エルトシャン
聖戦の系譜に登場する
パラディン。
12聖戦士の一人・黒騎士ヘズルの直系で魔剣
ミストルティンを操る。
ラケシスの兄で、子世代で仲間になる
アレスの父。妻は居るらしいが、名前すら呼ばれず存在にほぼ触れられないので詳細は不明。
ノディオン王でもあり、
シグルドや
キュアンとは士官学校時代からの親友。
しかし彼は、
イシュタルや
ハンニバル等と並ぶ指揮官レベル☆5という極めて高い能力を持つ。
それに対し
シグルドは☆2、後に再登場した際の
キュアンは☆1と、差は歴然。この事はとある攻略本でも突っ込まれネタにされている。
本人の所持スキルは何も無いが、余計な武器を持たず確実にミストルティンを使うので
必殺を持っているも同然。
ヘズルの血統はHPと力に特化しているが、血統補正なしで魔法防御の
成長率が高く、息子のアレスも魔法防御の
成長率が高い。
戦闘曲は神器持ちの敵将戦で使用される因縁の対決。
性格は超が付くほど友情に厚く、忠義に厚い一直線な男だが、一直線すぎたが故に悲劇的な最期を迎えたとも言える。
1章で
シグルドのために同盟軍として参戦、
エリオット軍を蹴散らす。
しかし、2章で
シャガールを諌めようとアグスティに向かうが逆に投獄され、3章ではついに
クロスナイツを率いて
シグルドと対決する。
最終的に
ラケシスの説得により
大地の剣を託しながら撤退するが、説得も虚しく
シャガールに処刑されるという末路を辿った。
対決時は手加減なしで
ミストルティンを振るうので、この時点ではかなりの強敵。普通なら
ラケシスとの会話で戦闘そのものを回避するのが王道だが、プレイ次第では説得せずに
シグルド軍と戦って戦死、という展開もある。
しかし、どちらにしても非業の死を遂げたのは間違いない。彼も息子の
アレスくらい優柔不断なら死ぬこともなかっただろう。
3章の章タイトル「獅子王エルトシャン」の名を冠する通り、親世代中盤の山場を受け持つに相応しいインパクトを持つキャラクターであり、同時に、後半に登場する
イシュタル、暗黒竜のカミュ等と並ぶ「
仲間になりそうでならなかったキャラ」の一人。
最終更新:2025年03月27日 18:24