ツァラトゥストラ
聖槍十三騎士団黒円卓第十三位・副首領代行「
超越する人の理」。
メルクリウスの再来という大災害を、その身に受けるべく用意された誘雷針。騎士団側も当初は正体が誰なのかよくわかっておらず、彼らからはメルクリウスの
エイヴィヒカイトを受け継ぎ、彼と同じ
聖遺物を持っていると考察されている。
つまりは
Dies iraeの主人公、
藤井蓮のこと。基本的には
魔名扱いである。
ヴィルヘルムの「ベイ」や
ルサルカの「マレウス」、
トリファの「クリストフ」のような通称として用いられ、騎士団の
諏訪原市入り以降、蓮は元から顔見知り以外の騎士団員からはもっぱらこの名前で呼ばれる。
しかし、蓮に関しては団員の中に知り合いが多く、ルサルカや
螢などそうでない者も普通に名前で呼んだりするため、彼をツァラトゥストラと呼ぶ者は案外少なかったりする。
一応は
黒円卓に数えられながらもその実ツァラトゥストラの役割は
スワスチカを巡る争いを生み出す敵役であり、
黒円卓の一員として見なされていても敵性存在でしか無い。
大戦時に創造され、これが自立するまで培養・育成をするのが
綾瀬教授の役目であり、彼に預けたのが
ロート・シュピーネであった。ツァラトゥストラを解析するためにそのサンプルを採取し
クローンを作ることで数多くの実験を行っていた。
聖遺物としての能力は
「聖遺物を操る」ことであり、
聖槍以外の聖遺物を使い分けることができる。使い手側が自由に聖遺物を持ち替えることができるのは蓮だけで、能力の源となる
渇望すら使い分ける事を可能としている。
メルクリウスはこの聖遺物を常時暴走(一人歩き)させているため、
エイヴィヒカイトの
聖遺物が破壊されればその使い手も破壊されるというルールに縛られない。ある種、もっとも狡猾でリスクの無いスタイル。
螢ルートでは
罪姫・正義の柱から
戦雷の聖剣に武器を持ち替えている。
マリィルートでは
流出到達時に蓮の周囲に仲間達の聖遺物が出現。蓮の聖遺物を操る特性によって仲間の創造をラインハルト以上に使いこなした。また
スワスチカは巨大な聖遺物であることから、蓮がいたことで玲愛がラインハルトに取り込まれた諏訪原市民の魂を解放することに成功した。
玲愛ルートではルサルカの魂が
スワスチカに溶けていたため蓮が彼女の創造をマキナに使用している。
備考
ツァラトゥストラとは
ドイツの哲学者フリードリヒ・ニーチェの著作「ツァラトゥストラはかく語りき」の主人公。ツァラトゥストラはニーチェの
永劫回帰の思想を肯定する者。
またニーチェは自分の価値を自分で創造し、それをもとに自分の人生を自分で決定する者を超人(ユーバーメンシュ)とした。
メルクリウスの代替であり、
永劫回帰を破壊しようとするラインハルトの敵役としてこの上なく合致したネーミングだろう。
所詮はメルクリウスが描く脚本の演者、自分以外の誰かに人生を決定された
神の玩具でしかないと皮肉っているのか。
- 親愛なるツァラトゥストラ -- 名無しさん (2012-04-29 01:43:37)
- 後の夜都賀波岐が将である -- 名無しさん (2012-04-29 01:51:47)
- そしてマキナの嫁である -- 名無しさん (2012-04-29 02:21:00)
- 夜都賀波岐no -- 名無しさん (2012-04-29 02:27:34)
- ↑ミス夜都賀波岐皆の嫁じゃね?そしてマリィの婿 -- 名無しさん (2012-04-29 02:28:42)
- 水銀「私の愚息」 -- 名無しさん (2012-04-29 05:13:31)
- ???「ハァ・・・ハァ・・・、どうだ、ツァラトゥストラ・・・これが俺のデウス・エクス・マキナッ・・・!」 -- 名無しさん (2012-04-29 07:34:35)
- 獣殿も蓮の名前を呼ぶときはツァラトゥストラなのかね? カールの代替ってのは聞いたことある気がするんだが -- 名無しさん (2012-04-29 08:13:20)
- そういえば名前や魔名で呼んだことなかったかも。卿とかだったよね -- 名無しさん (2012-04-29 08:15:57)
- ↑↑²先輩√でツァラトゥストラって呼んでたよ。全ルート確認したけど -- 名無しさん (2012-04-29 09:41:55)
- 具体的には黒円卓で獣殿と会話してるシーン「ツァラトゥストラ。卿は~」みたいな感じ -- 名無しさん (2012-04-29 10:01:40)
- ↑マリィと先輩ルート後は「刹那」に呼び方変わってる模様、バレンタイン事件見る限り -- 名無しさん (2012-04-29 16:29:40)
最終更新:2025年01月22日 19:55