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国防関係2 - (2012/10/29 (月) 17:12:41) の編集履歴(バックアップ)



現状日本が「北朝鮮に核の脅威がある以上わが国も自衛の為の核開発を行わざるをえない」とか、明言したら周辺諸国(米、露、中、韓・・・等)はどんな反応をするでしょうか?

何故常任理事国の5カ国以外が核を持とうとすると大騒ぎになるか
考えたことあります?まあ独占したいなんてのもありますが、
核拡散防止条約ってヤシです。
だから核を造る技術があるか、核を持つことをその国の憲法・法律が
認めるかどうかなんてのは全く意味のないことで、持とうという行為、意思が
ゴルァされる対象となります。
ということで孤立や報復を覚悟せずして核を持とうなどと語ること自体ただのアフォですし、
覚悟の上で持とうとするのは更にアフォです。
おもちゃじゃないんで代償をじっくり考えないと。
(47:245)
上の書き込みは間違い。常任理事国以外にもイスラエル、インド、パキスタン、北朝鮮が核保有国ですが、
報復や制裁を受けるのは核拡散防止条約に関係なく西側の盟主であるアメリカの承認を得られない場合です。
イスラエルは同盟国なので核保有発覚後も制裁を受けず、それどころか軍事援助を受け続けています。
インドとパキスタンは制裁を受けました。しかしその後の国際情勢の変化で友好国となり今は核保有承認。
アメリカが北朝鮮の核保有だけ認めないのは、テロ支援国家だからです。アメリカは核兵器がテロリストの
手に渡ることを恐れているのです。
このような国際関係を知らずに、核を持とうと語れば孤立だ報復だと言うのは幼稚を通り越して白痴です。
(名無し三等兵)

壱岐 対馬の防衛体制ってどうなっているんですか

対馬には対馬警備隊という陸自のなかでは特殊な編成の部隊が配置されており、
人員は350名ですが、その長は一佐であり緊急時には増援を送り、連隊規模と
して運用できるようになっております。西部方面隊直轄部隊ですが、第四師団に隷下しています。
壱岐などの島嶼地域に関しては普段は部隊を配置していませんが
(第一、配置できるような場所じゃない)、
これらに関しては西部方面普通科連隊が担当するようです。
(51:187)

自衛隊は対人地雷を運用できないと聞きました。

それだと防御戦闘の時激しく不利になると思いますが、自衛隊ではそのあたり何か工夫でもしているのでしょうか?
対人地雷がなくともほとんど問題ない。
そもそも日本が対人地雷に頼らなければならないような防衛力・状況とは考えにくい。
(51:882)
国土防衛戦における、対人地雷は非常に有効な兵器なんですが
兵力不足に悩む陸自にとって、対人地雷禁止は大きな痛手です
(51:886)

自衛隊でなく、国防軍ではいけないのですか?

日本再軍備で実務の指揮に当たった米軍事顧問団幕僚長フランク・コワルスキー氏の回想録
「日本再軍備」(中公文庫)という本をお読みください
前段の質問について、より深いところまで理解できますよ
まぁ簡単にいうと、少なくとも設立当初の自衛隊は軍隊ではないのです
(52:680)
海自の成立については中公新書(だったっけ?)の「海の友情」に詳しいよ。
(52:682)

日本の情報収集力ってどれくらいのレベル?

収集能力だけでみれば、決して低いものでは
ないと言うのが一般的な見方です。
ただ、伝達系統や、その情報をいかにして活用するか、
という面に、問題があります。
(57:社 聖 ◆DASH/8Egy6)

竹島の上空を韓国のF-16が飛んだら航空自衛隊はスクランブル発進できますか?

韓国空軍のF-16の編隊が竹島上空を飛行している有名な宣伝写真があります
自衛隊は国際関係を刺激しないためにスクランブルはしない、というのはウソで
国際法上、無害飛行でかつ事前に飛行計画が提出されているものに対しては
スクランブルは行いません/する必要がない
(61:700)
竹島は日本のADIZ(防空識別圏)の外に位置するので、竹島上空に未確認機が飛んでいたと
しても、航空自衛隊がスクランブルをかけることはありません。

竹島が日本のADIZ外なのは国際関係に配慮したのではなく、ただ単に戦後直後に日本、韓国、
台湾に駐留していた米軍が担当地域を分けるために線引きしたものをそのまま引き継いでいる
だけだからです。同じような場所として沖縄の与那国島があります。島の西半分は日本のADIZ
ではなく台湾のADIZ下にあります。

ですから、竹島上空を韓国空軍のF-16が編隊飛行していても何の不思議もありません。
{(61:710)

日本の同盟国はアメリカの他にどれくらいあるのでしょうか?

日本が安全保障(軍事)同盟を結んでいるのは、アメリカだけです。
(62:35)

北朝鮮は日本より軍事力がある?

北朝鮮と日本が地続きだったら、多少脅威ですが、
かの国は日本に攻めこめる船も飛行機もありません。
また、兵器全般に言えることですが老朽化しており、
日本海や日本海上空をウロウロしてたら、海自と空自にボコボコにされます。

簡単に言うと、北朝鮮が日本に攻めてきて上陸するというのは現実としてはまず無理です。

ただし、旧ソ連製とそれから発展したミサイルは脅威
(63:13)
たしかに日本が北朝鮮に負けるとは思わないけど、
でも北朝鮮陸軍が船に乗ってドンブラコドンブラコと
日本海を渡ってくるとも思えん。

密入国してゲリラ戦。
コネをたくさん使ってスパイ工作。
そんなところを展開されたら、日本はされるがままじゃないか?
単に北の地上兵力100万という数字よりも、こっちの方が怖い。
(63:27)
何をもって「戦争の勝利」とするか、定義せぬまま論じても不毛なだけでしょう。
北朝鮮が地上軍を上陸させ、ある一定地域を占領し維持したり、空海軍力で
日本を封鎖したり爆撃で屈服させる事は不可能でしょう。
工作員やゲリラで破壊工作をしたり、弾道弾でサミダレ式に攻撃したとしても、
メガトン級の核でも使わないかぎり、嫌がらせやかく乱程度の効果しか期待は
出来ないでしょう。例えBC兵器を使用したとしても、日本が屈服するとは、到底
思えません。
もっとも、日本も北朝鮮に対して爆撃で屈服させたり、地上軍を侵攻させる能力
は、現時点では無いのですが。
(63:33)

日本は法律的な理由で原潜の保有はできないの?

原子力基本法とかあるけど
原潜(というか原子力艦)の保有が無理という答弁がなされたのは
昭和40年4月14日の科学技術復興対策特別委員会での答弁
ここで「原子力基本法第2条があるため自衛艦の推進力として使用されることは現状認められない」との見解が示されている

ただしその後
「推進力として原子力が使用されることが普遍化した場合は自衛艦への使用も可能」
ということも言っている
(276:739)

潜水艦でも「国産は止めて外国から購入すべきだ」という意見があったのでしょうか?

戦後第1号の潜水艦「くろしお」はアメリカからの供与でした。
(元ガトー型SS-261「ミンゴ」)
しかし、くろしお以降は一貫して国産潜水艦です。

日本の場合、潜水艦運用の条件が厳しく、
外国から輸入できる潜水艦と要求性能が合致しないのです。
ドイツやフランス、スウェーデンなどが輸出している潜水艦は近海用の哨戒型潜水艦で、
日本近海で行動する潜水艦としては問題が多かったのです。

1960年代には返還されていなかった沖縄を除いても、
日本列島は縦に細長く、潜水艦が哨戒すべき海域が基地から遠く、
また、日本近海は海が荒れる事も多いので、
上記の諸外国から輸入するのは要求性能に達しなかったからと思われます。
(ただし、潜水艦用AIPエンジンや武装などは輸入してます)
(270:491)
蛇足。
当初から潜水艦(当初は水中標的とされていた)は国産で行く方針でした。
但し、ギャップがありますので、参考にGuppy改造の潜水艦の貸与を受け、乗員の訓練と参考に
しています。
また、当時米海軍が整備しようとしていたSSKを参考にして基本設計を行っています。

ちなみに、当初は手っ取り早く潜水艦を手に入れるために、佐世保沖に沈んでいた波201型潜水
艦を引揚げようと言う動きもあったりしました。
(270:眠い人 ◆gQikaJHtf2)

奄美諸島、南西諸島などは護衛艦の停泊地、対潜哨戒機の発着地としての役割の他に中国の潜水艦の行動を阻む要因となるのでしょうか?

その方面にはSOSUS網という定置型水中聴音機の群れが張り巡らされており、またそれらが
得たデータを解析するセンターもあります。
これらは対潜ネットワークの中核に位置する重要なインフラで、乱暴にいうと対潜哨戒機は
SOSUS網の端末といっていいでしょう。護衛艦は立場的にちょっと違いますが、SOSUS網の
支援を受けるのは同じです。
SOSUS網のあるなしは、護衛艦や対潜哨戒機の多少の多寡を遙かに上回る価値があると
いっていいでしょう。
(154:28)

冷戦時代、自衛隊はソ連軍が北海道に上陸することを想定していたそうですが、

それ(目標は北海道)は正しいのでしょうか?
ソ連から見た場合、補給はどうします?

北海道なら、北方領土、樺太から指呼の間ですし、間宮海峡、宗谷海峡さえ護りきって
しまえば補給は幾らでも受けられます。
新潟なら、補給ルートは日本海を隔てた長大なものとなり、ソ連の海軍力ではなかなか
護り切れません。

正しいか正しくないかと言う二元論ではなく、あくまでも、北海道への侵攻は選択肢の
一つに過ぎませんが、その選択肢でも可能性が高い部類に入ります。

ちなみに、1976年12月9日~14日に宇都宮駐屯地で、栗栖幕僚長を統裁官として実施
した方面隊対抗指揮所演習は、二個師団を下らない戦力の敵が、仙台以北、利根川
以南で侵攻準備中で、12月中旬に攻撃を開始するので、この敵を撃滅すると言う想定
の下、実施されています。

決して北海道だけと言う訳ではないです。
(237:眠い人 ◆gQikaJHtf2)

北海道でのサミットに自衛隊が出動していますが、あれはどういう命令や法律で出動してるんでしょうか?

治安出動?ニュースで見ていたら、早期警戒機まで出動していましたが・・・。
自衛隊法第79条の治安出動待機命令による。
(初心者スレ480:400)


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