はじめに
BtS日本語版による行き当たりばったりなOCCプレイレポである。
大体無印の頃から、OCC向き指導者は哲学・勤労・拡張と決まっている。
WL以降なら序盤で幸福に困らないカリスマも含まれるであろう。
だがあえて指導者も文明もランダムである。
ついでにマップはShuffle・標準タイプ、気候も海面もランダムである。
マップは一発ツモ。難易度は皇帝。
しかし「行き当たりばったりだ!」と息巻いてピョートルとか引くとネタとしては今ひとつなわけだが。
先に言っておくけど明らかにヘタクソのプレイですよ奥さん。
ゲーム開始
で、現れたのは・・・ラグナル・・・
右下の全体マップを見れば一目瞭然、内陸スタートである。ヴァイキングの長所まったく生かせず。
うむ、OCCとしてはかなりなハズレ指導者だ。
しかしスタート地点を見て小躍りする。一面の氾濫源に金脈、これは神立地か!?
とりあえず斥候を西の丘陵に移動させて視界を広げてみると・・・おおっ、石材だ。
しかし西にはまったく森林がない。なので開拓者は初期位置のままニダロス建設。
石材はこの位置ならピラミッドに十分間に合う。
氾濫源は10タイル。すぐ利用できそうなところに象牙もあり、
序盤で幸福+2確保がほぼ決定した。氾濫源+農場で少々の不衛生は何とでもなる。
森林は全部で6タイル。これはさすがに伐採できない。
労働者を作りつつ斥候で探索していくと、最初に出会ったのはザラ・ヤコブ。うん、隣人としては悪くない。
さらに探索していき、集落から帆走を引き当ててラッキー、とか思ってると
二人目の隣人、ナポレオン発見。どうやらこの大陸には3文明が割拠しているらしい。
パンゲアでないことは確定、フラクタルか大陸か。
二人のタイプからして宗教創始はあまりアテにできないので、
法律一番乗りができると良さそうだが・・・
都市の位置がより近いナポレオンは代議制が好みなので、
ナポレオンが憲法を研究するまで何とか友好を維持していきたい。
ジャージはナポレオンの餌食になってもらおう。
ピラミッドからアレクへ、王道ルート
BC2160にピラミッド建設開始。
弓兵を揃えることを優先したのでちょっと(いや、かなり)遅くなった。
石材のおかげでBC1040に完成、代議制に移行する。
そして悩んだ末、次に万里の長城を選択。遅すぎるかとも思えたがBC850にあっさり完成。
フランスと文化圏を接したものの、エチオピアとはまだ接しておらず、
蛮族がいずれやってくるのは避けられない。
何よりも、ランダムイベントでいきなり蛮族に来襲されてはたまらない。
所謂「偉人プール汚染」が怖いが、大スパイは一人ぐらいならむしろ歓迎である。
BC700、675に相次いでキリスト教・儒教がどこかの大陸で創始。
宗教創始のためには哲学一番乗りしかなくなった。
BC525に最初の偉人が誕生。大技術者であった。
以後セオリー通り、アカデミー建設用の最初の大科学者以外は終盤を除いてすべて定住である。
なお懸念していた、万里の長城による大スパイ誕生は最後までなかった。
ブオナパルテとラブラブ一直線
BC500年にアレクサンドリア図書館建設開始、ちょうどAD1年に完成。うーん、遅い。
その間、ジャージがアルファベットを研究したので美学と交換する。
ジャージから鉄器をもらってみるとすぐ近くに鉄が沸く。ありがたやありがたや。
そんな折り、ナポレオンからエチオピアとの通行破棄要請が来る。
こっちも(本来は)戦争屋なので脳筋同士ボーナスがあるため、
ジャージが「最悪の敵」になっているのである。
こっちから工作しなくても二人がいがみあってくれているのは大助かりだ。二つ返事で承諾する。
ごめんねジャージ。
そしてAD50年にはエチオピアにフランスが宣戦。すぐに参戦要求が来たので受諾。
ごめんねジャージ。
ただジャージとの間にはまだ未開の土地が広がっているので、
何かの間違いでエチオピア軍が現れないとも限らない。
とりあえず恐る恐る傍観しながらその間に急いで哲学一番乗りを目指す。
475年に無事道教創始。速攻でナポレオンに布教し、道教へ改宗させる。ついでに平和主義へ移行。
540年には空中庭園が完成。正直作れるとは思わなかった。
760年に官吏研究終了、官僚制に移行する。ああ、ベルセルク使いたかったよ・・・
1080年にはサンコレ大学完成。空中庭園もそうだが、年代を考えた場合「完成したら儲け物」な遺産が結構取れている。
無駄な建造といえばそれまでなんだけど。
ジャージに道教伝わるも、一向にナポレオンの手は緩まない。なのでこっちもずっと戦争中。
二国間の戦況は知るよしもないがナポレオンはかなり本気らしく、エチオピアに次々と大将軍が沸く。
嬉しいことに結婚式イベントで+3のボーナスを貰い、ついにナポレオンとの関係がラブラブになる。
あのケチ禿も独占技術を交換してくれるようになったので鋳金や機械を交換していただく。
その間こちらは自由主義一直線、結局到達は1250年とかなり遅かったがそれでも一番乗りとなり、天文学をgetする。
↑(自由主義到達直後のニダロス)
別大陸との接触
1350年、たった一人だけ専門家を割り振り、確率10%だった大預言者が誕生、首尾よく岱廟を建設できた。
その後は物理学と生物学を目指して進む。
粘りに粘ったジャージだったがついに残り都市3つで降伏し、15世紀ぶりに我が大陸が平和を取り戻した。
物理学は1585年に一番乗り、生物学は1630年に開発し終え、ようやく国立公園建設に着手できた。
ナポレオンから活版印刷とナショナリズムを交換してもらおうとウィンドウを開くと、
そこには「防衛協定」の文字が。おお、お前職業軍人獲ったのか。もちろん同盟締結。
そしてナポレオンは憲法も開発済みであるらしく、代議制に移行した。
これで「お前の社会制度は賢明だ」ボーナスまでつくのでもう怖い物はない。
1640年にようやく別大陸の使者、イザベル(儒教創始者)が来訪する。当然いらだっている。
もっとも、ナポレオンからちょくちょく地図を買っていたので、存在そのものは知ってはいたのであるが。
イザベルと同じ大陸にマンサがいることも確認している。
ナポレオンと社会制度をあわせたので信教の自由を選んでも外交関係は安泰なのだが、当分は平和主義のまま。
不衛生との決別、そして大陸間戦争勃発
1660年に国立公園完成。科学者を二桁配置可能になる。
パン一斤がズラリと並ぶ様は氾濫源都市ならでは。
1685年に5人目の指導者、パカル2世の使者が来訪。
あれ、いらだってない・・・と思ったらすでに信教の自由を選択中らしい。
あとはマンサともう一人・・・と思っていた矢先、
1705年にナポレオンがイザベルに参戦。来るべきものが来たねぇ。すぐに参戦要求が来たので受諾。
どちらにしろ、こちらは内陸国なので手も足も出せないが。
さてナポレオンに地図をもらったところ、残る一文明は神聖ローマであることが判明する。
ここでようやく世界の全容がほぼ判明。
世界は小さめの3大陸に分かれ、西から順にそれぞれ
「イスパニア・マリ」
「マヤ・神聖ローマ」
「ヴァイキング・フランス・エチオピア」という配置であった。
その神聖ローマ(ヒンドゥー教創始者)とは1735年に出会えたが、既にコロスケの属国である。
残るマリとスペインとの関係が気になるところだが、コロスケから買った地図によれば、
クンピ・サレーがスペイン領になっている。
ということはやはりマリとスペインも殴り合いしている。
研究の方は、電気→無線と進んで、交易用のブロードウェイとロックンロールを獲りにいく。
ついでにキリスト像も。
その後はインターネットを目指して蒸気機関からプラスチックへのルートを進み、コンピュータへと向かう。
ライフリングは交換でもらったが、長距離砲とロケット工学はインターネットに任せることにする。
無印と違って、ロケット工学がインターネットに直結していないからである。
ちなみにここまで、近代以降に発見可能な資源のうち、これまで見つかったのはウランだけである。
もっとも石炭は利用不可能だし、石油もどのみちいらないので、
ICBMが製造可能であることがわかっただけでもよい。
ついに七文明揃うも・・・
1822年に首都セビリアなどを陥落させられたスペインはフランスに降伏する。
このままだとフランスが世界を蹂躙しかねないが、
コロスケがどれだけ踏ん張れるかが勝利への鍵となる。
さて1828年に産業主義を開発し終えると、アルミが沸いた!
正直あまり期待していなかったので嬉しい誤算といえよう。
しかし折角のブロードウェイとロックンロールが完全に無駄・・・
1864年にフランス連合がマヤ&神聖ローマへ宣戦布告、
ナポレオンではなくイザベルからコロスケへの参戦要請が来たので受諾。
1874年にインターネットが完成するも、貰えた技術は3つ・・・
誰もロケット工学まで到達しなかったため、仕方なく自力開発に。
ちなみにインターネット完成後に気づいたが、
ヒットミュージカルとヒット曲で銅を貰ってくるのを忘れていたという凡ミスをやらかしていた。
光ファイバー→核融合と進む間に、1901年アポロ計画発動。
1911年、神聖ローマあえなく滅亡。
コロスケはちゃっかりとフランスから旧ローマ都市を一つ奪っていた。
そして我がヴァイキングに続いてフランスが1914年にアポロ計画を発動させる。
これは朗報である。
あくまで経験上だが、アポロ計画を発動させた文明は外交勝利を狙わなくなるっぽいからだ。
(勿論、単に今までそういう場面に出くわしたことがないだけかも)
1916年に核融合一番乗り。貰えた大技術者はどうするか迷ったが、
軌道エレベーターのためにプールしておくことにする。
その後は人工衛星→ロボット工学へ進む。
ロボット工学は宇宙船そのものにはまったく必要のない技術なのだが、
プールしておいた大技術者2人を使えば軌道エレベーターは1ターンで済むので、
さほど寄り道にはならない、はず。たぶん。
1917年にようやく最後の文明、マリ(イスラム教)と接触。
ついに7文明揃ったわけだが・・・揃い踏みの前に既に一人脱落しているのが寂しい。
シャルルマーニュが写ってるSS撮ればよかったね。ごめんね。
“その時お前の左手は何をしていた!”
1921年、コロスケと講和。講和にかこつけて3500ゴールドと産業主義を渡し、
フランス連合の機嫌を損ねないように密かにマヤを援助する。
フランスの人口が50%を越え、領土も50%に近くなっているのである。
コロスケには踏ん張って貰わないと困るのだ。戦車量産しろよコロスケ。
1929年にナポレオン連合軍が講和。
1944年に再び開戦、要求はなかったが自主的にこちらも開戦する。
同年、国際連合をマンサが完成させる。
次ターンにはマンサへの宣戦要求が来たので受諾。マンサがコロスケ側に立って参戦したのである。
(正確には、同じ大陸でいがみ合い続けていたイザベルへの宣戦だったのだろうが)
国連議長選挙は当然ながらナポレオンの勝利。
しかしやはりというか、外交勝利決議は出さない。
信教の自由とか表現の自由とかを議題に挙げるも、
自らの属国にことごとく「ありえん!」を出されて時間を浪費していくナポレオン。
ちょっと哀れ・・・w
↑(あまりにご機嫌なため、最先端の軍事技術を惜しげもなくプレゼントしてくれるブオナパルテの図。
ちなみに軍事系技術を押しつけてくるのは今回のゲーム中、職業軍人に次いで2度目であった。
ぶっちゃけこんな技術いらないんですけどw)
1951年、少々博打が過ぎるかもしれないが、コロスケに一発逆転の可能性を秘めた核分裂を渡す。
真っ先にニダロスにICBMが落ちる可能性もあるのだが・・・
1953年には同様にマンサにも核分裂を譲渡して講和するが、
こちらはそのターンに滅亡してしまった。
そのマリの領土はルーズヴェルトが委任されて統治することになり、
国連もルーズヴェルトの手に渡ったようである。
1968年、ナポレオンは三たびコロスケとの戦端を開く。
・・・が、翌年の国連の議題は「パカル2世との戦争を停止」・・・
何故か自分で停戦を議題に選び、しかも「はい」を選択するナポレオン、強烈にアホである。
しかしこれで、ナポレオンの制覇勝利前に宇宙船が到達する見込みが高くなってきた。
フランス連合が再度戦端を開くのは早くても10ターン後になるからである。
ありがとう、ナポレオン。
ちなみにこの時の(わずか1ターンの)戦争でコロスケが戦術核を炸裂させている。
ちゃんと核分裂技術を有効に使ってくれたようだ。
これが平和維持活動決議に繋がったのかどうかは定かではないが。
1975年、最後まで残っていた外壁をすべて作り終えて
(さすがにミッション失敗は怖すぎる)
宇宙船が打ち上げられた。
スラスターが2つ足りないので残り15ターン。
念のため戦略防衛構想を完成させたあとはひたすら到着を待つ・・・
そして1990年、宇宙船到達。遅ぇよw ギリギリ20世紀でしたとさ。
ゲーム終了時のニダロス。後半、技術者への専門家割り当てが多くなっても大科学者ばっかり生まれていた。
ナポレオンは制覇勝利寸前だったのだが・・・マリの領土の大半をイザベルに奪われたのが響いたか。
ちなみにこれが国連の票数。ナポレオンが外交勝利決議を出せばもう阻止しようがなかったのだが。
ついでに、これが我がヴァイキングの全ユニット。
アップグレードする必要もないくらい順調だった。
勝利年代が遅すぎてドゴールにも届きませんでした・・・
おまけ。小さくて見にくいですが全体マップを。
ミステリーサークルはOCCの醍醐味ですね♪
反省、また反省
指導者こそアレだったものの、立地・マップ・初期配置などに恵まれ、
ミスばっかりやらかしながらの勝利ですね。
海面が高く、小さな大陸3つでそれぞれに殴り合いしているという状況だったため、
どこも技術が遅れ気味でスローテンポの展開になりました。
結果論ですが万里の長城・ブロードウェイ・ロックンロールはまったくのハンマーの無駄でした。
長城・空中庭園・サンコレ大学を建造したのが後々まで響いたかもしれないですね。
ナポレオンとジャージの戦争中はどうせ攻められる心配がなかったのだから、
全てのハンマーをビーカーに回すべきだったかもしれません。
ツッコミどころ満載ですがご指摘などありましたらよろしく。
- OCCにおいてブロードウェイ・ロックンロールはCPUの文化勝利を断念させるために取るわ --
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