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続・無駄に長いレポ:後編
後半戦です。
一気にゲームの最後までレポします。
争乱の大地
さて、前編最後の賭けの結果…
あれ程頑なだったアレクが取引に応じるようになったのである。
元々、インカとも長きに渡って積み重ねた関係が功を奏し、宗教分が減ったが、関係が壊れるような事は無かった。
しかし、今度はカパックさんが取引に応じなくなった。
おまけに、アレクとの取引が済んだ今、今度はカパックさんと取引したいわけで…
…また仏教に戻せと…?
国内の方ではある一つの問題が頭をもたげた。
それは自国の都市が4つしかなかったことである。
つまり、オックスフォード大学が作れない。
そこで都市を増やすため、我が国の東西に領土を持つエジプトを攻めることにする。
狙うは東側、問題は西側から挟撃を食らう形となる点だが、どうにかなるだろう。
厄介だったのはエジプト騎馬隊である。
攻めの間隙を縫って、我が日本の領土へと侵入してきた。
数自体はそれ程多くは無いので、国内の守備隊がそれらを屠って行ったが、それなりの数の都市改善が破壊された。
そこに突然ギリシャがエジプトに宣戦布告した。
…と思ったら今度は、フランスが日本に宣戦布告してきた…orz
しかも、南方の都市、東京に西側から侵攻してきた。
想定外の場所だったため、防衛は不十分だった。
ここに、我が国始まって以来最大の危機を迎えることとなった。
フランス軍の遠征部隊は旧式軍だったが、数が多かった。
数の上ではそれ程大差ない数の守備隊が居たが、最大の問題は守備隊はもっと旧式だったと言う点だ。
未だに弓兵などが居たわけだから…
敵は騎士を中心とし、銃士隊を含む機動力溢れる部隊だった。
対策として先ず取ったのが研究全カットである。
2ターンカットして450程度のゴールドを集めユニットをライフル兵にアップグレードして即戦力とした。
次に緊急生産でカノン砲を作る。
敵は幾つかのスタックに分かれていたので、カノン砲は効果的だった。
先ずカノン砲がスタックにダメージを与える。
カノン砲自体、敵ユニットより戦闘力が高いので大抵勝つ。
経験値を使ってなかったカノン砲は戦闘終了後即座に二階級特進で戦闘力をほぼ全快まで回復させる。
すかさず弱い兵や、守りに適した兵をスタックさせカノン砲を守る。
敵部隊の中心が騎士だったのも不幸中の幸いと言える。
ライフル兵が非常に効果的で、やはり経験値を温存していたライフル兵が攻撃→勝利→二階級特進で回復→落とされない様にスタックを行う。
スタックをしていると安易に攻撃してこないため、ユニットの損耗を抑えることが出来る。
もう一つ有利だった点は、丘陵である。
相手は騎兵中心のために丘陵による防御ボーナスを得られない一方、こちらのライフル兵は、しっかりと丘陵の恩恵を得られたからだ。
これらを駆使して、3~4:1のキルレシオで相手をどんどん駆逐していく事が出来た。
続いて他の都市からの増援も駆けつけ遂に南方からの侵略を阻止することに成功した。
幾多の困難を乗り越えて、我が国は危機的な二正面作戦で勝利を収め、当初の目的であった6つの都市を得る事に成功した。
致命的な資源
我が国は、フランス・エジプトと和平を結ぶと即座に仏教へと再び改宗した。
目的はインカとの取引であり、これを無事に成功させる。
その都度1ターンのロスを強いられるが、これはこれで悪くない作戦のように思える。
これまであまり魅力を感じなかった宗教志向も、こう言う状況なら役に立つのだろうか?
さて、ここで次なる重大な問題が発生した。
戦争前後で二つの大事な発見があった、一つは石炭であり、一つは石油である。
どちらも勝利には欠かせない戦略資源である。
我が国では、過去に例を見ないほど大量の石油が発見された一方で、石炭が全く無かったのである。
幸いにして、我が親愛なる盟友・カパックが石炭を2つ持っていて、石油を持っていなかったのだが果たして首尾よく相互補完出来るだろうか…
こちらが資源の事で頭を悩ませていると、世界の方は大きく動いた。
ギリシャとフランスがほぼ同時期に信教の自由を取り入れ宗教から脱却したのである。
宗教の頚木がなくなると、各国の関係は大きく変化した。
そして、インカ・ギリシャ間で風見鶏をしていた我が国もそれから開放され、信教の自由を取り入れた。
これによって研究は加速するだろう。
研究が加速したのは良かった物の、先の戦争のおかげかインカが技術力で一歩リードする形となった。
その一方でギリシャは一歩遅れる形となった。
もはやカパックとの一騎打ちである。
そんな中、首都でウェストポイントと民族叙事詩が完成し、ペンタゴンの建設に入った。
全ては大技術者のためである。
油井が2つ完成すると、即座にカパックに売りに行った。
終盤に向けて収入が増えるのはありがたいが、それ以上にありがたいのが資源の数々である。
都市の何処かで必ず健康ないし不満の問題が発生していた為だ。
だが、これによって問題は一気に雲散霧消した。
しかし、もはやこの国に戦争をする余裕などない…
誰も戦争しかけてくんな。
混沌
∧_∧
⊂(#・ω・) 余裕無いって言ってんだろ!!
/ ノ∪
し―-J |l| |
人ペシッ!!
__
\ \
しかし、願いも虚しくスペインに宣戦布告される。
方針はひたすら守り、そして可能な限り早く和平へ漕ぎつけること。
只それだけ…
もう内心は、この勝負オワタ\(^o^)/そんな感じ…orz
だが諦めないで続けよう。
先ずは対スペイン戦線を展開、国内は不満に発生に対して先ずは布教で阻止する。
世襲制に戻そうかとも思ったが、革命ロスとユニット生産に時間がかかるので却下。
さらにはフランス・ギリシャに交渉して対スペイン共同戦線を張る。
対してスペインは中国をかどわかしたのか、暫くしてから中国まで我が国に宣戦布告してくる。
しかも首都の南にある東京へ強襲上陸。
しかしこれは、スペイン戦線での我が軍の優位が決まると即座に手薄となった首都にとんぼ返りしていた部隊と、エジプト方面防衛隊を呼び寄せ撃退する。
ビバ、鉄道網!!!
戦争が長引くと日増しに厭戦感情が高まり各都市では食糧生産能力の低い施設から順に市民が消えていった。
逆に言えば、もともと維持するのに十分な土地に作った町はまだ生きていると言うことであり、そこで普通選挙導入に踏み切った。
攻める手段を失ったスペインと和睦をすると、今度はどう言うわけかフランスが宣戦布告をしてくる。
なんでやね~ん!!
しかも、ちゃっかりスペインと和睦してたりする。
先ずスペイン戦線に展開していた兵が、スペインと国境を接する鹿児島に攻めてくるが、数も少なかったのですぐ撃退出来た。
ぼちぼち敵軍との兵の質が近くなってきたのでライフル兵や擲弾兵、カノン砲の一部を次世代ユニットにアップグレードする…あぁ、貯金が…
しかも、アップグレードする時に経験値が一定値まで下がるのを忘れていて数ユニットで経験値を無駄にする…orz
第二波は予想通り、前回同様東京への攻撃。
しかも運が悪い事に中国の第四次揚陸部隊と同時展開する形となるが、数が多くない上、こちらはしっかりと防備を固めていたため被害を出すことなく撃退することに成功する。
だが、それもこれも鉄道による迅速な部隊移動があっての話。
鉄道網は偉大、石炭を供給してくれているカパックには感謝である。
駆逐艦が就役すると中国戦の状況は一変した。
元々、海からの攻撃だけだったので制海権を取り戻したことでどうにもならなくなっためだ。
どうにも成らなくなったところで、中国との和睦も成立した。
残るはフランスだけだ。
謀略
最後の大勝負に備えて資金を溜めていたが、その調達手段の一つは技術の売却だった。
遅れてる文明から代価としてお金を頂いていたわけだが、これをやると当然他文明との差は縮まる。
そこで技術供与を条件に今後脅威になりそうな文明と戦争をしてもらう事にした。
ギリシャにはエジプトを、中国にはスペインを攻撃するよう持ち掛ける。
ギリシャとは常に良好な関係なので、今後も戦争をしかけられる危険が無いだろうし、中国はあるとしてもスペイン戦で疲弊していただこうと言うことだ。
エジプト・スペインは両者とも仲が険悪なのは、もはや言うまでもない。
一方、我が国ではフランスとの戦争を続行する決定を下す。
どう言うわけだか、スペインと和睦した後に、ぱったりと厭戦感情が湧かなくなったのだ。
厭戦感情がなければ、寧ろ戦争は望むところ。
新兵器・戦車を導入して一気にフランスを痛めつける事にする。
国内情勢は安定していた。
オックスフォード大学の建設も無事に済み、首都ではペンタゴンの開発が終わり、そう言えば実物の方は色々やばいんだよな~とか思いつつ三峡ダムの開発に着手した。
くどい様だが、全ては大技術者のためである。
研究はその後一気にロボット工学を目指す。
勿論、狙いは言うまでも無い。
これさえあれば逆転だって夢ではないのだから。
そんな中、恐れていた事態が一つ発生する。
インカがアポロ計画を発動させたのだ。
改めて確認すると、インカはしっかりアルミを保持していた。
スパイが必要だと痛感するも、行き止まりで、ましてクレムリンが取られているアカに走る余裕は無い。
誰か、共産主義をくれないものか…
戦乱の方は続いていた。
フランスがロケット工学を持っていたため、どうにかそれを奪えないものかと続けていた。
だが、過去のスペインから神学を奪おうとしていて果たせなかったことを思えば難しいだろう。
幸いにして、厭戦感情が芽生えることは無いので活用施設を中心に破壊して回り軌道エレベータ建設のための資金を蓄えていく。
ギリシャの方は、早々にエジプトと和平を結んだ。
確かに、エジプトはこちらに匹敵する良質のユニットが存在しているので弱くは無いようだ。
序盤に日本に散々に叩かれて、よくここまで持ち直したものだと感心する。
これが皇子と言う者なのか…
対話も拒否されているし、軍備を固めなければ今度はこちらが痛い目を見るかもしれない。
中国の方は未だにスペインと戦争を続けていた。
その勢いは天を衝くばかりでスペインを滅ぼしかねない勢いである。
それにより得た大量の収入が技術と引き換えに我が国に流れているのは言うまでも無い。
やはり中国を嗾けたのは正解だったようだ。
残された時間を考えると、彼が最後の障壁にもなりかねないので不安は尽きないが、今は頼もしい味方と考えておこう。
再び国内に目を戻すと、コンピュータが完成し研究所建設に着手する。
首都では、常に健康被害が付きまとっていたため、溶鉱炉さえ作れずに居たが、こればかりは致し方ない。
そんな中、京都で鉄が発見される。
ハンマー1でも増えるのはありがたいものだ。
そして最初の宇宙船のパーツ完成のアナウンスが流れる。
もう、時間が無い…
ここに来て、ようやくアレクが生物学の取引を開放。
すかさず入手する。
食糧増産によるマンパワー増大に期待する。
その後、遂に厭戦感情が発生したのでフランスとの和平を結んだ。
ロケット工学は入手出来ずに終わった…
牙を剥く王者
有史以来、一度も戦争と言う物をしなかったインカがついに宣戦布告をした。
哀れな子羊はスペインである。
中国に国土を蹂躙し尽くされ残された都市・コルドバに向けインカの大部隊が侵攻を開始した。
とりあえず、厭戦感情による国力低下を祈るばかりであるが…そんな間もなく戦争は終結するだろう。
実際に、戦争はすぐに終結した。
インカの大部隊が到着する直前に中国が遂にスペインを滅ぼしたのである。
さらばイザベル、永遠に…
宇宙へ
遂にゲームは最終章へと突入する。
既に終末へのカウントダウンは始まっていた。
我が日本に残されていた最後の勝利の手段は、宇宙船建造。
だが、技術力で圧倒するインカ、続々と我が国に先駆けてアポロ計画を発動させる各国。
競争は激しさを増す一方だった。
先手は最大の技術大国インカだった。
次々と宇宙船の外殻を完成させていく。
日本はあせった。
しかし、日本には切り札があった。
軌道エレベーター
大技術者と大量の資金投入で建造した切り札だった。
その後日本は、他国に大きく遅れを取りながらもアポロ計画を発動させると、各都市は一斉に宇宙船建造に着手した。
問題は、どう言う手順で製造していくかだ。
現在開発可能なのは、外殻とドッキングベイのみ。
技術が足りない、どうすればいい。
悩んだ末に行き着いた答えはインターネットだった。
スーパーハカーだ、彼に技術を盗んでもらおう!コックピットも作れる!!
生産力の高い都市から次第に手持ち無沙汰となる事になった。
時間が惜しい、何かやることは無いのか!
その時、アレクが共産主義の売却にとうとう合意してくれたのである。
スパイだ、インカのアルミ産出を止めるんだ!!
すぐに東京でスコットランドヤードが建設され、スパイは誕生した。
スパイたちはインカ領へに密かに進入するとアルミの生産を断った。
これで相手の生産速度は落ちる!
だが、スパイたちの暗躍は常に成功する物でもなく、幾人かのスパイが捕らえられ、インカとの関係は悪化した。
インカは世界最大の軍事力を誇る大国、戦争になれば勝ち目は無い。
しかし、スパイの活動は続いた。
もはや、彼らの活躍無くして勝利は無い故の強行、戦争になっても負け、スパイの活動を停止しても負け、やるしかなかった。
活動資金は技術を売った、どんなはした金でも売った。
そんな中、インターネットが完成する。
しかし、スーパーハカーは役立たずだった…orz
日本の猛追も虚しく、ついにインカは残すところ冷凍睡眠室一つとなった。
もはや、アルミ鉱山破壊よりも直接破壊工作に出る他無い。
いや、そもそも宇宙船の部品って破壊できたっけ?
出来るかどうかもわからず、ただ藁にも縋る思いで睡眠室を製造している都市を探す。
だが、探せども探せども大陸で睡眠室を作っている都市は見つからなかった。
そんな馬鹿な!!
きっと見落としがあったに違いない、そうして再び捜索を再開すると、それは見つかった。
だが、時既に遅し…
破壊に必要だと提示された金額には今からではどうあがいても届かない。
カパックが宇宙へ飛び立つの指をくわえて見ているしかなかった…
兵どもが夢の跡
今回、皇子に初挑戦でした。
今回は終始緊張感を持ってプレイ出来、久しぶりにCivって面白いな~と思えるプレイでした。
終始頭を悩ませてくれたのは健康と幸福。
貴族で問題を出さないギリギリのラインを常に保つように心がけていましたが、難易度上昇でどちらも-1になり制御するのにより素早い対応が求められ大変でした。
まぁ、首都が氾濫源で-3だったってのも大きかったですが…
おまけに、もう改善出来ないのに不幸1とか不健康1とか…orz
序盤、先ずいつも取っているストーンヘイジを取らなかったのですが、やはり最初の文化圏の拡大は非常に重要だと痛感しました。
しかしその一方で、文化勝利を狙わないのならそこそこでも良いんだなぁとも思いました。
と言うのも、最後のスコアを見たら文化ではビリだったけどそれで何か問題があったかと言うと序盤以外に文化が問題になった事はなかったから。
必要があるとしたら、せいぜい国境付近でしょう。
今回初めての試みとしては、初めて世界遺産・国家遺産を偉人目的で建設したこと。
今ままで以上に欲しい偉人を生み出すことが出来て、今後もこの方針で行こうと思いました。
遺産と言えば、これまで頑なに取り続けてた物の一つがアポロだったのですが、研究力をしっかりと高めれば、序盤の技術の遅れは幾らでも取り戻せるんだなと思いました。
おまけに、アポロが預言者を生んでしまうと、長期的に見ると、かえってマイナスになりかねない。
何にしても、やはり悔しいのでリベンジマッチをやろうと思います。
続々・無駄に長いレポやろうと思います(`・ω・´)
御意見・御感想・アドバイスなどくれると嬉しいです。
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おもしろかったー。次回作も期待してます。 -- (´・ω・`)
-惜しかったですね~、次こそ勝利を収めてください! --
-読みがいあったお、続き期待してるお(^ω^) --
-インカを早めにどこかにぶつけておけばよかったね 次回に期待 --
-都市が少なすぎる。普通にやってれば中盤8都市でまわせるはず。都市間隔取りすぎ。 --
-終盤も軌道エレベータより一直線でインターネットいった方がよかった。 --
-緊張感あって面白かった! --
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