VF-19 エクスカリバー

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VF-19 エクスカリバー - (2013/02/02 (土) 23:01:39) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2010/03/25(木) 21:15:25
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主にマクロス7、マクロスVF-X2で活躍した機体。マクロスプラスの主役機の一つ『YF-19』の正式採用型。
通称:ブレイザーバルキリー(F、S型)



ペットネーム:エクスカリバー
設計:新星インダストリー
全長:ファイター:18.47m
全幅:ファイター:14.87m(主翼展開時)
全高:ファイター:3.94m(主脚含まず)
重量:8,750kg(YF-19)、8,620kg(S型)、8,550kg(F型)、8,400kg(C型)
推力:主機:56,500kg×2(YF-19)、67,500kg×2
最高速度:高度1万m:マッハ5.1+(19改はマッハ5.5+)
     高度3万m:マッハ21.0+(19改はマッハ25.0+)
ノーマル仕様のまま衛星軌道上に進出可能
航続距離:20光年(フォールドブースター使用時)
推進機関:主機:新星/P&W/RR熱核バーストタービン×2
FF2200(YF-19初期型)、FF2500E(YF-19)、FF2550J(S型)、FF2550F(F型)
副機:P&W高機動バーニアスラスター
   HMM-6J(YF-19)、HMM-7(S型、F型)、HMM-6R(C型)
装甲材質:エネルギー転換装甲SWGAシステム一式

武装
・マウラーREB-30G対空レーザー機銃(S / C型×2、F型×1)
・マウラーREB-23半固定レーザー機銃×2(腰部装備)
・マイクロミサイル×24(内装式標準兵装、他の兵装パックに交換可能)
・中距離ミサイル×6 他多数
・ヒューズGU-15 ガンポッド×1
防御装備
・左腕防弾シールド×1
・ピンポイントバリアシステム一式
・アクティブステルスシステム一式



AVF(Advanced Variable Fighter:次世代全領域可変戦闘機)開発計画である【スーパー・ノヴァ計画(Project Super Nova)】に基づき開発された、新統合軍の主力可変戦闘機。

開発主任は17歳の天才技師ヤン・ノイマン。
 
AVF計画のコンセプト“少数精鋭による敵拠点ピンポイント攻略”に対応するための基本スペックである次世代型熱核バーストタービンエンジン、単独フォールド能力、ピンポイントバリアを備えた上で、従来技術を更に煮詰めることによって開発された。

これは最新技術を多用したYF-21(後のVF-22 シュトゥルムフォーゲルⅡ)とは真逆の発想。このためYF-21より信頼性と完成度は高く、コストも比較的安価なものとなり、これらが最終的に採用を勝ち取る大きな要因となった。


外見上の最大の特徴は、大気圏内での機動に優れる前進翼を採用している点。可変機構も備えているため、従来の後退翼やデルタ翼にすることも可能。また、主翼を完全に折りたたみ偏向ノズルだけで姿勢制御する高速移動形態もある。一部の型にはカナード前翼も装備されている。この他にもアクティブ空力制御装置など、大気圏内での空力運動性能を極限まで追求した設計となっている。
 
これらによって名機VF-11 サンダーボルトに匹敵する汎用性とそれを遥かに上回るハイスペックを得ることに成功した。






が、






“機体の性能にパイロットの身体がついていけない”という本末転倒な事態が発生。そのため一般量産機は若干性能を落とすハメに。

また、無人戦闘機ゴーストが改良され本格投入されるに伴い、早々に主力機の座をVF-171 ナイトメアプラスに明け渡すことになる。



【バリエーション】

〔YF-19〕
ご存じテストタイプ
“じゃじゃ馬”の異名を持ち、歴代で最も扱いが難しい機体。かつトップクラスの性能。
実際、天才イサム・アルヴァ・ダイソン中尉が着任するまで、搭乗して無事に済んだ者は一人もいなかった。
ヤンの天才的な設計で、ワザと空力バランスを崩すことにより、よりアクロバティックで凄まじい機動を実現している。
イサムはその圧倒的機動性をもって大空に竜鳥の「落書き」をやってのけた。初飛行で。
 
一号機から三号機まで存在しており、イサムが駆ったのは二号機。一号機は二度目の飛行で大破、パイロットは死亡している。三号機は模造試験用。
正式採用後、二号機には天才マクシミリアン・ジーナス監修のもと、かの『ロイ・フォッカー・スペシャル』と同様のカラーリングが施され、マクロス7船団をはじめとした各移民船団でイサムによるデモンストレーション飛行が行われた。

その凄さを簡単に表現するなら、「エデンから地球へフォールドして防衛システムを突破し、SDF-1 マクロスにタッチダウンをキメた機体」


〔A型〕
特殊部隊用先行量産型
VF-X2で登場したのはこのタイプ。
パーツ選別などの改良を加えているものの、ぶっちゃけYF-19そのまま。つまり、コイツを使いこなす方々はイサムに匹敵する化物ばかり。


〔F型〕
一般量産型
エンジン換装、空力デバイスの撤廃などで宇宙戦重視の仕様に。翼も可変機構を無くしてデルタ翼に近い形状になり、安定性が増してピーキーさは抑えられている。
劇中ではエメラルドフォースの隊員が使用。
 

〔S型〕
指揮官機
慣例に倣って頭部レーザー機銃を増設。
劇中ではエメラルドフォース隊長のドッカー大尉が使用。


〔E型〕
EF型の原型。


〔EF型〕
E型のモンキーモデル。ペットネームはカリバーン。
S.M.Sが採用している型で、EX-ギアに対応している。性能的にはA型すら凌駕するが、やはり扱いが難しい。


〔ACTIVE NOTHUNG〕
EF型の一種。VF-22に採用されたOTM自由変形素材が使われているハイブリッドモデル。生産数は極少数。


〔P型〕
導入評価試験用。
ゾラ星パトロール隊に一機だけ配備された機体。パトロール隊の操縦技術向上のため配備されたものの、スペックがA型と同レベルだったため誰も乗れなかった。装備はパトロール隊のものに準拠している。
マクロス ダイナマイト7にてローレンスが考案した歌エネルギー変換型小型スピーカーシステムが装備され、熱気バサラが強引にレンタルした。


〔ADVANCE〕
通称:イサムスペシャル
2050年代後半の技術でカスタムした魔改造仕様。スペックはVF-19系最高峰である。
 

〔改〕
熱気バサラスペシャル
通称:ファイヤーバルキリー
ご存じ7の主役機にして、“本当の意味で”歌で戦争を終結させた真紅のバルキリー。
YF-19やA型と同様のピーキーなチューニングに加え、バサラの卓越した操縦技術に沿った様々な改良を施されたスペシャル機。ギター式操縦桿を装備しており、演奏しながらの操縦が可能。更に敵機にスピーカーポッドを撃ち込むことで、宇宙空間でも敵パイロットに歌を聴かせることができる。

元軍属のレイ・ラブロックが軍とのコネを利用して入手し、バサラに与えた代物。バサラ本人は知らされていなかったが、マクロス7船団におけるVF-19の性能評価試験と歌エネルギーを戦闘に利用する計画【プロジェクトM(ミンメイ)】の実験機としての役割を兼ねており、極秘に軍の全面バックアップとデータ収集を受けていた。

全VF中随一の化物で、カタログスペック上では「ISC搭載&サイボーグ兵士専用」のVF-27 ルシファーを凌ぐ性能がある。
しかし、バサラの意志により武装の類はほとんど積んでいない。脚部ミサイルくらい。
 

【追加装備】

〔フォールドブースター〕
VF-22と共用タイプ。ファイター形態の機体上部に接続され、片道分の使用後は分離される。


〔ガンポッドΓ〕
巨大スピーカー内蔵弾と大型ランチャーから成る対艦用スピーカーポッド。


〔スーパーパック〕
所謂ファストパック。
YF-19、A型用とF、S型用が存在。


〔VF-19改用ドラマ版ファストパック〕
ドラマ『リン・ミンメイ物語』に一条輝役で出演することになったバサラにあわせて、ファイヤーバルキリーに装着された張りぼて。後退翼状態でこれを装着することで、VF-1 バルキリーっぽく見せていた。


〔YF-19用陸戦パック〕
スーパー・ノヴァ計画時に登場した陸戦用オプション。
内蔵火器で標的機のデストロイド・モンスターを一撃で破壊した。


〔サウンドブースター〕
歌エネルギーをサウンドエナジーに変換、歌ビームを発射する。バトロイド形態で背中に背負う形で装備。
使用するには10万チバソングの歌エネルギーが必要とされるが、バサラは余裕で20万を超える。




追記・修正よろしくお願いします