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戦闘機全般2 - (2022/02/23 (水) 00:15:18) の1つ前との変更点

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#contents ---- **戦闘機の複座式って何の意味があるのでしょうか。 火器管制とか色々です 1人で全部出来ないから2人乗っているわけ。 昔の戦闘機、デファイアントなどの砲塔付き戦闘機だと 撃つ人、飛ばす人とシンプル #right(){(105:190)} 基本的には航法、偵察、後方銃撃もします。 WW2の複座の戦闘機は大抵双発です。 #right(){(105:191)} >複座式:素人向け、単座式:ベテラン向けってこと? それは戦闘機のものによる F-14とかF-4は最初から2人でやるようにできてるから1人ではできない F-15Dとかは1人でいいんだけど練習のためとかそういう理由により2人乗りになってたりする #right(){(105:195)} WW2直前~戦中 一時期双発大型戦闘機(ちょっと違うけど現代で言うところのマルチロールファイター)が流行った。 双発に複座で後ろの人は銃撃、通信、偵察とかのために乗ってた。 しかし鈍重で単発単座戦闘機に(昼間は)駆逐され、それ程活躍できなかった。 夜間戦闘機としては活躍した例も多い。この場合後ろの人はレーダー操作。当たり前だが現代のように 自動化されてないので操作専用の人が必要だった。 基本的にこの頃の複座戦闘機と単座戦闘機は「役割が違う」と思って欲しい。 WW2後~80年代まで ジェット化、レーダー・火器管制システムが高度に発達し、戦後は単座が主だったのが やっぱり後ろにもう一人欲しいよね。って話になって乗っけるようになる。>F-4ファントム 戦前・戦中の双発複座機と異なり、この頃はジェットエンジンのお陰で大型機のデメリットは薄まり 大きく重くても何とかなるようになったので、何でもこなせて沢山武器がつめる大型機ってのが 一つの方向性として認識されるようになった。 もちろん小型単座機がなくなったわけでは無い。>Mig-21とか この系統の集大成がF-15系統だといえるだろう。但し、F-15A./Cは高度な自動化によって 後ろの人が居なくても火器管制システムを扱えるようになっている。F-14は2人。 で、現代 F-15Eなんかは複座だが、コレは長距離対地攻撃時は忙しいので、もう一人居たほうが楽だから こうなってる。Su-34、F/A-18D/Fなんかもこの路線。 他の戦闘機はF-15Cのように高度に自動化されたシステムによって、一人でも何とかなるから 一人でやってる。別に素人向けとか玄人向けとかで決めてるわけじゃないよ。 特に今の戦闘機は、一機で何でもこなせる事が重要視されているので、対空戦闘では単座型 長距離侵攻には複座型なんて使い分けをしたりする。(もちろん訓練用も) かと言って単座型は長距離侵攻できない!なんて事は無いので注意。 #right(){(105:196)} **一番最初に実戦投入されたジェット戦闘機とその時期(戦争名)を教えてください 第二次大戦で、Me262 #right(){(105:232)} >Me262は戦闘機としてよりシェネル・ボンバーとしての実戦投入が先ではなかったかな? けれども結局はJV44で迎撃戦闘機となったし、その時期はミーティアよりも早い、はず。 #right(){(105:237)} Me262の実験戦闘機隊”EKdo262”が編成されたのが1943年12月。 ただし、装備の遅れから戦闘機隊としての体裁が整ったのはノルマンディ作戦のあたり。 初撃墜は44年7月26日のアルフレート・シュライバー少尉のモスキート偵察型の撃墜です。 (ただし、実際は8月8日のヨアヒム・ウェーバー少尉のモスキート偵察型の撃墜が最初のようです) 一方ヒトラーの命令により編成されたMe262爆撃隊はKG51「エーデルワイス」で、 44年6月から改編が始まりました。かろうじてMe262に習熟した少数のパイロットが ヴォルフガング・シェンク少佐隷下の"シェンク分遣隊"として7月にフランスに展開しました。 実戦参加はこの爆撃隊のほうが先でした。 #right(){(105:名無し軍曹 ◆Sgt/Z4fqbE)} **イラク軍が戦闘機を砂漠の砂の中に隠した事件があったが、あんな事して戦闘機は使えるのですか? 使えません。なぜあんなことをしたかについて、納得できる説明はまだだれもしておりません #right(){(105:513)} **イングリッシュ・エレクトリック ライトニングみたいな縦置き双発エンジンが流行らないのはなんででしょうか? >長所と短所を知りたいです。 >あと、イングリッシュ・エレクトリック ライトニングは同時期のものと比べてどのような特性の戦闘機でしたか? 搭載スペースが制限されるんですよ。 構造上中翼式にならざるを得ないんですが、そうなると期待底面に物が積めないんですね。 主翼下には脚がきますし、増槽は主翼上に追いやられています。 インテークの位置も制限されますし(ノーズに置くとレーダーが制限される)。 運動性能は悪くなかった様で、80年代まで現役で頑張ってましたよ。 #right(){(107:181)} エンジンの整備性は最悪です。 加速性能と高速性に優れたスポーツカーの様な機体。 航続性能極小。ウエポンシステム貧弱。 #right(){(107:182)} 元々、高速度実験機でしたからねえ→イングリッシュ・エレクトリック ライトニング 一応、戦闘機型の開発も視野に入れていたとはいえ・・・ ただ、速度、加速性能はさすがに80年代に入っても一級でしたが。 まあ、F-104と似た感じの機体ですかね。 #right(){(107:183)} まず、小型ターボジェットの双発機は大型ターボジェットの単発機より推力重量比の面で有利。 その上でライトニングは表面積と前方投影面積を減らしている。 当時、やや停滞気味の英国航空界がマッハ2の戦闘機を手に入れるための数少ない選択肢と言えます。 比較的長命だったのは優秀さ故と言うより台所事情などにもよります。 なお、片発停止した時の操縦のたやすさは良く知られています。 短所は、機内がジェットエンジンとエアトンネルに占められるので脚の搭載に困り、 翼下面に長い脚を収納したら兵装ステーションが付けられない。 #right(){(107:288)} ライトニングの場合、固定武装と燃料スペースにも窮して機体後部下面を膨らませたら エリアリールの具合がよろしくなったなんて話もあるな。 そんでも燃料足りないらしいけど。 あと、兵装ステーションを翼の上に付けると重心バランス、地上での搭載作業、 空気抵抗など、良いことは何もなくってことになります。 #right(){(107:289)} **戦闘機で使われる「engage」はどういう意味ですか? 「交戦」「交戦中」 交戦に入ったことを僚機や他の味方部隊へ通告 #right(){(108:949)} **戦闘機など、片方の翼が取れてしまったらもう操縦は絶望的になるのでしょうか。 片方の翼が取れるというのがどの程度の損傷を想定しているのかわかりませんが、 WW2のあたりで空中接触などで片方の翼を損傷した機体が帰還した例はあります。 ただ、フラップや補助翼などの動翼を失ってしまうと、操縦が非常に困難になり、 きりもみなど操縦不可能に至ります。生還より墜落の例のほうが多いのではないでしょうか。 #right(){(112:319)} イスラエルのF-15は片方の翼ほとんどなくなっても帰ってきたという話があったはず #right(){(112:320)} **ジェット戦闘機の燃料は灯油って本当ですか。 JET-A1はASTM D 1655で規格されているが こいつはほぼ灯油(引火点38℃以上、析出点-47℃以下) 酸化防止剤、氷結防止剤、腐食防止剤など添加 ただし脱硫処置とかの程度は不明(規格に無い) したがって、これを石油ストーブで燃やすと目がチカチカしてくるはず 米軍規格のジェット燃料は低揮発性ガソリン(ヘリとか)と灯油系(海軍機とか)がある こっちは詳しい人に任せた #right(){(112:625)} ----
#contents ---- **戦闘機の複座式って何の意味があるのでしょうか。 火器管制とか色々です 1人で全部出来ないから2人乗っているわけ。 昔の戦闘機、デファイアントなどの砲塔付き戦闘機だと 撃つ人、飛ばす人とシンプル #right(){(105:190)} 基本的には航法、偵察、後方銃撃もします。 WW2の複座の戦闘機は大抵双発です。 #right(){(105:191)} >複座式:素人向け、単座式:ベテラン向けってこと? それは戦闘機のものによる F-14とかF-4は最初から2人でやるようにできてるから1人ではできない F-15Dとかは1人でいいんだけど練習のためとかそういう理由により2人乗りになってたりする #right(){(105:195)} WW2直前~戦中 一時期双発大型戦闘機(ちょっと違うけど現代で言うところのマルチロールファイター)が流行った。 双発に複座で後ろの人は銃撃、通信、偵察とかのために乗ってた。 しかし鈍重で単発単座戦闘機に(昼間は)駆逐され、それ程活躍できなかった。 夜間戦闘機としては活躍した例も多い。この場合後ろの人はレーダー操作。当たり前だが現代のように 自動化されてないので操作専用の人が必要だった。 基本的にこの頃の複座戦闘機と単座戦闘機は「役割が違う」と思って欲しい。 WW2後~80年代まで ジェット化、レーダー・火器管制システムが高度に発達し、戦後は単座が主だったのが やっぱり後ろにもう一人欲しいよね。って話になって乗っけるようになる。>F-4ファントム 戦前・戦中の双発複座機と異なり、この頃はジェットエンジンのお陰で大型機のデメリットは薄まり 大きく重くても何とかなるようになったので、何でもこなせて沢山武器がつめる大型機ってのが 一つの方向性として認識されるようになった。 もちろん小型単座機がなくなったわけでは無い。>Mig-21とか この系統の集大成がF-15系統だといえるだろう。但し、F-15A./Cは高度な自動化によって 後ろの人が居なくても火器管制システムを扱えるようになっている。F-14は2人。 で、現代 F-15Eなんかは複座だが、コレは長距離対地攻撃時は忙しいので、もう一人居たほうが楽だから こうなってる。Su-34、F/A-18D/Fなんかもこの路線。 他の戦闘機はF-15Cのように高度に自動化されたシステムによって、一人でも何とかなるから 一人でやってる。別に素人向けとか玄人向けとかで決めてるわけじゃないよ。 特に今の戦闘機は、一機で何でもこなせる事が重要視されているので、対空戦闘では単座型 長距離侵攻には複座型なんて使い分けをしたりする。(もちろん訓練用も) かと言って単座型は長距離侵攻できない!なんて事は無いので注意。 #right(){(105:196)} **一番最初に実戦投入されたジェット戦闘機とその時期(戦争名)を教えてください 第二次大戦で、Me262 #right(){(105:232)} >Me262は戦闘機としてよりシェネル・ボンバーとしての実戦投入が先ではなかったかな? けれども結局はJV44で迎撃戦闘機となったし、その時期はミーティアよりも早い、はず。 #right(){(105:237)} Me262の実験戦闘機隊”EKdo262”が編成されたのが1943年12月。 ただし、装備の遅れから戦闘機隊としての体裁が整ったのはノルマンディ作戦のあたり。 初撃墜は44年7月26日のアルフレート・シュライバー少尉のモスキート偵察型の撃墜です。 (ただし、実際は8月8日のヨアヒム・ウェーバー少尉のモスキート偵察型の撃墜が最初のようです) 一方ヒトラーの命令により編成されたMe262爆撃隊はKG51「エーデルワイス」で、 44年6月から改編が始まりました。かろうじてMe262に習熟した少数のパイロットが ヴォルフガング・シェンク少佐隷下の"シェンク分遣隊"として7月にフランスに展開しました。 実戦参加はこの爆撃隊のほうが先でした。 #right(){(105:名無し軍曹 ◆Sgt/Z4fqbE)} **イラク軍が戦闘機を砂漠の砂の中に隠した事件があったが、あんな事して戦闘機は使えるのですか? 使えません。なぜあんなことをしたかについて、納得できる説明はまだだれもしておりません #right(){(105:513)} **イングリッシュ・エレクトリック ライトニングみたいな縦置き双発エンジンが流行らないのはなんででしょうか? >長所と短所を知りたいです。 >あと、イングリッシュ・エレクトリック ライトニングは同時期のものと比べてどのような特性の戦闘機でしたか? 搭載スペースが制限されるんですよ。 構造上中翼式にならざるを得ないんですが、そうなると期待底面に物が積めないんですね。 主翼下には脚がきますし、増槽は主翼上に追いやられています。 インテークの位置も制限されますし(ノーズに置くとレーダーが制限される)。 運動性能は悪くなかった様で、80年代まで現役で頑張ってましたよ。 #right(){(107:181)} エンジンの整備性は最悪です。 加速性能と高速性に優れたスポーツカーの様な機体。 航続性能極小。ウエポンシステム貧弱。 #right(){(107:182)} 元々、高速度実験機でしたからねえ→イングリッシュ・エレクトリック ライトニング 一応、戦闘機型の開発も視野に入れていたとはいえ・・・ ただ、速度、加速性能はさすがに80年代に入っても一級でしたが。 まあ、F-104と似た感じの機体ですかね。 #right(){(107:183)} まず、小型ターボジェットの双発機は大型ターボジェットの単発機より推力重量比の面で有利。 その上でライトニングは表面積と前方投影面積を減らしている。 当時、やや停滞気味の英国航空界がマッハ2の戦闘機を手に入れるための数少ない選択肢と言えます。 比較的長命だったのは優秀さ故と言うより台所事情などにもよります。 なお、片発停止した時の操縦のたやすさは良く知られています。 短所は、機内がジェットエンジンとエアトンネルに占められるので脚の搭載に困り、 翼下面に長い脚を収納したら兵装ステーションが付けられない。 #right(){(107:288)} ライトニングの場合、固定武装と燃料スペースにも窮して機体後部下面を膨らませたら エリアリールの具合がよろしくなったなんて話もあるな。 そんでも燃料足りないらしいけど。 あと、兵装ステーションを翼の上に付けると重心バランス、地上での搭載作業、 空気抵抗など、良いことは何もなくってことになります。 #right(){(107:289)} **戦闘機で使われる「engage」はどういう意味ですか? 「交戦」「交戦中」 交戦に入ったことを僚機や他の味方部隊へ通告 #right(){(108:949)} **戦闘機など、片方の翼が取れてしまったらもう操縦は絶望的になるのでしょうか。 片方の翼が取れるというのがどの程度の損傷を想定しているのかわかりませんが、 WW2のあたりで空中接触などで片方の翼を損傷した機体が帰還した例はあります。 ただ、フラップや補助翼などの動翼を失ってしまうと、操縦が非常に困難になり、 きりもみなど操縦不可能に至ります。生還より墜落の例のほうが多いのではないでしょうか。 #right(){(112:319)} イスラエルのF-15は片方の翼ほとんどなくなっても帰ってきたという話があったはず #right(){(112:320)} **ジェット戦闘機の燃料は灯油って本当ですか。 JET-A1はASTM D 1655で規格されているが こいつはほぼ灯油(引火点38℃以上、析出点-47℃以下) 酸化防止剤、氷結防止剤、腐食防止剤など添加 ただし脱硫処置とかの程度は不明(規格に無い) したがって、これを石油ストーブで燃やすと目がチカチカしてくるはず 米軍規格のジェット燃料は低揮発性ガソリン(ヘリとか)と灯油系(海軍機とか)がある こっちは詳しい人に任せた #right(){(112:625)} **戦闘機に装備されている機関砲は固定されてるのですか? 固定翼戦闘機の前方機銃は原則として固定です。 ただ、地上において多少の射角調節は可能です。 #right(){(112:806)} ----

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