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シークレットゲーム ー MIND POWER…気… ー

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私たちは永遠に死なない〈ネバー・ダイ〉。

円環をまわし続けている限り、永遠に離れない。

殺し続ける限り、生き続けられる。

それが世界の仕組みだから。





「さて。私の置いたプレゼントは気に入ってもらえたかしら?」

放送が終わった後、グレーテルとクロエは海馬コーポレーションへと向かっていた。
面持ちを暗くするクロエとは対照的に、グレーテルは鼻歌交じりに、いまにもスキップでもしそうな軽やかな足取りで。

「...ねえ」

クロエは気まずそうに顔を上げ、問いかける。

「その、あんたのお兄ちゃん呼ばれちゃったけど...」
「それが?」
「いや、その...死んじゃったのよ?会いたかったんじゃないの、お兄ちゃんと」

クロエはイリヤの片割れだけあり、彼女と同じくらい兄の士郎が好きだ。
もしも彼が死んだと聞かされれば、いくら強がってもこうも平静を保てないだろう。

「心配してくれるのね。でも大丈夫」

グレーテルは己の髪に触れると、ソレを取り外しながらクロエに微笑む。

「『僕』はここにいる。いつだって『姉さま』と一緒にいるんだ僕たちは永遠に死なない≪ネバーダイ≫。ずっと続く円環にいるんだから」

短髪になった目の前の同盟者を見て、やはり壊れているとクロエは思う。
けれど、それは最初に抱いていた嫌悪ではなく、ただの事実でしかないとして見做せる程度には、クロエは『彼ら』に感情を移していた。
イリヤに認められなければ存在すら許されない自分と、世界がまともでいることを許されなかった彼ら。
そんな親近感から、クロエは『彼』を背後から抱きしめ頭を撫でる。

「あれ?僕ともシたいの?クロは欲張りさんだなあ」
「そういうのじゃないわよ。ただ、なんとなくあんたにも触れておきたいかなって」

最終的には生き残るために殺し合う間柄だ。きっと、その時が来たら、迷いなく弓を射ることができる。
だというのに、クロエは彼らを疎めない。嫌えない。
どう足掻いても生きるという選択肢をくれたのは、間違いなく『彼ら』なのだから。


しばしの触れ合いを終えると、クロエは髪を手渡し『ヘンゼル』から『グレーテル』へと戻させ、再び進路に戻る。


彼女たちが海馬コーポレーションを目指すのは、深い意味はない。
ただ、もともと彼女たちがどこを目指すかは決めておらず、どうせなら自分がニンフの頭を使って破壊した場所がどうなっているかを見たいという、野生動物のマーキングにも似た経緯で目的地を決めていた。

やがて、彼女たちは海馬コーポレーションに辿り着いたが―――



「嘘つき!!さっきからこの人たちの言ってることウソばっかり!!一緒に行ったら沙都子おねぇちゃんたちが死んじゃう!!!」
「違う!嘘じゃない!!お前も沙都子に騙されてるんだ。こいつを信じても後で裏切られて殺されるぞ!!」

遠巻きに見ても響いてくる声に、二人はそっと木陰に身を隠す。

「あらあら。お取込み中のようね」
「参加者がいたのはいいけど、あれって...」

もう一度身を乗り出し、確認してみる。
その中にいる面々は金髪の少女と修道女服の少女以外は見たことのある面子ばかりで。
しかもその中の一人はなるべく会いたくなかったイリヤだ。

「...これはハズレみたいね。あのめちゃくちゃ強い男の子もいるし。どうする?気づかれる前に出直した方がいいと思うけど」

乃亜の語った報酬システムは二人にとっても魅力的なものだった。
現状、装備は充実しているものの、シャルティアや悟飯のような強すぎる参加者相手にはまだ心もとないというもの。
その孫悟飯がここにいるのなら、いくらスコア目当てでも襲撃は割に合わない。
殺し合いに乗っていないフリをして入り込もうにも、自分たちの事を知っている面子が多すぎてどうにもならない。
ならば撤退するのがベストだとクロエは判断するが、グレーテルはそれは反対だと人差し指を立てる。

「待って。もう少し様子をみましょう。私の考えが正しければ、きっとこの後...」

グレーテルがそういうや否や。
悟飯の絶叫が叫び渡り、言い争っていたドロテアとモクバ目掛けて飛び掛かった。

「ね?」
「あんたよく読めたわね」
「ああいうのはいつものことだったから」

ロアナプラで飼われた時も、それより前も。
ああやって口論が激しくなった時は絶対に血が流れていた。

だから今回も同じ。
特にこういう命を平等にチップにしているフィールドではそうだ。


「見たところ、面倒そうなのはあのお兄さんとクロの妹さんとシスターさんくらいね」
「ええ。あの子―――遠目に見てもヤバイ臭いするわね」

一見、無害そうなカオスも、数多の血と死を浴びてきたグレーテルと小聖杯の化身たるクロエにはその擬態は通じない。
彼女もまた、悟飯とは異なるベクトルで相手をしたくない存在だ。

「とはいえ他の子たちは簡単に仕留められそうなのは間違いないし、やっぱりこれはチャンスね」
「って言っても、絶賛活躍中のあの子に近づく勇気はないけど...」

クロエが視線を遣る先には、ドロテアを瞬殺した悟飯。
グレーテルがまだブレードランナーを多用していなかったとはいえ、仕留め切れなかった彼女を即座にKOしてしまった上に、今度はモクバとイリヤまで相手取っているのだ。ここは一時共闘して悟飯を倒す、なんて考えも、あの一方的な戦局を見れば成功するとは思えない。

「けど、このままお兄さんにスコアを全部持っていかれるのも勿体ないでしょう?」

参加者は既に半数に達している。
ここで悟飯にイリヤ・ドロテア・モクバの300ポイントを稼がれれば、上位に割り込むのは難しくなるだろう。

「ただ、欲張るのもあまり良くないし...少し、水でもかけてみましょうか。クロ、透明マントを貸してちょうだい」
「...行くの?」
「ええ。場が乱れてるいまがチャンスだし。暗殺ならクロよりも私の方が上手でしょう?」
「...わかったわ」

クロエから透明マントを受け取ると、グレーテルはそれを被り、傍目からはその姿を消し去る。

「私が乱してくるから、逃げた子をよろしくねクロ」
「あ...待って」

いってきまーす、と軽い調子で向かおうとするグレーテルに、クロエは思わず呼び止める。
マントから顔を出し、小首を傾げるグレーテルに、クロエはええと、と考える。
別に、何か大事なことを言おうとしたわけではない。
ただ、本当になんとなく呼び止めてしまっただけで、そこから先はなにも考えつかない。

「変なクロ」

クスリ、と笑みを零し踵を返そうとするグレーテルに、クロエは慌てて言葉を投げかける。

「えと、その、無茶しないでね」

その言葉にグレーテルは思わず目を丸くし、改めて微笑みかける。

「ありがとう。愛してるわ、クロ」

その言葉にクロエの頬がほんのりと赤みを増し、グレーテルは振り返り戦場へと向かう。
クロエは、そんな彼女に、「ほんと、ずるいわよね」とひとりごちた。

―――そんな顔されたら、ほんとに嫌いになれないじゃない。


ゆっくりと、しかし自然体なほど軽やかにグレーテルは歩いていく。

グレーテルは、ロアナプラでも有名なフダ付きのガンマンの背後を容易く取れるほどに気配の殺し方に長けている。
そんな彼女に、透明マントが加われば、誰もが孫悟飯に意識を集中せざるを得ないこの戦場は絶好の隠れ蓑だった。
もしも悟飯の気の探知に制限がかけられていなければ、気づかれていただろうが、彼女はそんなことを知る由もない。

(いま残っているのは五人)

クロエと話している間に何人かが離脱しており、残るのは

孫悟飯、イリヤスフィール・フォン・アインツベルン、海馬モクバ、野比のび太、北条沙都子。

グレーテルの狙いは、この中から殺しやすい者を見繕い、悟飯に気づかれる前に仕留め、時間差で気づかせ混乱を巻き起こすこと。

悟飯には不意打ちで攻撃しても通じず、イリヤとモクバは絶賛バトル中なので手出しはできない。
のび太はすぐに立ち上がっては悟飯に縋りつくので、悟飯に気づかれやすいため除外。
となれば。

(あの子ね)

北条沙都子。
ただ一人、悟飯との戦いに気づかず戦況を見守っている者。
グレーテルは彼女に狙いを定めた。

この距離であればブレードランナーも届くだろうが、アレは目立ちやすい。
もしも悟飯の目に留まればそこでお終いだ。

狙うは接近しての暗殺。
おじゃる丸でも練習したことだし、スパスパの実の力があれば音もなく殺すことが出来る。

急くことなく、足音を戦場で殺しながら距離を詰めていく。

沙都子は気づいていない。これならば楽に殺せそうだ。

彼女のもとまで10メートルを切ったところだった。


「うるさい!!!」


叫びと共に、グレーテルの眼前を高速でなにか吹き飛び、鈍い音を立てて、飛来したソレがどさりと落ちた。
そちらを見れば、打ち所が悪かったのか、おそらく悟飯に吹き飛ばされたであろうのび太が白目を剥いて倒れていた。

「さっきから邪魔だって言ってるだろ!なんでわからないんだ!!」

悟飯が目を瞑りながら騒ぎ立てれば、皆がその一挙手一投足を見逃さぬように意識を向ける。
彼の動作一つで命運が変わってしまうのだから当然だ。存在に気づかれていないグレーテルを除いて。

「どうして僕がこんな目に遭わなくちゃいけないんだ!!」

悟飯の叫びが支配する中、グレーテルは改めて現状を整理する。

いま、皆が注目しているのは悟飯。
彼の一挙手一投足が全員の運命を決める為、吹き飛ばされたのび太に気をまわす余裕も無いのだろう。

(―――なら、こうしましょう)

予定変更。
沙都子から狙いを変更し、気絶するのび太のもとまで向かう。
辿り着くなり、チラ、と悟飯の様子を確認する。

「僕はただ、みんなのために頑張ってきただけなのに、ずっと僕の事をおかしいやつだって決めつけて!!」

彼はまだ、こちらを見ていない。ならば問題ない。

「成果を出せないからって、腫物を扱うようなことをしてきて!変な毒で殺されることになって!!なのにみんなを信じろだなんてふざけるのもいい加減にしろ!!」

悟飯が何を言おうとグレーテルには関係が無い。
指を刃物に変化させ、のび太の後頭部に添えて。

トスリ。

あっけなく刺さった鋼鉄の指は、のび太の頭蓋を貫通し、脳幹にまで届き破壊する。

即死だ。

誰にも気づかれることなく、野比のび太は命を散らした。

「みんな、みんな―――大嫌いだ!!!!!!」

悟飯の叫びが木霊する。

その時には既にグレーテルは移動を始めており。

みんなが血だまりに沈むのび太に気づいた時には、『孫悟飯が野比のび太を殺した』現場が既に完成していた。

グレーテルが標的をのび太に変更したのは、それが一番都合がよくなったからだ。

このまま悟飯が彼を殺したと誤認されれば、自分は安全にドミノを貰えるし、孤立した彼が追い立てられるのも期待できる。
もしも下手人が違うとバレても、容疑者は渦中から外れていた沙都子になるだろう。

自分にとってはリスクが殆どない最善策だ。
この時までは、彼女はそう思っていた。



「え...なん、で...」

思わず声が漏れる。

僕は確かに彼を強めに突き飛ばした。

でも、だからってそんなことはありえない。

だって僕は彼を殺すつもりなんてなかったんだから。

のび太さんに気が付いたイリヤさんが駆け出し、慌てて容態を看る。

あの人が地に濡れるのも構わず抱き上げるけれど、のび太さんはピクリともしない。

「う...うそ、だ」

嘘だ。き、きっと当たり所が悪くて気絶してるだけだ。

そうだ。僕が確かめればいいんだ。あんなひと【イリヤ】なんかに任せられない。

僕は遅れてのび太さんのもとへ行き、イリヤを放り捨てて、のび太さんを抱き上げる。


「のび太さん!のび、たさ...」

目が遭った。ついさっきまではあれだけ輝いていたのに、いまは何も感じられない空虚な目。

命を失った証拠である、空虚な目。

「う、ぁ」


違う。僕じゃない。

僕が彼を―――■したなんて。

でも。じゃあなんでのび太さんは死んでいる。

なんで血を流した。

僕だ。

僕が付き飛ばしたからだ。

違う。

殺すつもりなんてなかったって言ってるじゃないか。

(そ...そういえば...)

トランクスさんから未来を告げられてから家に帰った時の事。
人造人間との戦いに備えて僕と修行したいとお父さんがお母さんに言った時、お母さんは反対した。
その時、お父さんは軽くお母さんの背中を叩いたら、お母さんはロケットみたいに遠くに吹き飛んでしまった。
お母さんは強かったから冗談で済んだけど、でも、弱い彼に僕がそれをしてしまったなら...

「ぼ...ぼく、が...」

そうだ。

僕が、彼を。

殺してしまったんだ。


彼のことは苦手だったけれど。

『スネ夫のために怒ってくれて、ありがとう』

ただ一人、成果じゃなくて『僕』を見てお礼を言ってくれた。

『さっきはごめん。何も知らない癖に、悟飯くんを責めるようなことを言っちゃった。本当に...ごめんね』

ただ一人、自分が悪かったと謝ってくれた。

『あ…あんな奴の言う事...』
『僕も、悟飯君を絶対独りにしない!君が暴れても、何とかなる様に沙都子さんと考えるから!』
『その、ドラえもんの道具に何でも病気を治せる薬とか...そういう道具を見つければ、悟飯君の頭の病気だって、きっと治せると思う!』

沙都子さん以外で、誰よりも率先して僕を気にかけてくれた。

苦手でも、死んでほしくなんてなかったんだ。

そんな彼を。

ただ一人、味方だと断言できたはずの彼を。

僕は、殺した。

殺した。

殺した。



僕が殺した殺した殺した殺したそうだ僕が彼を殺したんだ違う僕のせいじゃない僕はそんなつもりじゃなかったじゃあだれのせいだイリヤか違うその前に血を流していたずっとなにもしなかった沙都子さんか違う彼女は近づいてすらいなかったモクバやドロテアがあやしいぞちがうモクバはずっとここにいてドロテアはむこうでたおれているじゃあだれだだれのせいなんだやっぱりぼくじゃないかぼくがころしたくなかったけどころしてしまったんだどうすればいいどうすればのびたさんをたすけられるシュライバーやシャルティアをぜんいんころせばいいのかむだだあいつらはのびたさんにはなんのかんけいもないじゃあどうするここにいるやつらをずっとまもりつづけるのかだめだぼくにどくをのませたやつがいるいじょうどうしようもないはんにんをみつけなければでもしょうこなんてないぼくはすでにどくをのまされてしまったんだからこのままだとぼくはしんでしまうじゃあどうするどうすればいいどうやってのびたさんにつぐなえばいいちがうつぐないなんてあまえたことをいうなのびたさんはぼくをゆるさないみんなもぼくをわるものあつかいするおまえのせいでしんだってずっとずっといってくるにきまってるそのあいだにぼくはしんじゃうのにいやあまえるなのびたさんだってもっといきたかったんだだからいきからせるしか


あっ、そうか

そうすればよかったんだ。

誰が悪者かなんてどうやったってわからないなら、そうするしかないんだ。

ぷつん、とぼくのなかでなにかがきれたおとがした



(...なにが起きたんじゃ)

最初の一撃を受けてからここまで、気を失い難を逃れてきたドロテアが、チラリと瞼をあげ、場を窺う。
サイヤ人という強力な種族の血を吸ったお陰で一時的にだがこれまでとは比べ物にならない力を手に入れていた彼女は、無防備で悟飯の拳を受けたにも関わらず、気絶で済んでいたのだ。
先ほどまで轟音が常に鳴り響いていた戦場が静けさを取り戻していた。

(今なら逃げられるか?)

遠目から見る限り、悟飯はのび太を抱え消沈している。
それでなんとなく事情は察する。のび太を悟飯が殺してしまったのだろうと。
だが、ここで動き再び敵だと認識されれば今度は確実に殺されるし、なにより未だに姿を見せないメリュジーヌが怖い。

もしもこのまま戦いが終結したら、恐らくドロテアが提案しかけた妥協案―――沙都子と自分たちを同行させることで互いに見張りをし合う、という展開になる。
一番望ましい展開はこれだ。
頼むからこれ以上の災難は勘弁しておくれ、とドロテアは未だに気絶したふりを止められなかった。





「悟飯さん」

のび太の亡骸を抱きかかえ消沈する悟飯に、沙都子が歩み寄る。

(予定から少々ズレましたが...まあいいでしょう)

紆余曲折はあれど、結果的には悟飯を制御しやすそうな条件は整った。

「のび太さんのことは残念でしたが...先ほど私が言ったことを覚えていますか?」

涙すら滲ませ悲し気な顔を浮かべつつ、優しい声音で、惑わすように囁く。

「例え貴方が自分を抑えきれず、誰かを手にかけてしまったとしても...私は貴方の側に立ちます。誰が何と言おうと、決して貴方を独りに何かさせません。わたくしは貴方の味方ですわ」

まるで聖女仏のように、悟飯へと手を差し伸べる。

「あいつ...この期に及んで...!」

そんな沙都子を見ていたモクバは更に怒りを募らせる。
あの悪党は。あの腐れ外道は。
人の死さえ利用しようというのか!

そんな彼らのやり取りを背中で感じつつ、グレーテルは離れていく。

(クロが変に気遣うからなにかあるかもと思ったけど...杞憂だったわね)

想定よりも楽な勝負だった。
あとはこのままクロのもとへと帰るだけ―――そう、思っていた時だった。


「...!?」

大気が震え、大地は軋み、天が嘶く。
その中心にいるのは―――孫悟飯。

「ご、悟飯くん...?」

身を震わすほどの気の圧力に、イリヤとモクバは固唾を呑み、グレーテルも振り返り彼を見つめる。

(...大丈夫ですわ。むしろここからが勝負ですのよ)

対する沙都子は臆することなく、手を引かない。

(彼が限界に陥っているいまこそ、最大の好機...)

ドミノの配分が狂ったのは計算外だが、ここで彼の信頼を勝ち取ってしまえば、勝利はほぼ確定的となる。

「沙都子おねぇちゃんだめえ!!」

突如、海馬コーポレーションから響き渡るカオスの叫び。
何事かと思いつつも、悟飯が立ち上がる気配を察し、改めて彼を見る。

「悟飯さん。貴方は悪くありませんわ。悪いのは―――」

彼らですのよ。
そう言いながら、モクバたちを指差し、勝利を確信する。

(これで彼らを始末してしまえば、ひとまずは)

刹那。激しい衝撃と共に彼女の世界が逆転する。

「...???」

なにが起こったのかわからない。
ただ、気が付けばカオスに抱かれ羽に包まれた自分と、いつの間にか遠ざかっていた悟飯が視界に映っていただけだ。

「だいじょうぶ沙都子おねぇちゃん!?」

破損した羽を背に、今にも泣きそうな顔で覗き込んでくるカオスの様子からみて、自分はなにかから庇われたようだ。

「ひとまず助かりましたわ、カオスさ...」

目についた埃を取ろうと目を擦ろうとし―――気が付く。己の左腕が、あらぬ方向へと曲がっているのに。

「ぁ、ぇ?」

混乱する思考に遅れて、ジクジクと痛みが広がっていく。

「ぅ、あ、あ、あ、あ、あ」

喉元から悲鳴がこみ上げ、痛みに両の眼から涙が溢れ出す。
なぜ、どうして。
困惑と恐怖が沙都子に襲い掛かる。


「...邪魔された」

ポツリと呟かれたその言葉に、沙都子だけでなく、カオスとイリヤ、モクバも悟飯を凝視する。

「最初からこうすればよかったんだ」

がり、ガリ、と首を掻きながら、悟飯はぼそぼそと呟く。

「誰も信用できない。誰も信じられないなら。悪い奴なんてわからないなら。強い僕がやらなくちゃ」

小さな声だ。今までの絶叫がウソのような、蚊トンボのような儚ささえあるぼやきだ。

なのに。

「僕が、ドラゴンボールでみんなを生き返らせるんだ」

その言葉は、誰もが聞き漏らすことはできなかった。


そんな彼を見て、グレーテルは直感する。

(...訂正ね。私は、果たしてここからクロのところに帰れるのかしら)

今こそが、かつての悪夢に劣らぬ地獄であると。


震える大気に唇を噛む。

日番谷は、結局、ブラックマリンを受け取った。
もう少し考える時間があれば結果は変わったのだろうが、既に海馬コーポレーションで何かが起きている以上、これしか方法は無かった。

「おい。もう一度言うが、絶対に奴らに手を出すなよ」
「...わかりました」

戦力の確保は急務だ。氷輪丸が使えない以上、いまは荒事は彼女に頼るしかない。
移動速度も、彼女に背負われてからは段違いに速くなっている。

(頼む、無事でいてくれ)

海馬コーポレーションはもう視界に捉えている。
日番谷が、彼の願いが既に潰えていたことを知るのに、さほど時間はかからないだろう。


【一日目/日中/F-7】


【日番谷冬獅郎@BLEACH】
[状態]:疲労(大)、ダメージ(大)、全身に切創、卍解不可(日中まで)、雛森の安否に対する不安(極大)、心の力消費(大)
[装備]:氷輪丸(破損、修復中)@BLEACH、帝具ブラックマリン@アカメが斬る!
[道具]:基本支給品、シン・フェイウルクの瓶(使用回数残り三回)@金色のガッシュ!!、元太の首輪、ソフトクリーム、どこでもドア@ドラえもん(使用不可、真夜中まで)
[思考・状況]基本方針:殺し合いを潰し乃亜を倒す。
0:海馬コーポレーションへ戻り、乾達と再合流する。闇については、悟飯が拒絶した場合は同行させない。
1:巻き込まれた子供は保護し、殺し合いに乗った奴は倒す。
2:シュライバーと甲冑の女を警戒。次は殺す。
3:乾が気掛かりだが……。
4:名簿に雛森の名前はなかったが……。
5:シャルティアを警戒、言ってる事も信用はしない。
6:悟飯を、何とかする方法を見付けてやりたいが…何とか、涅か浦原と連絡は取れないか?
7:沙都子の霊圧は何か引っかかる。
[備考]
ユーハバッハ撃破以降、最終話以前からの参戦です。
人間の参加者相手でも戦闘が成り立つように制限されています。
卍解は一度の使用で12時間使用不可。
シャルティア≠フリーレンとして認識しています。
シン・フェイウルクを全く制御できていません、人を乗せて移動手段にするのも不可。



【金色の闇@TOLOVEる ダークネス】
[状態]:ダメージ(中)、疲労(大)、ダークネス状態 、混乱
[装備]:
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品×0~2(小恋の分)
[思考・状況]
基本方針:殺し合いから帰還したら結城リトをたっぷり愛して殺す...そうするつもりだったのに...
0:日番谷と共に海馬コーポレーションへと向かう。
1:美柑...今はただ、会いたい
2:クロエとグレーテルはどうしよう...?

[備考]
※参戦時期はTOLOVEるダークネス40話~45話までの間
※ワームホールは制限で近い場所にしか作れません。



「ぅ...」
「だめ...しっかりして紗寿叶さん!」


腹部を貫かれ、多量出血により意識を朦朧とさせる紗寿叶。
美柑とケルベロスは、慣れない手つきながらも紗寿叶の応急手当に必死に努めていた。

(信じられない...沙都子ちゃんが、みんなを殺そうとしているなんて)

沙都子は今まで自分を助けてくれた。
悟飯のこともずっと励ましてくれた。
こんな異様な状況でも、自分なんかよりもずっと立派にふるまってきた。

そんな彼女が本当は自分たちを殺そうとしていたなど、認めたくない。
けれど、目の前で紗寿叶が刺されてはそうも言ってられない。

(すぐに伝えなくちゃ...でも、そうしたら紗寿叶さんが...)

「美柑、ここはワイが引き受ける。あんたは連中に真実を伝えてくるんや!」
「で、でも」
「ええから!ここまでワイらを護ってきたのが誰かはわかっとるんやろ!?」


―――ここまであなたたちを護ってきたのは誰!?沙都子ちゃん?違うでしょ!悟飯くんやイリヤちゃんじゃないの!?

先ほど紗寿叶に言われたことがリフレインする。
そうだ。自分はここまでなにもできなかった。
怯えてばかりで。護られてばかりで。

だから。イリヤさんと悟飯さんが無用な戦いをしてるなら―――絶対に止めなくちゃ。

ケルベロスに背中を押され、美柑は玄関へと駆け出した。

「...すまん、紗寿叶。勝手に命賭けてまった」

一匹、残されたケルベロスは紗寿叶に謝罪する。
彼に外科医染みた治療の腕前はない。彼一匹では満足な治療もできないだろう。
即死するような致命傷ではなかったようだが、それでも多量出血と激痛で死に至る可能性は高い。


それでも、ケルベロスは選んでしまった。

紗寿叶一人よりも、より多くの命が助かるかもしれない方をとってしまった。

「いい、のよ。それで」

そんな彼に対し、紗寿叶は激痛に苛まれながらも薄く微笑んで見せる。

「それが、正解。私でも、そう、するから」

むしろ、ケルベロスが行かせなかったら自分が発破をかけていただろう。

だが、それは自分の命を諦めているわけではない。

「わたし、だって、絶対に、死ぬわけ、じゃない。ううん、死んで、たまる、もんです、か」

止血が成功すれば、傷を塞げればまだ生きれる道はある。

死にたくない。絶対に生きてみせる。

「やりたいコスは、まだたくさん、あるんだから」


【一日目/日中/E-7 海馬コーポレーション内】


【結城美柑@To LOVEる -とらぶる- ダークネス】
[状態]:疲労(中)、強い恐怖、精神的疲労(極大)、リーゼロッテに対する恐怖と嫌悪感(大)
[装備]:
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~2(確認済み、「火」「地」のカードなし)
[思考・状況]基本方針:殺し合いはしたくない。
0:皆に真実を伝える。いったいなにが起きてるの?
1:ヤミさんや知り合いを探す。
2:沙都子さん、大丈夫かな……
3:悟飯君がおかしかったのって、いつからなの?
4:リト……。
5:ヤミさんを止めたい。
6:雪華綺晶ちゃん……
[備考]
※本編終了以降から参戦です。
※ケルベロスは「火」「地」のカードがないので真の姿になれません。





【乾紗寿叶@その着せ替え人形は恋をする】
[状態]:出血(絶大)、殺し合いに対する恐怖(大)、元太を死なせてしまった罪悪感(大)、魔法少女に対する恐怖(大)、イリヤとカオスに対して苦手意識、疲労(絶大)、意識朦朧、腹部貫通
[装備]:ケルベロス@カードキャプターさくら
[道具]:基本支給品、ランダム支給品×0~2、飛梅@BLEACH
[思考・状況]基本方針:殺し合いはしない。
0:みんなに伝えないと...メリュジーヌさん達がマーダーだって...その前に死んじゃうかも...ううん、諦めてたまるか...!
1:魔法少女はまだ怖いけど、コスはやめない。
2:さくらさんにはちゃんと謝らないと。
3:日番谷君、無事なのかな。
4:イリヤさん……悪い子じゃないと思うけど……。
5:妹が居なくて良かったわ。
[備考]
原作4巻終了以降からの参戦です。


彼女は、北条沙都子は一つの失態を犯した。

孫悟飯の力の原点が怒りであるのは間違いない。

だが、しかし、その怒りとは自らではなく、他者を思うが故の怒り。

父を瀕死にされた時。
敬愛する師を傷つけられ、殺された時。
自分の気持ちに理解を示してくれた者が無残に殺された時。

その時に発揮された力は、生粋のエリート戦士にすら戦慄を走らせるほどのものだ。


逆に、自分が痛めつけられるだけの時にはさしたる力を発揮できない。
それこそ死に瀕してもだ。

悟飯は怒りの沸点が低いのではなく、どうしても自分の為に怒りきれない。


それが彼という少年の性根なのだ。

沙都子は、その点を見誤ってしまった、

故に気づけなかった。


ドロテアの吸血により、頭に上った血を強制的に下げられたことで、一時的ではあるが疑似的なレベル3程度に収まっていたことも。

そのレベルであれば、敵と味方を区分けできることを。

なにより。メリュジーヌが下した自身に迫ると言った評価を信じるならば、モクバとイリヤ相手にああも手間取ることが無く、のび太もとうに死んでいたことを。


そう。

孫悟飯はここに至るまで、本気を出せていない。

彼は怒りだけでは実力を引き出せない。

己よりも他者の為に戦う―――それが、怒りと共に彼の本気を出せる条件なのだから。

ならば。

その他者のためというのが、皆を殺すことに繋がる時。

蓄積された自他への怒りと交じり合った時。

その時こそ―――彼は、真にオヤシロ様の祟りと化すだろう。


【野比のび太@ドラえもん 死亡 グレーテル100ドミノ獲得】


【一日目/日中/E-7 海馬コーポレーション外】





【クロエ・フォン・アインツベルン@Fate/kaleid liner プリズマ イリヤ ツヴァイ!】
[状態]:魔力消費(中)、自暴自棄(極大)、 グレーテルに対する共感(大)、罪悪感(極大)、ローザミスティカと同化。
[装備]:賢者の石@鋼の錬金術師、ローザミスティカ×2(水銀燈、雪華綺晶)@ローゼンメイデン。
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0~1、「迷」(二日目朝まで使用不可)@カードキャプターさくら、グレードアップえき(残り三回)@ドラえもん
[思考・状況]
基本方針:優勝して、これから先も生きていける身体を願う
0:な、なにかマズイ...!?グレーテルのやつ大丈夫なの...!?
1:───美遊。
2:あの子(イリヤ)何時の間にあんな目をする様になったの……?
3:グレーテルと組む。できるだけ序盤は自分の負担を抑えられるようにしたい。
4:さよなら、リップ君。
5:ニケ君…何やってるんだろ。

[備考]
※ツヴァイ第二巻「それは、つまり」終了直後より参戦です。
※魔力が枯渇すれば消滅します。
※ローザミスティカを体内に取り込んだ事で全ての能力が上昇しました。
※ローザミスティカの力により時間経過で魔力の自己生成が可能になりました。
※ただし、魔力が枯渇すると消滅する体質はそのままです。
※悟飯たちからは距離を置いて身を隠しています。


【グレーテル@BLACK LAGOON】
[状態]:健康、腹部にダメージ(地獄の回数券により治癒中)
[装備]:江雪@アカメが斬る!、スパスパの実@ONE PIECE、ダンジョン・ワーム@遊戯王デュエルモンスターズ、煉獄招致ルビカンテ@アカメが斬る!、走刃脚@アンデットアンラック、透明マント@ハリーポッターシリーズ
[道具]:基本支給品×4、双眼鏡@現実、地獄の回数券×3@忍者と極道
ひらりマント@ドラえもん、ランダム支給品3~6(リップ、アーカード、魔神王、水銀燈の物も含む)、エボニー&アイボリー@Devil May Cry、アーカードの首輪。
ジュエリー・ボニーに子供にされた海兵の首輪、タイムテレビ@ドラえもん、クラスカード(キャスター)Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ、万里飛翔「マスティマ」@アカメが斬る、
戦雷の聖剣@Dies irae、次元方陣シャンバラ@アカメが斬る!、魔神顕現デモンズエキス(2/5)@アカメが斬る! 、 バスター・ブレイダー@遊戯王デュエルモンスターズ、真紅眼の黒龍@遊戯王デュエルモンスターズ、ヤクルト@現実、首輪×6(ベッキー、ロキシー、おじゃる、水銀燈、しんのすけ、右天)
[思考・状況]基本方針:皆殺し
0:さて。私はクロのもとへと帰れるのかしら。
1:私たちは永遠に死なない、そうよね兄さま
2:手に入った能力でイロイロと愉しみたい。生きている方が遊んでいて愉しい。
3;殺人競走(レース)に優勝する。孫悟飯とシャルティアは要注意ね
4:差し当たっては次の放送までに5人殺しておく。首輪は多いけれど、必要なのは殺害人数(キルスコア)
5:殺した証拠(トロフィー)として首輪を集めておく
6:適当な子を捕まえて遊びたい。やっと一人だけど、まだまだ遊びたいわ!
7:聖ルチーア学園に、誰かいれば良いけれど。
8:水に弱くなってる……?
9:金髪の少女(闇)は私たちと同じ匂いがする
[備考]
※海兵、おじゃる丸で遊びまくったので血まみれでしたが着替えたので血は落ちました。
※スパスパの実を食べました。
※ルビカンテの奥の手は二時間使用できません。
※リップ、美遊、ニンフの支給品を回収しました。
※現状は透明マントで身を隠しているため、クロエ以外は存在を認識していません


【イリヤスフィール・フォン・アインツベルン@Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ】
[状態]:全身にダメージ(中)、疲労(大)、精神疲労(絶大)
[装備]:カレイドステッキ・サファイア@Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~3、クラスカード『アサシン』&『バーサーカー』&『セイバー』(美柑の支給品)@Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ、雪華綺晶のランダム支給品×1
[思考・状況]
基本方針:殺し合いから脱出して───
0:うそ...のび太くん...悟飯くん...なんで...
1:雪華綺晶ちゃん……。
2:美遊、クロ…一体どうなってるの……ワケ分かんないよぉ……
3:殺し合いを止める。
4:サファイアを守る。
5:みんなと協力する
6:美遊、ほんとうに……
[備考]
※ドライ!!!四巻以降から参戦です。
※雪華綺晶と媒介(ミーディアム)としての契約を交わしました。

※クラスカードは一度使用すると二時間使用不能となります。
のび太、ニンフ、雪華綺晶との情報交換で、【そらのおとしもの、Fate/Kaleid liner プリズマ☆イリヤ、ローゼンメイデン、ドラえもん】の世界観について大まかな情報を共有しました


【カオス@そらのおとしもの】
[状態]:全身にダメージ(中)、自己修復中、アポロン大破、アルテミス大破、イージス故障寸前、ヘパイトス、クリュサオル使用制限、沙都子に対する信頼(大)、カオスの素の姿、魂の消費(中)、空腹?(小)
[装備]:極大火砲・狩猟の魔王(吸収)@Dies Irae
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0~1
[思考・状況]基本方針:優勝して、いい子になれるよう願う。
0:沙都子おねぇちゃんを守る。
1:沙都子おねぇちゃんと、メリュ子おねぇちゃんと一緒に行く。
2:沙都子おねぇちゃんの言う事に従う。おねぇちゃんは頭がいいから。
3:殺しまわる。悟空の姿だと戦いづらいので、使い時は選ぶ。
4:沢山食べて、悟空お兄ちゃんや青いお兄ちゃんを超える力を手に入れる。
5:…帰りたい。でも…まえほどわるい子になるのはこわくない。
6:聖遺物を取り込んでから…なんか、ずっと…お腹が減ってる。
7:首輪の事は、沙都子お姉ちゃんにも皆にも黙っておく、メリュ子お姉ちゃんの為に。
[備考]
原作14巻「頭脳!!」終了時より参戦です。
アポロン、アルテミスは大破しました。修復不可能です。
ヘパイトス、クリュサオルは制限により12時間使用不可能です。
ルーデウス・グレイラットについて、とても詳しくなりました。
極大火砲・狩猟の魔王を取り込みました。炎を操れるようになっています。
聖遺物を取り込んでから、空腹? がずっと続いています。
中・遠距離の生体反応の感知は、制限により連続使用は出来ません。インターバルが必要です。
ニンフの遺した首輪の解析データは、カオスが見る事の出来ないようにプロテクトが張ってあります。


【北条沙都子@ひぐらしのなく頃に業】
[状態]:疲労(大)、梨花に対する凄まじい怒り(極大)、梨花の死に対する覚悟、左腕骨折
[装備]:FNブローニング・ハイパワー(4/13発)
[道具]:基本支給品、FNブローニング・ハイパワーのマガジン×2(13発)、葬式ごっこの薬@ドラえもん×2、イヤリング型携帯電話@名探偵コナン
[思考・状況]基本方針:優勝し、雛見沢へと帰る。
0:よ、予想外の流れになりましたわ...
1:メリュジーヌさんを利用して、優勝を目指す。
2:使えなくなったらボロ雑巾の様に捨てる。
3:カオスさんはいい拾い物でした。使えなくなった場合はボロ雑巾の様に捨てますが。
4:願いを叶える…ですか。眉唾ですが本当なら梨花に勝つのに使ってもいいかも?
5:メリュジーヌさんを殺せる武器も探しておきたいですわね。
6:エリスをアリバイ作りに利用したい。
7:写影さんはあのバケモノができれば始末してくれているといいのですけど。
8:悟空さんと悟飯さんは、できる事なら二人とも消えてもらいたいですわね。
9:悟空さんの肩に穴を開けた方とも、一度コンタクトを取りたいですわ。
10:梨花のことは切り替えました。メリュジーヌさんに瑕疵はありません。
11:シュライバーの対処も考えておかないと……。何なんですのアイツ。
12:メリュジーヌさん、別にお友達が出来たんでしょうか?
[備考]
※綿騙し編より参戦です。
※ループ能力は制限されています。
※梨花が別のカケラ(卒の14話)より参戦していることを認識しました。
※ルーデウス・グレイラットについて、とても詳しくなりました


【ドロテア@アカメが斬る!】
[状態]全身にダメージ(大)、疲労(中)、悟飯への恐怖(大)、雛見沢症候群感染(レベル1~3の何れか)
[装備]血液徴収アブゾディック、魂砕き(ソウルクラッシュ)@ロードス島伝説
[道具]基本支給品 
セト神のスタンドDISC@ジョジョの奇妙な冒険、城ヶ崎姫子の首輪、永沢君男の首輪
「水」@カードキャプターさくら(夕方まで使用不可)、変幻自在ガイアファンデーション@アカメが斬る!
グリフィンドールの剣@ハリーポッターシリ-ズ、チョッパーの医療セット@ONE PIECE
[思考・状況]
基本方針:手段を問わず生き残る。優勝か脱出かは問わない。
0:逃げるんじゃあ....勝てるわけがない
1:とりあえず適当な人間を三人殺して首輪を得るが、モクバとの範疇を超えぬ程度にしておく。
2:写影と桃華は絶対に殺す。奴らのせいでこうなったんじゃ!!
3:海馬モクバと協力。意外と強かな奴よ。利用価値は十分あるじゃろう。
4:海馬コーポレーションへと向かう。
5:悟飯の血...美味いが、もう吸血なんて考えられんわ
[備考]
※参戦時期は11巻。
※若返らせる能力(セト神)を、藤木茂の能力では無く、支給品によるものと推察しています。
※若返らせる能力(セト神)の大まかな性能を把握しました。
※カードデータからウィルスを送り込むプランをモクバと共有しています。

【海馬モクバ@遊戯王デュエルモンスターズ】
[状態]:疲労(絶大)、ダメージ(大)、全身に掠り傷、俊國(無惨)に対する警戒、自分の所為でカツオと永沢が死んだという自責の念(大)、キウルを囮に使った罪悪感(絶大)
沙都子に対する怒り(大)
[装備]:青眼の白龍(午前より24時間使用不可)&翻弄するエルフの剣士(昼まで使用不可)@遊戯王デュエルモンスターズ 、ホーリー・エルフ(午後まで使用不可)@遊戯王デュエルモンスターズ
雷神憤怒アドラメレク(片手のみ、もう片方はランドセルの中)@アカメが斬る!
[道具]:基本支給品、小型ボウガン(装填済み) ボウガンの矢(即効性の痺れ薬が塗布)×10
[思考・状況]基本方針:乃亜を止める。人の心を取り戻させる。
0:チクショウ、どうしてこうなっちまうんだよ...!
1:東側に向かい、孫悟飯という参加者と接触する。
2:殺し合いに乗ってない奴を探すはずが、ちょっと最初からやばいのを仲間にしちまった気がする
3:ドロテアと協力。俺一人でどれだけ抑えられるか分からないが。
4:海馬コーポレーションへ向かう。
5:俊國(無惨)とも協力体制を取る。可能な限り、立場も守るよう立ち回る。
6:カードのデータを利用しシステムにウィルスを仕掛ける。その為にカードも解析したい。
7:グレーテルを説得したいが...ドロテアの言う通り、諦めるべきだろうか?
8:沙都子は絶対に許さない
[備考]
※参戦時期は少なくともバトルシティ編終了以降です。
※電脳空間を仮説としつつも、一姫との情報交換でここが電脳世界を再現した現実である可能性も考慮しています。
※殺し合いを管理するシステムはKCのシステムから流用されたものではと考えています。
※アドラメレクの籠手が重いのと攻撃の反動の重さから、モクバは両手で構えてようやく籠手を一つ使用できます。
 その為、籠手一つ分しか雷を操れず、性能は半分以下程度しか発揮できません。
※ディオ達との再合流場所はホテルで第二回放送時(12時)に合流となります。
 無惨もそれを知っています。


【孫悟飯(少年期)@ドラゴンボールZ】
[状態]:自暴自棄(極大)、恐怖(極大)、疑心暗鬼(極大)疲労(大)、激しい後悔(極大)、SS(スーパーサイヤ人)、SS2使用不可、
雛見沢症候群L4(限界ギリギリ)、普段より若干好戦的、悟空に対する依存と引け目、孤独感、全員への嫌悪感と猜疑心(絶大)、首に痒み(中)、絶望
[装備]:無し
[道具]:基本支給品、ホーリーエルフの祝福@遊戯王DM、ランダム支給品0~1(確認済み、「火」「地」のカードなし)
[思考・状況]基本方針:全員殺して、その後ドラゴンボールで蘇らせる。
0:全員殺す。敵も味方も善も悪もない。
1:お父さんには...会いたくないな
[備考]
※セル撃破以降、ブウ編開始前からの参戦です。
※殺し合いが破綻しないよう力を制限されています。
※SSは一度の変身で12時間使用不可、SS2は24時間使用不可
※舞空術、気の探知が著しく制限されています。戦闘時を除くと基本使用不能です。
※雛見沢症候群を発症しました。現在発症レベルはステージ3です。
※原因は不明ですが、若干好戦的になっています。
※悟空はドラゴンボールで復活し、子供の姿になって自分から離れたくて、隠れているのではと推測しています。
※イリヤ、美柑、ケロベロス、サファイアがのび太を1人で立たせたことに不信感を抱いています。
※何もかも疑い出してます。




117:Anytime Anywhere 投下順に読む 119:人は所詮、猿の紛い物、神は所詮、人の紛い物
時系列順に読む
116:セイラム魔女裁判 海馬モクバ 119:人は所詮、猿の紛い物、神は所詮、人の紛い物
ドロテア
北条沙都子
カオス
孫悟飯
結城美柑
イリヤスフィール・フォン・アインツベルン
乾紗寿叶
野比のび太 GAME OVER
112:狂気と惨劇の舞台へ 日番谷冬獅郎 119:人は所詮、猿の紛い物、神は所詮、人の紛い物
108:恋に堕ちて謎の中 金色の闇
グレーテル
クロエ・フォン・アインツベルン

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