「各種拳銃」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
各種拳銃」を以下のとおり復元します。
#contents
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**9mmけん銃のスライドが割れやすいという噂を聞きましたがでまでしょうか? 
>SIGP220が元だから米国での評判どおりならかなり優秀な銃のはずですけど。
割れるほど撃つ機会がないという罠。

ただ、最近CQBもどきの訓練でがっつんがっつん壁とかにぶつけて、それで割れているのカモ。
#right(){(自衛隊板初質スレ14:934)}

P22x系のプレス製スライドは割れる可能性がある。
だもんで現行品はステンレス削り出しの一体構造にアップデートされている。
で、件の9mmけん銃のスライドだが、一応削り出しで製造されているものの、
薄い外皮とブリーチをロールピンで結合するというプレス製と同じ部品構成になっているw
つまり強度はプレス製よりちょっとマシ程度なので割れる可能性もあるのではないだろうか

**「44マグナムを打つと肩が抜ける」「手首を捻挫する」なんて言うウワサをよく耳にしますが、これは事実なのでしょうか?
グァム島に行って、44マグナム弾を、実際に撃った事がありますが、
9ミリ弾に比べて、銃身の跳ね上がりは凄かったです。(発射音も凄かった...)
しっかり握って撃たないと、手首を捻挫するかもね...
#right(){(15:287)}

**自衛隊が使ってる9mm拳銃って9発しか撃てないんですよね?オートマチックなのに少なすぎじゃないですか?改善しないんですかね?
オートマチック拳銃のマガジンってグリップ内に入ってるでしょ? 
装弾数多くすると(P220はシングル、P226はダブル)太くなっちゃって握りにくくなっちゃうの。 
拳銃持つクラスの幹部って背の低いオジサンが多いから手も小さいんよ。 
あと10年以上過ぎたら変わるかね?
#right(){(自衛隊板初質スレ100:215)}
**南部14年式、パパナンブ、ベビーナンブってナニがどうなの?
南部14年式
南部式自動拳銃・乙を改良し生産し易くしたモデルが14年式拳銃である。
口径は8mm 南部式自動拳銃のものがそのまま転用されている

南部式自動拳銃
口径8ミリ 装弾数8発。明治38年南部麒次郎は開発
陸軍の採用にはならず輸出・民間用に造られた木製のホルスターを銃床として付けられる甲型と
普通の拳銃である乙型があり甲型が約2400,乙型が約10300挺生産されただけである。

南部式小型自動拳銃
装弾数7発。口径を7ミリにした縮小版
通称「ベビーナンブ」 生産数は約6500挺
#right(){(7:367)}
**デリンジャーについて聞きたいんですが。
>・弾はどの様な?
>・殺傷力はどの程度?
>・射程はどの程度?
デリンジャーってのは小装弾小装弾の小型拳銃の総称なので、単に殺傷力と言っても
一言では言えないと思います。たとえばアメリカンデリンジャーが現在発売している
モデルは22口径マグナム弾を使用しますが、至近距離なら防弾ジャケットを貫通する
事もあるとか。その一方、西部劇に出てくる昔ながらのデリンジャーは頭部に当てな
いと致命傷を負わすのは難しかったそうです。

射程に関しては…資料が無いのでなんとも言いかねますが、10センチたらずの
バレルで射程が稼げるとも思えないのでおそらくたいした距離では無いと思います。
#right(){(2:611)}

以前も書きましたが、正式のコルトデリンジャーは本来単発です。
有名な縦二連のはレミントンの「デリンジャータイプ」ですね。

1870年頃のコルトのデリンジャーは単発、.41口径。銃身長(6cm)と
グリップ、反動を考えると有効射程はなきに等しいものだったと
思われますが(なぐれる距離が限界??)、殺傷力は十分あったでしょう。

後のレミントンのデリンジャータイプ(4連発)は.32口径。これも
当たる距離ならたぶん殺傷力がありそうです。どれも銃身長が
短いですから、口径でかせぐしかありません。22口径だと確かに
つらいかも。

http://www.fineantiquearms.com/CatAPG3.htm
に各種デリンジャータイプの写真がありますが、本当にさまざまなものが
まとめてデリンジャーと呼ばれています。

http://www.iar-arms.com/deringers.htm
は開祖デリンジャー氏の物語から始まるサイトですが、これによれば
最初のデリンジャーピストルは1861年に作られ、.41口径であったと
されています。

後にコルト社が1959年にレプリカを作った際に.22ショートとして作成
されました。安全性、製作の容易性、弾薬の入手しやすさ、安さなどを
考慮したのだと思います。あの銃身長で.22ショートでは、確かに殺傷力
には疑問があります。まあ、実用で持つ銃では既になかったということ
でしょう。

デリンジャーの正しい使い方は「なぐれる距離ならデリンジャーで殴れ。
届かない距離ならデリンジャーを投げつけろ」だ、というジョークを
聞いたことがあります。
#right(){(2:612)}

**ロシア製の純物のトカレフならそれなりの性能はあるのでしょうか?
ソヴィエト製のオリジナルのトカレフは精度が高いらしいよ!
#right(){(19:名無し海兵隊員)}

**カンプピストルについて教えて下さい。
ワルサー社で生産された26.65ミリ口径の信号拳銃から発達したものです。
1942年に近接戦闘用緊急兵器として、小型の榴弾を発射できる特殊銃が開発されました。

これは戦闘拳銃「カンプ・ピスト-レ」と呼ばれます。
信号拳銃は単に信号弾を発射するだけなので、ライフリングはありませんが、
命中率向上のために、銃身にライフリングを施して、外装式に専用榴弾を装填し
発射するものでしたが、有効射程90メートルの割に大した威力がありませんでした。

更に開発が進められ、突撃拳銃というものが生産されました。
これは信号拳銃と両用で、信号拳銃と使用される場合は、銃身内にライナーを挿入します。
折り畳み式銃床、水泡式水準器を用いた照準具が付いているので、少しは命中率が向上しました。
#right(){(31:眠い人 ◆ikaJHtf2)}

**命中率、装弾数、メンテナンス性、強度、信頼性など様々な角度から総合的に判断して、これは良いと思われるコンバットオートを教えてください。
それは、何に重点を置くかです。
9mmを多弾数で持つか、45あたりを少数持つかにもよります。拳銃って個人の好みにも
よるので。前者ならグロック17・SIG226.後者ならカスタムしたコルト45だと思う。
大きさに拘らないなら、H&K Mark23かなぁ?

個人的には、コルト45の多弾数版を、さらに自分で使いやすくカスタムしたのが最良?って気も。
#right(){(33:583)}

**ベレッタM-93Rのようなフルオートないしはバースト射撃が可能な拳銃の英語での呼称は「マシンピストル」で良いのでしょうか?
ドイツではMkb(マシーネンカラビニエール・機関騎兵銃)として今で言うアサルトライフルを生産してましたが
ヒトラーが良くわからない理由でコレの生産を禁止しちゃいました。
でも前線ではこの銃の需要が非常に高く、しょうがないので
これはアサルトライフルではなく機関拳銃(マシーネンピストーレ=MP)だ、
ということにして生産を続けました。

っつーわけでドイツの機関銃をMPと呼ぶのはただの方便です。
#right(){(35:741)}

**ブローバック銃のバレルは簡単に交換できるものなのでしょうか?
一般的なオートマチック拳銃であれば、バレル・フレーム・スライドを分解(通常分解:
フィールド・ストリッピング)するのはそれほど難しいことではなく、特殊な工具を使わず
にちょちょいと出来るはずです。

ベレッタM84についても、M92Fと大差ないメカニズムだったと記憶しておりますので、
マガジンを外す→テイクダウンレバーを下げる→スライドを抜き取る→スライドから
バレルを取り外す といった一連の作業でOKではないかと。
#right(){(37:ちゃぎ ◆O6.vzjpM)}

**SIG SAUER P229はP226の小型・安価版ですがやっぱり反動とかも小さくなっているのでしょうか?
P226と229では全く違います。
P226の小型版はP228です。
P229はP228とサイズがほぼ同じですが、P226/P228が9mmの弾を使うのに対して
P229は40S&Wという弾を使用します。この弾は9mmより強力なものです。
ですから、P229はP226より反動は強いですが、あくまで別物であり、小型・廉価版ではありません。
#right(){(38:151)}

**22口径、38口径、9㎜パラベラム、45口径、357Mag,44Magのストッピングパワーと反動と使い勝手について教えて下さい。
40grの22Rem.Jet(使ってる銃を聞いた事がないが)でMEが538
ft・lbs(以下単位省略)。22ショート(29gr)で69、22LR(40gr
)で112。38口径は380ACP(95gr)で192、38Spl(158gr)で257。

 9mmパラ(116)は350。45口径は45Colt(255)で414、45ACP(
230)で373。357Mag(158)は535。44Mag(240)は971。

 反動は銃の構造や重さで違うからなんとも言えん。357を短い銃身の銃で撃つ
と12ft・lbs程度、同じ銃で38splを撃つと半分程度と聞いた。
#right(){(41:90)}

**アーティラリーって、シビリアンに対して軍用モデルって解釈で合ってますか?
砲兵モデルって意味です。軍用ならミリタリー。

あるいはピストルとかのことかと思いますが、砲兵用に 
ライフル代用(とはいかんが)的に長銃身、長射程の 
ピストルが開発されてた時代があったかと。
#right(){(41:690-691)}

**漫画シティーハンターで主人公や敵がマグナムを片手で撃ってますがそんなこと現実にできるのですか?
まぁ、撃つこと自体は出来なくもない。それなりに腕力と握力がある人なら。
もちろん反動吸収は片手なので、相当しんどいですが。

命中率も当然落ちます。訓練すれば近距離の命中率はそこそこにまではなるけど。
まー、何か事情があるわけでもない限り片手の意味はないですな。
#right(){(43:411)}

**ブローニングHPにはシングルアクションオンリーのものは存在したのでしょうか?
シングルアクションしか無い筈。1935年の古い設計の銃です。最初 
のダブルアクション自動拳銃として有名なのはワルサーP-38。
#right(){(48:892)}
後付けDAなら確かに存在するが、基本的にSAオンリーだよHPは。 
だからこそ評価されてる。
#right(){(48:894)}

**デザートイーグルって象を倒せるんですか
世界最大の拳銃弾、.50AEをつかうデザートイーグルですが
不可能ではないですがちょっと厳しいでしょう。
当たり所によって運が良ければ、としか答えられません。

象を一発ないし数発で倒すには、人間の肩から撃てる限界ぎりぎりの
大口径弾が使用されます。いわゆるエレファント・ガンと呼ばれる銃です。
50口径、46口径などの巨大な弾丸を使う単発ないし2連のライフルです。
これでも一発で倒せる保証はありません。
#right(){(52:773)}

**デリンジャーの操作方法はどのようなものなのでしょうか。
工芸品的性格があるため、操作はいろいろです
・トリガーが2つ
・トリガーを奥まで引くと2発目
・トリガーで2発同時
・トリガーを引くたびに交互
など

折り方は、銃身をつかみながら、つかんだ手の親指でで留め金操作系がポピュラーかと
#right(){(58:CCIA ◆vvx6VMwMl.)}

**トカレフと比べてマカロフの性能はどうなのでしょうか?
トカレフもマカロフも一定レベルの防弾チョッキなら全く貫通しません。
それとトカレフとマカロフは全然別物の拳銃で、マカロフはコンパクトかつ低威力の拳銃です。
ただし、日本の警察官はいつでも防弾チョッキつけてるわけじゃないので
通常当たればどのみちやばいのですが。
#right(){(64:288)}

**日本の警察もベレッタとかグロックとか(使いやすいんだよね)にすれば良いと思うのですが
リボルバ(回転式拳銃)というのは、動作不良が少なく信頼性が高いので、「ダメ」って訳では
ありません。
むしろ、日本の警察みたいに「あまり弾を撃たない」場合であれば、確実性が優先されます
ので、リボルバを使う方が現実的という話もありますし。
#SATのように、特殊な任務に就く場合はこの限りではありませんが。
#right(){(64:ちゃぎ ◆m6O6.vzjpM)}
お巡りさんが持ってる銃は始終使う物ではありません。
毎日毎日西部警察みたいに撃ち合いをやってる警察署なんて、
日本中探したってないでしょう。でも、必要な時が発生する可能性はあります。
なので、確実にそういう非常事態には撃てないと不味いわけです。

リボルバーは構造が簡単なため確実に作動します。整備もしやすい。
その上、リボルバーは堅牢で壊れにくいのです。
警察用拳銃にはちょうど良いと思いませんか?
#right(){(64:大渦よりの来訪者 ◆KVBzr3neko)}
私服の婦警にオートが支給されているのは、SAT的特殊任務に着くためではなく、単に薄いから。

また、アメリカだって、凶悪犯罪が多発しても、警察内部にオート導入に反対する声は多く、更新が進まない時期があった。
#right(){(64:488)}
ただ、私服の婦警がオート抱いて着く任務ってのは、大抵、女性の要人警護だとか。
そう言う意味では、確かに特殊な任務ではある。
#right(){(64:490)}

**どうしてマグナム500って5連発なんでしょう?
威力が大きいと輪胴を肉厚にする必要があるため、操作性携帯性などとの妥協で
大口径ほど段数が少なくなります
多数の弾を込められるようにする場合も同様となり普通は最大6発あたりとなります
#right(){(66:242)}
口径が極端に大きいリボルバーではしばしば5連にします。
シリンダーを大きくすると銃が大きく重くかさばるものになるからです。
勿論、小口径のもので多く装弾できるリボルバーもあります。
例えばS&W社のM617は22口径で10発装弾のリボルバーです。
#right(){(66:244)}

**APFSDS弾って戦車砲より先に狙撃銃に実用化されたのですか?
いいえ。APFSDSを狙撃銃に使うというのは、対戦車ライフルよりも
後の時代、基本的には二次大戦後の話です。AP、APCR (Composite Rigid)、
APDS、APFSDSと発展したわけですが、対装甲用として開発されたのであり
対戦車砲、戦車砲に使用された方が先です。実験的な小銃用弾薬なら
あるいは存在したかもしれませんが、少なくとも知られてはいません。
#right(){(69:system)}
それはAPFSDSと有翼弾を混同しているものと思います。
両者はまったくベツモノで、狙撃銃用にAPFSDSはありません。
#right(){(69:469)}
対物狙撃銃にはAPFSDSもありますね(例:15.2mm Steyr AMR)。
高速度と低伸弾道で命中率を稼ぐわけです。対人用のライフル口径
(7.62mmとか)で使用されているかどうかは知りませんが・・・
#right(){(69:system)}

**コルト・ガバメントモデルで、シリーズ70や80からM1991A1になったとき、どういう改良が行われたのでしょうか。
ブッシングが昔のようなソリッドタイプになった。
#right(){(69:760)}

**自衛隊の9mm拳銃の製造は終了したのですか?
既に終了しております。
#right(){(75:142)}

**モーゼルM712拳銃のドイツ語での最も正しい呼び方は何なのでしょうか?
例によって外国語の読みをカタカナに変換するのは至難の業ですが、一応、

シュネルフォイヤー(あるいはシュネルフォイア)

が近いかと。挙げられた中ではシューネルフォイヤー、になりますがSchnellを
シューネルと延ばして発音する事はありません。またホイヤー、はhの発音と
考えるべきでしょうから、この場合feuerなのでフォと。
#right(){(82:252)}

**ヒトラーが自殺するのに使用したピストルは何
ヒトラーが自決に使ったのはワルサーP38のワルサー社
から贈られたヒトラーの生誕50年記念モデル。
ちなみに使用弾頭は銀製。
#right(){(82:817,821)}

**7ミリセミオートマグナムとは44口径マグナムのことなのでしょうか?
7ミリセミオートってライフル銃だが。
#right(){(84:410)}
マグナムってのは装薬量の多い弾に付けられる商標ないし通称の一部。
7mmマグナムと言えば7mmレミントンマグナムか7mmウェザビーマグナムを指す。
いずれも狩猟用のライフルカートリッジだ。
#right(){(84:415)}

**44マグナムで世界最大のクマを、胴体に1発で仕留められるのでしょうか?
無理です。拳銃で一発で仕留められるのは、せいぜい大型の猪程度です。

大型獣相手には拳銃では厳しいです。拳銃弾の威力は、
小銃で言えば小口径ぐらいな物ですから、たとえ44マグナムと言えども。
#right(){(84:427)}
クマなどの襲撃に対する防御という点では、
口径44マグナムのピストルは「最低限の保険」だそうです。
#right(){(84:429)}

**ニューナンブには、外さないと射撃できない安全装置はついていますか?
トリガーガード(用心金 引き金を囲むようになった部分)に、ゴム部品を入れてあった、らしいですね。
射撃直前に、引き金にかけた指で、押しはずす、と。
#right(){(87:129)}

**連合軍兵士に人気の独軍戦利品だったルガー拳銃というのはP08のことですか?
ソ連軍少年兵たちがルガー、ワルサー、モーゼルなどのドイツ製の拳銃をライヒスターク
の前で戦利品として掲げてる写真はあまりにも有名。
#right(){(87:225)}

**44マグナムを装備してる軍隊・特殊部隊ってありますか。
軍隊では拳銃の使用頻度は非常に低いですので(将校の護身用とか)、
9mm弾程度の威力で問題無いとされています。
44マグナム弾は、狩猟用のサイドアーム用拳銃弾として、売り出された物ですから
(それでも、手負いの大型獣には威力不足です)。
#right(){(93:635)}

**グロック17はああみえてもサブマシンガンの範疇に入るって本当なんですか?
おそらく17のフルオートバージョン、グロック18の事だと思いますが、
サブマシンガンとは呼びません。フルオートピストルです。拳銃弾を
使用する全自動銃はすべてサブマシンガン、という無茶な分類なら話は別ですが。
#right(){(95:system)}

**ハイパワーという拳銃、銃の機構が旧式なのに、今でも数多くの兵士に高い評価を得られて使われているのは何故ですか?
ハイパワーが好かれている云々は今ではちょっと時代遅れの認識で、
現在ではそんなには使われていない。20~30年程前なら採用国も多かったが。
#right(){(97:81)}
そうか?ハイパワーもNo.3は今でも人気あると聞くぞ。
初期モデルは流石に少数派になりつつあるが。
#right(){(97:84)}
旧式≠低性能だからです。
必要にして十分の命中精度と装弾数(13+1)、簡潔な構造と絶妙
なレバー、ボタン類の配置と、軍用拳銃としての完成度が非常に
高いからです。
ちなみに、「コルト・ガバメント」として有名なM1911も、設計者は同じ
銃器設計の天才といわれた、ジョン・M・ブローニングの作品です。
#right(){(97:85,91)}

**ナカジ大作戦に出てたシュチェッキンって銃は架空の銃なんですか?
スチェッキンなら実在の銃ですよ。フルオート機能を持つ大型オートピストルです。
#right(){(97:名無し軍曹 ◆Sgt/Z4fqbE)}

**パラ・オーディナンス社で製造している、ガバメントのコピー(たとえば40S&Wモデル)は、
>本家ガバに比べてどのような点で優れ、または劣るのでしょうか。
パラ・オーディナンス社の製品は、いわゆるガヴァメント・クローンの中では上物に入る製品。
本家と比べても仕上げが良く信頼性が高い。
その上ダブルカーラム弾倉を使用しているため、ファイアーパワーも十分。

問題なのはせいぜいダブルカーラム弾倉のおかげでオリジナルよりグリップが太く、
少し握りにくい事くらいか。
#right(){(99:410)}

**グロック17拳銃はデコック操作をする場合どうやるのでしょうか?
デコックしません。する必要もないでしょう。
#right(){(101:97)}
どうしてもデコックしたいときは
まずマガジン抜いて薬室に弾あったらそれも抜いて
スライド閉鎖させてトリガー引いてドライファイア。
これ以外のデコック方法はない。
#right(){(101:102)}


**デリンジャーって、一度に二発発射されるんでしょうか? 
ご質問の物はレミントン・ダブルデリンジャーの事ですね 
これは撃鉄部分に組み込まれたラチェットとカム機構によって、 
一度撃鉄を起こすごと打撃位置が上下に入れ替わり、 
一回に一発づつ、連続で二発撃てるようになって居ます 

因みにデリンジャーとは、元々一つの商品名で、 
衣服のポケット等に隠して使う、単発で小型の拳銃の事です 

たった一発ながら至近距離では十分な威力が有るので、 
護身用に重宝し、時に暗殺事件の凶器ともなりました 
事実、リンカーン大統領暗殺に使用され、 
デリンジャーと言う名前が小型の護身用拳銃の代名詞になりました 
ポケットに隠して持てるサイズでありながら、二発撃てるダブルデリンジャーは、 
当時多数出現した類似品の一歩先を行き、 

今ではデリンジャーと言えばこのレミントン・ダブルデリンジャーを指す様になりました 

その後登場した、超小型のリボルバーであるノースアメリカンデリンジャーや 
ポケットサイズで.357Magnumを四発撃てるCOP.357Magnumと並んで 
護身用拳銃の定番商品として今でも人気があり、 
生産され続けて居る様です。 
#right(){(563:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
**ヴァージニア大の拳銃乱射事件で犯人はグロックで60連射したそうですが、グロックってそんなに簡単に連射できるのですか?
>それとも徴兵制度のある韓国人のような兵役経験者にしかできないこと?

一月も射撃場に通って訓練すればできるだろ。
それに犯人は兵役経験者じゃないぞ。
#right(){(初心者スレ365:414)}

32発弾倉を含めた多数の弾倉を用意しての犯行です
またグロックは操作も簡単で弾倉交換も容易ですから
特に兵役等で訓練を受けなくとも、連続して射撃する事は可能です。
#right(){(初心者スレ365:417,三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
**トカレフみたいに貫通力の高い拳銃がメジャーになれない原因はなんですか?
銃創は貫通するより体内に留まった方がダメージがでかいから。 
後、貫通力の高い銃弾ってのは基本的に専用弾薬で主流から外れたものが多い。 
補給や弾薬の融通の面から忌避される傾向が大きい。 

トカレフ自体は貫通力が高い拳銃でもなんでもないです。 
スティールコアの銃弾を使った場合に貫通力が高くなる、というだけの話。
#right{(496:467,468)}
**ガスブローバックで一番面白い(反動が強い)ハンドガンは何ですか?
デザートイーグル
#right(){(6:219)}
**デザートイーグルですが、元々は軍・警察用に開発されたとの事ですが、ここで疑問を感じました。 
>デザートイーグルを軍・警察で使用するとしたら、開発者としてはどういう状況で役立てると考えていたのでしょうか? 
>火力が欲しければ突撃銃や短機関銃がありますし、携帯の容易さなら9ミリ弾や38sp弾使用の銃が普及しているのではないでしょうか? 
>それらの突撃銃・短機関銃・普及している既存拳銃に対抗するだけのセールスポイントって何でしょうか? 
>私はデザートイーグルは銃愛好家向け拳銃だと勝手に思っていました。 
デザートイーグルは原設計は確かにIMIですが、それは米国のマグナムリサーチ社の発注によるもので 
IMI社のネームバリューを利用する為の企画である事がわかります。
つまり「あのイスラエルのIMI社が開発したスゲー威力のマグナムハンドガン」と言う売り文句の為であって 
実用的な面で言うと、狩猟用のサイドアームや大威力マニア、所謂マグナムフリーク向けに造られたものなのです。
#right{(505:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)} 
**最強の拳銃はデザートイーグルですか?
威力の点で言えばS&WM500が現在量産されている拳銃ではトップクラスですが
一言で「最強」と言っても威力の概念が複数あるので一概には言えませんね。
またこれらのハイパワー・ハンドガンの存在意義とは、
実用性を無視し、発射される弾丸の威力に対して拘りを持つユーザー層が
一定の割合で存在し、充分に採算が取れる市場規模であるから、としか言えません
#right{(359:852:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s )}

WW2のドイツ軍は対戦車拳銃なんてゲテ物を作っていた
http://earth.endless.ne.jp/users/mac0115/doitugunn55.html
http://www.h5.dion.ne.jp/~gun357/kampfpistole.htm

ツェリザカという6キロもある怪物みたいな拳銃もある
http://www5f.biglobe.ne.jp/~ssbohe/ranged_zeliska.htm
#right{(359:853,857)}
**モーゼル拳銃って1000mの照準が付いてたって聞いたけど、そんな距離で当たるんでしょうか?
実質的な有効射程は200mから300mですが、弾丸そのものの飛翔する距離は1000mを超えます 
その距離では狙って当てるよりも、弾丸をバラ撒くと言った風情ですが、当時の流行として、 
小銃並みの射程が望めて軽便な、小銃に準じた火器としての用途を目論んで装備されたものです 
FNのハイパワーピストルも同様に、当初は長射程の可変照尺を備え、着脱式の銃床を装備可能としていました。
#right{(507:913:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
**現在一番大きい口径を使ったハンドガンが知りたいのですが
オーストリアの Pfeifer Zeliska リヴォルバー。 
なんと60口径(15.24mm)の猟用マグナムライフル弾を使用する。 
もっとも、この場合使用する弾は拳銃弾ではなく、リヴォルバー拳銃というよりは
「ライフルがリヴォルバー拳銃の形状をしている」ようなものなので「拳銃」の 
分類に入れていいのかは微妙。 
#right{(532:215)}
**なんでブローニングさんはコルト社じゃなくて、ブローニング・ハイパワーをFN社に作らせたのでしょうか?
FNハイパワーピストルはJ・ブローニング氏がもともと縁のあったFN社で最後に設計した銃です
一部設計が未完成のままブローニング氏が死去し、FN社の技術者が後を引き継ぎ完成しました。
#right{(353:807,三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
**オートマ式の拳銃って、スライドの部分をがっちり掴まれたら撃てなくなるんですか? 
遊底(スライド)が一定距離後退すると引き鉄と撃鉄の関係が絶たれます、
この距離以上に遊底を後退させた状態で固定すれば発砲が不可能になりますね
またダブルアクション機構の組み込まれた回転式(リボルバー)拳銃は
撃鉄が倒れた状態であれば回転弾倉を固定する事で同じく撃発不能になります。

これは先般実際の発砲事件で実践され、犯人の発砲を妨げ被害を防いだ事例があります。
#right{(351:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
**Beretta M8000 Cougarにロータリーバレル機構が採用されたのは 
>「プロップアップ機構と比べて、銃身のブレを抑えることで弾道が安定するため」なのか 
>「プロップアップ機構のM92FSではスライドの耐久性に問題があったため」なのか 
>どちらが正しい、あるいはどちらを主体とした理由だったからなのでしょうか? 
>また、ロータリーバレルとロテイティングバレルの違いはどのようなものでしょうか? 
ロータリーバレルとロテイティングバレルは、どちらも結合解除の為に 
銃身そのものを回転させる機構を差した言葉で、 
設計者やメーカーによって表現が異なるだけで、ほぼ同じ機構です。 

M92Fは、遊底のロッキングブロック部分が肉厚が薄く、耐久性に劣り 
破損事故が懸念された為、遊底が破損して分離しても 
遊底後部が射手に向かって飛んで来ないように、撃鉄軸の頭部を 
大きなものとし、遊底の脱落防止の機能を付加されM9として採用されました 

この欠点は遊底の強化された、いわゆるブリガーディアスタイル 
またはドルフィンスタイルの遊底の開発によりほぼ解消しましたが 
M92Fの銃身は命中精度に影響を及ぼす可動部の動作が直線的になっていますが 
この利点を失わないで強度と精度を確保を模作していました。その結果、 
基本的な強度不足の問題を解消するためにロテイティングバレル機構を持つ 
M8000クーガーモデルが開発されました、さらにこれはM9000の開発へと繋がります 

今後、ベレッタ社はこのM9000やそれを基本にしたPX4を主流とするようで 
つまりプロップアップの欠点を解消したこの機構が優れている証左となります 
#right(){(552:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
**40S&Wは、どうして威力が高いのですか?
.40S&Wはかつての10mmAUTOの薬莢を短くし.357Mag並みの威力から扱い易く落としたものです 
それでも9mmPARAより良好な阻止威力を保持しており、警察等の法執行用に急速に普及しています 
#right(){(348:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)} 
**二次大戦中の外国の拳銃で94式並に最悪な拳銃があったとか
WW1~2のイタリア自動拳銃「グリセンティM1917」。
構造そのものは当時にしては悪くないのだが、
弾がグリセンティ専用弾、9mmパラと全く同寸で30%ほど装薬量を減らした減装弾だったため、
誤って普通の9mmパラを使うとスライドが吹き飛ぶ危険があり、
事実、自分で自分を射殺したイタリア兵もいた。
#right(){(347:873)}
**mk23ってマガジンチェンジやりにくいとか不のイメージが結構強いですが、そんなに失敗した銃何ですか? 
Mk-23は元々SOCOMからの特殊な仕様要求に応えて開発されたもので 
その基に成ったUSPの方がバリアントに.45ACPのものが追加され 
民間用としては大きく重いMk-23は市場においてその価値を失いました 
また当初の目的であった軍事作戦での使用も、その後の米軍の方針転換により 
今後の調達が見込めない事態になった事から、商業的には失敗作である、と言えます。 
#right(){(575:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
**自衛隊の9ミリ機関けん銃が〇〇式機関けん銃って命名されてないのは何故? 
ミネベアの9mmけん銃に毛が生えた武器だから、だそうです 
SATなどで採用されたMP5Fも同様の理由で9mm機関けん銃と呼称されていますね
#right(){(336:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
**コルトガバメントのスライドストップ用の穴(?)の後ろにあるもう一つの小さい穴は何のためにあるのでしょうか?
>http://city.hokkai.or.jp/~otomihsi/novel/gun/government.jpg
それはテイクダウンノッチ、と言う切り欠きです
M1911は通常分解時にスライドストップを抜く事でスライドグループとフレームに分解出来ます
スライドストップを抜くには切り欠きとスライドストップの指掛け部分を合わせて引き抜きます。
#right(){(334:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
**ドイツの古い銃って、ルガーP-08ワルサーP-38だとかMP-38だとか、やたらと銃身が剥き出しだけど何で? 
>発砲したら銃身が熱くなるから火傷しちゃうかもとか考えてなかったの? 
銃身が露出しているものは、遊底部分を薬室後方に集約しているので、 
重量増加を嫌って、銃身保護などは最低限になって居ます。 
初期のボーチャードピストルやマウザーピストルがこの様な形式に成って居て、 
矢張重量の点で不利で、また小型化が困難でした。そこで遊底部分に着目し、 
銃身の周囲に復座ばねを配置し、前後に長い遊底による銃身の保護と、閉鎖機構の簡略化に成功しました 
その過渡期の製品がワルサー社のP-38で、復座ばねは薬室後方の遊底内部に内蔵しています 
これをさらに近代化したものが、ベレッタ社のM92系列で、復座ばねは銃身の下に配置されました 
これはM1910からM1911に至る課程で確立された設計手法で、銃身の保護は副次的なものです。 
詰まるところ、飽くまで設計合理化により、一つの部品に複数の機能を持たせた結果でした。 
#right(){(592:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s )}
**南部式自動拳銃の(甲)と(乙)ってどう違うんですか? 
南部式自動拳銃の甲型は、マウザーC96のようなホルスターストックが付属したもので 
乙型は通常の皮製の拳銃嚢(ホルスター)が付いていました 
ストックホルスターのようなものは、当時の軍用拳銃には標準的装備でした。 
#right(){(598:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
**エンフィールドの自動排莢装置って、便利ですがどうして他の銃は真似しないんですか?
>特許でもとっているんでしょうか?
エンフィールド式拳銃の排莢方式は、S&Wなどがスコフィールド型などでも普及させており 
比較的威力の弱い弾薬向きの上方展開式(トップブレイク)の分割フレームを採用しています 
この方式は一度の操作で薬莢を全て排出できる利点がありますが、弱装弾向きで 
軍用拳銃としては威力不足で、このまま弾丸威力を向上しようにも 
フレームの強度が大いに不足していました。 
またS&Wのハンドエジェクターモデルで、強度をとりやすく、素早く再装填可能なソリッドフレームと 
スイングアウト式機構が登場し、以降これが回転式拳銃の主流と成りました。 
なので特許云々よりも、その後の売れ筋からは外れた為に、 
同じ構造を取る物は少なかったのです。
#right(){(600:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
**M1996A2はダブルカラムであり装填八発ですが、グリップがM1911に比べて特別太く短くなっているような風には見えないのですが、これはジグザグが緩やかになっている所為だからですか? 
>それから、ハイキャパ=ダブルカラムで合ってますよね? 
M1996A2は、シングルコラムのM1911派生モデルですね。 
通常のM1911A1の七発に一発の余分がありますが 
これは純正のM1911A1マガジンのボトム部分が特別製に成っていて 
弾丸押さえ(マガジンフォロワ)を一発分下に下げる事が出来ます 

また本来、M1911のハイキャパシティとは、上記の八発弾倉よりも長い 
10発弾倉の事を指して居ましたが、M1911のダブルコラム形式のモデルの登場により 
これを特に「ハイキャパシティ」と呼称する様に成りました。 

ちなみにM1911用の弾倉は、シングルコラムで三十発の容量を持つ 
物凄く長いものも、かつてはありました。 
これは極初期の航空機などに持ち込み、対空戦闘をする物だったそうです。 

追記すると、所謂「ハイキャパシティーM1911」は 
マコーミック社やパラ・オーデナンス社始め数種類ありますが 
日本でよく見られるものはSTI/SV社のM2011と呼ばれるものが主流です。 
#right(){(603:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
**銃口が三つある銃ってありますか?
こういうのならあるよ。 
http://gihren.up.seesaa.net/image/AH-1S_06.jpg 
#right(){(607:337)}
>普通に手で持って使用するような武器はないのですか? 
前出の三銃身式の回転式機関砲の他には、 
ペッパーボックスと呼ばれる撃発機構と銃身を複数備えたものが有ります 
この前装式の銃は、再装填に手間が掛かる欠点を補う目的で考えられたもので、 
単純に発射装置と銃身を複数束ねた構造になっています 
銃身が二本から八本程度まで幾つものバリエーションがあり、銃身を三本、 
すなわち銃口を三つ備えたものもありました。 

またCOPと呼ばれる銃身を四本持ったものもあります 
これはダブルアクション式で、一回の撃発毎に撃針が回転し、 
隣の薬室の雷管を打撃するようになっています。 

重く嵩張り、撃ち尽くすと、再装填に通常の短銃身のものよりさらに時間が掛かる欠点が明らかになり 
ペッパーボックス様の火器は廃れましたが、多銃身式の銃として、散弾銃や護身用の小型拳銃など 
少数が製造されおり、またメタルストームと呼ばれる電子制御の多銃身速射システムに発展しています。 
#right(){(607:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
>銃口三つってあまり使えないってことですか?
使え無い、と言うことではなく、実用的な観点から言うと 
二発が最も無難で使いやすいのです 
またベルトに仕込む小型のバックルガンも薬室と銃身を複数備えたものがあり 
勿論三銃身のものがありました。 
#right(){(607:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
**FNファイブセブンピストルの使用する銃弾は銃の名前通り5.7mm弾ですが、22口径よりも小さいこの弾の、いわゆるマンストッピングパワーはどの程度のものでしょうか? 
いちおう、人体のような水っぽくて柔らかい物体に命中した場合、弾道が乱れて 
弾が横や縦になり、運動エネルギーの全てをぶつけながら体内で停止する‥‥ 
という触れ込みになってる。 
#right(){(323:413)}
この種の弾薬の特徴は小銃弾と拳銃弾の中間的な位置にあります 
拳銃では対処が困難な抗弾装備に対する攻撃力の確保を目指して設計されました 
しかし今日小銃弾をもって対処する戦術が主流となり、個人防御火器としての需要が見込めないのです 
その為同時に開発された同一弾薬を使用する拳銃と共に貫通力のみ突出した中途半端な弾薬とみなされ 
通常の短機関銃よりも使いにくいですが、その携帯性は近接戦闘では有利とされます。 
#right(){(323:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
>一体何故、FN社はこんな拳銃を作ったのですか?
P90を「サブマシンガン」と捉えた場合、同じ弾薬が使用できる拳銃がないと 
P90だけが兵器体系から孤立する。 
なので逆説的というか祖逆的に同じ弾薬を使う拳銃が開発された。 
#right(){(323:416)}
**特殊部隊用の拳銃としてMK23やUSPがあり後継としてHK45が上げられていますが、特殊部隊用の拳銃って普通の銃と何が違うの?
Mk23は米軍のSOCOMピストルの要求仕様を受けて 
USPを元にしてコルトとの競作で開発されたものですが 
主に、耐久性を重視して設計された為、銃本体が大きく重くなっています 
これは拳銃を単独の主武装として遂行される任務等を想定したもので 
軍用拳銃としては異端の存在でもあります、 
その為、一般用に.45ACP仕様のUSP45を改めて開発したのです 
USP45が丁度Mk23を小型化した様な外観を持つのはこのような理由からで 
通常の軍・警察用拳銃や一般向けには、耐久性はそこそこで小型軽量である方が 
市場のニーズに適合するのです。 
#right(){(612:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
**ケネディ暗殺に使われた銃はレミントン社のファイアーボールという銃らしいのですが、調べでも全く見つかりません。
>詳細分かる方いませんか? 
以前テレビ番組で放送された、もう一人暗殺者が居た、と言う説に出てくる銃ですね 
これは現在、XP-100として販売されているものの初期にあったもので、 
.221ファイアボールと言う弾種を使用するライフル弾を使用するハンドガンです。 

「XP-100」「.221ファイアボール」などのキーワードで検索すると出てきます。 
#right(){(618:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
**グロック18cという拳銃で31連マガジンというのを見たんですが、でもそんなに延長するなら短機関銃使えばいいと思うんですが?
グロック18の最大のメリットは通常は拳銃として携帯が可能な点です
これは通常の短機関銃では困難な条件でして
おおっぴらに武器の携帯を誇示出来ない要人警護や秘匿警備等、
いわゆるロープロファイル向きの機材です
なお通常は標準サイズの弾倉を装備し、延長弾倉は必要に応じて装着して使います。
#right(){(317:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
**ブローニングM1935にライフルで使うタンジェントサイトが付いてますが、アレって一体何メートルまで切ってあるんでしょうか? 
この頃の拳銃は、弾丸の飛んで行く範囲を有効な(弾幕を張れる)射程距離とし 
タンジェントサイトなどにその距離を表示する事で、「この距離まで弾丸を届かせられるよ」 
と、言ってみれば商品価値を強調する為にこのような照尺を取り付けていました 
また、このM1935も、それ以前のボルクハルト(パラベラムピストル)、マウザー拳銃等には 
有効射程を100mから200m程度まで延長可能な着脱式の銃床が用意されており 
ピストルカービンとしての用途も、当時は主たるものだったので、その時期においては 
可変照尺は標準的な装備であった、と言う事もあります。 

追記しますと、拳銃用の照尺は商品にもよりますが800mから1000m程度となっています 
ハイパワーピストルでは500mとなっています。 
実際其処には弾丸は取り合えず届くだけで、狙って当たるのは精々100m以内で 
それも銃床を装着してやっと、と言うのが実際ですが、それを持った兵士にとっては 
士気を鼓舞する効果だけはあったでしょう。 
#right(){(623:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
**グロック17とグロックG17の違いはなんでしょうか?? 
Gはグロック社を示す記号で、基本的にモデルナンバーのみで識別します 
表記する時は「G17モデル」または「グロック17モデル」と何れかになります 
Gをグロックと表記するかどうか、の違いですね。 
#right(){(623:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
**デザートイーグル50AEは実戦では使われていないのですか? 
一発の威力は絶大ですが、連射出来ない(当てられない)ので実戦での使用は敬遠されます。 
#right(){(316:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
**M1911って装弾数7発なんですが少なくて困ったりしなかったの? 
M1911は、現在八発の増量弾倉も普及しており、最低限度の火力を保持しています 
必要とあればハイキャパシティフレームのものもあり、これは12発の容量も持って居ます 
また、通常拳銃の運用においては、予備弾倉を複数装備し、適時弾倉を入れ替える事で 
必要な弾数を確保します。 

そしてM1911は、S.A.Aの魂を受け継ぐアメリカンオリジナルにして 
超ロングセラーと言う事で、亜米利加人の心に刻み込まれた 
ハンドガンとしてのマストアイテムなのです。 
それ故に亜米利加人が銃器愛好または職業上拳銃を使う時 
必ずと言っても良い程M1911に拘りますし、 
適切に調整されたものは扱い易い良い銃でもあります。 
#right(){(624:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
**26年式拳銃は、ハンマーに指をかけにくい形状になっていますがどうしてあんな形なんですか?
二六年式拳銃は、引き鉄と撃鉄が連動するダブルアクションでのみ動作します 
これは騎馬上からの使用を考慮し、安全の為シングルアクション機構を省略した為です 
ですから撃鉄に指掛けは必要有りませんし、また何かが引っ掛かって 
撃鉄が起きても暴発の危険性があり、非常に困った事に成ります。 
#right(){(618:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
**デリンジャーみたいな小型拳銃は他の国にはないの?
「デリンジャー」と言うのはそれらの単発式拳銃のうちの商品名の一つです 
リンカーン大統領暗殺事件の凶器になった事から有名になった為 
それにあやかって〇〇デリンジャーと言う商品が多数販売されました 
また単発式の拳銃そのものは火薬を使用する銃器の登場にやや遅れて 
懐などに隠し持つ暗器(隠匿武器)として発達して来ました 
前出のペンガンの他、変り種のバックルガン、仕込み銃のステッキガン 
また手の平サイズで数発連射出来るダブルデリンジャーやCOP等があります 
何れも携帯性を重視した小威力の弾薬を使用していますが 
COP等例外的に.357Magなどの強装弾が発射出来るお化けもあります。 
#right(){(626:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
**スイス製M1882リボルバーはローディングゲートを開いた状態で引き金を引くとシリンダーが回転する仕組みですが、ナガンM1887やM1895、コルトSAAの場合も同様の構造なのでしょうか
M1882式リボルバーは、S.A.Aの、装填と薬莢排出に手間が掛かる欠点を解消すべく 
引き金と撃鉄が連動するダブルアクションを採用し、輪胴(シリンダー)を回転させる 
連動機構を利用して、撃鉄が起きないローディングモードを設定しました 
ローディングレバーを起こす事で撃鉄と引き金の連動が絶たれ、 
一方引き金と輪胴は連動する為、装填時または排莢時に引き金を引くと 
輪胴は一発分づつ回転し、装填、排莢操作が早く出来るようになりました。 

これはスイングアウト式のS&Wハンドエジェクターが登場するまでの極僅かの期間 
出てきた過渡期の製品で、それ以前のナガン式やS.A.Aには無い機能です。 
#right(){(636:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
**ローマ法王のジョンポール2世を撃ったピストルは、殺傷力が不十分な物だったんですか? 
>動画では、バッチリ当たっているように見えますが。 
法王ジョン・ポールII世銃撃に使用されたのはブローニング9mm。4発発射したが、 
観光客2人にそれぞれ一発あたり、一発は外れ、法王に当たったのは1発だけ。 
1発で殺そうと思ったら、脳に当たるか、心臓、あるいは大動脈などを貫通しないとダメ。 
ただでさえ当たりにくいピストルで人を殺すのは簡単ではない。FBIの調査でも 
「銃撃戦が予想される場合は片付け火器を用意する」「ピストルは緊急用」とされている。 
#right(){(652:746)}
**ライフル弾を使う拳銃が両津で登場してたんですが何に使うんでしょうか? 
>ストックが無いので反動に耐えられずガチムチ兄貴しか扱えないそうですが 
200m以内の、近距離から中距離での射撃競技や狩猟用途を想定しています 
銃本体は拳銃としては重いので、小銃弾を発射する割りには反動はきつくありません。 
#right(){(657:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
**Mk22では9mmだったのに結局Mk23で45口径に回帰しちゃったのは何故でしょう?
Mk22と、Mk23は、共に特殊任務用途で採用されており、 
減音器を装備している点以外に、共通点は余りありません。 

またMk22採用当時、米軍の制式拳銃はM1911A1でした。 

ヘックラーウントコッホMk23は別名SOCOMピストルと呼ばれる通り、 
亜米利加の特殊作戦司令部の要求仕様に沿って設計されており、 
その要件として、.45ACPを使用する事、自動装填式である事、 
ダブルアクショントリガーを備える事、そして高い耐久性そ備える事と、 
各種のアクセサリを装着可能である事、「拳銃を主武装とした任務に適合」する事、 
等が求められ、USPを元にした本銃Mk23、コルト社のダブルイーグルを元にしたSOCOMピストル 
これらが提出され、コンペティションの結果、Mk23として採用されました。 
#right(){(658:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
**Mk23って何が悪かったの? 
>無駄にでかいからサイドアームには向かないってだけ? 
Mk-23は当初より、拳銃を主武装とした特殊任務向けに開発されたものです。 
その為補助火器(サイドアーム)としては過剰な耐久性とそれに伴う大型化により、 
サイドアーム用には原型のUSPを発展させたP30が新規に開発される事になりました。 
#right(){(664:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
**M1911を握ったとき親指の付け根からグリップセフティの後ろ端が突き出ますよね? 
>カスタムとかでよくあの突き出た部分が上向きに尖ってたりするのはどうしてですか? 
グリップセフティの上部の出っ張りは、親指と人差し指の間の水掻きを 
撃鉄(ハンマー)や遊底(スライド)に挟まれない様に突き出ています、この部分をさらに削りこんで、 
可能な限り握把の上部を握るようにする、ハイグリップ加工をすると、 
さらに噛まれやすくなるので、撃鉄を包み込むような形状を取ったものが、 
上向きになった形状で、これを「ビーバーテイル」ビーバーのお尻と呼び、 
M1911A1用カスタムパーツの定番と成っています。 
#right(){(671:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
**発射の際にガスが漏れないようにしたリボルバーがあったと思いますが、あれって意味あったの? 
ナガンリボルバーの本来の目的は、シリンダーギャップから漏れるガスを弾の加速に使うことで 
同じ弾を使った時の初速の向上を図ろうとするものだった 
実際には弾速向上の効果はほとんどなかったのだけれど、 
サイレンサーを取り付けたときの効果が大きいという副次的なメリットが後になって発見されたという経緯がある 
#right(){(671:480)}
**マカロフのデコックレバーってマニュアルセーフティーかねてる? 
マニュアルセーフティーレバーあり 
#right(){(685:511)}
蛇足するなら。 
デコックレバーがセーフティを兼ねてます。押し上げることでデコックされ、同時にセーフティがかかります。 
押し下げるとセーフティが解除され、引き金を引くと重いダブルアクションではありますが、発射できます。 

さらに蛇足すると、マカロフは故障しにくく、構造が簡単なシンプルブローバックで、パーツもよく考えられ、 
頑丈かつ1つの部品が複数の働きをするなど工夫されて、分解組み立ても簡単。 

唯一の欠点は弾の威力がそこそこで、装弾数が少ないことと言われますが、これについては、ソ連の将校が 
次のように答えたと言われています。 

「ソ連の将校がこの銃を使うのは2つの場合だけ。それにはこれで必要十分だ。1つはどさくさに紛れて 
政治将校を射殺する時、もう一つは博打と酒で身を持ち崩して自殺する時」 
#right(){(685:system ◆systemVXQ2)}
**P239をポリマーフレームにしてマニュアルセーフティつけたような拳銃ってない? 
>グロックって出てから30年ぐらいたつけど初期生産品はポリマーがぼろぼろに経年劣化してるってホント? 
P239と同等のコンパクトオートは、多数ありますが、 
ポリマーフレーム、コンパクトオートなどのキーワードで検索すれば答えは出るでしょう。 

またグロックの樹脂フレームは、経年劣化により強度が落ちたりするものがあるようです、 
これは樹脂である以上必ず起きる劣化ですから、現行品の互換部品に交換する事で 
耐用年数は延長する事が可能です。 
#right(){(686:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
**米アリゾナ州での銃乱射事件ですが、1発で議員の頭部を狙撃、あとは支持者たちを乱射して、約20発。これだけの装弾数ならグロック17か18ですね?
最近は、グロック意外にも多数の大容量弾倉を装備したものがあります。 
スミス&ウェッスンにスプリングフィールド・アーモリー、CzにKarARMS、 
ヘックラーウントコッホ、挙げればキリがありませんが、主たるメーカは大体 
20発前後の弾倉容量を持つ自動装填式拳銃をラインナップに持って居ます。
#right(){(俺初質スレ431:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
**アタッチメント無しで装弾数が一番多いハンドガンは何ですか?
今まで販売された物の中で一番装弾数が多いのは
SMGであるイングラムM11A1の民間型セミオートピストルと
同じくマイクロウージーの民間型セミオートピストルのウージーピストル
さらにインターダイナミック社からTEC社に製造権が移ったTEC-9ことKG-9
もう一つB&Tが現在生産しているSPPこと民間型MP-9
これらは原型であるSMGと弾倉が共有になっているので30発で横並びであるが

特殊な例として米国内ではハンドガン扱いになっているパトリオットピストルは
AR-15系のドラムマガジンが流用出来るので最大100連発
またアメリカンアームス社のキャリコピストルは独自のヘリカルフィードマガジンでこれまた100連発であるw
#right(){(259:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}

**チェコスロバキアのCz75はかなり好評ですが、Cz52に関してはどのように評価されているのでしょうか?
CZ52はチェコ軍に正式採用されて、後継のCZ82が出るまで長く使われてるしな。 
命中精度が良くて、トカレフ弾を使うけどチェコは独自の強装弾らしいから、パワーもあっていいらしい。 
軍正式を外れた後、90年代からアメリカにも流れて9パラバージョンも開発されたと。

Cz82はCz52の後継ではありません。Cz82はマカロフ(PM)のチェコ版と 
言えるもので、実際に9×18mmマカロフ弾、.380ACPなどを使用し、 
7.62×25mm(トカレフ/マウザー)を使っていません。中威力の弾薬の 
ため、シンプルブローバック機構を備えています。ただ、H&Kと同様に 
ポリゴナル銃身を備えるなどの先進性もありました。 

コンパクトで使いやすいため、アメリカの麻薬アルコール銃器取締局 
でも採用された実績があります。
#right(){(俺初質スレ710:118-119)}

**ドイツのP08、ルガーの名前の由来は何でしょうか
設計者のゲオルグ・ルガーから、というのが正解です。

会社名だ、というのはアメリカのスターム・ルガーと混同しているだけ。
(綴りからして違うのによく間違える人が日本人にはいる)
弾の名(9mmルガー)はこの銃から付いたもので本末転倒です。
モーゼル・パラベラムとは、モーゼル社で作られたルガー・ピストルの事です。
詳細な経緯は下記URLを。
http://www.lugerforum.com/history.html 
#right(){(56:273)}
ちなみに混同されやすいアメリカのルガーはRUGER。
#right(){(56:276)}

**44マグナムは45口径のことなんでしょうか?それと38口径や45口径は互換性があるんでしょうか?
基本的に違う口径の弾丸は発射できません。
とりあえず、「銃 口径 弾丸」でググってみてください。
#right(){(56:940)}
44Magは44S&Wや44Splのマグナムタイプで、45Coltとは互換性がありません。
弾丸直径で言うと.429と.454ですね。

 357Magは38口径ってのは本当ですが薬莢長が違うので、
38口径(38Spl)のリボルバー拳銃からは357Magは撃てません。逆は可能ですが。
この場合の弾丸径は両方とも.357になります。
#right(){(56:954)}

**ハンドガン FN Five-seveNにセイフティが存在しないのはなぜなのでしょうか?
セイフティがない拳銃はトカレフからグロック、SIG P220系まで
多数存在します。

FN Five-Sevenはオートマチック・ファイアリングピンセイフティもあるので、
落下の衝撃などでストライカーが作動するのをブロックしているので十分と判断され、
即応性のためにセイフティは省かれました。
#right(){(60:117)}
セフティが無いというのはマニュアルセイフティ(人が自分で操作するモノ)が無いという事です。
インターナルセイフティは当然付いてますよ。
世に出てるマトモな銃器で、セイフティの無い銃なんてありません。
#right(){(60:119)}
FN Five-Sevenを使うのはどうせ特殊部隊の隊員など、
高度な訓練を受けた人間だけなので余計な機能は省いた、という話です。
一般向けには販売すらされていませんし。
#right(){(60:120)}
ほとんどの銃には過早解放防止機能とか不完全閉鎖時の撃発防止機能はついて
いるんじゃないデスかねー

なんだかんだ言って、火薬を使って危険な道具デスので、様々な安全装置が組み
こまれているデスね。
#right(){(60:81式●VNMI ◆TYPE81/oDg)}

**ナンブとは人の名前だったんですか?
そうニューナンブの愛称は開発したミネベア工業の前身である中央工業の創設者
でもある南部麒次郎氏から取られている
#right(){(61:機甲自転車 ◆Pasc.VafDc)}

**拳銃の弾で、マグナムの威力が強いのは火薬の種類が違うのでしょうか?
火薬量が多いのです
#right(){(62:787)}

**何で、自衛隊はP220を採用したの?
過去の資料がどっかいってしまってあやふやだが、
45オートに替わる9ミリ拳銃は、自衛隊としてはわりと珍しく、競争が行われた。
国産の(豊和工業だったかなあ・・)拳銃も試作されたよ。
GUN誌に掲載され、結構格好は良かった。
ベレッタM93やS&Wも競争に加わったと思ったが、未確認。

P220が採用された理由だが、一言でいって頑丈で小型だからと思われ。
現代の9ミリ拳銃で、P220は1,2を争う優秀な拳銃。
その点、自衛隊は見る目があった。

旧型のP220はマガジンキャッチがグリップ底部に付いていて、
素早いマガジンチェンジが困難という欠点があったけど、
改良されて親指で押すタイプのマガジンキャッチになった。
その後、SEALSをはじめとする世界の特殊部隊や、警察などで
採用されてる。
記憶に頼ってるんで、間違いあったらフォローよろすこ。
#right(){(62:963)}
ぢつは、世界的に有名なのは改良型のP226だったりする。
#right(){(62:965)}
>国産の(豊和工業だったかなあ・・)拳銃も試作されたよ。
新中央工業(現ミネベア)のニューナンブM57A1

>旧型のP220はマガジンキャッチがグリップ底部に付いていて
旧型っちゅうかヨーロピアン。
(こっちはこっちで人為的ミスでマガジンが落ちることがないとメリットもある。)

>SEALSをはじめとする世界の特殊部隊や、警察などで採用されてる。
これは、P226(米海軍ではMK-24)やP228(米陸軍ではM11)が大半。
#right(){(63:51)}
自衛隊拳銃トライアル参加銃
SIG/SAUER-P220
ニューナンブM57A1
ブローニング・ハイパワー
FN-DA140(なぜか380口径)

自衛隊のP220は今もマガジンキャッチは底部にある。
P226とP228は警察SATが使用中。
#right(){(63:61)}

**Cz75ってかなり好評なようですが、何がそこまで凄いのでしょうか?
当時の原産国であるチェコスロバキアは、東側陣営でしたが、戦前から高性能な小火器を開発、生産していました 
この事から、亜米利加へのCz75の輸入が始まった当時、銃器雑誌等でジェフ・クーパー等の著名なシューターによって 
「ハイパワーピストルをダブルアクションに改良し、SIG P210の高精度を兼ね備えた最高のコンバット・オートピストル」と言う 
お墨付きを貰った事から、輸入9mm自動拳銃としては最高の知名度を得る事に成功しました。 

この成功のお蔭で、最新のポリマーオートと共にCz75を小改良したCz75Bが、ほぼ当時のまま製造、販売されています 
また、タンフォリオやスフィンクス等の他国の銃器メーカーによる廉価なコピーの普及も続いており 
今となっては「コンベンショナルコンバットオート」としての地位を獲得しているようです。 
#right(){(709:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
厳密に言えば、評価が高いのはコスト度外視の品質で生産されたCz75(初期型)であったりするのです。 
(共産主義から資本主義に鞍替えした頃のCz75は低品質であった為、期待はずれな物が多かったそうな) 
そして、一部のシューターからは「グリップがタイトすぐる」などの意見もあり 
一概にCz75=最高とは呼べないのですが、基本設計の出来が良いので 
まともな品質で生産された物でなら、なかなか良い拳銃ではあります 
#right(){(709:36)}
**グロックは当初暴発事故続出でしたが、これはマニュアルセフティ付いてないDAオートならどれでも起こりうるんじゃない? 
>SIGとかのDAオートだとやっぱりその手の暴発は起きないもの?
グロックの暴発事故は、引き鉄の部分に最終安全装置があった 
引き鉄を引く事で解除するという、それまでに余り見られ無かった装備で 
ダブルアクションと比較して、軽く引くだけで解除され撃発状態になるものだった 
つまり、即時発砲が可能な状態でドロウする時に、引き鉄に指が掛かっていると 
銃を持ち上げた弾みで引き鉄を絞る事になり、足を撃ち抜いたりする事故が多発した。 

グロックのトリガーは、ダブルアクションとも違い、半分コッキングされたストライカーを 
僅かにコッキングしてから落とすという方式で動作するため、ダブルアクションと比較して 
非常に短いストロークと軽いテンションで発砲する事になる 
つまりは、引き鉄に指を掛けて銃をドロウする時点で安全ではない操作をしている訳で 
SIGでも同様な事故は、可能性は低いが起こり得ると思う。 
>オーストリアは軍用に使っても問題ないのにアメリカが使うと不具合って
安全装置を解除する動作と、引き鉄を引き発砲する動作が限りなく一つの動作で可能だから 
解除動作は簡単な程良いとされるのでグロックのそれは有る意味理想的ではある 
アメリカの警官が銃を抜く時は、たいてい発砲を前提に抜く 
軍隊では拳銃は抜いてから発砲準備の為にコッキングし、撃ったら薬室は空にしてから戻す 
この違いがある事を踏まえて、警察活動では暴発の危険性が高くなっている 
その対策として、テンションの高い引き鉄バネがオプションで用意されておりまたグロック自体の普及によって、 
その安全な操作法が徹底しているので、最近では殆ど事故の心配は無い。 
#right(){(202:454-461)}
**グロックにはバリエーションが多いですが、マニュアルセイフティのものはないのですか? 
>一部の警察では暴発事故のせいでS&WのM39系やM59系に変えたそうですけど。 
>ないとしたら何でトリガーセーフティに拘ってるのでしょう? 
>マニュアルセイフティにして、かつ所謂「グロック撃ち」というのは理論的に出来ないのですか? 
私の知る限りありません。後付け用マニュアルセフティを売っている業者はあるようですが。 

グロックの暴発は、ホルスターにしまう時にトリガーに指をかけたままの場合や 
ポケットやバッグに裸で突っ込んで、向きが変わってしまった銃を 
手探りで出そうとして用心鉄に指を突っ込んでしまう場合など「間違った扱い」をした場合に起きます。 

銃は安全に作ったから、安全に使いなさい。それができなければ買わないでください。 
というのがグロックのポリシーのように見えます。他の銃との差別性を保つためでもあるでしょう。 
マニュアルセフティでも、かけたまま引き金を引き、あわてて引き金に指をかけたまま 
セフティを外して途端に暴発、といった事故が少なくありませんから、人にセフティがかけられない以上、 
どうやっても限界があるとも言えます。 

「グロック撃ち」が、引き金を完全に戻さずに次弾を撃つ事を指すなら、それは 
トリガーメカニズムの問題で、セフティ機構と切り離すことが可能です。もちろんそうなると 
マニュアルセフティが必要でしょうから、それだけのためにグロックがそんな製品を作るとは 
思えませんが。 
#right(){(708:system ◆systemVXQ2)}
**M1911って何でできてるんですか?(スライドの部分とか)
スライドは鋼です。M1911に限らず、グロックのようなプラスチックの拳銃も、P220のようなアルミ製も、重量が必要なスライドは鋼で作ります。 
M1911の場合はフレームも鋼です。
#right(){(俺初質スレ2049:967)}
**日本の警察の銃だと最初の1発は空砲?
日本の警官のリボルバーは撃鉄が実包なしの位置にあるだけ。
#right(){(俺初質スレ436:293)}
以前は警官に支給される弾は5発という規定があって、米軍払い下げの6連発拳銃にも装弾数は5発だった(暴発防止の意味もある)
でもニューナンブは元から5発装填なので全て実弾だよ
#right(){(俺初質スレ436:295)}


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