戦争準備
「よし、念願の工学を入手したわ! 全都市、一斉に城塞を生産!
無い所は防壁から順次開始!」
「了解しました!」
続々と作りあげられていく城塞。
文化+1、交易路+1。諜報+25%。防御+50%。砲撃耐性-25%。
経済学で陳腐化するが、火薬前のユニットへの防御効果はしっかり残る。
石で倍速。そしてUBとして、その都市で生産の攻城兵器にEXP+5。
兵舎+神権+城塞でどこでも素のEXP10。それまで非戦でもその場で英雄叙事詩が作れるという利点もある。
プレイ時はうっかり失念。偵察を兼ねた騎士を先に作っていた。後に、首都で英雄叙事詩建設。
外交はというと、仏教に変更したのと度重なる参戦・取引中止要請無視のおかげで、
今度はヒンズー方面の感情があやしくなってきている。
「戦争準備は始まったところですが、まだ下地もいいところです。首都なんか戦士3体しかいないのに
今ギルや連鎖で連合に攻められたら相当遅れが生じてしまいます」
「そう、じゃあ攻められないようにすればいいのね」
ぱぱぱぱうあー どどん(×2)
AD1160 シャルルマーニュが要請によりギルガメッシュに宣戦布告!
同ターン イザベラがヒンズーに改宗
AD1160(同ターン)ハンニバルが要請によりシッティングブルに宣戦布告!
「エェェェェェェェ」(2回目)
「これでよし! これぞ宗教志向ならではのやり方ね。ブルとハンニバルは性格と国境問題で相当こじれてて
最初にヒンズーだった時に、既に白字で要請可能だったのもあるしね。改宗前に関係確認済みよ」
「そ、そうですか……でもまだ自由主義取ってないのに教育あげちゃってどーすんですか!?」
「化学用の科学者の目処はつけてあるわ。相手の取得に5、6ターン程度かかるとしても余裕よ」
ギルの技術進歩が鈍化し始める。イザベラがハンニバルに技術をあげすぎて交換材料がないのと、
あとは宗教違いでなかなか応じてくれないという悪循環。もう一人の同宗教がブルというのも痛い。
ここで諜報をハンニバルへ移行。シャルルが盟主の一角なのにスコア下位という珍しい事態の中、
こいつがおそらくラスボスだ。
そして、主要都市の雑貨商・溶鉱炉・バチカンのヒンズー寺院などの底上げ施設を生産し終わった頃──
その時、歴史が動いた
「陛下ー、イザベラ陛下ー……、あ、こんなとこにおられましたか。
ん……、手に持たれてるのはなんですか?これ。教会の模型?」
「な、ななな、何をいっておろうのかしら!? これはそう、音楽で建設可能になった
大聖堂なるものの試作品ミニサイズなりけるものであって、やましい物ではないのよことよ!?
ましてやこのイザベラ女王なりしものが異国で誕生したとかいうキリスト教などといふものに惹かれ
祈りを捧げてみたくなったなどということは全くないのよ!わが国はヒンズー教で皆笑顔で、やったー!(+2)」
「──錯乱はその辺にしておかれまして、陛下。」
「う、うむ。何かしら?」
「化学の研究が完了しました。いつでも自由主義で鋼鉄が入手可能です」
「よろしい!ならば即取得せよ!体制を神権政治に移行、全都市にて一斉にカノン生産にかかれ!」
「はっ!」
今回、平和主義の状態が余計なアレクのせいで後まで長引いたのと
工学入手が遅かったために、アプグレ用トレブまで裂いている時間がなかった。
直接のカノン生産に入る。続々と完成する大筒。
「お供を作ってる暇がないわ」
「丁度ハンニバルがナショナリズムを放出するようです。徴兵でまかないましょう」
そして全都市で一斉にマスケ徴兵開始。演劇が遅れすぎた理由でグローブ座もない。
「食料よさげなコルドバは科学者ファームになっちゃったしね。
魚があるトレドはモアイ建てていたし」
「加速資源なしで結構重いですから、マスケ徴兵の場合無理にたてる必要はありません」
研究は軍事科学に進んでいるが、まず初Rには間に合わないだろう。
まあ、将軍2人目が出たら士官学校に即使えるのが強みだ。1人目は無論、衛生兵Ⅲ。
戦争の狙い先はもちろんアウグストゥス。弱いやつから先に叩くのが鉄則。
そしてAD1310。神聖ローマ・シュメール戦争終結。もはやタイムリミットだ。
シャルルからは態度の関係で無理だったが、ギルからは10Gをせびり、介入の芽を摘む。
AD1340。ローマ戦役
「では陛下、進軍前の宣戦布告の演説をお願いします。この戦争、完全に
難癖のようなものなので、下手な大義を説くより、この星に英雄は並び立たぬ、とか
開き直って堂々となさった方がよろしいかと」
「天空に極星は2つはいらぬというやつね。少し緊張してきたけど、大丈夫。
台本もちゃんと考えてきたし、うまくやって見せるわ」
「イザベラ陛下の、このご勇姿は世界に向かって報道されるよう、準備は万端整っております」
「手際いいなぁ」
「それでは、聞け!ローマの民たちよ!イザベラ陛下のお言葉である!」
「これより宗教裁判の判決を行う!!
被告!! 「ローマ」!!
被告!! 「アウグストゥス」!!
判決は死刑!!
死刑だ!!
死刑、死刑、死刑!!
おまえたちは哀れだ!
だが、許せぬ!
実を結ばぬ烈花の様に氏ね!!
蝶の様に舞い、蜂の様に氏ね!!」
「おい、カメラ止めろ(悲痛な叫び)」
そして宗キチによる、宗キチのための戦争、開戦。戦力はカノン15体、マスケ18体 騎士3 剣士6。
カノンは連続生産のため、先陣から突入するのは10体だ。
(追記)
皇帝未挑戦、もしくは初挑戦中の方などは、いつこれだけの軍を作ってるのかわかりにくいと思うだろうが
上の画像を見て欲しい。鋼鉄入手が183ターン目、そして開戦が194ターン目である。
つまり、全都市で本当に一斉にカノン生産。雑貨商作りたいなー。溶鉱炉作りたいなー。
銀行も大学も作りたいなー。そういうのを全て無視して10ターンほど生産しただけだ。
マスケット兵にしても同様。6ターンの間、かかさずに3回づつ、各地で幸福の余裕を見ながら徴兵しただけ。
将来で見た場合、建築を立てたほうが、なるほど後のリターンは大きいだろう。
しかし、初ラッシュにおけるカノン2門(200ハンマー)と、
2級都市の建築に回した200ハンマーとはその時点では同等ではないのだ。
ローマ軍は完全に無防備。沿岸都市クーマイを襲撃する余裕もあると判断。丁度移動の関係で2スタックだったので
戦力を調整し、そのままカノン3門を含む別働隊を編成。ネアポリスとクーマイが両方落ちれば、
中立地帯が広がるので後からくる追加生産軍の合流が素早くなるのだ。
通行を結んだシャルル領内からローマ中腹を襲撃。中間都市ネアポリスに肉薄する。
反撃で遊軍スタックもきたが、カタパとプラエのスタックでは、戦闘力12のカノンの前には自殺行為にしか見えない。
加えてカノンは弾幕2の昇進を付与すれば白兵ユニット+10%のボーナスもつく。
どうやら本当の主力は首都方面に撤退させたようだ。
あとはクーマイと首都を落とせば分裂したローマは完全に組織立った反抗能力を失う。
そうすれば残りは各個撃破だ。
(追記)
対都市攻略戦において、都市襲撃をつけたカノンは無類の強さを発揮する。
基本戦闘力12に、都市襲撃Ⅰ(兵舎)なら20%、Ⅱ(兵舎+神権)なら合計45%、
Ⅲ(城塞+兵舎+神権)なら計75%のボーナスが加わるからだ。
ワードビルダーを使った検証では、防御度を0まで削った場合、
平地都市に都市駐留2、5回防御の長弓兵が相手だと 素で70%とやや不安なのに対し、
都市Ⅰで76.2%、都市Ⅱで82.9% 都市Ⅲで94.8%と
城塞カノンは、まず間違いなく生還するレベルになるのだ。
1門目でそれなのだから、2門目から先は言うまでもないだろう。
長弓兵だけでなく、都市Ⅲ(城塞)カノンはなんとライフルが出てきても
初戦から互角の戦いができる。
ましてや防御能力をもたない都市にいる戦闘術2の騎兵隊相手などでは、84%という高い数字になる。
(数値に関してはビルダーの検証のため、完全に整合しない部分もあります)
詳しくは本レポの最後におまけを用意したので、気が向いたら見ていただきたい。
強引に別働隊がクーマイを落とし、次いでネアポリスも陥落。ローマの反撃遊軍も蹴散らし
回復中にクーマイ攻略の部隊が追いつく。維持・回復のスタックと分けて主力は首都に向けて進撃する。
「案外あっけないわねえ。これといった反撃もないし、肝心の首都の防備もそれほどでもないわ。
やっぱりローマ如きじゃ相手にならないわね」
「陛下、そういう言葉は完全にフr」
ぱぱぱぱぱうあー どどん