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― ラステルム王国・城下町 ―
帝国軍隊『 ズ ダ ダ ダ ダ ダ ダ ダ ダ ッ ! ! (完全武装した黒尽くめの軍隊。各々に構えた重火器より火を噴かせ、街中で逃げ惑う民間人たちを襲撃し始める)』
アサギ「ちっ…以前にも増して数が多すぎるっす…!先輩も行っちゃったし…あたし一人じゃどうしようも…!(建物屋上にて自らのガジェット・爆破《 スターマイン 》をどっしりと構え、頭上からの射撃で応戦していたが、次々と止めどなく溢れるように進軍する帝国軍に尻込みしていた) 」
東條希「(象撃ちライフルのみならず対物ライフルを背に、バックアップにはオートマチックマグナムを持ち)あまりにも敵さんの数が多いやね…?(スコープが装着された象撃ちライフルを構え) 」
嵐千砂都「――― ドッ、ガ、ギギギィンッ!!!(ブレイクダンス宛らの踊り荒ぶるようなカポエイラを繰り出しながら帝国軍兵の一部を蹴散らしつつ馳せ参じる) ……遅れてごめん!(アサギたちにコンタクトを送る)みなさん、今のうちに逃げて!(慌てふためく民間人を遠方へ避難するよう促す) 」
ヒロ「うぉりゃぁ!!!(帝国軍兵の1人をチェーンで拘束。そのままハンマーのようにして他の兵達を薙ぎ払っていく) 」
絢瀬絵里「(象撃ち銃弾を発射する見た目は拳銃みたいな代物の銃身を建物の一部に乗せ、帝国軍兵士に向けて発射)この一撃を味わいなさい…?! 」
腹筋崩壊太郎「やーーーーーーーーーーーっ!(自慢の鋼鉄筋肉で民間人を庇い銃弾を弾き返す) 」
ヒロ「千砂都ちゃん!民間人の誘導を頼む!………敵は俺が引き受ける!(バットのハッチが開き、爆弾型ボールを帝国軍兵に連射する) 」
帝国兵士A「(爆弾ボールをの性質を見抜いたのか、通常兵装であるライフルの銃身を握って振りかぶり、グリップに当て打ち返す) ピンッ (それと同時にノールック、片手でバックルに備えたスタングレネードのピンを外し素早く投擲、 弾ける閃光でヒロを始めとするレギュレイターの視界を奪おうとする) 」
東條希「くっ…甘かったやで…!!(切磋の判断で目を閉じる) 」
ヒロ「…なっ、いとも簡単に…!……伏せろ!!!!(閃光が光り出した瞬間一同にそう叫び、目を閉じる) 」
フロール「数が多い……押され始める前に、増援が間に合えば良いけど……『弓剣《シメオン・ボウ》』……起動(アクセラレイト)(高台で帝国軍を睨みながら、弓型の固有兵装を構え……魔力で生成した矢を番え) ―――調子に乗るなよ、黒人形共…!(直後、ライフル弾を遥かに上回る速度の魔力矢を射出。投げられたスタングレネードを、帝国兵士Aの身体事撃ち貫きに掛かる) 」
嵐千砂都「ヒロ君…!?うん、わかった…!(ヒロの言う通り前線から離れ、そのまま民間人たちのバックアップにシフトする) 」
アサギ「なんとか増援が少しずつ来てくれたっすけど…まだ相手には及ばな―――――?(そんな時、軍隊の中に目を引くものを発見したのか眉を顰める) 」
帝国兵士A「 ド ズ (魔力矢が眉間を貫通し即死……かと思いきやバックルから自動小銃を引き抜き絶命の寸前スタングレネードを射撃、無理やり起爆させる) 」
帝国兵士B. C「(スタングレネードが弾ける寸前、兵士Aの背後から二手に分かれ出現、 グレネードの閃光で司会を奪いつつ、ビルの壁を蹴り両端からフロールへ"起爆式"のボウガンを放つ) 」
フロール「っ…!単なる有象無象じゃない、こいつら……!(ある程度予想はしていたのか、スタングレネードの閃光からは視線を外してダメージを避け、高台から飛び降りる様にボウガンの矢の直撃を回避。微かに爆風を受けながらも……)……やる事は、変わらないけど…!(再び魔力矢を番え、空中で帝国兵士Bに向けて矢を放つ) 」
大勢の軍隊、それらを挟むように左右でゆっくりと並走する複数の自走砲。
だが、それらよりも目立つもの――大きな正方形の台車――が中央に存在していた。
兵隊も自走砲も、まるで「ソレ」を守るように陣を形成しているのだろう。
そして、その台車に乗っかっているのは…グランドピアノであった。
アサギ「……ピアノ……??なんなんすか、アレ…?(じっと目を凝らして、兵隊たちに包囲されているグランドピアノを確認していたが、そんな時演奏者の存在に気づいたのか、覗き込むように首を捻る) 」
♪~(銃声に悲鳴…世を脅かす様々な音を搔き消すような音色――殺伐とした状況にはあまりにも不釣り合いなクラシカルミュージックの旋律――が城下町に鳴り渡り始める。)
ガスマスクのピアニスト「 ♪~ (帝国軍隊に引きずられるグランドピアノ。そこには当然、演奏者も存在する。戦場には似つかわしくないピアノ演奏を奏でるのは、そんな演奏にも不釣り合いなガスマスクの風貌をした青年。何もかもがアンバランスでありながらも、彼が紡ぎ出す音色に、濁りはない。そんな彼が手掛けるのは『革命のエチュード』。それはまさしく、進撃を開始した今の帝国軍を表現しているかのようであった―――) 」
嵐千砂都「……うんっ…!これでこの周辺の民間人の避難は完了……!?(ふと振り返った先に迫ってきていた帝国軍。そこから紡ぎ出されるピアノの音色に首を傾げ、そこにあるグランドピアノという異質な存在に目を疑った) 」
ヴェスパー「ロードローラーだァァァァァーーーーッッツ!!!!!!(既に何人も跳ねたのであろう返り血を浴びた車輪を転がし、大型二輪に跨ったまま帝国兵士Cを引き潰しにかかる) ふくだんっちおまたー! ヘイヘーイ私ちゃんに会いたくて泣きそうだったー!?バラード流れてるけど…… えっ、なにあれ戦場のピアニスト……って本当に弾くやつがあるかーい!! 」
アサギ「……この前の隊長格(
リベル)とはまた別の方みたいっすね。大分感性がぶっ飛んでるみたいっすけど…(この状況下で演奏しているガスマスクの青年に軽く顔が引きつり、仕留めるべきか否か悩みだす) 」
帝国兵士B. C「 ドスッッ メシャァァァッッ (フロール、ヴェスパーの即興の連携で同時に撃破され、高台から自由落下する) 」
ガスマスクのピアニスト「 ♪~…――――― (高低するメロディはうねるように、踊るように。美しい音色を奏でることで自身の理想の空間を紡ぎ出す。最高潮(フィナーレ)に達したその時、力強く鍵盤を叩き込んで残響を空に轟かせ、演奏は一度幕を下ろすのであった―――) 」
ガスマスクのピアニスト「………静かにおしよ。私の演奏の響きを妨げないでくれたまえ、レギュレイター諸君。(演奏椅子より立ち上がり、軍隊の前に立ち塞がる面々と言の葉で対話する) 」
フロール「っ……とぅっ!(見事な五点着地法で地面に降り立ち、やって来たヴェスパーとアサギに目を向け)どうも、ヴェスパーさん……もう少し確実に、数を減らしておきたかったんですがね……大物が出て来た…(魔力の矢を生成しながら、ガスマスクのピアニストを見据え)……あの音を真面目に聞かない方が良さそうです 」
アサギ「そんなとこで演奏してないでコンサート会場にでも引きこもっててくれないっすかね…?(屋上から飛び降りてきてはガスマスクと対峙する)……ゼレオロスの…例の軍団長っすか…?(睨みつけながらガジェットの銃口を突きつける) 」
ガスマスクのピアニスト → 03《 ハーロム 》「ノンノン。(否定の意を込めて指を左右に振る)私はその軍団長直属の精鋭部隊『遊撃隊《 アサルト 》』の一人。今、名乗り出でましょう。(そう言うと胸元に添えられた赤い薔薇を手に取り、捧げるように突き出した) 私は『 三(ミツル) 』。またの名を、『 03《 ハーロム 》 』。ゼレオロスに身を捧げる、高貴な戦場ピアニスト――― 」
[[ゼレオロス帝国]]・遊撃隊《 アサルト 》 ―――― 03《 ハーロム 》 / 三(ミツル)
嵐千砂都「
遊撃隊《アサルト》……?そんな部隊が向こうに存在していたなんて、聞いてないよ…!もしかして、先日の襲撃事件で私たちを警戒して、特殊部隊を繰り出して来たんじゃ…!? 」
ヴェスパー「やー突然のことだから広範囲兵装用意できなくってさ―っ マジごめちょね、サービスすっからゆるゆるしてー?(なれた手付きでフロールのガシェットを素早く整備しながら) まあそら聞いてないことだらけなんだろうけど……「七帝軍」とかなんとかじゃないって……?どー見てもボス格のムードじゃん?更に上いるとかやんなっちゃうな― 」
フロール「今までの報告には無かった……嵐隊員の言う通り、こいつらが本隊…?なら、やる事は分かり易くて助かる…!(『三』に向けて矢を番え……その顔面に向かって発射) 」
ヒロ「……こいつぁ厄介なのが出てきたな(03を見据え) 」
ヒロ「(しかし兵士が見抜いているとなるとこいつももしかしたら見抜いてる可能性はある…となれば…)(バットの先端からライトセイバーを発現させる) 」
絢瀬絵里「(手首まではめ込むガトリングを装着し)あんまり使いたくはなかったけれど… 」
ハロ「ハロロロロロ…ヤベーゼアニキ 」
03《 ハーロム 》「(一陣の風の如く迫る矢に対し、避けようと構えたり銃で撃ち落とそうとする素振りもなく―――)――― ド グ ゥ ン ッ ! (矢はそのままガスマスクのガラス部を貫き、眉間にぶっ刺さった。だが…)……それにしても…ここの連中ときたら、粗野な輩が多すぎる。私が奏でるクラシックの必要性を誠に理解できていないらしい。私が戦場でピアノを弾くのは、戦士《かれら》のためだというのに…(彼の顔面からは流血は起こらず、刺さったままの矢を平然と引き抜いても淡々と言の葉を紡ぎ出している)」
アサギ「うわ…マジっすか……今のイっちゃったじゃないんすかね…(矢を引き抜いても平然と生きているガスマスクに唖然) 」
03《 ハーロム 》「ですがこれも我々『帝国』の理想の為です。貴方がたに至高の一曲を送りましょう。一度聴いたら死ぬ曲―――「死の狂想曲」を。(再び椅子に腰かけるとグランドピアノの傍に立てかけていたミニミ軽機関銃を手に取る) 薔薇に彩られた悪意と悲劇の幕開け…―――― "踊り狂え、遊楽なるままに" (片手に握られていた薔薇を遥か頭上へと投げ捨て―――)―――― パ ァ ン ッ (自身の軽機関銃で打ち抜き、花弁を撒き散らせた) 」
帝国軍隊『 ズ ダ ダ ダ ダ ダ ダ ダ ッ ! ! ! (03の発砲を合図に、それまで静かに待機していた兵隊が一斉に起動したかのように即座に重火器を構え、一斉攻撃を再開した)』
――― Vs. 【ゼレオロス帝国・遊撃隊《アサルト》】 04《 デルト 》 / 03《 ハーロム 》 ―――
04《 デルト 》「(一方、スフィア城・女王の間では―――)――― アッヒャハハハハハッ!!(アサルトライフルより連続射撃を繰り出しながら室内を縦横無尽に――その速さは残像を生み出す脱兎の如し――駆け回り、
ライオットたちを翻弄する) 」
ライオット「くそッ…!んだよあの野郎…早すぎて狙いが定まらねぇ…!!(女王の間に飾られたいくつかの石像の陰に隠れて銃撃から免れつつ、反撃の一手に出ようと相手の動きを伺うも尻込みしている)…あのスピード…師匠よりも圧倒的に"早い"…!人間離れした異能力の類かなんかか…ッ? 」
アサギ「ちょわッ――――!(咄嗟に路地裏へとダイブするように帝国兵の銃撃から逃れつつ、壁を背にリロード作業に入る) ……(敵数はざっと50。自走砲は3機。この前の100人規模の軍隊よりはマシかもしれないっすけど、この狭い城下町だと… いや、逆に捉えれば、敵は中央ルートを陣取ってはいるものの、こちらは屋上からの狙撃が可能。有利な頭上から挟むようにすれば、いけるっす…!)(そう判断すると壁から壁へとジグザグ状に蹴って移動、再び屋上に踏み込むと瓦の床上を駆け抜けていく) 」
嵐千砂都「やばっ…!(身を翻し街灯に背合わせになるように銃撃から逃れる)…うーん…流石に真っ向から突っ込んでいくのは得策じゃないよね…そうなると…―――(懐から取り出したのは、ヨーヨー型のガジェット「MA-RU《マール》」。普段は持ち前の身体能力からなる打撃を得てとしている自分が、遠距離の相手にのみ使う代物。使いどころはここしかない。だが…)………可可ちゃん…(それは、今は仲たがいしてしまったかつての戦友が自分の為に作ってくれたもの。故に、複雑な心境が渦巻いているのだ) 」
エドガー「少し早いな、回生も厄介だ。件の外付け魔術機関か何かだろうが……(戦闘開始時から一切移動せず、最低限の動作で回避、弾丸を手で掴むなどして対処し続ける) 」
アサギ「 ガ シ ョ ン ッ (ガジェットを狙撃形態に変形させ、スコープに帝国兵を捉えると――)―――バキュゥン、バキュゥン、バキュゥンッ!!(頭上から帝国兵共に対しヘッドショットを狙おうと狙撃する) 」
04《 デルト 》「ヒャァハハハハァッ!!追いつけねえだろがよォ鈍間(のろま)共ッ!!これが俺様自慢の権能――― “滅音”(サプレッサ)! 手も足も出せずに逝けやァ――――あん?(高速移動中にエドガーの姿を見据える) 余裕ぶっこんでじゃねえよヒャァハハァッ!!(目にも留まらぬ速さでバックステップを行いつつエドガーにのみ銃撃していく) 」
03《 ハーロム 》「……―――― ♪~ (鍵盤に指を添え、また旋律を奏で始める。すると…―――) 」
帝国軍隊『バキュゥンッ――――(アサギに次々と脳天を撃ち抜かれ、倒れていく兵士。だが、ガスマスクのピアニストが音色を奏で始めたその瞬間――)――― フ ワ リ … (確実に仕留められたはずの兵士たちがまるでゾンビのように甦り、頭部から血を流しながらも背筋を伸ばして各々に重火器を持ち直した) ダ ダ ダ ダ ダ ッ ! ! (そして今度は、屋上のアサギを撃ち落とさんと反撃に出た)』 」
ヒロ「…(千砂都の想いを見抜いたかのように彼女の横に立ち、バットを差し出す)…そのヨーヨーの使い方を教えてくれ、交換だ 」
アサギ「っし…今度はあのリーダー格を―――― ぃ゛ ! ? (身の毛もよだつ光景であった。確実に仕留めたと判断したはずの兵士たちが起き上がっていくその不気味な姿に言葉を失う)うわわわわっ…!💦(慌てて身を引き地上からは死角となっている後方へと退いていく)な、な…なんなんすか、今のって…!ゾンビゲーってリアルに存在(ある)んすか…?!い、いやいやいや…!あり得ないっす…気持ち悪いっす…(ひとまず死角を利用し場所を変えようと移動し始める) 」
嵐千砂都「……!ヒロ君…(一瞬見せる躊躇内の眼差し…だが、今の状況で迷っている暇はないと強かに頷くと―――)――― 思いきり伸ばすように投げて!そしたら、本体から仕込み刃が飛び出て遠くの相手を斬りつけることができる…!(ヒロとバットを交換する)私が囮になる…行くよ!!(そう言うと街灯から身を乗り出し、軍隊の進行上に姿を曝け出す)……!!(蘇生した…!?そんなことってある…!?……ううん、惑わされちゃ、ダメ…!それじゃあ、『あの時』と一緒だ…!) 」
エドガー「――――――(一瞬だけ、ライオットを始めとする団員へ目配せし) トンッ (サイドステップを踏んで初めて弾丸を避ける。) トンッ トンッ トッ トッ トッ トッ(徐々にステップによる回数の頻度を増やし、追い立てられるかのように壁際、王室の隅へと追い立てられていく) 」
ヴァランドロア刹那「 コンッッ (コンバットナイフを隊列の一番端の兵士への眉間へ投げつけ、そこを起点に前線を切り崩す意図で突っ走る) 悠長なことを言っている場合か!!さっさとこの状況を完了させ早急に
ヘザー団長へ合流を……(が、復活する兵士を前に足が止まり―――――) ズダダダダダダダンンンンッッツ(弾幕に晒され全身に無数の風穴を開け仰向けに仰け反る)ば、かッッ な……!!!! 」
自走砲A「―――― ズ ド ォ オ ン ッ ! ! ズ ド ォ オ ン ッ ! !(3機ある内の一機が、千砂都に向けて二度砲弾を解き放った) 」
嵐千砂都「――――!(一発目に放たれた砲弾を、すれすれまで引き付けてバク転回避。スローモーションになった時の中で、大きな砲弾が千砂都の胸部頭上を過ぎ去り、受け流した頃には爆発をバックに華麗に着地)―――見切った!(最初の回避は、謂わば砲弾の速度を推し量るため。それを理解した今、二発目に繰り出された砲弾に対しバットを構え―――)―――っ゛!!!( ギ ィ゛ イ゛ ン゛ ッ゛ ! ! ! )(大きく振り抜き、尋常ではない馬鹿力を発揮することでなんとその砲弾を自走砲Aへと弾き返した) 」
フロール「………直撃、した筈…!脳への直撃程度ではダメージにもならないって所なんですかね…っ!(即座に建物の陰に隠れ、帝国兵達の射線を避けつつ魔力の矢で応戦)(連中が斃れない事を考えると、このままの体制だと摺り潰されるだけ…!)(頭上のアサギが移動するのを支援するように、彼女を狙う兵士達に連続で矢を放ち)……とにかく、何とか持ち堪えろ…! 」
ライオット「(エドガー副団長――――)――――!(追い立てられていくエドガーを見守ることしかできなかったが、その時、そんな彼のコンタクトを汲み取ったかのように強かに頷くと――)――― ダ ッ ! ! (石像から身を乗り出しはじめる) 」
04《 デルト 》「ッハ!!!これで、"ジ・エンド"、ってなァ!!!(追い立てることで逃げ場を失ったエドガーに向けて凶弾をぶち込もうとするが―――) 」
ライオット「―――― 甘 ぇ ん だ よ ッ ! ! (04の背後に颯爽と飛び出すように現れると共にその横顔に強烈な回し蹴りを炸裂させた)……大丈夫っすか…!フォローありがとうございます…!(エドガーの前に立ち、蹴り飛ばした敵を注視する) 」
ヴェスパー「いうてフロロっちゃん! これ! 無限リスボーン系! だったら! しんどい! っていうか! 無理! (手榴弾を屋根上に設置してはバットで打ちを千本ノックよろしく繰り返し帝国兵へ応戦し続ける) ハッ (唐突なNT音)その時ノーベル賞ものの頭脳を持つあたしちゃんは反撃の名案を閃いた……HEYオペオペちゃん(オペレーター)!? この辺りに旧式の貯水タンク、でっかい丸いやつ設置されてない!? 」
04《 デルト 》「――――!!?( ド ゴ ォ ッ ! ! )(横顔に紫電が迸ったような衝撃が走った頃には強く蹴り飛ばされ、レッドカーペットへ転がり倒れる)……ァ゛~~~~~………ってぇなぁ~~~……!痛くねえけどいってぇなぁ~~~~…(むくりと身を起こす) 」
ヒロ「………討たせはしない!(千砂都のバックアップをすべく、残り二機の自走砲に向けてヨーヨーを振りかぶる) 」
自走砲A / B&C『チュドガアァァァアアアンッ!!!(千砂都の反撃によってAが煙を上げて機能停止する) ザギィンッ―――キュララララァッ…!(ヒロが伸ばした斬撃性を伴うヨーヨーによってBとCのキャタピラ部を切断され、機動力が削ぎ落されてしまう)』
エドガー「流石劉狼の弟子だな、よく状況を見ている。(大丈夫だと目で伝えると脇目も振らず蹴り飛ばされたばかりの04へ距離を詰め) 強度テストだ、てめえがこいつより頑丈なことを祈りな(人間"星の白金<スタープラチナ>"といわんばかりの拳によるオラオララッシュ、死のうが死ぬまいが殴ると言わんばかりに打撃を叩き込もうと繰り出す) 」
メトロ「確認します!(未だ装甲車内で現場に向かっている最中だが、ヴェスパーの通信を受けて急いでデバイスを起動し、マップを確認)……!ありました!ヴェスパーさんの座標より二時の方角!緑の屋根がある建物です! 」
ヘザー「――― 潰 れ ろ っ!!(ライオットが04を蹴り飛ばした、その先……身を起こした04の頭上から、四脚でその身体を踏み潰しに掛かる)あまり無茶するな、二人共!!盾役なら私がやる、私の首には高い値が付いてるそうだ、分り易いな!!(そう、私の四脚なら盾に使える、それ以上に…特にライオット、奴を狙わせるのはリスクが大きい…!) 」
ヴァランドロア刹那「 グンッッ (靴底が床についたまま、殆ど仰向けになったにも関わらず倒れずに持ちこたえ、先のゼレオロス兵士のように起き上がる)足に5発、腕に3発、胴体に4発……心臓、頭部に0発……。 いいぞ、今日はツキが回ってきている……(グリップに斧が取り付けられた散弾銃型のガジェット、"デリカテッセン"を背から引き抜き) ゴッッッ ベギッッツ グギッッ ゴンッ ゴンッッ(全身流血状態ながらも斧を振り回し兵士の"腕"、"足"を重点的に狙い振り下ろすスプラッタ映画のような絵柄を展開し始める) 」
04《 デルト 》「―――!(だが起き上がった直後、自身の足元の影から頭上のヘザーの存在を察知しがばっと見上げ、寸での所でサイドステップによる回避で踏みつけから免れるも、そこにエドガーの接近を許してしまい―――)――― ドッ、ゴッ、ギッ、ゴッ、ズドドドドドドッ!!!(その全身に容赦ない連撃――マシンガンの要領で放たれる砲弾の如き――を受けて骨身が凹み、軋みをあげながら成す術もなく殴られ続けていく)――― ズ ガ ァ ァ ア ア ア ア ン ッ ! ! (最後の一撃で流星の如く水平に殴り飛ばされ、盛大に壁に大激突。その身が硝煙と瓦礫に覆われる)」
03《 ハーロム 》「 ♪~ (銃声が叫び、血肉が泣き喚く惨劇の中でも、ピアニストは滑らかな指裁きで鍵盤を押し込み、洗練された旋律を奏で続けている) 」
フロール「私達の後ろには市民や非戦闘員が居るんだ、下がるにしたって限界が……(ヴェスパーの狙いに気付き、同様に応戦する面々を確認。何とか持ち堪えているのを見つつ……)嵐隊員達はある程度耐えられそうだが…そうだな、動こう。今はかなりの乱戦になってる、敵をなんとかポイントまで誘導するぞ、先導を……ヴァランドロア隊員!?いや、無事……じゃない!!大丈夫か!! 」
帝国軍隊『 グチッ、ドチャッ…―――(ヴェスパーやヴァランドロア刹那の応戦を受けて肢体ごとを吹き飛ばされていく帝国兵。だが、誰一人として絶叫を上げる者はいない。それどころか…倒れる者すらも。手足を失っても、武器を弾かれても、それでもなお兵士は再び立ち上がり、進軍する。グランドピアノより紡がれる奇妙な音色に、突き動かされるように―――)』
平安名すみれ「………さっきのを見てるとまだ油断できないわね…(グソクムシの脚を伸ばしてムチのように構える) 」
ヴェスパー「ナイスゥ!!後であたしちゃんのサイン入りブロマイドをプレゼントしちゃうぜ★(両手を双眼鏡に見立てメトロの指示があった方向を確認。 旧式の貯水タンクが集中線付きで発見される >>ペペペ♪ペペペ♪ペー♪<<<) よっしゃぁー!! (自身の狩るバイク型のガジェット、タコスライナーが巨大ハンマーへ変形。それを引っ提げ貯水タンクまで大ジャンプし……)オラァ!!こいつがノーベル賞レベル美少女の……パワァァァァァーーーーーーーッッッッ!!!!!!!!(旧式貯水タンクをかっ飛ばす。狭い城下町の通路の幅ギリギリのサイズのそれは逃げ場を奪い隊列を潰さんばかりにゼレオロス兵士に向かい転がる 」
ヴァランドロア刹那「あとでヘザー団長に『バカ!!再生持ちっていったってあんたのことが心配なのは変わりないんだからね!!』って叱咤されながら踏み潰されるビジョンが見えるんでご飯は四杯行けるぐらい元気で ギャァァァー!!!!!!!! (降ってきた貯水タンクにぶっ潰される) 」
エドガー「悪いなヘザー団長。"あんたの想定するリスク"を考えると守る対象は一つに絞ったほうが良さそうだ。(硝煙一点を注視、拳を再び握るが) ボロボロボロ……カランッッツ(手に装着したガジェットが砕け床に散らばる) 参ったな……飛ぶぞ、ボーナスが…… 」
ハロ「ハロロロロロロロロ…(エドガー、ライオットの足元に赤と金をメインカラーとした特殊色のハロが転がり) 」
ヘザー「……かなり良いのが入ったけど、恐らく奴はまだ動けるでしょうね(04が吹き飛んだ方向を睨みながら面々に)まあ、確かに……あれこれ考える状況でも、この場の面子はそういう属性でも無いわね。やっぱり自分の命だけ考えときなさい。 ……次は四肢を狙って、可能であれば潰すか、切断する。即座に再生する訳でも無さそうだから、物理的に可動部分を奪ってしまった方が確実だわ 」
平安名すみれ「私がこれで動きを止めるから一瞬の隙を見てやってちょうだい。(触手をうねうねさせながらヘザーに) 」
嵐千砂都「よしっ…♪……わっ!?(自走砲を一基沈めたのを確認するが、その時ヴェスパーがかっ飛ばした旧式貯水タンクに絶叫しながらその場より慌てて撤退していく) 」
アサギ「―――!(しめた、アレだ…!)(移動中、ヴェスパーが豪快に殴り倒した貯水タンクを見据えて屋上から勢いよく跳び出した) 」
03《 ハーロム 》「……(貯水タンクによって蹂躙される最前列の軍隊。その光景を見据えながらも、演奏の手を止めることはない)……クラシックの旋律は、人間の脳波に素晴らしい影響を及ぼす。美しいメロディによって脳に共鳴してドーパミンを増幅し、リラックスした兵士たちはその潜在能力を大いに開花させるのです。嗚呼…戦場に響くクラシック、ハーモニーを奏でる銃声。想像するだけで、心が震える。それが私の権能――― “軍靴”(タキート)。兵士たちが紡ぐ交響曲(シンフォニア)を、止めることはできません。(そういうと片手で鍵盤をたたきつつ、もう片方の手で機関銃を持ち上げる―――) 」
03《 ハーロム 》「―――― “閃滅”(シュプリンガ) ( ズ オ ン ッ ! ! ! )(転がり迫る貯水タンクに突き付けた機関銃の銃口より放たれたのは、普通の弾丸などではない。常識を逸す藍色に輝く破滅の閃光。それは貯水タンクをいとも容易く貫き、真っ二つに裂いてしまった) 」
04《 デルト 》「パラパラパラ…ッ…―――(瓦礫を押しのけ、砂塵の中でガスマスクが不気味に揺れ動く。その最中でアサルトライフルを前方に立つ面々に向けると―――)―――“閃滅”(シュプリンガ)ァッ!!( ズ オ ン ッ ! ! ! )(銃口より解き放った銃弾…否、赤く輝く破滅の閃光が空間を突き抜け、ライオットたちに襲い掛かる) 」
ヒロ「…こっちだ!(とっさに撤退した千砂都に向けて手を伸ばす)」
アサギ「――― バ シ ャ ァ ア ッ ! ! (閃光に撃ち貫かれ、爆発する貯水タンクの中から、水しぶきを盛大に身に纏った状態で跳び出すように出現し、03に向けて狙いを定めていた)――― ト べ ぇ ッ ! ! (重厚感のあるガジェットより放った大きな弾丸。それは地雷そのものに匹敵する膨大な火力を秘めたものであった) 」
エドガー「(未来視。防御行動を取った自身の腕を閃光が貫通、心臓を破壊される映像が脳裏に走り)チッ……(咄嗟にスライディングをライオットの踵に当て諸共回避しようとする) 」
ハロ→AEGIS《神楯》「ブ ゥ ン(突然ハロが目の色を変え、質量を無視して人型に変形。次の瞬間、右腕から光剣を発生させ、ライオットたちに飛来する閃光を受け止めんとする) 」
ライオット「ヘザー団長…―――― ッ゛ ! ! ?(ヘザーの言葉に耳を傾けていたのも束の間、再起した敵の動きに身構える。解き放たれ、眼前まで迫った閃光に咄嗟に腕を交差して身構えるが、そこにエドガーのスライディングを受けて転倒し、事なきを得る)あ、あぶねぇ…!また助けられた……けど、今の攻撃は何だ…ッ…?さっきとまるで別モンじゃねえか…!!(起き上がりつつ敵を警戒する) 」
平安名すみれ「団長っ!!(グソクムシの脚でヘザーを掴み、銃弾から遠ざける) 」
嵐千砂都「わっ―――!(ヒロの手を掴み、退き寄せられることで迫る閃光から逃れる)ありがとう…!今のガジェットの扱い方、良かったよ!……それにしても…やっぱり、敵の要は、あの……(03を遠目に睨みつける) 」
エドガー「マスク越しでも透けて見えたニヤケ面がなくなってる。ようやくぷっつんしたってところだろうが………(一瞬、城下町の方向に一瞥をやる。わずかに響いた同系統の音、その残響が気のせいでないことを確認すると、再び拳を構える) 一発技って訳でもなさそうだ、おそらく奴らが言う遊撃隊の標準装備……のようなものだろう。すぐ二発目が来るかもな 」
AEGIS《神楯》「……『エディ。ナイスカバーリングだ。頼りになるな』(エドガーとライオットを背にして、ゆっくりと二対のサーベルを構え)……『本体が向かっている。持ちこたえられるか』」
03《 ハーロム 》「……!( ズ ガ ア ア ァ ァ ア ア ア ン ッ ! ! ! )(アサギの接近を許してしまい、その身に爆撃を受けた―――)―――……シ ュ ゥ ゥ ゥ … ド サ ァ ッ … ! (だが、受けたのは身を挺して自身を庇った一人の兵士。焼け焦げた兵士を歯牙にもかけず、アサギに機関銃を突きつけると) ズダダダダダダッ!! (普通の射撃を行い牽制する。そんな中でも、片方の手の指は鍵盤から離れない) 」
ヒロ「あぁ…そっちもな(千砂都に)そうみたいだな。(同じく03を見て)あの敵さえ叩ければきっと敵の士気に影響するはず…! 」
ヴァランドロア刹那「 ブ オ ン ッッッ (貯水タンクが両断されたことでひき肉にされず事なきを得、溢れた水の激流の助けを得飛び出す) 悪いが私以外の誰も死なせないッッ!!ヘザー団長に叱られてしまうからな" ッッ (アサギの前に斧を振りかぶって飛び出し、彼女の肉壁となって銃弾にさらされる)うおおおぁぁぁ必殺の間合いなのにぃぃぃ!!こんな時に腕がイってなければあああああ!!!!! 」
04《 デルト 》「テンメェら……調子こいてんじゃねえぞゴルルァッ!!! “切替”(セレクター) (カチリッと、アサルトライフル側面にあるセレクターを切り替えると―――)―――今度は避け切れねえからなァ!!!( ズ ド ド ド ド ド ド ド ォ ッ ! ! ! )(再び放たれる破滅の閃光。だが、先程明らかに違うのはその攻撃範囲。一発の威力こそは先と比較して落ちたものの、横殴りの雨のように連射されたそれらは石像や壁など身を隠す場所さえも貫き、次々とライオットたちに迫っていく) 」
アサギ「やば――――!(渾身の至近距離の一発が不発に終わり、銃口を突きつけられた絶望的状況だったが、そこにヴァランドロア刹那の援護を受けたことで咄嗟に台車から飛び出し軍隊から退いていく)っちゃー……不意打ちならず、か…それはそうとあの人も噂通りの化け物っすね…(ヴァランドロア刹那の不死身の身体に顔を引きつらせるも、次の一手をどうしようか考えあぐねる) 」
ライオット「っ…守られてばかりじゃねえぜ…!(果敢に身を投げ出すように駆けだし、先行の嵐を左右に移動しながら掻い潜っていく)―――ずおらぁッ!!(二刀ナイフに切り替えた閃光《グリント》を携え、04に斬りかかっていく) 」
エドガー「運動不足を解消したいならさっさとこいハゲ。でないとどっちかの死体が転がってるだろうぜ(AEGISにそう返し、自身の腕に青のオーラ<ヒート状態>を纏い) 出力を落としたな……ある程度は対応……できるッ!!(回避行動では追いつかれると判断したのか、先のラッシュに更に速度を加えつつ走り、閃光の雨を相殺しながら04へ間合いを詰めようとする。防御行動を取りながらの移動故か先より近接に持ち込むまで時間を要する) 」
オアシム「――――――いい観察眼だ。伊達に"地下下水ピエロ事件"の対応をしていないな、ヒロ団員 >>チョコーン<< (あ!アオムシのマスコットがヒロの肩にィー!!) 率直に聞こう、あのピアニストの" 音 "が、兵士の操作媒体だと思うか? 」
03《 ハーロム 》「私の演奏を妨げることは許されないのです。この興奮を冷まさせてはならない…我が嬉遊曲(ディベルティメント)が、更なる高揚を求めているのですから! “切替”(セレクター) (その一声で機関銃のセレクターが自動で切り替わり、再び銃口を前方に突き付ける)――――“閃滅”(シュプリンガ)(今度は閃光が分散し、広範囲に及んでいく。だが、それだけでは終わらなかった―――)―――――“跳弾”(リコシェ)(囁くように、呟く)」
ク ゥ ィ ン ッ ――― ク ゥ ィ ン ッ ――― ク ゥ ィ ン ッ ――― ! ! ! (03が放った無数の閃光。それらが、建物に壁に被弾する直前に歪曲し、まるで網目状のように幻想的なイルミネーションの如く閃光が空間一帯に入り乱れる。そう、これは"跳弾"。屈折破滅の光が、死角に潜むものたちにさえもその牙を向いて襲い掛かっていく)
ヒロ「うおっ…!(オアシムを見て)(ビックリした…第五の団長か…)……”音”?……そういえば、あいつ終始鍵盤を弾いてる…あたかも手を離したらまずいかのように…(03の様子を見て)」
嵐千砂都「きっとそうだと思う――――?うわっ!?(ふとヒロの肩を二度見し、いつの間にかそこに居たオアシム(の雑貨)に仰天)お、オアシム団長!?い、いつのまに――――!!?(だが驚く間もなく、屈折してきた閃光に目を丸くした)―――危ないッ!!(オアシムごとヒロの腕を引き、閃光から退避する) 」
ヘザー「こいつ……っ!!(向けられた銃口に即座に反応し、ハロがライオットとエドガーをカバーした事を察知。回避行動に移り)……威力は銃弾の比じゃない、か……しかも乱射出来る、なら…!(四脚のうち二本を防御に回し、残った二本で04に向かって前進)……頼むわよ、執行四脚!
ラタリア隊長!(ガジェットの強度に身を任せ、半ば強引な博打を打つ) 」
04《 デルト 》「―――遅ぇッ!!(再び発動する高速移動の権能。その速さをもってライオットの斬撃をひらりと受け流し、そのまま回し蹴って薙ぎ払う)―――― ヒ ュ ン ッ (その直後、エドガーの懐に瞬間移動。だが、その時には銃口に光が蓄えられており―――)―――― 死ねや (至近距離から破滅の閃光を放とうとする―――) 」
ライオット「がッ――――!(エドガー副団長…!)(薙ぎ払われる最中、エドガーを見据えて大きく目を見開くが…) 」
オアシム「私の愛くるしいアバターを尊ぶ気持ちはわかるが自分の身を第一に考えてくれ各団員。これは私の"ガジェット"に過ぎない(されるがまま引っ張られ) 承知した。 ヒロ団員、私を敵の方向へホームランしたまえ。こんな中で要求するのはやや心苦しいが君ならきっとできるだろう 」
東條希「(貫通弾装填SMGを構え)ここは、やるしかないやね…?!」
アサギ「なんか…先輩みたいに痛い奴っすね…なんかあのピアノぶっ壊したくなってきたっす――――?(ん…?ピアノ…?そういえば、さっきからずっと演奏をして…)――――!(「―――そうか!」と何かに気づき、ひとまずは迫る閃光をサイドステップで受け流す)―――ダメモトっす…『アレ』を壊す!!(標的を帝国兵やピアニストではなく、『グランドピアノ』そのものに切り替えて身を乗り出す)」
ヴェスパー「うわやばたにえんのプラタネリウムやー!……っじゃねえ殺戮ニコニコ流星群!?(夜景の如き美麗な弾幕に目を奪われるが、それが戦場一帯を対象とした凶器と知り、慌ててフロールの側へ移動) 間に合……え!!(自らのガジェットを投擲、フロールの頭上へ迫っていた閃光に巨大二輪型のガジェットが被弾し、大破と引き換えに軌道をズラす) 」
03《 ハーロム 》「さぁ、そろそろフィナーレを迎えましょうか―――― ♪~ (機関銃を傍に置くと、身を震わせながら両手で鍵盤をたたき始める) 」
帝国兵士『 ジ ャ ラ ァ … ッ … ! ! (03が齎す演奏が佳境を迎えた時、それに突き動かされるように帝国兵の一部が一斉にあるものを取り出す。それは、件の『懐中時計』に酷似したもの―――) カ チ リ ――― キ ュ ィ ン ! (時計の天面ボタンを押し、その身が激しい光に覆われていくと――)』
帝国兵士《 アクイラ 》『 カ チ ャ ガ チ ャ ガ ギ ャ ン ッ ―――― ! (兵隊たちの全身に蒼ないしは紅の装甲が纏われていき、機械生命体・機人《 ヒトガタ 》と全く同じ姿への変身を遂げたのだった) ギ ュ オ ン ッ ――― ダ ッ ! ! (各々が機体と同色の光剣をその手に顕現させ、一斉に散ったかと思えばレギュレイターの面々へ鋭い斬撃を見舞おうと急襲していく)』 」
AEGIS《神楯》「『させるか!!』(割り込むように青い線を引き、轟音を立てながらデルトへ脚を突き出し、バランスを崩すように蹴り込む) 」
ヴァランドロア刹那「がく……が、ァ……!!(跳弾の往復が肺、腹部を貫通、絶えず喀血しながらも立ち続ける)(後3発いいのを貰うと流石に不味い……!私の身一つで戦局に影響は出ないだろうが……)……!(アサギの意図を汲み、03の視界を覆うように至近距離に陣取り、力付くで斧の殴打を繰り出そうとする)オラアアアア!!!!! 」
ヒロ「…うおっ!(千砂都に腕を引かれ難を逃れる)すまない、助かった‥!(千砂都に)……………えっ、だ、大丈夫か………?…死ぬなよ!(オアシムを天に放り、03の方にかっ飛ばす) 」
フロール「歪曲、屈折するビーム攻撃…!あの銃を媒介に色々出来るのか……!(ガジェットを曲剣の形態へと変形させ、閃光を切り払い……完全に防ぎ切る事こそ出来ずとも致命傷は回避し)……ぐうっ…… つまり、あの音を止められれば…って事…?あの指、手を狙えれば…!」
アサギ「 !!? (『アレ』って…先輩の――――)(接近の最中に目撃した驚くべき事実。帝国兵が次々と『あの懐中時計』を用いて、これまで何度も交戦してきた機械生命体に変身を遂げたその一連の流れに驚きを隠せずにいた)―――― ぎ っ゛ ! (寸での所で足を踏み込んで接近を中断。お陰で斬撃は胸元を掠める程度に終わったが、これ以上の接近は無理だと判断しバックステップでの後退を余儀なくされる)」
エドガー「――――――。(一瞬、打たれるよりも前にゼロ距離で反撃→インファイトに持ち込むという反撃ルートが思考に浮かぶが、視界橋にAEGIS《神楯》の姿が映り) シッッ!!!!!(割り込みを前提にした"ジョルトブローをそのまま04へ向かって放つ") 」
アレックス・ディノ「まずい、まずいぞ……頼むから持ちこたえてくれ……!!(そんな中、二つの戦場に向かい街中を駆け抜けるのは神楯の本体……アレックス・ディノ) 」
キ ィ ィ ィ ィ イ イ イ ヒュ オッッ ドゴォッッッ (遠方からジェットさながらの高温を轟かせ『緋色の巨人の鉄腕』が飛来。 城下町、03とレギュレイターの間に着弾)ギュイーン キュオ ンッッ (鉄腕から複数のハッチが開き、複数のファンネルが広範囲へ散開、 中空に陣取り先に03がやってみせたおうなプラネタリウムのようなビームのドームが一帯を覆い、帝国兵士《 アクイラ 》へ襲いかかる)
04《 デルト 》「なッ―――(まず、AEGISの蹴りによって転倒、その次にヘザーの突撃に身を崩されると…)―――ゴハァ…ッ…!?(エドガーの強烈な一撃が次々と全身に打ち込まれ、唾液を吐きだすような嗚咽を上げ――)――― ゴ ォ ッ ! ! (トドメの一撃に天井すれすれまで殴り飛ばされ、盛大に垂直落下した) 」
04《 デルト 》「……………………ん゛ぁ゛~~~~…っ゛……くっそが………ッ…(寝起きの悪そうに身を起こす。全身は明らかにボコボコに凹んでいるというにもかかわらず、本人は平然と佇んでいる)うっぜーことしやがるぜマジでよォー……テメェーの攻撃なんざ通用(つーよー)しねえってのによォー…!(ごきごきと首を乱暴に掻き鳴らしながらゆっくりと前進していく) 」
オアシム「カコーンッッッt(ヒロによって03の方向へかっ飛ばされ)いいバッティングだ。100/100点 (といっても兵士に強化が施されたか……今更コントロールを奪ったところで無力化できるか……?) >>キィエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(CV:中尾隆聖)<<(両目がめちゃくちゃ光り、 爆音ですらかき消す程の投稿音を発し、ピアノの音をかき消そうとする) 」
ガッ!ガッ!(駆け抜けるアレックスの眼前の地面から謎の巨大な手が生え、鋭い爪が彼を襲う!)
帝国兵士《 アクイラ 》『 ギ ュ ォ ン ッ ――― ド ッ ギ ィ ィ ィ ィ イ イ イ イ ン ッ ! ! ! (複数機のファンネルを警戒し、機会装甲を纏う兵隊たちが防御の陣形を組むように光剣を水平に構えると、03を守るように受け止めて弾き返していく)』 」
ライオット「……!あいつ…なんで団長たちの攻撃をモロに受けて平気なんだ…!?あれもあいつの能力なのか…ッ…?(接近する04に二刀ナイフを突きつけるように構えている) 」
フロール「(曲剣で帝国兵達と何とか応戦しながら、囲まれない様距離を取り……直後、飛来した鉄塊と無数のファンネルによる出鱈目な広域攻撃に目を丸くし)……これ…援護……?えぇ……!?なにこれ…… 」
ロナ【アリエル】「退……い……て……くださァーい!!(緋色の巨人型ガジェットが遅れて中空から滑空、勢いを殺しきれず地面をえぐりながら着地、腕を前に突き出し……) ブッピガァーン!!(先程放った鉄腕と連結、ガッツポーズを取る)避難誘導で遅れました! おかーさんに習わなかったんですか……ヒトから死を奪わない!戦いを強制しない!これが守れないならビンタします!!絶対に!!」
03《 ハーロム 》「――――ッ…!?(オアシムから放たれる超音波のような耳障りな音波に音律を掻き乱され、指先が歪に揺れ動く)……演奏の…―――― 邪 魔 を す る な ッ ! ! (終始落ち着いた声音をしていた青年の声に、明らかに含まれた憤り。その怒りの矛先をぶつけるように、オアシムに向けて咄嗟に突き付けた機関銃から破滅の閃光を放った) 」
アレックス・ディノ「ッ!!(地面から現れた鋭い爪を後ろに跳んで躱し)……何だ? 」
帝国兵士《 アクイラ 》『 ダ ン ッ ―――― ! ! (アリエルに搭乗するロナの出現に警戒し、一斉に彼女が手繰る機体に向かって襲撃していく)』
AEGIS《神楯》「…………『これはどういうことだ。俺やエディ……ヘザーの攻撃もまるで通用しない。いや……効いてはいるが……応えてない』 」
ペニーワイズ(リメイク版)「………(地面から現れる)クックックッ………」
ヘザー「(……流石に、あんな攻撃を止めてれば摩耗も激しいか…)(防御に利用した二本の脚が大きく損傷しているのを一瞥し)まともに血が通っても居なければ、私達と同じ様に内臓や筋肉で身体を動かしてる訳じゃ無いって事でしょうね……要するにゾンビや機械と同じ、動力部や可動部を完全に潰すか千切るかしないと動き続けるんでしょう……まあ、身体がボコボコになってる辺り効いてはいる。もう一押しでどこかしらガタが来るはずよ 」
エドガー「不死身を模した何かとの戦闘経験は何度かあるが……慣れるもんじゃねえな、どいつもこいつも対処法がバラバラだったからな(この状況を楽しんでいるかのように口端を吊り上げて笑いつつも、AGESやヘザーに一瞥をやり……)ライオット!ここぞというとき以外は手前自身を優先しろ!!(彼の前に率先して身を乗り出し、04との近接の殴り合いへ。 シラットの構えからの肘鉄、のフェイント→足払い→バランスを崩した側頭部への肘鉄 のコンボを叩き込もうとする) 」
絢瀬絵里「(クロちゃんガトリングが弾切れを起こし)なっ…こうなったら…(脱ぎ捨ててシカゴタイプライターに持ち替え) 」
オアシム「 メシャァァァ (あおむしの顔が影も形も無くなるほどに、完膚なきまでに粉砕される……が) 置き土産だ。後は任せたぞ団員 (イタチのさいごっぺといわんばかりに、より強烈な"高音"を巻き地さらし爆散する) 」
アレックス・ディノ「……そうか。お前がヒロの言っていたピエロか……(袖をまくり上げ、手首を露出させる。そこには腕時計のようなデバイスが装着されており)……試運転には丁度いい。付き合ってもらうぞ 」
ロナ【アリエル】「(対象が大きければ目立つ、当然そこに集中する……!) グンッッ (機体が拳を握って突き出すと、それに合わせるように散開していたファンネルがロナの前に凝集。 ビームでヘキサゴンドームのワイヤーフレームみを生成し、それを骨組みに生成されるバリア"の中に兵士を閉じ込めようとする") 」
アサギ「―――!("今"しかない…!)(ロナが機械生命体の注意を引き付けてくれたおかげで厄介な邪魔者が失せた絶好のタイミングを決して見逃さなかった)―――― ド オ ォ ゥ ッ !! (ガジェットを地面に叩きつけるように放り投げると浮遊ボード形態に変形。その上に飛び乗ると背面噴射で勢いをつけて疾走。取り巻きの帝国兵たちを次々と貫かん勢いで吹き飛ばしつつ、03が乗っている台車に向かって突き進む) 」
ライオット「…"不死身"、か……(自身への戒めのようにそう口にし、より強い警戒心を剥きだす)―――!エドガー副団長!……ああッ!!(率先する彼の誘導へ続くように駆け出す。先陣切って攪乱するエドガーを盾に、04の死角を読み取ると―――)――― ここだァッ!!(エドガーと入れ替わるように、今度こそ04に鋭利な斬撃を炸裂させる) 」
03《 ハーロム 》「んぐッ…?!(置き土産の大音波によって僅かに乱れた調律。その一瞬の「隙」が仇となり、帝国兵や機械生命体の動きが鈍り出す) 」
帝国兵士《 アクイラ 》『 ガ ゴ オ ン ッ (03の演奏に乱れが生じたことで一瞬だが静止した、その隙を突かれてバリアに捕縛されてしまう)』
平安名すみれ「…へし折れば、行けるかしら…(ヘザーの言葉を聞き、04の手足にグソクムシの脚を絡めにかかる) 」
フロール「オアシム団長…!(爆散するオアシムのガワを見届け)…手伝いますよ、アサギ隊員……!!(気を取り直して曲剣を構え……帝国兵達の動きが鈍ったのを見逃さず、03に向かって一気に駆け出し……03の本体、その"腕"に向かって切り掛かる)アサギ隊員が楽器を狙うなら、私が狙うべきは……!! 」
ペニーワイズ(リメイク版)「……オマエデハオレハタオセナイ。(地面から大量の手を繰り出し、アスランに襲わせる) 」
AEGIS《神楯》「…………『援護は任せろ』(そう言うと急速に変形して飛び上がり、強襲形態で地面に向けて撃ち下ろす) 」
ヒュンヒュンヒュン……ッ!(兵士たちに向けて大量のボールが飛んでくる)
ヘザー「これ以上あんなのに後れを取るなんて、情けない真似出来ないわ……!(ライオットとエドガーの即席の連携、それをカバーする様に04の背後まで一気に跳び)さあ、その立派な身体……叩き潰してやる!!(04の足目掛け、四脚の内二本で挟み込むように叩き潰しに掛かる!) 」
絢瀬絵里「ファイヤ!!(ロシア語で発音し、シカゴタイプライターのトリガーを引く) 」
アサギ「 いくっすよォー!! (フロールと共に敵の本陣――グランドピアノが乗った台車――へとようやく届くと…) ガ チ ャ コ ン ッ (スケートボードのようなアクロバティックなジャンプと同時にガジェットを頭上へと飛ばし、即座に銃撃形態に切り替わったそれを両手で抱き寄せると―――)―――― チェックメイトっす!!( ズ ガ ァ ン ッ ! ! ! )(盛大な一撃の発砲をグランドピアノにぶち込み、破壊する) 」
04《 デルト 》「無駄だってつってんだろうがッ!!(エドガーを迎え撃つように、緩慢な足が急速を帯びて瞬間移動。アサルトライフルで肘鉄を受け止めるもそれがフェイントとはいざ知らず、足払いによって転倒。側頭部に一撃を受けて怯んだその「隙」をすみれの触手に拘束されてしまう) くそがッ!!! (これでは、持ち前の高速道の権能が発動できない) 」
04《 デルト 》「 ッ゛ ! ! ? (AEGISの援護射撃によって全身を打ち貫かれた挙句、エドガーと入れ替わったライオットに心臓部を確かに突き刺される。そして、徹底的にトドメをさすと言わんばりに急襲してきたヘザーに叩き潰される、彼らの怒涛の連携の前に地にめり込む勢いで激しい損傷を受け、その身が再び砂塵に包まれるのだった…―――) 」
03《 ハーロム 》「(しまった…私としたことが、演奏の手を止めてしまう失態を――――)―――― ッ゛ ! ! ? (すぐに演奏を再開しようとした時にはすでに時遅く、フロールによって左腕をすっぱり切り落とされ、絢瀬絵里の射撃が全身に被弾していく)―――― バ ギ ィ ィ イ ッ ! ! (それと同時に、決して離れようとしなかったグランドピアノをアサギによってついに破壊されてしまい、その破片と共に椅子から転げ落ち、台車の上に横たわるのだった―――) 」
嵐千砂都「やった…!!(グランドピアノが破壊されたのを遠くから確認し、ほっと安堵する) 」
帝国軍隊『――――― ド シ ャ ァ … ッ … ! ! (グランドピアノと演奏者が崩れ落ちたのをきっかけに、外見だけは満身創痍だった重症の帝国兵たちが、糸の切れたように事切れて次々と倒れ崩れるのだった)』
アレックス・ディノ「そうかな、やってみなければわからんぞ(そう言って手首のそれを一度タップすると、全身が一瞬で装甲に覆われ、緋色の武者がそこに現れる)……容赦はしない(生えてくる大量の手を素早く切り払い、肩から引き抜いたブーメランを投擲) 」
ペニー「……(横たわる市民の死体の横からアレックスの後ろに現れる)ククク・・・・ 」
ヴァランドロア刹那「やれやれですね、非効率にもほどがあるのではないでしょうか。ヘザー団長なら2分で性質を見抜き対処していましたよ(などとほざきながらボロ雑巾のように電柱に背中からぶっ刺さっている)おーい、ちょっとー?おろしてー? 」
ライオット / アサギ『…はぁ……はぁ……!(それぞれが、それぞれの戦場で、それぞれが仕留めた敵を注視しながら息を切らしていた)』
エドガー「(あの一瞬の攻防じゃ足を封じる暇がなかったか……クソ、視界が悪い。さっさと完全に無力化したいが……)…… グッ("カウンター"にい特化した構えに切り替え、砂塵を凝視し続ける) 」
ヘザー「……流石に効いては居るでしょうけど、ね……全員油断しないように!まだ仕留めた訳じゃ無いぞ!!(04を攻撃した地点から距離を取り、注意深く様子を伺う)」
ペニーワイズ(リメイク版)「…!(ブーメランに対し、風船を展開する) 」
フロール「……元気そうですね…ヴァランドロア隊員……大丈夫には見えませんが、よいしょ、っと…(電柱に登り、ヴァランドロアの身体を抱き抱える様に電柱から身体を引き抜きに掛かる)うわっ…抜けばいいんですよねこれ 」
ヴァランドロア刹那「痛みますがまあそこ離れているので、忝ない。 後大丈夫ではないですね、一週間は指一本も動かせそうにありません……(言葉の通りぐったりとしたまま) 」
アレックス・ディノ「フッ!(展開された風船を逆に利用し、それに紛れて襲い掛かり)はあっ!!(そのまま一閃して回り込む)……近くにお前の協力者もいるな?出てきたらどうだ 」
ペニー「…言われなくても出てくるさ(ナイフを複数浮かせ、アレックスに向けて放つ) 」
ヒロ「あぁ、よかった……(千砂都の横に)…しかし、オアシム団長が……… 」
04《 デルト 》「――――― ああ、そうだ。こんなもんじゃあ、俺はやれねぇぜ…?(砂塵の中でうつ伏せにめり込む形で倒れていたが、両手を突いてゆらりと起き上がる) 」
03《 ハーロム 》「――――― 貴方がたの存在は、実に罪深い。我々「ゼレオロス」と「五大国」の因縁が奏でるに対舞曲(コントルダンス)に水を差した、その罪はあまりにも、重い。(依存していたグランドピアノを破壊されても、左腕を切り落とされても…なお立ち上がる) 」
04《 デルト 》「終わらねえんだよ。ゼレオロスに歯向かうゴミどもをぶっ潰すまで。だからよォ…―――― 」
03《 ハーロム 》「ここからはアンコールのお時間です。貴方がただけに捧げる、「最期」の夢想曲(トロイメラ)。さァ…――― 」
04《 デルト 》 / 03《 ハーロム 》『 終わりにしようぜ / 終わりにしましょう 』
―――― ジ ャ ラ ァ … ! (ガスマスクガスマスクの青年たちが取り出したのは、一部の帝国兵や、かの青年・少女が持っていた――――あの『 懐中時計 』だった)
ライオット / アサギ『 ! ! ! (それぞれが対峙する相手が取り出した、その『懐中時計』に仰天を覚える)』
AEGIS《神楯》「……やはり、そう来るか……!? 」
04《 デルト 》 / 03《 ハーロム 》『――――― 変 身 ―――――』
ド オ ゥ ッ ! ! (懐中時計を起動した二人。時計より迸る神々しくも歪な閃光が、二人の身を包み込む。周囲に散りばめられた星座の空間。各々に異なる点と点の位置が光の一線によって結ばれて、描かれた星座から装甲が現出し、彼らの全身に装着されていく)
04《 デルト 》【アクエリアス】「 キ ュ ィ ン ッ (水瓶座の星座が重なると共に顕現されたのは、機械生命体が変身したものとは異を成す機体。紺色の細いボディを持ち、凹凸部分が極めて少ない洗練された外見、その光沢が怪しく黒光る)……いよいよ『こいつ』の出番か…!ヒッ、ヒィヒヒヒ…――― ヒィャァァァアアハハハハハハハッ!!!! 」
03《 ハーロム 》【アリエス】「 キ ュ ィ ン ッ (牡羊座の星座が重なると共に顕現される。水色のボディを持つ外見、その全身にはいくつもの赤い球体が埋め込まれており、禍々しい輝きを放っていた)…嗚呼…なんと、素晴らしい…!感じます…未知なる幻想に溶け込むかのような、この高鳴り…!間違いなく、私は今、最高のステージに立っている…! 」
嵐千砂都「……嘘……アレって……――――!!(新たな姿に変身を遂げた敵に対し、酷く絶句する) 」
ペニーワイズ(リメイク版)「…………コイツハ俺ノ力ヲ与エタ。ソウ簡単ニハヤラレンゾ(紛れた瞬間風船を爆破させる) 」
エドガー「………。 悪いな(ヘザーやAGISへ、副団長としては砕けた語調でそう言い、笑みを浮かべ従来の武術にはない独自の構えを取る)楽観視できる状況じゃないのは理解してる。だが愉しくなっちまうな、こういう状況は……!(おそらく本領を発揮したのであろう敵を前に、より前のめりな、"レギュレイター第1調査兵団副団長ではない、個人としての"戦闘態勢を取った) 」
ヒロ「…いやな予感がするな 」
ヘザー「………チッ…("変身"……そして姿を変化させた、眼前の04を見て……彼我の戦力差、持ち得る情報……それらを照らし合わせ、現状を把握して思わず舌打ちが出る)……成程、本番は此処から、ってとこ…? 」
アレックス・ディノ「フンッ!!(放たれるナイフを脚で蹴り飛ばし、爆発する風船を吹き払い)……まずい、あっちも洒落になっていないぞ……!!オレが行けないとしても……手配を急ごう!! 」
ライオット「……それは…――――『 ユナイタル 』…ッ……!!(間違いない。そう確信する。自身や彼女(
イーティス)が持っているものとは異を成す、その姿にわなわなと身が震える) 」
アサギ「……敵の隠し玉が、よりにもよって……そんな…ッ……!(今までこの目で見てきた、ライオットやイーティス、機械生命体のものとも違う。完全新規となる新たなユナイタルを前に唖然と立ち尽くす) 」
ヴェスパー「ゲェー!!?なんか機械兵よりロボらしいロボしてるアレになっちゃったんだけど!?ねえあれ知ってるヒトおりゅ!?(物陰に隠れながらも悠長に写メを取っては隠れを繰り返している) 」
AEGIS《神楯》「……『気持ちは解らんでもない』……『それに』……『勝ち筋が無いでもない』(ピコピコと目を点滅させ) 」
メトロ「……!!ラステルム王国に異常なエネルギー反応を2件も検知しました!これは…数日前に第3調査兵団と交戦していた、あの謎の機械生命体らしき機体に似ている…!?(移動中、未だ現場に到着できていない他部隊に一斉通達する) 」
ロナ【アリエル】「(機体内蔵のデータベースと照合を試みるが、該当なしの四文字がひたすら表示され眉をひそめた)今までだってあんなに苦戦してたのに……ううん、駄目だ。一歩も引いちゃいけない、張ってでも進む、進む、進める……!(自身にそう言い聞かせるように、震えた手でハンドルを握り敵影をロックオンし続ける) 」
エクレイル「なんだとッ…!?くッ…今、ラステルムで一体何が起こっているというのだ……!!(装甲車での移動中にメトロの通達を受けて、じれったそうに苦悶の表情を浮かべる) 」
ルクエス「…………これは……いやいや…(事務所のデスクで一人座して事の成り行きを見守っている) 」
レヴィ「ねえ!?まだ到着しないの!?ライオットは!アサギは…!?みんな無事なんだろうね…!?(移動中の装甲車内にて焦燥感が募る) 」
コンラード「ゐ"ゐ"↑!?(装甲車の中でメトロの通達を聞き慌ててマイクを鷲掴みにし"個人用"回線) 博士くん!ラタリアくん聞こえるかね!?核をモノともしない化物、いや悪魔が二体も出てきやがったぞどういうことかね!?早くアップデートを済ませて奴らを消し去ってしまえー!!(ピピピピ) 」
フロール「……とりあえず、何とか生き残れるように、って具合ですか…(曲剣を構え、03を見据え)……(落ち着け、相手は人型……ならば、相応の戦い方はある…!) 」
唐可可「(安全地帯から03のユナイタルのデータを解析しようと試みるも、アクセス不可のため悔しそうに歯を食いしばる)……不味いかもデス…私の推測だと…"みなさんのガジェットの攻撃が通用しない可能性が極めて高い"デス…! 」
ヨールダン「(連絡を受け、避難誘導を止めてヘザーたちの元へと急行)……!冗談じゃあない、予想は出来ていたが、まさか此処に来て……!死ぬなよ、ヘザー…俺の仕事を掻っ攫って行った奴が、こんな所で…! 」
片桐「(極閃を俺が扱えるのはたったの2回……使わないに越した事はない、使うにしても時と場を弁えるべきだな……)雨宮ァ……ルート変更、迂回だァ……。城下町北道2番に切り替え。そこなら"合流ラインのギリギリ"で待機できる……的にも感づかれにくい…… 」
ラタリア「 チャカ、ガチャッ…―――― (一方その頃、コンラードの個人回線から聞こえる彼の慌ただしい声を耳にして眉間にしわを寄せる)―――― うるさいら!!!あともうちょっとらから黙っててほしいのら!!(一喝して最後の作業に取り掛かる。その横顔はあまりにも険しく、尋常ではない冷や汗が滴り落ちている)……待っててほしいのら…がんばるのら… アサギ…ライオット…ッ……―――― 」
ヘザー「……ぷっ(部隊員というより、只の殴り合いを選んだエドガーの姿を見て、軽く拭き出し)なーに楽しくなってるやら……まあ、そうね……ハロの喋ってる通り、勝ち目がない訳じゃあない筈。一瞬の隙をついて、関節技でも極められればギブアップしてくれるかもね(自嘲気味に笑いながら、04に向かって堂々と四脚を構え) 」
メイヴィス「大変です
ガトウ団長!聞いてのとおりです……!ま、まさか二体だなんてそんな……! 団長の腰の骨と引き換えに圧殺する究極の絞め技『キンニクプラトンデストロイバスター(バキ)』は1回しか使えない……!つまりもう1体は仕留められないってことになります!! 」
ネオン「……了解しました。(只ならぬ事態に陥っていることは理解しつつも今は団長命令に忠実に従い、移動に専念するのみ。ハンドルを思いきり右へ切り、装甲車をドリフトさせて豪快に路を走行していく) 」
ガトウ「……めーったな…だが、問題ねえ。"根性"だ。それがあれば人間なんとでもできる。そうだろう…―――「ライオット」?(今頃現場で活躍しているであろう後輩に、絶対的な信頼を寄せるかのような不敵な笑みを静かに零した) 」
ペニー「さすがこいつの力………市民や片っ端から殺させてもらったぜ(手の爪を伸ばしてアスランに襲いかかる) 」
ウィルバー「コツ……コツ……(避難する住民達とすれ違いながら移動。遠くに見えるアリエスの姿を視界に捉え、耳に指を当てる)―――――了解。干渉不要と判断、衛星観測に徹する(自らの無線を始めとする通信端末を床に落とし、おもむろに踏み潰す。 踵を返し、避難民に紛れ地下街の暗がりへ姿を消した) 」
セイン「―――――――(女王の間の隅。ステンドグラスから差し込む陽光に死に顔が照らされている。だが、その表情は暖かな自信に満ち溢れた騎士のようであった。彼が託した遺志を継いだ者たちなら、光明を照らしてくれる。故に、「悔いはない」…そう感じさせるように。) 」
エドガー「(背腰にセインに一瞥をやり、視界を閉ざす。瞼の裏の暗がりの中で、在りし日の騎士の姿を確かに見た)――――――(〘任せな〙) 構えなライオット、お前の暴走時間<ワンマンライブ>、冥土の土産に見せてやろうぜ。特等席で寝てる騎士様によォ!! 」
アサギ「……――――(圧倒され、思わず退きかける足が、ぴたりと止まる。そうさせたのは、ガトウや劉狼から聞いた、憧れの『先輩』の武勇伝。それをふと思い出し…)―――……そっすね。(元の位置へ足を踏み込む。)あんなかっこいいことを聞いたら…その後を辿りたくなるのが後輩《あたし》っす。先輩が、「任せた」って託してくれたんす。だったら…!!(どっしりとガジェットを構え、抗戦の意を全身で訴える) 」
ライオット「……――――(未知なる脅威に息を呑む。だが、呑み込んだのは「覚悟」だ。今までもこうして、無理難題な事態に直面してきた自分なら、不思議と笑みがこぼれだしてる。今も、そうだ。)―――……ああ、そうだよな。(口元を腕で拭うと、口角の上がった口元が露わとなる) 俺がやらないで誰がやるんだ?俺はな…――― 英雄になるんだよ!(長槍に変形させた武器を鮮やかに回転させて身構えると、その切っ先を眼前の敵一点に突き付ける) 」
AEGIS《神楯》「『本体はしばらくこっちに来れん』……『だが』……『お前達の博士もそうだが、俺もただ手をこまねいていたわけではない』 」
ライオット「ああ…ッ!!行くぜ…こっからが俺の…『俺たち』の―――― 」
――――― " 暴走時間《 ワンマンライブ 》だ " ―――――
─ 数十分前 ラステルム王国 城下町 ─
ミア・テイラー「Sh●t……こいつらキリがないぞ!(逃げ惑う市民を襲う帝国軍隊にバットを振りかざし応戦している) 」
マコト「クソッ、お兄…無事でいてくれよ!(ミアと同じく迫り来る敵を回し蹴りで応戦する) 」
絢瀬絵里「これ以上はキリがないわね?!(隠し持っていた果物のパイナップルに偽装した手榴弾を投げ、希らと共に遁走を図る) 」
マコト「……しっかしこんなんばっかりかよ!いくら倒れてもなんともねぇ……! 」
ガク…………ッ!(突如マコト達と交戦していた兵士たちが事切れたかのように倒れていく)
ミア・テイラー「Why………?あれだけやっても倒れなかったのに……?突如倒れたのを見て理解不能な表情で) 」
04《 デルト 》【アクエリアス】「 ヒ ャ ァ ハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ ! ! テメェら全員皆殺しだァッ!!! ダ ァ ン ッ ―――― ! ! ! (大跳躍――それは人間体であった時では体現不可能なほどに高く――から地上のライオットたちに狙いを定め、踏みつぶさん勢いで頭上より急襲。的を外れたとしても、着地時による余波が衝撃波となって空間に迸り、それだけで女王の間のステンドグラスが一斉に震える程であった) 」
03《 ハーロム 》【アリエス】「もう誰にも止められない…始まり出したこの狂詩曲 (ラプソディ)を…!バッ―――― ガ シ ャ シ ャ ガ シ ャ ガ シ ャ ン ッ !(バッ!と両腕を広げると、それぞれの両腕に備えられたハッチが展開。内蔵された赤い球体が不気味に発光したと思えば―――)―――― ド ギ ゥ ゥ ゥ ゥ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ン ン ッ ! ! ! (左右ぞれぞれに3方向、即ち、6つの閃光が扇状に解き放たれ、前方にいるレギュレイター陣営を挟み、切り刻むように閃光ごろ両腕を交差する) 」
ライオット「来るか…ッ!!(敵の動きを観測しつつ身構え、大跳躍した04を注視。タイミングよく後退跳躍し――)―――どぁッ!!(光槍を×状に振り抜いて追撃の衝撃波を斬り伏せる)……!(目には目を、歯に歯を、ユナイタルにはユナイタルを――そう判断してガバッと懐から懐中時計を取り出すが…) 」
しかし、ライオットの懐中時計『ユナイタルウォッチ』は未だ「1時」――イーティスと初めて交戦した――から動いていない。
ライオット「ッ…―――("まだ"か……これじゃあ、いくらやっても無駄か…)(先日のリベル戦が脳裏を過り、少なくとも「今」はユナイタルウォッチが起動しないことを悟り、小さく舌打ちする)……実力で何とかするしかねえ…ッ…! 」
アサギ「ちょわッ――――!?(広範囲に及ぶ閃光に仰天しながらも、その間隙を縫うようにすれすれで側転回避。物陰に身を潜める)…確か、あの姿になっちゃうと…通常のガジェットじゃ歯が立たなくなるんでしたっけ…(以前のイーティス戦がフラッシュバックする)……それでも、やってみるしかないっすよね…!(ガジャンと大きな音を立てながらリロードしはじめる) 」
AEGIS《神楯》「『こちらの時計は使えない……か。厄介、だな……』(グラグラと頭を揺らし)『……本体が、交戦、中、だ。制御が、鈍く、なる……』 」
ペニー「(アスランとペニーワイズの交戦中にすっと路地裏に消える) 」
嵐千砂都「危ないッ!!(ヒロの背中をグイッと引っ張って路地裏へ逃げ込むように閃光から撤退する)はぁ…はぁ…!今のは、さっきの攻撃よりも範囲が広くなった…!確か、あれが報告にあった『ユナイタル』っていうやつ…ッ…?気をつけて、ヒロ君。 相手は唯者じゃないよ…!(そう言うと先程交換した自身と彼の武器を再び交換することで手元に戻す)……たとえ、相手が強敵だったとしても、戦わなくちゃ…!迷ってたら、『あの時』と同じ運命を辿ってしまうかもしれないから…!(手繰るヨーヨーを震える手でに強く握りしめながら覚悟を決める) 」
エドガー「(落下攻撃のタイミングに合わせバク宙、衝撃波共に中空の安全圏へ移動し事なきを得て着地する)……(ライオットのガジェットには試験的に強化チップが搭載されている筈だ……。アスランのいう方法、ラタリアのアップグレードが間に合うまでは戦力になる、だが……) ライオット、お前の団長を信じろ (すれ違いざまそう言うなり彼より前に出、手刀を構える) 準備運動に飽き飽きしていたところだ、来な木偶の坊! 」
ヒロ「くっ、なんて斬g…(無謀にもヨーヨーで薙ぎ払おうとしたところを千砂都に背中を引かれる)すまん! …『あの時』…か(ふと呟く)…俺も、手を貸すよ(バットを構える) 」
ペニーワイズ(リメイク版)「何ヲシヨウトシテイルカハワカランガオ前ヲ生カシテハ返サン!!!(アスランに鋭い爪を繰り出す) 」
ヴェスパー「うわァーーー!!嬉しくないサイリウムじゃんこれーー!?(スライディングで交差前のビームを回避、ジャンプで交差後のビームを掻い潜るが) ジュオッッ (装備していたガジェットの装甲の一部がバターのように切断される。着地してから背負ったそれを横目に見冷や汗が滴り落ちた) やばたにえん、まじまんじ…… 」
04《 デルト 》【アクエリアス】「ヒャァハハハハァッ!!!強がんなよ雑魚ども!!こいつぁなぁ…!ゼレオロスが新たに導入した……えっと…なんだっけ……??……ああ、そうだそうだ…『ユナイタル』って奴なんだよ。てめぇら如き『アナグラム体』でも余裕だがよぉ~、最新の兵器…試運転にはちょうどいい機会だ。早々にくたばんじゃねえぞぉ!!ヒィィーーーヒャハハハァーーーッ!!(ガギョンッ――― ギ ャ ル ル ゥ ッ ! !)(交差した腕で虚空を薙ぐと同時に、両手先端部に2対の光輪が顕現。斬撃性を伴うその光輪を縦横無尽に振り抜きながら進撃していく) 」
ライオット「……!……ああッ…!(擦れ違いざまのエドガーの言葉に、不思議と不安は払拭された。ユナイタルは使えない、けれど、「仲間」がいる。それだけで戦える理由がある) ―――づぇぇぇええあああッ!!(ギッ、ガギィンッ、ギャギィィインッ!!)(巧みに光槍を振り回し、真っ向から04の光輪と火花を散らしながら衝突し合っていく) 」
03《 ハーロム 》【アリエス】「かわされましたか…しかし、これではどうです?(再び交差する両腕。もう一度あの閃光を解き放つのかと思われたが―――)――― ド オ ウ ッ ! ! ! (放たれたのは、爆音波。それはアスファルトの地面さえも容易く抉り飛ばし、建物の壁面さえも削れ剥がし、やがて吹き飛ばす勢いであり、近づく者も遠ざかる者も等しく吹き飛ばしていく) 」
アレックス・ディノ「悪いがオレをここに釘付けにしても変わりはしないぞ。俺の打つ手も、彼女の打つ手ももう動き出している!(シールドを取り出しペニーワイズの爪を滑らせ、そのままサーベルを振るい頭部、腹部と切り裂く) 」
エドガー「(札は残しているんだろう、こっちも温存させてもらう)"火天二型 / 小太刀" (左手に蒼炎を灯し、それを高密度に濃縮し纏わせ) ガ ァンッッ キュ オ ン… (生身の腕とは思えない疑似金属音を鳴らし左手刀を軽く交差するように振り払って光輪を捌き) "火天三型 / 砕" (振り払った腕の勢いをそのまま半回転、右手を左肘に宛てがい、 左手による "物体の強度を無視し内部まで衝撃が貫通する" 掌底をアクアリエスの腕に叩き込もうとする) 」
アサギ「 ッ゛ ッ゛ (そうきたか――――ッ!)(鼓膜を破られそうな衝撃を歯を噛み締めて耐え抜き、身を縮めた態勢からばねのように高らかに飛び出して屋上へと身を乗り出すことで押し寄せる衝撃の本体から逃れる) ス チ ャ ――― バキュンッ、バキュンッ!!(宙で横転した態勢から地上の03に狙いをしっかり定め、狙撃を行う) 」
AEGIS《神楯》「『一部、制御を、ハロのAIに依存する、動きは、あまり、良くない』(そう言うとライフルを取り出し)『援護、する』(飛び上がり、ライオットとエドガーの隙に差し込むように援護射撃を繰り返す) 」
ペニーワイズ(リメイク版)「グッ…!(サーベルで切り裂かれる)キシャシャシャ!!!(突然笑い出し地面から腕を出しながらアレックスに爪による斬撃のラッシュと風船爆弾のコンボ) 」
ヴェスパー「(確か第3はあの珍妙なロボらしき何かとの戦闘経験があったはず……!ここは……) うおおおお!!これが写輪眼ならぬ車輪ガンじゃァーーー!!(ガジェットをバイク型へ変形。前輪をアサギの方向へ射出し) ギュオンン (アサギの前で前輪が、ヴェスパーやフロール眼の前で後輪と車体がエネルギーシールドに変形し衝撃波のダメージを和らげようとする) 」
嵐千砂都「……ありがとう…!(ヒロに一瞬笑顔を振りまくと、押し寄せてくる大音波を見据え―――)―――行くよッ!!(身を乗り出し、衝撃がぎりぎり届かない範囲を確保しつつ遠目の接近を行い始める)スッ―――(使うのを躊躇っていたヨーヨー型のガジェットを構えながら疾走) はっ! (それ建物に向けて投擲する。飛ばされた勢いに反応して出現する仕込み刃が建物の壁に突き刺さると)――― グ ゥ ン ッ ! (高速で巻き取ることで某蜘蛛男宛らの素早い空中移動を開始する) 」
市民たち「…………(突如ペニーワイズの背後、アレックスの眼前に首が90度曲がって息絶えた市民たちがロープに吊るされて現れる) 」
コンラード「(一方移動中の装甲車内。腕を組み焦りを見せまいとダージリンを嗜む)カチャン………ふぅ。(ラタリア君のアップグレードにはまだ時間がかかる。ここは、致し方あるまい…………。) メトロくん。城下町の戦線まで最短距離だ、道中建造物を破壊しても私が責任を取る。飛ばしたまえ(意を決したような影の濃い顔で、重く言を発した) 」
04《 デルト 》【アクエリアス】「ヒャァァハハハハ!!!(ガギギギッ、ギャッ、ギャギィンッ!!)(狂気的に嗤いながらライオットとぶつかり合うが…)―――おっとォ!?(刹那、割り込むように攻撃仕掛けてきたエドガーに対し反射的に身を翻すと――)―――ギ ィ ィ イ イ ン ッ ! ! ! (振り上げた右脚と衝突。強い振動が脚部を通じて内部に響き渡っていくが――)」
04《 デルト 》【アクエリアス】「…ニィッ…考えたようだが、無駄なんだよッ!!今の俺には効かねえッ!!!(そのままライオットの首を掴んで振り回すように投げ飛ばしつつ、エドガーにぶつけることで二人を薙ぎ払う)ニィャァハハハアッ!!オラッ、どうしたよォ!!もっと撃ちこんでこいよォ!!(大の字に広げた態勢でAEGISの射撃を受けるが、びくともしない)」
メトロ「…でもっ……!(一瞬躊躇の眼差しを浮かべるが…)―――了解しました!(今はなりふり構ってる場合じゃないと判断し、装甲車を加速させる) 」
アレックス・ディノ「チッ……!(激しく爪とサーベルで打ち合い、立ち位置を変えながら火花を散らす。風船から吹き放たれる爆風を切り払い、潜り抜けながら打ち合うが)!?(突然吊るされた市民たちを目の前にし、手と足を止める) 」
AEGIS《神楯》「『やはり、効かない、か……』(ライフルを連射するも、特に効いた様子のないそれを見て)『ライオットの攻撃も、通用、していない』……『それに、エドガーの今の攻撃は浸透系の打撃だった』……『それも効かない、となる、と』…… 」
03《 ハーロム 》【アリエス】「 ギッ、ギュゥンッ (頭上からのアサギの射撃が被弾。しかし、微動だにしない)…"我々は痛覚を感じない"。ですが、肉体にはその痕が残る。人の身体とはあまりにも脆く、儚く、故に虚しいもの。ですが、ゼレオロスの新たなテクノロジーによって、その人間が進化を遂げる。その姿こそが、『ユナイタル』。これこそが、人類が到達するべき新たなるステージ…!この喜びを一曲に、貴方がたにも理解していただけるよう素晴らしい追奏曲(カノン)としてお送りしましょう。(両腕を交差し、次の攻撃を構える) 」
┣¨ッ ┣¨ッ ┣¨ッ ┣¨ッ ┣¨ッ ┣¨ッ ┣¨ッ ┣¨ッ ┣¨ッ ・・・(03《 ハーロム 》が構えたその時だった。初めは喧騒で散乱した空缶が震える程度だった。しかしそれは骨身を揺るがすほどに大きくなり、地響きを伴って一定のリズムを刻みながら遠方から迫った。)
┣¨ッ ┣¨ッ ┣¨ッ ┣¨ッ ┣¨ッ ┣¨ッ ┣¨ッ ┣¨ッ ┣¨ッ ・・・(どれだけの馬力を積み込めばそうなるのか、エンジン音に酷似したそれの元は、今まさに戦場へ到達した)
装甲車「バッグォォォォーン(第10と印字された装甲車がアスファルトえを削り神懸かりなドリフトを効かせながら到着。ハッチが開くと、くぐもっていたその音がより鮮明に響き渡る) 」
コンラード「┣¨ッ ┣¨ッ ┣¨ッ ┣¨ッ ┣¨ッ ┣¨ッ ┣¨ッ ┣¨ッ ┣¨ッ ┣¨ッ ┣¨ッ ┣¨ッ ┣¨ッ ┣¨ッ ┣¨ッ ┣¨ッ ┣¨ッ ┣¨ッ ・・・・・・(眼球を影で覆うほど、眉間が異様に盛り上がった重量感、いや威圧感を伴う迫力の男が、ハッチから現れ……) 八"ァァァァーンッ!! (腕を組みッッ 仁王立ちする。それだけで威風が発生し、砂塵が舞う) 」
ヴェスパー「なんだァあのメタボ!!戦ってるとこ見たことないけど強いの?(ドン引き) いや普通に腕くんで立ってるし……隙だらけじゃんあんなの……いや、隙だらけ……じゃ、ない……!? 」
コンラード「(ただ仁王立ちをしている。それだけだというのに……) フッ (ただほくそ笑むだけだというのに、"次に何をしでかすかわからない"、何を備えているのかわからない。というのも……) 」
.>>誰も、コンラードの戦闘スタイルを把握していない(知られていない・黒くされていない)からである<<
嵐千砂都「(攻撃が通用しない…それでも…―――)―――やあああぁぁああーーッ!!(―――諦めない!絶対!!)(空中へと身を乗り出し、サークル状に振り回したヨーヨーによる乱舞するような連続斬撃を与えていく) 」
市民たち「…(スチャッ(アレックスが足を止めた瞬間に銃を持った腕が引き上げられ、アレックスに向けて一斉掃射) 」
オアシム2号機「(ヴェスパーの肩にひょこっとより小さいオアシムが乗る)―――――無防備に見せているだけということに何故気づけないのだ……。皮膚の下は殺気の塊だぞ……全く、恐ろしい人だよ…… 」
ヒロ「…助太刀する!(バットから時限爆弾式ボールを連射しながら迫り、03の近くまで来た瞬間バットの先端をライトセーバーに変えて攻撃を振るう) 」
ヴァランドロア刹那「無知とは恐ろしいですね。私も直接個の目で見た訳ありませんが……。ただ、噂でしかないが武装ゲリラの本拠地へ単身乗り込み"力を見せるのみ"で敵の戦意を喪失させ、武装解除・無血制圧に成功したらしい。 その際に生じた大穴が未だに火の国の砂漠地帯のど真ん中に残り、その周囲は異常な乱気流が未だ発生している……。 」
エドガー「 い" ッッ (頭部にライオットの頭部がクリーンヒットし仰け反りながら吹っ飛ぶ) クンッッ シュトッ (バク宙し難なく着地。口橋の赤を腕で軽く拭い舌打ちした)流石に硬いな……"極位技"は使いたくねえが…… 」
アサギ「チッ――――(効かない…やっぱりあの時の機体と同類っすね。先輩ならこんな奴…いや…―――)―――『先輩』に頼るだけのあたしじゃないってとこ、見せてやらないと!(狙撃形態から銃撃形態へ変形) ズダダダダダッ!! (次の一手を打たれる前にマシンガンの如き勢いある射撃を叩き込みつつ、03の周囲を回るように走り抜けながら銃撃を繰り返していく) 」
ヴェスパー「異常な乱気流……。まさか、蛇龍ウェネトすら死滅させるデッドゾーン!"砂の目"の原因……ってことォ!? 」
ロナ「あ!私も聞いたことがあります!!コンラード団長がガジェットを装備していないのは、"体に内包し制御している力"が干渉しチップを破損させてしまうからとかなんとか!! 」
ヴァランドロア刹那「強すぎる……強すぎるんですよ奴はァ!! 」
片桐「(無線で噂される一般肥満おじさんのあれやこれやの音声を拾い、装甲車内で頬杖をつく)……。(総団長、団長以下はあいつの実力知らないからレギュレイター加入以前の独り歩きした噂を鵜呑みにしがちなんだよなァァァ……) そうだぞォ。 コンラードの必奥義、『超気攻天上天下国士無双空烈波光拳』こそが、 こないだの空を割った異常気象の正体だ……と、噂されている(無線で割り込み) ユナイタルさえ貫通する技の一つや二つ、平気で備えているだろうぜ 」
アレックス・ディノ「これは……ッ(放たれる銃弾を装甲の装甲で受け、素早くサーベルを振り回しそれらが持つ銃器を解体し)悪趣味な人形遊びをするようだな(そう言って空中へ、蒼い糸を引いて飛び上がる) 」
市民「(飛び上がるアレックス目がけて落ちてくる) 」
ライオット「なッ―――ぃでぇ゛!!(エドガーと頭部がぶつかり合い、一瞬目が☆になるも辛うじて意識を取り戻して着地する)…いっつぅ~~~~っ゛… あんの野郎…!(ユナイタルが使えれば……いや、待てよ…っ……?)(ふと、自分のガジェットに視線を下ろす。最初は真っ白に輝く光の槍が、よく見るとほんのりと赤みを帯びていることに気づく――)―――チャンスは"まだ"ある…ッ!!(何を思ったのか、愚直にも04へ突撃していく)―― 今からゲージを溜めるッ!!(そう言うとトチ狂ったかのようにただ闇雲に敵に対して槍を振り抜き続ける) 」
ペニーワイズ(リメイク版)「オ人形ニ気ヲ取ラレテル場合ジゃナイゾ”!!!(アレックスにめがけて落ちる市民に向けて風船を飛ばす) 」
AEGIS《神楯》「……『浸透系の、打撃も、通用しなかった以上、極位も通用するとは、限らない』……『同原理による防御が、あの装甲に組み込まれている可能性がある』……『となれば、物理的な力による突破しかない』……『合わせられる、か、エディ、ライオット』(ライフルを捨て、起死回生を狙いサーベルを発振させ構える) 」
コンラード「 待 て 。 (次の攻撃に移ろうとしている03《 ハーロム 》へ腕を伸ばし)……。貴様の足元、崩れかかっているぞ。(そんな不安定な状態で攻撃するなどと隙を見せようものなら一瞬で葬れるが)危険だから、一応教えておいた…… ニフ" ニフ" ニフ" ニフ" ニフ" ニフ" ニフ" ニフ" ・・・ 」
03《 ハーロム 》【アリエス】「…………(突如として戦場に馳せ参じたコンラード。忠告する彼と静かに対峙するが―――)―― バ シ ュ ゥ ゥ ゥ ウ ウ ウ ン ッ ! ! ! ! (装甲車に向けて無言で閃光を発射) 」
メトロ「 退避いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい! (閃光が発射されたタイミングでコンラードをはじめ車内にいた団員たちと慌てて装甲車から飛び出すように逃げ出す) 」
葬儀服の団員たち『 デッデデデッデッデッ♪ (失神したコンラードを引っ張って脱走)』
コンラード「 フッ (ほくそ笑んだ顔のまま失神し引っ張られる) 」
オアシム二号機「…………と、いうこともあるようだが今日の彼は絶不調の中無理をして参戦してるから仕方ないね 」
エドガー「へえ?(ライオットの言葉に悪戯を思いついた悪童のように口端を吊り上げ) 面白い、乗った。 第3の底意地……見せてもらおう―――――かッッ(震脚、プラス蒼炎。 文砕き広がる亀裂から蒼炎が溢れ……) ボゴォッッッッt (04《 デルト 》の機体の足元が砕けシーソーのようにめくり上がらせる。) "火天五型 / 灯籠"!! (その場でアッパーカットを放ち拳から放たれる蒼炎が天井を撃ち抜く。 押し上げる床、崩れる天井で挟み込もうとする) 」
AEGIS《神楯》「『同じく、援護する』(エドガーが地形を変化させ挟み込もうとしたのを見て、変形して飛び立つと)『捕まえる』(04《 デルト 》の背後に回り込むように飛行、そのまま強襲形態に変形、四つのクローで挟み込もうとする) 」
03《 ハーロム 》【アリエス】「キュンッ、キィンッ、カキィンッ―――(アサギ、千砂都、ヒロ…三人の攻撃を一身に浴びながら――それでもぴくりとも動かない――再び両腕を交差して次の攻撃の準備に入る)―――― 奏でよ、阿鼻叫喚に震える諧謔曲(スケルツォ)を!( バ シ ュ ゥ ゥ ウ ウ ウ ン ッ ! ! ! )(今度は両足のハッチまでもが展開。初手の比にならぬ超広範囲に及ぶ閃光が五譜線のように解き放たれ、建物さえも貫通・蹂躙しつつ出たらめに城下街諸共レギュレイターの面々を駆逐せんと迫っていく) 」
04《 デルト 》【アクエリアス】「今更足掻いたところで―――何ができるんってんだ、アァンッ!!?(愚直に突っ込んでくるライオットと再び衝突戦に乗り出す)―――!(エドガーによって隆起した床に押し上げられ転倒する) どぁぁああッ!!? (上下から挟み込まれるように瓦礫に押し潰される、が…)――― ボ ゴ ォ ン ッ ! ! 小賢しいってんだよォ!!!(ギィィィイインッ!!)(背後旋回したAEGISへと踵を返し、脚部にも光輪を灯して挟み込もうとするクローと金属音を鳴らしながら激突する) 」
アサギ「なにやってんすかあの団長…(えぇ…とドン引きな眼差しを向けていたが―――)―――やばッ(再び放たれた閃光に絶叫。猫のようなしなやかな身のこなしで踊るように閃光同士の間隙を縫って回避を試みるが…)―――ぃ゛…ッ゛…!(太腿に、焼けるような掠り傷。その僅かな痛みに苦悶の表情をひとつ浮かべるも、なんとかして直撃は免れなければと必死に後退していく) 」
AEGIS《神楯》「『抑え、込む』……『!!』(大きく火花を散らし、04《 デルト 》と競り合い)『時間は、稼いで、見せる』 」
アレックス・ディノ「チィッ……!!!(風船を切り払い、爆風を通り抜けながらその市民を抱え込む) 」
エドガー「"鎧は床に流し衝撃を無効化する"って聞いたが。テメエはどうだろうな(天井に着地。 再度飛翔し、隆起した不安定な足場ごと 04《 デルト 》を押しつぶそうと頭部パーツめがけライダーキックを振り下ろす) 」
ボンッ!!!!!(風船の爆発に誘爆するかのように市民が大爆発を起こす)
嵐千砂都「そんな―――きゃんッ…!(閃光の衝撃に吹き飛ばされ、直撃こそは免れたものの壁に打ち付けられてしまう) 」
ロナ【アリエル】「う"ぁ" ァ"……!!(型装甲、膝装甲を閃光が刳りガジェットへの被弾とリンクしているかのように表情を苦悶で歪める)ッ……! 散開、囲んで!!(全ファンネルを周囲へ拡散、03《 ハーロム 》の上空へ円を囲うように再結集させ) お願い、みんな!!(ファンネルの円陣が回転しつつ直下へビームを射出、03《 ハーロム 》の足元が乱雑に抉られ) ガコォォンッッッ (小爆発と共に床が地下街へ向かって"くり抜かれる") 」
ライオット「(もっと、もっとだ…!早く、もっと早く…ッ…!!急げ、急げ、急げ…ッ…!!)ギッ、ギィンッ、ガッ、ギャァンッ!!(殴りつけるようにガジェットを激しく振り回す。やがて淡い赤みを帯びていた光槍が赤熱を帯びたように真っ赤な光に覆われていく―――) 」
―― ⚠RELEASABLE⚠ ―― (ライオットが振るうガジェット・閃光《グリント》。その表面に「解除可能」のアラートが表示される―――)
ライオット「 ("来た"―――ッ!!)(赤い発光を帯びた自身のガジェットに目を見張り、口角を上げる)―――― " ブ ー ス ト " ォ ッ ! !(その一声をトリガーに閃光《グリント》は強い光を帯び、僅かな粒子を零して潜在的な力を解禁する)二人とも、恩に着る…!(これでようやく反撃に出られる、と両脚に力を込めて大胆に身構えると――)――― づ ぇ ゛ あ゛ ッ゛ ! ! ! (猪突猛進、からの突貫。一見は着飾らない挙動…だが、その槍による一撃はより重く、硬く、鋭くなっていた)」
04《 デルト 》【アクエリアス】「邪魔くせぇえええッ!!(ライオットと入れ替わるように進撃するAEGISと拮抗し合う) ごちゃごちゃうるせぇえなァ!!?( ド オ ゥ ッ ! ! ! )(上空より蹴り出してきたエドガーの足に向けて勢いよく拳を振り抜き、激突。城内に強い衝撃が迸り、激しい拮抗状態になるが、そこに―――)―――― ッ゛ ゥ゛ ! ! ? (ライオットの槍が、胸部に歪な音をあげて炸裂。「く」の字に曲がりながら凄まじい速度で柱を貫通し、壁に大激突した)」
ヒロ「ぐっ…!(閃光の衝撃を喰らい、地面に叩きつけられる)……!千砂都ちゃん………無事か…!(千砂都の方を向き) 」
AEGIS《神楯》「『チッ』(片腕を衝撃で吹き飛ばしながら転がり、04《デルト》から離れる)『二人とも、よくやった』……!!」
アサギ「―――!(しめた…!) 落 ち ろ ォ あ ッ ! ! (ロナが取った行動からほんの僅かな好機を見出すと、03に向けてサムズダウンし、ガジェットのトリガーを引き出す。すると―――)」
ズ ボ ォ ン ッ ――― ズ ド ォ オ ン ッ ――― ボ ギ ャ ア ァ ン ッ ――― ド ッ ガ ア ア ア ア ア ァ ァ ァ ア ア ア ア ン ッ ! ! ! (03の周囲で爆発と共に巻き起こる火柱。それはアサギの旋回ルート――彼女が事前に地雷を仕掛けていた――であり、次々と起爆。ロナが齎したファンネルによる攻撃と相乗効果を齎し、03を中心とする大地が抉れ、大穴が生み出される)
03《 ハーロム 》【アリエス】「なんと――――ッ゛!!?(地上と空中からの爆撃に身動きを封じられた挙句、崩れ出す地面から逃れることもできず、そのまま瓦礫と共に大穴の底へと沈んでいく――――) 」
04《 デルト 》【アクエリアス】「パララ…ッ…(瓦礫に埋もれていた態勢から身を起こし、再び彼らの前へと復帰するように歩み出す)……"いってぇ"なぁ…ッ…!?おかしいよなァ~~~~…この俺様がよォ~~…「いってぇ」て感じてんだぜ…?んだよ、今の。まだ、隠し玉とか、あんの?ほんっっっっっま…鬱陶しいよなァ~~~~レギュレイター共ってのはさァァァァ~~~~…!!(今の今まで傷一つ付くことのなかった装甲。ライオットが突貫したと思われる部位には、明らかな「斬撃痕」ができていた) 」
エドガー「トッ――――(着地し砂塵に飲まれる敵影を見据えつつ一旦構えを解く。 一瞬、普段の真顔をライオットへ向け)……(口端を上げると、構えを取り砂塵を注視した) さて、隠し芸は披露しちまえば隠し芸じゃねえ。 おかわりも時間稼ぎは必要か? 次は楽そうじゃねえがな 」
AEGIS《神楯》「……『効いてる、ぞ』(左腕が捥げた状態でゆっくり立ち上がり) 」
ライオット「…っ……!っし…!読み通りだ…!『ブースト』なら何とかいけるみてぇだ…!(遠目からでも確認できる04の装甲にできた傷跡に、にっと口角を上げ、エドガーとAEGISに「これなら…!」とコンタクトを送る) 」
ロナ【アリエル】「今のって……アリエルの光線の威力じゃ…… あっ!(アサギのしてやったりな動作を確認し)わぁいやりましたねーっ!!(騎乗したまま、つまり機体の鉄腕がハイタッチしようとアサギへ迫る) 」
AEGIS《神楯》「『ライオットのそれは、通じるようだな』……『希望が見えた。お前は無敵じゃない。充分倒せる相手だ』……『こっちには倒す為の「切り札」もいるしな』(ライオットの方に、バチバチと点滅する目を向けて) 」
ヴェスパー「ちゃんロナー!!ストップストップー!!スキンシップには機体がヘヴィ過ぎるぜェー!! 」
嵐千砂都「ハッ…はぁ……う、ん…!なんとか、大丈夫……!(よろよろと起き上がる)……!敵は、落ちた…?(大穴の方を静かに見据える) 」
メトロ「カタタタカタ…(一方その頃、失神したコンラードとそれを看病する団員たちを背後にノートPCのモニターにて戦況を把握していたが…)―――――! 深度35mより敵反応感知!!来ますッ!!! 」
03《 ハーロム 》【アリエス】「――――― ズ オ ゥ ッ ! ! ! (大穴より迸る巨大な閃光。藍色に輝く光の中に、一つの影がゆらりと浮かび上がる) やれやれ、この程度で私の演奏が止められるとでも…?実に、甘い。甘美なほどに。ですが、世は常に残酷なのです。(ふわりと地に着地する) 」
04《 デルト 》【アクエリアス】「ッッッッハ!んなちまちましたやり方で俺様を討てんのかよォ!?舐められたもんだよなァ!!! ( ガ シ ャ ―― ガ シ ャ ――― ガ シ ャ ァ ン ッ ――― ! ! )(すると、変形機構が作動。人型から、まるでオートバイを彷彿とさせる形態へと変形を遂げた) 」
04《 デルト 》【アクエリアス】「―――― ヒィヤッホォォォオオオオオオオ!!!( ギ ュ オ ン ッ ―――― ギ ャ ル ル ル ル ル ゥ ッ ! ! ! )(引き合わされた磁石のように合体した両手・両足に発生した光輪。それぞれがバイクの前輪・後輪のように発現され激しい回転を帯び始めたと思えば火花を散らしながら爆発するようなロケットスタートを発動。超高速度でライオットたちの間隙を横切る、それだけで凄まじい余波が数秒遅れて発生する程であった) 」
ライオット「なッ―――どあああぁッ…!!?(瞬きしたころには既に真横を過ぎ去られ、その余波の衝撃に吹き飛ばされまいと地に足を付けて踏ん張る)……変形した…!?は、早ぇ…ッ!! 」
ヒロ「どうやらそのようd…!また出てきた…!(03が着地したのを見てよろよろと千砂都の横に立って敵を見据えバットを構える) 」
アサギ「ちょまままままっ💦タンマタンマ!!💦(じゃれつこうと寄ってくるアリエル(ロナ)に絶叫しかけたが…)……!!(その和やかな空気を壊す敵の復帰に振り返る)……けっこー効いたんじゃないかと思ったんすけどねー…(あちゃーと後頭部を掻きむしる) 」
エドガー「(目元を砂塵から腕で庇い)そう来たか……生身の速度は加速以上、威力は比較にならないな(小さく舌打ちし背越しに一瞥やる)――――ライオット。ブーストは簡潔に言えばガジェットの"出力強化"……そういうことでいいのか(右手に嵌めた手袋を乱雑に外し、戦闘続行の意を目で伝え) 」
ライオット「……ああ、そうだ…けど、一つだけ、やべぇ弱点がある…っ……(エドガーに応える最中、伏し目がちになる。その視線の先には赤く発光するガジェット、だが…)―――― こいつぁ「時間制限付き」なんだ… この感じだと…もって、あと「2分」…(徐々に点滅の速度が増していく自身のガジェットに対し冷や汗が垂れていく) 」
ロナ【アリエル】「 かッ…… (ギャグチックな三白眼で硬直。慌ててハンドルを握り直し後退、手元にファンネル群を収束させる) 震度30mから浮遊してきたってことですよね……。どうしましょう、今度はマントルまで叩き落とすしか…… 」
AEGIS《神楯》「……『つまりまた、奴にスキを作ってやればいいわけか』(ライオットの言葉にそう返すのは、いつの間にか変形し飛び上がっているAEGIS)『任せろ、クローが一本減ったところで』(巡航形態からデルトを負けず劣らずの速度で追跡、クローを広げ強襲形態で絡み付こうとする) 」
エドガー「――――装備もお前に似て無茶したってワケか(流し目にじぃっとガジェット、ライオットを交互に見やっていた。そうしている内に、誰かの姿と重なって見えたのか苦笑し)お前のとこの団長方が目にかけるのもわかる気がする……。 2分"も"出力上昇できるなら上出来だ。 何より"火力"でゴリ押せることがわかった、充分だろう (両手の手袋をかなぐり捨て、掌に拳を当てこ気味のいい音を鳴らした) 」
アサギ「…あ、それは名案っすね…!(アリエル(ロナ)に向けて指パッチ)けど…そんくらいの爆薬があれば…の話っすけど…今ので大分使い切っちゃっすからね…(やべぇ…とぎこちなく苦笑する) 」
ペニーワイズ(リメイク版)「ククク、マトモニ戦おうトスルカラコウナル!(爆発に巻き込まれたアレックスに追い打ちをかけるように風船爆弾を飛ばす) 」
ヒロ「君がやられたら…『あの時』止まった時計は二度と動き出さなくなるからな(そっと呟き、03に対してボール型時限爆弾を放つ) 」
ライオット「……頼む…! とぁぁあああーーーッ!!(再び二人の協力を得て身構え、全身を横に傾倒させながら縦回転しつつ叩き切るような勢いで04に槍を振り下ろす) 」
04《 デルト 》【アクエリアス】「ヒャァアハハハハッ!!てめぇらの攻撃なんざ――― ギ ュ オ ン ッ (クローを突きつけて襲い来るAEGISを見定めつつ、超スピードで彼の意図を掻い潜っていく)あたらなければ――― オ ゥ ン ッ !(だが、その頼みの綱のライオットの攻撃さえも振り抜き、擦れ違いざまに吹き飛ばす)―――― 意味がねえだろうがよォ!!(最後に、エドガーに向けて突進することで、三人を振り抜いていく)」
03《 ハーロム 》【アリエス】「ボゴォンッ、ズドォンッ―――(ヒロが投げ打った時限爆弾が直撃するも…)――― ォ ォ ォ ォ … ッ … !(黒煙を纏いながらゆっくりと進撃していく。「あなた方に逃げ場はない」と、その全身で謳うように―――)」
AEGIS《神楯》「『チッ』……(人型に戻りながら、横滑りするように砂煙を立て、再び巡航形態へ変化し追い立てる)『速すぎる』……『巡航形態ならまだしも強襲形態ではもう追いつけなくなる』…… 」
ライオット「ッ゛――――!?(空ぶる槍。超高速で移動する相手には、その肝心な一撃を叩き込むことも敵わず―――)――― ぐわぁッ…!!(成す術もなく地に叩きつけられる)くそッ…!!早すぎて当たらねえッ…!!(募る焦燥、それと比例するようにガジェットの点滅も早くなる) 」
エドガー「(振り抜かれる刹那、一瞬ではあるが"目"で04《 デルト 》の姿を捉え) ジッッ (裏拳で軌道を逸らす反撃が僅かに掠める。 その余波による痺れが肩まで伝わるが、感触を確かめるように拳を握っては離しを繰り返し)……。("慣れてきた"か。あと2,3回は予行演習させて欲しいもんだが、そろそろ取りにくるか……) 」
04《 デルト 》【アクエリアス】「アッヒャヒャヒャヒャヒャッ!!!(床から壁へ、壁から天井へと駆け抜けて、頭上で人型形態に瞬間変形。肢体を振り抜いて上空から無数の光輪を雨のように降り注がせてライオットたちの身動きを封じ込んでいく)」
ライオット「ぐぅ゛…ッ゛……!!(反撃に出ようとするも、すでに敵は頭上。更にはそんな有利な態勢から容赦なく無数の弾幕を打ち込まれていく。直撃を回避するために武器を振るうも、肝心の本体には一向に届かず―――) 」
キ ュ ォ ォ ン … ―――――――(ライオットのガジェット・閃光《グリント》の赤い光が消失。無に消えたかのような元の白色に戻ってしまった――――)
ライオット「―――――!!?(ついに、その時がやってきてしまった。一縷の望みを灯す赤い光が消え、これ以上ない絶望感が押し寄せてくるかのように表情が青褪めてしまう) 」
アサギ「(不味い不味い不味い…マズイっす……!このままだと、本当(マジ)で…)……先輩…っ……(最善を尽くしても何一つ敵わない相手を前に、半場涙目になりかける) 」
ヘザー「げっふ……不便な身体だわ、我ながら…!(飲み干した薬液の便を投げ捨て、ガジェットが戻ってしまったライオットの前に飛び出し……四脚のガジェットで光輪を捌く)……戻ったら戻ったで、なんとかしなさい…!!突破口は出来たでしょうが!! 」
平安名すみれ「(グソクムシの脚を鞭のようにしならせ、光輪を弾こうとする) 」
04《 デルト 》【アクエリアス】&03《 ハーロム 》【アリエス】『 さァ――――終わりにしようぜ / 終わりにしましょう (成す術を失ったレギュレイター一同を前に各々がトドメをささんと攻撃態勢に入った、次の瞬間――――)』 」
―――― ド ゴ ォ ァ ア ッ ! ! ! / ガ ギ ィ イ ン ッ ! ! ! ―――――(その時だった。04には骨身が砕けるような一撃が、03には肉片を削ぎ落されるような一撃が、それぞれに走ったのだった)
04《 デルト 》【アクエリアス】 / 03《 ハーロム 》【アリエス】『 ! ! ? (ほんの僅かな一瞬…その刹那の内に視界が黒く覆われるような光景に陥ったかのように全身が大きく吹き飛ばされてしまったのだ)』
ライオット / アサギ『 ! ? (それぞれの目の前で突然起こった状況に、目をぱちくりさせる)』
ド ス ン … ッ … ――――!(城内に降り立つ大きな人影。その脚部は菫色の獣の毛に覆われ、それを包むように軽量化された武具が装着されている。その正体は―――)
フ ワ ァ … ッ … ――――!(城下街に降り立つ小さな人影。靡く白衣にだぼだぼなまでに長い袖がぷらぷらと振り回されている。その正体は―――)
劉狼 / ラタリア『――――― 間に合ったか / 間に合ったようらね ―――――』
ライオット / アサギ『―――― 師匠ッ!! / 博士っ!! ――――』
エドガー「参った、意外とあっという間だったな2分("目視"で攻撃を予見し回避しつつ、いつでもライオットを攻撃軌道上から移動させられるよう立ち回りながら)"ヘザー"も無理するな。人望が厚いんだからあんたに何かあるとクレームが殺到しそうだ。あす……ハゲは知らん(いよいよネタ切れか。 ライオットはもちろんだが可能な限りここから離脱させ……)――――。(劉狼に横目をやり肩をすくめる) リハビリにしては絶好調だな 」
ライオット「……師匠…ッ…!怪我の具合は…!?もう、退院したのか…っ?(自分の身よりも劉狼を案じるように慌てて駆け寄る) 」
AEGIS《神楯》「『遅い、ぞ』……『本体が足止め食らってるオレが』……『言える事じゃ』……『ないか』……(そう言うと、とうとうバッテリーを切らしたのか、紅い装甲が灰色に色を失っていき、眼からも光を失い倒れる) 」
ヒロ「くっ……!!(攻撃体勢に入った瞬間フラフラとしながら千砂都を庇わんと前に立つも…)…!(痛烈な一撃を見て) 」
劉狼「…ウム、既に傷は癒えている。遅れてすまなかった。(柔らかくも不敵に笑む顔を見せる。だが、目につくのは…自身のガジェット、ガントレッタ型の牙突《 ウォルファン 》…それが、"赤く発光"している) 」
コンラード「はははははァー!いいぞォ!今博士を迎え彼岸は達成されました……という訳だァ!ガジェットを無効化すれば勝てるとその気になっていたゼレオロス帝国の諸君はお笑いだったぜ。さぁ!死の恐怖を味わいながら伝説の超博士に八つ裂きにされてしまえー!!(ピピピピピピ) 」
ヴェスパー「ゴチャゴチャうる↓せぇ↑よ!!(コンラードへロケット肘鉄) 」
ライオット「――――!……その「光」……俺と同じ『ブースト』…!?どうして、師匠が………!まさか――――! 」
ラタリア「うるさいのら!(ズガァンッ!とコンラードの笑い声を遮るように自身の斧型ガジェット・震激《 タイタン 》を叩きつける。劉狼と同様に、その武器もまた赤い粒子を放っていた)……みんな、本当に待たせてごめんなのら。でも、ようやく完成したのら…!これが…―――― 」
ラタリア「 ガジェット拡張機能"第一弾"―――『 UpG.《アップグレード》 』らっ!!! (赤く発光する自身のガジェットを見せつけるように構える) 」
アサギ「博士……とうとう、完成したんすね…!(わぁ~~✨と目を輝かせながらすり寄っていく) 」
フロール「(瓦礫に埋まっていたらしく、血塗れの状態で瓦礫を押し退けて現れ)……ラタリア博士…!?まさか、それは…!新兵器…!! 」
ヘザー「……隊長と呼びなさい、隊長と……本体が無事なのを祈っとくわ、助かった…(崩れ落ちるAIGESを一瞥した後エドガーに不満げに言った後、口元の血を雑に拭いながら吹き飛んだ04と現れた劉狼を交互に見)……ウチの管轄で療養してた割には、随分掛かった様ね…随分豪勢な土産を持って来たみたいだけど 」
ヴェスパー「すげえやラタリーちゃん!ねねねねっ、それって確か新装備じゃなくて出力強化パッチ的なあれだよね!わたしちゃん!わたしちゃんのもあるー!?(目をしいたけに輝かせラタリアへすり寄ろうとするが) ギャァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!(フルフルの悲鳴)フロロっちゃんの顔がァーーー!!国宝級の顔そのものがァーーーー!!!!!(キレキレイな布でフロールの流血を拭きに行く)大丈夫!?いたいいたいとこない!?(キュッキュッキュッキュッキュッキュッ) 」
ラタリア「…『UpG.《アップグレード》』…通称、『ブースト』…!これはガジェットに内蔵した衝撃還元機構ら!これを搭載したガジェットで対象に攻撃を与え続ければ「ゲージ」が蓄積される。ゲージが一定数以上蓄積されるとブーストの解禁を知らせるアラート音が発生する仕組みになってるら…!ブーストを開放することでガジェットによる攻撃力が一定時間上昇…通常では傷一つ付けることも困難だった特殊兵装の装甲すらも甚大な損傷を与える程に強化されるんら! 」
ラタリア「本来は試験的にライオットのものにのみ搭載していたんらけろも、その戦闘データを基に強化・複製が完了したのら!欠点だった持続時間は、溜め込んだゲージに依存するように改良した!らから、"長期戦になればなるほど、より強く、より長く、ガジェットの強化が増す"ようになったんらー! 」
ライオット「……マジかよ…!俺の奴が、そこまで強くなってたのか…!(ラタリアが説明しているその頃、彼女と同じ説明を行っていた劉狼よりUpG.《アップグレード》の概要を聞いて驚きの眼差しを浮かべた) 」
平安名すみれ「粘った甲斐があったわけね、団長…! 」
劉狼「左様…これであの『ユナイタル』という特殊な機械生命体にも、痛手を与えることが可能。もう、貴殿だけが重荷を背負う必要ない。拙僧も、レギュレイターの全団員も…貴殿と共に戦うぞ、ライオットよ。(フッと、彼をはじめ、エドガーやヘザーたちにもアイコンタクトを送る) 」
エドガー「そいつはあいがたい。今日は祝杯にベーカリーに行くぞ(毎日行ってる)…………。チラ (先の戦いでぶっ壊した自身のガジェットの残骸を発見。足で軽く退かし) ならその力、試させてもらおうか(―――――― ま、素手でごまかせるだろ!!!!!!よろしくなァ!!!!!!) 」
ラタリア「もちのろんなのらっ!(ヴェスパーに)…さあ!みんな急いでパッチを導入し、各々のガジェットにインストールするのら!!(その一声と共に、城下街・城内問わずあらゆる場所に大量のハロが飛び出していく。ハロ達には、アップデートに必要なチップが内蔵されており、付近に現れたレギュレイター一同に一斉に渡していく) 」
AEGIS《神楯》Ⅱ「『同じく』(新しくAEGISがコンラードの隣に降り立ち)『こちらもアップグレードが完了した。こちらはガジェットと違い全身が純粋なメカ故に単純に出力を強化した。爆発力はあちらだが安定性はこちらにある』(コンラードに視線を向けると、眼の色が緑から青に変わって)……自立モードも搭載したデース。今まではAEGIS形態での戦闘には本体からの操作が必須でしたが、ハロのAIチップだけで稼働可能デース 」
ラタリア「さっきの説明にもあったように、本来ブーストを発動させるには相応の攻撃回数と時間を要するら… けど、今回インストールすることで、既に君たちが戦っていたログデータを参照して、"今すぐにブーストを解禁できる"ようにしておいたら!らから容赦なくあいつらをボコボコにしてやるのらー!! 」
ヴァランドロア刹那「(なんやかんや電柱にぶっ刺さったままだったが、城内からヘザーの声を超聴覚(ヘザーの声限定)が広い) ブッピガーン クルクルクル スタッ (ハロが運んできたチップをガジェットに装着。無理やり電柱から体を引っこ抜き、縦に回転しながら地上へ着地。) よ っ し ゃ ァ ――――――!! (ベジットの叫び)さぁ、第二ラウンド開始と行こうか!!ヘザー団長に代わってチェストォ致す!! 」
ヒロ「よし……やってやろうじゃん……!(チップをガジェットに装着) 」
ハロ「ハロロロロロロロロロロロ……(集まってくるハロ)ベー(口を広げてチップを提供するハロ) 」
嵐千砂都「うんっ…これなら、いけそう…!(ヒロに続けて、ハロから渡されたチップを自身のガジェットに差し込む) 」
ヘザー「ええ、全く……!長期戦に向かない身体で準備も碌にしないで無理に動いた甲斐があったわ…!(劉狼に軽いハンドサインで返し)ダメージがまともに通るなら、何も問題も無し…! 」
ヴェスパー「感じたことのない力が湧いてくる……こんなのッ……はじめてぇっっ(自身を抱くようにし上ずった声を上げ) というわけであたしちゃんのエモエモオンステージ再開だZE★ 五大国のみんな!あたしちゃんの活躍ぜってーに…… 見てくれよなッ!!(突然のイケボと鳥山作画と金髪碧眼化)\ドギュウウウウウウウウウンシュインシュインシュインシュインシュインシュイン/ 」
アサギ「……これで…あたしも…―――(ハロからチップを受け取り、まじまじと見つめる)……博士、ありがとっす…!博士や先輩たち期待に応えられるように、頑張らないと…!(そう言って自分のガジェットに装填する) 」
コンラード「いいぞぉ!私が科学者(アレックス)に作らせた自立型AEGISをコントロールする装置が完成したという訳だァ!! 今のお前の安定したパワーで奴らを消し去ってしまえー!!(ピピピピピ) 」
ロナ【アリエル】「あお、こことここと、そこにもスロットがあります!ははははい!ありがとう、ござい、ますっ!(アリエルに至っては複数のハロがチップを装填しておりその都度頭を何度も下げる) おいしい?元気百倍?よかったねアリエル!!これからもよろしくね!!(多彩に光るコントロールパネルに笑みを弾ませ、ハンドルを力強く握る) 」
フロール「……流石博士だ、私達がああしている間に対抗策を用意していた…!(ボロボロの手でチップを受け取り、ガジェットへと装填)……頼むよ、シメオン・ボウ…! 」
04《 デルト 》【アクエリアス】「――― しゃらくせぇあッ!!(瓦礫を吹き飛ばして前線へと復帰する)今更増援が来たところで、何も変わりゃしねえんだよォッ…!!!(ズシン、ズシンと音を立てながら詰め寄っていく) 」
03《 ハーロム 》【アリエス】「――― 哀れだ…実に、哀れで、悲しい。どんな手段を講じようと、我々傷一つ付けることなど不可能なのです。(砂塵の中から復帰するように出現する) 」
メトロ「レギュレイター全部隊、全団員のガジェットに「UpG.《アップグレード》」の搭載を確認!いつでも起動できます!! 」
ライオット「師匠……!……ありがとう…!(ニッと大胆不敵な笑みを浮かべる)……っしゃあぁ…!!旧式の俺はもうダメだが…今度は俺がみんなのカバーをする番だ…!やってやるぜ…ッ!! 」
アサギ「ほんじゃま、いくっすよ~~~~~!(よっこいせと身構え直す) せーーーーのっ――――― 」
" ブ ー ス ト " ッ ! ! ! (全団員が一斉に声高らかに叫ぶ。すると――――)
―― ⚠RELEASABLE⚠ ―― (ライオットを除く全団員のガジェット、その表面に「解除可能」のアラートが表示され、各々のガジェットが赤い光に包まれ、今―――新たな境地へと至る)
アサギ「 ド ォ ゥ ン ッ (赤く発光する自身のガジェット「爆破《 スターマイン 》」。全体から零れだす赤い粒子に目を奪われそうになるも、くいっと眼鏡を上げて凛とした表情に切り替わる)―――― 派 手 に 飛 べ ェ ッ ! !(カチリ、とトリガーを引き抜く。すると――)―――― ド ギ ュ ア ア ア ァ ァ ア ア ア ッ ! ! ! ( !!? )(反動で自分自身が吹き飛ばされかねないほどの凄まじいエネルギー砲が射出され、03に解き放たれた) 」
ハロ「ハロロロロロロロロロ……(全団員にチップを配ったハロ、各戦場の各地に再び散らばったと思えば)―― ⚠RELEASABLE⚠ ――(突然、流暢に皆のガジェットに表示されたそれと同じ言葉を読み上げ、それぞれが紅く光り) 」
嵐千砂都「――――やぁぁぁぁああーーーーッ!!!(赤い光を零すヨーヨーを何度もバウンドさせるように構えながら駆け抜け、接近していく)―――― は っ ! ! (その先端を投げ放つ。すると、仕込み刃が飛び出た瞬間により肥大化、より斬撃性を増して現出し、03に迫っていく) 」
劉狼「拙僧に続けッ!!(今もなお赤い粒子を零すガントレットを引き抜くように身構え、疾駆。一瞬の最中に04に肉薄すると)――― 波 ァ ッ ! ! ! (キレのある正拳突き。だが、空間に赤い稲妻が迸るほどの強烈な威力を帯びた一撃が、眼前の敵に叩きこまれる) 」
AEGIS《神楯》×n「「「「「「「「「「「戦闘を開始(そのハロの全てがAEGISに変形、一斉に飛び上がり強襲形態へ変形)多勢に無勢だ いっけぇ(そのまま胸部ビーム砲『スキュラ』を敵に向け乱射する)」」」」」」」」」」」」 」
アレックス・ディノ「……あっちは、間に合ったようだな(ペニーワイズと戦闘し、お互い傷を負いながらもあちらの活躍を察して笑い)……俺達の戦いもここらで終わらせようじゃないか(そう言うとサーベルを回し、そのまま突っ込む) 」
03《 ハーロム 》【アリエス】「(なにッ――――!?)(一瞬、ほんの一瞬。その僅かな間に感じた"危機感"に思わず身が乗ろ出し、アサギが放った閃光の如き射撃を間一髪避ける)――――(今のは…"閃滅(シュプリンガ)"…!いや、それに似た攻撃ではあるが私が放つそれを遥かに凌駕している…!?)――――!!(アサギの攻撃に既視感を覚える一方で、無数のハロが変形したAEGISに仰天し、それまで行動にしなかった「回避」を行い始める)この火力…先程の比ではない…!? 」
ヘザー「バ ゴ ォ ン ! ! (文字通りの"ブースト"……四脚それぞれからアフターバーナーの如くエネルギーが放出され、その勢いで城の天井近くまで急上昇) ……っとぉ…!!随分ピーキーなのを貰った物だわ……まあ、でも……気に入った、早速試させて貰いましょうか……ね!!(再び轟音と共にエネルギーを噴射、その推進力で04に向かって突っ込み……)ぶ っ 飛 べ ! !(四脚の内一本を04目掛けて振り下ろし、質量と速度、そして噴出するエネルギーの火力で叩き斬りに掛かる) 」
04《 デルト 》【アクエリアス】「んな攻撃が効くとでも思っt――― デ ブ ガ ァ゛ ッ゛ ! ! ? (劉狼が放つ渾身の正拳突きが全身に炸裂。装甲内で目玉が飛び出るほどの強烈な衝撃が全身に迸り、数歩退いてしまう)ごッ…ァ……今、のは…――――!!(咄嗟に頭上を見上げ、上空から迫るヘザーの突撃に身構える)んなもん――― ギ ィ゛ ィ゛ イ゛ イ゛ ッ゛ ! ! ? (両腕に顕現した光輪で受け止めにかかろうとするが、それすらも叩き割られる勢いで全員に強烈な一撃を叩き込まれ、地にめり込む) 」
フロール「一発、狙って見せましょうか…!(弓を構えると、周囲の瓦礫が浮き上がる程のエネルギーがフロールの手を中心に渦巻き……)貫 け !(魔力の矢を弓から発射した瞬間、周囲のエネルギーが一気に収束し……)キ ン ッ (甲高い音が鳴り響くと共に、空間を捻じ曲げる程の速度と質量の一矢が03に放たれる) 」
アサギ「はっ…はーっ……ちょま…なんすか、この威力……!?(今度は自分のガジェットに驚かされる。03が放った破滅の閃光さえも超越する程の超火力を帯びた自身の砲撃に、戦慄にも近い感情が過る。だが…)―――― ニ ッ … (「これなら今度こそいける」と、強い勝機を確信する) 」
エドガー「(劉狼の動き、特にそのガジェットに搭載された火力を注視し)――――― "理解した" (そう言うや双眼が青く光り、瞳の中央に"D"に酷似した幾何学模様が刻まれる) "火天二型 / 砕―――――(蒼炎を拳に凝縮、先とは被験にならない速度で04へ踏み込み)――――― 改め…… 瞬 鎧 砕 " ("生身で出力強化<ブースト>し、戦闘でより練磨した技による一撃。手刀をねじ込み、僅かな亀裂から蒼炎を流し込む一撃を叩き込みにかかる) 」
03《 ハーロム 》【アリエス】「んぐゥッ――――!?(千砂都が放ったヨーヨーの刃に切り裂かれる。本来ならびくともしなかったが―――)こ、これは…ッ……!?(自身の装甲に出来上がった、明らかな損傷部に愕然となる)――― ッ゛ ! ! ! (損傷部に目を奪われてしまい、フロールが放った規格外の矢への反応が遅れる。咄嗟に身を翻すが、皮肉にも、ユナイタル前と同じく左腕を貫かれてしまい、片腕を失った) 」
ヴェスパー「第7のビューティーノーベルパワー……見せてやるZE!!(アサギ達の攻防の間に移動していたのか、高台から飛び降り……) レギュレイタービジュアルカレンダープラチナ賞は……あたしちゃんらのもんだァァァーーーーーー!!!!!(フロールの放った矢へ釘打ちの容量で更にねじ込もうと、ジェットバーナーを発する巨大ハンマーを遠心力を載せて振りかぶる) 」
04《 デルト 》【アクエリアス】「グ、ググッ…ちょ…ッ…何が起こってんだ…――――(両腕に力を込めて起き上がった先には―――)―――― オ゛ ゥ゛ ッ゛ ! ! ! ? (エドガーの手刀が装甲を見事に貫き、亀裂部に放出された蒼炎に焼き尽くされる) あ゛ っ゛ づ え゛ え゛ え゛ え゛ え゛ え゛ え゛ え゛ ぇ゛ ぇ゛ ッ゛ ! ! ! (その絶叫に、演技はない。正真正銘の高熱を感じて悶え苦しみだす) 」
ヴァランドロア刹那「(先程ロナ、アサギが開けた地下街に通ずる穴から這い出て03《 ハーロム 》の死角に現れ……)もう一本貰うぞ……サンプルに持ち帰れば団長に褒めてもらえるから……なァ!!チェストォォォォォオオオオオオオオオ!!!!!!!!(示現流の構えから、赤い粒子を纏う銃斧型のガジェット、デリカテッセンによる唐竹割りをもう一本の腕へ向かって振りかざす) 」
ヒロ「よし……!(切れ味の増したライトセーバーで千砂都に続いて03に切りかかる) 」
03《 ハーロム 》【アリエス】「ッ――――!!(咄嗟に全身のハッチを展開。再び広範囲に及ぶ無数の閃光を解き放とうとするも―――)―――― ド ゥ ゴ ォ オ ッ ! ! ! ( !!? )(閃光諸共、ヴェスパーの巨大な鉄槌に下され、盛大に殴り飛ばされて―――)ドゴォンッ―――ボゴォンッ―――ズドォンッ――――ドシャアアァァァアアアアアンッ!!!!(建物を次々と貫きながら吹き飛ばされていく) 」
平安名すみれ「喰らいなさいったら喰らいなさい!(鋭い触手を04に飛ばす) 」
03《 ハーロム 》【アリエス】「ドサァァ…ッ…ば、馬鹿な…この私が…演奏が、乱されるなど――――ッ゛!!?(仰天続きの最中、ヴァランドロア刹那の接近に気づかず狙い通り右腕を切り落とされてしまい…)……ァ……あ……あああああぁぁッ!!!こ、これでは…演奏が、演奏が、できなくなってしまう……ッ…!!!よくも…よくもぉぉぉお―――がぁッ…!!?(怒りの形相露わに、接近してきたヒロにその矛先を向けるも…華麗に斬り伏せられてしまい、損傷部より火花を撒き散らす) 」
ヘザー「(悶え苦しむ04に向かって、更に脚の一本を振り上げ……)良い具合に効いてる様ね……チャンスだし、此処で完全に沈黙して貰う…!(一切の容赦無く、再びアフターバーナーの様にエネルギーを噴出させ、莫大な推進力を得た脚を04の頭部に振り下ろす) 」
04《 デルト 》【アクエリアス】「ゼェ……ゼェ……ッ…!!あづぇ…あづぇぇえええええッ…!!この、俺様、が……ッ…!?オイオイオイオイ…何の冗談これはよォォォォオオイ……ッ!!!(再びバイク形態に変形しようと試みるが、その隙をすみれに突かれてしまい――)―――いでええええぇぇぇぇえええええああああああ!??!?!?!(変形機構に不可欠な部位を突き刺され、失敗に終われる) 」
AEGIS《神楯》「拘束を開始(強襲形態に変形したAEGISが高速で04《 デルト 》へ、複数飛びかかり、クローを広げて群がるように押さえつけ、拘束する) 」
ライオット「……すげぇ……!ほんとに改良されてんじゃねえか…――――!(大きく反撃に乗り出した面々の快進撃に目を奪われていたが、ふと、エドガーによって築かれた04の大きな亀裂を見出す)………!!(何かを察し、ふと背後へと振り返り、「あるもの」を見つけ出す) 」
ロナ【アリエル】「システムオールグリーン……アップグレードパッチ、インストール完了。 行くよ、アリエル……"みんな"……!(機体の両腕を前へ。ファンネルが結集、合わさり一つの"砲塔"として形を成す)チャージシークエンス、カウントへ以降。3...2....1.......... いっけぇェェェーーーーーーーッッッ!!!!(全ファンネルのビーム兵器を凝集、そして倍増さ城下町の街道を覆い尽くすほどの緑白色の光線を直線状に、03《 ハーロム 》へ解き放つ) 」
ペニーワイズ(リメイク版)「フッ………(アレックスが突き出したサーベルに対し、地面から生やした腕で対抗する) 」
04《 デルト 》【アクエリアス】「ッ――――!!!(明らかな焦燥感を露わに、ヘザーの切断を間一髪回避する。だが…)――――づぁッ…!!?(そこに、複数機のAEGISに絡まれることで持ち前の機動力が完全に機能停止する)くそ…ッ…クソガアアアァァアアアアッ!!!離せゴルルァアアアアッ!!!!!(全身をギチギチと掻き鳴らしながら、それこそ両腕や両足が捥ぎ取れても構わない勢いで暴れ出す) 」
ライオット「―――――――あ゛ あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ーーーッ゛!!!!!!(ブースト機能を失った青年が、拘束された04に向かって突撃していく。その手に握られていたのは自身のガジェット…ではない。『世界最強の剣士だった青年』の鞘から引き抜いた『剣』を突き立てるように構え、エドガーが紡いでくれたその亀裂に、盛大に突き刺した)」
アサギ「 爆 ぜ ろ ォ ァ ッ ! ! ! (今度は吹き飛ばされまいと、極限までチャージされたガジェットのトリガーを引き抜く。放たれる閃光は彗星の如き速さで、ロナが放ったものと織り交ざり、一つとなって03に放たれた) 」
03《 ハーロム 》【アリエス】「こんな、ハズでは――――ッ!!!(バッ!と残された両脚を広げ、残された球体部よりありったけの閃光を放つことで抵抗しようするも空しく、ロナとアサギが放った自身のものとは比較にならない極太閃光に飲み込まれてしまう―――) 」
04《 デルト 》【アクエリアス】「やめろッ…――― ヤ メ ロ ア゛ ア゛ ア゛ ア゛ ア゛ ア゛ ア゛ ア゛ ア゛ ア゛ ア゛ ア゛ ア゛ ア゛ ア゛ ア゛ ア゛ ア゛ ア゛ ア゛ ア゛ ア゛ ア゛ ア゛ ア゛ ア゛ ア゛ ア゛ ア゛ ア゛ ア゛ ア゛(ライオットが突き立てた『剣』が、胸部に描かれた亀裂に突き刺さる。皮肉なことに、最期に受けたガジェットが、自分が命を奪った者の遺品だったのだ。城内に響き渡る悪魔のような絶叫を上げて、拘束された機体はがくりと膝を突き、完全に機能が停止した―――) 」
ライオット「はーっ……はーっ……(全身全霊を込めて突き刺したその『剣』を、ずるりと引き抜く。その反動でぺたりと尻もちをついてしまうが、手にした『剣』に視線を落とし…)――――やりましたよ…『セイン』団長…っ……(脳裏に過るのは、紳士絵的な笑みを浮かべる剣士が、最期に自分に向けてくれたあの表情。彼の想いに応えることができたと、脱力しながらも不敵に笑みを零した) 」
劉狼「………ポン…(そんなライオットの頭部へ撫でるように手を置く)……よくやった。貴殿の覚悟を乗せた一撃、見事であった。さぞ、
セイン殿も見ておられる。(ライオットの手を引き、彼を立たせる) 」
アサギ「―――――……はっ…!(忘れた呼吸を取り戻したようにはっと我に返る。気が付けば、前方には広大な更地が広がっていることに驚くが、続けて自身のガジェットに視線を落とす)………すご…これ、あたしや、みんなが…(既にブースト機能は時間計画によってその光を失い、元に戻った自分の愛機を呆然と眺めるのだった) 」
AEGIS《神楯》「よくやったゾ!すごイ!大金星ダ!『よくやった……お前のおかげで、あの人は、敵に一撃突き立てられたんだ。お前だけの一撃じゃない……お前だけじゃなく、あの人の無念も晴らしたんだ』(ライオットの周りに群がるイージス達の中、一人の目が緑に変色し)『……こっちも、じきに終わる』 」
ラタリア「―――アサギ~~~~っ!(呆然と立ち尽くすアサギへがばっと飛びつく)すごいのらっ、かっこよかったのら!やっぱり「キミ」ははかせの自慢なのら!(頭を撫で回してやりたいが身長差でそれも敵わないので代わりに彼女の背中を摩っている) 」
アレックス・ディノ「…………(爪とサーベルが交差し、風が吹き荒れる。お互いの位置は入れ替わり、お互いが背中合わせに構え)……斬(次の瞬間、ペニーワイズの放った爪はズルリとズレて重力に従って落ちる) 」
ヘザー「……お疲れ様、それだけやってくれれば、セイン団長も満足するわ(劉狼とライオットに軽く手を振り、機能が停止した04に向かって四脚で近付き)……ふぅ、こいつは止まったわね……城下はどう?まだ援護が必要?出来れば何かされる前にこいつを回収したい所だけど… 」
エドガー「(最後の一撃、立ち上がるライオットの一幕を遠巻きに見届け)………。"うちの団"にも欲しかったな。 なあ、セイン(背腰に旧友の亡骸へ一瞥をやり、肩を竦めた)…………(うちの団、か……。 女王の反転現象、繰り返す1日の内容……。 やることが山積みだ、特に"第8"は……) 」
嵐千砂都「………すごい…一瞬で、片がついちゃった…!(光を失った自分のガジェットを呆然と見つめていた)……諦めなければ、きっと……そうだよね、『かのん』ちゃん……(ふっ、と口元が綻ぶ。自分の中で少しだけ、荷が軽くなった。そんな感じがした。) 」
ヒロ「………なんとか、終わったな(安心したような表情で千砂都の肩に手をおく) 」
ロナ「 ズモモモモモ(アサギ、ラタリアに近付く手の形の影) やりましたー!!すごいですアサギさんーっ!あんな威力の光線を身一つで―!ラタリア団長もほんとうにありがとうございますー!!( アリエルハイタッチ ) 」
フロール「……(面々のガジェット、そして自らの一矢の凄まじい威力に目を丸くしながらも、03が吹き飛んだのを確認し)……まさかここまで強化されるなんて……これが"ブースト"……っと…(ふら付く足で倒れそうになるのを堪え、なんとか建物を背に) 」
ヴァランドロア刹那「早く逃げろォォォォ!!!!!間に合わなくなっても知らんぞォォォォ!!!!(アリエルの掌を全身で支え棒式に受け止めながら)ああああああキツイ 背骨がァァァァァ 」
アサギ「……わっ!は、博士…!あはははっ…♪(抱き着ついてきたラタリアに目を丸くしながらも、抱き返すように両手を伸ばしてメリーゴーランドのように振り回す)…博士のお陰っす。博士があたしたちのために一生懸命開発に勤しんでくれたから…信じて、良かったす…!(嬉々とした笑みを零す) 」
ペニーワイズ(リメイク版)「クッ…!ナンテコトダ…!ドウヤラ、進化ヲシタヨウダナ…!(風船爆弾を放って対抗しながら) 」
メトロ「すすすっ、すごい快進撃でしたね…!ブースト機能一つでここまで巻き返せるなんて…!これなら、きっと…これから先どんな敵が来ても…♪ 」
ライオット「…師匠…みんな……(差し出された劉狼の手を取って立ち上がり、どこか嬉しそうに表情を綻ばせると、頬をぱしんと叩いて一心。帰らぬ人はもういない。だから、その遺志を継いで前に進むしかない。そう言い聞かせるように。) 」
ヴェスパー「やー、同じメカニックだっていうのに殆どそれらしい仕事したの博士ちゃんだったねー。あたしちゃんの立つ瀬がねーやってやつ。やははははーっ(フロールの横で腰に手を当て陽気に笑いながら) ってちょおいふらふらやんけーい!ホラホラ!いたいのいたいのとんでけーしたげっからっ 大人しく早めのマキロン! もしもしメディメディちゃんー!?最優先用治療患者一名ー!大至急医療物資よろぴね―!あ"!? 治すのはあたしちゃんだよ剥けねえだろうが!!物資だけよこせや!!お"う"!!(フロールに絆創膏を貼りまくりながら無線にオラつく) 」
コンラード「真面目な反しするとどんな敵も来てほしくないんだがね……(更地になった場所を前に呆然と立ち尽くしながらシワピカ顔になる)修繕費……役所への申請……報道各所へのカバーストーリーの用意……… あーぅ…… 」
フロール「いやちょっと本当に……さっきまで瓦礫の中に埋まってた物ですから……ちょっと…うちの隊にもメディックは居ますから、本当…… 」
ペニーワイズ(リメイク版)「アイツメ、イツマデ罠ニ手間取っテル!(呟きながら) 」
04《 デルト 》「――――― これで終わったと思うなよ。(床上に崩れたままのユナイタル、その装甲が消失して元の姿に戻る) 」
03《 ハーロム 》「―――― ええ、まだ、終わりでは、ない。貴方がたは、我々の真の力を、まだ、知らない。(まるで譫言のように、両腕を失ったピアニストが更地の上で言の葉を紡ぎだす) 」
04《 デルト 》「…『切り札』ってのは、最後の最後まで取っておくもんだ。もーすぐ、動くぜ。『ゼレオロイド』が。(ケタケタと、壊れたブリキ人形のように不気味な笑みを零しだす) 」
03《 ハーロム 》「そして、戦慄なさい。ゼレオロスの力を。我々の、揺るがぬ意思を…(その皮膚が、灰色に変色し始めていく…―――) 」
04《 デルト 》「アッヒャヒャヒャ…ッ… ア ッ ヒ ャ ヒ ャ ヒ ャ ヒ ャ ヒ ャ ――――― (最期の最後まで不気味な笑い声をあげて、不死身の身体を持つはずのガスマスクの青年の身体が、灰のように溶けていく。やがて、衣服と、その象徴的なガスマスクをその場に遺し、この世から消えた―――) 」
カ ラ ン … ―――― パ キ ャ ァ ン ッ (灰となった二人のガスマスクが遺した、星座盤を模した懐中時計がその手から転がり落ち…粉々に砕け散ったのだった)
ライオット「………(04の不気味な声音による遺言に神妙な顔つきになるが…)……!(肝心の懐中時計は「砕け散った」。その光景に目を丸くする)……なんで、こいつら"も"、持ってたんだ…けど、あの時見たのは…何か、変だった…(自分の懐中時計『ユナイタルウォッチ』を取り出してじっと凝視する。対峙した04が使っていた懐中時計とは瓜二つだったが、記憶を頼りにするように自分のものと重ねてみると、何か違和感が過った。だが、そのもやもやとした疑問が晴れるのは、しばらく後の話だった―――) 」
アサギ「……溶けちゃったっす……(灰と化して息絶えた03の最期を見届けると、冬も過ぎたばかりだというのに妙な寒気に襲われる感覚が走った)……これで、終わりじゃない……?いやいや、まさか…流石にもう、ね……? 」
―――― ズ ゥ ゥ ウ ン … ッ … ! ! (その時、ラステルム王国全土に迸る激震。その揺れは徐々に強く、その音は更に高鳴っていく)
ヒロ「真の力………? 」
アレックス・ディノ「何を企んでいるかは知らないが……ここで仕留める!(そう言って風船爆弾の中を素早く駆け抜け、両刃のサーベルを振りかぶり)終わりだッ! 」
劉狼「――――!?(ぴくりと耳を微動させ、外から感じた嫌な気配を察したのか窓の外へと振り返る)……これは… "まだ"、何かが…ッ…!?(思わず窓の外へと身を乗り出していく) 」
AEGIS《神楯》「何かヤバいデース。彼らの言った通り何やら巨大な気配が動いてるデース(お互いの戦場の情報を共有するように録音音声を流しながら、警告を発する) 」
ヘザー「……女王陛下と執政官殿の居場所を抑えるわよ、最悪二人を最優先で避難させる。こいつらの言う通り、まだ何かある……!!(四脚を車椅子の形態に戻し、劉狼に続いて窓の外を見に向かう) 」
ライオット「…っ……!?師匠!!(彼と同じく感じ取ったただならぬ気配に冷や汗を垂らし、同じく城外へと駆け出す) 」
ヒロ「……!(大きな音を聞き)なんだ! 」
エドガー「余韻に浸る暇もねえか……本当トンデモ科学の叩き売りだな……。 反転現象を発症している女王の避難には人手を要する。 俺は防衛戦が不向きだ、ヘザー……ン"ン" ヘザー隊長殿に任せる(窓枠へ身を乗り出し、"ソレ"の姿を視界に収めた) なるほど、こいつは避難先がねえよな…… 」
平安名すみれ「……まだ終わっていないというの…!?(城外へ駆け出す) 」
メトロ「ひゃわぁっ!?(地響きにびくんっと全身が跳ね上がり、「ひょっとして…!」とコンソールを叩き始める)……!?こ、これって…っ…!み、みなさん!!緊急事態です!ラステルム王国の国境外より、未確認生命体がすごい勢いで「こちら」に迫ってきています!!これは…機械生命体に近い反応…けれど、あまりにも大きな…――――『 超大型機械生命体 』とでもいうんでしょうか…!??(あわわっと声を震わせる) 」
嵐千砂都「『超大型機械生命体』っ…!?えっ、なにそれ…!?そ、そんなものまであるの!?(通達を受けて絶句する)……来る…ッ…!(やがて来るその存在に身を構える) 」
アサギ「うそやん……(新手の報告を受けて眼鏡がズレかける) 」
ナガタ「う"わ"ぁ"ぁ"ぁ"ァ"ァ"ァ"ーーーーーーッッ!!!!(装甲車の中で頭を抱えていたが、ついに理性を保てなくなったのか発狂し奇声を発する) ゼレオロス……ゼレオロスが敵だってわかった時点で解散すべきだったんだァ!! そんなの相手取る組織じゃなかったじゃないか俺達はぁ!! 」
ラタリア「超大型機械生命体……はかせ、わくわくっ✨(職業柄何故か変な期待に胸を躍らせるが)……!…コホンッ!そ、それは一大事らね…!むむむ、さてどうしたものかな… 」
ペニーワイズ(リメイク版)「ググッ…!(サーベルで切り伏せられる)…っ!(恐怖ノ力ガ弱マッテキタカ…!) 」
ヒロ「………とんだデカブツを用意しやがったな、奴等…!(千砂都と同じくバットを構える) 」
コンラード「落ち着けェ!! キィーン (ナガタにラリアットを決め車内の壁に叩きつける) ン"ン"!! 状況はわかった……敵は広範囲攻撃が可能な超大型機械生命体と仮定する!最悪、ラステルム王国全域から住民や要人を避難させねばならない!当然、そんな時間は……ない!!よって迎撃に徹する!!再チャージだ!!全員ガジェットを再チャージして迎撃に備えるのだ!! 博士ェ!!ワクワクしてる場合じゃないから!!強制的にガジェットをリチャージしないとどうなってもしらんぞーぅ!! 」
ライオット「――――アサギ!博士!(劉狼たちと共に城下街のレギュレイター陣とついに合流する)…そっちは…なんとかなったみてえだな…!(ラタリアの存在がそれを物語っていることを察し、アサギに「やったな」とサムズアップを送る) 」
アサギ「――――!先輩…!それに、師匠まで…!?(この土壇場でライオットはじめ他の部隊と合流し驚嘆の眼差しを向ける)えっへへへ~…♪あたしもやるときはやるんですよ~…?(わざとらしく照れながら体をくねくねする)…ってぇ、それはそうと!今の聞いたっすか!?なんかまだやばいのがいるみたいっすよ!どどど、どえらいっこっちゃ! 」
劉狼「アサギよ、無事であったか。(うむ、と感心したように強かに頷く)…左様。勝利を喜ぶのは、まだ早い。ここを乗り越えてこそ、ようやくゼレオロス帝国を退けることとなる。正念場ぞ。……いけるな? 」
ラタリア「お~~~~~!ライオット~~~♪無事でよかったのらっ♪(ぴょんぴょんと跳びはねながら彼を迎える)…そうらよ!ブースト機能は一度きりじゃないのら。リチャージすればまた使えるようになるら!らから…諦めるのはまだ早いらよー! 」
平安名すみれ「………そっちも激戦だったみたいね(ライオット達に続いて合流。周りを見てそう呟く)……(千砂都の姿が目に入るが何も言わずにガジェットを音の方向に向けて構える) 」
メイヴィス「ドタドタドタドタドタドタ キキィ―――――ッ (遠方から城下町へ土煙を上げながらダッシュで駆けつける) 第二次防衛戦線ですね!でもその前に少しでも回復、応急手当を! 活性剤も必要でしたら用意がありますので! ドゴムッッッ(
トラックの荷台サイズはあるコンテナを片腕で設置 震度3弱) 」
AEGIS《神楯》「市民の防衛や前線の維持は我々でやりマース。ハイデース(大量のイージスたちがチャカチャカと動き出し)人手に関しては任せてくださイ 」
唐可可「どんな敵が来ても返り討ちにするデス!えいえい、お――――(そう叫びかけた時、千砂都とすみれが視界に入り、思わず口を噤んだ) 」
ヘザー「まあ、それもそうね……国土が踏み荒らされるのを、黙って見てる訳にも行かないわ……迎撃、撃退するしかない、か…(音の方向へと振り返り) ラタリア博士、こちらに来てたんですね…!リチャージで再度アレが使えるなら、勝機はあるという事ですね…なれば、我々も頑張りましょう 」
葉月恋「…………(装甲車の中から複雑そうな顔で3人とヒロを見ている) 」
ヴェスパー「メカゴジラに立ち向かう地球防衛軍って絵面じゃん、これ映え味ちょばくない!?(ウッキウキでガジェットのメンテ用機材を装甲者から荷台ごと運んでくる) 博士ちゃん手伝えることあるー!? 原理から言うとガンガンガジェット殴ればチャージできる感じー!?(トンカチを素振りしながら) 」
エクレイル「―――ようやく到着した…!遅れてすまないッ!!(現場にいる陣営に合流するように駆け寄ってくる)通達は既に受けている…!超大型機械生命体…そんな存在を耳にするのは初めてだが、臆することはない。『我々全部隊』が共闘すれば、打破できぬことはないッ!!総員、戦闘態勢ッ!!!(黒槍『 漆黒《シュバルツ》 』を高らかに掲げる) 」
アレックス・ディノ「……どうやらお前と戯れている間にも、事態は急転したようだな(切り伏せたペニーワイズへゆっくり歩み寄り)……お前は何か知っているのか? 」
ヴァランドロア刹那「おーーーーい!!ヘザー団長お疲れ様でございました超絶優秀忠実なハウンドドッグの刹那は信じてお待ち申し上げておりましたところで敵から貴重なサンプルがアアアアアアアアァァァァーーーーーッッッ(ヘッドスライディングしガジェットの四足に踏み潰される しあわせ) 」
アルタール「 Y e e e e e e e e A H ! ! ! ! 待たせたな、ライオット!アサギ!世界が求める生気のロックンローラー・アルタールが来たからには、熱狂は止まらねえ!!派手にブチかまそうぜ!!HOOOOOOOOOOOOO!!!!(ギター型ガジェット・ 奏星《 アステロイ》からロックなメロディを掻き鳴らして登場) 」
ペニーワイズ(リメイク版)「……知ラヌナ、俺ラは貴様らヘノ復讐のタメニ雇ワレた身ダ……! 」
レヴィ「叩き甲斐のある相手なら、幾らでも歓迎だよ…!さあ、いっちょかましますかぁ!(大型のメイスを象るガジェット・粉砕《 シュナイデン 》を肩に乗せて、アルタールと並び立つように馳せ参じる) 」
片桐「ああぁぁァァァァ……こいつはァァァ……避難誘導がァァァ 言い訳にならねェよなァァァ……(団員に連行されるようにして装甲者から引っ張り出され合流する。 気だるげではあるが酒気はなく……)さっさと終わらせるぞォォォ……"失せ物探し"にもどらなきゃならねェェェ……(なにかを探しているのか、辺りを見渡し)……。("マルガレーテ"……。) 」
米女メイ「…千砂都先輩!ヒロ!無事か!(四季、夏美、きな子と共に千砂都らの方に駆け寄ってくる) 」
紫髪の少女「(第5と印字された装甲車から、紫色のぱっつん
ロング、紫色の瞳、白衣を翻した少女が降り立つ。) ツカツカツカ…… ほら、センチになってない。仕事(葉月恋に平たい円盤状の機材を押し付け)こことこことあそこ、ポイントへ設置して。あれ……あなたうちの団員じゃなかったっけ……なんかもうみんな同じ顔に見えてきたわ……(眉をひそめ目元をこする) あ、君はうちの団員だ間違いない。ほら仕事(突然円盤状の機材を米女メイに押し付ける) 」
ペニー「………(ペニーワイズがアレックスに切り伏せられて弱ったところに現れる)俺たちから何かを聞き出そうとしても無駄だぜ、俺らはただの雇われ傭兵。詳しいことは知らねえ(アレックスに) 」
フロール「隊長!到着されましたか!(パッと顔を上げ、エクレイルに向けて) ……忙しくなりそうです、ですがこうして隊員が集まってくれれば…! 」
アレックス・ディノ「そういうことか。ならば……ここで叩きのめすだけだ 」
米女メイ「えっ、仕事?(困惑しながら受け取る) 」
ヴェスパー「あ、エクレイルちゃんおっつーおひさー!(八重歯を見せて笑い敬礼) お出ましみたいよ。いいタイミングで下北沢じゃん。へいへい派手な花火ぶちかましちゃおう……ZE! 」
ペニーワイズ(リメイク版)「………何ヲシテイタ…!(ペニーを見て) 」
鬼塚夏美「な、なんですのいきなり(紫髪の少女を見て)同じ団の人ですの、でもあんな人………………エッモシヤ(正体に薄々勘づいたのか驚いた顔で) 」
紫髪の少女「スゥゥゥゥー………(即返事が来ないことに苛立っているのか眉間を指で摘み項垂れる)いい、一度しか言わないから。 "化物には化物をぶつけるんだよ" 。私のガジェットは必要なエネルギー総量からどうしても"デカすぎる"から、ここにポータルを設置して転送してくるしかないの。 わかったらさっさと動く、トンマ!ハゲ!!(アレックスへの飛び火)なんだってこんなブツブツブツブツ…(何かをぼやきながら装甲者へ戻っていく) 」
ペニー「わりぃ、罠張るのに思ったより手間取っちまった……力を使いきっちまったからちょっとでいいから分けてくれねえか(ペニーワイズに) 」
ペニーワイズ(リメイク版)「………ナニ?キサマ、ドコデソンナニ……手ヲ貸セ……!(ペニーの手を掴み、魔力を供給しようとする) 」
ペニー「わりいな……(ペニーワイズの手を介して魔力を受け取る)悪いがそこのハゲ親父には仕留められねえぜ… 」
ペニー「そいつを仕留めるのは……………… こ の 俺 だ 」
ブォン!!!!!!!!(ペニーがそう言った瞬間彼の手が大きく光る)
ペニーワイズ(リメイク版)「貴様、何ヲ言ッテ……!?(光った彼の手を見て)……何ヲシタ…! 」
アレックス・ディノ「これは……!?すぐにでもみんなの援護に向かいたいのに……また妙な……!? 」
ペニー「貴様の魔力供給の作用を利用して貴様の全ての魔力を俺の方にやった……お前はもうただのピエロだ(自身の腕をペニーワイズが先ほどまで出していた鋭い爪に変える) 」
ペニーワイズ(リメイク版)「キ、貴様、騙シタナ………!(先程のアレックスにやられた傷もあってかガクッと倒れる) 」
ペニー「……まぁここで殺しはしねぇさ。使い物にならねぇピエロとハゲオヤジと戦う理由はねぇからな。……あの野郎、ぶっ殺してやる(スッと飛び上がり退却していく) 」
ペニーワイズ(リメイク版)「クソッ、アイツメ………!!!(アレックスに切られた傷が響いてガクッと倒れ伏す) 」
ズ シ ィ ィ ィ イ イ イ ン ッ ――― ズ シ ィ ィ ィ イ イ イ ン ッ ――― ズ シ ィ ィ ィ イ イ イ ン ッ ――― ! ! ! (集結するレギュレイターたちの元に、巨大な影が押し寄せる。太陽さえも遮るほどの巨体が、その陽光に照らされることで一同の前に姿を現す――――)
ゼレオロイド【サラマンダ】「 ギ ィ ャ ァ ァ ァ ァ ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア オ ッ ! ! ! (彼らの前に現れた超大型機械生命体。ティラノサウルスを彷彿とさせる外観を持つ起動兵器が、最後の対峙すべき相手として立ち塞がる)」
エドガー「殴り甲斐がありそうだ……おかわりには困らねえな(掌に拳を叩きつけ乾いた音を立て、移動する山の如く聳えるゼレオロイドを見上げる) 避難状況を報告しろ。"最大火力"をぶっ放すぞ 」
ライオット「みんな……!!(徐々に駆けつけてくるレギュレイターの面々に、口の端が上がっていく。そんなとき――)―――!?(激しく地響く音に振り返り、そこに現れた超大型機械生命体に目を奪われ、思わず息を呑む)……デケェな……(だが、不思議と絶望感も不安もない。それどころか、かつて感じたことのない高揚感が沸き起こってくる。そんな、自分の高鳴りに反応するかのように――――) 」
―――――― カ チ リ (ライオットの腰からぶら下がっていた懐中時計『ユナイタルウォッチ』が、ここでようやく再起する。1時を指したまま動かなかったはずの針が、「2時」にその先端を傾けていたのだ)
ライオット「―――――!(まるで、すべての音が静止した静かなる時の中で、はっきりと聞こえた針の傾く音に反応し、咄嗟にウォッチを手繰り寄せた)………"動いた"…ッ…!?(確かに動き出した刻の針に驚愕する。それが何を意味するのか、もう理解している。そして、今が「その時」だと、一度瞳を閉ざしてその瞼の裏に決意を刻むと――――) 」
ライオット「 カ チ リ――― キ ュ ィ ン ! (時計天面ボタンを押すと、時計から紅白の光が弾け、流線型の光が星座空間となって周囲に展開) バ ッ バ ッ バ ッ (空間内に瞬く星々のような光、その点と点を繋ぎ合わせて星座を描くように印を結んでいく) 」
ライオット【クラクス】「 カ チ ャ ガ チ ャ ガ ギ ャ ン ッ !(すると、描かれた星座より現出した装甲が全身へ自動的に装着され――― 瞬く間に、白と赤を基調とした騎士の如し姿に変身を遂げた) ズ ゥ ォ ン ッ ―――― ! ! (装着完了と共に大気中へと一気に迸る衝撃。ついに、レギュレイター全部隊の前に初めてその解放された姿を曝け出したのだ) 」
AEGIS《神楯》「出ター!久しぶりに見タ!えっお前見たことあるのかヨ!ワーワー!カックェー!援護するヨ!(ついに装甲を解放したライオットの周りに少し流暢なハロの声で喋るイージスがワラワラと集まる) 」
アサギ「……!?先輩…!!(ついにユナイタルに変身を遂げたライオットに「わあ!」と拍手を送る) 」
ラタリア「……やっぱり何度見ても神秘的ら…!らからこそ、もっとキミの傍にいたいんら…ライオット。(変身した彼に満面の笑みを浮かべる) 」
劉狼「……これも宿命ぞ、ライオットよ。(依然驚く様子もなく、そんな彼の横に並び立つ。今はただ、目の前の敵を討つことだけに専念するように) 」
コンラード「敵影確認、よし! メトロくん、ハロを装甲車搭載の固定砲台へ移動させたまえ、例外なくアップグレードを済ませるのだ。今こそ第10の兵力を見せてやろうではないかね! 何を隠そう、我が第10の装甲車の固定砲台は全て…… ガジェットだからね (背後に列を組む装甲車達を誇るように、両腕を広げ微笑む) 」
エドガー「ここには俺の行きつけの店がある。誰だろうがでかい面して土足で踏み荒らす野郎は許さねえ(上体を捻り右手刀を居合のように構え……) シュボ ァ ッッ (装甲車から発火した予備のガジェット、フラガラックの水晶が飛び出し彼の周りに浮遊する) 」
ライオット【クラクス】「……――――(装甲を帯びた姿で深呼吸を一つする。アサルトが顕現したものと違い、より人間味を帯びたその一挙一動。二度目となる変身に鼓動は昂り、それでいて落ち着きのある佇まいで頭上の巨大な影を見据えだす)……ああ、行こうぜ…――― 」
ライオット【クラクス】「 こっからが『俺たち』の、本当の暴走時間《 ネオ・ワンマンライブ 》だ 」
――― Vs.ゼレオロイド【サラマンダ】 ―――
Song♪:Sonic Frontiers OST - Undefeatable (Dual Mix)
♪ ♪ ♪
I’m hanging on to the other side 〔 ひたすらしがみつくぜ 〕
ライオット【クラクス】「 行 く ぜ ェ ッ ( ダ ァ ン ッ ―――― ズ オ ア ァ ン ッ ! ! )(一度目の踏み込み――地盤が僅かに拉げる勢いで――から一瞬で眼前の超大型機械生命へと肉薄) どらァッ!! ( ド グ ゥ ォ ン ッ ! ! ! )(その右脚に向けて初手から拳を振り抜き、敵の進撃を止める) ダ ッ ダ ッ ダ ッ ! ! (壁を蹴り上がるように、その右脚部の装甲を殴り、蹴りつけながら駆け上がっていく) 」
♪ ♪ ♪
I won’t give up ’til the end of me… 〔 ここで諦めてなるものかよ 〕
劉狼「ライオットに続くのだッ!!( シ ュ オ ン ッ ――― ! )(両拳を腰元まで振り抜いた態勢を維持しつ疾駆。自身の何百倍もの体躯を誇る相手に臆するような素振りなど微塵も出さず、ガントレットからガチャリを金属音を鳴らし――)――― む ぅ ん ッ ! ! (ライオットに対して自身は敵の左脚部に強烈な正拳突きを叩き込み、共にその進撃を食い止めにかかる) 」
アサギ「第3の意地、見せてやるっすよー!!(大型重火器のガジェットを片手で軽々と持ち上げながら接近。その最中に高速リロードを行い、銃の胴身をもう片方の手で支えて銃撃体勢に入る) そぉおいッ!!( バシュゥンッ、バシュゥウンッ!! ) (打ち上げ花火の如く光弾を撃ち放ち、前線組の援護射撃を開始する) 」
ラタリア「はかせも久しぶりに…とことん遊ばせてもらうのらっ!(自身の倍以上の大きさを誇る斧型ガジェットを軽々と手繰り寄せ、重量感を感じさせないその武器を片手に軽い身のこなしで接近を開始) のらーっ! ( ズ シ ャ ア ア ァ ァ ア ア ア ア ン ッ ! ! ! )(大きく振りかぶり地面を裂く勢いで叩きつけることで、鋭く隆起した地盤が直線状に伸び出し、敵の進撃を妨害する ) 」
ガトウ「――― 第3に後れを取るなッ!!俺たちも行くぞォッ!!!(既にフル装備を遂げた状態で戦場に馳せ参じ、重々しい外見とは裏腹に大砲の如き速度で疾走していく)――――(ライオット…直で見せてもらうぜ、お前の覚悟…!!)―――― ウオオオォォォッ!!!( ズ ッ ―――― ド グ ゥ ォ オ オ ン ッ ! ! ! )(獣如き雄叫びを上げて地を蹴り上げると、盾型ガジェット・鋼城《 ルーク 》 をパイルバンカー形態に変形させて敵の右膝に向けて突貫を繰り出した) 」
マコト「ハァッ、ハアッ…(ミアと共に駆けつける)敵は………あのデカいのか! 」
嵐千砂都「ちょっ…団長!?いつの間に…(って、団長こそ遅れてきたくせに…)(仰天しながらもやれやれと苦笑を零しつつ、ヨーヨー型ガジェット・MA-RU《マール》を引き寄せて構える)…ヒロ君、一年の生のみんな…行くよッ!!( ツ ァ リ リ リ リ ィ ッ … ! ! )(彼らを先導するように飛び出し――疾走最中にヨーヨーを地面に転がせて火花を華麗に散らしながら――敵に突撃していく) は ッ ! (体操選手宛らの身を捩るような高らかな跳躍から、ヨーヨーを目一杯広げて空中でサークルを形成するほどに素早く振り回し、遠心力を付けた仕込み刃で振り抜いた) 」
矢澤にこ「(オスプレイに備えられた転送装置で二人の回収がやっとだった)全くアンタたちたらあれだけの人数を相手にするなんて。レジスタンス本部になんて言えばいいのよ! 」
紫髪の少女「――――マスターユニットネーム、第5調査兵団団長『オアシム・ハペコラ』の名において命じる。 全砲門開放 (装甲車の天井に立ち左腕を真横に振り抜く。それを合図に装甲車を囲うように設置されたパラポラアンテナが一斉にゼレオロイドの方向を向き……) グラウンドガジェット……『蒼月を食らう天上の蟲』起動<アクティベート>。 撃ェ!! (遙か上空から『はらぺこあおむし』を模した『人工衛星』が一機、ゼレオロイドの上空へ降下。 両目、口から雷撃を放出し、それを束ね極太レーザーとしてゼレオロイド目掛け放つ) 」
若菜四季「………バックは任せてください(銃火器を構え、千砂都らをバックアップするかのように弾幕を張る) 」
鬼塚夏美「(あ、あれやっぱり団長でしたの!)(紫髪の少女を見て) 」
ゼレオロイド【サラマンダ】「 ド グ ゥ ォ ン ッ ! ! ! (先陣切った第3調査兵団を筆頭に、彼らの攻撃によって進撃する両足が食い止められ、その場に停滞する) ズオオオオォォォオオオオッ!!! (さらに衝撃波のような咆哮を上げて、下半身に攻撃を喰らいながらも身を翻し、その長い尾を振り回すことで進撃するレギュレイター共を薙ぎ払おうとする) 」
♪ ♪ ♪
Welcome to the mind of a different kind 〔 ようこそ、異次元の世界へ 〕
レヴィ「ライオットたちだけにいいところは取らせないよ!そうだよね、アル!!(疾走中、背に担いだ大型メイスを振り回しながら進撃していく) ――― つぇぇえええいッ!!( メ ゴ オ ォ ン ッ ! ! ! )(振り抜かれた長い尾を軽々と飛び抜けて受け流し、反撃の鉄槌を尾の表面に叩きつけ、地盤にめり込ませて"固定"する) いよっ! (その僅かな間に停止した尾の表面を駆け上がっていく) 」
アルタール「Off course!(もちろんさ) このライブを盛り上げるのは、ミーさッ!!!(奏星《 アステロイ》 ――― その内部から出現した複数小型端末ユニット「サテライト」を周囲に展開させながら走り出す) ガジェットのチューンアップはとっくに終わっている!端っからアゲてくぜぇ~~~~~い!!!(レヴィと共に尻尾を跳び抜けてその表面に降り立ち、ヘドバンしながら滑走していく。同時にサテライトも又援護射撃を行い、尻尾をはじめその装甲に目掛けビームを散乱させていく) 」
唐可可「……ぐぬぬ…居てもたっても居られないデス…!可可も出るデスっ!!(パンダや太陽といった可愛らしい外観をした支援機型ガジェット「クーカー」を周囲に構えて走り出していく)……!(そんな時、偶然にもすみれと現場に居合わせてしまうが…)……足引っ張たら承知しねーデスよ!(彼女に対しヤジを飛ばし、また、共闘するなど認めたくもないがと冷ややかな眼差しを浮かべつつも、すみれと並びながら敵へと突撃していく) 」
平安名すみれ「……はぁ!?あんたこそあたしの邪魔だけはしないことね!(同じく冷ややかな目で言い返しつつ可可と並走する) 」
♪ ♪ ♪
Where we’ve been growing slowly 〔 今までのものが遅く感じるだろう 〕
メトロ「――― 目標:超大型機械生命体!突撃しますっ!!(第10と印字された装甲車を走らせんとアクセルを強く踏み込み、走行を開始。レヴィが固定してくれた敵の尻尾に向かって装甲車が乗り出し、上り坂のようなその表面を駆け上がっていく)(ひいいいぃぃぃーーーーっ!こわいこわいこわい~~~っ!!でもでもっ、きっと、大丈夫ですよね…!みなさんがついてますから…!!)(内心ビビりながらも小柄な少女に似つかわしくない激しいハンドル捌きを駆使しながら車を振り落とされまいと奮闘する) 」
AEGIS《神楯》「ライオットに続ケッ(大量のイージスが各地から強襲形態に変形、一斉に飛び上がり、青い線を引いて上空よりゼレオロイドの周囲を旋回、飛び回るように撹乱し、それぞれがビーム砲『スキュラ』やビームライフルにより攻撃、複数の閃光が巨体に纏わり付き、集中砲火を加える)カバーに入るデース(その中の二機が駆け上がるライオットの周囲を巡航形態で飛び回り、並走する。周囲より飛来する障害物をライフルで一撃、蹴りで一撃と破砕しながら) 」
アレックス・ディノ「この状況だ。さっさと終わらせようぜ変態(そう言うと身に纏う装甲、Justice《正義》の眼が赤く光り)ここで終わらせるッ! 」
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Think I’m on eleven but I’m on a nine 〔 あれが本気じゃねえって 〕
コンラード「うわははははは!!そうとも何を隠そう魔のS字カーブ、地獄の上り下り坂、火の中水の中アウトバーンの中を無傷で乗り切った伝説の不死鳥レーサー!!コンラードボルトォォォォーレだァ!!!! わはははは!!私の運転についてこれるかチョロQキッズのひよっこ共!!!!(やぶれかぶれになり泣き笑いながら装甲車で先陣を切りゼレオロイドの体表を爆走。固定砲台で撃ち込み続ける) 」
ライオット【クラクス】「うおおおおぉぉぉーーーッ!!( ダンッ、ドッ、ドガガガッ、ドグゥォンッ!!! )(AEGIS数基と敵の表面を伝うように殴打を繰り出しながら登っていくが…) ッ゛! (反撃に動き出した敵、それが撃ち込んできたレールガンを紙一重で回避するがそのせいで振り下ろされてしまい、真っ逆さまに落下していく)―――パイルッ!!(自身の声に呼応して複数機のパイルが背部に装着。スラスター点火に伴い爆発的な勢いで上空へと飛翔することで事なきを得る) ギ ュ オ ォ ン ッ ――― ! ! (勢いを止めず、そのまま舞い上がっていく) 」
ゼレオロイド【サラマンダ】「グオオオオオオオォォォォオオオオンッ!!!!(両腕を広げながら咆哮を一つすると、一度止められた右脚を上げ、地上にいる者たちを踏み潰さんとその足を下ろしだす) ガ シ ョ ン ッ ―――― バ シ ュ ゥ ゥ ゥ ウ ウ ウ ウ ン ッ ! ! ! (両肩に備えられた二対のレールガンが起動し、無差別射撃を開始する) 」
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Guess you don’t really know me 〔 気付いてないんだろ 〕
エクレイル「――― 我が"槍"はすべてを貫かんッ!!( ジ ャ キ ィ ン ッ ! ! )(黒槍を携え、レールガンに向かって回避も防御もその態勢を取らず突撃したと思えば―――)――― む ぅ゛ ん ッ ! ! ! ( ズ ガ ガ ガ ガ ガ ガ ァ ッ ! ! ! )(街一つ吹き飛ばしかねないその破滅の閃光を、なんと一本槍のみで貫き抜け、閃光を双方へと裂けながら進撃していく) 」
腹筋崩壊太郎「 ズ ゥ ン ッ ! ! ! ! ! ! (敵の巨大な足を前に逃げ遅れた団員たちを庇おうと、自らその中心部に移動したと思えば―――)――――パワーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!(持ち前の筋肉パワーを発動。両手でゼレオロイドの足を受け止めにかかった) 」
仮面ライダーアギト&氷川さん「みんなを助ける為に戦うなら、そこが俺の居るべき場所なんだ!!氷川さん、行きますよ!!(バイク・マシントルネイダー(氷川さんは白バイのガードチェイサー)に搭乗し戦場へと繰り出す。上空より降り注ぐように襲い来るレールガンの嵐をそれぞれが蛇行するように走行してこれを掻い潜り、多くの爆発をバックに華麗なドリフティングを決めていく) 」
ロナ【アリエル】「もうひと頑張りだよ、アリエル!(ペダルをベタ踏み。 ファンネルの半数が背面ユニットとして装着され火を吹く) キュ オ ッ (緑白色のラインを描き中空を自由自在に駆け……)おかーさん直伝……【甲式二形・流星輪舞曲】!!(ビームサーベルを右手ユニットに携え、錐揉み回転し体表を削りながらゼレオロイドの背面を駆け上がる) 」
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Running from the past is a losing game 〔 過去から逃げるような負け試合をして 〕
劉狼「 ヒ ュ オ ン ッ ――― ふ ぅ ん ッ ! ! (残像すら残さぬ俊敏な動きで敵を翻弄しつつ、その分厚い装甲さえも陥没させる強烈な一撃を見舞う) 間髪入れず、畳み掛けるッ!! ( シュッ―――ドゴゴゴッ、ゴォンッ!!ギィンッ、ドッ、ゴォンッ!!! )(両拳を一度振り抜いただけで千手観音を彷彿とさせる無数の残像拳が顕現され、刻み込んだ陥没部を更に叩きつけて風穴を開けん勢いで殴り続ける) 」
アサギ「いよっ――――と!(レールガンの着弾地点を予測し、被弾する直前にバク転回避) バシュゥンッ、バシュゥンッ!! (反撃として射撃を返していく)……っし、「アレ」、やっちゃいますかぁ~。(親指で唇の下を拭いながら不敵に口角を上げると、敵を周囲を包囲するように疾走し始める) 」
ネオン「負傷者は後方へ避難を。応急手当を行います。(負傷で戦線離脱した団員たちの治療を淡々とした表情ながらも迅速かつ丁寧にこなしていく) 」
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It never brings you glory 〔 栄光なんか掴めねえだろ 〕
米女メイ「………行くぞ!(猫ボムをゼレオロイドの脚目掛けて放つ) 」
レヴィ「――― ぶっ壊れちまいなッ!( ┣¨ ッ ゴ ォ ! ! ! )(尻尾から背中へと移動し、助走をつけての大跳躍で大型メイスを振りかぶる。狙う先は後頭部。標的に向けて大型メイスを思い切り振り下ろし、盛大に殴り叩きつける) 」
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Been down this road before 〔 今まで何度も乗り越えてきたんだ 〕
エドガー「よく鍛えられた腹筋じゃねえか、大したもんだ(腹筋崩壊太郎が受け止めている内にゼレオロイドの足裏へ移動) 道を"開け"な"ァ"!!(蒼のオーラを纏い、逆立ちからの上空へ向けた垂直のライダーキック。) バ ゴ ォ ン ッッッッッ (直線状の閃光を地上から中空へ刻みつけ、ゼレオロイドの足裏から関節部を貫通し飛び上がる。 遅れて内部から爆散するそれをバックに、劉狼と背合わせになる) 」
ラタリア「 ガ ギ ョ ン ッ ――― ズ ガ ア ア ア ァ ァ ア ア ン ッ ! ! (ガジェットを盾形態へと変形させ、敵のレールガンをその分厚い防御壁によって完封する) ガ ギ ョ ン ッ ――― (レールガンを退けた後再びガジェットを持ち上げ頭上で振り回し銃撃形態へと変形)――――お返しなのらーっ!( バ シ ュ ゥ ゥ ウ ン ッ ! ! )(トリガーを引き、曝け出された砲口からゼレオロイドが放ったものにも匹敵する高火力のレールガンが射出された) 」
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Already know the story 〔 結末なんざ知れている 〕
ヒロ「(バットの先端のライトセーバーで千砂都のバックアップに入る) 」
ルクエス「 コ ツ … ――――(コートを靡かせながら遅れて現場へと馳せ参じたと思えば、、軍帽の鍔を指先でくいっと上げて視界を覆い尽くすその超大型機械生命体を踏敵に見上げる) やれやれ、結局ボクたちが出る羽目になっちゃったじゃないカ。まあ、ちょーど退屈してたところダ。楽しませてくれヨ。 ダ ァ ン ッ ! ! (不気味に口角を上げると瞬間移動染みた速度で上空へと跳び上がる) 」
ルクエス「―――― ニ カ ッ (にかっと白い歯を見せ、口内に忍ばせていた黒い飴玉のようなガジェットを咥える形で露わにする) 踊れ、侵攻《 ハーメルン 》 ( ズ ラ ラ ラ ラ ラ ラ ッ ――― ジ ャ キ ン ッ ! ! ! )(その一声で飴玉は空気に溶けると同時に、周囲に無数の黒い剣が花咲くように顕現。全ての剣が複雑軌道を描きながらオールレンジの如くゼレオロイド一体に向けて次々と襲撃していく) 」
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Face, your, fear… 〔 覚悟しろ 〕
アルタール「ここはCoolにいくぜ…熱くなッ!!( ク ル ク ル ク ル ッ ――― ジ ャ キ ィ ン ッ ! )(奏星《 アステロイ》を斬撃形態へと持ち替え、剣に見立てたその楽器を華麗に振り回し―――)―――ィィィィイイイイイヤッハアアアアアァァァァアアアアアアアアーーーーーーーーッ!!!!!( ズ ギ ャ ギ ャ ギ ャ ギ ャ ギ ャ ギ ャ ァ ッ ! ! )(ゼレオロイドの背中に刃を突き立てながら、背骨のラインに沿って前進。火花と小さな残骸を撒き散らしていく) 」
ペニー「(地中から顔を出し戦いを影から見ている)(あのデカブツなら勝てなくてもある程度戦力は削ぐだろう‥市民をできるだけ多く殺して恐怖の力を溜めないとな)(再び地面に潜っていく) 」
ヴェスパー「 うっひょーーーーーーう!!超・ファンタスティックな眺めーーーーーっ!!(ゼレオロイドの体表を滑走していた装甲車のハッチから飛び出し、空中を満面の笑みで宙返り。 そのピークで戦鎚携帯に変形したガジェットを振りかぶり)こいつはおまけ……だ!!ZEY!!(レヴィのメイスと連携し鉄槌を振り下ろす) 」
AEGIS《神楯》「集中砲火だッ多勢に無勢だいっけエ(まとわりつくようにゼレオロイドの周りを飛び回っていたイージスがすべて空中で制止、クローを広げるように強襲形態に変形すると、その一撃一撃がその装甲を貫通するのに充分な紅いビーム砲を乱射、四方八方から蜂の巣にせんとする)続ケー(ライオットに続く二機、巡航形態のままクルクルと回りながら、自らの位置もまたライオットの周囲を回る) 」
嵐千砂都「―――!(あれは…!!)(戦闘中に垣間見えた可可とすみれを見据えて大きく目を見開くが…)――――二人とも、(自分に)合わせてッ!!(目一杯伸ばしたヨーヨーを手繰り寄せながら率先して敵へと突撃し、他の団員たちが破壊してくれた敵の装甲表面…その脆弱点を発見する)――――ぃゃぁぁぁああああああッ!!!!(強い覚悟を秘めた顔で迫り、その部分へ強烈なミドルキックを叩き込む) 」
マコト「……っと(ヒロと千砂都を捉える)…抜け駆けは許さないぞ!(2人の間に割って入るようガジェットのバットを構えてゼレオロイドにボールを打ちまくる) 」
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Face, your, fear… 〔 覚悟しやがれ 〕
アレックス・ディノ「逃げるのか!!(地面へ去っていくペニーを見て)……仕方ない。こうしている時間もない。今も皆は戦っている……俺も……行くしかないな(そう言うと、全身のスラスターベーンがじんわりと青い光を帯びるのと同時に、ゆっくりと脚を踏み出し) 」
ゼレオロイド【サラマンダ】「 ド シ ン ッ、 ド シ ン ッ … ―――― ズ オ オ オ オ ォ ォ ォ オ オ オ オ オ ッ ! ! ! (レギュレイター陣の重い攻撃を受け続けてその巨大な足を数歩退かせていくが、ここで抵抗せんと雄叫びを上げ、両腕に備えられたクローを振り回し鋭い一閃を幾重にも繰り出そうと暴れ出す) ズ シ ャ ア ア ァ ァ ア ア ア ア ン ッ ! ! (そして片腕のみを振り上げ、地上にいる者たちに目掛け大地を叩き割る勢いで拳を振り下ろした) 」
仮面ライダーアギト&氷川さん「氷川さん、俺たちも続きますよ!……って、あれ?氷川さん…?なっ…えーーーーっ!?まさかのバイクがエンスト!?ちょ、なにやってんですか!だからメンテナンスは丁寧にやるべきだってあれほど言ったのに……あーー!危ない!!(ゼレオロイドの攻撃が迫る前に急いでUターンして氷川さんを回収しつつそのままバイクで走り抜ける) 」
♪ ♪ ♪
It’s time to face your fear 〔 さあ、覚悟しな 〕
ライオット【クラクス】「―――「閃光《 グリント 》」ッ!!( ド ン ッ ――― バ シ ュ ゥン ッ ! )(胸元の水晶体を殴りつ け、そこから翡翠と蒼白に輝く二対の光剣「ユナイタルソード」を引き抜いた) づぇぇぇええええあああああーーーーッ!!! ( ギ ャ リ リ リ リ リ リ ィ ィ イ イ ッ ッ ! ! ! )(スラスターによる上昇加速を利用し、全身を高速回転させる。それは宛らチェーンソーのように、激しい回転斬りを行い、クローによる攻撃を弾いては敵の装甲表面を抉りながら凄まじい勢いで浮上していく) 」
ヒロ「(ちぃちゃんとの時間オワタンゴ)(マコトが合流してきたのを見て) 」
ド ━━ ゥ(……次の瞬間、地面から青い光が勢いよく弾け、そこから光柱が大きく上がり、上空で止まった。その衝撃は大気を揺らし、暴れ回る巨体の影響力にすら劣らない圧倒的衝撃を空気を通じて伝える。舞い上がったそれは流れ星の如く、空に線を引き、その巨体へ突っ込んでいく)
劉狼「――――― コ ク リ (背合わせたエドガーへ強かに相槌を打つ) ッ ハ ァ ! ! (大地を裂く巨大な拳の一撃、そこから迸る衝撃に対し正拳突き。それだけで巻き起こる強烈な余波が砂塵諸共衝撃を消し飛ばし、無風状態をつくり出す) セ イ ッ ! ! ( ド オ ォ ゥ ン ッ ! ! )(もう片方の拳を振り抜く。虚空を貫く拳の衝撃が直線状の地面を抉り、ゼレオロイドのめり込んだ拳を吹き飛ばした) 」
葉月恋「(グレネードランチャーのようなデバイスを構え、いちごのようなボムをゼレオロイドに向けて放つ)……!千砂都さん……… 」
♪ ♪ ♪
Cause when your time has come and gone 〔 そっちのターンは終わりだ 〕
ライオット【クラクス】「 シ ュ バ バ バ バ バ ッ ! ! ! (そして、ゼレオロイドの身体を駆け抜けてその頭上…空中で折り返すように身を翻すと、自身の残像体が空を埋め尽くさん勢いで一斉に顕現され―――)―――― う お ら あ あ ぁ ぁ あ ッ ! ! ! ( ヒ ュ ド ド ド ド ド ォ ァ ッ ! ! ! )(本体も含めた全員が次々と右脚を突き出しながら流星群の如く落下し、蹴り潰していく) 」
ヴァランドロア刹那「 ゴ リ ッ (振り下ろされる拳に正面から衝突し顔面が、胴体が拉げ地面に挟まれ見えなくなる……) ガ…… ドガガガガッッツ ガガガッッ ガガガガッガガガッッッッ!!!!!(ところが工具でコンクリを殴りつけるような音が何度も、短い間隔で響き…… ) ベギャアアァァァッッッ(無数の斬撃波を撒き散らしながら、ゼレオロイドの指を千切り飛ばし姿を荒らす。全身に自らの流血を纏うも"潰されながら"斧型ガジェットを振り回し拳をガリガリ削っていた)ヒャハハ 八ァ ハ ハハハァァァ!!!!!ご褒美にもなりませんねェ!!! 」
AEGIS《神楯》「あッ……あの光ハ!来たのカ!?(AEGISに変形したハロたちがそれを見てざわざわしだす)いっけェ(ライオットに並走していたイージス、クローを前面に出し、回転してドリルのごとく、ライオットに続くように猛スピードで突っ込む) 」
唐可可「……!!千砂都…!?(彼女の行動に目を見張るが、躊躇している場合ではないと悟るように首を左右に振ると)――― ええいっ、どうにでもなるデス!!クー・カーッ!!!(太陽型支援機が赤熱し、やがて発火。更には肥大化し、それは本物の太陽の如き高熱と大きさを帯びてゼレオロイドへと解き放った) 」
♪ ♪ ♪
I’ll be the one to carry on 〔 こっからが俺の暴走時間だ 〕
ガトウ「コイツを受けきれるかァ!?( ダ ァ ン ッ ! !)(パイルバンカーを地面に炸裂させることで、バネの容量で急速な速さで跳び出していく) "頭 鎧 ( ズガイ )" ッ ! ! ! ( ド ッ ――― グ ゥ オ ォ ン ッ ! ! ! )(見定めた敵に迫る時、鉄仮面で覆った頭部による強烈な頭突きを炸裂させる。ガジェットに頼らない攻撃ながらも、その破壊力は凄まじく強力で、直撃徒と同時に空間に稲妻のような衝撃が迸る) 」
エドガー「―――――腰が入ってねえ、やり直しだ(蒼炎を右甲に凝集、 色彩と音が失われる程の極光を放ち) ド オ ォ ゥ ン ッ ! ! (劉狼とタイミングを合わせ放った裏拳で拳を後退させ) 二撃目を打つ暇は……与えねえッ!!(振り払った手刀を握り、手の内に蒼炎の球体を貯め……) ド ギ ュ オ ッッ (弾き飛ばされコントロールを失ったゼレオロイドの腕へ向かって、右腕から蒼炎による極太の光線を放ち消し飛ばしにかかる) 」
ゼレオロイド【サラマンダ】「 バ ギ ュ ァ ア ア ッ ! ! (劉狼とエドガー、両者の共闘により地面にめり込ませていた右手が破壊される) ギ ャ オ オ オ オ ア ア ア ア ァ ァ ァ ア ン ッ ! ! ! (絶え間なく進撃するレギュレイターの猛攻に圧倒されながらも、頭部や尻尾を捻って暴れ尽くす) 」
♪ ♪ ♪
And you can throw me to the wolves 〔 何度だってかかって来いよ 〕
アレックス・ディノ「……全戦線に告ぐ。遅れたが戦場に到着した(周囲の雲を吹き飛ばしていく圧倒的衝撃を伴い、クイッと曲がった飛行機雲と共に戦線に加わる)トゥッ!!(纏わりつく糸のように巨体を回り、脚関節に回り込むとそれを突進と同時に斬撃、纏わりつくように何度も切り裂いて破壊するとそのまま急速に方向転換し上昇、今度は右腕に纏わりつくと青い線と斬撃を残し、次の瞬間には150m先まで抜け、そのまま一瞬で再び接近すると顔面に取り付き、サーベルを突き刺す) 」
アサギ「……っし…♪仕掛け完了!レヴィ!いけるっすかー!?(頭上にいる彼女へ叫ぶ) 」
レヴィ「へぇ、あんたなかなかイカしてんね――――(咄嗟の連携を取ったヴェスパーにサムズアップを送った後、暴れるゼレオロイドに振り落とされる。だがその最中、聞き慣れたアサギの声に振り返ると―――)――もちよっ!(大胆不敵な笑みを送り宙で身を包めてぐるんぐるんと回転する。その最中、突然メイスの先端をゼレオロイドに突き付ける。すると―――)――― ガ シ ョ ン ッ ! (先端部のハッチが展開) 」
アサギ&レヴィ『―――― 吹 っ 飛 べ ぇ ! ! ――――( ヒ ュ ド ド ド ド ド ド ド ォ ァ ア ッ ! ! ! ! )(レヴィのガジェットから無数のロケットランチャー、そしてアサギが地面に仕掛けた打ち上げミサイルがそれぞれ一斉に射出。ミサイルの白い硝煙が空にその軌道を描きながら無作為に突き進み、最終的にゼレオロイドの全身に全弾命中し激しい爆発を引き起こした)』
ヘザー「(建物を足場に高く跳躍、そして落下の勢いを乗せて四脚全てでサラマンダの尻尾を叩き、動きを抑える)まだまだ元気よ!しっかり止めろ!! 」
♪ ♪ ♪
Cause I am UNDEFEATABLE 〔 絶対負けねえから 〕
アルタール「 Here we GOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO ( ギ ュ イ ン ギ ュ イ ン ギ ュ イ イ イ イ イ イ イ イ ン ♪ ♪ ♪ )(アサギとレヴィが齎す大爆発をバックにギターをかき鳴らし、特大級の大音波を掻き鳴らす。その激しい振動はゼレオロイドの堅い装甲さえもゼリーのようにぷるぷると揺らし、防御力を失ったその一部分が衝撃に耐えきれなくなり、"破裂"する) 」
仮面ライダーアギト&氷川さん「こうなったら…とってきのあの技を繰り出しましょう!行きますよ、氷川さん!…違います!豆腐の上手な掴み技じゃないですって!アレですよアレ!行きますよ!?たああああああーーーー!!!(氷川さんと共にバイクから跳び上がる) 」
♪ ♪ ♪
I’m hanging on to the other side 〔 まだこの力が残ってる限り 〕
仮面ライダーアギト&氷川さん「 ト リ プ ル ! ! ! (※1カメラ) 」
仮面ライダーアギト&氷川さん「 ラ イ ダ ー ! ! ! (※2カメラ) 」
仮面ライダーアギト&氷川さん「 キ ー ー ー ー ー ッ ク ! ! ! (※3カメラ)(アギトと氷川さんによるジェットストリームアタックがゼレオロイドに炸裂!!「あと一枠どこいった」とかいうツッコミはしないでくれ!!) 」
♪ ♪ ♪
I won’t give up ’til the end of me 〔 諦めてたまるものか 〕
片桐「仕方ねぇなァァァ……っぱ斬っても痛くねえとこから順にやってやらねえとなァァァ おまわりさん優しいからなァァァァ パリンッッ(ふらふらとヘザーが動きを鈍らせている尻尾へ歩み寄り、酒瓶をかなぐり捨てる。左手に出刃包丁をペン遊びのように回転させ) キ イ イ イ イイ 【 極 閃 】 ィィィ イ イイイイ イ (片桐の周囲の音、色が失われ、灰色の世界の中を散歩するかのように歩み…… ) 一丁上がり (出刃包丁をアタッシュケースへ納刀。ゼレオロイドの尻尾へすれ違っており) ザグンッッッッッ (尻尾へ両断する斬閃が刻まれる) 」
ゼレオロイド【サラマンダ】「ギャァァオオオアアァァアアアアアッ!!!!(次は尻尾を切断され、激しく見悶えるように頭部を豪快に振り回す) パ カ ―――― シ ュ ド ド ド ド ド オ ォ ッ ! ! ! (すると今度は本体の左右に搭載されたミサイルポッドのハッチが一斉に展開、大量の弾道ミサイルが発射される) 」
平安名すみれ「……またあんた達…!(不服そうな顔で)(グソクムシの足を触手のように伸ばし、可可が攻撃をした瞬間に動きを止めて当たりやすくしようとする) 」
ロナ【アリエル】「弾幕勝負ならアリエルの得意分野、はなまるひゃくてん……ですっ!(縦一文字に閃光を残しゼレオロイドの頭頂部よりも上空へ移動。 全ファンネルを広範囲に散らし) キュ オ キィィィンッッッ!!!!(ファンネルそれぞれが絶えず射角を変えながらビームを放ちミサイルを次々と切断しにかかる) 」
メトロ「弾道ミサイル迎撃対空砲、起動!(ガチャリと傍らのグリップを引き抜くと装甲車より更なる砲台が追加するように顔を出す)標準良し、発射!!(ターゲットを選択し、ミサイルを次々と撃ち落としていく) 」
♪ ♪ ♪
I’m what you get when the stars collide 〔 超新星な俺の前に 〕
ヴェスパー「くぅぅぅ~~~~……!あしちゃんのハートにズギュンっと来ちゃった!後で君達のライブチケット、特等席のよこせよなっ!(満面の笑みでレヴィ、アルタールへVサインを向けると、エクレイルの側まで移動し)団長ちゃん団長ちゃんオッス!オラGOQ! 今すっげえ連携必殺技思いついちゃったんだけど一発どう? 」
フロール「ブーストは無くとも……いや、寧ろ数を撃つなら制御し易い分こっちの方が良いかもしれないな……!!(高台に陣取ったまま、魔力の矢を複数本一気に番え……放たれたミサイルを撃ち落とせる様に、一気に発射!) 」
♪ ♪ ♪
Now face it, you’re just an enemy 〔 思い知れ、お前なんか敵じゃねえ 〕
コンラード「ぐぬぬぬ……ええいメトロくんを除く第10兵団各位!今より私が諸君の砲撃手を担う!!ゲームセンター上がりのヒヨッコはこれを見て学び給え!!(そういうや自身が操縦する装甲車のコントロールパネルに全装甲車の砲撃UIが共有され) これが……私の……力ァーーーーー!!!!!(複数の画面を指一本かつ1秒足らずで操作し、正確にミサイルを迎撃する) 」
アレックス・ディノ「ッ……(頭部に突き刺したサーベルを下半身にかけて一瞬でなぞる様に運ぶと、そのままカクンと曲がる線を引き上昇、眼を上空へ向けるとピコピコとロックオンを繰り返し)はあっ!!(全火器を一斉放火。ミサイルを的確に撃ち落としながら、同時に超高速で敵の懐に突っ込み)はああ!!(そのまま、余波だけで地震とも見紛う衝撃を纏う蹴りを槍のように突き刺す) 」
エクレイル「この私と息を合わせるか。いいだろう、着いてこられるものならばッ!!(一度閉ざした瞳をカッと開眼。黒槍を片手のみで華麗に振り回しながら全身の重心を落としていく)―――― フ ゥ゛ ン ゛ ッ゛ ! ! (低位置から斜め45度へと力強く投擲された黒槍。その勢いはやがて増し、黒い螺旋状のエネルギーを纏いゼレオロイドへと迫る) 」
♪ ♪ ♪
Woah, woah… You’re clossing the line 〔 もう終わりだ 〕
AEGIS《神楯》「本体めっちゃ強イナ!ヤバ!(ギュンギュンと飛び回り、ミサイルに対して的確に対処しながら、余ったものたちは本体への攻撃を絶やさない) 」
ヴェスパー「そうこなくっちゃ面白くない……(ブロリー顔でそう言うやエクレイルの背後へ移動。彼を応用にして飛び、あろうことか彼に向かって美しいフォームで戦鎚を振りかぶり)タイミングよく蹴ってね!必殺、第7兵団式人間レールガン団長ぴver…… 映 え ぽ よ っ て き な ァ !! (ご丁寧にジェットで加速した全力スイングをエクレイルの足元へ、ゼレオロイド目掛けぶっ放す) 」
♪ ♪ ♪
Woah, woah… Now we’re run out of time 〔 これで終いにするから 〕
エクレイル「(うそだろぉ~?)(まさか自分が投擲した黒槍と共に飛ばされるとは思っておらず、そのままゼレオロイドに向かって衝突。謎爆発を起こした(※厳密には槍による爆撃だが)) 」
ライオット【クラクス】「 シ ュ オ ン ッ ――― シ ュ オ ン ッ ――― シ ュ オ ン ッ ――― ! ! ! (目にも留まらぬ速さでジグザグ状に屈曲しながら飛翔しつつ接近するとゼレオロイドの顎をサマーソルトキックで強く蹴り飛ばし、そのままとんぼ返りして距離置いたかと思えば――)――― し ぇ あ ぁ ッ ! ! ! (――― シ ュ ド ガ ァ ア ッ ! ! ! )(勢いを殺さぬ速度で特攻、その額部目掛けて槍の如き鋭い跳び蹴りをお見舞いする) 」
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Woah, woah… I’ll take what is mine 〔 この勝負は貰っていくぜ 〕
ゼレオロイド【サラマンダ】「 ズ ズ ズ ゥ ゥ ン ッ … ! ! ! (勢い止まらぬレギュレイター陣の怒涛の進撃を前に、あの超巨大起動兵器が退けられていく。現状、片腕と尻尾を失い機動力が低下したと思われた、次の瞬間だった―――) 」
ゼレオロイド【サラマンダ】・バーストモード(※以下:BM)「 キ ュ オ ン ッ ―――― コ オ オ オ ォ ォ ォ … ッ … ! ! (全身の装甲の継ぎ目が次々と展開され、その身に赤い光線(ライン)が迸りはじめる)――― ギ ャ ァ ァ ア オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ ン ッ ! ! ! (空を貫くような大きな咆哮を上げ、衝撃が空間に迸る。先程までとは様子が一変し、鈍かった挙動が解消されたかのようにキレが出始める。ついにリミッターが解除され、これから反撃開始と言わんばりに勢いづけていく) 」
ヴェスパー「へっ……映え映えな花火だ…… カシャッ (爆散したエクレイル(の槍)の花火をバックに自撮りをかます) イェーイフロロっちゃんみてうー?見て!見て―!! カシャ カシャ カシャ 」
ライオット【クラクス】「っと……なるほどな…こっからが第2ラウンドってやつか…!!(グッと光剣を握りしめる拳の握力を、覚悟共に強める) 」
♪ ♪ ♪
And when the story ends It becomes a part of me 〔 この物語が終わったところで、ただの一節でしかない 〕
ヘザー「相変わらず滅茶苦茶やってくれるわね、あいつら……とはいえ、向こうも負けてないって所か……一仕事するわよ、まだまだこいつは動く! 」
ゼレオロイド【サラマンダ】・BM「 バ シ ュ ゥ ン ッ ―――― バ リ バ リ バ リ バ リ ィ ッ ! ! ! (狙いを定めるように突き出したクローが爆発したかのように射出させる。ワイヤーのように飛び出たクローが、ライオットを鷲掴もうと迫る。その一方で、両脚部よりドーム状に放出された高圧電流で足元にいる団員たちをまとめて一掃しようと図る) 」
ライオット【クラクス】「――――!!(射出されたクローに掴まりそうになった…その瞬間、クラクスの瞳が発光。イーティス戦でも見せたような、すべての事象がスローモーションになるような感覚に陥る) "見えた"ッ!! (クローの軌道を、未来予測にも類似するその奇妙な能力をもって看破し、寸前で残像を置き去るように回避。) ド ォ ッ ! ! (そのままクローを通過し高速度で本体に迫ると同時に反撃の飛び蹴りをお見舞いする) 」
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I give it what it takes I’ll find another way 〔 片を付けたら、次に進むだけだ 〕
ラタリア「――― うらーっ!( メ ゴ ォ オ ッ ! ! )(斧型の打撃形態に変形した震激《 タイタン 》を振り下ろした態勢で落下。地面に炸裂すると振動によって地中より岩壁が沸き上がり、電流を退ける防御壁として団員たちを守る)…なかなかしぶとい造りをしてるらね。ますます解体して調べてみたくなったのら。 」
ヴァランドロア刹那「(真の力を開放したゼレオロイドを見上げ、全身血みどろながらけだるそうにツバを吐き)チッ……もうボロ頭巾ですって。最低限指までは欠損させたんだからここは一時撤退させていただきま――――― はあぁぁぁーーーーーーーい!!!!(ヘザーの一仕事するわよの一言でめちゃいい笑顔で応え、銃斧型ガジェットを手に駆け出す) バスンッッッ (電流に右腕を焼き切られるが、すぐに左手でそれを掴み、切断口に押し付ける)グチッッッ ウッヒョォォォォ!!バカみてえに高火力なせいでキレイな切断口だァ!!(右足目掛け突っ込み、木こりのように何度も斧を打ち付けにかかる。何度も雷撃に会いながら) 」
劉狼「 タ タ タ タ タ ッ … ――― タ ン ッ ! (敏捷い走行から大跳躍し、電流を跳び超えてそのまま片足に狙いを定める) パ ァ ――― “ 豺 狼 当 路 ” ――― ン (合掌の構えから意識を全集中させるとその体表に菫色のオーラを纏う) 破 ァ ッ ! ! ! ( ズ ッ ガ ァ ン ッ ! ! ! ! )(掌に爪が食い込む程に力強く握りしめ、オーラによって更に硬質化した拳を足元となっているゼレオロイドの右足に振り下ろし、膝先まで大きな亀裂を走らせていく) 」
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I use to never know but now it’s crystal clear 〔 今まで分からなかったが、やっと理解した 〕
アレックス・ディノ「(蒼い線がゼレオロイドをみじん切りにするように走り、そのたびに巨大な傷跡が残っていく。それがカクンと曲がりそれから遠ざかると、再び稲妻のごとくジグザクに軌道を描きながら接近。股の間を抜けて竜巻のように切り裂くと背中に上がり、そこから左腕に飛び乗って踵落としを決め、大きくクレーターを作るとそのまま飛び上がり、ライオットが飛び蹴りを放った近くの点に位置取り)ヘァァァァーーーーッ!!!!(グルグルと空中で回転しながら接近、縦の回し蹴りを一撃) 」
アサギ「ひーっ、調子に乗り過ぎちゃったっすかねー?(せこせことラタリアが築いてくれた岩壁に身を隠し電撃をやり過ごす)うおっ…すっげ… 先輩と師匠、やっぱ前衛組は肝が据わってるっすね。(敵の様子を伺いつつリロード作業に入る) 」
♪ ♪ ♪
This feeling’s just a ghost 〔 この想いに賭けるしかねえんだ 〕
ゼレオロイド【サラマンダ】・BM「 ド ガ シ ョ ン ッ ! ド ガ シ ョ ン ッ ! (踵部に備えられた耐衝撃用装置となるアンカーを展開し、地面にめり込ませる) ヴ ィ ヴ ィ ヴ ィ ヴ ィ … ―――――(ガバッと開かれた口。その口腔内に内蔵された砲台が伸び出し、砲口にエネルギーが充填されていく) 」
メトロ「……!超大型機械生命体に超高濃度の熱源エネルギーを感知!逆算して…あと10秒後に全エネルギーが放出されます!!(危険を察して全団員に通達する) 」
嵐千砂都「10秒後にヤバイのが来る…ッ…!?あの巨体から繰り出されるとなると…ダメ…!逃げられる余裕が全くない!! 」
ヒロ「…何!? 」
ヘザー「向こうにも元気なのが居たわ!!今は動いてくれるなら何より……!!博士!借りますよ…!(ラタリアが発生させた岸壁に向かって跳躍、さらに岸壁の頂点を足場に更なるジャンプでゼレオロイドの脚の付け根まで一気に移動し、その身体を"自らの両腕"で掴み)……潰してやるわよ…!!(空いた四脚全てで、左足の根元を打ち据える!) 」
米女メイ「たった…10秒‥!? 」
アレックス・ディノ「……まずいな(そう言うと口元を一回突き)『全団長、聞こえるか』(全兵団の団長に緊急回線が繋がり、ガジェットか最寄りのハロより声が響く) 」
アレックスを除く全団長陣『 『 『 『 『 『 ! ! ! ! ! ! ! ! ! 』 』 』 』 』 』
アレックス・ディノ「『聞いての通りだ』『十秒後にはデカいのが来る』『そこでこれより指定する座標に、なるべく一瞬で来てほしい』 」
エドガー「 キュ イ ンッッ ("空間跳躍<ワープ>"に等しい速度で劉狼と対になるゼレオロイドの脚部、その関節部の上空へ移動) ッ しゃァ!!!!!(被弾部位から地面へ衝撃が貫通し地響きが発生する威力の震脚を放ち、ゼレオロイドノの膝関節部を踏み砕く) ズェアアアァァァ!!!!! ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨(そのまま関節部を足台に飛ぶ。一発一発が衝撃貫通し全体を揺らす威力の打撃を撃ち込み、止めに蹴りを入れ間合いを取る) でかいのが来るか。あいつなら……ああくそ、面倒な代役だ…… 」
ガトウ「……っし、任せろ…!(回線に応えるようにニヤリと不敵に笑みを零す) 」
アレックス・ディノ→アスラン・ザラ「──── 『受け止める』ぞ!!(装甲の中、静かにゴーグルをズラして、既に高度の集中状態に陥った瞳を露出させ。敵実体の真正面、腕をクロスさせ構える)」
エクレイル「…ヴェスパーよ、貴様の処置はこの戦いが終わった後だ。(コートをはためかせながら毅然とした歩みで前線に立つ) ………よかろう。(アレックスからの緊急回線に強かに頷く) 」
ヴェスパー「(あ、やべ……) ちょうなんとかアンカー!!(マジックハンドの玩具敵パーツで先程ふっ飛ばしたエクレイルを引っ張り回収する) 」
ヘザー「(ゼレオロイドの脚部を最後に四脚でぶん殴り、その反動で指定座標に向かってジャンプ)……了解、迎撃態勢、任せなさい!! 」
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It’s time to face your fear 〔 さあ、覚悟しな 〕
ゼレオロイド【サラマンダ】・BM「 ┣¨ オ ゥ ッ ! (充填されたエネルギーが激しい光を帯びて弾けだす。口腔内砲口より解き離れたのは、街どこか王国一帯を瞬く間に蒸発しかねないほどの超火力を誇る最強最悪の殲滅兵装・荷電粒子砲。放たれたそれが今、レギュレイターの面々に向かって迫っていく―――) 」
ガトウ「 か か っ て こ い や あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ ッ゛ ー ー ー ー ー ! ! ! ! !( ズ ッ ガ ア ァ ン ッ ! ! ! ! ) (鋼鉄の如し鉄壁を誇る盾型ガジェット「鋼城《 ルーク 》 」を地面にめり込ませる勢いでどっしりと構え、獣の如き雄叫びを上げ、真っ向から受け止めにかかる)ふぁいとおおおおおおおおおおおおおいっぱあああああああああああああああつ!!!!!!!!!!(鉄仮面の内側で歯が砕ける勢いで噛み締めながら踏ん張り続ける) 」
片桐「おじさんにメガ粒子砲を受け止めろってかァァァ……ふざけんなよハゲラン・ズラァァァァ……(出刃包丁を懐に携え居合の構えを取り) 弾 け (斬撃による鏡を発生させる) 」
ヘザー「やってやろうじゃないの……執行四脚!!防御形態!!何も通さないでやってやる!!(両腕を支えに地面へと座り込み、四脚全てをゼレオロイドの粒子砲に向けて展開。さらに熱を放出し、完全に迎撃態勢……盾として固め、荷電粒子砲を受け止めに掛かる) 」
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Cause when your time has come and gone 〔 お前の番は終わりだ 〕
エクレイル「 攻撃は最大の防御だッ!!! ( ズ ド オ ォ ン ッ ! ! ! ! )(「盾」となって構えるガトウに対し、自身は「矛」として突貫の構えから、強力な覇気を纏い更なる漆黒に染まった黒槍を突き出して荷電粒子砲を貫く勢いで迎え撃つ。互いに「矛盾」ながらも、強力な「盾」と「矛」を前には、如何なる攻撃も退ける圧倒力が、そこにはあった) 」
ルクエス「まったく…世話が焼ける―――― ネ ッ ! !( キ ュ ル ル ル ゥ ――― ッ ! ! )(前方へと突きつけた掌に吸い寄せられるように、無数の黒剣が回転しながら、それはまるで円卓の盾となって荷電粒子砲を受け止めにかかる。だがそれはただの防御に非ず。回転する黒剣は少しずつ荷電粒子砲を斬り落とし、その威力を減少させているのだった) 」
コンラード「(コンラード流奥義『超真空気功黄金回転天上天下界王神拳爆裂波』!! 信じる心が奇跡を起こし!!眠れる潜在能力を引き出した!!コンラード・ボルトーレ!!新たな伝説の始まりである……)○ 。 . うーん……(という夢を見ながら失神する) 」
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I’ll be the one to carry on 〔 こっからが俺の暴走時間だ 〕
紫髪の少女「 天道 ここに 在り (リモコンのボタンを押し、腕を組んで静観) キュオ (彼女の背後の空から、先程の人工衛星が巨大なハラペコアオムシの顔に変形したものが隕石となって降り注ぎ相殺にかかる) 」
ラタリア「(団員を…『家族』を、守るのら――――)(圧倒的小柄な幼女。だが、そこに背負う覚悟は大人としての揺るぎない責務が、確かにあった) 震 激 《 タ イ タ ン 》 ッ ! ! ! (盾型の防御形態に変形させ、他の団長陣と共に荷電粒子砲を真正面から受け止めにかかる) ぬぎぎぎっ……はかせも…やるときは、やるのらーーーーーーッ!!! (赤く発光するガジェット――ブーストが解禁された――を突き出すように構え、凄まじい衝撃を耐え抜き続ける) 」
アスラン・ザラ「ガ シ ン!!(両の拳を叩きつけ、装甲が更に紅く光る。その瞳には弾けた種が宿り)行くぞッ!!!!(勢いよく引き抜かれたサーベルを二本連結、アンビデクストラス・ハルバードモードにしたそれの両端から巨大な柱のごとく光が迸り)はああああああッ!!!!(それが、目の前のそれに向けて振るわれた) 」
♪ ♪ ♪
And you can throw me to the wolves 〔 何度だってかかって来いよ 〕 」
エドガー「(空席、世界最強の剣士はそこに在らず。全団長の迎撃は実現し得ない……筈だった) キ ィ ンッッ (中空に閃くは両手剣。セインが手に取っていたそれを踵で蹴り上げ) ヴ ゥ ゥ ン …… 面倒事押し付けやがって…… 任せな (切っ先をゼレオロイドに向けた状態で目の前に固定させ、拳を構える) 【 火天七型 / 黎明 】 ┣¨ ギュ オ ッッ (受け止めるなど生ぬるい。地を両断する踏み込み、捻った上体から繰り出す全身全霊の拳を柄頭に当て、 騎士の意志を乗せた刃を砲撃が如く放つ。それは空間を切り裂く閃光となって、荷電粒子砲を消し飛ばしにかかる) 」
バ シ ュ ゥ ゥ ゥ ウ ウ ウ ――――――― ン … … ッ … … ! ! ! (結集したレギュレイター全団長陣によって、絶対回避不可能と思われた最悪の荷電粒子砲が見事退けられ、閃光の残滓が蛍火のように空気中に舞い、消失したのだった) 」
♪ ♪ ♪
Cause I am UNDEFEATABLE 〔 絶対倒れねえから 〕
ライオット【クラクス】「……すげぇ…ッ…!これが、「 団長 」たちの力…ッ…!!(改めて彼らの実力を目の当たりにし、驚嘆する。そして、敬意の眼差しを輝かせながら、「次は俺たちの番だ」と身を起こしだした) 」
♪ ♪ ♪
I’m hanging on to the other side 〔 まだこの力が残ってるから 〕
嵐千砂都「見て…!団長たちのお陰で、なんとかなったよ…!! これなら…っ!!(士気を取り戻すように身構える) 」
♪ ♪ ♪
I won’t give up ’til the end of me 〔 ここでくたばるものか 〕
ゼレオロイド【サラマンダ】・BM「 グ ゥ ォ ン ッ ―――― ギ ュ ル ル ル ア ァ ア ッ ! ! ! (切り札となる荷電粒子砲を遮られ、身を丸く縮めて防御態勢に入る…と思いきや、その巨大な全身を盛大に振り回し、全方位にいる者たちを大きく薙ぎ払おうとすることで最後の抵抗に乗り出す) 」
ライオット【クラクス】「――― 師匠、合わせてくれッ!!(劉狼を横切り、そのままゼレオロイドへと特攻していく) 」
劉狼「フッ…――― 心得た (勇ましく先頭に立つ弟子の背にかつての彼の面影を重ねることで何処か面白可笑しそうにほくそ笑むと、獲物を駆る狼の如き構えで追随していく) 」
ライオット【クラクス】&劉狼『 うおおおおおぉぉぉーーーッ!!! / ムオオオォォォッ!!! ( ズッ、ドドドドゴォッ!!ドゴォッ、ギッッッ、ドグゥォンッ!!!バギィ、ドッ、ゴグァンッ!!! )(二人同時に既に拳を振り抜いた態勢で敵の懐へ潜り込むと、機械と獣のそれぞれの硬く鋭い両拳がその表面を屠り、抉り、貫いていく)』 」
♪ ♪ ♪
I’m what you get when the stars collide 〔 超新星な俺が通るぜ 〕
ライオット【クラクス】「――― へばってねーだろうな、アサギ!!(劉狼との共闘後、今度はアサギの背後に現れるや否やパイルを数基円環状に展開させる。それは、いつも自身の支援をしてくれたアサギに対し、今度は自分がバックアップに入るとでもいうような態勢であった) 」
アサギ「先輩!?……まだまだよゆーっすよ♪(傍らに現れたライオットを他所目に舌なめずりすると、赤く発光した爆破《 スターマイン 》、そのトリガー部に指を引く) "ブースト"ッ!! (ブースト機能を解禁。赤い粒子を散乱させるガジェットで敵に狙いを定め、銃口にエネルギーを収束させていく) 」
ライオット【クラクス】&アサギ『 放 て ッ ! ! ! ( バ シ ュ ゥ ゥ ゥ ゥ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ン ッ ! ! ! ! )(アサギが放った最大出力のレールガンをトリガーに、複数のパイルからもメガ粒子砲が一斉に放たれ、ゼレオロスの装甲を撃ち落としていく)』 」
♪ ♪ ♪
Now face it, you’re just an enemy 〔 さあ行くぜ、お前なんて相手じゃねえ 〕
ライオット【クラクス】「――― 博士!さっきは助かった、ありがとな! 俺と"ダンク"決めようぜ!! (アサギの後、最後にラタリアの傍に瞬間的に移動する) 」
ラタリア「ライオット…!ふっふっふっ…はかせにかっこいいところ、見せてもらうらよ?( ダ ァ ン ッ ――― ブ オ ォ ン ッ ! )(ライオットと並走し、自身のガジェットをライオットに向けて投げ飛ばした) 」
ライオット【クラクス】「――― 任せな!!(ニッと不敵な笑みを一つ送ると、ラタリアより投擲された彼女のガジェットを両手でがっちり受け止める) づぇぁああッ!! (それをブーメランのようにゼレオロイドの片足に向けて投げ飛ばす。すると、ガジェットはその巨大な足を斬り捨てて向かい側にいるラタリアのもとへと返っていくように飛んでいく) 」
ラタリア「 パ シ ッ ―――― えーいっ!! ( ザ ギ ィ ィ イ イ イ ン ッ ! ! )(ライオットより投擲された自分のガジェットを受け取るとまたすぐに手放すようにゼレオロイドの脚部へとぶん投げ、そのままライオットに受け取らせる。そうやって敵を包囲するようにパスを繰り返しながら攻撃し続け、最後は――――) 」
ライオット【クラクス】&ラタリア『 食らいやがれッ!! / 食らうのらーっ!! ( ズ ッ ―――――― ガ ア ア ア ア ア ァ ァ ァ ン ッ ! ! )(共に各々の武器を振りかぶり、思いきり振り下ろすことで凄まじい鉄槌の一撃をお見舞いする)』 」
♪ ♪ ♪
I’m hanging on to the other side 〔 絶対手放さないものがある 〕
アルタール「ドカーン!と決めるぜ、ド派手になァアッ!!!!!( グ ル ン グ ル ン ッ ――― ズ ッ ギ ャ ア ア ァ ァ ア ア ン ッ ! ! )(斬撃形態から、今度は斧に見立てた打撃形態へと持ち替えるや否や回転する敵の足元をスライディングで潜り抜け、振り返りざまに無防備なその背後へ叩きつける) 」
ロナ【アリエル】「――――(おかーさん……私に皆を守る力を……ううん、このちっぽけな一歩を踏み出す……) ガシンッッ 勇気を!!(防御装甲をパージ、機動力を上げ、反撃に激突する紙一重を見極め駆け抜ける)行こうアリエル、一緒に……!何度だって、何度だって!この一歩を踏み出すんだ!! ギュゥゥゥーン(呼応するようにメインカメラが、関節部が、緑白色の光を放ち……) ド ギュ オオオオオオ オ ォ (一筋の閃光を残し、遙か上空へ向かって飛ぶ) 」
ロナ【アリエル】「 キ ィ イ イ イ ("機体から"流れ込むオーラを身に纏い、ハンドルを握る力がより強く……そして見開かれた眼の毛様が三重に、"極位"の片鱗を見せ……) い っ け ぇ え エ エ エ ェ ェ ェ ェ ェ ェ ェェェェーーーーーーーッッッ!!!!!!!!(流星のごとく縦一文字の閃光を描き急降下、ゼレオロイドの頭部目掛けビームサーベルを突き下ろす) 」
レヴィ「 どうせ最後なら、盛大に決めてやろうよッ♪ ( ガ チ ャ ガ チ ャ ガ チ ャ ン … ッ … ――――!!)(手に携えていた大型メイスに数基のシールドビットが合体することでグングニル型の突貫形態「ギガントランツァー」へと変形する) せやぁぁああああーーーーッ!!! ( ズ ゥ オ ォ ン ッ ! ! ! )(物々しい形状となったその武器を豪快に投げ飛ばし、ゼレオロイドを突貫しにかかる) 」
嵐千砂都「 これで決めるよッ!! ( ギ ュ ル ン ギ ュ ル ン ギ ュ ル ン ッ―――― ド グ ァ ア ァ ア ア ア ン ッ ! ! ! )(全身を旋回させて――宛ら高速で回る独楽のように――竜巻の勢いで迫り、遠心力を付けた超強力な蹴りを炸裂させる) 」
ヴェスパー「ここでもんだーいっ!1+1は2だけどさァ! みんな+パワーはの答えは何だと思うー!?(戦鎚のヘッドから火を吹き、魔女の箒のように騎乗してゼレオロイドの上空へ。 そのまま宙返りをし、八重歯を覗かせて笑いながら両手持ちにした戦鎚をめいいっぱい振りかぶる)正解はァ―――― にっこりちゃんの2ィィィィィーーーーーッ!!!!(ヘッドの先端に爆薬を仕込んだ一撃を、全力で振り下ろす) 」
ヴァランドロア刹那「誰か忘れちゃいませんかってんだ!! そう、私はあの超絶美人有能にして最優のヘザー団長が率いる第6調査兵団からやってきたヴァランドロア刹那だ!! 私の輝かしい未来にお前は存在しない、ここで私がKOROSU(暗黒微笑)からだ!! はああああああァァァァァァァ!!!!!!!!!(示現流、それも超人めいた跳躍と腕力から繰り出される斬撃を振り下ろす) 」
唐可可「可可のガジェットの強さは、こんなもんじゃないデス!!(パキィーーンッ…ガチャガチャガチャンッ!!)(パンダ型の支援機ガジェットが突然空中分解し、自分の身体に張り付いていく。そして、如意棒を彷彿とさせる竹型の打撃武器をその手に携えると―――)――― "再見(サイチェン)"!!!( ド ゴ オ オ オ ォ ッ ! ! ! )(豪快に振り回したそれをゼレオロイドへと力強く振り抜き、大きく凹ませる) 」
♪ ♪ ♪
I won’t give up ’til the end of me 〔 だから最後まで諦めねえ 〕
仮面ライダーアギト&氷川さん「この国の人たちの運命がお前たち帝国の手の中にあるなら、俺が…俺たちが奪い返す!!はああああぁぁぁ……はあああああああーーーーッ!!!(ドドドドドドドド!!!!!)(頭部のクロスホーンを展開し、足元に発生したアギトの紋章のエネルギーを集中して放つライダーキックを繰り出す。一方、氷川さんことG3-XはGXランチャーを構え、そんなアギトのライダーキックと同等の破壊力を持つグレネード弾を発射し、アギトと抜群のコンビネーションアタックでトドメをさす!) 」
♪ ♪ ♪
I’m what you get when the stars collide 〔 超新星な俺の前に 〕
ヘザー「ガシャ、ガシャッ……バ ゴ ン ! 折角だから試してみましょうか、私自身の出力アップ……!!(自らの魔力を媒介に、四脚の出力を一時的に強化。そして……)叩き潰してやるッッ!!(ゼレオロイドに向かって一直線に飛ぶと共に、四脚全てを一点に集め……その身体を貫こうと、四脚での突きを放つ!!) 」
ルクエス「ふぅ…このボクの手を煩わせたんダ。お礼に一つ味わっていきなよ。 ブ ォ ン ッ ――― (風を纏う右脚を背後へと織り込み―――) “ 嵐 脚 ”( ランキャク ) (――― ズ ッ バ ァ ン ッ ! ! ! )(脚を振り上げ、巻き起こされた鋭い鎌鼬による一閃を解き放ち、断裂する) 」
♪ ♪ ♪
Now face it, you’re just an enemy 〔 思い知りな、お前なんか敵じゃねえ 〕
劉狼「――― “ 落 花 狼 藉 ” ――― ( ヒ ュ ド ガ ァ ア ッ ! ! ! )(投げ出した宙で身を捻り、突き出した脚と共に回転して繰り出す旋風脚。渦を巻けば巻くほど大気を吸い寄せ、鎌鼬のような鋭さを帯びた一撃を炸裂させる) 」
♪ ♪ ♪
Welcome to the mind of a different kind 〔 ようこそ、異次元の世界へ 〕
アサギ「 グ ッ ――――― ゲームオーバーっす (ゼレオロイドをバックにサムズダウンすると、それを合図に事前に仕掛けていた無数の地雷が一斉点火。巨大な火柱が敵を爆音と共に包み焼き焦がす) 」
片桐「仕方ねえなァァァ……代わりに、教えてやるよォォォォ(右手に出刃包丁、左手に"マイク"を手に、ゼレオロイドの首に平然と佇み) こいつが 歌の 真の力だ (急所を明確に巡る一閃を叩き込み、地上へ難なく降り立つ。そしてマイクを口に当て)……みなとのぉ……よーこよこはまやよぉーこぉぉぉぉ(港の横浜ヨーコを歌い出す) 」
♪ ♪ ♪
Where we’ve been growing slowly 〔 歩くような速さで進んだ場所だ 〕
ラタリア「 ガ シ ャ ン ッ ―――― (薙刀型の斬撃形態に切り替えたガジェットを器用に振り回し、ゼレオロイドの胸部に狙いを定めると)―――― ぅ ら ぁ ッ ! ( ブ ゥ ォ ン ッ ! ! ! )(小柄な少女から繰り出された物とは思えぬ凄まじい速度からなる投擲で貫きにかかった) 」
♪ ♪ ♪
Think I’m on eleven but I’m on a nine 〔 あれが本気じゃねえって 〕
平安名すみれ「あたしのガジェットだって!!(グソクムシの足の先端が鋭く尖り、ゼレオロイドの身体に穴を開けていく) 」
米女メイ「先輩たち……!(千砂都たちを見て)うおおおお!!(ガジェットの鋭い爪でゼレオロイドの脚を思いっきり引っ掻く) 」
♪ ♪ ♪
Guess you don’t really know me 〔 気付いてないんだろ 〕
エドガー「(ゼレオロイドの前に悠然と佇み、拳に蒼炎を灯す。 一歩、また一歩と距離を縮め)終わりにしようぜ。火天でも……奴の剣でもねえ……こいつが―――― キュ オ ッ …・・・ ・ ・ ・・ (駆け抜ける。音も、残像も置き去りに、空間も時空も、限界さえも容易く超え、"殴り抜いた拳"を前に突き出し、 ゼレオロイドに背を向け駆け抜けていた) ザリ ト… ト… ト…(そして再び歩き出し、蒼炎の残り火を振り払う) 」
♪ ♪ ♪
Running from the past is a losing game 〔 現実から逃れようとして 〕
エドガー「 俺の拳<ケン>だ ┣¨ ゥ ゥ ゥ ゥ ン (遅れて発生する地上に太陽が弾けたかのような閃光と熱。 ゼレオロイドの胴体をほぼえぐるようにして開いた風穴から熱量故に色を失った炎が爆ぜ、焼き尽くす) 」
♪ ♪ ♪
It never brings you glory 〔 答えなんか掴めねえから 〕
ライオット【クラクス】「さぁ…―――― ク ラ イ マ ッ ク ス と 行 こ う か ( ガ ッ チ ィ イ ン ッ ―――― ギ ュ ィ ィ ィ イ イ イ イ イ ン ッ ! ! )(複数のパイルが自動的に自身の右腕に装着され、高速回転を始めたそれを振り抜くように構えると―――) 」
♪ ♪ ♪
Been down this road before 〔 前にも辿った道だ 〕
ライオット【クラクス】「 ら゛ あ゛ ぁ゛ ッ゛ ! ! ! (強い唸りと共にスラスター点火に伴う爆発的な勢いで跳び出し、ドリルのように超回転する右腕を突き出したままゼレオロイドへと接近し、今 ―――― その巨体を貫いた) 」
ゼレオロイド【サラマンダ】・BM「――――― ズ ギ ャ゛ ア゛ ア゛ ア゛ ア゛ ア゛ ア゛ ア゛ ァ゛ ァ゛ ァ゛ ァ゛ … ッ゛ … ! ! ! ! (ボロボロと剥がれ落ちていく全身の装甲。圧倒的な防御力も彼らの怒涛の連撃の前では全く歯が立たずに砕け落ち、曝け出された脆い部分をピンポイントに貫かれたことで――――盛大な花火となってその巨大な影は消滅したのだった) 」
♪ ♪ ♪
Already know the story 〔 この結末を俺は知っているんだ 〕
アスラン・ザラ「……ふう(彼らがやり遂げたことを察して、見届けたそれから視線を落とすと) 」
アスラン・ザラ→アレックス・ディノ「……よく、やった(上にずらしていたゴーグルをゆっくりと下に下げ、一息ついてそう溢した) 」
メトロ「………超大型機械生命体の反応、完全に消失…!!……や、やりました……!私たちの、勝利です…っ♪♪(嬉々で震える声を上げて、全部隊に通達) 」
嵐千砂都「 や っ た ー っ ! ! (完全勝利宣言に万歳する) 」
ヒロ「………やったか………っ…… 」
レヴィ「いろいろヤバかったけど…なんとか帝国の連中を退けられたみたいね。(ふふんとしてやったりな顔を浮かべて両手を腰に当てる) 」
平安名すみれ「やったったら………やったのね……! ……(安堵の表情で周りを見渡す)……(フイッ(可可や千砂都が目に入り顔を逸らす) 」
ヘザー「……ふう………っ……(長い、長いため息を吐き……四脚を車椅子の形態へと戻し、腰掛け)……お疲れ様、皆無事? 」
アルタール「 W O N D E R F U U U U U U U U U U U U U U ! ! ! ! (感激の余韻に浸かって一曲掻き鳴らす) 」
唐可可「やったのデス…可可たちの、勝利デス……!……!……(勝利の余韻に浸かっていたのも束の間、すみれたちが視界に入ると急に冷めたようにそっぽを向く) 」
腹筋崩壊太郎「力こそ、パワーーーーーーーーーーーーーーー★(マッスルスマイル) 」
ヴァランドロア刹那「お見事でございましたやっぱりヘザー団長はすごいとてつもなくすごい強すぎる強すぎるんですよ団長はイケメン美人最強第0が最強だなんて全部ウソですヘザー団長がゼレオロスを全てKOROSUぞ(暗黒微笑)飲み物たくさんありますから好きなだけもっていってください(ここまで3秒でまくしたてながらクーラーボックス入の飲料を運んでくる) 」
アサギ「…はぁぁぁぁ~~~……も、もうくたくたっす……(ぺしょりとその場に崩れるように座り込み自分のガジェットに背凭れる) 」
ヴェスパー「あたしちゃんらのパワーが勝ったァーーーーーー!!!! キュインッッッ (レヴィ、アルタールの側へ瞬間移動。二人をなんとか力付くで自分の前に並べ) デンデコデンデコデンデコ (エグザイルを始める) 」
ライオット「 シ ュ ゥ ゥ ゥ ウ … ッ … …―――― っと…!?(すべてを出し切ったかのように装甲の隙間から蒸気が溢れ出すと、身に纏っていた装甲が弾けるように消滅。元の懐中時計「ユナイタルウォッチ」へと戻り、自分の手元に握られた。………(「2時」を指したまま、再び動かなくなった時計を呆然と眺めていたが…)…… グ ッ (今は、深いことは気にしないことにした。この力のお陰で、王国を守り抜くことができたのだから) 」
ロナ「 ガコォンッッ (アリエルの胸部ハッチが開き、ロナの姿が顕になる。 だが一言も発することはなく) ト ス (抜け殻のようにうつ伏せに、地面へ自由落下した。 露出している肌には直線状の筋が複数走っている) 」
エクレイル「さて、ヴェスパー。貴様には募る話もある。現場の処理を終えたら直ちに事務所へ戻ってこい。(それだけ言い残し身を翻して立ち去っていく) 」
メトロ「……!わわわっ…ロナちゃん…!?たた、たいへんですっ…!ロナちゃんが…ロナちゃんが…!だ、誰か、メディックの方は――――(倒れ伏した彼女のもとへ慌てて駆け寄ってだきあげようとする) 」
コンラード「ぬぇぇ!!!?(ロナの落下に合わせ慌てて駆け寄り腕を振り上げた)メディーック!タンカを寄越したまえ!!大至急だァ!!(そう呼びかけmディックを呼び、自らも手伝ってタンカに乗せる)ええいなんだというのだ次から次に……! 」
マコト「やったんだよ!(勢いよくヒロに飛びつき、倒れ込む) 」
ヘザー「……すみれ、別に馴れ合えとか仲良くしろとか言うつもりは無いけど、もう少し取り繕いなさい。あんまり露骨な態度を取るんじゃない(軽く可可や千砂都に会釈し) ああはいはい分かった、分かったから……(クーラーボックスに手を突っ込み、適当に飲み物を回収)…民間人、あと隊の負傷者はどう?多分
バンレッジ達が付いてると思うけど……アレの侵攻は阻止できたとは言え、街が戦場になった訳だし……ああ!早速一人出た!! 」
ネオン「ス…―――(動揺するメトロを制するように静かに現れ、ロナの肌に手を添える)……我々メディックの「戦い」は、戦闘の後に行われるものです。あとは、私にお任せください。(タンカに乗せたロナを連れて停車している救急車へと向かっていく) 」
ヴェスパー「(だる) ふ……まあ落ち着きなよ。立て役者の一人でもあるあたしちゃんを処すってのかい?それじゃあ団員の士気が落ちるってもんじゃないのかい? \ハンコウスルキカ!!/ \イッショウケンメイニ レンコウスゥ!!/ うわー!!やめろ!はなせ、はなせー!!(他の団員に連行される) 」
フロール「ヴェスパー隊員……とりあえず二人で話をしてきてください…… 」
劉狼「……アサギ、ライオット。我々が来るまで、よく耐え忍んだな。(二人のもとへラタリアと共に歩み寄ってくる)貴殿等の活劇に、改めて敬意を表する。それでこそ、第3調査兵団の団員だ。(うむ、と納得したように強かに頷く) 」
片桐「…………(ネオンが救急車に向かうのを見届けると、酒を口に含もうとするが……)………。(ボトルを締め、懐にしまい在らぬ方向へと歩き出す)………。しょうがねえなァァァ "迷子"には将来団長なんて務まらねえぞォォォ…… 」
ラタリア「ねーっ♪(劉狼と一緒に微笑ましそうにアサギとライオットを見つめる)…とにかく、二人が無事で本当に良かったのら…!……そうらね、やっぱり、はかせたちは四人でなくっちゃ。……そこで、劉狼と話し合ったんらけろも…活動停止を命じられた第3調査兵団の再活動を、これから総司令官にお願いしてくるのら。もう事務所もすっかり直っているからね。 」
アサギ「えっ…!?そ、それって…ということは、あたしたち、また四人で活動できる…ってことっすか…♪ 」
エドガー「――――― ヒロ(兄妹でじゃれ合う光景を、いつにいなく微笑ましげに眺めながら歩み寄り)ス……(手の甲を向ける)家族との時間は大切にしろよ。血の繋がりは切っても切れない縁。得難いものだ(手の甲同士をぶつけるのを促すように、腕を前に突き出した) ただしマコト。あまり甘えてやるな、兄ちゃんを支えてやるんだ。いいな? 」
ライオット「本当か…!?…そ、そうか……そうか…!(なんだか安心感に包まれたような感覚に、思わず表情が綻ぶ)師匠も退院して、博士も研究が少しだけひと段落着いたみたいだし…ちょっと、休息がほしいよな。(まだ、心の整理がついていないこともたくさんある。そんな僅かな陰りを城の方角を見据えながら、思いこむ) 」
ヒロ「うわっ…!(連戦の疲れからか力無く押し倒される形になる)ちっとは力加減しろって………(まいったような顔で)……あぁ、わかってるさ(エドガーを見て) 」
鬼塚夏美「………(戦闘が終わった瞬間元のようにいがみ合う一期生の様子…そして千砂都、マコトに押し倒されたヒロを見据え)……やれやれですの(ジト目でそう呟く) 」
ルクエス「………『彼』の力は実に興味深いネ。君の後輩だってネ。以前からあんな感じだったのかナ? 」
ガトウ「………なあに、あいつぁ…なんも変わんねえよ。(ルクエスと並び立ちながらライオットの背中を見つめ、ふっと柔和な表情を見せた) 」
平安名すみれ「団長…そう簡単にはいかないの(唇を噛み締めそっとヘザーに) 」
葉月恋「…………(複雑な表情を浮かべ3人からそっと離れる) 」
マコト「……わかってる。兄貴まで失うわけにはいかないから(そっと目を閉じ、彼に体を預けるように倒れ伏す) 」
嵐千砂都「………(すみれ、可可、恋……かつて、一緒に活動していた仲間たちの現状の姿に、静かに拳を握りしめる。だが、顔には決して出さない。いつか、本当にいつの日か、また『あの頃』のように戻れる日が来ると信じて、今はただ戦い続けるだけ…そう胸に誓うのだった)―――――『かのん』ちゃん (『彼女』の名と、共に―――) 」
ヘザー「バンレッジ、あとヨールダン?案の定そっちに居たわね……いや、こっちは片付いたから大丈夫。救護の方を優先して(無線で後方の面々と連絡を取りながら) 分かってる、事情は多少把握してる……だからこそ、大勢集まる場所では上っ面だけ取り繕う様に。貴方達が背中を預ける相手でもあるんだからね…以上(割と一方的にすみれへと言い) …(ラタリア達第三の面々、そしてライオットを横目で追い)……確かに、彼の人格と能力は…信頼出来るかも知れない、けれど…… 」
ミア・テイラー「大丈夫かー…(倒れ込んだ2人を座りながら横から覗き込み) 」
ウィルバー「 コ ツ (メディックや現場処理に当たる団員の喧騒に紛れ、沈黙する影が一つ。 ヒトのものでもない、獣のものでもない、この世のものでもないような無機質な瞳はただ、観察対象"ライオッロ"の姿を眼球に写し)…………。(ルクエスへ目線を移す。小さく頷くと、耳元に手を添え) トン トン ツー トン トン……(耳たぶを指で、何かのリズムを刻むように叩きながら、黒衣を振り返し喧噪の中へ姿を消した)) 」
ヒロ「大丈夫だ…多分(仰向けになりながらミアに) 」
アレックス・ディノ「……エディ。今回のお前はその、功労者だな。……後で何か、食いたいものでも奢ろうか?(いつの間にか全装甲を解除、ゴーグルの内に瞳を燻らせ、エドガーとライオットたちに腕を組みながら視線を向け) 」
エドガー「シンディのメシ(過労状態なのか行きつけのベーカリーの店員の名前を素でだし頭がぐらぐらしている) 」
平安名すみれ「…善処します(拳をぐっと握りしめヘザーに) 」
ヒロ「………(ふと千砂都が目に入る)…… 」
ミア・テイラー「…マコトはボクが連れて帰る(倒れ伏して眠ったマコトを肩に担ぐ) 」
ヒロ「………えっ……おい、大丈夫か一人で………(立ち上がり) 」
ミア・テイラー「…人の心配をしてる暇があったら自分の身体の消耗を考えろ。少なくとも今のキミよりは元気だよ(フッと笑い) 」
米女メイ「…まさかのミア・テイラーなのか…!?(千砂都の方を親指で指しながらヒロの方を見つつ、ミアと反対側のマコトの肩を担ぐ) 」
ヒロ「……くっ、それは…(ガクッ …!(メイが指した先を見て)……そっと千砂都の側に歩み寄っていく) 」
嵐千砂都「……!(そんな時、歩み寄ってきたヒロに気づいていつもの様子で振り返る)……一緒に戦ってくれて、ありがとう♪おかげで助かったよ。 」
ヒロ「…こちらこそ、少しでも君の力になれたならよかった(彼女の拳に優しく手を添える)………これからも力になるから…… 」
鬼塚夏美「………(二人の様子を見てそっと目を逸らす) 」
嵐千砂都「……!……ふふっ、ありがとっ。でも、今はお互いしっかり休まないとね。……またねっ。(気を遣ってくれるヒロに優しく微笑み、そのまま踵を返して立ち去っていく) 」
ヒロ「あぁ………またな(フッと微笑みながら見送る) 」
ライオット「―――!(すると、エドガーの姿をその目に捉え、思わず引き寄せられるように彼のもとへと駆け寄っていく)……エドガー副団長!(彼の名を呼び、数秒間互いに目を合わせて無言していたが…)………ありがとうございました。あなたに背中を押してくれなかったら、俺…(視線を落としながら言い淀む) 」
エドガー「………(不思議そうに真顔でライオットに横目をやる。しばらくそうしていたが、ようやく何かの理解を得たのか口角を上げ)さてな、俺にはてめえの足で前のめりに進む奴の背中しか見えなかったぜ(拳を前に突き出し、首を捻り拳を合わせるように促す)――――次合う時は正面から向かってこい。いい試合になりそうだ 」
ライオット「……!(突き出された拳に一瞬目を丸くするが…)―――― はいッ!!(張りのある声を上げ、互いの拳を突き合わせる) 」
戦いがあるから、大事なものを失ってしまう
けれど戦うことをやめてしまえば、大事なものを守れない
だから、俺たちは戦い続けるしかない
これから先、何度倒れることになろうとも
最終更新:2024年02月22日 17:13