駅自動放送

駅自動放送 (えきじどうほうそう)とは、鉄道駅における自動放送のことである。ここではちばドリームエクスプレス(cdx)の駅自動放送について記述する。


概要

cdxでは全ての駅に自動放送を導入済みであり、列車種別・行き先などを含めた詳細な放送も可能である。一部路線では、かつて英語放送も行っていたが、2010年7月にシステム更新により取りやめとなった。
放送内容や言い回しはJRグループのいわゆる「東海道型」に似ている。北部と南部で輸送管理システムが異なるため、言い回しは大きく分けて2つに分かれる。
接近時にはJRのいわゆる「5打点接近音」が流れ、発車時にも短いメロディ(発車メロディ)が流れる。発車メロディに関しては駅発車メロディの項目を参照。

放送内容

cdxの駅では、以下の放送を行う。路線や駅、列車によっては一部の放送を省略する場合がある。
尚、本稿における「北部」とは、ゆめみや線松見坂線うつみな線春前本線埼央線本庄吉川線桜の宮線・茨城県内の各線を指し、「南部」は北部以外の各路線を指す。

予告放送

次にどの様な列車が来るかを予告する放送。一部のローカル線では放送を行わない駅がある。

接近放送

列車が到着・通過する際に流れる放送。原則として行き先→列車種別→両数の順に放送を行い、北部では更に発車時刻も案内する。
南部はJR東海の放送に似ており、乗車口や3駅先までの停車駅も放送し、放送自体も2回繰り返す。一方、北部はJR西日本の放送に似ており、発車時刻と乗車口の案内を行う。1回目の放送が長いため、2回目は「電車が入ります」とだけ放送する。
(例)
  • (南部) まもなく、2番のりばに、高座渋谷行き 区間快速が 10両編成で 到着します。黄色い線の内側へ お下がりください。この電車は、センター北、センター南、中山の順に 停車します。乗車位置は、足元の青色の数字、1番から10番です。(2回繰り返し)
  • (北部型) まもなく、1番のりばに、12時37分発 石岡行き 普通列車が 2両編成で 入ります。危険ですから、黄色い線までお下がりください。乗車口は、青色、1番から2番です。まもなく、電車が入ります、ご注意下さい。

到着放送

列車が到着した際に流れる放送。主に大きな駅で放送するが、当駅止まりでない列車は放送を省略する場合もある。
(例)
  • (南部) ご乗車、有難う御座います。柏、柏です。JR常磐線、東武野田線はお乗換えです。12番のりばに停車中の電車は、沼南中央行き、快速電車です。

停車放送

現在そののりばに停車中の列車が通過待ち合わせや列車交換を行う際、その旨を案内する放送。
(例)
  • (南部)2番のりばに 停車中の電車は、旭行き 快速うみかぜ号です。発車までしばらくお待ちください。

発車放送

列車が発車する際に流れる放送。cdxでは発車メロディが流れた後で放送する。主要駅では行き先・列車種別も放送する。
(例)
  • (南部)1番のりばから、所沢行き 区間快速が 発車します。閉まる扉にご注意下さい。
  • (北部)ドアが閉まります、ドアが閉まります、ご注意下さい。

啓発放送





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最終更新:2010年09月16日 12:46