第二ワージャル諸邦連合

 ベルタリアによって破壊されたワージャル公国の後継国を自称する国家の一つで、デルバレス王国領の南にあるティル=ナ=ノーグ山地に位置する。

征服された祖国への帰還を目的としベルタリア帝国に対し積極的な通商破壊作戦を展開しているが大規模進行には消極的で、どちらかと言うと内政に重点を置いた統治がおこなわれている。 

国土のティル=ナ=ノーグ山地はその地下に旧文明の大規模地下構造が広がっており地上部が深い森林であることも合わさって首都であるダヴァル=ナ=リーを除く大部分の施設は地下化されカラルの中においても特異な都市風景が広がっている。その土地柄から必然的に旧文明技術の解析、利用が活発で全体的に高い技術水準を誇っているのが特徴と言えるだろう。しかし、外交的にはデルバレス連合の中でも孤立気味で連合とは協力関係どころか流れで共闘しているだけとすら呼べる程度で、盟主のデルバレス王国とも関係はいいとは言えないようだ。


国土と国旗


 
                 

正式名称:第二ワージャル諸邦連合

民族:ワージャル人

首都:タヴァル=ナ=リー

通貨:ゼル

ティル=ナ=ノーグに住んではいるが未だにその全容を把握していない。反重力エンジンが産出されているとされ(ワージャルとしてはあまりバレたくない事実)、各国に狙われていたりする


歴史

そのルーツはガルマニア帝国崩壊の過程で342年に建国されたワージャル公国にある。437年にワージャル公国がベルタリア帝国に一年足らずで平定されると地方に残存していたワージャル軍の一部と行政官は地域住民ごと北部へ脱出し5年間にわたるの放浪の末に現在の国土となる旧文明の地下構造を発見した。

その地下構造はィル=ナ=ノーグと名付けられ更に2年間の調査と整備がなされ444年に第二ワージャル諸邦連合として建国宣言がなされた。いつかの祖国復興を願いつつ、、、、


政治

3家の侯爵、12の伯爵家からなる寡頭制。このうち4家が軍の将軍を務める。


民族

ケルト系をイメージ。ワージャル人は「ベルタリア帝国領となったワージャルに残る者」「ティル=ナ=ノーグ山地へ移住した者」「ワージャル=ヴィーゲとなって空中で暮らす者」となり、カラルにおいて最も各地へ広がっている民族と言えるだろう。カラルのあらゆる国で見受けられ、それゆえ各国からは「国境無き民族」というイメージを持たれている。

また、文化的に音楽を愛し、各地でゲリラライブで演奏している人間は大体ワージャル人である。この異常なまでの音楽への愛着から軍艦には必ず楽器が持ち込まれ、暇になると演奏して楽しんでいる。


外交

 無制限の経済支援と引き替えに反重力機関の解析技術の明け渡しを要求するデルバレス王国を毛嫌いしている為(反重力機関の解析技術はこの国が唯一大国と台頭に渡り合うための秘匿されるべき技術)、ウォルドバルデンから僅かな支援を受けている状態。
ベルタリア帝国は未来永劫許すつもりはない


軍隊

ベルタリア帝国の通商破壊を主目的としている。この国はその歴史ゆえ、多くの軍艦を保有しておらず戦艦をほとんど建造できていない。遠征部隊は数隻の装甲巡空艦が各チームの旗艦を務める。もっとも稼働しているのはカラルの深い森林に隠れ接近するベルタリア船籍の軍艦にゲリラ攻撃をする空雷艇である

主な戦力

・旗艦戦艦 1隻

・空防戦艦 4隻

・装甲巡空艦 6隻

・駆逐艦 7隻

・大型空雷艇 18隻

・小型空雷艇 多数

・急造空雷艇 多数


陸軍はおらず、保安部隊が代わりに配置されている。機動戦力を保有しておらず、さしずめ対空砲ぐらいである。

 

最終更新:2018年01月15日 16:04