マルチタイプ

パワータイプ

スカイタイプ

ティガよ、なぜ戦う? 何のためだ?……ティガー!!
3000万年前、怪獣から超古代人を守った巨人。ゴルザとメルバが現代に復活した際にマドカ・ダイゴと一体化し、復活した。敵に応じてタイプチェンジすることが可能で、これらを使い分け、多くの敵と戦った。また、身体の状態はその時のダイゴの状態で左右される。かつてはカミーラらと共に闇の力を取り込んで「闇の巨人」となった超古代戦士の一体だったが、ユザレの心に触れて光を取り戻していた。
データ
身長 | ミクロ~53m |
体重 | 0~4万4千t |
飛行速度 | マッハ5(マルチタイプ)、マッハ3(パワータイプ)、マッハ7(スカイタイプ) |
走行速度 | マッハ1.5(マルチタイプ)、マッハ1(パワータイプ)、マッハ2(スカイタイプ) |
水中速度 | マッハ1.5(マルチタイプ)、マッハ1(パワータイプ、スカイタイプ) |
地中速度 | マッハ1.5(マルチタイプ)、マッハ1(パワータイプ、スカイタイプ) |
握力 | 5万t(マルチタイプ)、7万t(パワータイプ)、3万t(スカイタイプ) |
ジャンプ力 | 800m(マルチタイプ)、500m(パワータイプ)、1000m(スカイタイプ) |
活動時間 | 3分間 |
出身地 | 不明(超古代) |
変身アイテム | スパークレンス |
変身者 | マドカ・ダイゴ |
初登場作品 | ウルトラマンティガ 第1話「光を継ぐもの」(1996年9月7日放送) |
変身者プロフィール
- マドカ・ダイゴ
ウルトラマンティガの主人公。23歳。かつてはTPC輸送部に所属していたが、3年前にデシモ星系人の仲間と思われる異星人の母船に拉致されそうになったサワイ総監を救出したことから、その勇敢さと判断力を買われてGUTSに配属された。超古代人の遺伝子を受け継いだ「光であり、人である」存在だったことから、ゴルザとメルバが巨人像破壊のためにティガのピラミッドを襲った際、巨人像のひとつと融合してティガに変身する能力を得る。当初は光になることに戸惑う局面もあったが、戦いの日々の中で「自分にできること」として意味を見出してゆく。
演:長野博(V6)
演:長野博(V6)
技
- ゼペリオン光線
所謂スペシウム光線ポジションの技。3タイプの中では最強の技で、これを撃つ為だけにマルチタイプに
戻る事もあったほどである。
戻る事もあったほどである。
- ハンドスラッシュ
手裏剣状の速射ビーム光線。威力は低いものの、当たり方次第では敵を倒す事も可能。
- ウルトラシールド
所謂ウルトラバリヤーポジションの技。
- ティガスライサー
大型のカッター光線。切断力が高い。
- タイマーフラッシュ
カラータイマーから放つ光線。
- ウルトラブレーンチョップ
相手に向かって走り込み、手刀攻撃を放つ技。
- ウルトラかかと落とし
空高く飛びあがり、かかと落としを放つ技。
- ウルトラシールド
円形の光の壁。高い防御力を持つ。
- ティガサンダーダッシュ
複数の敵に向かって高速で体当たり、キック、チョップなどを繰り出しながら連続突進する。
ドラゴニュートの人形劇では…
たまに登場する。家にある人形大体登場ムービーではトリガーと共にキリエロイドと対峙していた。Dr.ハリネズミの逆襲にて本格的に登場し、サナギムにチョップを放って倒していた。映画第1作にも登場し、シャロームシティ防衛戦に参加していたが、戦闘シーンはない。撮影にはウルトラアクションフィギュアやウルトラヒーローシリーズを使用している。
名台詞
- 「人間は…弱くない。」
第25話より。
- 「地球は人間だけのものじゃないからな。俺たちの仕事はさ、人類を守るんでなくて、地球を守ることなんだろうな、本当は。」
第28話より、絶えないガゾート災害を終わらせる為、クリッター殲滅作戦を計画したTPCとGUTS、クリッターを殲滅すべきか激しい会議をした後、怒るレナに対してダイゴはこう答えた。
- 「ティガよ、なぜ戦う? 何のためだ?……ティガー!!」
同上、何故戦うのか悩んだ末で変身するシーン。また、TV本編でマドカ・ダイゴが名前を呼んで変身するのはこの回のみである。
- 「これが答えなのか……? この人達を守るためなのか……? 仲間だから、みんなが好きだから!!」
同上、悩みに悩んだ末、みんなが好きだからと言う答えを見つける。この後、感情が高ぶったのか、ウルトラヒートハッグを使用し、ジョバリエを粉砕した。
- 「僕にできること…人としてできること……!」
第44話より。
- 「人間って、確かに同じ過ちを繰り返します。でも素晴らしいとこはたくさん持ってる。例えば思いやりの気持ちとか…。うまく言えないけど、自分が人間であることに後悔したくないんです。」
第47話より。
- 「……勝ち目がないなんて、わかりませんよ。」
第51話より。
- 「たとえ人の心から……闇が消える事が無くても、僕は信じる……! 人間は……自分自身で光になれるんだ!!」
劇場版より。
余談
- 「ティガ」とはインドネシア語で「3」を意味しており、3つの姿にタイプチェンジする事を表している。発案者は誰なのかについては諸説あるものの、特定には至っていない。
- ウルトラマンティガのデザインは、オリジナルのデザインに装飾するという従来の発想を脱し、頭部を削るという発想となった。またボディのデザインも過去のウルトラマンの多くがそうだった赤・銀主体のカラーリングではなく、赤・青紫・銀の3色が主体のデザインとなる。これらの要素は以後の平成ウルトラマンシリーズにも踏襲される。
- NHKの全ウルトラマン大投票のウルトラヒーロー部門での結果は堂々の1位となった。