ロードス灯台像物語 その4
疾きこと風の如く
もうお気づきの方もいると思うが、この戦争は楽勝である。
なぜかというと、マリとズールーの通行条約が破棄されたため、
シャカがギリシャ侵攻に使っていた主力スタックが戻ってこれないのである。
元ギリシャ都市アルゴスに駐留するシャカのスタック。
胸甲騎兵14を始めとする総勢41ユニット。
しかしそこから出られない。
しかも残りの兵力も、インカとは反対側に位置するケルト攻めに使われている。
そのため、ズールー本土には最低限の兵しか存在しない。
総合的な軍事力においてインカはズールーに遠く及ばないが、 ズールー主力とさえぶつからなければ何も問題ない。
さらにズールーとアラブの通行条約も破棄されたため、ズールーのユニットはインカ領に入ってこれない。
そのため守備に全く兵力を割く必要がない。
これが戦略というものだ!戦争が始まった時点で既に勝敗は決まっているのだよ!!
現在国境にいるのはライフル10カノン4にフリゲート1という僅かな軍隊だが、何の問題もない。
ズールーの都市に向かって突き進む。
紀元1540年に無事ウムグングンドロヴを占領。
これで最大の課題であった、ヒンズー都市の入手に成功した。
これまでインカにはヒンズー教が入ってきていない。
そのためこの状態でシャカと戦争をしていると、 聖戦決議によりブレヌスとマンサが宣戦布告してくる可能性があった。
そのため、多少無茶をしても最初の1都市は速攻で落とすつもりでいた。
マンサはシャカ領を通れないので聖戦になってもこちらに兵を送ることは不可能。
ブレヌスも現在シャカと戦争中なので兵を送ることは不可能。
しかしインカはマリ及びケルトと多数の資源交易を行っており、 これがなくなると都市の運営に大きな支障をきたす。
ともあれこれで全ての問題は片付いた。
あとは全都市でユニットを生産し、ズールーの都市を片っ端から占領していく。
…え?
もう勝手にして下さい。
研究方針
鋼鉄の後は鉄道の研究を進めていた。
インカは国土が長く、また主力生産都市からズールーまでの距離が遠いので、
インフラとしての鉄道の存在は重要である。
またハンマー体制へのシフトが完了しロードスが不要となったので、ようやく交換で天文学を手に入れる。
その後は物理学(飛行船)→大量生産(歩兵、工場)→電気(商業)→内燃機関(駆逐艦)。
陸タイルが少なく、人口を抑え気味にしているので、工場と発電所の導入はそのまま生産力の倍増に繋がる。
また友好のサラディンが生物学→医術と進めているので、適当な技術を渡して交換してもらう。
紀元1480年:職業軍人交換獲得(ペリクレス)
紀元1480年:天文学交換獲得(サラディン)
紀元1490年:民主主義交換獲得(マンサ)
紀元1515年:鉄道獲得
紀元1525年:シャカに宣戦布告
紀元1550年:物理学獲得
紀元1555年:企業交換獲得(マンサ)
紀元1575年:生物学交換獲得(サラディン)
紀元1600年:大量生産獲得
紀元1625年:電気獲得
紀元1630年:医術交換獲得(サラディン)
紀元1645年:内燃機関獲得
企業をマンサから交換獲得した直後のテーブル。
シャカが既にライフリングを持っている。
ズールー戦役
上の図のように侵攻する。
シャカはライフルを出してきているが、たいして数がいない。
カノンorフリゲートの砲撃→飛行船爆撃→カノンを限界まで突入→ライフルで止めとひたすら進める。
機関銃もいるので、カノンが騎兵隊の側面攻撃で消されることはない。
そして大量生産の後はライフル兵を順次歩兵にアップグレード。
もはや一方的な殺戮である。
途中ケルト攻めに行っていたと思われるシャカの遊軍スタックが来たが、 丘都市にいる機関銃・ライフルに勝てるわけがない。
というかこれが最大スタックという時点で程度が知れる。
紀元1525年:ワイナ・カパックがシャカ(+ペリクレス)に宣戦布告
紀元1540年:ウムグングンドロヴを占領
紀元1560年:ノバンバ占領
紀元1570年:ウルンディ占領
紀元1585年:ペリクレスがシャカから独立
紀元1590年:ペリクレスと和平
紀元1590年:ブラワイオ占領
紀元1590年:ノドウェング占領
紀元1605年:オンディニ破壊
紀元1625年:クワデュクザ占領
紀元1635年:ノンゴマ占領
紀元1640年:ンドンタクスカ占領
紀元1645年:カミュロドュナム破壊
紀元1650年:ババナンゴ占領
紀元1655年:ズールーと和平
早々に独立したペリクレスとはすぐに和平する。
独立を手助けしてやったのに、我々に宣戦布告したのだぞ(-3)、と怒っている様には首を傾げざるを得ない。
そして3都市を残してズールーと和平。
本当は可能になり次第降伏させるつもりだったのだが、何時まで経っても降伏しようとしないため諦めた。
和平条件で貰ったアルゴスはギリシャに返還しておく。
シャカに残された島都市2つと、騎兵隊ライフル兵からなる主力(笑)スタック。
ちなみにシャカがライフリングの後に研究を始めた憲法は、 ゲームが終了してもその研究が終わることはなかった。
撃破数など。
ライフル兵の撃破数が意外と多い。体感ではもっと少なかったのだが。
まあ20ターン以上戦争していたのだからこんなものか。
カノンは25体のうち6体が壊滅。ライフル兵相手では仕方がない。
ちなみに馬がなかったので騎兵隊は作れなかった。
衛生兵は暫定的に象で代用し、ズールーの馬を手に入れてから騎兵隊にアップグレードしている。
世界情勢
紀元1525年:ワイナ・カパックがシャカとペリクレスに宣戦布告
紀元1580年:シャカ(+ペリクレス)がブレヌスと和平
紀元1585年:マンサとスーリヤが和平
紀元1585年:ペリクレスがシャカから独立
紀元1590年:ワイナ・カパックがペリクレスと和平
紀元1610年:ペリクレスが信教の自由を採用
紀元1625年:マンサがブレヌスに宣戦布告
紀元1655年:ワイナ・カパックとシャカが和平
インカとズールーが消化試合激しい戦いを繰り広げている一方で、それ以外は平和へ向かうと思われた。
しかしマンサがまさかのブレヌスへの宣戦布告。
マンサが信教の自由を採用したことで同宗教ボーナスが消え、その平和志向度の差から敵対関係にあった。
そしてシャカと和平した直後の世界の様子。
ズールー領を併呑したことで、インカが初めてスコアトップに踊り出る。
ブレヌスとマンサは死闘を繰り広げ、サラディン・ペリクレス・スーリヤの3人は海外への入植を行っている。
そしてシャカは完全終了。
この状況でインカのとるべき行動は…
ですよねー
ロードス灯台像物語 その5
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