エルステ帝国領、砂ばかりの島(第33章)。豊かとはいいがたい土地(第55章)。エルステ帝国がまだ王国だった時代の旧王都メフォラシュが存在する(第31章)。
グラン/ジータ一行が初めて訪れた時は、帝国の戦艦が島への出入りを制限していた。ラビ島に配備された帝国兵達は、街や住人を守るためにいるのではなく、街の秘密を守ることを目的としている。そのため、島の内部には兵の配備はほとんどない。秘密を守るため、住民は帝国の許可なしに島を出ることはできない。(第33章)
イオ曰く、ラビ島の砂漠はバルツに比べて随分埃っぽいという。アダムによれば、ラビ島の砂漠はバルツ公国フレイメル島のものより乾いた砂漠であるという。(第70章)
旧王都メフォラシュ
エルステ王国の元・王都。街というよりは遺跡と呼んだ方が良い様相をしている(第33章)。
魔物が徘徊しており、古い街ゆえに防壁がほとんど機能していないものと思われる(第33章)。
何もない街。王国時代の王宮が残っており(第33章)、この王宮をゴーレムが守っている(第34章)。メフォラシュでは覇空戦争より前の時代からずっと変わらずに、ゴーレムが都市や人の守り神になっている。(第70章)
昔ながらのゴーレム職人たちがたくさんいるという。(第70章)
十年前、メフォラシュからアガスティアに何かが運び込まれたらしい。(第53章)
帝国時代に旧王都メフォラシュはほぼ無力化されてしまい、王国が再興した今では警備隊は小規模な形でしか残っていない。その警備も騎空団に依頼して行っているもので、街の治安維持を何とか保っている状態であるという。(第71章)
エリヤ・ヘルム宮殿
旧王都メフォラシュの中心にあるエルステ王国の宮殿(第70章)。
フリーシア専用の特別監獄
周囲を見晴らしの良い砂漠に囲まれた、特別な監獄。番兵としてゴーレムが配置されている。(第70章)