山だらけの大陸 その2
目指すべき勝利条件は?
前述の通り、このマップは丘と山の割合が、通常マップに比べて極めて大きい。
また大陸の面積も、文明数に大して広めであると言える。
この条件から以下のことが言える。
(他マップに比べ)制覇・征服勝利を狙いにくい
AIも含めて、多くの都市は丘の上に建つことになる。
また多数の山岳により、土地の広さの割に侵攻ルートが限定されやすい。
そのため都市が守りやすく、一方で侵略戦争は仕掛け難い。
さらに敵文明を滅亡させようとすると、土地が広いためかなり時間がかかってしまう。
結果として戦争系の勝利条件はあまり向いていないと思う。
(AIが)文化勝利を狙いにくい
丘だらけのため、小屋都市の確保が難しい。
そのため、商業力に頼った文化勝利は敷居が高い。
小細工のできるプレイヤーはともかく、専門家・偉人の調整ができないAIでは限りなく困難である。
以上を踏まえ、今回は最初から宇宙勝利を狙うつもりで進めている。
宇宙勝利を狙う上での最大の障害は、AIの文化勝利(特に属国文化勝利)である。
しかしこのマップではAIが文化勝利するのはほぼ不可能なので、他国を気にせず内政に取り組める。
拡張戦争するかどうかは、現時点では不明だが。
内政のお時間
とりあえず他国から宣戦される可能性は低いので、軍備は抑え気味にして内政を進める。
技術は聖職の後、通貨→法律→哲学と進め、維持費問題の解決を図る。
またアレクも首都で無事に建造成功。
商業力は期待できないので、ピラ代議でのアレク無償科学者の存在は大きい。
AD75:アレクサンドリア図書館完成
この後はサンコーレ大学まで遺産お預け…
…え?
AD175:第七都市シャルトル建設
首都と第六都市の間に建設。
食料が貧弱過ぎるので、生物学までは我慢。
自前の都市はここまでで、後は周りの蛮族都市を落とすのみ。
AD250:カースト制+組織宗教採用
法律の研究が終わったので、商人雇用のためカースト制を採用。
もっとも首都以外の都市はインフラ整備と対蛮族ユニット作成で忙しく、 専門家を雇う余裕はあまりないのだが。
AD400:蛮族都市カリブ占領
紀元前から存在した、首都北東の蛮族丘都市をようやく制圧。
丘都市の弓は異常に固くて困る。
川+砂糖3+草原17タイルの神立地。
ちなみにAD425に道教の聖都になっている。
これで首都東側も抑えることができ、囲い込みは終了。
またAD325にパルテノン神殿が322ゴールドに換金される。
偉人+50%より、今のお金の方がよっぽど重要ですよ。
自由主義に向けて
AD520における技術テーブル。
建築学が流れてくる気配がないため、自力で行うことにする。
必要既知率(iTechTradeKnownPercent)が20以下の指導者じゃないと、建築学は交換できる気がしない。
またジョアンから鋳金を入手した。
全都市で半額溶鉱炉を一斉に建てていく。
追記
このときの実際のテーブル。
建築学の後は、自由主義のため官吏→紙→教育と進める。
維持費は相変わらず厳しいが、技術を適当に売り払って埋め合わせている。
AD540:マウソロス霊廟完成
首都の様子。
遺産のため生産力偏重であり、アレクの無償専門家と定住偉人が頼り。
ワイン
普通のマップだと出力の低い微妙なタイルだが、こういうマップだと食料と商業力が貴重なので悪くはない。
そしてついに待ちに待ったアナウンスが到来↓。
AD600:テーベ(エジプト)でヴィシュワナート寺院完成
他国の様子に気を付ける必要がありそうですが、ヒンズーの聖廟(祭殿)はおいしいですね。
自由主義が終わったら攻めるとしましょう。
AD660:官僚制+平和主義採用
AD700:バチカン完成(仏教)
官吏が終わったので、平和主義と合わせて採用。
軍拡はしばらく先送りであり、半額溶鉱炉で生産力に余裕もあるので組織宗教より平和主義。
そして仏教
フランスには仏教が入ってきていないので、あまり関係ないが。
戦争勃発
AD740:毛沢東がブルに宣戦布告
AD760:ジョアンがスーリヤに宣戦布告
AD780:スピロ(先住民)が中国により占領
紀元前から長らく手一杯
この後、AD840にチャーチルもブルに宣戦し、一気に戦争大陸へ。
中国はアメリカ先住民との国境都市を速攻で陥落させる。
一方ポルトガルとクメールはかなり距離があるので、しばらく都市のやり取りはなし。
大陸中央部をアメリカ先住民が抑えており、通商条約のない仏教国は西側には行けない状況である。
またエジプトの軍事力の低さも確認できる。
ちなみにフランスはAD450にヒンズー教へ改宗している。
これは外交を考慮してのことではなく、 何もしなくてもハトが勝手に布教してくれて、こちらの布教する手間が省けるためである。
同年技術テーブル。
ブルが遅れまくっており、それ以外はだいたい同じくらいのペース。
ブルが若干心配だが、和平介入は行わない。
ブルは元々降伏し辛いですし、たぶん大丈夫でしょう。
追記
このときの実際のテーブル。
かりそめの平和
他国から攻められる可能性がなくなったので、フランスは完全に内政モードへ移行する。
AD880:パリで大技術者誕生
運良く大技術者を引き当てる。
これで企業創始の上での障害はなくなった。
なお偉人は、ここまでに大科学者4人が誕生済みであり、首都にアカデミーと3人定住している。
AD920:蛮族都市フリギアを制圧
AD920:サンコーレ大学完成
ポルトガルが一向に落とす気配がないので、国境にある蛮族都市をカタパで落とす。
川+米+豚+草原多数の良い立地だが、国境問題が若干心配か。
またサンコーレ大学も建設。
とにかく商業力不足なので、建物から生ビーカー
フランス全土の様子。
元蛮族都市も含めて全部で9都市。
ポルトガル、アメリカ先住民とは国境問題は起こっていない。
また、サンコーレ大学の完成を受けて、ヒンズー教寺院と僧院の生産に入っている。
教育が終了したので、そのまま自由主義の研究に進む。
マウソロスがあるため、さっさとナショナリズムとってタージマハルを建てた方がよい。
AD1040:自由主義獲得
自由主義獲得時点での様子。
ジャングル草原地帯を広く抑えたチャーチルのスコアが高い。
各文明で大将軍はぼちぼち誕生しているが、都市陥落はアメリカ先住民の1都市のみであり、 パワーバランスはあまり崩れていない模様。
外交状況。
敵視があちこちに分散したため、スーリヤとの取引は既に解禁済み。
チャーチルは仏教連合と大変仲がよく、 国力も合わせてこいつが宇宙勝利を狙う上での障害になる可能性が高い。
同年技術状況。
ギルドと工学を4文明が取得しているが、ちっとも流出する気配がない。
スーリヤ以外は取引できる状況で、ノートルダムも既に完成済みなのだが…
またサンコーレ大学の効果により、ビーカー出力がかなり上昇している。
山だらけの大陸 その3
どうでもいい補足・ルイ14世を選んだ理由
まずピラミッドを建てたかったため、勤労志向が前提となる。
次に環境保護主義の風車を使って宇宙を目指すため、もう一つの志向は内政系のものが望ましい。
候補としては金融、組織、創造、拡張の4つとなる。
まず金融のカパックは前回と被るので除外。
環境保護で衛生に余裕が出るので、拡張のビスマルクはなし。
残るはルーズベルトかルイだが、衛生に余裕がある場合、冷蔵技術は後回しにされるため、ルーズベルトも候補から外れる。
ということで、消去法によりルイが選ばれた。
勤労哲学の指導者がいたら、そちらを使っていたと思う。
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