序文
今回が二作目です。
前作では、暖かいコメントをお寄せ頂き誠に有難う御座いました。
お礼と言っては何ですが、調子に乗ってもう一作レポートを書いてみることにしました。
(ちなみに、実際のプレイよりレポート作成のほうが数倍時間がかかるんですコレ…
今回も、実践的な戦略やプレイ時の思考を織り込んで解説していきます。
高難度攻略を目指す方の参考にして頂ければ幸いです。
(ちなみに前作はコチラ→とある自作MOD)
設定
-
小さいパンゲア
-指導者数5
-天帝
-OCC
-迅速
-CGE1.1.1使用
全勝利条件を解禁しています攻撃的AIチェックも行っていないため、AIの文化勝利も脅威です
前編
Gandhi, Gandhi When will those guys all disappear? (ガンジー、ガンジー あいつらはいつになったら居なくなるだろうか?)
今回選んだ指導者はガンジーで、哲学宗教志向の持ち主。
個人的には、哲学はOCCにおいて最強だと思います。
OCCは初期に労働者一人を作ったあと、拡張にハンマーを使うことがありません。
その為、相当の寄り道をしない限り、勤労じゃなくてもAIに先んじてピラアレクが取れます。
そして最終出力の差では、哲学に軍配が上がるのです。
ちなみに殿堂で調べて見ると、平均して哲学持ちはAD1910~30、勤労はAD1920~1940くらいに宇宙勝利してますね。
(ちなみに勝利年は、難易度が変わっても大差ありませんでした)
ですが高難度においては…「最強だけどそれが何か?」といった感じです。 どんな神立地神志向を持っていたとしても、アルファケンタウリ到着はせいぜいAD1900程度。 そのはるか昔からバチカンや国連による外交勝利を狙うAIには、及ぶべくもありません。 さらに1800年代から文化勝利を狙う内政屋…それを平らげた戦争屋が居たとしても今度は制覇が… OCCである以上、票数は無い・軍隊も無い・土地も無いわけですから、自力でそれらを止めるのは不可能。 「それじゃただの運ゲーじゃないのか…?」いいえ違います。 ありとあらゆる外交手段を駆使して、誰も勝利条件を達成出来ない泥沼を作り出すのです。 その上でインターネットという武器を使い、誰よりも早くアルファケンタウリに到着する…と。
ついでにワンポイントアドバイス。
今回の指導者ガンジーが持っている宗教志向についてです。
これをただ単純に「革命でターン数を無駄にせずに済む志向」と認識していらっしゃる方も多いんじゃないでしょうか。
ですが僕の中における宗教志向の認識は少々異なります。
確かにマルチプレイにおいてはそういう認識になるのでしょうが…高難度攻略においては違った角度で捉えて下さい。
すなわち「体制変革要求を受諾しても、最小限の出力低下に抑えつつ関係ボーナスを得ることが出来る志向」であると。
つまり内政面というよりも外交面での恩恵が大きいわけですね。
そう考えると今回選んだガンジーも、かなりOCC向きの指導者に見えて来ることでしょう。
いやまぁ…彼を選んだ理由はタイトルとかけた駄洒落なわけですが何か?
BC4000~
とか言いつつも、いきなり良い立地が出ればそれはそれで小躍りします。
このへんで全文明と接触を果たしました。
左側に見えるのがイザベルで、最隣接国のイザベルはおそらく大国化するでしょう。
筆記研究中で、取ったら即座にイザベルと相互を結ぶ予定。
この時点で始皇帝は右下方面に居るかと思ってましたが、実際は以下の配置図でした。
すごく…囲い込んで徴兵ラッシュかけたいです。
この時期、スコアを見ながら後の世界情勢の予想に努めます。
スコアはあてにならない旨のことはよく言われています 確かに勝利条件の達成とは一切関連がありませんが、世界情勢を推し測る上では重要です 誰が相対的な大国になるのか…それによって戦争があればどう推移するのか…
ユダヤのイザベル、ヒンズーのギルガメ、仏教のユスティ。
始皇帝がヒンズー化したこと+外交状況から、インド南右下方面はほぼ誰も居ないと判断。
よしよし、イザベルに囲い込まれた上でユダヤになれば当面は大丈夫。
スコアから、思うように土地が取れない始皇帝の様子が伺えます。
土地が取れない分、得意の万里レースにでも参加してるんでしょう。
ピラ完成で代議制移行したあと、食糧貯蔵を削りながら図書館建造。
お菓子小屋からの畜産+青銅器飛ばしのおかげで、早くも美学取れてますね。
このあと文学に向かいますが、アレク建造開始までに最低穀物庫は欲しいですね。
水道橋は…交換次第ですが、交換出来るしハンマー空いてるからといってホイホイ交換してはいけません。
技術交換は大事な外交手段の一つですし、自己の勝利加速よりも他人の勝利妨害。
何よりまだ人口が伸びてないので、専門家削って作るハメになるのは本末転倒。
確か代議制で余った象牙を、衛生資源輸入に使ったりとかしてたと思います。
待ってたぜイザベル菩薩。
(ユダヤだしまだ死んでないのに心の中でこう呼んでしまうのは何故でしょう)
この時期に後回しにしてた大理石への道を作成して、アレク建造に備えます。
改宗による友好度はこちら。
この時点で始皇帝がユダヤに鞍替えしてますが、イザベルからの改宗要求があったんでしょう。
スコア差を見る限り、断ったら早くも脱落させられていたと思いますので無難な判断。
(というよりも彼には宗教なんかどーでもいーのでしょう)
始皇帝から数学を交換で入手して、アレクを建造しながら法律を研究します。
彼は拡張が思うように進まなかった分、研究で進んでいるようです。
ちなみに天帝では比較的珍しいのですが儒教ゲット。
無償の斥候ユニット入手くらいにしか思っていませんが。
といったところでBC720に世界が動きました。ギルガメがイザベルに宣戦という宗教戦争勃発。
スコア差と所持技術とお互いのAIの軍備レベルからいって、イザベルが楽に守り切るでしょう。
これが"ギルガメのスコアを持った戦争屋"であればイザベルが都市を落とされる可能性も。
しかしイザベルが抑えるであろうインド右下の空き地はかなり広そう。
仮にイザベルがここで1~2都市落とされても、完全に脱落はしないだろうとか考えながらプレイしてました。
とりあえず戦況把握のため、アレク前のあふれハンマーのために作った斥候を派遣。
それよりも問題はコレです。
宗教ペナがかさんできて主敵認定されてしまいました。
戦争準備に入られたので、資源と初期技術を貢いで友好度上げ。
「いらだち→用心」という風に変化させられれば、戦争準備に入った状態でも開戦を止められます。
宗教が違っても国境を接していなければ、主敵から外れるのはそう難しいことではありません。
この場合技術よりも資源を渡すのがオススメです。
1個や2個の資源を渡したところで、相手の国力に大差はないのですから。
これが例えば1個しか所有していない資源であっても同様。
無くなったところで、こちらの国力にも大差はありません。
(現在進行形で建造物やユニット作成に使っている戦略資源はこの限りではありません)
予想通りスペイン国インド自治州みたくなってきました。
が、戦争しているせいもあってイザベラからの文化侵攻はあまりありません。
左下の都市でキリスト教創始されましたが、戦争してる上に明らかなハンマー不足都市なので特に気に留めず。
待っていろ そのうち文化で 押し潰す ガンジー心の俳句
イザベルギルガメ戦の戦況を見に行く途中の一枚。
スペイン領内から見て、左上がユスティで左下がギルガメ。
このあと始皇帝とイザベラの国境を確認しておいてから観戦モードへ。
拡張出来なかった上に万里も取れてない始皇帝あほすぐる。
既にユダヤ改宗は行っていますし大理石がありますので、官吏も飛ばして哲学に向かいます。
道教も取れましたが、これも斥候一体入手くらいにしか思えません。
個人的にはこのあたりで「なんだ…天帝とは言え技術リード楽勝じゃん」とか一瞬思いました。
が、すぐに思い直しました。
拡張が進まなかった始皇帝は、かわりに演劇鋳金通貨羅針盤を網羅しています。
ユスティは拡張が行えたということもあって、一見技術的に進んでないようにも見えますが…
おそらく君主から先のルートをひたすら突き進んでいることでしょう。
リードしているように見えるのは、あくまで自由主義ルートにおいてのみの話ですね。
ちなみに今後、戦争している二人に対してはある程度技術リードが取れるでしょう。
OCCは、拡張を行わないぶん技術的には先行できる が、天帝難易度においては交換で差を埋めなくても付いていける程度でしかない 参考までに、AIも拡張の度合いによって序中盤の取得速度差がつく つまりMAPの人口密度により、AIの技術取得速度は異なる よって、技術差(≒人口密度)によって、交換を使う頻度を調整したりする 参考までに、遅れてる場合は技術を放出して交換を行っていく(通常プレイの場合や、人口密度が高いOCCの場合) 進んでる場合は、可能な限り絞ってAIに自力研究させていく(適正人数のOCCの場合)
官僚制の導入です。
大理石があったせいか、法律哲学官吏を回る間にアレク叙事詩の建造は終了しています。
この後自由主義一番乗りを目指しますが、教育研究途中で鋳金(2ターン)を自力研究しています。
大学オックスフォードの迅速な建造のため、官僚溶鉱炉はセットで揃えておきたいですからね。
交換で取れれば手っ取り早いのですが、いい相手・いい材料に恵まれませんでした。
自分のゴールを早くすることより、ある特定のAIのゴールを助けないことが大事です。
ユスティが法律の交換を模索して交渉してきましたが却下。
自分で研究しやがれ!拡張で鈍った研究力でよぉ…
もちろんこれがカツアゲだったら即座に引き渡します。
その場合、他の人に法律撒きつつ取りこぼし回収して、技術リードを少し削るかわりに各所から友好度ゲッツ。
この時期このようなSSが残っていました。
イザベルギルガメ戦線は、国力で勝るイザベルvs防衛持ちのギルガメ。
どちらも都市を落とせない膠着状態で延々続いています。
ここで始皇帝に行かせた上でこちらも宣戦して、ギルガメの脱落を決定づけた上に二人と共闘ボーナス。
そして領土を拡張するのはイザベルではなく始皇帝という…
そんな絵を描く手もアリだなと、一瞬考えたように記憶しています。
しかし現時点での文化勝利一番手はまさかの始皇帝。(多分万里の代わりに使ったであろう遺産のおかげ)
下手したらここで技術先行した始皇帝による文化勝利も…(天帝では戦争屋の文化勝利も十分有り得ます)
そうなった場合は、この宣戦依頼が敗北のターニングポイントになったことでしょう。
実際のプレイでもこの依頼はかけてません。
まだAD入ったばかり…決定的な手を打つには早すぎる…
イザベルから入った宣戦依頼も却下。
これがイザベルの勝ち戦なら乗りますが、膠着状態である以上乗る必要なし。
ユダヤ改宗で、もう充分なだけの友好度は確保出来てます。
AD230に大事件発生。
ユスティによるバチカン建造のアナウンス。
始皇帝が文化一番手なのにはこういう裏があったのか…
個人的には、昔はこういったアナウンスをほぼ無視していました。
が、高難度プレイをするにあたってはアナウンスはかなり重要です。
宗教の伝来・社会体制の変革・建造物等、全てに重要な意味がありますので気をつけて下さい。
ユスティぱっと見だと技術あんまり進んでないと思ったら、やっぱり君主からのルート行ってたのか…
今回のプレイで最高に「ヤバイ…」と思った瞬間です。
スコアトップであるイザベルに、バチカンのあるユスティの仏教が全く伝わってないのです。
そういえばイザベルユスティは神権コンビ…
ユスティはここまで戦争も行わず、ひたすら平穏に過ごして来ました。
おかげで彼についた各国の対外感情は、異宗教マイナス分くらいしかありません。
もちろん神権を持ったイザベルには仏教の伝播が発生しません。
が、もしイザベルが仏教の布教された都市を落としたら…そしてそれがインドと中国にも伝播したら…
おそらくギルガメを抱き込むだけで、ユスティのバチカン勝利になるでしょう。
仏教を持ってない上にイザベルは神権なので、空きハンマーでイザベルに仏教を布教することも不可能。
慌ててイザベルに和平させようとしましたが言う事を聞きません。
ギルガメ側も同様に勝ちたいとの事。
どっちが勝つかなんて…んなこたぁどうでもいいんだよ。ただ仏教の行方が知りたいだけなんだ俺は…
ちなみに最後の手段として「神権政治を導入する」ことで、宗教の伝来を防ぐことが出来ます
神権は バチカン封じの 切り札だ ガンジー心の俳句
神権政治には、経験値目的ではなくこういった使い方もあるということです。
全文明に伝播しなければ、バチカン会議に巻き込まれることもありません。
ちなみにこういうこともあるので、相互を軽々しく結ぶのはやめましょう。
そして宗教の伝来についても、きちんとチェックを行っていきましょう。
高難度においてAIは、外交勝利もちゃんと視野に入れています。
自発的に宣教師での布教を行う上に、他AIとの友好度を上げにいきます 戦争を仕掛けることも仕掛けられることも無い、平和志向度4~6の指導者によく見られます
そして下手するとその時期は圧倒的に早いAD1000~。
これを意図的に阻止しに行かない限り、その高難度プレイにおける勝利は運任せのものだと言えるかもしれません。
あるいは文明数が多い場合、ランダム性に助けられることも多いのですが…
ちなみに今回のは、ユスティ最速勝利のお手本のような事例です。
最悪の場合は神権導入で、自分の出力を落としてでも阻止しなければいけません。
教育取得した少し後です。
始皇帝の持っていた羅針盤を自力研究したあと、ギルガメ援護ついでに君主とお金を手に入れたのかな?
文化一番手で小国の始皇帝はナショナリズムを既に取得。
バチカン所持したユスティは、神学のあとおそらく銀行方面へ?
他、戦争中の二国は遅れ気味。(特に小国のギルガメ)
確かこの後、機械を自力研究したあと、暦あたりと引き換えにギルガメに渡しています。
ギルガメ戦争頑張れ。
友好度はただ上げるだけのものではありません 上げた分だけ、主敵と取引して下げても大丈夫なわけです
この時点で、イザベルとの友好度はギリギリをキープするという戦略に動いています。
(前述のバチカンの一件で、ギルガメを援護せざるを得なくなったため)
戦争中はイザベルからの恐喝を断っていたりも。
拡張と戦争で、イザベルの技術が遅れているのが見て取れます。
といってもバチカンはユスティに取られたものの、キリスト教創始はイザベルだったり。
取りこぼしが多く、各文明の習得技術はある程度推測に頼らざるを得ません。
天文学を自力取得したあと、AIを自由主義レースに釣り込むべく火薬で暇つぶし中でした。
釣れたユスティに先んじて自由主義一番乗りをかっさらい、取得したのは活版。
このあと火薬工学化学を自力研究して、生物学への下準備を整えます。
とは言っても彼は文化勝利もあるので、早い時期に自由主義を取ってもらいたくはなかったのですが…
まぁバチカンのこともあるし、そうそう仏教は捨てられないでしょう。
このへんハンマーは、天文台のために中断していたグローブ座に使用中です。
ビーカー増幅施設と違ってグローブ座の場合は、ハンマータイル使わずに科学者優先でゆったりと。
AD880に一番乗りで自由主義獲得。
自由主義ルートを独占しつつ回り道した分、天帝にしては遅めですね。
が、そんなのはどうでもいいくらいの出来事が直後に。
ギルガメよく頑張った。感動した。
防衛志向であるのと、イザベルがインド南の蛮族処理などに軍を割いていたためでしょう。
技術面では、仏教伝来の恐怖に怯えたインドが陰からサポート。(イザベルに睨まれながら)
スコアの伸び方で見ても、ギルガメにとっては「シュメールの興廃はこの一戦にあり」で頑張ったのでしょうね。
一方イザベルにとっては拡張の片手間のようなイメージで順調に大国化。
ちなみに都市のやり取りは無し。
よかった…この時代から平和主義を捨てさせられたらどうしようかと…
(といってもアルファケンタウリ到着が10ターンほど遅れるくらいでしょうが)
ちなみに同年こんなSSもありました。
どんだけ戦争させたいねんガンジーwww
ちなみにここでも宣戦依頼は行っていません。
理由は前回思いとどまった時と一緒です。
特に今回の自由主義と活版は、文化勝利の重要アイテムですしね。
文化勝利一番手である始皇帝は、即座に信教の自由を採用することでしょう。
(それならそれでイザベルとの仲もこじれるのでやりようはあったのですが)
内政面での参考になるかもしれない一枚。
軍備放棄しての戦略資源輸出やグローブ座建造後の満足資源輸出を使い、衛生資源を手に入れています。
もちろん外交的な意味合いも多分に含まれています。
国立公園建造後はこれに衛生資源も加わってきます。
仲良くしたいのか嫌われたいのか分かりかねる一枚。
ここまで技術取引をあまり行っていませんので、取引ボーナスはありませんね。
宗教関連で稼いだ多大なボーナスを、ギルガメへの支援と文化押しに使わせてもらっています。
AD1160に生物学取得。
国立公園完了までに、労働者でタイル整備を急ぎます。
ここから医術に行く手もありますが、今回バチカン勝利寸前までいってたのを見て改めて確信しました。
高難度においては、この後は物理電気ルート一択だと思います。
理由は、最速で無線通信を抑えることで国連での外交勝利を防止するためです。
然るべき時に然るべき相手に無線通信を引き渡すことで、マスメディアを研究する国をこちらが決めるのです。
例えばこの先イザベルが制覇に向かった場合、現在技術先行している始皇帝が国連を建造すれば…
ユスティの票は、始皇帝ではなくイザベルに流れることも有り得ます。
(実際過去の高難度OCCで幾度となく、そういった負け方をしたことがあります)
つまり無線通信への道をAIに先んじて抑えることは、国連勝利防止のためのカギなのです。
冷静に考えると、環境保護を制定して多少コイン増やしても、医術に使ったターン分取り返せるか微妙ですよね。
はっきりと認識してしまえば、なぜいつもこんな所で悩んでたんだろうと呆れるくらいです。
バチカン勝利は神権で伝播阻止あるいは逆に布教することで防ぐ 国連勝利は建造国をこちらで決めることで防ぐ
今回のプレイ中に思いついたのですが、是非参考にしてみて下さい。
前編まとめ
ここまで概ね自分の出力を高めるためのパートに見えますが、既にAIの勝利条件を各種考慮しています。
・ユスティのバチカン勝利
・始皇帝の文化勝利
・ユスティの文化勝利
・イザベルの国連勝利
・イザベルの制覇勝利
・ユスティの国連勝利
今回は純内政屋が居ない上、イザベルギルガメは戦争、ユスティはバチカンと三者揃って文化は遅れ気味。
最有力に戦争屋である始皇帝が居ることからもその進みの緩やかさが分かると思います。
(拡張が出来なくてそちらに進んだのでしょう。が、戦争屋でもこういう風に勝ちの芽を捨てないのが天帝AI)
都市攻略させなくても足を引っ張る程度で文化勝利は引き延ばせそうです。
純内政屋が居た場合、文化都市攻略が最大の目標になりますので参考までに。
都市攻略させないでいい分、イザベルの制覇も脅威度が低いでしょう。
これらの勝利条件をバランスよく妨害していくことで、このあと長期戦にもつれ込ませていくわけです。
唯一行われていたイザベルギルガメの宗教戦争も終わり、現在世界は束の間の小康状態です。
が、今後世界はどのように動いていくのでしょうか…
Gandhi, Gandhi Where will it lead us from here? (ガンジー、ガンジー ボクたちはこれからどこへ行くのだろうか?)
中編に続く