ガミ・ガミイ自由艦隊 - エル・ファシルの逃亡者@ ウィキ

ガミ・ガミイ自由艦隊とはエル・ファシル海賊の半数を傘下に収める五大組織の一つ。

概略

　「ガミ・ガミイ」こと自由惑星同盟軍第二艦隊副司令官を務めたレミ・シュライネン元少将、「タウニー・オウル（モリフクロウ）」ことイツァク・ゴーラン元大佐らに率いられ、海賊行為で猛威を振るっていた。自由惑星同盟に多大な損失をもたらし、エル・ファシル海賊五大組織の一つに数えられるまでになった。
　宇宙歴795年2月には軍縮により弱体化したとはいえアスターテ星域軍の即応部隊を破り、（30話）同年6月には第七方面軍即応部隊副司令官の猛将ラルフ・カールセン准将とすら痛み分けに持ち込んでいる。（36話）
　宇宙歴796年ごろ黒色戦隊はエル・ファシル民族主義者と連合して自由惑星同盟から分離独立を図るエル・ファシル革命政府構想に参加した。この構想は「ポール・アップストーン少佐(*1)」こと帝国情報機関のパウル・フォン・オーベルシュタイン大佐により立案されたものである。（45話）

　宇宙歴796年4月海賊討伐を目的とするエル・ファシル統合任務部隊エル・ファシル方面軍が海賊討伐を開始してから、拠点のほとんどを失いながらも、戦力保全に努め主力を温存した。（41話）そして同年7月7日ゲベル・バルカルの戦いで、同じく主力を温存していた五大組織の一つヴィリー・ヒルパート・グループとともに方面軍主力を撃滅する大勝利を挙げた。（42話）そして、エル・ファシル民族主義者と共同で、エル・ファシル革命政府の樹立を全宇宙に宣言した。（43話）しかし、同年7月17日エル・ファシル革命政府軍の主力としてエル・ファシル星系への侵攻をはかったエル・ファシル星域会戦でエル・ファシル方面軍司令官代行ヤン・ウェンリー少将の罠にかかり壊滅した。このときに首領であるレミ・シュライネンも戦死している。（44話）

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*1 トップストーンともされている（45話）がObersteinを英訳したUpstoneが正しいと判断した