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戦闘機全般2 - (2023/01/22 (日) 21:47:12) の1つ前との変更点

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#contents ---- **戦闘機の複座式って何の意味があるのでしょうか。 火器管制とか色々です 1人で全部出来ないから2人乗っているわけ。 昔の戦闘機、デファイアントなどの砲塔付き戦闘機だと 撃つ人、飛ばす人とシンプル #right(){(105:190)} 基本的には航法、偵察、後方銃撃もします。 WW2の複座の戦闘機は大抵双発です。 #right(){(105:191)} >複座式:素人向け、単座式:ベテラン向けってこと? それは戦闘機のものによる F-14とかF-4は最初から2人でやるようにできてるから1人ではできない F-15Dとかは1人でいいんだけど練習のためとかそういう理由により2人乗りになってたりする #right(){(105:195)} WW2直前~戦中 一時期双発大型戦闘機(ちょっと違うけど現代で言うところのマルチロールファイター)が流行った。 双発に複座で後ろの人は銃撃、通信、偵察とかのために乗ってた。 しかし鈍重で単発単座戦闘機に(昼間は)駆逐され、それ程活躍できなかった。 夜間戦闘機としては活躍した例も多い。この場合後ろの人はレーダー操作。当たり前だが現代のように 自動化されてないので操作専用の人が必要だった。 基本的にこの頃の複座戦闘機と単座戦闘機は「役割が違う」と思って欲しい。 WW2後~80年代まで ジェット化、レーダー・火器管制システムが高度に発達し、戦後は単座が主だったのが やっぱり後ろにもう一人欲しいよね。って話になって乗っけるようになる。>F-4ファントム 戦前・戦中の双発複座機と異なり、この頃はジェットエンジンのお陰で大型機のデメリットは薄まり 大きく重くても何とかなるようになったので、何でもこなせて沢山武器がつめる大型機ってのが 一つの方向性として認識されるようになった。 もちろん小型単座機がなくなったわけでは無い。>Mig-21とか この系統の集大成がF-15系統だといえるだろう。但し、F-15A./Cは高度な自動化によって 後ろの人が居なくても火器管制システムを扱えるようになっている。F-14は2人。 で、現代 F-15Eなんかは複座だが、コレは長距離対地攻撃時は忙しいので、もう一人居たほうが楽だから こうなってる。Su-34、F/A-18D/Fなんかもこの路線。 他の戦闘機はF-15Cのように高度に自動化されたシステムによって、一人でも何とかなるから 一人でやってる。別に素人向けとか玄人向けとかで決めてるわけじゃないよ。 特に今の戦闘機は、一機で何でもこなせる事が重要視されているので、対空戦闘では単座型 長距離侵攻には複座型なんて使い分けをしたりする。(もちろん訓練用も) かと言って単座型は長距離侵攻できない!なんて事は無いので注意。 #right(){(105:196)} **一番最初に実戦投入されたジェット戦闘機とその時期(戦争名)を教えてください 第二次大戦で、Me262 #right(){(105:232)} >Me262は戦闘機としてよりシェネル・ボンバーとしての実戦投入が先ではなかったかな? けれども結局はJV44で迎撃戦闘機となったし、その時期はミーティアよりも早い、はず。 #right(){(105:237)} Me262の実験戦闘機隊”EKdo262”が編成されたのが1943年12月。 ただし、装備の遅れから戦闘機隊としての体裁が整ったのはノルマンディ作戦のあたり。 初撃墜は44年7月26日のアルフレート・シュライバー少尉のモスキート偵察型の撃墜です。 (ただし、実際は8月8日のヨアヒム・ウェーバー少尉のモスキート偵察型の撃墜が最初のようです) 一方ヒトラーの命令により編成されたMe262爆撃隊はKG51「エーデルワイス」で、 44年6月から改編が始まりました。かろうじてMe262に習熟した少数のパイロットが ヴォルフガング・シェンク少佐隷下の"シェンク分遣隊"として7月にフランスに展開しました。 実戦参加はこの爆撃隊のほうが先でした。 #right(){(105:名無し軍曹 ◆Sgt/Z4fqbE)} **イラク軍が戦闘機を砂漠の砂の中に隠した事件があったが、あんな事して戦闘機は使えるのですか? 使えません。なぜあんなことをしたかについて、納得できる説明はまだだれもしておりません #right(){(105:513)} **イングリッシュ・エレクトリック ライトニングみたいな縦置き双発エンジンが流行らないのはなんででしょうか? >長所と短所を知りたいです。 >あと、イングリッシュ・エレクトリック ライトニングは同時期のものと比べてどのような特性の戦闘機でしたか? 搭載スペースが制限されるんですよ。 構造上中翼式にならざるを得ないんですが、そうなると期待底面に物が積めないんですね。 主翼下には脚がきますし、増槽は主翼上に追いやられています。 インテークの位置も制限されますし(ノーズに置くとレーダーが制限される)。 運動性能は悪くなかった様で、80年代まで現役で頑張ってましたよ。 #right(){(107:181)} エンジンの整備性は最悪です。 加速性能と高速性に優れたスポーツカーの様な機体。 航続性能極小。ウエポンシステム貧弱。 #right(){(107:182)} 元々、高速度実験機でしたからねえ→イングリッシュ・エレクトリック ライトニング 一応、戦闘機型の開発も視野に入れていたとはいえ・・・ ただ、速度、加速性能はさすがに80年代に入っても一級でしたが。 まあ、F-104と似た感じの機体ですかね。 #right(){(107:183)} まず、小型ターボジェットの双発機は大型ターボジェットの単発機より推力重量比の面で有利。 その上でライトニングは表面積と前方投影面積を減らしている。 当時、やや停滞気味の英国航空界がマッハ2の戦闘機を手に入れるための数少ない選択肢と言えます。 比較的長命だったのは優秀さ故と言うより台所事情などにもよります。 なお、片発停止した時の操縦のたやすさは良く知られています。 短所は、機内がジェットエンジンとエアトンネルに占められるので脚の搭載に困り、 翼下面に長い脚を収納したら兵装ステーションが付けられない。 #right(){(107:288)} ライトニングの場合、固定武装と燃料スペースにも窮して機体後部下面を膨らませたら エリアリールの具合がよろしくなったなんて話もあるな。 そんでも燃料足りないらしいけど。 あと、兵装ステーションを翼の上に付けると重心バランス、地上での搭載作業、 空気抵抗など、良いことは何もなくってことになります。 #right(){(107:289)} **戦闘機で使われる「engage」はどういう意味ですか? 「交戦」「交戦中」 交戦に入ったことを僚機や他の味方部隊へ通告 #right(){(108:949)} **戦闘機など、片方の翼が取れてしまったらもう操縦は絶望的になるのでしょうか。 片方の翼が取れるというのがどの程度の損傷を想定しているのかわかりませんが、 WW2のあたりで空中接触などで片方の翼を損傷した機体が帰還した例はあります。 ただ、フラップや補助翼などの動翼を失ってしまうと、操縦が非常に困難になり、 きりもみなど操縦不可能に至ります。生還より墜落の例のほうが多いのではないでしょうか。 #right(){(112:319)} イスラエルのF-15は片方の翼ほとんどなくなっても帰ってきたという話があったはず #right(){(112:320)} **ジェット戦闘機の燃料は灯油って本当ですか。 JET-A1はASTM D 1655で規格されているが こいつはほぼ灯油(引火点38℃以上、析出点-47℃以下) 酸化防止剤、氷結防止剤、腐食防止剤など添加 ただし脱硫処置とかの程度は不明(規格に無い) したがって、これを石油ストーブで燃やすと目がチカチカしてくるはず 米軍規格のジェット燃料は低揮発性ガソリン(ヘリとか)と灯油系(海軍機とか)がある こっちは詳しい人に任せた #right(){(112:625)} **戦闘機に装備されている機関砲は固定されてるのですか? 固定翼戦闘機の前方機銃は原則として固定です。 ただ、地上において多少の射角調節は可能です。 #right(){(112:806)} **「戦闘攻撃機」 戦闘も対地攻撃も両方できてお得なように思えるけど、戦闘機相手にどこまで戦えるのでせう? >相手の主力戦闘機とガチンコ勝負できるのでつか? 現在の戦闘攻撃機は、余剰パワーの有り余っている戦闘機に攻撃装備を付けたのや はじめからどちらもできるようにしたのとか 名前だけ”戦闘”が付いているのなどがありますので 物によりけりです #right(){(112:893)} F/A-18を主力戦闘機にしているところはいくつもありますし F/A-22ががちんこ勝負できないと言う人もいないでしょう。 一方、対地仕様のトーネードは苦戦するかも、ということで 名称だけではなんとも判断できません。 現代では足の長いミサイルと、それをちゃんと運用できる火器管制装置が ついているかどうかがまず問題であり、地上爆撃能力の有無は二の次です。 #right(){(112:system)} **無人戦闘機というのは遠隔操作になるだけなのか、漫画やアニメのように、自律行動を取れるようにするのでしょうか? 1950年代の終りから60年代初頭に掛けて、地対空ミサイルが究極的に発達するため、 戦闘機などは無用の長物だと言われた時代がありました。 これは米国の主張で、この考えを具体化したものとして、Boeing IM-99 Bomarcが開発 され、それを真に受けて、英国やカナダでは自国で開発していた戦闘機を中止、あるいは 縮小してしまいましたが、後にそのIM-99はとんだ食わせ物だったことが判り、英国は F-4Kを、カナダはCF-101を購入せざるを得なくなり、英米関係の緊張、カナダ内部の 政治問題と化しています。 この様に各国とも痛い目にあっているので、無人戦闘機で構成された飛行隊というのは かなりの確率で主流たり得ないのではないかと思います。 #right(){(113:眠い人 ◆gQikaJHtf2)} **ジェット戦闘機がギリギリ通り抜けることが出来るような空洞に入り込んでまともに飛行することは可能なんでしょうか? 理論的には可能 実際はあり得ない #right(){(113:281)} ギリギリ通り抜けることが出来る、って質問自体が、 通り抜けられる余裕があると言う前提に立っているようにも受け取れるので、 そうだとしたら、質問自体が同語反復の気味があるな。 そうではなくて、戦闘機のシルエットのギリギリの大きさの空洞って事だったら、 パイロットの技量や心理以前に、気流の干渉で飛行は難しいだろうな。 #right(){(113:283)} 左右がぎりぎりなら、大丈夫の様な気もするが、 上下にぎりぎりだと、ピッチ周りの空力モーメントが変わるような気がする。 少なくとも誘導抵抗が減るだろうから、浮き上がりを防ぐためにかなりのピッチダウンをしないと天井にぶつかる。 ピッチダウンをすれば、全高以上の高さが必要になってやっぱり上下にこする気がする。 #right(){(113:284)} 少なくとも一機だけならともかく二機目が付いてきているなら 絶対に二機目は死ぬな。 #right(){(113:285)} **F-16やF-2は前輪を収納すると空気取り込み口を塞いでしまうように見えるのですが 塞がない #right(){(116:262)} 取り入れ口の中でこういう(これで解かるかな?)_/(前脚収納部)    ふうに曲がってるので大丈夫なのです。 #right(){(116:265)} **戦闘機が宇宙に行けるなんてありえませんよね? ジェットエンジンでは真空である宇宙空間での飛行はムリです。 #right(){(116:716)} ロシアでそういうツアーをやってるんだよ。 “Touch the Star”とか言ったかな。 成層圏までだけど。 #right(){(116:755)} **戦闘機の翼の先っぽについてる棒みたいなのはなんですか? 対気速度測定用のピトー管でしょう。機首につくこともあります。 余談 F-117はヨーに弱いので、機首に複数のピトー管をつけて 対気速度の差を検出し、ヨー対策をしているそうです。 #right(){(116:system)} それだけからはなんとも、もっと具体的に(画像でも示して)説明してくれんと・・・ 可能性が高いのは ・ミサイルのレールランチャー:F-16とか ・放電索(翼後縁) ・ピトー管:A-10とか ・マスバランス:MiG-25とか ・ECMアンテナ:タイフーンとか ・HFアンテナ:えーとあったかな?(w 色々あるのよ。 #right(){(116:728)} **エアショーで戦闘機が翼端やストレーキからヴェイパー曳いてますが、ヴェイパーはどういう原理で発生してるんですか? 断熱膨張 翼端やストレーキ部分では渦が出来て低圧部分ができます で、低圧下で空気中の水蒸気が飽和して、水滴(霧)となって可視状態になります 湿度が高い場合は翼の上面にも発生します ググって詳しいこと知ろうとするなら、「翼端渦 ボーテックス」のあたりの用語がイイかな #right(){(117:309)} ----
#contents ---- **戦闘機の複座式って何の意味があるのでしょうか。 火器管制とか色々です 1人で全部出来ないから2人乗っているわけ。 昔の戦闘機、デファイアントなどの砲塔付き戦闘機だと 撃つ人、飛ばす人とシンプル #right(){(105:190)} 基本的には航法、偵察、後方銃撃もします。 WW2の複座の戦闘機は大抵双発です。 #right(){(105:191)} >複座式:素人向け、単座式:ベテラン向けってこと? それは戦闘機のものによる F-14とかF-4は最初から2人でやるようにできてるから1人ではできない F-15Dとかは1人でいいんだけど練習のためとかそういう理由により2人乗りになってたりする #right(){(105:195)} WW2直前~戦中 一時期双発大型戦闘機(ちょっと違うけど現代で言うところのマルチロールファイター)が流行った。 双発に複座で後ろの人は銃撃、通信、偵察とかのために乗ってた。 しかし鈍重で単発単座戦闘機に(昼間は)駆逐され、それ程活躍できなかった。 夜間戦闘機としては活躍した例も多い。この場合後ろの人はレーダー操作。当たり前だが現代のように 自動化されてないので操作専用の人が必要だった。 基本的にこの頃の複座戦闘機と単座戦闘機は「役割が違う」と思って欲しい。 WW2後~80年代まで ジェット化、レーダー・火器管制システムが高度に発達し、戦後は単座が主だったのが やっぱり後ろにもう一人欲しいよね。って話になって乗っけるようになる。>F-4ファントム 戦前・戦中の双発複座機と異なり、この頃はジェットエンジンのお陰で大型機のデメリットは薄まり 大きく重くても何とかなるようになったので、何でもこなせて沢山武器がつめる大型機ってのが 一つの方向性として認識されるようになった。 もちろん小型単座機がなくなったわけでは無い。>Mig-21とか この系統の集大成がF-15系統だといえるだろう。但し、F-15A./Cは高度な自動化によって 後ろの人が居なくても火器管制システムを扱えるようになっている。F-14は2人。 で、現代 F-15Eなんかは複座だが、コレは長距離対地攻撃時は忙しいので、もう一人居たほうが楽だから こうなってる。Su-34、F/A-18D/Fなんかもこの路線。 他の戦闘機はF-15Cのように高度に自動化されたシステムによって、一人でも何とかなるから 一人でやってる。別に素人向けとか玄人向けとかで決めてるわけじゃないよ。 特に今の戦闘機は、一機で何でもこなせる事が重要視されているので、対空戦闘では単座型 長距離侵攻には複座型なんて使い分けをしたりする。(もちろん訓練用も) かと言って単座型は長距離侵攻できない!なんて事は無いので注意。 #right(){(105:196)} **一番最初に実戦投入されたジェット戦闘機とその時期(戦争名)を教えてください 第二次大戦で、Me262 #right(){(105:232)} >Me262は戦闘機としてよりシェネル・ボンバーとしての実戦投入が先ではなかったかな? けれども結局はJV44で迎撃戦闘機となったし、その時期はミーティアよりも早い、はず。 #right(){(105:237)} Me262の実験戦闘機隊”EKdo262”が編成されたのが1943年12月。 ただし、装備の遅れから戦闘機隊としての体裁が整ったのはノルマンディ作戦のあたり。 初撃墜は44年7月26日のアルフレート・シュライバー少尉のモスキート偵察型の撃墜です。 (ただし、実際は8月8日のヨアヒム・ウェーバー少尉のモスキート偵察型の撃墜が最初のようです) 一方ヒトラーの命令により編成されたMe262爆撃隊はKG51「エーデルワイス」で、 44年6月から改編が始まりました。かろうじてMe262に習熟した少数のパイロットが ヴォルフガング・シェンク少佐隷下の"シェンク分遣隊"として7月にフランスに展開しました。 実戦参加はこの爆撃隊のほうが先でした。 #right(){(105:名無し軍曹 ◆Sgt/Z4fqbE)} **イラク軍が戦闘機を砂漠の砂の中に隠した事件があったが、あんな事して戦闘機は使えるのですか? 使えません。なぜあんなことをしたかについて、納得できる説明はまだだれもしておりません #right(){(105:513)} **イングリッシュ・エレクトリック ライトニングみたいな縦置き双発エンジンが流行らないのはなんででしょうか? >長所と短所を知りたいです。 >あと、イングリッシュ・エレクトリック ライトニングは同時期のものと比べてどのような特性の戦闘機でしたか? 搭載スペースが制限されるんですよ。 構造上中翼式にならざるを得ないんですが、そうなると期待底面に物が積めないんですね。 主翼下には脚がきますし、増槽は主翼上に追いやられています。 インテークの位置も制限されますし(ノーズに置くとレーダーが制限される)。 運動性能は悪くなかった様で、80年代まで現役で頑張ってましたよ。 #right(){(107:181)} エンジンの整備性は最悪です。 加速性能と高速性に優れたスポーツカーの様な機体。 航続性能極小。ウエポンシステム貧弱。 #right(){(107:182)} 元々、高速度実験機でしたからねえ→イングリッシュ・エレクトリック ライトニング 一応、戦闘機型の開発も視野に入れていたとはいえ・・・ ただ、速度、加速性能はさすがに80年代に入っても一級でしたが。 まあ、F-104と似た感じの機体ですかね。 #right(){(107:183)} まず、小型ターボジェットの双発機は大型ターボジェットの単発機より推力重量比の面で有利。 その上でライトニングは表面積と前方投影面積を減らしている。 当時、やや停滞気味の英国航空界がマッハ2の戦闘機を手に入れるための数少ない選択肢と言えます。 比較的長命だったのは優秀さ故と言うより台所事情などにもよります。 なお、片発停止した時の操縦のたやすさは良く知られています。 短所は、機内がジェットエンジンとエアトンネルに占められるので脚の搭載に困り、 翼下面に長い脚を収納したら兵装ステーションが付けられない。 #right(){(107:288)} ライトニングの場合、固定武装と燃料スペースにも窮して機体後部下面を膨らませたら エリアリールの具合がよろしくなったなんて話もあるな。 そんでも燃料足りないらしいけど。 あと、兵装ステーションを翼の上に付けると重心バランス、地上での搭載作業、 空気抵抗など、良いことは何もなくってことになります。 #right(){(107:289)} **戦闘機で使われる「engage」はどういう意味ですか? 「交戦」「交戦中」 交戦に入ったことを僚機や他の味方部隊へ通告 #right(){(108:949)} **戦闘機など、片方の翼が取れてしまったらもう操縦は絶望的になるのでしょうか。 片方の翼が取れるというのがどの程度の損傷を想定しているのかわかりませんが、 WW2のあたりで空中接触などで片方の翼を損傷した機体が帰還した例はあります。 ただ、フラップや補助翼などの動翼を失ってしまうと、操縦が非常に困難になり、 きりもみなど操縦不可能に至ります。生還より墜落の例のほうが多いのではないでしょうか。 #right(){(112:319)} イスラエルのF-15は片方の翼ほとんどなくなっても帰ってきたという話があったはず #right(){(112:320)} **ジェット戦闘機の燃料は灯油って本当ですか。 JET-A1はASTM D 1655で規格されているが こいつはほぼ灯油(引火点38℃以上、析出点-47℃以下) 酸化防止剤、氷結防止剤、腐食防止剤など添加 ただし脱硫処置とかの程度は不明(規格に無い) したがって、これを石油ストーブで燃やすと目がチカチカしてくるはず 米軍規格のジェット燃料は低揮発性ガソリン(ヘリとか)と灯油系(海軍機とか)がある こっちは詳しい人に任せた #right(){(112:625)} **戦闘機に装備されている機関砲は固定されてるのですか? 固定翼戦闘機の前方機銃は原則として固定です。 ただ、地上において多少の射角調節は可能です。 #right(){(112:806)} **「戦闘攻撃機」 戦闘も対地攻撃も両方できてお得なように思えるけど、戦闘機相手にどこまで戦えるのでせう? >相手の主力戦闘機とガチンコ勝負できるのでつか? 現在の戦闘攻撃機は、余剰パワーの有り余っている戦闘機に攻撃装備を付けたのや はじめからどちらもできるようにしたのとか 名前だけ”戦闘”が付いているのなどがありますので 物によりけりです #right(){(112:893)} F/A-18を主力戦闘機にしているところはいくつもありますし F/A-22ががちんこ勝負できないと言う人もいないでしょう。 一方、対地仕様のトーネードは苦戦するかも、ということで 名称だけではなんとも判断できません。 現代では足の長いミサイルと、それをちゃんと運用できる火器管制装置が ついているかどうかがまず問題であり、地上爆撃能力の有無は二の次です。 #right(){(112:system)} **無人戦闘機というのは遠隔操作になるだけなのか、漫画やアニメのように、自律行動を取れるようにするのでしょうか? 1950年代の終りから60年代初頭に掛けて、地対空ミサイルが究極的に発達するため、 戦闘機などは無用の長物だと言われた時代がありました。 これは米国の主張で、この考えを具体化したものとして、Boeing IM-99 Bomarcが開発 され、それを真に受けて、英国やカナダでは自国で開発していた戦闘機を中止、あるいは 縮小してしまいましたが、後にそのIM-99はとんだ食わせ物だったことが判り、英国は F-4Kを、カナダはCF-101を購入せざるを得なくなり、英米関係の緊張、カナダ内部の 政治問題と化しています。 この様に各国とも痛い目にあっているので、無人戦闘機で構成された飛行隊というのは かなりの確率で主流たり得ないのではないかと思います。 #right(){(113:眠い人 ◆gQikaJHtf2)} **ジェット戦闘機がギリギリ通り抜けることが出来るような空洞に入り込んでまともに飛行することは可能なんでしょうか? 理論的には可能 実際はあり得ない #right(){(113:281)} ギリギリ通り抜けることが出来る、って質問自体が、 通り抜けられる余裕があると言う前提に立っているようにも受け取れるので、 そうだとしたら、質問自体が同語反復の気味があるな。 そうではなくて、戦闘機のシルエットのギリギリの大きさの空洞って事だったら、 パイロットの技量や心理以前に、気流の干渉で飛行は難しいだろうな。 #right(){(113:283)} 左右がぎりぎりなら、大丈夫の様な気もするが、 上下にぎりぎりだと、ピッチ周りの空力モーメントが変わるような気がする。 少なくとも誘導抵抗が減るだろうから、浮き上がりを防ぐためにかなりのピッチダウンをしないと天井にぶつかる。 ピッチダウンをすれば、全高以上の高さが必要になってやっぱり上下にこする気がする。 #right(){(113:284)} 少なくとも一機だけならともかく二機目が付いてきているなら 絶対に二機目は死ぬな。 #right(){(113:285)} **F-16やF-2は前輪を収納すると空気取り込み口を塞いでしまうように見えるのですが 塞がない #right(){(116:262)} 取り入れ口の中でこういう(これで解かるかな?)_/(前脚収納部)    ふうに曲がってるので大丈夫なのです。 #right(){(116:265)} **戦闘機が宇宙に行けるなんてありえませんよね? ジェットエンジンでは真空である宇宙空間での飛行はムリです。 #right(){(116:716)} ロシアでそういうツアーをやってるんだよ。 “Touch the Star”とか言ったかな。 成層圏までだけど。 #right(){(116:755)} **戦闘機の翼の先っぽについてる棒みたいなのはなんですか? 対気速度測定用のピトー管でしょう。機首につくこともあります。 余談 F-117はヨーに弱いので、機首に複数のピトー管をつけて 対気速度の差を検出し、ヨー対策をしているそうです。 #right(){(116:system)} それだけからはなんとも、もっと具体的に(画像でも示して)説明してくれんと・・・ 可能性が高いのは ・ミサイルのレールランチャー:F-16とか ・放電索(翼後縁) ・ピトー管:A-10とか ・マスバランス:MiG-25とか ・ECMアンテナ:タイフーンとか ・HFアンテナ:えーとあったかな?(w 色々あるのよ。 #right(){(116:728)} **エアショーで戦闘機が翼端やストレーキからヴェイパー曳いてますが、ヴェイパーはどういう原理で発生してるんですか? 断熱膨張 翼端やストレーキ部分では渦が出来て低圧部分ができます で、低圧下で空気中の水蒸気が飽和して、水滴(霧)となって可視状態になります 湿度が高い場合は翼の上面にも発生します ググって詳しいこと知ろうとするなら、「翼端渦 ボーテックス」のあたりの用語がイイかな #right(){(117:309)} **現代日本で新しい要撃戦闘機を採用するとしたら、最低限どのくらいの最大航続距離が求められるのか そりゃ、パイロットの体力が持つ限り(長い時間)飛んでいられれば、 ソレにこした事はないけれど。敵が来るのを見つけてから飛び立つより、 敵が来る方向で待機させてた方が即応性が増す。 千歳から那覇まで一度で飛べないのは困るから、フェリー航続距離が最低でも1500nm必要だと思われ。 #right(){(117:478)} ----

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