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戦争全般2 - (2012/07/07 (土) 17:35:53) のソース
#contents ---- **同士撃ちって現代戦ではどのくらい起きているのでしょうか 同士討ち(Blue on Blue あるいは Fire from Friendly Forces)は、 [[湾岸戦争]]でも問題になったぞ。 米軍の公式レポートでは、 戦死者 146名中 35名 戦傷者 467名中 72名 が同士討ちによるもの。 同士討ちの内訳も書いとこう。 合計28回 地対地 16回 死亡24名 負傷57名 空対地 9回 11名 15名 艦対艦、地対艦、地対空 各1回(この三つに関しては損害なし) 地上戦開始(2/24)前 9回 死亡15名 負傷18名 地上戦開始後 11回 死亡20名 負傷54名 (回数の合計が合致しない理由は不明) 陸軍死亡21名 M1A1乗員 1名、BFV乗員 15名、M113乗員 1名、地上戦闘中 4名 陸軍負傷65名 BFV乗員 49名、戦車乗員 7名、地上戦闘中 9名 海兵隊死亡14名 LAV乗員 11名、地上戦闘中 3名 海兵隊負傷6名 LAV乗員 2名、地上戦闘中ないし輸送中 4名 他に海軍水兵1名(海兵隊作業中) 空対地戦闘9回の内訳 陸軍の AH-64 によるもの 1 米空軍の航空機によるもの 4 米海兵隊の航空機によるもの 1 対レーダーミサイルの誤射 3 #right(){(58:440)} **敵軍に変装しての騙まし討ちや攻撃を正規軍の作戦として実行したことはあるのでしょうか? オットー・スコルツェニー中佐のグライフ作戦が有名ですね。 アルデンヌ攻勢で彼が指揮を執った部隊は、米軍の軍服を着て英語の話せる [[ドイツ軍]]コマンド部隊で、分捕ったアメリカ軍の兵器や車輌を使って連合軍の中に侵入し、 通信施設の分断や道路標識のすり替え、破壊工作を行いました。 ただし、戦局にはほとんど影響がなかったんですが。 #right(){(59:名無し軍曹)} **民間人を虐殺すると、戦争に勝ってもなにかしら責任をとらされるのですか? じゃあそろばんづくの話で。 古来より戦争は平時に為政者が自らの勢力範囲を広げ、より富める者となるために 行われるものが大半でした。 だから敵方の土地を占領しても米だの小麦だの織物だの工業製品だのを作る人が 減少しては占領地の価値が減少するのです。 それに残虐行為をやって下手にレジスタンスな組織など作られては警察力に金がかかる上に 様々なトラブルの種になります。 #right(){(60:474)} あと、クラウゼヴィッツとかの古典的軍事理論では、戦争の目標は敵戦闘力の無 力化、もっと狭義で言えば敵野戦軍の撃滅デス。 だから、攻撃するのは敵の軍隊になるのデスね。この軍事目標徹底主義がハーグ 陸戦協定とかジュネーブ条約の基礎だったと思うデス。 #right(){(60:81式●VNMI ◆TYPE81/oDg)} **人を1人殺すのにかかる費用ってどれぐらいでしょう? 第二次大戦中の米国の資料より。 人類の歴史に於いて、一人を殺すに用いたる費用の計算 シーザー時代 $0.75 ナポレオン時代 $2,000.00 南北戦争時代 $5,000.00 第一次大戦 $21,000.00 第二次大戦 $50,000.00 今は幾らになっているのだろうか。 #right(){(しょうもない知識を披露するスレ2:眠い人 ◆gqikajhtf2)} ----