ノウルーズ・ウルスラグナ
「あんたは神を信じるか? 信じなくても、凄いと思った奴の一人や二人はいるだろう」
フェルドウスの言葉は、人の世の道理だった。
どんな星の、どんな文化であろうとも、知的生命体の営みには必ず信仰が付随する。
暦に反映された歴史の中で、神格化された事象や傑物の威光をもって、日々の安康を祈ること。そこには、共通の守護者の概念が在る。
軍神、英雄、破魔の伝説――偉大なる戦いの神を讃え、その力が宿る日こそ火曜。
その効果は、
限界を遥かに超えた攻撃力の超強化。
武の神威さながら弾けたエネルギーが大火球の形で放出され爆発。
絶し届かざる救世の理想による殺傷力増大と、■■という謎の強化によりその直撃は、
我力で強化された
特級魔将の身体すら消し炭に変える。
フェルドウスの器には収まりきらず、破滅すらもたらしてしまう
“みんなの勇者”――太陽に向かって飛んだ者が翼を焼かれてしまうように、その絶対性へ手を伸ばす自爆当然の大技である。
備考
ウルスラグナ(Vərəθraγna)は、ゾロアスター教において崇拝される英雄神であり、パフラヴィー語では[[ワルフラーン]]を指す。
熒惑は熒惑星(けいこくせい)の略、五行思想における五星の一つ、火行の星。螢は誤字。
- 今読み返したら発動時の描写が意味深すぎる -- 名無しさん (2020-07-04 23:11:19)
- 字のせいで火の妖精になったアホタルかと思った -- 名無しさん (2020-07-04 23:32:25)
- 変生って字面も三騎士とベアトの創造くさいし、ガッチリ繋がってるわけじゃないけど本当に成長した螢も似たような名前の技使うんじゃ? -- 名無しさん (2020-07-04 23:35:53)
- 翼を焼かれると聞くと隣のアッシュを思い出すな。…あれ?その場合つまりヘリオスポジはワルフラーン…? -- 名無しさん (2020-07-05 00:02:45)
- フェルのこの問い、あの脳筋馬鹿のことだから返答できる状況だと「確かに凄い奴はいた。だが今の俺の方が凄い!」とか言いそうなのがまた -- 名無しさん (2020-07-05 00:33:11)
- コメントで色とか振り仮名つけるとごちゃごちゃしてわかりづらくなんね? -- 名無しさん (2020-07-05 00:38:14)
- 夏の最後の打ち上げ花火を見るような感じでニヨニヨしてそうだな、綾模様おばさん… -- 名無しさん (2020-07-05 08:30:03)
- 綺麗だなぁ〜ってキラキラしかめっ面しながら眺めるのが目に浮かぶ -- 名無しさん (2020-07-05 10:13:54)
- 6,7↑俺もDiesの上位陣の創造とかイメージした。意識したネーミングなんだろうけど。……つまり螢ルートアフターの実装が望まれるってことだな! -- 名無しさん (2020-07-05 10:57:50)
- この技かっこいいよねロマンがある -- 名無しさん (2020-07-07 03:58:54)
- けいこくのけいを螢にしたのは儚さを表してるのだろうか -- 名無しさん (2020-07-07 12:58:47)
- 同音故、よく間違えられるのだ。 -- 名無しさん (2020-07-07 22:56:27)
- アホタル妖精疑惑 -- 名無しさん (2020-07-07 22:58:11)
- 熒惑、となると他の曜日は破軍やら太歳やらになるんかね。 -- 名無しさん (2020-07-07 23:19:20)
- 日から順に、太陽、太陰、熒惑、辰星、歳星、太白あるいは啓明(明け)または長庚(宵)、鎮星になると思われる。 -- 名無しさん (2020-07-08 15:44:36)
最終更新:2020年11月06日 20:25