登録日:2026/10/23 Fri 13:48:30
更新日:2026/10/23 Fri 17:36:04NEW!
所要時間:約 18 分で読めます
大丈夫 君の前に座って操縦するのは
『〈シーヴの翼〉ジャン“レックス”コープ』だ
そう 誰だって知ってる 伝説の撃墜王!
この戦争で最初にダブルエースになった戦闘機パイロット
首都陥落からの脱出の時間を稼ぎだした 救世主!
- ジャン・コープは『ACE COMBAT 8: WINGS OF THEVE』の登場人物。
TACネームはレックス(Rex)、階級は中佐。
陥落するシーヴにおいてただ1機で殿を務めて味方の撤退の時間を稼ぎ、この戦争で最も早くダブルエースになった伝説の撃墜王。FCUの救世主〈シーヴの翼〉その人。
主人公が空母エンデュランスに救助された後に即、人手不足のためナビゲーターを任された複座機F/A-18Fにて、前席で操縦を務める。
見た目は白人男性としてはやや日焼けした肌と茶髪で、アビエーターサングラスが似合うイケメン。
公式SNSでの外見と階級や発言からおそらく30代と思われる。
船上ではサングラスをしているが、通信画面では素顔を拝むことが出来る。
背は主人公と同じくらいで、パイロットスーツの上から見る限りでは中肉中背かやや背が高い。
整備士に対して左手でハンドサインを返す場面があり左利き。
初対面の挨拶の際に右手を左胸のやや高い位置に当てる癖がある。
初対面相手にも物怖じせず人懐こい性格で、無口な後席にも率先して話しかけてくれる。
忙しい戦闘機動の最中であっても、急減速や急上昇などの同乗者に負荷の高いマニューバの前には通告してくれる気遣いも見られる。
また時々詩的な言い回しをするロマンチストな一面も。
[[広大に広がる海は 孤独とは何なのか教えてくれる]]
[[そういうの あんたわかるか??]]
私生活では賭け事を好み、負け分を踏み倒して逃げることもあったが、人懐こい性格ゆえに嫌われることはないという。
また同じく賭け事が好きなAWACS ディーラーの師匠とも面識があるらしい。
《デマ ガセ 噂話 そう》
《この全貌の見えない戦争のかなりの部分はそういうもんでできている》
《撃墜王〈翼〉もそうだ》
ジャン・コープ
登録日:2026/10/23 Fri 13:48:30
更新日:2026/10/23 Fri 17:36:04NEW!
所要時間:約 18 分で読めます
- ジャン・コープは『ACE COMBAT 8: WINGS OF THEVE』の登場人物。
《概要》
伝説の撃墜王と言うのは情報操作によって生み出された欺瞞。ダブルエースどころか撃墜数もゼロの、本人曰く経験を積んだだけのパイロット。
欺瞞を駆使して自身を偽の撃墜王に仕立て上げようとしているD.D.に対しては「どうもわれわれとは違う民族だな」と距離を置きつつも、
たとえ欺瞞であっても希望を見出す人には意味があると理解を示した上で、自身の個人的な事情もあって協力している。
ではコープ自身が凡庸なパイロットかと言うとそんなことはなく、卓越した操縦技術、とりわけ回避機動の巧みさをかわれて「シーヴの翼」役に抜擢されたという。
FCU所属パイロットの中でも「ジョーカー1は敵機を撃墜しない」と言うスタンスを揶揄したり、後継レックス(主人公)と比較する発言はあれど、操縦技量そのものを侮る発言をする者はいない。
特にターシャは自分と同じく敵を撃たないパイロットと言うことで心酔していたらしく、終盤では自分の知る名だたるエースの中にコープの名前も挙げている。
むしろ逃げと生存に関して無二のパイロットだったからこそ、〈シーヴの翼〉と言う"生存させ続ける"ことに意味がある役割を与えられたわけである。
《劇中の活躍》
ACE COMBAT 8 プロローグ映像 において
作中で描かれる彼の活躍と操縦は発売前にYouTubeで公開されたプロローグ映像に詰まっており、主人公は複座の後部座席と言うある意味特等席でその操縦を目の当たりにすることになる。
《やつに近づけば 黒い機体に「22」の番号があるはずだ》
《それは俺が望むナンバーじゃないし 近づきたくもない》
《あんたもそうだろう?》
《だよな だからこうする》
雲を利用して敵機のロックを外し、雲を抜けた瞬間に急減速でオーバーシュートを狙ったり、フレアを温存しながら海面すれすれの超低空飛行でミサイルを数発回避している。
特に大吊り橋の主塔の隙間や橋の下を縫うように何度もくぐる機動は、シリーズに慣れたプレイヤーでもなかなか真似できるものではない。
《いつもの逃げ方だ「シーヴの翼」》
《まるで老いぼれ羊のようじゃないか》
《またあいつか》
《オマケ付きの菓子の箱から出たのが》
《3回連続欲しかったオモチャじゃなかったこと あるかな?》
2人の発言から推測すると過去には最低でも2回は実際に逃げ切っている模様。
第4.5世代戦闘機の中でも鈍足であるF/A-18Fで、最新鋭第5世代戦闘機Su-57を駆るトップエースの追撃をかわしたと言うのだから尋常ではない。
しかし特命任務を帯びた影22も、そう何度も煮え湯を飲まされて黙っているほど甘い男ではなかった。
コープが大吊り橋に目を付けてそれを利用しての退避を目論むのを見て、影22は僚機のMiG-29に対して「食いつけ」「逃がすな」と指示を出す。
MiG-29は健気にコープ機の後ろについていたが、主塔の隙間を抜けた直後にオーバーシュートを狙ったコープの目論見通り、主塔に翼端を引っかけてしまう。
《1機自滅》
損傷してよたよたと飛ぶMiG-29を撃墜したミサイルは、しかしコープ機よりも後ろから放たれたものであった。
その爆炎が晴れた先には、既にPSMによってQAAMでコープ機をロックオンしたSu-57の姿。
影22は味方機をわざと囮にし、さらに自ら撃墜して目くらましに利用した上で、得意技の“パルティアンショット”にてコープ機を狙ったのである。
《約束の地に向かうがいい》
《さすがだな 影22》
影22は手段を選ばない非情な男だが、流石に味方を自らの手で落とす真似をしたのは作中通してこのシーンのみ。
影22をしてそこまでして漸く撃墜できた男、そこまでしなければ撃墜できなかった男こそがジャン“レックス”コープと言うパイロットである。
……俺には まだこの世に心残りがあるんだが
海に不時着した後に後席のナビゲーターが何度か手を伸ばすも、意識を失っているのか既に息絶えていたのか、コープは脱出する素振りどころか一切の動きを見せないまま海中へと没した。
激戦の中で3か月にわたって飛び続け、人々の希望であり続けた男の命運はついにここで尽きたのである。
いや まだあんたがいたか
浮かべ そして生きて帰れ
しかしその役目はドッグタグと共に後席に座っていた男に引き継がれ、〈翼〉は新たな広がりを見せていくことになる。
……俺にはまだやり残したことがある
どうもそうらしい……
……1人の男がいたことは思い出せる……
それ以上はどうもあいまいだ
……コープ?コープと言うのがその名前だったか
……そうだ 俺は全てを失ったのだった
プロローグで戦死した後は残留思念となって、翼の後を継いだレックス(主人公)の脳内に声がするようになる。
その内容はジョーカー隊員の紹介から、未来予知じみた警告、隊指揮の助言、状況への愚痴やぼやき、独り言などさまざま。
メタ的には彼を通じてジョーカー隊員の紹介が行われたり、エンデュランスの実情が説明されることで、導入をスムーズにしている。
この世に未練がある残留思念、と言うとまるで怨霊のような印象を受けるが、彼の言葉には生きる者への恨みつらみと言った負のものは殆ど見られない。
せいぜい、現世に直接干渉できないままただ傍観していることへの悲観や諦念、ごくまれにレックスの技量やスタンスに対する嫉妬のようなものが見えるくらい。
それ以外は大枠としてレックスに対しても周囲の人間に対しても極めて好意的である。
それどころか直接自身を手にかけた影22ことギリッシュ・トプラク大佐を見かけても「こんな男だったのか」という感想を抱くのみで、恨み言の一つもこぼさなかった。
そしてトプラクと一緒にいた女性、月11を目にしたときにはあなたなのか あなたなのだな?と反応するも、彼女が既に飛べない身体であると知ると
俺がこの世ですべきことはすでに終わってしまっていた
と、「心残り」がなくなったかのような感想を抱く。
その後は眠気を訴え、未練がなくなったことでまるで成仏するかのようなフラグを建てていたが…。
眠い
現世とは俺のようなものが
いつまでも居続けるところではないのではないか
レックスが戦場で影22と交戦し月11とも接触した折、彼らの発言に反発してまどろみから帰ってくる。
《今墜ちた彼の死は おとりとして役立てることで有益なものとなった》
《家畜を毛一本まで無駄にしない 遊牧民の考え方なのだ》
違う
《でもたまに生まれるの こういう「はずれ値」が》
《統計学ですか》
《経験よ 家畜の繁殖の》
そうだったか?本当に
そんなことを信じているのか お前は
反発 偽りへの反発が
俺を目覚めさせる
影22や月11が遊牧民の価値観としてソトアの倫理を持ち出す度に、コープの残留思念は強い反発を見せて再び活発化する。
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+
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ソトアの倫理 |
ベイルアウトしたパラシュートを意図的に攻撃した挙句、それを指摘されても「おとりとして役立てることで有益なものとなった」、「家畜を毛一本まで無駄にしない 遊牧民の考え方なのだ」と言い放ち、
戦時国際法を持ち出して非難するバクスターを「相容れない考え方」と切り捨てる。
見込みがない者はあっさりと捨て石にしてしまい、実際に撃墜されても「貴重な命に見あう役割を果たした」とさほど惜しむ素振りもない。
「命を粗末にしない」と言えば聞こえは良いが実態としては命の価値を最大限活用することのみに終始し、「有効に役立てられるなら奪っても構わない」と言っているに等しい。
月11も影22も度々口にし、影22に至っては何度か行動に移しているが、周囲から反発はないどころか高いカリスマ性を維持しているためソトア空軍全体、あるいは少なくともルクス・ルーナエでは浸透している模様。
一方で「才能が有りこれから伸びるかもしれない若い命」が現場司令官の保身や企業の思惑で無駄に散らされたことには強い憤りを見せる。
この点に関しても「命の価値を最大限活用せず浪費させることは許さない」と言えばある意味一貫性のある考え方ではある。
しかし「命の価値」や「才能の有無」は他者が容易に測れるものではないし、よしんば測れたとしても客観的に示せるものでもない。
そういう意味では極めて利己的な、ある意味選民思想に近い考え方と言える。
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さらにレックスを通じて世界を見ていく中で、残留思念は徐々に生前の記憶を取り戻し、彼自身の「心残り」の輪郭も少しずつ明確になっていく。
《考察》
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ネタバレ注意 |
コープは貧しいソトア農民の子だった。
まだ彼自身も若くソトアに草原が残っていた頃、カミール・テュイと出会う。
テュイは首長の娘、言わばお姫様でありコープの父がもてなす程の存在で、若くして戦闘機乗りでもあった。
しばしの間語らい、そして戦闘機を自由に飛ばしてまさしく「風」のように舞う彼女の飛行に、コープは強い憧憬を抱く。
あの日 あの人は確かに風だったな
そして俺はあこがれた
しかしその後コープの父は農民としての生活を諦め、最後の羊を処分してコープと一緒に移民の旅に出る。
そして行きついたユージアの土地で、コープは軍に入った。
記憶がおぼろげだったころは「食べるため」と言っていたが、実情としてはテュイへの憧れも空を目指した背景にはあったのだろう。
果たしてコープにも優れた戦闘機乗りとしての才能が有り、同期生をはじめ様々なパイロットに一目置かれる程の腕前となる。彼もまた「風」となったのだ。
ただ初心の憧憬の影響からか敵機を撃つことはなかった。
ソトアによる侵攻が本格化した際に彼の飛行技量と生存能力にエンソー・オーダーが目を付け、D.D.のプロデュースを受けて〈シーヴの翼〉の役割を演じることになる。
戦場で〈シーヴの翼〉を演じていれば、いつの日か月11と呼ばれる彼女と空で再会できるかもしれない、そうすればともに風になれるのだろう。
それが彼の「個人的な事情」であり、そして生前果たせなかった「心残り」であったのではないだろうか。
だからリオ・バホ郊外で目の当たりにした今のテュイは既に飛べない身体となっており、そもそも一緒に飛ぶことは不可能な状態だった。
それだけならば単に諦めて成仏できていたのかも知れない。
だがレックスを通じて実際に戦場で再会したテュイはどこまでも遊牧民の合理性を振りかざし、敵に一切容赦がなく必要とあらば味方すら切り捨てる鉄の女であった。
コープが憧れた頃の彼女はそんなものとは無縁だったはずである。
何故ならば、「家畜を皮から内臓まで最大限有効に扱う」と言う考えはコープの父があくまで農民が生きるための術として、この時彼女に語ったものだったからだ。
そうだ 初めて会ったあなたは
撃つことなくただ飛んでいた
しかしなまじ権力者の娘である彼女がその思想を実践した結果、その考え方は家畜だけでなく人間にまで及んでしまい、しかもその立場とカリスマ性によってソトア空軍全体に広がった。
だからこそコープは彼らの在り方に反発したのではないだろうか。
俺個人の思いとは別に 彼女は彼女自身の人生や
戦争で忙しかったのだろうな
テュイ自身も荒廃していく故郷を前に、現実的で合理的な選択を取らざるを得なかったのだろう。
残留思念はそんな彼女に同情するも、やはりそれが正しい在り方とは思わなかった。
あんな風になったあいつを
早く墜としてやってくれ
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+
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ネタバレ注意 |
〈翼〉がテュイに引導を渡し彼女を立場の呪縛から解放したこと、そしてその〈翼〉が名実ともに人々の本当の希望となった様を見届けて、残留思念は空へと帰っていく。
私が本当にそんな物の中にいるのだと?
終戦後のソトア監視任務で、その荒れ果てた大地の上を飛ぶF/A-18Fの後席でコープのドッグタグを手にしたとき、レックスは見渡す限りの草原とどこまでも一緒に自由に飛び続ける2羽の鳥の幻を見る。
この空でともに風になり どこまでも旋回し続け
どこまでも上昇し続ける
1発も撃たずに
大地を失ったわれわれに残されたのは
空だったんだ
幻から戻った時、レックスの手からドッグタグはなくなっていた。
|
《関連人物》
・レックス
この新しい偽の撃墜王に付きまとっていれば いつか取り戻すのだろうか
〈翼〉の後継者。ぶっちゃけある日たまたま後部座席に乗り、そして一緒に撃墜されて最期を看取っただけと言えば実際それだけの男。
正直コープとしても、と言うかお互いにここまで長い付き合いになるとは思わなかっただろう。
レックスはコープとは違った形で〈翼〉を広げ、人々の希望を空に体現していくことになる。
・エリントン・バクスター
そうだ 我が信頼に値する2番機にして「教授」と呼ばれる男だ
ジョーカー隊2番機。
生前のやり取りを見ることはできないが、台詞の端々からお互いに信頼しあっていたことを察せられる。
至近弾で激しく揺れる艦上において自身を顧みず真っ先に駆け付けてくれる男なので、コープの時も同じだったのだろうと容易に想像がつくというもの。
レックスを庇って被弾してしまった際にも「わたしはこちらでは1人で十分なのだ」「お前にはまだ一緒に飛ぶ仲間がいるはずだ」と言い、自分のところに来ないようにと願っていた。
・アナスタシア・セヴェルスカヤ(ターシャ)
敵に絡みつき 翻弄し それで十分役立ってる それ以上まで望んでやるな
ジョーカー隊3番機。敵機を落とさない飛行機乗りとして通じ合うものがあった模様。生前は互いに援護しあっていたとのこと。
「彼女は俺の飛行に心酔していた」と言うコメントも決してコープの自惚れではない。
ターシャは月11に並び得るパイロットとして、母親とレックスと共にコープの名前も挙げていた。そのコープを墜とした影22?あー知らない
・ウィリアム・コスター
《見ろよ ピッタリついてくる コスターめ》
ジョーカー隊4番機。生前のコープとの絡みを見れる唯一のジョーカー隊員でもある。
コープの口ぶりからするに無口な男なりにコープには懐いていたのだろう。
コープが隊長を務めていた頃のジョーカー隊は1番機と3番機が敵を撃たなかったため、主にバクスターとコスターが攻撃を担当していたと思われる。
・キャサリン・エバンズ(ケイト)
おいおい ケイト・エバンズ 君は……
エンデュランス・スコードロンの1番機同士だったが、別の編隊で行動していたため実戦での飛行を見たことがなかったらしい。
任務前の他愛のない雑談の中でケイトがコープの飛行に興味津々と言った様子でターシャに質問した時には、珍しく困惑していた。
・D.D.
こうして彼はまた このフネを自分の意思に従わせ続ける
エンデュランス関係者の中では珍しくコープがやや辛辣に評する胡散臭いネクタイの男。
劣勢にあるFCUの人々には〈翼〉と言う拠り所が必要と言う目的には理解を示しつつも、どこか距離を置いている。
あくまで利害が一致しているだけのビジネスパートナー程度に考えていたのかもしれない。
しかしラストにD.D.の大願が成就したのを見届けた際には、コープもそれを素直に認めていた。
・ギリッシュ・トプラク
こいつだ こいつが俺を繰り返し追い詰めた影22だ
コープを撃墜した張本人。ただしその際の言葉が影22への賞賛だったのをはじめ、コープの側に恨みのような言葉はほとんど見られない。
初めて素顔を見た際も「こんな男だったのか」と漏らすのみで、撃墜を恨む様子は一切ない。
むしろコープが反発を見せるのは、トプラクが口にするソトアの倫理に対してであり、
その意味でコープにとってのトプラクは仇というより「反発すべき思想の代弁者」に近い。
・カミール・テュイ
この空にいるのか?彼女も
月11のコードネームを持つ、コープの憧れの人。
コープはテュイを強く意識し、見方によっては死後に残留思念になるほどの執着の対象であった一方で、テュイの方からコープに言及することは一切ない。
少なくとも中盤には〈シーヴの翼〉の正体はコープという男で、更にソトア出身者であるという情報は世界中を巡っていた。
そしてテュイはトプラクに〈翼〉追討の特命任務を下し、何度刺客を放っても自身の戦略を覆してその上を行く〈翼〉の存在を強く意識していたにもかかわらず、である。
直接対決の折に〈翼〉に語りかける場面でも、「〈翼〉を名乗る君」「リオ・バホでともにお茶を飲んだ」とあくまでレックスに対してであった。
これらから察するに、ソトア時代の2人は恋仲などではなくあくまでコープからテュイへの一方的な憧れで、テュイから見れば数多くいる農民の子の1人だった、下手をすると覚えていなかった可能性が高い。
……と見える一方で、逆にテュイは生前からコープのことをその飛び方も含めて知っており、故に彼が死んで今の〈翼〉が別人であることにはじめから気づいていた、と仮定しても話は成り立つ。
この辺りはプレイヤーの想像にゆだねられているのかも知れない。
《余談》
- 作中で2度に渡って行われる「シーヴ奪還作戦」及びその前後作戦では、残留思念が数字をもとに予言めいた警告を行うことがたびたびある。この数字が何なのかは改めてプロローグを見ればわかるだろう。
- ただ、なぜこの局面でのみこのような芸当が可能だったかは特に説明はない。
- 本来影22の僚機としては、同じくSu-57を与えられた第22小隊がいる。しかしコープを墜としたプロローグでの随伴機はMiG-29が1機のみである。
- 旧式機のMiG-29が与えられていることや、コープのフェイントに何度もあっさり引っかかる腕前であること、影22の価値観・倫理観から察するに、はじめから囮として切り捨てるつもりのパイロットだったのでは?と言う考察がある。
- この時彼らは既に「〈翼〉は逃げてばかり」と認識していたはずである。それでも月11が特命を与えて追わせるほど〈翼〉は目障りな存在であり、影22自身も味方機を犠牲にでもしなければ墜とせない相手とコープの技量を認めていたからこそ、手段を選ばなかったと言うことになる。
- ゲーム内Music Playerの13曲目「Wings of Theve」はその曲名や、コープが発艦した直後に流れ始める演出から彼のテーマ曲と言える。
- 曲自体は本作のメインテーマ曲にして月11との決戦時に流れる「Everflow」の旋律を基にしつつ、力強いオーケストラと声楽による原曲から、声楽を除いた比較的穏やかなオーケストラ・アレンジに仕立て直している。プロローグ曲らしくこれから始まる物語に引き込むようにだんだんと広がっていく雄大な曲調である。
- 同時に木管楽器を使用した流れるようなメロディラインは「風」を彷彿とさせる。作中でターシャがコープの飛び方を「風」と評した描写とも重なり、キャラクターの意図的な象徴表現とも受け取れる。
- 本作のキービジュアルではF/A-18Fの手前にレックスと思われるパイロットが描かれているが、レックスならばその右手にあるドッグタグはコープのものと言うことになる。
このwikiでともに編集者になり どこまでも追記し続け
どこまでも修正し続ける
1発も撃たずに
- 訳わからん数字並べやがってと思うこともあったのが2周め以降になるとアレかあってなるのが面白い -- 名無しさん (2026-10-23 15:36:37)
- ツダケンボイスで語り掛けてきて褒めてくれたりするのが心地いいけど、実はプレイに関して有用な情報を一切喋らない珍しい背後霊キャラ。あと、射撃はしてないかもだけど操縦スタイルから相手のミスを誘って相当数の敵機を撃墜しているとは思う。 -- 名無しさん (2026-10-23 17:36:04)
最終更新:2026年10月23日 17:36