Pokemon GO

登録日:2018/03/15 (木) 14:49:54
更新日:2019/07/04 Thu 00:17:40
所要時間:約 10 分で読めます




Pokémon GOとはナイアンティックと株式会社ポケモンによって開発されているスマートフォン向けのゲームである。


●目次

概要


ポケットモンスターシリーズ初、かつ世界初となる本格的なスマートフォン向けアプリである。
(日本では移植作のポケとる、コマスターに次ぐ3番目に配信されたアプリ)
スマートフォンというプラットフォームの特性とポケモン本編の世界観を大きく活用したゲームシステムを大きな特徴とする。
外伝的作品は数多く出ているポケモンシリーズだが、本編同様に収集、育成、対戦の要素を盛り込んだ作品は非常に少ない。
簡単に言えば、スマートフォンを通して見た現実世界がポケモンの世界になっているというゲームである。乃至はポケモン版Ingress
町中のいたるところにポケモンが現れるので、プレイヤーはそれを捕まえて育てて行く。

振り返れば、1996年に発売されたポケットモンスター 赤・緑は、
「この世界のどこかにはポケットモンスターという不思議な生き物が住んでいる」と言った感じのゲームだった。
また、以降の作品の舞台も基本的に現実世界をモデルにしている。
ポケGOはその割とありがちなコンセプトを逆手に取り、ポケモンを現実世界に落とし込んだゲームであるとも言える。

キャラクターデザインはコザキユースケ氏が担当。

登場人物


  • ウィロー博士
ポケモンシリーズではおなじみのポケモン博士。プレイヤーをポケモンの世界へと誘う。
ナイスミドルな博士で、白衣とリュックサックが特徴。
歩き回るポケモンゲームの博士とあってか、彼自身もフィールドワークに適した服装をしている。
チュートリアルで登場し、その後はヘルプを開くと顔を見せてくれる。
ゲームシステム上、御三家ポケモンを直接託すのではなく、御三家ポケモンを三者択一で捕獲するように案内してくる。
その男前な容姿に見惚れた腐女子は多く、ゲーム配信開始直後はSNSのポケGO界隈がファンアートで溢れかえった。

  • スパーク
サンダーがシンボルマークであるチームインスティンクト(黄)のリーダー。元気で明るいイケメン。
なぜか人気がなく不遇。チームの人数もいちばん少ない。

すなわち、
  • レイドバトル後の報酬が少ない=プレミアボールの取得数7~8個はザラ=伝説レイドのゲットチャレンジで取り逃がしやすい。
  • ジムにポケモンを置いてもすぐに潰される=ポケコインが稼ぎにくい。

…と、はっきり言って、いばらの道のオンパレード。
更にショップに一度だけチーム変更ができるアイテム「チーム変更メダリオン」が解禁されたため、更なる規模縮小が危惧される。


  • ブランシェ
フリーザーがシンボルマークであるチームミスティック(青)のリーダー。ミステリアスかつ中性的で性別不明。

  • キャンデラ
ファイヤーがシンボルマークであるチームヴァーラー(赤)のリーダー。褐色肌の熱血美人。人気が高く、チームの人数はヴァーラーが全ユーザーの過半数を占める事態に。



ゲームシステム


ナイアンティックがIngressで培った技術とノウハウをポケモンゲームに移植したもの。
Google MapとGPSの位置情報を使用し、現実世界をまるごとポケモン世界のマップにしている。
ポケモンはいたるところに生息しており、彼らを見つけてはボールを投げて捕まえていくのが最も基本的なゲームシステムである。
ポケモンはマップ上に配置されているため、プレイヤーは実際に自分の足で歩き、近づいてから彼らを捕まえなければならない。
ボールを投げてポケモンを捕まえると経験値を獲得できるが、投げ方次第ではボーナスが付いて獲得経験値が増加する。
捕獲戦闘画面はスマホのカメラを利用したAR(拡張現実)機能を使用可能であり、この要素により現実世界とポケモンの世界を視覚的に重ね合わせている。
スマホを通して自分の目の前の世界を見ると、そこにはポケモンがいて自分はそのポケモンを捕まえようとしている…ということになるのである。
現在はアップデートでダイヤモンド・パールから登場の第四世代までのポケモンが出現する。

モンスターボールを始めとするアイテム類はポケストップと呼ばれる特定地点で入手可能である。
ポケストップで手に入るボールはモンスターボール、スーパーボール、ハイパーボールが実装されているが、上位のボールはトレーナーレベルを上げないと手に入らない。

ポケストップは史跡・跡地やモニュメント、マクドナルドやイオンなどのスポンサー企業の店舗所在地が設定されている。ぶっちゃけIngressのポータルの位置情報の流用である。
必然的にスポンサー企業の多い地域ほどポケストップの数は多くなり、何もない田舎ほどポケストップの数は少なくなる。
地方都市などはそれでも記念碑やモニュメントがポケストップになっているが、それすらもない地域ではポケストップが殆どないということもあり得る。
当然ながら運営側もこの問題は認識しており、全国の神社・寺・教会など過疎地にもありそうな施設をポケストップにするなど、田舎でもなるべく遊べるように改善を試みている。
郵便局なんかもポケストップになっており、簡易郵便局も含まれるため、田舎も幾分か救われている部分がある。
逆に都会の宗教施設ポケストップ化は本来人気の少ない静かな場所にプレイヤーが集まりすぎるという問題があり、施設側がポケストップの削除要請を出さざるを得なくっている。

トレーナーレベルはポケモンを捕獲したりポケストップを回すことで経験値にあたるXPが入手でき、蓄積することでレベルアップしていく。

また、ポケストップからはポケモンのタマゴが手に入ることがある。
実際に歩いて孵化させるという点はゲーム本編と同じだが、当然歩くのはプレイヤーとなり、どの程度歩いたかは移動距離で計算される。
本編と異なりそのままでは孵化できず、孵化装置にセットしてから歩く必要がある。

タマゴは孵化までの必要距離により2km、5km、7km、10kmの3種類に分かれている。
やっとの思いで孵化させた10kmタマゴからヒンバスヤミラミクチートアブソルが出てきてもスマホを投げないであげよう。

そしてリージョンフォームは7kmタマゴからしか入手できない。


課金要素


基本無料のゲームなので一応このゲームにも課金要素があり、リアルマネーをゲーム内通貨「ポケコイン」へと換金することができる。
ポケコインがあればショップで消耗品アイテムを買うことが可能で、ゲーム進行を楽にできる。
とは言えスマホゲームアプリとしては比較的緩めの課金要素であり、ショップアイテムはモンスターボール、回復アイテム、ふかそうちなどいずれも無料でも入手可能なアイテムかそのの互換アイテムである。

例えば初期装備の「ムゲンふかそうち」は1個しかなく、タマゴは一度に1個ずつしか温められない。
しかしショップで3回まで使える消耗品アイテム「ふかそうち」を買えば、その装置の数だけ更にタマゴを温められるようになり、最大9個のタマゴを同時に温められるようになる。
タマゴがかえればXPを稼げるので一気にタマゴを割ることができればXPの貯まる早さも早くなる。
…と言った感じである。

しかしそのポケコインもジムに自分のポケモンを設置して数時間防衛すれば少しずつ貯まる(最大50)し、
「ふかそうち」などのアイテムも一部を除きレベルアップやリサーチなどの報酬で手に入るという親切設計。
「無課金だから入手機会がない」というアイテムは事実上存在しないし、「無課金だからできない」要素もない。
(例えばタマゴ複数同時割りは課金しないと難しいが、タマゴ割り自体は無課金でもできるということ)
課金はあくまでも、ゲームを進めやすくするための手段であり、課金すればいいポケモンが手に入るということもあまりない。
無課金でもポケモンの捕獲や育成を効率良く行えば、課金者より強い手持ちが揃うこともあり得る。

むしろ、ゲーム性が同じIngress独特の特徴であった、現実世界への対価である「リアル課金」のほうが重要…かも。

ポケモンのステータス


ポケモンの強さはレベルや能力値ではなくCP(コンバットポイント)に集約されている。
CPが大きければ大きいほど強く、進化前より進化後のほうがCPは大きくなる傾向があり、進化するとCPが大きく上昇することも珍しくはない。
CPは原作における攻撃と特攻、防御と特防の両方から参照されるが、二つの能力の差が大きい配分の方が種族値設定に無駄が出にくいようになっている。
また素早さは存在しない。 しかし原作で素早さが高ければ高いほどGOでは攻撃種族値が若干高く設定されやすいという仕様が存在している*1ので、一概に素早さが死にステータスかと言われるとそうでもなかったりする。
さらにCPは攻撃種族値の比率が大きい仕様
つまり、原作で言う重火力系のポケモンが有利な仕様であり、攻撃技しかない本作では耐久型やサポート型のポケモンは涙目状態と言える。またゴウカザルのような中火力両刀型や、キングドラのような全てがそこそこ程度でまとまっているバランス型は種族値設定に無駄が出やすく、CPも低いのでこちらもキツめ。
さらに特性の概念も導入されていないため、特性前提の低ステータスであるチャーレムが悲惨な能力になっていたり、
逆に特性で高ステータスを制限していたケッキングが鬼みたいな強さになっていたりと、ゲームバランスは原作と大きく異なる*2
ただし、攻撃力の低さで足を引っ張っているポケモンはCPに上限があるルールでの対人戦では一転して強キャラになりがちであり、悲惨な例として挙げたチャーレムもこちらでは十分活躍が見込める。

また、本家ゲーム同様個体値のようなものがあり、ポケモンの詳細画面で所属チームのリーダーに見せることで数値を大体教えてくれる。
スマホアプリであろうと、廃人たちは個体値厳選を強いられてるんだ!

ポケモンを捕まえるごとにその種族の「アメ」と「ほしのすな」が手に入り、これを使うことでポケモンを強化育成できるようになっている。
アメは例えばポッポ系であれば手に入るのは「ポッポのアメ」で、進化後のピジョンやピジョットにも使用できる。
後発で進化前が追加されたポケモンの場合、アメの名前は初出の形態から取られるようになっており、例えばピカチュウ系であれば「ピカチュウのアメ」となる。
アメとほしのすなを一定数用意することでポケモンを進化させられるようになるが、一部のポケモンは更に追加のアイテムがないと進化できないようになっている。
ポケモンを進化させると500XPも入手でき、(基本となるポケモン1匹捕獲分のXPが100)それが図鑑未登録の初入手ポケモンならさらに+500XP。
慣れてきたトレーナーは進化に必要なアメが少ないポッポやキャタピーにビードル(アップデート後はゴニョニョやケムッソも)などを確保しておき、30分入手XPが倍になるしあわせタマゴを使用してから一気に進化させることでXPを大量に獲得するという手法を使ったり。

進化に必要なアメは大体1進化ポケなら50個、2進化ポケなら25→100個(一部ポケモンは12→50個)だが、中には400ものアメが必要なポケモンも。(現在はコイキング、ホエルコ、チルット)
ポケモン一匹捕まえた時に手に入るアメが3個ということを考えれば、どれだけ果てしない道かおわかりいただけよう。

捕まえたポケモンは全て保管され、逃すことはできないが、不要なポケモンはウィロー博士に送ることが可能で、送ったポケモンに対応したアメが博士から貰える。
なんでアメが貰えるのか、世界観設定がよく分からないが、たぶん研究協力のお礼とか、送ってくれたポケモンをもっと捕まえて育てて欲しいとかそういう意味合いなのだろう。
「アメと引き換えたポケモンたち、どこ行った?」
「君のような勘のいいトレーナーは嫌いだよ」
……みたいなことではないはずだ。

なお、「沢山のトレーナーから毎日ポケモン沢山送られて大変じゃね?」的なファンアートをよく見かけるが、ポケモンシリーズの世界観は「博士が主人公やライバルという、頼れる子供数人に目を付けて研究協力を頼む」というものである。
シナリオ上では初代から一貫して、ライバル以外に同じような経歴のトレーナーが存在しないことになっており、他のプレイヤーとの交流はシナリオの次元を超えたメタな次元の出来事である。
本編の基本的なシステムや世界観設定を踏襲しているポケGOも同様と考えていいだろう。
(他のプレイヤーいたら悪の組織とか何億回もボコボコにされてるじゃん)

パソコンという概念はなく、キャンプメニューから全ての所持ポケモンを確認できるが、バトルを行う際は6匹でパーティを組むようになっている。
また、本編の設定をポケGOに落とし込む関係上、特殊な仕様となっているポケモンも何匹かいる。特に本編で「場所」が進化の条件だったポケモンは、ポケストップに特殊なルアーモジュールを使用し、任意のポケストを進化場所にできるという仕様になっている。場所が条件になるという原作の設定を継承しつつ、ポケストさえあれば都市でも郊外でも進化できるというシステムは非常によく考えられている。

  • メタモン…ポッポやコラッタに擬態して現れ、捕獲して初めて変身が解除されて正体がメタモンであると明らかになる。戦闘時も自分から戦うことはなく、目の前にいるポケモンに変身して戦うようになっている。
  • イーブイサンダースシャワーズブースターへの進化はランダム、エーフィブラッキーは相棒にして10km以上連れ歩いてから日中or夜に進化、リーフィアはハーブルアー、グレイシアはアイスルアーをそれぞれポケストップに使用後、効果継続中にそのポケストップの近くにいれば進化が可能。
  • ジバコイルダイノーズ…ポケストップにマグネットルアーを使用後、効果継続中にそのポケストップの近くにいれば進化が可能。
  • 第四世代で石や通信による進化が追加されたポケモン…「シンオウのいし」を使うことで進化する。


CPはそのポケモン専用の「アメ」とほしのすなを一定数与えることで強化できるようになっているが、トレーナーレベルに応じて強化限界がある。
強いポケモンは腕のあるトレーナーにしか扱えないという、本編シリーズで言うところのバッジのようなシステムである。

ポケモンジム


トレーナーレベルが5を超えると参加できるようになる。
プレイヤーはインスティンクト、ミスティック、ヴァーラーいずれかのチームに所属し、自分と同じチームのプレイヤーたちと一緒にポケモンを選抜してジムを結成する。
自分と違うチームのジムとはバトルを行うことが可能で、一定回数勝つことで相手チームのポケモンを追い出し、自分のチームのジムにすることができる。
このジムに長時間ポケモンを設置することができれば、今作の課金アイテムであるポケコインを入手できる。
バトルは自分のポケモンをタップしたり長押しすることで技を繰り出し、敵の攻撃はスワイプで回避する。

また、強力な野生ポケモンを協力プレイで倒すレイドバトルもジムで発生する。
レイドバトルではまず巨大なタマゴがジムに出現し、1時間後に自動的にタマゴから強力な野生ポケモン「レイドボス」が出現する。
トレーナーたちはタマゴが割れてから45分以内にジムへ集い、協力してレイドボスのポケモンを倒すことになる。
ボスを無事に倒せば報酬としてXP、ほしのすな、ふしぎなアメ、きんのズリのみを貰い、バトルへの貢献度に応じてプレミアボールが与えられ、捕獲チャンスが到来する。
捕獲チャンスはレアかつ高CPのポケモンを捕まえる絶好の機会であり、トレーナーたちは与えられたプレミアボールを使い切るまでにボスを捕まえる必要がある。
使用ボールは与えられたプレミアボールのみなので、モンスターボールを100個持っていても全く役には立たない。
半面モンスターボールが底を突いた状態でも参加可能なので、レイドボス捕獲成功時のXPのみならずバトル勝利時にも大量のXPを獲得できる絶好の機会である。
手持ちのポケモンさえ育っていればボスが少々強くても協力プレイで突破することができる。
最大20人までが協力プレイを行うことが可能で、20人を超えた場合は新しいグループに割り振られる。
つまり40人いた場合、20人ずつが協力し合うことになる。

しかしながらいつでもホイホイと参加できるほど甘くはない。
レイドバトルは「レイドパス」を持っているトレーナーのみが参加可能である。
レイドパスは一度に一枚しか持てない上、どこかのポケストップから一日に一枚しかもらえない。
前日に貰ったパスを一枚消費して新しく一枚貰うことは可能。
一日に何度でも参加したい場合、有料の「プレミアムレイドパス」を購入する必要がある。
レイドボスとしてミュウツーが出現する日「EXレイドバトル」には「EXレイドパス」が必要であり、EXレイドパスを持たなければレイドバトルに参加することはできない。
EXレイドパスは定期的にレイドバトルをこなしているトレーナーに与えられる日時指定のパスで、指定された日時に指定されたジムへ行くとそのパスで参加可能なレイドバトルが始まるようになっている。

また、強いレイドボスは協力プレイが必要不可欠であり、1人ではどうあがいても限界がある。
このため、強いレイドボスが出現するレイドバトルに参加したいときは、人が集まりそうなジムを選んで参加する必要がある。
住宅地の奥にある公園のジムより町のど真ん中にあるマクドナルドのジムのほうがトレーナーは多いのだ。



反響と問題点


社会現象

2016年7月6日にアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドで配信が開始され、たちまちGoogleストアではランキング1位となり、Twitterを抜き、Googleマップを迫る勢いで、米国では開始1週間で利用者6500万人を越え、スマホゲーム利用者が歴代首位に躍り出るなど、予想以上の大流行となった。先に始まったアメリカではポケストップ地点を始め、レア度が高いポケモンの出現が多い場所に人が溢れかえり、大学のキャンバスに人が殺到する映像が話題になった。あまりの人気ぶりにサーバーがダウンしたりした。その後欧州でも配信が開始され、そこでも予想以上の流行となり、この社会現象に日本でも配信前から連日トピックスなどでメディアが取り上げていた。
日本は遅れること2016年7月22日に配信が開始され、たちまち街中や公園に人が出歩く姿が増え、App Storeの無料アプリ総合ランキング1位になり、Twitterのトレンドでもそれに関わるワードが連日並んだ他、綿市公園のような聖地に人が溢れる光景も出された。この社会現象ぶりに芸能人がプレイする画像が公開されたり、政治家も投稿するニュースが話題となった。以上世界中での社会現象に流行語大賞やギネスにも幾つも認定されている。他にも引きこもりなどといったうつ病患者がプレイするために外出するようになったり、精神科にようる治療よりも適面だと麻生副総理も述べたりしている。また最近は中高年の人々が万歩計変わりとして、一日10㌔以上歩くのが日課となったりと、家族同士などと生活のツールの一部にもなっている。

経済的などの影響

ポケモンgoは人々が街を出歩く光景が増えたことで、経済的な影響にも大きく与えた。配信が開始された直後はモバイルバッテリーの需要が急増したことや、連日任天堂(本作の開発には直接関係ない)の株価がストップ高となるなど、それらの銘柄も上昇する現象にメディアは「ポケモノミクス」と取り上げた。また日本マクドナルドや携帯会社を始め、各店舗や企業と提携を結び、ポケストップやジムが登場したりしている。これによりポケストップなどが設置されている店舗や飲食店の売り上げに貢献している。
また地域活性化としての経済的影響も大きく与えている。鳥取県の鳥取砂丘ではゲーム解放区として2017年にはアジア地域外でゲットできるポケモンが登場したことで、2日間の経済効果が18億円にも達した他、震災からの復興の一環として東北三県や熊本県などレアポケモンの出現などのコラボを行ったことにより、それぞれ大きな経済効果が出ている。

安全性などの問題点

この予想以上の人気ぶりに安全性による問題点や偽のアプリなどが問題となっている。まずスマホの画面に視線が向いてしまうため、ながらスマホやながら運転が問題に。起動時には必ず周りをよく見て遊んでください」と注意画面が表示される。
アメリカではプレイ中に転倒や前方の障害物に衝突、転落する人がいたと取り上げられ、日本でも配信前にはプレイする際の注意喚起を促していたが、日本でもながらスマホや運転による交通事故が発生しており、死者も出てしまった。また危険地帯に足を踏み入れる者やプレイヤーが他の家などに侵入により不審者として発砲されたり、徘徊や群衆の殺到に警察が出動するケースも。
また病院や平和公園などでのプレイが迷惑となり、自粛の呼びかけやポケモンストップの除外申請が行われた。
位置情報を使用してのプレイのため、プライバシーの課題も多い。強盗事件が発生した例もある。
中国や配信前の日本では類似アプリが出回った他、不正チートをする人も現れ、運営からのBANを受けたという報告が度々あがる。

ポケモンリサーチ


2018年3月31日より実装されたシステム。
「フィールドリサーチ」と「スペシャルリサーチ」の2種類が存在する。

前者はポケストップから「タスク」を入手し、それを達成することで「リワード(報酬)」を受け取ることができる。
また、タスクを達成すると1日1回スタンプを貰え、7つ集めると「大発見」が発生し、伝説ポケモンを入手することができる。
大発見で手に入る伝説ポケモンは定期的に入れ替わるが、出現する伝説ポケモンの種類はいつリサーチを始めたかに依存する。
このため、新しい伝説ポケモンが出たからと言って放置中のリサーチを進めても、前のポケモンを捕まえるまで新しい伝説ポケモンには出会えない。

後者はストーリー仕立てとなっており、ウィロー博士から直接依頼を受け、それをこなすことによって幻のポケモンの謎に迫る……というもの。
初見でヌルヌル動くウィロー博士に驚かされた人も多いだろう。

本編との連動


株ポケはリリース当初から本編シリーズとの連動予定を明らかにしている。
3DS版の本編シリーズにも出会った場所のデータに「Pokémon GO」というものがあり、
カロスマーク・アローラマークやGBマークが表示される位置にGOマークが表示されるという仕様も解析によって明らかになっている。

ポケモンシリーズでは内部データの異なるゲームからのポケモン転送は既に実例があり、
ゲームボーイ版のバーチャルコンソール版から3DS版にポケモンを転送するシステムが実装済みである。
スマートフォンとニンテンドー3DSの直接通信は難しいかもしれないが、
ポケムーバー・ポケモンバンクがあるため、サーバーを経由させれば本編シリーズへの転送も理論上は可能である。
ポケGOからの転送も、2020年にサービスイン予定の「Pokemon HOME」で実現予定だが、とある理由からその先の出口が担保されていない
ポケGOからの転送ではポケGOに戻せないことはアナウンスされているため、誰がOKで誰がNGかが問題になってくるが、現在のところ公式からのアナウンスはない。続報を待とう。

2018年11月発売のNintendoSwitch版「ポケットモンスター Let's Go!ピカチュウ/イーブイ」でも連動機能があり、SwitchとスマホをBluetoothで無線接続して「Pokémon GO」側からポケモンを連れてくることが可能。
ただし転送できるのは第一世代のポケモン(とメルタン・メルメタル)に限る。

余談


バッテリー問題

このゲームにおける一番の難点はバッテリー消費の速さである。
ゲームの稼働時間に対するバッテリー消費量はそこまで大きくないのだが、アプリをバックグラウンドで起動すると移動がカウントされない。
ポケモンをたくさん捕まえたい場合やタマゴを孵化させる場合、アプリをアクティブにしてスマホを持ち歩く必要がある。
この仕様により、スマホのバッテリー消費が早くなってしまうのである。
一時期はポケGOをプレイするためにモバイルバッテリーを購入する人が後を絶たなかったほどである。

もちろんこの問題は公式でも認識しており、
  • スマホを逆さまにすると画面を暗くするバッテリーセーバー
  • 専用デバイスPokémon GO Plusとの連動でアプリをバックグラウンドで起動しても歩数がカウントされる
  • Apple Watch用アプリとの連動でPokémon GO Plusと同等の機能を使用できる
といった対処法が提供されている。

後に外部の無料健康管理アプリ「ヘルスケア」や「GoogleFit」と連携し移動距離を共有してくれる「いつでも冒険モード」が追加され、起動していない状態でも移動距離を反映できるようになった。

謎のポケモン

9月22日15時頃から名前が「??????」と表示される謎のポケモンが出現し、話題となった。
一時はバグポケかと疑われたこともあったが、後にLet's Goピカチュウ・イーブイに登場する幻のポケモン・メルタンであると判明した。


周りを常に注意して、リアル課金しながら追記・修正してください。


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