ベルタリア帝国 兵器

 

 

戦闘艦

シルヴ級巡航艦 シルヴ=ラヴァール

 デルバレス王国第二戦線上空で警戒部隊によって発見され、写真に収められた第2艦隊所属のシルヴ級。この後駆け付けたのデルバレス駆逐艦三隻との死闘の末、大破。その後、投降には応じず自爆をした。

スペック

・乗員 300名
・動力 改造I型重力タービン×1
    エルガーデア製マクテル大型発動機×1
    エルガーデア製マクツァーリィ中型発動機×6
・最高速 108 Gm
・武装 20.3s連装砲×3
    12.7s連装砲×6
    8s単装砲×3
    12s速射連装砲×6
    対空機銃多数
    空雷発射機×6
    対空爆雷射出機×2
・製造 造船省→リンレーベ造船所

 ベルタリア帝国空中艦隊に近年配備された新型の特殊巡航戦闘艦。主にデルバレス王国に対する縦深作戦などに用いられる戦闘艦でそのスペックは既存のベルタリア艦の中でもトップクラスである。艦隊規模による作戦より、長期間に渡る単艦作戦を考慮し造船されている為、本艦に当てられる任務の多くは連合戦線に対する通商破壊や陽動・妨害等で味方艦隊をサポートする事であり、空の特殊部隊といえるだろう。高性能故、一隻のコストが巡航艦としては大変高く、造船された数は10隻に満たない。
 そのため、当然この艦に乗れるものは帝国全軍の中から選び抜かれた精鋭中の精鋭であり、配備されて数年のうちに様々な作戦を成功に導いている。最前線の地上部隊へ物資を届けたり、ウォルドバルデンの巡航艦に前近代的な方法で乗り込み「拿捕」したり、体当たりによってビスデムの戦艦を撃沈したりと、いくつかの伝説を残している艦もいる。また、空に溶け込むよう迷彩が施されており、レーダー技術に劣る連合戦線を苦しめた。この艦の活躍により、連合戦線籍の多数の輸送艦がスクラップになり、大規模な掃討作戦が行われるほどの損害を与え、戦中の輸送艦乗り達はこの船を嵐の次に本艦とのコンタクトを恐れた。

 

 

    

最終更新:2018年06月18日 11:16
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