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動物兵器」を以下のとおり復元します。
#CONTENTS

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**航空基地で歩哨犬を扱うのはどの科の人ですか?
基地業務群管理隊です

ちなみに、陸上と海上は警備犬、航空は歩哨犬と呼んでいます。
#right(){(自衛隊板初質スレ17:909-910)}

**自衛隊には動物は居ますか?(警察犬みたいに)
空自には警備犬がいる。海自もいるらしい。

あとは、病院の研究室には実験動物がいる。

いつの間にか居着いてしまった野良猫とか野良犬もいる。
#right(){(自衛隊板初質スレ92:陸秀夫 ◆Bf5xepPT82)}

**まだ暗視装置の発達していなかったベトナム戦争中に、戦闘用に訓練された軍用犬の部隊が、夜襲において多大な戦果をおさめたというものなんですが。
>ネタですか?どうも犬より銃もった兵士のほうが強いんじゃないかと思うんですが? 
ベトナム戦争での犬は、太平洋戦争同様、隠れている敵兵のにおいをかぎつけるのに使われました。無効でもなかったようです。

特殊部隊的な使用方法、対特殊部隊的な使用方法以外、現在ではイルカ魚雷も含めて話になってません。誘導装置の方が安くて信頼できます。 
#right(){(11:55)}
ネタでしょ。
フランスとベトコンの戦争なら兎も角、米軍介入時には赤外線も相当実用化の目処が立っていたのでは?
(そもそも、第二次大戦末期には暗視装置はありましたし)

動物兵器の有効性としては、旧陸軍の場合、捜索、伝令、警戒、格闘、
前線への弾薬補給などの任務を有していましたし、警察犬も格闘は出来ますからそれなりに有効ではないでしょうか。
#right(){(11:名無しさん@眠い人 ◆ikaJHtf2)}
ベトナム戦争にはK-9部隊がかなりの規模で投入されていました。
DiscoveryChannelか何かで見たのですが、数百の単位だったと思います。

基地や施設の警備のみでなく、歩兵部隊の斥候をK-9とハンドラーが務める
といったことをしていました。
撃たれて重症を負った兵士を後方へ引きずっていったり、ハンドラーの身代わりで
撃たれたりというエピソードも数多くあるようです。
検疫と陸軍の都合により全てをベトナムに残すという決定がなされ、ハンドラー達が
涙を流していたシーンにはこっちもホロリときてしまいました。
ベトナム戦争かどうかは忘れましたが勲章をもらったK-9もいます(^^;
#right(){(11:@潜)}

**「生物兵器」って実際はウィルスとか昆虫とか細かいのばかりだけど、もっとサイズのでかいタイプは開発されないだろうか?
サーカス芸レベルで使い物にならないか、使い物になるレベルで運用したら高くついてかなわんのかだと思います。
複雑なものほど扱いにくい。人間レベルまで複雑になると、それなりに扱えますが、
それには生産後10年、20年のインストール期間と経費が必要なわけで。
#right(){(15:735)}

軍用猫=軍艦が鼠退治用に飼うことがある。(乗組員の慰安用兼用) 
軍用羊=昔軍艦で「処理用兼非常食」として飼っていたことがあった。 
    何の「処理」ようなのかは…その、察しろ。 
軍用ロバ=馬と同じく輸送用によく使われた。 
     ドイツの山岳部隊で輸送手段として使ってたのは有名。 
軍用鳥=伝書鳩。 
    あと、「伝書鳩撃墜兵器」として鷹庄を動員し、伝書鳩を狩らせる、というのもあった。
#right{(503:84)}

**地雷犬というのがいたと聞いたが?
地雷犬は1941年のモスクワ前面、42年のスターリングラードの
手前で投入されただけで、成果は大したことありません。
訓練しても使えるようになるのは、50に一匹とか非常に少ないという話です。
#right(){(21:一等自営業 ◆kawD31MU)}

**クジラやイルカなど、海洋生物の軍事利用について教えてください。
アメリカ海軍「シーラブ計画」、水中居住実験のときは、
ダイバーよりはるかに敏速に海底と水上を行き来でき、絶対に潜水病にかからない、
”タッフィ”と名付けられた”伝令兵イルカ”が大活躍しています。

このような微笑ましいものもあれば、同じアメリカ海軍がベトナム戦争中、
ベトコンの破壊工作フロッグメンを阻止する目的で、
刺殺訓練を施したイルカを水中パトロールにあたらせた他、
爆薬を抱いて潜水艦に体当たりする「カミカゼ・イルカ」も研究されましたが、
さすがにこちらは、イルカが運搬できる程度の爆薬では潜水艦の耐圧構造を、
破壊できないと分かり、計画中止されております。
#right(){(21:102)}
冗談抜きで、米国で研究されていました。
掃海用、特殊作戦(海中神風)に使用する予定だったそうです。
但し、動物愛護の観点だかなんだかで、中止になったとか。
#right(){(33:眠い人 ◆ikaJHtf2)}
米軍やソビエト軍ではイルカやアシカといった海獣を訓練して機雷探査等に 
使う研究を本気でしていた。 
米軍は実用化にこぎつけている。
#right{(503:85)}
>イヌを自爆テロに使えそうだと考えるやつがいそうだ
イラク戦争だと 
路上に放置された犬などの死骸に爆弾を潜ませておくというやり方ならあるそうです。 

人と犬とは同列視できないのは無論ですが、とっつかまった米兵の 
遺骸にもやはり爆弾が仕掛けられていたということです
#right{(503:136)}

**明治以降、軍馬の位置づけはどのように変遷していったか教えていただけませんか。
明治以来、第一に輸送手段としての用途があげられます。
そして、第二に挙げられるのが輸送手段としての用途です。
第三にやはり輸送手段として重要視していた事を挙げないと逝けないでしょう。

昔から駄馬と輓馬が殆どだったって事です。 
#right(){(27:79)}
**明治の頃の日本の軍馬はどんなもんだったんでしょう?
1893年頃に於ける日本騎兵。 

その頃は、未だ品種改良が進んでおらず、馬の体高は143cmほど。 
その馬の性能は、300mを時速18kmで走るというもので、ドイツ騎兵の体高160cm超の 
馬の性能が500mを時速28kmで走るというものなので、可成り貧弱。 
…因みに競走馬の場合は、時速60km程度は出るそうな。 

そんな貧弱な馬に、日露戦争時には、馬に対して馬体の3分の1の重さを負担させており、 
結果的に馬の故障が起こりやすく、思うように動けなかったりした。 
馬が負担出来て動けるのは大体馬体の4分の1なので、過負荷を掛けていた計算。
#right(){(しょうもない知識を披露するスレ17:眠い人 ◆gQikaJHtf2)}
**軍馬などは音に対する調教とかやっているのでしょうか?
やってます。
もちろん、映画撮影の馬も火薬の炸裂音で暴れたりしないように調教されてます。
#right(){(52:161)}
訓練の成果です。
軍馬は、訓練を経て初めて戦場でも行動できるようになります。
あと、個体差もあるという話も聞いたことがあります。
#right(){(52:大渦よりの来訪者 ◆KVBzr3neko)}
しています。 馬は非常に臆病な生き物で、地面に落ちている1円玉に怯えて暴走するような生き物です
発砲音に馴れていなければ、確実に騎手を振り落とすような暴走をするでしょう。
#right(){(52:163)}

**軍馬って今でもあるの?
>あと必要性 
先進国ではパレード用以外には、運用されていない
第3世界あたりでは、使用されているかも。

必要性>あまり無い
#right(){(52:693)}
車両がとても通れない場所でも荷物を載せて通れる。
#right(){(52:697)}

**軍馬は人間を容易に蹂躪して進めるものなのでしょうか。
>素人目には敵兵につっかかって転倒などしそうに見えてしまいます。
欧米の例でいえば、おっしゃるとおり、未熟な騎兵はよく転倒し、
死傷する例も相当あったようです。
むしろ、騎兵の死傷要因の何割かを自爆の転倒が占めていたようで。
ただ、欧米の騎兵の目的は殺傷というより、突撃力による迂回、突破、敵の混乱にあり、
連発銃普及後はその価値は著しく低下しました。

ちなみに日本の騎馬兵は単に「馬に乗った歩兵」的なもので、
騎兵の集団使用はほとんど行われていません。映画などで見る
騎馬隊の突撃シーンは実際にはありませんでした。
#right(){(52:840)}

**自衛隊や諸外国の軍隊にも軍用犬はいるのでしょうか?
旧軍にはいました。
自衛隊にはいるかどうかは存じません。

主に首輪に命令書を付けて運ぶ伝令、嗅覚を利用した偵察、警戒、捜索、
敵兵との格闘などにも用いられました。
ソ連などでは、地雷原啓開に使われていたような(ちとうろ覚えですが)。
#right(){(64:眠い人 ◆gQikaJHtf2)}
在日米軍にいる。
#right(){(俺初質スレ20501:384)}※加筆あり
海自と空自がそれぞれ警戒・歩哨名目で犬を正式装備として使ってる 
陸自にはいない。 
駐屯地に住み着いた野良犬を世話してたら自発的に警備するようになったのはいたが
#right(){(俺初質スレ20501:385)}
いるよ。自衛隊の警備犬は救助犬としての訓練も受けていて東日本大震災にも出動してる。 
「自衛隊」「金剛丸」でぐぐってみ

ちなみに、警備犬の維持管理のための年間予算は大体2曹の年収に相当することから 
「警備犬の階級は2曹。3曹士長は警備犬に敬礼しろ」なんてジョークのネタになってる。
#right(){(俺初質スレ20501:386)}

**中世ヨーロッパや日本の戦国時代の戦争のことですが騎馬隊って戦闘中どうやって馬を守ったかわかりますか?
馬鎧があります、これで矢はある程度防げます
銃に対してはギャロップで突撃すれば、相手が火縄銃の場合一、二度しか射撃されないので
運を天にまかせて突撃します。
#right(){(64:254)
ついでに言えば、日本の場合、欧州やモンゴル、中東等での戦いのような
騎兵の突撃は発生しておりません。
騎馬武者は戦場では殆んど下馬して戦っていました。
#right(){(64:256)}

**ニワトリで毒ガス探知機の代わりになるのでしょうか?
鳥は分あたりの呼吸回数が多く、かつ体が小さいので僅かなガスにでも反応を示します。
このことは鉱山や、記憶に新しいオウム事件でカナリアが持ち込まれた実例があります。
ニワトリはカナリアより大きいので、熱がたまりにくいと思われます(まあ、死ぬときゃ死にますが)。
あと、ニワトリは深夜には鳴きません。素直に寝てます。
#right(){(67:177)}

**イルカ等を使った兵器は、何処の国で研究されていたんでしょう?
海豚を使うのは米海軍が試験しています。
後、鱶も使ったと記憶しています。
実用化一歩手前でベトナム戦争に使用しようとしましたが、反発が強く中止しました。
なお、現在海獣を使って、艦艇の哨戒活動をしているようです。
#right(){(67:眠い人 ◆gQikaJHtf2)}
イルカ兵器、イランがまだやってるみたいです。

イルカ兵器については、
http://www.angelfire.com/nj4/navydolphins/
とその下のリンクに詳しく出ていますので、ごらんください。
#right(){(67:516)}

**市販の3重フィルターとか、特殊繊維とかを売りにしてるマスクで生物兵器に使われる細菌を遮断することはできませんか?
http://www.mmm.co.jp/hc/mask/question.html
これによれば防護可能。
ただきちんと読めばわかるが、顔にマスクがフィットしておらず、隙間が空いてたら当然ながらだめ。
あとN95マスクを使用した人に直接話を聞いたけど、カナーリ息苦しい代物のようです。
長時間の使用は苦痛以外の何者でもないとか。
またN95マスクも、モノにもよりますが、連続8時間以上の使用の推奨されていない(性能が維持できない)そうです。
あと市販品のウイルスを何%遮断、なんてのは鵜呑みにしない様に。
公的機関の検定を受けているわけでもなく、自社の試験に通っただけでパッケージに書いているだけのものがざらにある。
厚生労働省によれば、マスクは一部を除き、特に一般市販品は雑貨扱いなので、きちんとした試験なんかしてないので。
#right(){(506:707)}

**日露戦争まで日本軍の軍馬は去勢されてなかったそうですが、なぜですか? 
>日本では歴史的に家畜を去勢しなかったのは知ってますが,幕末や明治最初に西洋から軍事技術を導入した際に一緒に導入されてしかりと思うのですが 
馬の民間での所有者が、精が落ちるとして、去勢することは嫌がったからです。 
 
軍馬は、戦時中に民間から徴用される場合が多かったです。 
そのため、人間の徴兵用書類、兵籍簿と同じように、馬籍簿が作成されていました。 
日本人は、家畜の去勢に対する意欲が少なかったです。 
そのため、去勢済みの軍馬は少数でした。 
日露戦争でロシア軍が使った戦術に、牝馬を使うのがありました。 
牝馬を日本軍の前に出します。 
去勢されていない牡馬が多かった日本軍では、牝馬を見て、大騒ぎしました。 

参考図書。 
富国強馬―ウマからみた近代日本 (講談社選書メチエ) (単行本(ソフトカバー)) 
武市 銀治郎 (著) 
#right{(522:394,霞ヶ浦の住人 ◆WdKJPq1xgk)}
**警察犬と軍用犬は、どのように任務が異なるんですか? 
>よく採用される犬種に違いはありますか?
最初は軍用犬にも必要に迫られて各種の犬が使われていました。 
その後、軍用犬としては、米国に於ては主にシェパードがドイツから輸入されて、主流となり、 
日本では、シェパード、ドーベルマン、エアデール・テリアの3種が用いられていました。
#right{(527:61,眠い人 ◆gQikaJHtf2)}
生物の軍事利用といえば、冷戦中の英国にて、 
step1-WW3の際に、ワルシャワ条約軍の西進を食い止めるため、核地雷をライン河沿いに敷設しよう。 
step2-冬場、埋められている間に寒気で電子部品が不調になって不発になるかもしれない。 
step3-何かで暖める必要がある。 
step4-核地雷の中にエサと水と鶏を入れておけば、ヒーター代わりになっていいんじゃね? 

「ブルーピーコック」と名付けられたこの計画が一般に公表されたのは2004年4月1日だったため、 
エイプリルフールネタだと思われたそうな。 
#right{(503:145)} 
参考までに。

動物兵器
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8B%95%E7%89%A9%E5%85%B5%E5%99%A8
対戦車犬(地雷犬)を参照。 
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%BE%E6%88%A6%E8%BB%8A%E7%8A%AC

**軍用細菌とか、軍用カビとか、軍用ネズミってのはいないんですか?
軍用細菌、軍用カビ、これらは生物兵器と呼ばれていて、第2次世界大戦や冷戦時代には各国で極秘裏に開発されていました。第2次世界大戦には空気を読めずに使用した国もありましたね。 
今現在は『生物兵器禁止条約』があり保有は堅く禁止されています。 
ちなみに大量破壊兵器=NBC兵器<Nuclear, Biological and Chemical Weapon>のうちの<Biological Weapon>に分類されており、 
正規軍が使用する可能性はまずありません。 

ネズミは拷問用には多く使われたそうですよ。 
探してみたらこんなものも。地雷探知ねずみ 
ttp://gigazine.net/index.php?/news/comments/20090406_mine_detecting_rat/ 
#right(){(575:513)}
**軍用犬って、今はあまりいないんですか? 
>警備はもはや、犬のお呼びはなく、電子機器で十分なの? 
1.電子機器ではまだ不可能な、臭いによる「事後の追跡」ができる 
2.所持品から危険物を嗅ぎ分けられる 

さらに言うなら 
3.不審人物を、必要なら無傷で取り押さえられる 

など、電子機器にはできない様々な任務を軍用犬はこなせます。 
ちなみに軍用地周辺でワンと吠えられたらたちまち警備員がすっ飛んできて銃突き付けられますのでご注意をw 
今米軍岩国基地に出入りしてるのですがごくまれにひっかかる人がいるんですねー。 
溶接棒の臭いが火薬によく似ているので経験の浅い犬が間違えるとか、 
家族への土産についうっかり花火を車に積んだままにしてたとか。 
さすがに普通の業者で麻薬類が検知されることはまずないけど、火薬系は時たまやられます。 
#right(){(593:ゆうか ◆u8WC078ef5ch)}
**日本軍の場合、騎兵の馬の世話は誰が行っていたのでしょうか
基本は自分自身です。 
将校ですと、更に馬丁が付く場合がありますが、その場合は古参兵。 

輓馬なんかだと、初年兵の役割と言うこともありますが。 

ちなみに、軍隊に於ける馬の寿命は結構長いので、徴兵されて一度除隊し、 
再徴兵された兵士が、自分が世話をしていた馬を見つけて駆け寄って、涙を 
流すと言う光景はよくあったそうな。 

後、蹄の手入れとかは、獣医部の蹄鉄工が担当。 
去勢、病気の治療などは、獣医部獣医将校が担当します。 
#right(){(328:眠い人 ◆gQikaJHtf2)}
**ゾウさんって昔アルプス越えしてなかったか?
ハンニバルのアルプス越えの時には、
山岳系のハンニバルに不信感を持っていたガリア人の襲撃や
狭隘で峻険な山道からの転落などによって、象はほとんど全滅してる。
ハンニバルがイタリア半島に入ってからの圧倒的な戦果を支えたのは、
ヌミディアや平地ガリアで雇い入れた、熟練度の高い騎兵。
#right(){(326:821)}
**馬匹輸送に最も適しているのは駄馬ですよね?でも戦中には、駄馬よりはアングロアラブばかりを生産していたような印象があるのですが、どうしてでしょうか?
軍馬=騎兵用もしくは儀礼用の乗用馬の主流が、日本の戦中の場合、アングロアラブだったからね。 
サラブレッドもいたけどね。ただまあ、これら軍馬に適した軽種馬ってのはごく少数派なのよ。 

でも、民間には山ほど、いわゆる駄馬が生産されていた。 
戦後だって昭和20年代には農用馬だけでも100万頭がいたという。 
今は日本全体で馬という種が10万頭、うち農用馬は20000頭足らずなんだけどね。 
当時は行政が把握していない馬も含めれば、馬という使役動物がどんだけいたのか想像もつかないくらい。 
これらのほとんどが貴重な軽種=アングロアラブやサラブレッドであるはずがなく、 
在来馬、輸入されてきたポニーなどの小型馬、ベロシュロンなど重種馬がよりどりみどり。 

でも現実には多様な品種の馬が、当時で生産されており、さまざまな使役に用いられていた。 
輸送用としては、育成段階で、用途に応じた種類の馬を必要量を購入して、調教を付ければ良かったわけ。 
大陸でも調達できたのかなってのはちょっと分からんけどね。 

で、なんでアングロアラブばかり生産していたような印象になるか。 
騎兵は時代遅れになってしまっていたけど、軍馬保護の法律も作られていて、 
軽種馬は生産と強化育成を奨励された。 
軍馬の鍛錬・育成という名目で、競馬も継続していた(賭博行為としては禁じられたけど)。 
そういうことがあるから、どうしても軽種馬、その主流であったアングロアラブに目が行きがちになっちゃうと思うんだ。 
#right(){(612:36)}
**大日本帝国陸軍に軍用犬がいたらしいのですが犬種はなんだったんでしょうか? 
>軍犬の犬種と運用方法、実際に軍犬が活動した戦地などご存知な方いたらお教えください 
基本的に、日本犬は軍用としての性能を有するか否かを確認する実績がなかった為、 
海外から既に軍用犬として実績のある犬種が輸入されています。 

陸軍にて軍用犬として採用された犬種は、シェパード種、ドーベルマン・ピンシェル種、 
エアデール・テリア種の3種類です。 

シェパード種は、ドイツが産地で、警戒心旺盛、他人に慣れず、一方で主人に対しては 
頗る忠実従順であり、忍耐強く、記憶力大であることから、採用されました。 
この種の用途は主に、伝令、警戒、捜索になります。 
ドーベルマン・ピンシェル種は同じくドイツ産で、敏捷、活発、怜悧、忠実であることから、 
シェパード種と同じ任務を持っていました。 
エアデール・テリア種については英国産で、温順で臭覚が発達し、怜悧であることから、 
伝令や警戒に用いられています。 

こうした軍用犬の利用については、主に基地や陣地、鉄道などの警備に使用されていますし、 
倉庫などの番犬としても活躍をしています。 

その活躍は主に中国戦線で色々紹介されていますが、人口に膾炙するほど有名なのは、 
満州事変に於ける板倉少佐の愛犬、金剛、那智、メリーの働きぶりや、上海事変に参加した 
第11師団の軍用犬英智号が有名で、前者は戦前の国定教科書にも紹介されています。 
#right(){(617:眠い人 ◆gQikaJHtf2)}
**攻撃力が高い土佐犬や紀州犬は軍用犬は使えますか? 
日本陸軍では使いませんでした。 

「昭和7年、新設された帝国軍用犬協会は登録対象犬種をシェパード、ドーベルマン、エアデールのみとし、 
それ以外の犬種に対して軍用犬籍簿(KZ)は発行しないと規定。 
当然のように、KZ登録犬から購買される軍犬もこの3犬種となります。」 

「【土佐犬】 
大正8年に歩兵学校が土佐犬をテストするも失格。 
昭和15年には、歩兵学校の雑犬軍用化研究で土佐犬ムツ号を採用。 
ムツは警視庁の野犬狩りで捕まった野良犬でした。」 

下記、帝國ノ犬達を参照ください。 
http://ameblo.jp/wa500/entry-10309895169.html 
#right(){(654:霞ヶ浦の住人 ◆ORAm06ellg)}
**日本陸軍の歩兵師団には多い場合で6000頭程度の馬がいたとのことですが、他国の歩兵師団には何頭ぐらいの馬がいたんでしょうか?
米国、英国も大体同じくらいです。
ちなみに、1941年当時でも、米国は2万頭の馬を徴用していたりします。
#right(){(293:眠い人 ◆gQikaJHtf2)}
**米陸軍の編制から馬が消えたのはいつ?
第10歩兵師団(山岳)はイタリア戦線にて騾馬6000頭を編制内にもって 
いました。これは騎兵とは異なり、補給のためですが参考までに。 
アフガンのムジャヒディンへの援助でも使われましたが 
正規の編制内にあるかどうかは疑問でした。騾馬とロバのいずれが 
使われたかについては不明ですし。教範をみると特殊作戦関係には 
荷役獣を扱ったものがありますが。 
#right(){(118:210-211)}
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