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十二課:概要

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課の概要:神聖暦47年第一次大聖伐発令時に、戦力増強のため、第十一課と同時に新設された。
捜査・審問機能を省略し、戦闘に重点を置いた異端審問官の増員により、戦力増強を図った第十一課に対し、第十二課は、異端技術の限定使用を研究・実戦への投入を目的とし、設立された。
研究対象は、自動人形(オートマター)の複製、禁呪対象錬金術の解読、封印AFの限定使用、悪魔能力の限定解除等、多岐に及ぶ。
これらの技術・能力の使用者は、異端審問官管理下の元、神の猟犬として実戦に投入される。
また、法王庁へ投降した異能力所有の異端者の中にも、十二課立会いの異端審問の結果、資格ありと判断された者は、猟犬として異端審問に同行するケースがある。
猟犬の同行は、十二課以外の課でも行われるが、一課及び五課は思想上、十一課は性格上猟犬同行は行っていない。

第十二課は、異端技術の研究・応用という性質上、問題行動が表面化する。
具体的には、異端技術実験中の暴走、捕虜への人体実験、監視下異端者の脱走、封印AFに魅せられた異端審問官の逃亡等である。
その度に、各課協力の下で状況の収束が図られた後に責任体制が問われるが、十二課の解体までは論議が及ばない。
その理由としては、初代十二課課長でありながら後に聖職位を返還し自らを被験体として、最初の猟犬となったフランク・ルパードの華々しい功績がある為である。
二つの擬頭、四本の擬腕を自らの体に移植したフランクは、後任の二代目課長の指揮の下、第一次大聖伐で目覚しい活躍を上げた。
投入時は、神界の霧幹部氷壁ゼブールを討ち、劣勢であった戦況を一人で五分の状況まで巻き返す偉業を達成した。
最初にして究極とも言われるフランクは、まさに神の猟犬の呼び名に相応しく、以降半世紀に渡り十二課の不祥事に対する免罪符となった。

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