陰(Lobotomy Corporation)

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&font(#6495ED){登録日}:2020/09/23 Wed 18:02:37 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 10 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&bold(){私たちはかつて一つだった。}} #center(){&bold(){私は&color(whitesmoke,black){あなた}だ。&color(whitesmoke,black){あなた}は、私だ。}} #center(){&bold(){私は元々一緒だった、私たちを分かつことは無益なことだった。}} #center(){&bold(){今、&color(whitesmoke,black){あなた}は空となり私は地となろう。}} 陰とは、『[[Lobotomy Corporation]]』に登場する[[アブノーマリティ>アブノーマリティ/幻想体]]の一体である。 危険度クラスは&color(purple){WAW}。予断を許さない危険性を隠し持っている。 #openclose(show=●目次){ #contents() } *概要-太極の片割れ、陰 見た目はまんま、黒い勾玉のようなアブノーマリティ。橙色の紐飾りをぶら下げている。 それそのものは宙に浮いてはいるものの、どうもエンサイクロペディアを見るに自分の意思では動くことができないようだ。 陰は「悪魔のペンダント」と呼ばれ、様々な悪影響を与えてきたようだが、その実態は――? *特殊能力 陰は、&bold(){クリフォトカウンターが0になると特殊能力が発動する}(最大値/初期値2)。 クリフォトカウンターが変動する条件は以下の通り。 &bold(){・作業結果が悪い} &bold(){・[[陽>ツール型アブノーマリティ(lobotomy corporation)]]を30秒間装着する} &bold(){なお、2つ目の条件が満たされると、以降も5秒間装着するごとにカウンター減少効果が再発する。} 作業結果が悪いとカウンターが減るのは……もはやお約束としてスルーするが、 &bold(){かの似た外見を持つ[[ツール型アブノーマリティ>ツール型アブノーマリティ(lobotomy corporation)]]陽を長く装備しているとカウンターが減るという特性を持つ。} ……もう大体察した方もいるかもしれないだろう。 &bold(){そう、この陰というアブノーマリティは、陽と対になり、連動して効果を発生させるのだ。} &font(l){まあ、読者の中には「太極図に関連してるのバレバレだし、『陰』があるなら『陽』もあるだろ?はよ」って方もいたかもしれないが} と、いうわけなので。陽の方の挙動についてはこの項目で後述するとして、今はひとまず陰の挙動について解説しよう。 **脱走時(陰) 陰は脱走すると、高めのHP(検証中)を持ち、黒い魚の姿に変身して宙を泳ぎ回る。 脱走したのが上記の二番目の減少条件であった場合、&bold(){陰は同じタイミングで脱走する陽に向かって泳ぐ。} 陰は時折、前方後方に広がる黒い波動を断続的に放ち、強いBLACKダメージを周囲の職員に与える。 また、たまに立ち止まって、茶色のレーザーを前方に放ったのち、レーザーが触れた部分に大爆発を発生させ、爆発が発生した全ての部屋にかなり強いBLACKダメージを与える。 さてざっと解説してみたが……この陰、&bold(){かなり強い。} やや大雑把ではあるものの、攻防一体を兼ねた黒い波動に、長射程のレーザー爆発と、普通に鎮圧しようとするとなかなか隙ができずに後手に回ってしまうのが関の山である。 というか波動もレーザーもかなり威力が高く、&bold(){ALEPHのBLACK耐性持ち防護服の持ち主でなければ安易に近づくことすら叶わない。} BLACK免疫のため、みんなのダークヒーローこと魔弾の射手による狙撃も通じない。 というか[[紫の深夜の試練>試練(lobotomy corporation)]]もそうだが、自衛ができる敵対存在は例外なく強い。 WHITE属性が弱点のため、陰が脱走した時のためにWHITE武器にBLACK耐性持ち防護服を組み合わせた専用鎮圧職員を用意しておくといいかもしれない。 また、陰を鎮圧できても陽が脱走したままだと、なんと&bold(){陰は時間が立つと再び復活する。} ただでさえこんなに強いのに復活能力持ちは勘弁してくれ……。 LOBポイントペナルティを払って一日を終えるか、陰と陽を同時に鎮圧すると収容室に戻る。 *ステータス(陰) 陰は洞察と本能と抑圧にはレベル3以上で普通の反応を示し、それ以下は最低。 愛着にはレベル関わらず最低の反応しか示さない。 観測レベル3でギフト「不調和」を解禁。 陰を形どったイヤリング。移動速度・攻撃速度が+20し、&bold(){被ダメージ時8%の確率でダメージを無効化する。} 但し、最大HPとMPは10低下する。 鎮圧職員には喉から手が出るほど欲しい能力満載のギフト。これ目的のために陰を収容する管理人多数。 &font(l){陰最高!陽イラネ!} また、防護服「不調和」を解禁。 REDとPALEが弱点だが、それ以外には耐性を持つ黒を基調とした外套。&font(l){よく見ると顔がいくつも描かれてて怖い} 観測レベル4で武器「不調和」を解禁。 黒い薙刀で、かなりの速度で振り回すことが可能であるため高い火力を持つ。[[例のヤベー奴>ペスト医師(lobotomy corporation)]]対策にもなる。 *ストーリー(陰) 「悪魔のペンダント」と呼ばれる黒い首飾りで、見ているだけで果てしなく陰鬱な気分にさせるのが陰だという。 また、陰には陽と呼ばれる片割れが存在し、それは陰とはまるで違い対極的だった。陽は、職員達に対して好ましい影響ばかり与えていた。 #center(){&bold(){「白いペンダントだけがあればよかったのに」}} そう言われて、葛藤を始める陰。悪魔のペンダントと呼ばれるそれはれっきとした自身の意志が存在し、かつ存在意義を説いて悩んでいた。 陰はそうしたくて悪影響を与えているわけではない。ただ存在するだけで、自身の意思とは関係なく悪影響をばら撒いてしまうのだ。 #center(){&bold(){「私はなぜ存在するのか」}} #center(){&bold(){「もし私の存在そのものが人々を苦しめ、憂鬱にさせるなら、}} #center(){&bold(){私は彼らの言うようにもとから生まれなければよかった」}} #center(){&bold(){「もしかしたら私の創造主は白いペンダントだけをつくるつもりだったのかもしれない、}} #center(){&bold(){そして私は意図しない結果にすぎないのかもしれない」}} ならば、どうすれば否定された存在は、世界から消すことができるのだろう。 だがある日、陰は……声を聞いた。 初めて聞く筈なのに、その声は懐かしい感じがしたのだ。 #center(){&color(whitesmoke,black){&bold(){「時間だ、私たちが再び一つになる時が来た」}}} その声を聞くや否や、陰は気づくと収容室を抜け出していた。 一生出ることは叶わないと思っていたのに。 そして、白いペンダントを見つけた、黒いペンダントは、 #center(){&bold(){終わりが輪廻し始まりに回帰する時、希望に溢れた者は絶望を、絶望に包まれる者は希望を見つける。}} #center(){&bold(){&color(whitesmoke,black){始まりの終わりに、偉大な化身となった其のドラゴンは、空を飛ぶ。}}} *陽(ツール型アブノーマリティ) タイプ:装着 続いて、陽の解説に移る。 まず陰がそうであるように陽も同じく、&bold(){陰と効果を連動するため、陰が収容されていなければ以下の効果は全て発揮しない。} 陽を装着したエージェントは、以下の恩恵が得られる。 &bold(){・WHITEダメージに対する耐性を0.1に強化} &bold(){・継続的にMP回復するバフを付与} これだけ見ると、ツール型の中でも極めて強力な効果を得られる。なるほど、職員達から好まれるわけである。 ……でも、あるんでしょう?副作用が。 &bold(){ええ、ありますとも。} &bold(){そしてその条件はもう既に前述している通りで、装着して30秒経過すると陰のクリフォトカウンターが減少するのだ。} そして、陰のクリフォトカウンターが0になると脱走するのは既に語ったが、&bold(){陰が脱走すると陽も脱走する。} 行動パターンは陰の黒い波動の白バージョンを放つのみ。対応属性もWHITE。 &bold(){陽を鎮圧しても陰が脱走したままだと時間経過で復活する点も同じ。} 総評すると、確かに装着効果自体は強力ではあるのだが、それと引き換えに両者の脱走を引き起こすのが厄介極まりない。 特に陰と陽はかなり強いことも相まって、装備することはあってもすぐに返却するのがオチ。残念。 なおエンサイクロペディアによると、確かに陽は職員たちに良い影響を与えていたようだが、&bold(){それは陰と同じ事情で自らが望んでやっているわけではなく、ただ存在するだけでそれらの影響をばら撒いていただけ。} そのため、陽は陽で自分のことをありがたがる職員達に対して辟易としており、陰との再会を心待ちにしていたようだ。 *太極が合わさる時 さて。ここまでの記述で、意図的に伏せていた情報がある。ここまで読んで頂いた方ならもうお分かりであろう。 #center(){&bold(){結局、陰と陽が合わさるとどうなるの?}} それに対するアンサーがこちら。 **特殊能力(陰・陽共通) &bold(){以下の条件を満たすと、この特殊能力が発動する。} &bold(){・脱走した陰と陽が同じ部屋に到達する} &bold(){・陽を装備した職員が陰の収容室に入る} &bold(){この特殊能力が発動すると、陰と陽は合わさって太極図を形取り、次の瞬間には東洋龍と呼ばれる存在に変化して、施設内を大きく横切って飛ぶ。} &bold(){東洋龍に触れた職員は、HPとMPの減少状況が入れ替わる(例えばHPが満タンの場合即死し、瀕死の場合HPがほぼ全快する)。} &bold(){また、東洋龍が収容室を通過した場合、その収容室のクリフォトカウンターが0になる。} &bold(){東洋龍が画面端に消えた後、陰と陽は再び再収容される。} 職員が触れるとHPMPの減少状況が入れ替わる、収容室はクリフォトカウンター0にする、と大変な大惨事を引き起こす。 言うまでもなく、基本は東洋龍の発生は避けさせたほうが無難である。 ……が、時には変則的な手段としてこの東洋龍を戦法として用いる場合もある。 この東洋龍の効果は職員だけではなく脱走アブノーマリティや[[試練>試練(lobotomy corporation)]]といった敵対存在にも有効で、同じように減少状況を入れ替えることができる。 しかも東洋龍の効果は属性が存在しないため、[[例外>ビナー(lobotomy corporation)]]を除いてHP満タンだった敵対存在を一撃で倒すことが可能だったりする。 ……が、クリフォトカウンターを0にすることも考えると無闇矢鱈に使うのは推奨できない。良く考えて、施設内の状況と相談して活用しよう。 *収容時の注意点 ここまでの文章、または陰の管理情報を早々に開示した人はこう思うだろう。 「相方を収容しなければいいんじゃね?」 そう、それこそがこいつらを安全に収容する最適解である。&bold(){できればな。} このゲームには、管理情報からは読み取れない&s(){[[コンマイ語>>コンマイ語(遊戯王)]]}テキスト外効果とでも呼ぶべき能力を備えている奴がおり、こいつらもそのタイプ。 ①陰を収容した場合、次のツール型アブノーマリティは陽を収容しなければならない。 ②陰の効果以外で陽を収容することはできない((そもそも収容アブノーマリティ選択画面に出て来ない。))。 はい、&bold(){強制効果でほぼ確実に揃います。}例外は最下層だけだが、回避できるかは知らん。 上記のようなことを考えて、ツール型の選択タイミングで唖然としたプレイヤーも多いことだろう。 ただし、リスクを最小限に抑えることは可能。 両サイドの部門を開放する際は収容先を任意にコントロールできるため、それぞれを別部門に収容してしまえばいい。 最後まで進めるなら、懲罰・福祉が最適。配置の都合で距離が長い上にアクセスも多いので逃げるにしても召集するにしても便利。中央第一側を進んでくれたら、開発以外の全部門の戦力招集すらできる。 抽出・記録は開発部門開放までは最も遠いが、クリフォト暴走免除まで長い上に開発が解放されると一本道になって開発チームの逃げ場がなくなり戦力も下層のみでの対応が確定する。 &bold(){上層での収容は論外。} いずれの部門であろうと、分断による共通のメリットはウサギチームによる隔離が使えるということである。 ただし、同時撃破が必要な関係上、中央エリアに到達すると意味ないので、やるなら退避も含めて速やかにやらないといけない。 *余談(陰、陽) モチーフは言うまでもなく、太極図。 陰と陽は中国語翻訳チームのアイデアから生まれたアブノーマリティなのだとか。 陰の欄を見れば分かるが、&bold(){ストーリーの設定とは裏腹に実際に管理人に求められているのは陰の方であり、陽は邪魔者扱いされる。} &font(l){陽「私はなぜ存在するのか」} 但し、陰を収容すると次のツール型の抽出時は陽しか選べないため、どの道、陰と陽は合わさってしまう。残念。 追記修正は、東洋龍で遊んだことがある方がお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,29) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 「陰」は変に「陽」をいじらなきゃHE並の収容のしやすさでありながら強力な装備入手と愛着以外の職員養成に貢献してくれる有能アブノーマリティ。「陽」?どっか捨ててきて。 -- 名無しさん (2020-09-23 23:05:25) - 陰陽の波動は攻撃へのカウンターとして放つから近接殺し&数の暴力対策なのが更に厄介なのよね。10人で殴った瞬間に波動が10発発射されて近接が消し飛ぶという。でも遠距離だと生体粒子加速砲的なアレで一網打尽と。少数精鋭しか挑めないのがコイツの鎮圧難易度を底上げしている。鎮圧難易度で言えばALEPH級。少なくとも『規制済み』より遥かに強いんでランクを入れ替えろとよく言われる。 -- 名無しさん (2020-09-24 09:21:33) - 個人的に最も好きなアブノーマリティ。設定がいい。デザインもいい。魚状態の陽とか家で飼ってみたい。 -- 名無しさん (2020-09-24 11:50:20) - ↑の家から天井を打ち破って龍が飛んでったぞ -- 名無しさん (2020-09-24 16:28:12) - 陰だけあればいいのに(切実) -- 名無しさん (2021-08-03 03:13:55) - 陽は有能の皮をかぶってるだけ。どこかの医者のツール版かよ。 -- 名無しさん (2022-11-01 14:23:34) - この世界に癒しは枷であり罪である。必要なのは全てをなぎ倒す暴力と圧倒的恐怖のみ、見るだけで陰鬱とさせる威圧感のみ。 -- 名無しさん (2024-01-20 18:50:51) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2020/09/23 Wed 18:02:37 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 10 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&bold(){私たちはかつて一つだった。}} #center(){&bold(){私は&color(whitesmoke,black){あなた}だ。&color(whitesmoke,black){あなた}は、私だ。}} #center(){&bold(){私は元々一緒だった、私たちを分かつことは無益なことだった。}} #center(){&bold(){今、&color(whitesmoke,black){あなた}は空となり私は地となろう。}} 陰とは、『[[Lobotomy Corporation]]』に登場する[[アブノーマリティ>アブノーマリティ/幻想体]]の一体である。 危険度クラスは&color(purple){WAW}。予断を許さない危険性を隠し持っている。 #openclose(show=●目次){ #contents() } *概要-太極の片割れ、陰 見た目はまんま、黒い勾玉のようなアブノーマリティ。橙色の紐飾りをぶら下げている。 それそのものは宙に浮いてはいるものの、どうもエンサイクロペディアを見るに自分の意思では動くことができないようだ。 陰は「悪魔のペンダント」と呼ばれ、様々な悪影響を与えてきたようだが、その実態は――? *特殊能力 陰は、&bold(){クリフォトカウンターが0になると特殊能力が発動する}(最大値/初期値2)。 クリフォトカウンターが変動する条件は以下の通り。 &bold(){・作業結果が悪い} &bold(){・[[陽>ツール型アブノーマリティ(lobotomy corporation)]]を30秒間装着する} &bold(){なお、2つ目の条件が満たされると、以降も5秒間装着するごとにカウンター減少効果が再発する。} 作業結果が悪いとカウンターが減るのは……もはやお約束としてスルーするが、 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LOBポイントペナルティを払って一日を終えるか、陰と陽を同時に鎮圧すると収容室に戻る。 *ステータス(陰) 陰は洞察と本能と抑圧にはレベル3以上で普通の反応を示し、それ以下は最低。 愛着にはレベル関わらず最低の反応しか示さない。 観測レベル3でギフト「不調和」を解禁。 陰を形どったイヤリング。移動速度・攻撃速度が+20し、&bold(){被ダメージ時8%の確率でダメージを無効化する。} 但し、最大HPとMPは10低下する。 鎮圧職員には喉から手が出るほど欲しい能力満載のギフト。これ目的のために陰を収容する管理人多数。 &font(l){陰最高!陽イラネ!} また、防護服「不調和」を解禁。 REDとPALEが弱点だが、それ以外には耐性を持つ黒を基調とした外套。&font(l){よく見ると顔がいくつも描かれてて怖い} 観測レベル4で武器「不調和」を解禁。 黒い薙刀で、かなりの速度で振り回すことが可能であるため高い火力を持つ。[[例のヤベー奴>ペスト医師(lobotomy corporation)]]対策にもなる。 *ストーリー(陰) 「悪魔のペンダント」と呼ばれる黒い首飾りで、見ているだけで果てしなく陰鬱な気分にさせるのが陰だという。 また、陰には陽と呼ばれる片割れが存在し、それは陰とはまるで違い対極的だった。陽は、職員達に対して好ましい影響ばかり与えていた。 #center(){&bold(){「白いペンダントだけがあればよかったのに」}} そう言われて、葛藤を始める陰。悪魔のペンダントと呼ばれるそれはれっきとした自身の意志が存在し、かつ存在意義を説いて悩んでいた。 陰はそうしたくて悪影響を与えているわけではない。ただ存在するだけで、自身の意思とは関係なく悪影響をばら撒いてしまうのだ。 #center(){&bold(){「私はなぜ存在するのか」}} #center(){&bold(){「もし私の存在そのものが人々を苦しめ、憂鬱にさせるなら、}} #center(){&bold(){私は彼らの言うようにもとから生まれなければよかった」}} #center(){&bold(){「もしかしたら私の創造主は白いペンダントだけをつくるつもりだったのかもしれない、}} #center(){&bold(){そして私は意図しない結果にすぎないのかもしれない」}} 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なおエンサイクロペディアによると、確かに陽は職員たちに良い影響を与えていたようだが、&bold(){それは陰と同じ事情で自らが望んでやっているわけではなく、ただ存在するだけでそれらの影響をばら撒いていただけ。} そのため、陽は陽で自分のことをありがたがる職員達に対して辟易としており、陰との再会を心待ちにしていたようだ。 *太極が合わさる時 さて。ここまでの記述で、意図的に伏せていた情報がある。ここまで読んで頂いた方ならもうお分かりであろう。 #center(){&bold(){結局、陰と陽が合わさるとどうなるの?}} それに対するアンサーがこちら。 **特殊能力(陰・陽共通) &bold(){以下の条件を満たすと、この特殊能力が発動する。} &bold(){・脱走した陰と陽が同じ部屋に到達する} &bold(){・陽を装備した職員が陰の収容室に入る} &bold(){この特殊能力が発動すると、陰と陽は合わさって太極図を形取り、次の瞬間には東洋龍と呼ばれる存在に変化して、施設内を大きく横切って飛ぶ。} &bold(){東洋龍に触れた職員は、HPとMPの減少状況が入れ替わる(例えばHPが満タンの場合即死し、瀕死の場合HPがほぼ全快する)。} &bold(){また、東洋龍が収容室を通過した場合、その収容室のクリフォトカウンターが0になる。} &bold(){東洋龍が画面端に消えた後、陰と陽は再び再収容される。} 職員が触れるとHPMPの減少状況が入れ替わる、収容室はクリフォトカウンター0にする、と大変な大惨事を引き起こす。 言うまでもなく、基本は東洋龍の発生は避けさせたほうが無難である。 ……が、時には変則的な手段としてこの東洋龍を戦法として用いる場合もある。 この東洋龍の効果は職員だけではなく脱走アブノーマリティや[[試練>試練(lobotomy corporation)]]といった敵対存在にも有効で、同じように減少状況を入れ替えることができる。 しかも東洋龍の効果は属性が存在しないため、[[例外>ビナー(lobotomy corporation)]]を除いてHP満タンだった敵対存在を一撃で倒すことが可能だったりする。 ……が、クリフォトカウンターを0にすることも考えると無闇矢鱈に使うのは推奨できない。良く考えて、施設内の状況と相談して活用しよう。 *収容時の注意点 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