大戦乱期
1550 AD 世界が大分色分けされてきた。始皇帝の手一杯が不気味である。狙いは大方また日本だろう。
速やかにチンギスを蹴散らす必要がある。
オランダの東インド貿易船を避ける形で、時計回りにモンゴル島を攻略する。数字は攻略年数を示す。
モンゴル島西部の攻略は、後詰めと合流する形で行う。
手始めのティフリス攻略戦。
チンギスの攻撃志向マスケットにやや苦戦するものの攻略。 大将軍誕生。衛生兵と合体させる。
奪った都市の防御も、防衛志向のおかげで不安なし。
他の都市の防備は貧弱なものであり、早くも戦争の趨勢が決まった。
1560 AD イベントにより朝鮮から象牙の提供を受ける。軍事資源というより幸福資源として嬉しいイベントだ。
都市間の移動にはもちろん船を利用する。世界1周ボーナスのおかげでほとんどの都市間を1ターンでアクセス可能。
積み込みと上陸にかかるターンを考えても、陸路より早くて安全。
また、諜報ポイントの効果でモンゴル守備隊の数・位置だけでなく都市の生産物まで筒抜け状態。
軍の質・量・速さそして情報の面で優位に立てば、恐れるものは何も無い。
1570 AD 電気窃盗。大将軍誕生。大阪に士官学校を建設。
追加生産組の後詰部隊は、本隊が沿岸都市を落としている間に町を掠奪させておく。
1580 AD モンゴルから送られた決死隊が京都に上陸。
まぁガレオン船団が京都に向かっていたのはとっくに補足していた。徴兵された新兵に丁度いい調練相手としてお出迎え。
1600 AD 始皇帝が日本に宣戦布告!
すでにモンゴル戦は詰めの段階に入っている。ここまでくれば望むところだ。
薩摩に押し寄せる中国軍、その数……
カノン一門。なめてんのか!一応徴兵ライフルを薩摩に集めて守備固め。
直前に盗んでいた電気を王建に渡して対始皇帝戦に引き込んでおく。
ついでに企業も貰っておく。ファロスの陳腐化で諜報出力がダウンしてしまうが
施設の方も充実してきたので±はゼロ。
中国でやっかいな国連が発足。初代議長はペリクレスに。
1605 AD ワシントンが日本に宣戦布告! 明らかに始皇帝の差し金。考えることは誰も同じか。
ただし、アメリカと日本は遠洋を隔ており、フリゲの魚場荒しがうざいくらいの被害しか発生しない。
対して朝鮮は中国に隣接しており、軍事技術もトップクラス。
大量のライフルとカノンが国境都市に押し寄せる。急増品を寄せ集めれば日本にもカウンターのチャンスがありそうだ。
1610 AD 王建が奴隷解放していたのでカースト制に戻す。王建の意思に関わらず、日朝関係はいつも友好状態を保つようにする。
モンゴル首都バトゥ・サライ攻略。
1620 AD 始皇帝から鉄道を窃盗。戦争中だろうとおかまいなし。
1625 AD モンゴル島西部都市の攻略開始。
懸念であった東インド貿易船とここで初めて交戦。が、以降は接触なし。被害は私掠船とガレオン1隻ずつのみ。
オラ公は宗主国の危機に興味が無いようだ。寧夏攻略。大将軍誕生。薩摩に士官学校を建設。
1630 AD 国連議案。議題は表現の自由の強制。「ありえん!」に投票する。
賛成派の票数がわずかに上回る結果になった。+5の不満がのしかかってしまう。
1635 AD スパイの反乱扇動を使って成都を占領。ようやく鉄を入手できた。
日本は始皇帝と争う理由が無くなり、ここで和平。
まだ遣秦使の役割は終わっていないので、銅を売ってよしみを通じておく。できるだけ早く国交も回復させる。
ワシントンへの聖戦決議が発案。「異教徒は腹を切って死ぬべきである」と書いて投票だ。
1640 AD 聖戦議案が通過。
仏教国である日朝の票のみで結果が決まる。
ブレヌス以外の全員がワシントンに宣戦布告。
始皇帝のささいな癇癪が、世界を巻き込む一大仏儒戦争へと発展した。しかしその当事者は既に講和済み。
同盟相手の始皇帝にまで宣戦されたワシントンの心中やいかに。
話は戻ってモンゴル戦。全体的に少々苦戦したものの、このターンでモンゴル島を平定した。
オランダまで攻め入るつもりだったが、オラ公が歩兵を完成させてしまったため断念。
技術的なビハインドは下手な軍隊よりよほど抑止力になる。
技術屋らしいクレバーな国土防衛策だ。こりゃ一本とられた。
チンギス・オラ公と講和。チンギスは属国にスコアを抜かれる半死状態だが、オラ公は律儀に従属を続ける。
植民地を独立させた場合、宗主国からの独立はしようとしないようだ。
さて、賢明な読者の皆さんなら上の技術状況を見たらすぐとピンと来るだろう。
そう、ブレヌスがライフリングを持っていない。これはチャンスだ。
カノン・フリゲート・戦列艦の最新型鉄製兵器を急遽生産しケルト方面に送り込む。
モンゴル戦で活躍した私掠船は内燃機関まで眠ってもらう。
モンゴルは近場だったので私掠船も安全に運用できたが、
ケルトへは他国の文化圏を通らねばならず、行軍中に確実に沈められてしまうのだ。
旧モンゴル島には労働者を派遣して地形改善を工房と水車に置き換えていく。
遣秦使の派遣先を、京都の北にある
(補足:ハルビンと読むらしい。名産品は餃子だろうか。コメント感謝)
ゴミ都市ってレベルじゃねーぞ!厳しい環境に生きる人々を励ますために、仏教宣教師も派遣するとしよう。
1655 AD ようやく大スパイが誕生。
しかしフルパワーで毎ターン1000近いEPが得られる今では半ば時代遅れの感。中国に派遣する。
1690 AD フリゲートの戦地到着を待たずにブレヌスに宣戦布告!ガレオンはしばらく逃げ回る。
国連議案。先ほど攻略した成都を中国へ返還せよとの内容。いいえで投票。
鉄の利用価値は既に低く、内燃機関入手のメドも立っていたので拒否権は用いず。今回は否決された。
無線通信窃盗。翌ターンに大量生産を交換入手。
1700 AD ヒンズー聖都ヴィエンヌ攻略・占領。
ライフリングには間に合わなかったが、数と練度の差で押し切る。
激戦を潜り抜けた徳川ライフルならダンライフルとも互角以上の戦いができる。
ヴィエンヌ攻略後は現地でライフル兵を全員歩兵にアップグレード。
役目を終えつつある攻城兵器達を使い捨てながら、ケルトの都市を切り取っていく。
1705 AD 内燃機関を交換入手。私掠船をアップグレードしてケルト戦線に投入。
たった2隻の駆逐艦がケルト海域の戦力バランスを覆す。
1720 AD 成都の中国への返還が再び国連議案に登る。反対票を投じるもの、今回は可決。
もう石油が掘れるのでダメージは無いが。
1735 AD 産業主義を窃盗。ここで奴隷解放を採用。厭戦と奴隷解放の圧力に耐え切れず。
対ブレヌス終盤。歩兵と駆逐艦の本格投入で勝負有り。
5都市を編入、1都市を破壊して1765年にブレヌス降伏。
強力な遺産がひしめく旧ケルト島。復興させれば頼れる戦力になってくれるだろう。
次の戦争に備え、しばらく内政を固めることにする。
工場とシェールを各地に建設。石炭丘は風車にして衛生ボーナスを生かす。
1770 AD ワシントンがペリクに降伏。
都市は失っていなかったので、日本から衛生資源を輸出して独立を支援することに。
ペリクのような文化屋をぬくらせると非常に危険だ。
大東亜共栄圏へ
この画像を見て欲しい。戦争のどさくさにまぎれて、なんと京都固有の貝資源が朝鮮のヴァチカン都市に奪われてしまっているのだ!
これは許されざる挑発行為である。対朝鮮に向けて軍備増強を図ることにする。
1818 AD しかしそうは問屋が卸してくれない。始皇帝・チンギス・オラ公が日本に宣戦布告!
三たび中国が襲来。蒙蘭連合もこの動きに呼応。元寇か。
朝鮮を飲み込むつもりだったが、宣戦されてはしょうがない。
ソウルに向けていた戦力をそのままオランダに向ける。
三度目の正直というものか、ようやくまともな中国軍が薩摩にやって来た。
上陸してきた中国戦車部隊の昇進は都市襲撃。攻められる前に戦闘術を付けた戦車で先手を打って殲滅し、被害を軽減する。
1824 AD 始皇帝からコンピューター窃盗。インターネットの開発を開始。
始皇帝は銅を持っていないのでギリギリ間に合うかもしれない。
1826 AD 手薄だったヒンズー聖都ヴィエンヌが中国に占領されてしまい、さらにビブクラテを目指し敵軍が迫る。
ユニットの空輸でこの場はしのぐ。
日本のゲームデザイナーがCivの新作を発表。
対蒙蘭戦線は余裕。軍の性能は同じでも、こちらには練度と数がある。
カラコルム占領。ペンタゴンを接収できた。
空軍と海軍にも効果を及ぼすため、群島では効果抜群の遺産である。
1828 AD ワシントンがペリクから独立。計画通り。
1840 AD ヴィエンヌ奪回。中国軍はすでに機械化歩兵を導入している。
さすがに固いが、空軍のおかげでなんとかなった。この戦闘で日中双方に大将軍が誕生。
これは熱い。
ここで始皇帝とは講和。
1848 AD スパイと商人で黄金期を発動。主従制を採用する。
1850 AD 僻地のモンゴル最後の都市を占領。モンゴルの消滅に伴ってオランダが独立し、日本に降伏。
世界に平和が戻った。
1852 AD 信教の自由強制の決議案。拒否権の行使でさらに不幸が増す。
1854 AD 始皇帝からロボット工学を窃盗。シド星最強のUU、日本式機械化歩兵が解禁された。
攻撃志向のおかげで経験値5で上陸戦スキルが付与可能。もちろんこれからの主力を任せる。
1856 AD なんとかインターネットを完成。スパイの役目はほぼ終わった。
ネットにまだアップされていないような最新技術は自分で研究する。
1860 AD 始皇帝がワシントンに宣戦布告。
1870 AD 気を取り直して王建に宣戦布告。
朝鮮の有力都市はほとんどが日本と国境線を接している。開幕の先制攻撃で一気に国力を壊滅させた。
1874 AD さらに仏教聖都ピョンヤン攻略。機械化歩兵と戦車の共同作戦に隙無し。王建降伏。
次ターン、王建がペリクの自発的属国に。
何が起こった。
原因はうっかりまさかのクリックミスで、降伏でなくて講和を選んでしまったせい。
まぁペリクは次の標的なのであまり問題は無いが、余計な苦労を背負い込むことになってしまった。
その余計な苦労がこれ。群島プレイの最大の敵、国連議案。
議長はペリク。……本当に人を怒らせるのが上手い奴だ。
ソウルで拒否権を使ったのは、ギリシャ進軍の兵站のため。
ピョンヤンも保持したかったが、これ以上の不満増は財政破綻に繋がりかねなかった。
1894 AD 高度航空術を自力開発。実に1700年ぶりの自主開発技術だ。
戦闘機を国庫の許す限りジェット戦闘機にアップグレード。
1898 AD ペリク連合に宣戦布告。
すでに防衛軍は機械化歩兵の現代戦。戦争の明暗を分けるのは陸軍の練度と空軍だ。
日本の陸軍部隊は攻撃防衛の素の強さに加え
度重なる戦争を通してレベル5がうじゃうじゃいる精鋭ぞろい。
空軍は技術差が全て。最初は空軍を攻撃部隊と防衛部隊に二分して運用
防衛部隊が敵戦闘機を全て叩き落したら全機で空爆。制空権を握れば攻略速度はさらに上昇する。
少々空軍の数が足りていないが、空軍は後方からの補給が容易なのであまり気にならない。空母は最初に多く作っておくとよい。
1908 AD ギリシャの主要都市を制圧。
王建がペリクから独立し、日本に降伏。
1912 AD ビザンツ帝国滅亡。ペリク降伏。潜水艦にイライラする日々からようやく開放された。
辺境都市が落とされたりもしたが、空港があるので奪回はすぐ。
僻地の都市は他の属国に押し付け、中国との最終決戦に備える。
複合材料をダウンロードし、戦車を全てアップグレードさせる。
都市ではジェット戦闘機と機械化歩兵・現代機甲師団を無限生産。
始皇帝もすさまじいスピードで宇宙船を建造し逃げ切りを狙う。
1919 AD しかし、中国との愚かな全面戦争は避けられた。
属国票により日本が外交勝利を得る。
これも日本歩兵の強さがあってこそ。
最終スコアは74743点。
まとめ
偉人の誕生状況。
序盤に大商人が続き、終盤に大スパイが続くという需要供給の不一致があったが、一応最初の戦略どおりか。
将軍9人は非帝国では中々の量だ。
数プレイこなした中での全体的な感想……
とりあえず諜報スライダーを振っておけばよいので気が楽。
ファロスの効果も手伝って、中盤まではけっこう安定する。
という感じだろうか。序盤のキャッチアップに技術直接買収という荒業が使えるのも大きい。
スパイ経済の選択肢の一つとしては悪くないものと思える。皆さんにも一度実践してもらいたいものだ。
おしまい。