頭の中にダイナマイト

主な登場人物


あらすじ

映画館へ行った研は、そこで西ドイツの学者・ボルガ博士と出会う。
研は心優しいボルガ博士とすぐに打ち解けるが、直後に博士は怪しい男達に連れ去られてしまう。
拉致現場を目撃したにも関わらず、その後帰宅しニュースを見ていた研は、ボルガ博士が海上工業都市建設の為、吉阪博士ら日本中の学者を集めレセプションを開く事を知る。「連れ去られた筈の博士がなぜ?」研は疑問を抱えつつも会場である宇宙局大ホールへ向かうのだった。
レセプションに乗り込んだ研は他の学者達にそこにいるボルガ博士は偽物、つまりジュラル星人だと説明するが、中々信じてもらえない。
そんな中、研はボルガ博士が鏡に映っていることに気付く。「奴等は鏡に映らないはずだ…すると?そんな、そんな馬鹿な!」
研はチャージマン特有の鋭い耳毛聴覚で、ボルガ博士の頭の中に時限爆弾が仕掛けられていることを知る。
博士を人間ロボットに改造しレセプションを開かせ、日本の科学者達を抹殺するジュラルの作戦だったのだ。
研は直ぐにチャージマンに変装し、スカイロッドでボルガ博士を大ホールから遠く離れた海上へ連れ出す。
しかし背後からはジュラルの円盤が迫り、もはやボルガ博士を救う方法も時間も無く…。

「ボルガ博士、お許しください!」

研は空中戦の末にボルガ博士をジュラルの円盤に投下し、博士もろとも爆破する。
ボルガ博士の犠牲により、その後無事海上工業都市は完成した。
研と吉阪博士は夕日に染まる工業都市を前に、余った尺を稼ぐ為にボルガ博士を追悼するのだった…。

概要


チャージマン研!が如何なる作品であるかを世に知らしめた伝説的エピソード。元ネタは「ゼロの決死圏」か。
このエピソードからチャー研にハマっていた諸兄も数多いことだろう。
迷言「ボルガ博士、お許し下さい!」や、物語冒頭の数十秒にも渡る無駄な映画シーンによる尺稼ぎはあまりにも有名。
このあらすじだけ見るとシリアスなエピソードだと思うかもしれないが、実際はナッククオリティの作画や、独特のテンポの悪さも相まって凄まじくカオスで不条理な物に仕上がっている。
また、ボルガ博士の肩書きは「西ドイツの学者」となっていることから、100年後の未来では再びドイツが東西分裂しているものと思われる。やたらと時代逆行の多いアニメである……


その他名言&ネタ



影響を与えた主な作品リスト

鋼鉄ジーグ (安田達也版)
無敵超人ザンボット3
週刊ストーリーランド 女警部神宮司葉子
ゲッターロボアーク
こちら葛飾区亀有公園前派出所 大阪捜査網!?
戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー 第59話「ブルーティカスの復活」
超人機メタルダー
Project BLUE 地球SOS 第5話「侵略の魔手! G反応炉作動せず! 前編」
最終更新:2017年07月18日 23:17