登録日:2026/10/19 Mon 20:43:10
更新日:2026/10/19 Mon 22:33:53NEW!
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《リプロドクス》とは、
遊戯王OCGに存在するカードの1つである。
カードテキスト
《リプロドクス》
リンク・効果モンスター
リンク2/
地属性/
恐竜族/攻 800
【リンクマーカー:上/下】
モンスター2体
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):以下の効果から1つを選択して発動できる。
●種族を1つ宣言して発動できる。
このカードのリンク先の全ての表側表示モンスターの種族はターン終了時まで宣言した種族になる。
●属性を1つ宣言して発動できる。
このカードのリンク先の全ての表側表示モンスターの属性はターン終了時まで宣言した属性になる。
概要
身体の所々が緑色に発光した、サイバーチックな外見の恐竜モンスター。
リンクモンスターという種類に応じて、自身の頭部と尻尾がリンクマーカーの意匠がこらされている。
収録されたパックは
第10期第5弾の「CYBERNETIC HORIZON」。
召喚条件は「モンスター2体」。
カテゴリはおろか属性や種族の縛りすらも無く、トークンを使用しても良しと極限まで緩い条件になっている。
後述する通りこのカードは「コンボパーツ」として扱われるため、適当にL召喚できるこの条件とは強く合致している。
効果は一つ、リンク先にいるモンスターの属性か種族を任意の値へ変更する。
同じような効果は永続罠の《DNA改造手術》《DNA移植手術》、また罠モンスターの《ミメシスエレファント》もあり、あちらは毎ターンフリーチェーンで発動できる利点を持つ。
こちらの場合、起動効果にはなるものの種族か属性の二つのいずれかを変更できること、また緩い素材で出せるLモンスターなので素引きしなくても使用できる利点がある。
反面リンク先のモンスターにしか変更効果を使用できないため、最大でも互いのモンスター1体ずつの変更に留まり影響力は小さい。
何よりフィールドのモンスターの属性に関しては永続的に変えるシンクロモンスター《いろはもみじ》が出てしまったので、属性変更においてこちらはその下位互換のようになってしまっている。
リンク先のモンスターに対して働きかける効果ではあるが、この効果で相手モンスターに効果を使用する(変更したい相手モンスターを都合良くこのカードのリンク先に置ける)かは相手依存であり、狙う意義たり得ない。
なので使用するのであれば、後述する通り「自分のモンスターに対してのみ使用する」用途に限定される。
悪用方法
そもそもの話として、これ単体では属性か種族を変更する「だけ」であり、アドバンテージの確保やデッキの回転には直接は関わらない。
一方で属性か種族を変更することにより、本来ならば成し得ない様々な動きを可能とするコンボパーツとして一定の評価を受けている。
そのためこのカードの用途は、そうした脱法行為を働くコンボとしての中継役ということになる。
おかげでこのカードは「ロクでもないことしかしない恐竜」という印象が定着している。
このカードの「悪用」方法は大きく以下の二つに分けられる。ここからはそれぞれの悪用方法について触れていく。
- 種族・属性の詐称による強行召喚
- 種族・属性サポートの不正受給
種族・属性の詐称による強行召喚
EXモンスターを含む特殊召喚モンスターには、召喚するための条件として「特定の種族・属性のモンスター」を要求することが少なくない。
本来ならは移動するモンスターを用意するところだが、ここで《リプロドクス》の働きにより指定する属性か種族へ詐称し、強引に条件を達成させる方法がある。
この方法には「本来そのデッキに採用しないカードを無理にねじ込みデッキ構築を崩さずに済む」という利点がある。
事例を挙げると、登場当時で言えば禁止・エラッタを受ける前の《
サモン・ソーサレス》を召喚するためにこのカードで種族改竄が行われたことが有る。
反対に種族・属性を揃えるのではなく「バラけさせる」ことを要求するモンスターもいるため、そちらに対する偽装工作にも使用できる。
《ライトロード・ドミニオン キュリオス》
リンク・効果モンスター
リンク3/光属性/戦士族/攻2400
【リンクマーカー:上/左下/右下】
同じ属性で種族が異なるモンスター3体
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがL召喚した場合に発動できる。
デッキからカード1枚を選んで墓地へ送る。
(2):自分のデッキのカードが効果で墓地へ送られた場合に発動する。
自分のデッキの上からカードを3枚墓地へ送る。
(3):表側表示のこのカードが相手の効果でフィールドから離れた場合、
または戦闘で破壊された場合、自分の墓地のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。
例えばこの《
ライトロード・ドミニオン キュリオス》が該当し、同じ属性かつ別々の種族を3体並べる必要がある。
《リプロドクス》が地属性なことを活かし、同じく地属性2体を含むモンスター4体を並べられれば《リプロドクス》の効果で種族をばらけさせ召喚条件を満たすことができる。
また第13期に【
トゥーン】【
三幻魔】がサイバース族のL召喚展開を横流しする行為に加担した記録がある。
《リプロドクス》の効果でテーマ内の適当な下級モンスターをサイバース族だと偽ることで《リンク・デコーダー》をL召喚、
更に《リンク・デコーダー》《リプロドクス》を素材に《プロテクトコード・トーカー》をL召喚することで《リンク・デコーダー》を自己蘇生しリンク値を伸ばすことができる。
これらのテーマは第13期の強化を受けて大量展開を可能にしたため、その物量にイモを引いた相手を潰す手段として重宝されていた。
《EM五虹の魔術師》
ペンデュラム・効果モンスター
星1/光属性/魔法使い族/攻 100/守 100
【Pスケール:青12/赤12】
(1):自分はEXデッキからしかP召喚できない。
この効果は無効化されない。
(2):お互いは自身の魔法&罠ゾーンにセットされているカードの数により以下を適用する。
●0枚:自分フィールドのモンスターは、攻撃できず、効果を発動できない。
●4枚以上:自分フィールドのモンスターの攻撃力は元々の数値の倍になる。
【モンスター効果】
(1):このカードが墓地に存在し、
自分フィールドに魔法・罠カードがセットされた場合に発動できる。
墓地のこのカードを自分のPゾーンに置く。
他には【白き森】のギミックを利用した「五虹ロック」が挙げられる。
これは「カードをセットさせない」《
ダーク・シムルグ》と「カードをセットしない限りモンスターカードを使えない」《
EM五虹の魔術師》を組み合わせることで、相手のモンスターカード使用を抑圧する作戦。
【白き森】のギミックを取り入れる事で《白き森の魔性ルシエラ》による《EM五虹の魔術師》のサーチ、ロックをより盤石にする《原罪のディアベルゼ》の特殊召喚も行える。
《リプロドクス》の出番としては、その《ダーク・シムルグ》の特殊召喚に必要な《
王神鳥シムルグ》の素材確保である。
適当なモンスター3体を用意し、うち2体で《リプロドクス》をL召喚、そこで残った1体のモンスターを鳥獣族へ種族改竄し《リプロドクス》と共に《王神鳥シムルグ》をL召喚する流れとなる。
種族・属性サポートの不正受給
それぞれの種族・属性には、そのモンスターに対してサポートを行う効果が多数存在する。
そこで「本来異なる(=サポートを受けられない)モンスターの種族・属性を虚偽申請させることでサポート効果を受けられる」という方法が存在する。
ただし《リプロドクス》が「フィールドのモンスターの種族・属性を偽証させる」ので、自ずとサポート効果も「フィールド上で使用する」ものに限られる。
こちらの最も有名な所業は、《
デビル・フランケン》に《念動増幅装置》を装備させるコンボ。
本来《デビル・フランケン》は効果を発動するために多大なライフコストを必要とする。
しかしその種族をサイキック族に改竄させることで債務不履行を働き、EXデッキから融合モンスターを大量に並べることができる。
なお当の《デビル・フランケン》は
投獄されているため、「ライフコストを気にせず効果を連打する」用途は《ゲール・ドグラ》などに受け継がれている。
余談
実はこのカード、恐竜族では初のLモンスター。【
ダイナレスラー】の登場はこの次のパックである。
しかし元々恐竜族は種族・属性変更コンボに長けてはおらず、また破壊効果を持たない点やリンク2にしては低めの攻撃力など恐竜族の特徴とはあまり合わない。
そして【恐竜族】にとってもあまり必要とされない効果である。
リンク先の星6以上モンスターを恐竜族に変えることで《
超越竜エグザラプトル》のL召喚は行えるが、そうまでして(多種族混合デッキで特に) 《超越竜エグザラプトル》を出したいかと言われると……なところもある。
追記修正は、新たな悪用方法を模索する型にお願いします。
最終更新:2026年10月19日 22:33