- プレイレポ ギリシャと愉快な仲間達
Civ4 プレイレポート
深く考えずにゲームスタート。
設定はほぼデフォルト、いじったところはマップを広くしてAIを二つ追加した程度。
ゲーム開始
ギリシャの指導者となる。
早速、川に囲まれている絶好地なので建設。
資源が馬一つだけだが、まあいい。(画面には無いが、左にある)
斥候だけで戦士がいないので、せっせこ戦士を作る。
斥候は自動探索。労働者はオートにしてAI任せ。
戦士が出来たので、さっそく守りにつかせる。
戦士が完成したので、もう一人の戦士を作る。
第二都市建設予定地を探し、首都の北に繋がっている川辺を発見、そこで守りにつかせる。
首都で開拓者を作り、北へ送る。到着後即建設。
北西でペルシアと出会う。まだ彼らも一都市しかない。
ペルシア指導者「初めまして、ギリシャの指導者」
ギリシャ指導者「丁寧にありがとう、ペルシアの指導者」
ペルシア指導者「まだお互いに発展途上、平和的に行きたい物です、違いませんか?」
ギリシャ指導者「全く貴方の言うことは正しい、平和的に行きましょう」
会談はここで終わる。
この後、800年近くに渡るギリシャペルシア戦争が起きるが、それはまだ後の話。
首都と第二都市で労働者を生産、ひたすら内政に励む。
科学への割り振りは常に 100%。
科学技術をそれなりに手に入れる頃、南側にアステカがいる事が発覚。
どうやらかなり拡張主義らしく、既に三都市築いていた。
アステカ指導者「やぁ、ギリシャの人々」
ギリシャ指導者「アステカ、なかなか調子が良いようじゃないか」
アステカ指導者「いや、都市を早く作り過ぎた、毎ターンの収支が -1 だよ。
今は一刻も早く資源を開発しようと労働者を生産しているところさ」
ギリシャ指導者「そうかい」
アステカ指導者「そこで君が持っている騎馬の技術が欲しいんだ、くれないかい?」
ギリシャ指導者「そうだな、君は何の技術を持っている?」
アステカ指導者「建設の技術を持っているよ」
ギリシャ指導者「それは素晴らしい、交換に応じよう」
アステカとはその後も仲の良い関係を築くことになる。
またしばらくすると斥候が次々と新しい文明と接触。
多くて書ききれないので割愛する。
ギリシャ指導者「ストーンヘンジを作ったぞ」
七不思議のストーンヘンジを作り、食料生産に余裕を持たせる。
そこへ行政官が助言をしてきた。
ギリシャ行政官「偉大なるギリシャの指導者よ、もっと都市を増やしては?」v
ギリシャ指導者「しかし、まだ内政は開発の余地がある、そちらに力を割り振っても・・・・」
ギリシャ行政官「偉大な指導者よ、内政は後からでも出来ますが、領土の拡張を無血で行えるのは今だけです」
ギリシャ指導者「そうか、偉大な指導者は方針転換の決断が早い、開拓者を生産しよう」
ギリシャ行政官「ギリシャに栄光を」
そこで第三都市建設予定地を探すことにした。
基本的に川辺であれば何処でも良かった。
北西と南には既に他文明がいるので、東へ進めてみたところ、直ぐに海とぶつかった。
どうやたらギリシャの文明は大陸の一番東側に位置しているらしい。
そういえば首都も第二都市も内陸都市で、海洋都市が一つも存在しない。
そこで第三都市は北東で海と川に隣接するようにして都市を建設した。
ギリシャ行政官「指導者よ、これで我が国も海へ出られますな」
ギリシャ指導者「これなら将来は海から敵へ攻撃出来るな、また海洋資源を独占しておくのも重要だ」
ギリシャ行政官「指導者よ、次は何を?」
ギリシャ指導者「斥候一人の探索ではまだまだ世界は不透明だ、もう一人斥候を作ろう」
ギリシャ行政官「我々の世界地図へ明かりを」
その後、しばらくは平和に内政の時代が続く。
一応、どこかから攻められた時の為に、各都市に弓兵を二部隊配備して置く。
そこへ突然、アメリカが会談を望んできた。
アメリカ指導者「ギリシャの指導者よ、話がある聞いて欲しい」
ギリシャ指導者「すまんが、今忙しいので聞く耳は無い」
アメリカ指導者「では本題に入る」
ギリシャ指導者「そちらに聞く耳が無かったか・・・」
アメリカ指導者「互いに国境を開放しないか?」
ギリシャ指導者「・・・・・」
当時、アメリカの都市はまだどこにあるか分からなかった。
ギリシャの斥候とアメリカの斥候が接触しただけだ。
そこへ国境開放?利点も不明確で、相手が何を企んでいるのかも良く分からない。
こう言う状況で答えは一つだ。
ギリシャ指導者「国境開放は我が国の軍事力が貴国の軍事力よりも凌駕していると分かった時だけだ」
アメリカ指導者「ふむ、なら安心したまえ、そんな日はずっと来ない」
ギリシャ指導者「また会おう、アメリカの指導者よ」
アメリカの交渉が始まりの合図だったか、その後、スペイン、エジプトも国境開放を求めてくる。
スペインもエジプトも西にいる事と都市の場所は分かっていたが、国境開放は拒否した。
何が狙いなのだろう?そこで国境周辺を調べてみると、アメリカ、スペイン、エジプトの斥候がギリシャの国境にいた。
そうか、彼らの狙いはギリシャの領土内の探索、そして調査だった。
まだ序盤で国境開放は危険が多い、もし相対的に彼らより土地が貧相で国力が弱いと分かったら狙われるだろう。
逆に相対的に彼らより土地が豊かで国力が強いと分かったら、それもそれで相手に狙われるだろう。
よって、今は国力を不明瞭にして相手を悶々とさせる、この戦略を「もんもん外交」と名付けた。
だが、これだけ国境開放の要求が多ければ何時か国土も鮮明にする時が来るだろう。
せめて相手を驚かせるぐらいにはしたい。
内政をもっと加速させて充実させる良い手は・・・・、そうか偉人だ。
偉人を作ればいい。
既に偉人は二人生まれていたが、意識的に生産していたわけじゃない。
偶然の産物で出来た物だった。
そこを計画的に生産すれば、もっと国力を蓄えることが出来る。
そこで首都は第四都市建設の為の護衛部隊と開拓者をつくり、その後は偉人生産都市にした。
すると、アステカが不満な顔をして交渉してきた。
首都の文化圏が、アステカの都市に食い込んでいて不満を持っているらしい。
200ポイント程度の科学技術を無償でアステカに譲渡し、機嫌をとっておく。
この頃に国教を仏教にする、偶然にもアステカも国教を仏教にしたので互いの信頼感はより高まった。
アステカをこれ以上刺激しない為にも、南に領土を広げるわけにはいかない。
北に行こう。
幸いにも、ペルシアの国境とギリシャの国境で道が塞がっていて北の広大な大地はまだ未開発だった。
そこで斥候を送って状況を見てみると、どうやらペルシアも東に、つまりギリシャの北に領土を広げようとしていた所だった。
慌てて開拓者と護衛を生産し、北へ送り込む。
だが、わずか一歩の差でペルシャが都市を建設する。
贅沢品や嗜好品が幾つか見える。
こちらも愉快な出来事ではない。
そこで強引に都市を建設し、首都で生産した偉人を送り込み文化爆弾を破裂させ、強引に贅沢品と嗜好品を文化圏に組み込み手に入れた。
これが決定打だった。
ペルシア指導者「ギリシャよ、このやり方は全く不公正で不公平で不正義だ」
ギリシャ指導者「我が国の文化の力だ。我が国は一切武力を用いていない、貴国はそこを良く考えて貰いたい」
ペルシア指導者「我が国の資源を奪われたまま何もしないでは正義が朽ちる。現時点をもってギリシャに宣戦布告する」
ギリシャ指導者「そうか・・・・、我が国の精鋭と戦うと言うのか・・・」
ペルシア指導者「我が国は偉大だ、我が国を支援してくれる者も多い、覚悟するのだな」
ペルシアの技術はギリシャより劣っていた。
にも拘らずこの強気な外交には、もちろん他勢力の加担があると考えたほうがいい。
不味いな、こちらも誰か味方につけるか。
そこでアステカに話を持ちかけてみた。
ギリシャ指導者「アステカよ、日頃の我々の友情を考えペルシアに宣戦布告してくれないだろうか?」
アステカ指導者「ギリシャの偉大なる指導者、君の言うことは分かるが、我が国の領土はペルシアに接していない。我が国は宣戦布告したところで助力は出来ない」
ギリシャ指導者「よし、なら国境を開放しよう、我が領土を通って支援して貰いたい」
アステカ指導者「国境開放は相互主義だ、我々の国境も開放しなければならない。今はその段階ではない」
予定外だった、と言うより予定通りに事が進むと考えていたことが間違いだった。
アステカはペルシアに参戦しないどころか、ギリシャに何も支援しないと表明した。
この裏には複雑な外交関係の影響があるが、この時点でギリシャはペルシアの背後とアステカの背後を把握していなかった。
とにかく防戦に徹し、(都市戦では防御は有利なので)敵の攻撃部隊 10部隊を撃破した。
敵の増援部隊が来ないと確認したら、反転攻勢に出る。
そこで北のペルシアの都市、資源争いの種になった都市を占拠する。
するとペルシア側が賠償金を払うから講和条約を結ぼうと言ったので受諾する。
ここで余裕が出来たので先の戦争について考え直してみた。
時代は中世に入り、科学技術ボーナスがある技術を優先して開発し、首都の偉人量産作戦も有効的だったので、あっと言う間に近世に近付いていた、だがここで再び斥候や船舶をつくり世界を再探索する。
今現在、ギリシャの北にはペルシア、南にはアステカ、西にはマリ、西南にはスペイン、北北西にはロシアがいた。
ロシアは技術が大幅に遅れているらしく、影が薄い。
幾つか序盤の技術を手渡したら大喜びだったので、簡単に味方につけられた。
問題はスペインとマリだった。
二カ国ともそれなりの都市数と領土と資源を持ち、ギリシャがリードしているとは言え、少しでも力を抜いたら科学技術も追い越されそうな勢いだった。マリはペルシアに肩入れし、スペインはアステカに肩入れし、スペインとマリは交易関係にあった。
つまり、アステカがペルシアに対して宣戦布告すると言う事は、スペインとマリの交易関係を潰す事になる。
ペルシアは言ってみれば代理戦争をさせられているのだ。
本当の敵はスペインとマリだと言う事を念頭に入れて戦略を立てる。
つまり、ペルシアとアステカに揺さぶりをかけ、スペインとマリの関係を破壊する事がギリシャにとって最優先課題になった。
なぜなら、もしスペインとマリが友邦関係になれば、ギリシャはペルシア、アステカ、スペイン、マリの全てに囲まれる危険性がある。
さすがに技術が進んでいると言っても 4カ国を相手にするほどの余裕はギリシャにはない。
まず、協力してくれないからといってアステカを敵に回すのは良くない。
アステカは現在、世界最大の領土を持ち、誰よりも多くの都市を保有している。
技術は遅れていたが、ギリシャが歓心を得る為に二つほど技術を無償支援した途端に力を付け始め、技術力がどんどん向上していった。
今では技術先進国である。
そしてスペインとアステカは友好関係にあるので、ここには手を出さず、まずマリの土台を狙う事にする。
そこで、ロシアを使おうと考えた。
先進技術をロシアにバンバン渡し、マリにとって脅威の国にする。
ロシアはマリに都市を一つとられていたせいか、その恨みは深い。
ここでギリシャが先進技術を与えればマリも穏やかじゃないだろう。
事実、ロシアは異常な速度で成長し、明らかにギリシャが加担しているのはバレバレだった。
ロシアが仮に強大国になったとしても、ギリシャとは国境が接していないので権益争いは起きない。
なので、アステカに対してよりも優遇した条件で技術をロシアに渡した。
ただ、そうは言っても成長には時間がかかるだろうし、ロシアが技術を転売する可能性もある。
なので、科学技術の研究速度や産出ボーナスを上げる技術は一切渡さないことにした。
ロシア指導者「助かった!ギリシャの優雅で偉大なる指導者よ!貴方は私の永遠の友人だ」
ギリシャ指導者「私も光栄です」
ロシア指導者「もし私が戦争に巻き込まれたら、助けてくれますよね?」
ギリシャ指導者「・・・・・・」
ロシア指導者「くれますよね?」
ギリシャ指導者「もちろん・・・・だとも・・・」
ギリシャ行政官「偉大なる指導者、どうしてあんな約束を?」
ギリシャ指導者「噛ませ犬にはそれなりの見返りを与えなければいけない」
ギリシャ行政官「にしても、これではロシアの戦争にギリシャも巻き込まれるではないですか、
彼らは我がギリシャを背景に高圧的な外交をするはずです。そうなれば反感を持つ国が現れるでしょう。それは得策ですか?」
ギリシャ指導者「・・・・・・」
ギリシャ行政官「偉大なる指導者、今回は判断を焦ったのでは?」
ギリシャ指導者「そんな事は無い、戦争と言っても適当なところで講和条約を結べば被害は最小限度で済む」
ギリシャ行政官「それは相手が講和に応じた場合です。いささか楽観的ではありませんか?
アラビアだって自国の利益にならない戦争には参加しなかった」
ギリシャ指導者「対応策は考えて置く・・・」
ギリシャ行政官「我が指導者、対応策は外交締結前に考えるのです」
ギリシャ指導者「ああ、忠告に感謝する」
その後、ペルシアとは国境開放協定を結び、こちらからは大量の仏教徒を送り込んで仏教を拡散させた。
また 仏教徒を数ユニット、アラビアに譲渡し、好意を持って貰うと同時に布教活動に協力して貰う。
つまり、仏教ユニットで布教するには国境開放しなければならない。
なので、国境開放する時の外交リスクと負担をアラビアに背負わせる。意外と卑怯な方法。
近代に入り、工業化と更なる研究加速で熾烈な戦いになって行く。
この時も戦争は無く、内政争いになる。
広大な土地をギリシャは持っているにも拘らず、戦略資源はウラニウムとアルミニウムのみ。
肝心のオイルが出ない。と、そんな時にアラビアでオイルが出た。
しかもギリシャ国境の直ぐ側だ。
戦争したくなるが、ここは耐える。
だが軍事顧問が黙っていない。
ギリシャ軍事顧問「我がギリシャの指導者よ、オイル資源についてだが・・・」
ギリシャ指導者「言いたい事は分かる」
ギリシャ軍事顧問「本当ですかな?先ほど、内務大臣から世界地図を貰ったが、ギリシャ近辺でオイル産出場所はあそこしかない。
他に二箇所あるが、遥か西方の奥地だ。このままでは軍事で遅れをとります」
ギリシャ指導者「言いたい事は分かると言っている。今アラビアと戦争するのは得策ではない」
ギリシャ軍事顧問「戦闘機、爆撃機、戦車などの重要な軍事ユニットの全てが生産出来ないのですよ?」
ギリシャ指導者「それぐらい分かる」
ギリシャ軍事顧問「ならばなぜ」
ギリシャ指導者「アラビアと戦争すれば絶対に長期化する。またアラビアと仲の良い国も多い。
彼らを敵に回せば、負ける事は無いが確実に内政は停滞し、ギリシャは戦争の毎日になる。
そうなれば科学技術も追い抜かれ、それがきっかけでギリシャは滅びるだろう」
ギリシャ軍事顧問「我が国が今まで有利だった軍事を捨て、科学に力を偏重させると?」
ギリシャ指導者「その通りだ」
ギリシャ軍事顧問「危険だな、我が指導者。安全保障の基本はリスクの分散、リスク管理だ。一極集中運用はリスク管理上、最も危険の高い運用法だ」
ギリシャ指導者「それを承知して言っているんだ」
ギリシャ軍事顧問「仕方が無い、ならば私も譲歩案を用意している。機械化歩兵を一刻も早く開発する事を要請する。あれならオイルは不要だ」
ギリシャ指導者「承知した、開発を急がせる」
ギリシャ軍事顧問「首都の偉人生産計画も偉人の生産頻度が落ちてきた。そろそろ見直しを考える時期だ、それでは失礼する」
ギリシャ指導者「・・・・・・」
そんな時に、空気の読めないペルシアが攻めてくる。
ペルシア指導者「偉大な私は考えた!考えた末に怒った!怒って出た結論は、我が土地を取り返すのだ!」
ギリシャ指導者「ああ、そう」
再びギリシャは防戦に入り、ペルシアの攻撃部隊(騎兵や戦闘像、カタパルトなど)を全て破壊した後に反転攻勢。
ライフル兵を大量に送り込み一気にペルシアの都市を4都市占領する。
もはや凋落明らかなペルシアに味方する国も無かった。
その後、どの国からも喧嘩を吹っかけられてくる事は無かったのでのんびりと内政。
たまーにギリシャの戦艦が領海侵犯してあちこちに宣戦布告されるが、遥かに遠い国からの宣戦布告なので一回も戦闘行為無し。
ロシアとペルシアの間にドイツが居た事を今頃になって知る。
どうやらロシアとペルシアのタコ殴りの目にあったらしく、ドイツの都市は小さな首都しか存在しなかった。
イギリスが寒冷地ばかりに都市建設していて大幅に技術が遅れていたので、3000ポイントクラスの技術を大放出して助ける。
海洋資源のオイルを手に入れようと幾つか作戦を試みるも全て失敗。
ここで戦略を転換、宇宙勝利を目指す。
味方であり最大の敵であるアラビアに工作を仕掛ける。
スパイを生産し、アラビアの施設をちまちま破壊する嫌味な工作活動をする。
その間に軌道エレベーターを完成させ、アポロ計画を発動。
流れ作業でスペースシャトルを生産、念のためマンハッタン計画も同時に開始、
アラビアも大慌てで宇宙開発競争に参加するが、軌道エレベーターを持っているギリシャの生産速度には勝てず。
ここでギリシャは宇宙開発競争に勝って宇宙へ、勝利した。
ギリシャ指導者「そう言えば他にもたくさん文明が存在したはずなのに、大して戦争も交渉もしてなかったな・・・。
もしかして宇宙に逃げ出さなくても平和に生活出来たんじゃ・・・・」
指導者の悩みは宇宙に出ても尽きない。
~総括~
デフォルト設定でプレイしたせいか、かなりポンポンと、ラテン音楽のリズムのように軽快にゲームが進んだ。
AIの思考も非常に早く、のんびり待っている時間も少ないのでテンポが良いと言うのは、ゲームにより熱中させる要素だと思う。
AIとの技術交換は 5回ぐらいしかしていないのに技術でトップに立てたと言う事は、
AIも技術交換に積極的じゃなかったことが伺える。
多分、技術トップのギリシャが重要な技術の出し惜しみをしていたので、
その一つ前の世代の技術が他の国にとって最重要技術になってしまって、出し惜しみの連鎖反応が起きたのだと思う。
なお、都市数が最低でも 7つは無いと不思議が立てられない事がある。
少数精鋭都市でも十分戦えるが、中盤から終盤にかけては都市数が多い国が段々と有利になってくる。
施設を最低でも7都市に建設しないと不思議が立てられなかったりと、都市数が多い国への利点要素もちゃんと存在する。
この都市数が多い国が有利になるまでの状況で、少数精鋭の国がいかに国力を伸ばせるかが勝負になる。
また戦略を転換し、物量国家へと転身を図るも重大で重要な決断だ。
つまり、少数精鋭でも物量作戦でも一長一短があり、それぞれ状況に応じて判断するのはプレイヤー自身と言う事になる。
他に、Civ3と比較してAIがあまり戦争して来なくなったのが印象的。
今回は内政が 8、戦争が 2 と言う感じでかなり地味なプレイレポになった。
平和プレイをしようと思えば出来ることから、そういう意味では Civ3よりは自由度の高いプレイの幅があると思う。
逆に内政の開発が遅れると言う事は、戦争における防備の兵を備えていなかった意味に近く、内政と戦争のバランスは非常によく取れている。
敵都市を占領しても、その都市はしばらくは反乱が置き生産が止まり、さらに反乱が起きている間は文化圏も最低限度まで縮小するので、雪崩のように都市を攻撃して占領するような電撃作戦は非常に取りづらい。
また地形による防御効果が非常に大きく、基本的に攻めるより守りが有利、と言う要素は確実に戦争遂行上の戦術、戦略に大きな影響を与える。
他に防御効果を無視して一方的な攻撃を加える砲撃形、爆撃形の軍事ユニットが登場すると、
今度は逆に攻撃にアドバンテージが生じるので、時代時代の状況と要請に合わせて戦術と戦略の変化を絶え間なく要求される。
さらに高度な軍事ユニットほど複数の戦略資源を要求するので、一つの国だけが軍事力が突出すると言った事も無い。
こう言う要素が外交や内政に可能性を与えている。
内政レポしようと考えていなかったにも拘らず内政レポになったので、
レポ事態もかなり単調になった。
また意識的に戦争しようと考えなければ、戦争も多くは外交などで回避出来ることが分かった。
Civ4はかなり内政戦略や外交戦略にアドバンテージを与えている事が分かる。
次は大戦争レポをやってみたいと思う。
ちなみに戦争をやっている時と、内政をやっている時では明らかに勝利ポイントの増え方が違うので、
やはり戦争ばかりやっていると内政重視の国にあっさり追い抜かされる可能性は高い。
ギリシャと愉快な仲間達 レポート 完