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米軍偵察機・哨戒機 - (2012/08/18 (土) 18:49:29) の1つ前との変更点
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#CONTENTS
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**無人偵察機 RQ-1 Predatorについて詳しく知ってる人いませんか?
コソボやボスニアで偵察をやってるみたいだが、対空砲火に墜されたり、衝突したりで結構落ちてるみたいだ
#right(){(5:289)}
イラクに対する英米の航空攻撃の成果の確認に貢献した(ピンポイント攻撃の精度の確認だった)
この活躍に気を良くした空軍のお偉いさんは「まもなく、幾つかのUAVにヘルファイアを搭載する」とコメントしたらしい
もっとも、ヨーロッパの民間航空会社は「危ないモンを飛ばされては迷惑だ」とクレームをつけているらしい
#right(){(5:291)}
ヘルファイアの試射は三回行われ、すべて成功しましたが、正式にプレデイターで
ヘルファイアを運用する事になったわけではありません。実証試験に成功した、と
いう段階です。
悪天候に弱い、速度が遅いため後方からの展開には時間がかかる、ペイロードが
少ない、などの欠点もありますが戦術偵察機としては大変有用なようです。
#right(){(5:292)}
**「13DAYS」でキューバのミサイル基地に低空飛行で偵察飛行をする二機の機体の名前を教えて下さいm(__)m
RF8AとU2Aだと思う
13DAYSを見てないからわからんけど、史実はそう
ちなみにRF8Aはネービーでグレー/白塗装の後退翼機
U2はCIA所属で黒塗装、グライダー並みの長大な直線翼が特徴
#right(){(8:155)}
**U-2ってまだ飛んでるんですか?飛んでるとすれば今時なんでああいう古い機種を使ってるのですか?SR-71にはない特性とかあるんでしょうか?
U2偵察機はエンジンや電子偵察装備が改装されたU2Sが現在も空軍で運用されています(35機)。
SR71のような敵国奥深くの偵察任務が人口衛星により取って代わられたのに対して、U2は
戦略偵察機として非常に完成されている(運用しやすく航続距離も長い)ので長く使いつづけられている
のだと思います。建造費も安いですしね(3300万ドルほどだったはず)
高高度を長時間飛べるU2は偵察機以外の目的でも重宝されてます。
大気中の成分を調べたり、さまざまな観測にも未だに使われる事もあるそうです。
#right(){(10:268-269)}
**P-3Cから投下するソノブイは使い捨てなんでしょうか?
使い捨てです。
時々湘南の海水浴場に打ち上がって大騒ぎになります:-p
#right(){(29:605-606)}
**アメリカの偵察機U-2は離陸の時に翼に付いている補助輪?(支えみたいなの)を捨ててしまうようですが、どうやって着陸してるのですか?
U-2の着陸
http://www.blackbirds.net/u2/u-2mission.html
に詳しい描写がありますが、要するにパイロットは「上手に着陸して」
片翼をそっと地面に付け(そのためのチタンのハードポイントが翼端にあります)
そこで地上スタッフが両翼に車輪を付けなおしてタキシング可能な状態にします。
#right(){(50:888)}
**U-2Rはその後改良されたのでしょうか?
U-2Rはすべて1999年までにU-2Sに改修済み(のはず)です。
#right(){(62:128)}
**後継機のSR-71は退役したのに、なぜ前任のU-2はまだ使われているのでしょうか?
1回のフライトで何千万ドルも掛かる金食い虫をそうそう飛ばせるかっての。
偵察衛星と仕事が被るので、衛星の技術が発達するとお役御免って事に。
U-2は戦術偵察や鮮度や確度の高い情報収集に用途があったから生き残れた。
もっとも、こっちも無人偵察機の発達で退役の時期だが。
#right(){(初心者スレ476:900)}
SR-71は特殊な燃料(JP-7)を使うので、普通の戦闘機とかとは別に
燃料のロジスティックを別に作らなければいけないからカネが掛かる。
専用のタンクローリーから専用の空中給油機まで全部別。
まあコスト的にみたら小型のロケットをとばすようなものだよ。
カネ掛かりまくり。
#right(){(初心者スレ476:909)}
**S-3の後継機なんて必要なの?空母からの対潜哨戒なんて、対潜ヘリで十分だろ。
>高価な上に搭載スペースの限られた空母でわざわざ固定翼対潜哨戒機を配備する理由が分からない。
米海軍もそう思ったからなくした訳だけどね。
長時間広域の対潜哨戒は陸上からP-3C(もしくはXP-7)にやって貰えばいいってことで。
ヘリコプターは航続距離の問題から長時間の対潜警戒はできないし、ペイロードが小さいから
アメリカの空母機動部隊のような大規模な艦隊の対潜哨戒をさせるには能力が不足してる。
でも、「そもそもソビエトがなくなった今じゃヘリではおっつかないほどの数で襲ってくる
敵もいねーだろ」ということで艦載対潜機はやめた。
あと、艦上対潜哨戒機の重要な任務に外付けの装備を追加して電子戦機/空中給油機/艦上輸送機
といった汎用中型艦上雑用機として使う、というのがあったけど(S-3の晩年はほとんどそう言う
任務に就いている)、これも「そのためだけに乗せとくのは予算とスペースの無駄」ということで
やめた。
今後は電子戦機と空中給油機はF/A-18のバリエーションが、艦上輸送機はC-2の発展型が担う。
#right(){(556:546)}
ではなんでわざわざS-3なんか開発して空母に乗っけてたかって事でね。
かつては米空母にとってソ連の原潜及びそれから発射されるSSMが大きな脅威であって、
ポイント警戒のヘリよりも遠距離でバリアーCAPの出来る固定翼対潜機が必要とされたのよ。(特に大洋での作戦においては)
冷戦が終わり原潜の脅威が低下し、また米海軍もブルーウォーターからブラウンウォータでの戦力投射に重点を置くようになって、
その必要性の低下から、S-3は退役、後継機は中止、米空母上から固定翼対潜機は消えてしまったの。
#right(){(556:556)}
**プレデターに搭載されているTE-SARで地図を作成できるようなのですが、それはどの程度の精度なのでしょうか?
プレデター搭載の最新型のSARは最大解像度が30cm程度だったはず。
TE-SARがそれに相当するのかどうかは調べるの面倒。
といいつつ、TE-SAR resolutin feet と試しにぐぐってみたら
一発で 1-foot (0.3m)と出た罠。
#right(){(297:109)}
**アメリカのP-3C一個飛行隊の定数とその内訳を教えてください
つhttp://www.vpnavy.com/vpsquadrons.html
ついでに
つhttp://www.p3orion.nl/sqn.html
#right(){(679:ゆうか ◆u8WC078ef5ch)}
**SR-71(というかA-12)はどういう設計思想で三胴機(?)になったんでしょう?
SR-71/A-12にとって、インテーク・J58エンジンからなる推進システムが非常に重要なのは判ると思う。
インテークが高い効率で総圧回復を行えなければ、正味推力を得る事さえかなわない。
それでインテークは出来る限り胴体や主翼の影響の及ばない位置におき、衝撃波で減速されない気流中に置きたい。
(また巨大な熱を発生するあのエンジンを胴体内に収めるのは、熱的にも問題有ったろう。)
水素燃料を使ったCL-400の検討の際は翼端部に、Aシリーズの検討の中では翼下等も検討されたが、結局あの位置に収まった。
デルタ翼、翼なかばの巨大なエンジン・システム、それとあのチャインで基本形態が固まった。
#right(){(625:488)}
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#CONTENTS
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**無人偵察機 RQ-1 Predatorについて詳しく知ってる人いませんか?
コソボやボスニアで偵察をやってるみたいだが、対空砲火に墜されたり、衝突したりで結構落ちてるみたいだ
#right(){(5:289)}
イラクに対する英米の航空攻撃の成果の確認に貢献した(ピンポイント攻撃の精度の確認だった)
この活躍に気を良くした空軍のお偉いさんは「まもなく、幾つかのUAVにヘルファイアを搭載する」とコメントしたらしい
もっとも、ヨーロッパの民間航空会社は「危ないモンを飛ばされては迷惑だ」とクレームをつけているらしい
#right(){(5:291)}
ヘルファイアの試射は三回行われ、すべて成功しましたが、正式にプレデイターで
ヘルファイアを運用する事になったわけではありません。実証試験に成功した、と
いう段階です。
悪天候に弱い、速度が遅いため後方からの展開には時間がかかる、ペイロードが
少ない、などの欠点もありますが戦術偵察機としては大変有用なようです。
#right(){(5:292)}
**「13DAYS」でキューバのミサイル基地に低空飛行で偵察飛行をする二機の機体の名前を教えて下さいm(__)m
RF8AとU2Aだと思う
13DAYSを見てないからわからんけど、史実はそう
ちなみにRF8Aはネービーでグレー/白塗装の後退翼機
U2はCIA所属で黒塗装、グライダー並みの長大な直線翼が特徴
#right(){(8:155)}
**U-2ってまだ飛んでるんですか?飛んでるとすれば今時なんでああいう古い機種を使ってるのですか?SR-71にはない特性とかあるんでしょうか?
U2偵察機は[[エンジン]]や電子偵察装備が改装されたU2Sが現在も空軍で運用されています(35機)。
SR71のような敵国奥深くの偵察任務が人口衛星により取って代わられたのに対して、U2は
戦略偵察機として非常に完成されている(運用しやすく航続距離も長い)ので長く使いつづけられている
のだと思います。建造費も安いですしね(3300万ドルほどだったはず)
高高度を長時間飛べるU2は偵察機以外の目的でも重宝されてます。
大気中の成分を調べたり、さまざまな観測にも未だに使われる事もあるそうです。
#right(){(10:268-269)}
**P-3Cから投下するソノブイは使い捨てなんでしょうか?
使い捨てです。
時々湘南の海水浴場に打ち上がって大騒ぎになります:-p
#right(){(29:605-606)}
**アメリカの偵察機U-2は離陸の時に翼に付いている補助輪?(支えみたいなの)を捨ててしまうようですが、どうやって着陸してるのですか?
U-2の着陸
http://www.blackbirds.net/u2/u-2mission.html
に詳しい描写がありますが、要するに[[パイロット]]は「上手に着陸して」
片翼をそっと地面に付け(そのためのチタンのハードポイントが翼端にあります)
そこで地上スタッフが両翼に車輪を付けなおしてタキシング可能な状態にします。
#right(){(50:888)}
**U-2Rはその後改良されたのでしょうか?
U-2Rはすべて1999年までにU-2Sに改修済み(のはず)です。
#right(){(62:128)}
**後継機のSR-71は退役したのに、なぜ前任のU-2はまだ使われているのでしょうか?
1回のフライトで何千万ドルも掛かる金食い虫をそうそう飛ばせるかっての。
偵察衛星と仕事が被るので、衛星の技術が発達するとお役御免って事に。
U-2は戦術偵察や鮮度や確度の高い情報収集に用途があったから生き残れた。
もっとも、こっちも無人偵察機の発達で退役の時期だが。
#right(){(初心者スレ476:900)}
SR-71は特殊な燃料(JP-7)を使うので、普通の戦闘機とかとは別に
燃料のロジスティックを別に作らなければいけないからカネが掛かる。
専用のタンクローリーから専用の空中給油機まで全部別。
まあコスト的にみたら小型のロケットをとばすようなものだよ。
カネ掛かりまくり。
#right(){(初心者スレ476:909)}
**S-3の後継機なんて必要なの?空母からの対潜哨戒なんて、対潜ヘリで十分だろ。
>高価な上に搭載スペースの限られた空母でわざわざ固定翼対潜哨戒機を配備する理由が分からない。
米海軍もそう思ったからなくした訳だけどね。
長時間広域の対潜哨戒は陸上からP-3C(もしくはXP-7)にやって貰えばいいってことで。
ヘリコプターは航続距離の問題から長時間の対潜警戒はできないし、ペイロードが小さいから
アメリカの空母機動部隊のような大規模な艦隊の対潜哨戒をさせるには能力が不足してる。
でも、「そもそもソビエトがなくなった今じゃヘリではおっつかないほどの数で襲ってくる
敵もいねーだろ」ということで艦載対潜機はやめた。
あと、艦上対潜哨戒機の重要な任務に外付けの装備を追加して電子戦機/空中給油機/艦上輸送機
といった汎用中型艦上雑用機として使う、というのがあったけど(S-3の晩年はほとんどそう言う
任務に就いている)、これも「そのためだけに乗せとくのは予算とスペースの無駄」ということで
やめた。
今後は電子戦機と空中給油機はF/A-18のバリエーションが、艦上輸送機はC-2の発展型が担う。
#right(){(556:546)}
ではなんでわざわざS-3なんか開発して空母に乗っけてたかって事でね。
かつては米空母にとってソ連の原潜及びそれから発射されるSSMが大きな脅威であって、
ポイント警戒のヘリよりも遠距離でバリアーCAPの出来る固定翼対潜機が必要とされたのよ。(特に大洋での作戦においては)
冷戦が終わり原潜の脅威が低下し、また米海軍もブルーウォーターからブラウンウォータでの戦力投射に重点を置くようになって、
その必要性の低下から、S-3は退役、後継機は中止、米空母上から固定翼対潜機は消えてしまったの。
#right(){(556:556)}
**プレデターに搭載されているTE-SARで地図を作成できるようなのですが、それはどの程度の精度なのでしょうか?
プレデター搭載の最新型のSARは最大解像度が30cm程度だったはず。
TE-SARがそれに相当するのかどうかは調べるの面倒。
といいつつ、TE-SAR resolutin feet と試しにぐぐってみたら
一発で 1-foot (0.3m)と出た罠。
#right(){(297:109)}
**アメリカのP-3C一個飛行隊の定数とその内訳を教えてください
つhttp://www.vpnavy.com/vpsquadrons.html
ついでに
つhttp://www.p3orion.nl/sqn.html
#right(){(679:ゆうか ◆u8WC078ef5ch)}
**SR-71(というかA-12)はどういう設計思想で三胴機(?)になったんでしょう?
SR-71/A-12にとって、インテーク・J58エンジンからなる推進システムが非常に重要なのは判ると思う。
インテークが高い効率で総圧回復を行えなければ、正味推力を得る事さえかなわない。
それでインテークは出来る限り胴体や主翼の影響の及ばない位置におき、衝撃波で減速されない気流中に置きたい。
(また巨大な熱を発生するあのエンジンを胴体内に収めるのは、熱的にも問題有ったろう。)
水素燃料を使ったCL-400の検討の際は翼端部に、Aシリーズの検討の中では翼下等も検討されたが、結局あの位置に収まった。
デルタ翼、翼なかばの巨大なエンジン・システム、それとあのチャインで基本形態が固まった。
#right(){(625:488)}
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