切ってしまった場合、全回復には1週間を要するが、1000ポケコインを支払えば即座に全回復できる。

例によってポケGOからの転送ではポケGOに戻せないが、転送を行うと博士に送ったときと同様、1匹につき1個のアメがもらえる。
博士に送るのは惜しいという理由でボックスの肥やしと化したポケモンたちを本編に送り込んだり、GTSで世界中のプレイヤーにおすそ分けすることができるようになる。

*余談
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**バッテリー問題
このゲームにおける一番の難点はバッテリー消費の速さである。
ゲームの稼働時間に対するバッテリー消費量はそこまで大きくないのだが、アプリをバックグラウンドで起動すると移動がカウントされない。
ポケモンをたくさん捕まえたい場合やタマゴを孵化させる場合、アプリをアクティブにしてスマホを持ち歩く必要がある。
この仕様により、スマホのバッテリー消費が早くなってしまうのである。
一時期はポケGOをプレイするためにモバイルバッテリーを購入する人が後を絶たなかったほどである。

もちろんこの問題は公式でも認識しており、
・スマホを逆さまにすると画面を暗くするバッテリーセーバー
・専用デバイスPokémon GO Plusとの連動でアプリをバックグラウンドで起動しても歩数がカウントされる
・Apple Watch用アプリとの連動でPokémon GO Plusと同等の機能を使用できた(後述のいつでも冒険モード実装に伴い提携終了済)
といった対処法が提供されている。

後に外部の無料健康管理アプリ「ヘルスケア」や「GoogleFit」と連携し移動距離を共有してくれる「いつでも冒険モード」が追加され、起動していない状態でも移動距離を反映できるようになった。

**謎のポケモン
9月22日15時頃から名前が「??????」と表示される謎のポケモンが出現し、話題となった。
一時は[[バグポケ>バグポケ(ポケモン)]]かと疑われたこともあったが、後にLet's Goピカチュウ・イーブイに登場する幻のポケモン・[[メルタン>メルタン/メルメタル]]であると判明した。


周りを常に注意して、リアル課金しながら追記・修正してください。


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- 書くこと多すぎて初項で全部書き上げるのは無理だった…。ちょいちょい追記・修正していきます。  -- 名無しさん  (2018-03-15 14:52:02)
- Ingressとの関連も必要だと思うのだが新たに項目作らないと……  -- 名無しさん  (2018-03-15 15:59:02)
- 主観になりがちで大変だと思うけど強ポケとか書いていったら面白そう  -- 名無しさん  (2018-03-15 16:44:37)
- 何故かなかなか立たなかった項目  -- 名無しさん  (2018-03-15 17:18:50)
- ある意味リアル悪魔召喚プログラム  -- 名無しさん  (2018-03-15 17:53:25)
- 良くも悪くも世間を騒がせたっていう事実は書かんの? そういうのも書いてこそだと思うけど  -- 名無しさん  (2018-03-15 18:43:37)
- ↑まだ叩き台だ。順次書いていくしかないんだよ。  -- 名無しさん  (2018-03-15 19:13:51)
- ↑2そういう話で白熱したりしてもちょっと困るし、ないほうが良いと思うけdね  -- 名無しさん  (2018-03-15 19:16:33)
- 報告にあった違反コメントや問題のあるコメント及びそれに触れるコメントを削除しました  -- 名無しさん  (2018-03-16 19:38:50)
- 問題が無いと思っていた自分のコメントが削除されていて驚きましたが、確かに愚痴や荒れを誘発しかねないコメントでした。今後気を付けます。それと自分が挙げた件について記事本文を加筆してくださった方、ありがとうございました。誤送信につきコメント編集済  -- 名無しさん  (2018-03-16 23:30:30)
- 横浜でバリヤードが特殊召喚された時は大変だった。  -- 名無しさん  (2018-03-16 23:35:15)
- アメリカの肥満問題を一時的とはいえ一気に解決した  -- 名無しさん  (2018-05-09 00:00:12)
- なんで黄色プレイヤーだけ異様に少ないんだろう  -- 名無しさん  (2018-05-16 02:16:53)
- ↑そのせいでレイドではモロに不利益被ってるんだよね…所属ジムと貢献度ボーナスが…  -- 名無しさん  (2018-05-18 07:47:07)
- リーク情報によれば次のポケモン本編と連動する予定だとか。  -- 名無しさん  (2018-05-25 15:40:56)
- 荒らしコメント削除  -- 名無しさん  (2018-06-10 00:19:50)
- ポケモンGOの記事はあるのにIngressの記事がないとは意外。  -- 名無しさん  (2018-08-01 18:15:15)
- まさかポケモンGOを新ポケ発表に使ってユーザーにリアルタイムに新しい出会いを提供するとか凄まじいな・・・  -- 名無しさん  (2018-09-25 22:54:48)
- チームインスティンクト(黄色)は不遇不遇と言われてるけど、逆境だからこそ燃えると思う自分はマゾだろうか  -- 名無しさん  (2018-11-23 08:08:11)
- 最近必死こいてジム落とすやつがいなくなったし飽きられてきたのだろうか  -- 名無しさん  (2019-07-04 00:17:40)
- ジムバトル&防衛、レイドバトルで活躍しにくいポケモンばかり生まれてくることで厄介者扱いされている5kmタマゴ  -- 名無しさん  (2019-12-14 12:23:08)
- 課金の一番の用途って倉庫拡張だと思う。ジムだと到底追いつかない速度でポケモンと道具は溜まっていくものだし  -- 名無しさん  (2021-02-06 18:54:02)
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