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BB/性能 - (2018/04/01 (日) 13:13:49) の編集履歴(バックアップ)


2017年5月開催の深海電脳楽土 SE.RA.PHにて初(と言うより現状唯一)のムーンキャンサーとして☆4で配布。
ムーンキャンサーはアヴェンジャーに対して相性有利にあり、逆にルーラーに対しては不利。
スター集中に関してはキャスターと同等となるが、ATKのクラス補正は無い。

カード構成はQ2A2B1。hit数はQ:4hit、A:3hit、B:1hit、EX:4hit。
ムーンキャンサーはN/A算出のクラス補正が術と並んでトップな事と「陣地作成 A」を持つため、全般的に術クラス並のNP獲得性能を誇る。
後述する宝具と合わせて、かなりNPを回しやすい性能をしている。

保有スキルは原作を意識したサポート型編成で、いずれも強力。

スキル

【スキル1】十の王冠 D
味方単体に、弱体を解除&HP回復&3T中1回の弱体無効付与、の3つの効果を与えるスキル。
最大で3,000のHP回復(魔術礼装・カルデアの「応急手当」と同等)に加え、二重のデバフ対策が施されるという十分すぎる効果。
それをジャック・ザ・リッパーの「外科手術」と同じCT:6-4で回せるため、回復スキルとしては最強クラス。
耐久パに限らず、多くの場合で育成を優先すべきスキルだ。

【スキル2】黄金の杯 C
敵単体の無敵を解除し、スタンを付与するスキル。
無敵解除は回避も剥がせるので、行動を妨害しつつ確実にダメージを通す事が出来る。
スタンもメドゥーサの魔眼と同等の高い成功率を持つのに加えて、自身が「道具作成 A」を所持しており、また宝具には「弱体耐性ダウン」効果が付属しているため、レベルが低くても宝具後であればそれなりに安定して足止め可能。
育て上げれば「対魔力」持ちでも問題なく止められる。

【スキル3】自己改造 EX
自身にスター集中度アップとクリティカル威力アップを3T付与するスキル。ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕と同一の性能。
自身の素のスター集中度はキャスターと同じ50なため、スキルレベル1でも2.5とライダー以上の集中度は保証される。
BBの唯一の攻撃用スキルであるものの、自身のカード配分やステータス上、ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕のような大きなダメージを出すことはできないので、
主にAクリティカルによるNP回収が目的となる。A1~2枚にスターを集められる場面などで効果的に使っていくのがカギ。
BB自身の星出し性能はQが4hitすることもありアーチャーの平均以上(オーバーキル無しQAQEXで20個弱)にはあるが、それだけでは補えない。
スター獲得スキルを持つサーヴァント、あるいは礼装によるサポートがあると良い。


宝具

宝具は弱体耐性ダウンの5hitするA単体宝具。さらに味方全体のNPを20増加させる。

特筆すべきは味方全体NP増加。同じ効果を持つ宝具の使い手は玉藻の前マーリンゴルゴーンといずれもレアリティ以上に入手難易度の高いキャラだけあって、パーティー全体の宝具回転率に大きく貢献する強力な支援となる。
自身も宝具ヒット分と合わせて約30ほどリチャージするので、NPに関わるバフ次第では宝具AAクリティカルによって連発すら可能な場合もある。こうなったときの宝具回転率は目を見張る。
弱体耐性ダウンもレートこそ凡庸だが、味方のデバフや自身のスタンの支援としてかなり役立つ。


備考

サポート面では穴のない性能ではあるが、攻撃面においての運用には注意が必要。
ATK値は最大に強化しても(聖杯や☆4フォウ君を入れない限り)1万を超えず、しかもクラス相性上攻撃有利となる状況が極めて少ない。
またカード性能アップやカリスマ系統のバフ、敵への防御ダウンを持たない為、火力強化はパーティーや礼装に依存することになる。
それでも宝具レベルを上げやすい配布サーヴァントであることと、「陣地作成」によるA性能強化のおかげで、等倍でも宝具攻撃はそこそこ以上のダメージが期待できる。

総じてかなり完成されたサポーター兼サブアタッカーであり、特殊なクラス相性も不利敵が少ないと考えれば組み込めるパーティーの幅は広い。
サポート型キャスターと一緒にメインアタッカーのバックアップをする、
サポーターで固めた耐久型パーティーのメインアタッカーにするという使い方が主流。

どちらの場合においても、一番の候補に挙がるのは玉藻の前だろう。
両者ともに宝具で全体にNPを配ることが出来るため中長期戦においてパーティ全体の宝具回転力が大幅に増す。
またBBのスキルはCTが短いものが多く、玉藻の宝具でCT短縮するメリットもかなり大きい。

BBをメインアタッカーにする場合、相方候補の一例は以下の通り。

マーリン
 「黄金の杯」で「幻術」が敵のチャージ技に間に合うよう調整できる。加えてHP/NP回復の補強に加え、アーツパにおいて不足しがちな各種バフと星まで補うことが出来る。

マシュ・キリエライト
 星は出せないが、スキルと宝具で防御バフを全体に撒ける。BBによるHP/NP回復を存分に活かし、パーティー全体の持久力をバッチリサポートしてくれる後輩コンビとなる。

ジャンヌ・ダルク
 「啓示」で出した星を「自己改造」+Artsで吸ってNPを回すことで、自身とジャンヌの宝具を展開させやすくする。ジャンヌが宝具強化前であれば、宝具のスタン対策もできる。

諸葛孔明〔エルメロイⅡ世〕
 説明不要。注意点としてはいつかは撃たれる宝具の対策を3人目に用意する必要があること。また、マシュ同様星出しは礼装依存となる。

BBをサポーターとして見る場合は、「自己改造」が腐るものの、回復、スタンを適宜飛ばしていける上に自分は星を吸わないので使い勝手が良い。Aパに組み込めば期待通りの働きをしてくれるだろう。特に回避・無敵スキル持ちやチャージの早い敵との相性が良い。

相性の良い礼装は宝具回転率・攻撃力を上げるフォーマルクラフトなどのArts強化や、天の晩餐ハロウィン・プチデビルなどのNP獲得量強化礼装が第一となるが、
宝具Lv5の火力を活かすのであればヘブンズ・フィール等の宝具威力UP礼装や、耐久力は落ちるが黒の聖杯も好相性。
Arts強化・宝具威力UP・初期NPチャージを兼ね備えるダイブ・トゥ・ブルーは、初動が肝心な宝具大回転の起爆促進とアタッカーとしての性能UPを同時に行えるため、アーツパのアタッカーとして起用する場合は非常に強力な選択肢となる。
しかし素のATKが低い為、クリティカル威力UP礼装を付けても恩恵はあまりない。ATK補正の大きいもう一つの結末がかろうじて候補に入ってくる程度。

実は密かに被即死率(DR)が0.6%に設定されており、クラススキルで無効化している“山の翁”に次いで即死耐性が高い。即死宝具を持つ新宿のアヴェンジャーや一部の高難易度クエストでの対策で有効。